JP2004165495A - 2波長半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

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Fumito Miyasaka
文人 宮坂
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Abstract

【課題】従来の2波長半導体レーザ及びその製造方法では、2つの半導体レーザは共通の半導体基板上に横方向に並べて配置されるため、構造上、2つの発光部間の距離は、どうしても100μm〜200μm程度となり、これを小さくすることには限界があった。また、仮に、2つの半導体レーザを縦方向に積層すると2つの半導体レーザに対して均等な熱放散が得られないと言う問題があった。
【解決手段】本発明の2波長半導体レーザ101は、n型GaAs基板102上に、第1半導体レーザ103と第2半導体レーザ104とが縦方向に配置されており、第1半導体レーザ103の第1電極112の上面は、第2半導体レーザ104の第2電極119の上面と面一となるように形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長の異なるレーザ光を発光する2つの半導体レーザを1つのチップに集積した2波長半導体レーザ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DVDとCDの両ディスクを読取るために、650nm波長の半導体レーザと780nm波長の半導体レーザの両方を備えた両ディスク用光ピックアップの開発が進められている。ここで、それぞれの波長の半導体レーザを2個使用した光ピックアップとすると、光学系が複雑となるため、2波長の半導体レーザを1つのチップに集積し小型化すると共に、レーザ光の間隔や平行性を高精度に実現することが望まれている。また、この2波長半導体レーザは、ヒートシンク部にマウントした際、それぞれの半導体レーザが共に熱放散がよい構造であることも要求されている。
【0003】
従来の2波長半導体レーザの一例を図5(a)に示す。2波長半導体レーザ1は、共通のn型GaAs基板2上に、第1半導体レーザ3と第2半導体レーザ4とが横方向に配置されている。
【0004】
第1半導体レーザ3(図中左)は、780nm波長(CD用)であり、順次、n型AlGaAsから成る第1下部クラッド層5,AlGaAsから成る第1MQW活性層6,p型AlGaAsから成る第1上部クラッド層7及び、その一部とその上のp型GaAsから成る第1コンタクト層8とで構成するメサ部,そのメサ部を埋め込むn型GaAsから成る第1ブロック層9が積層形成されており、その上面には、Ti/Pt/Auから成る第1電極10が形成されている。
【0005】
また、その横の第2半導体レーザ4(図中右)は、650nm波長(DVD用)であり、順次、n型AlGaInPから成る第2下部クラッド層11,AlGaInPから成る第2MQW活性層12,p型AlGaInPから成る第2上部クラッド層13及び、その一部とその上のp型GaInPから成るバッファ層14その上のn型GaAsから成る第2コンタクト層15とで構成するメサ部,そのメサ部を埋め込むように形成したn型GaAsから成る第2ブロック層16が積層形成されており、その上面には、Ti/Pt/Auから成る第2電極17が形成されている。
【0006】
また、n型GaAs基板2下面には、共通電極としてAuGe/Ni/Auから成る第3電極18が形成されている。
【0007】
尚、2波長半導体レーザ1は、図5(b)に示すように、第1電極10,第2電極17をそれぞれハンダ19を介してヒートシンク部20にマウントされ、その後、ワイヤーボンディング21(配線)される。ここで、第1電極10の上面と第2電極17の上面とは面一となっており、ヒートシンク部20にマウントする際に傾くことがなく、また、それぞれの半導体レーザ3,4が直接、ヒートシンク部20にマウントされるため均等な熱放散が得られる。
【0008】
次に、上記の2波長半導体レーザ1の製造方法の一例を図6〜図8に示す。先ず、図6(a)に示すように、n型GaAs基板2上に、n型AlGaAsから成る第1下部クラッド層5a,AlGaAsから成る第1MQW活性層6a,p型AlGaAsから成る第1上部クラッド層7a,p型GaAsから成る第1コンタクト層8aを有機金属気相成長法(MOCVD)で順次、全面に積層成長させ、その上の所定位置に、酸化シリコンから成るストライプ状の第1酸化膜マスク22を形成する。
【0009】
次に、図6(b)に示すように、第1酸化膜マスク22をエッチングマスクとして、第1コンタクト層と第1上部クラッド層を、第1上部クラッド層7aの途中までエッチング除去して、第1上部クラッド層7aの一部とその上の第1コンタクト層8から成るメサ部を形成した後、そのメサ部を埋め込むように、選択エピタキシャル成長法によりn型GaAsから成る第1ブロック層9aを形成する。
【0010】
次に、図6(c)に示すように、第1酸化膜マスクを除去した後、第1半導体レーザとなる側の部分(図中左半分)を第1レジストマスク23で覆い、硫酸系およびフッ酸系のエッチャントで不要部(図中右半分の第1ブロック層,第1上部クラッド層,第1MQW活性層,第1下部クラッド層)をエッチング除去して、n型GaAs基板2面を露呈させる。
【0011】
次に、図7(d)に示すように、第1レジストマスクを除去した後、順次、n型AlGaInPから成る第2下部クラッド層11a,AlGaInPから成る第2MQW活性層12a,p型AlGaInPから成る第2上部クラッド層13a,p型GaInPから成るバッファ層14a,n型GaAsから成る第2コンタクト層15aを有機金属気相成長法(MOCVD)で全面に積層形成し、その上の所定位置に、酸化シリコンから成るストライプ状の第2酸化膜マスク24を形成する。
【0012】
次に、図7(e)に示すように、第2酸化膜マスク24をエッチングマスクとして、第2コンタクト層,バッファ層,第2上部クラッド層を、第2上部クラッド層13aの途中までエッチング除去して、第2上部クラッド層13aの一部とその上のバッファ層14とその上の第2コンタクト層15とで構成するメサ部を形成した後、そのメサ部を埋め込むように、選択エピタキシャル成長法により第2ブロック層16aを形成する。
【0013】
次に、図8(f)に示すように、第2酸化膜マスクを除去した後、第2半導体レーザとなる側の部分(図中右半分)を第2レジストマスク25で覆い、不要部(図中左半分の第2ブロック層,第2上部クラッド層,第2MQW活性層,第2下部クラッド層)を硫酸系およびリン酸/塩酸系のエッチャントでエッチング除去する。
【0014】
次に、図8(g)に示すように、第2レジストマスクを除去した後、第1,第2半導体レーザとなる予定の部分を第3レジストマスク26a,26bで覆い、塩酸系のエッチャントで不要部(図中中央と両端の第2ブロック層,第2上部クラッド層,第2MQW活性層,第2下部クラッド層)をエッチング除去して、第1下部クラッド層5,第1MQW活性層6,第1上部クラッド層7及び、その一部とその上の第1コンタクト層8とで構成するメサ部,そのメサ部を埋め込む第1ブロック層9から成る第1積層体27と、第2下部クラッド層11,第2MQW活性層12,第2上部クラッド層13及び、その一部とその上のバッファ層14その上の第2コンタクト層15とで構成するメサ部,そのメサ部を埋め込む第2ブロック層16から成る第2積層体28とに分離する。
【0015】
次に、図8(h)に示すように、第3レジストマスクを除去した後、第1積層体27上面に第1電極10を、第2積層体28上面に第2電極17を、n型GaAs基板2下面に第3電極18を、それぞれスパッタリングで形成し、2波長半導体レーザ1が完成する。(例えば、特許文献1参照。)
【0016】
【特許文献1】
特開2001−60742号公報(第3,4頁、0006段落〜0014段落、第9,10図)
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
従来の2波長半導体レーザ1及びその製造方法では、2つの半導体レーザ3,4は共通のn型GaAs基板2上に横方向に並べて配置されるため、ヒートシンク部20にマウントする際に傾くことがなく、また、それぞれの半導体レーザ3,4は直接、ヒートシンク部20にマウントされるため均等な熱放散が可能であった。しかしながら、構造上、2つの発光部間の距離は、どうしても100μm〜200μm程度となり、これを小さくすることには限界があり、このため、2つのレーザ光の光学経路を合わせるために多くの部品を必要とした。また、これに対して仮に、半導体基板上に2つの半導体レーザを縦方向に積層する構成とした場合、ヒートシンク部にマウントした際、一方の半導体レーザは他方の半導体レーザを介して放熱することになり、2つの半導体レーザに対して均等な熱放散が得られないと言う問題があった。
【0018】
本発明の目的は、2つの半導体レーザの熱放散の均等性を確保し、かつ、2つの半導体レーザの発光部を接近させることができる2波長半導体レーザ及びその製造方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の2波長半導体レーザは、
第1メサ部を有する第1導電型の半導体基板と、
半導体基板上に順次、積層形成した、第1メサ部を埋め込む第2導電型の第1ブロック層,第1導電型の第1下部クラッド層,第1活性層,第2導電型の第1上部クラッド層,第2導電型の第1コンタクト層から成る第1積層体と、
第1コンタクト層上の一部の領域に順次、積層形成した、第2導電型のバッファ層,第2導電型の第2下部クラッド層,第2活性層,第1導電型の第2上部クラッド層及び、その一部とその上の第1導電型の第2コンタクト層で構成する第2メサ部,第2メサ部を埋め込む第2導電型の第2ブロック層から成る第2積層体と、
第1コンタクト層上の第2積層体以外の領域に形成した第1電極と、
第2積層体上面に形成した第2電極と、
半導体基板の下面に形成した第3電極とで構成したことを特徴とする2波長半導体レーザである。
【0020】
本発明の2波長半導体レーザの製造方法は、
第1導電型の半導体基板に第1メサ部を形成する工程と、
第1メサ部を埋め込むように第2導電型の第1ブロック層を形成する工程と、第1メサ部上面及び第1ブロック層上に、順次、第1導電型の第1下部クラッド層,第1活性層,第2導電型の第1上部クラッド層,第2導電型の第1コンタクト層,第2導電型のバッファ層,第2導電型の第2下部クラッド層,第2活性層,第1導電型の第2上部クラッド層,第1導電型の第2コンタクト層を積層形成する工程と、
第2コンタクト層及び第2上部クラッド層を、第2上部クラッド層の途中までエッチング除去して、第2上部クラッド層の一部とその上の第2コンタクト層とで構成する第2メサ部を形成する工程と、
第2メサ部を埋め込むように第2導電型の第2ブロック層を形成する工程と、第2ブロック層,第2上部クラッド層,第2活性層,第2下部クラッド層,バッファ層をエッチング除去して、第1コンタクト層上の一部の領域に、バッファ層,第2下部クラッド層,第2活性層,第2上部クラッド層及び、その一部とその上の第2コンタクト層とで構成する第2メサ部,第2メサ部を埋め込む第2ブロック層から成る積層体を形成する工程と、
第1コンタクト層上の積層体以外の領域に第1電極、積層体上面に第2電極、半導体基板下面に第3電極を、それぞれ形成する工程とを含むことを特徴とする2波長半導体レーザの製造方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の2波長半導体レーザの一例の斜視図を図1に示す。尚、図5と同一部分には同一符号を付す。2波長半導体レーザ101は、メサ部を有するn型GaAs基板102上に、第1半導体レーザ103と第2半導体レーザ104とが縦方向に配置されている。
【0022】
第1半導体レーザ103(図中下側)は、780nm波長(CD用)であり、順次、n型GaAs基板102のメサ部を埋め込むp型GaAsから成る第1ブロック層105,n型AlGaAsから成る第1下部クラッド層106,AlGaAsから成る第1MQW活性層107,p型AlGaAsから成る第1上部クラッド層108,p型GaAsから成る第1コンタクト層109が積層形成されており、第1コンタクト層109上の一部領域には、Ti/Pt/Au層110及び、その上の厚いAu層111から成る共通電極としての第1電極112が形成されている。
【0023】
また、第1コンタクト層109上の第1電極112以外の領域に配置した第2半導体レーザ104(図中上側)は、650nm波長(DVD用)であり、順次、p型GaInPから成るバッファ層113,n型AlGaInPから成る第2下部クラッド層114,AlGaInPから成る第2MQW活性層115,p型AlGaInPから成る第2上部クラッド層116及び、その一部とその上のn型GaAsから成る第2コンタクト層117とで構成するメサ部,そのメサ部を埋め込むp型GaAsから成る第2ブロック層118が積層形成されており、その上には、Ti/Pt/Auから成る第2電極119が形成されている。
【0024】
ここで、第1電極112のAu層111の厚さは、第1電極112の上面が、第2電極119の上面と面一となるような厚さに形成されている。
【0025】
また、n型GaAs基板102下面には、AuGe/Ni/Auから成る第3電極120が形成されている。
【0026】
尚、2波長半導体レーザ101は、図1(b)に示すように、第1電極112,第2電極119をそれぞれハンダ19を介してヒートシンク部20にマウントされ、その後、ワイヤーボンディング21(配線)される。ここで、第1電極112の上面は、第2電極119の上面と面一であり、2波長半導体レーザ101をヒートシンク部20にマウントする際に傾くことがなく、また、それぞれの半導体レーザ103,104が直接、ヒートシンク部20にマウントされるため均等な熱放散が得られる。
【0027】
次に、上記の2波長半導体レーザ101の製造方法の一例を図2〜図4に示す。先ず、図2(a)に示すように、n型GaAs基板102上の所定位置に、ストライプ状の第1レジストマスク121を形成して、それをエッチングマスクとしてn型GaAs基板102を例えば、過酸化水素水とアンモニアの混合液でエッチングして、メサ部を形成する。
【0028】
次に、図2(b)に示すように、そのメサ部を埋め込むように、選択エピタキシャル成長法により第1ブロック層105を形成する。
【0029】
次に、図2(c)に示すように、第1レジストマスクを除去した後、メサ部上面及び第1ブロック層105上に、順次、第1下部クラッド層106,第1MQW活性層107,第1上部クラッド層108,第1コンタクト層109,p型GaInPから成るバッファ層113a,n型AlGaInPから成る第2下部クラッド層114a,AlGaInPから成る第2MQW活性層115a,p型AlGaInPから成る第2上部クラッド層116a,n型GaAsから成る第2コンタクト層117aを有機金属気相成長法(MOCVD)で全面に積層形成し、その上の所定位置に、酸化シリコンから成るストライプ状の第3酸化膜マスク122を形成する。
【0030】
次に、図3(d)に示すように、第3酸化膜マスク122をエッチングマスクとして、第2コンタクト層と第2上部クラッド層を、第2上部クラッド層116aの途中までエッチング除去して、第2上部クラッド層116aの一部及びその上の第2コンタクト層117とで構成するメサ部を形成した後、そのメサ部を埋め込むように選択エピタキシャル成長法によりp型GaAsから成る第2ブロック層118aを形成する。
【0031】
次に、図3(e)に示すように、第3酸化膜マスクを除去した後、第2半導体レーザとなる予定の部分を第2レジストマスク123で覆い、不要部(図中右側の第2ブロック層,第2上部クラッド層,第2MQW活性層,第2下部クラッド層,バッファ層)を硫酸系および塩素系のエッチャントでエッチング除去して、第1コンタクト層109面を露呈させる。
【0032】
次に、図4(f)に示すように、第2レジストマスクを除去した後、第1コンタクト層109上の所定の一部領域に、Ti/Pt/Au層110をスパッタリングで形成する。そして、さらに、その上に厚いAu層111をメッキし、共通電極としての第1電極112を形成する。ここで、第1電極112のAu層111の厚さは、第1電極112の上面が、形成予定の第2電極の上面と面一となるような厚さに形成する。
【0033】
その後、図4(g)に示すように、第2コンタクト層117及び第2ブロック層118の上にTi/Pt/Auから成る第2電極119をメタルマスク(図示せず)を用いてスパッタリングで形成した後、n型GaAs基板102下面にAuGe/Ni/Auから成る第3電極120をスパッタリングで形成する。
【0034】
このようにして、2つの発光部間の距離が数μm程度と非常に接近した2波長半導体レーザ101が完成する。この2波長半導体レーザ101は、第1電極112の上面と第2電極119の上面とが面一となっており、ヒートシンク部20にマウントする際に傾くことがなく、また、それぞれの半導体レーザ103,104が直接、ヒートシンク部20にマウントされ均等な熱放散が得られる。
【0035】
尚、上記では、第1の半導体レーザ103を780nm波長(CD用)、第2の半導体レーザ104を650nm波長(DVD用)としたが、反対であってもよいことは言うまでもない。また、各層や各電極の材料も一例を示すものであり、これに限定するものではない。
【0036】
【発明の効果】
本発明の2波長半導体レーザ及びその製造方法によると、2つの半導体レーザを共通の半導体基板上に縦方向に配置するため、発光部間の距離を非常に接近させることができ、レーザ光の光学経路を合わせるために多くの部品を必要としない。また、共通電極の厚さを厚くして、上側の半導体レーザの電極の上面と面一になるようにするため、ヒートシンク部にマウントする際に傾くことがなく、かつ、それぞれの半導体レーザが直接、ヒートシンク部にマウントでき均等な熱放散が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2波長半導体レーザの一例の断面図
【図2】本発明の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【図3】本発明の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【図4】本発明の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【図5】従来の2波長半導体レーザの一例の断面図
【図6】従来の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【図7】従来の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【図8】従来の2波長半導体レーザの製造方法の一例の断面図
【符号の説明】
1 従来の2波長半導体レーザ
2 n型GaAs基板
3 第1半導体レーザ
4 第2半導体レーザ
5,5a 第1下部クラッド層
6,6a 第1MQW活性層
7,7a 第1上部クラッド層
8,8a 第1コンタクト層
9,9a 第1ブロック層
10 第1電極
11,11a 第2下部クラッド層
12,12a 第2MQW活性層
13,13a 第2上部クラッド層
14,14a バッファ層
15,15a 第2コンタクト層
16,16a 第2ブロック層
17 第2電極
18 第3電極
19 ハンダ
20 ヒートシンク部
21 ワイヤーボンディング
22 第1酸化膜マスク
23 第1レジストマスク
24 第2酸化膜マスク
25 第2レジストマスク
26a,26b 第3レジストマスク
27 第1積層体
28 第2積層体
101 本発明の2波長半導体レーザ
102 n型GaAs基板
103 第1半導体レーザ
104 第2半導体レーザ
105 第1ブロック層
106 第1下部クラッド層
107 第1MQW活性層
108 第1上部クラッド層
109 第1コンタクト層
110 Ti/Pt/Au層
111 Au層
112 第1電極
113,113a バッファ層
114,114a 第2下部クラッド層
115,115a 第2MQW活性層
116,116a 第2上部クラッド層
117,117a 第2コンタクト層
118,118a 第2ブロック層
119 第2電極
120 第3電極
121 第1レジストマスク
122 第3酸化膜マスク
123 第2レジストマスク

Claims (4)

  1. 第1メサ部を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に順次、積層形成した、前記第1メサ部を埋め込む第2導電型の第1ブロック層,第1導電型の第1下部クラッド層,第1活性層,第2導電型の第1上部クラッド層,第2導電型の第1コンタクト層から成る第1積層体と、
    前記第1コンタクト層上の一部の領域に順次、積層形成した、第2導電型のバッファ層,第2導電型の第2下部クラッド層,第2活性層,第1導電型の第2上部クラッド層及び、その一部とその上の第1導電型の第2コンタクト層で構成する第2メサ部,前記第2メサ部を埋め込む第2導電型の第2ブロック層から成る第2積層体と、
    前記第1コンタクト層上の前記第2積層体以外の領域に形成した第1電極と、
    前記第2積層体上面に形成した第2電極と、
    前記半導体基板の下面に形成した第3電極とで構成したことを特徴とする2波長半導体レーザ。
  2. 前記第1電極の厚さを厚くして、前記第1の電極の上面が前記第2電極の上面と面一であることを特徴とする請求項1に記載の2波長半導体レーザ。
  3. 第1導電型の半導体基板に第1メサ部を形成する工程と、
    前記第1メサ部を埋め込むように第2導電型の第1ブロック層を形成する工程と、
    前記第1メサ部上面及び第1ブロック層上に、順次、第1導電型の第1下部クラッド層,第1活性層,第2導電型の第1上部クラッド層,第2導電型の第1コンタクト層,第2導電型のバッファ層,第2導電型の第2下部クラッド層,第2活性層,第1導電型の第2上部クラッド層,第1導電型の第2コンタクト層を積層形成する工程と、
    前記第2コンタクト層及び前記第2上部クラッド層を、前記第2上部クラッド層の途中までエッチング除去して、前記第2上部クラッド層の一部とその上の前記第2コンタクト層とで構成する第2メサ部を形成する工程と、
    前記第2メサ部を埋め込むように第2導電型の第2ブロック層を形成する工程と、
    前記第2ブロック層,前記第2上部クラッド層,前記第2活性層,前記第2下部クラッド層,前記バッファ層をエッチング除去して、前記第1コンタクト層上の一部の領域に、前記バッファ層,前記第2下部クラッド層,前記第2活性層,前記第2上部クラッド層及び、その一部とその上の前記第2コンタクト層とで構成する第2メサ部,前記第2メサ部を埋め込む前記第2ブロック層から成る積層体を形成する工程と、
    前記第1コンタクト層上の前記積層体以外の領域に第1電極、前記積層体上面に第2電極、前記半導体基板下面に第3電極を、それぞれ形成する工程とを含むことを特徴とする2波長半導体レーザの製造方法。
  4. 前記電極形成工程で、前記第1電極は、前記第2,第3電極よりも先に形成し、先ず、蒸着あるいはスパッタで金属薄膜を形成後、メッキを施し金属膜厚を厚くして、前記第1電極の上面が、形成予定の前記第2電極の上面と面一となるように形成することを特徴とする請求項3に記載の2波長半導体レーザの製造方法。
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