JP2004164635A - 生産管理用モニタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多数の製品から加工不良がある製品の製品番号を特定するなど、生産管理を効率的に行なう装置を提供する。
【解決手段】 加工装置1に、ラムの位置データを検出する位置センサ10と、加圧データを検出する圧力センサ11と、金型の温度データを検出する温度センサ12と、金型の変位を検出する金型変位センサ13を取り付ける。1回の成形加工における成形開始から成形終了まで、各センサ10〜13からのデータをサンプリング時間毎に収集・保存する。検索用のデータはデータ収集装置2のRAM24に保存し、検索用データを含むすべてのデータはハードディスクからデータ記録保存装置25に保存する。検索はRAM24に保存されている検索用データで検索を行ない、必要なデータはデータ記録保存装置25から取り込む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生産管理用モニタ装置に関する。さらに詳しくは、プレス機械などの加圧力を有する塑性加工機械など、比較的高速で多量の製品を繰り返し加工する機械の作動状況をモニタし、得られる製品の不良品の検索・選別や、機械の成型工程での作動不良などの検出・制御などの生産管理に用いられるモニタ装置に関するものである。
従来より、機械成形、プレス機械などにおいては、同一の製品を高速で且つ多量に生産しているが、かかる多量に生産される製品には不良品が混じることがあり、良品であるか、不良品であるかを選別する必要がある。また、これらの不良品の発生には、機械の調整により解消できる場合もあり、その場合には早期に発見して機械をよい状態に制御することが望まれる。
他方、生産工程の分析などを目的として、機械の状態を検出し、波形などで表示することは従来より行われている。このような目的のため、従来から波形表示ソフトが市販されており、それを油圧プレスのトライデータ収集用に使用している例はある。しかしこのものは、あくまで機械を1サイクル運転し、そのデータをパソコン上で波形表示するものである。また、データロガー付き(ある程度のデータをメモリする機能)の波形表示ソフト内蔵の装置も販売されており、連続的にはある程度データの保存ができるが、そのメモリ容量は実生産に見合う容量ではない。
また、波形表示ソフトで測定データを見る場合は、1トライデータずつ順番にパソコン上で検証する必要があるため、メモリ容量を単に増加させても、数百あるいは数千の測定データから、加工不良の可能性がある製品群や加工工程を特定するなど、実際の生産管理の用途には使用することができない。
本発明は、実際の生産工程において、多数の製品から加工不良がある製品の製品番号を特定したり、加工不良を生ずる可能性がある機械の状態や成形工程を特定し、製品の良否の選別や、検出結果に基づいて機械の状態にフィードバック制御を行うなど、生産管理を効率的に行なうことができる生産管理用モニタ装置を提供することを技術課題とするものである。
本発明の生産管理用モニタ装置(請求項1)は、同一製品を量産する機械の生産管理のために用いる装置であって、前記機械が1つの製品を製造するときの機械の状態の変化を一連の数値列として検出する手段と、その数値列から、特定の数値を検索用データとして作成する手段と、得られた検索用データを、製造した製品もしくは成形工程を特定する符号と関連させて記憶する手段と、前記検索用データから、入力された特定の条件に合致するものを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたデータに対応する製品もしくは成形工程の符号を出力する出力手段とを備えていることを特徴としている。
このような生産管理用モニタ装置においては、前記一連の数値列の全部あるいは主要部を製品もしくは成形工程の符号と関連させて記憶する第2の記憶手段を備えているものが好ましい(請求項2)。その場合、前記第2の記憶手段は、100メガバイト以上、とくに1ギガバイト以上の記憶容量を備えたランダムアクセス可能な記憶装置をするのが好ましく(請求項3)、とくに記憶装置としてハードディスクを用いるのが好ましい(請求項4)。他の記憶手段として、MO、フラッシュメモリ、DVD、DAT、フレキシブルディスクなどがある。
また、 前記出力手段によって出力された製品もしくは成形工程の符号のうち、指定した製品に対応する検出データを波形画像として表示する表示手段をさらに備えている生産管理用モニタ装置(請求項5)がさらに好ましい。なお、前記機械は、他の機械であってもよいが、プレス機械とする場合は、前記検出する状態が、ラムの加圧力、ラムの位置、ラムのガイド部の温度、金型の変位量、金型の温度、ダイクッション発生能力、ノックアウトの発生能力、フレームの変位量、ダイクッション位置、ノックアウト位置、潤滑油温度、メインモータ電流値から成る群から選ばれた1または2以上の状態とするのが好ましい(請求項6)。また、油圧プレスの場合は、前記状態のほか、ポンプ吐出圧力、油温、ポンプ駆動用モータ電流値などがあげられる。さらに多軸のプレスの場合は、前記状態のほか、各軸の加圧力、位置などが含まれる。
さらに前記一連の検出された数値列を製品もしくは成形工程の合格判定の基準となる数値列と比較し、所定の差違を判定した場合に、前記量産機械への警報および/または機械の制御出力として出力する手段を有するものが好ましい(請求項7)。さらに前記検索条件を入力する装置と検索手段とが通信でつながり、遠隔地から検索できるようにしているものが好ましい(請求項8)。
本発明の生産管理用モニタ装置(請求項1)は、検出データが得られたときには、同時に検索用データを作成し、且つ記憶する。そして検索時にはその検索用データに基づいて検索する。そのため、検索時の対象となるデータ数は、全データではなく、検索用の検索データだけで済むため、対象とするデータを少なくすることができる。さらに、全検出データ数と比較し、検索用データは、データ数が少ないため、検索対象の製品を短時間で特定することができる。これにより、多数の製品から加工不良がある製品の製品番号や成形工程を特定するなど、生産管理を効率的に行なうことができる。
前記モニタ装置において、前記一連の数値列の全部あるいは主要部を製品もしくは成形工程の符号と関連させて記憶する第2の記憶手段を備えている場合(請求項2)は、検索により特定された製品もしくは成形工程について、第2の記憶手段から一連の数値列の全部あるいは主要部を取り出すことができる。そのため、詳細に不良品や不良成形工程の発生原因を分析して不良品発生防止対策を講ずることができる。このような対策は、実時間で行うこともでき、作業終了後、あるいは顧客からのクレームに対応するために、後日行うこともできる。
前記第2の記憶手段を100メガバイト以上の記憶容量を備えたランダムアクセス可能な記憶装置とする場合(請求項3)は、製品が大量の場合でも、また、膨大なデータを必要とする波形データの場合でも検出データを効率よく保存することが可能となり、記憶の取り出しも容易である。そのような記憶装置としてハードディスクを採用する場合(請求項4)は、構成をコンパクトにすることができ、記憶容量も大きくすることができる。その場合、検索データとアクセスする場合はRAMとのアクセスとし、全データとアクセスするのはハードディスクとのアクセスとする場合は、保存できる全データのデータ量が多く、しかも検索時のアクセスが速くなる。
前記出力手段によって出力された製品もしくは成形工程の符号のうち、指定した製品に対応する検出データを波形画像として表示する表示手段をさらに備えている生産管理用モニタ装置(請求項5)では、波形のパターンにより、直感的に製造状態を確認ないし理解することができる。
前記機械がプレス機械であり、前記状態が、ラムの加圧力、ラムの位置、ラムのガイド部の温度、金型の変位量、金型の温度、ダイクッション発生能力、ノックアウトの発生能力、フレームの変位量、ダイクッション位置、ノックアウト位置、潤滑油温度、メインモータ電流値から成る群から選ばれた1または2以上の状態である場合(請求項6)は、プレスによる毎回の製品の加圧力などを保存することができる。たとえば、1回の加工における加圧力の最大値の条件で検索データを作成しておき、多数のデータから最大加圧力が特定値よりも大きいものを検索することにより、不良品や不良成形工程の判別を即座に行なうことができる。
前記一連の検出された数値列を製品もしくは成形工程の合格判定の基準となる数値列と比較し、所定の差違を判定した場合に、前記量産機械への警報および/または機械の制御出力として出力する手段を有する場合(請求項7)は、使用者に対し、警報によってリアルタイムで不良品ないし不良成形工程の発生を知らせたり、あるいは発生傾向を予告することができる。また、油圧プレス機械などの場合は、フィードバック制御により、直ちに油圧を上昇あるいは下降させたり、加圧力を調節するなど、それ以後の不良品ないし不良成形工程の発生を抑制したり、あらかじめ防止することができる。
前記検索条件を入力する装置と検索手段とが通信でつながり、遠隔地から検索できるようにしているモニタ装置(請求項8)では、たとえば工場と管理部門とが離れている場合でも、容易に遠隔地から目的とする項目を特定して検索し、波形分析を行うなどにより、より効率的な生産管理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のモニタ装置を用いた生産システムの全体を示す構成図、図2は本発明のモニタ装置におけるデータ収集装置の一実施形態を示すハードウェア機能のブロック図、図3はそのデータ収集装置のソフトウェア機能のブロック図、図4は本発明に関わる警報値に基づく制御を行う場合のフローチャート、図5はそのモニタ装置における検索側のパソコンの一実施形態を示すソフトウェア機能のブロック図、図6aおよび図6bはそのモニタ装置によって各種データの収集・保存を行なう場合のフローチャート、図7はそのモニタ装置でデータを保存する場合の記憶状態を示す説明図、図8および図9はそのモニタ装置でシリアルNo.を自動的に付与する場合のフローチャート、図10および図11は測定したデータから特定の条件で検索データを作成する方法を示すフローチャート、図12〜14はパソコン側から検索を行なう場合のフローチャート、図15は本発明の装置で得られた加圧最大値と最大値時間との関係を示す説明図である。
図1の生産システムは、油圧プレスや機械プレスなど、各種の成形機などのモニタ装置による管理の対象となる加工装置1と、この加工装置1の作動中における加圧データ、金型の温度データ、ラムのスライド位置データ、金型の変位データなどの各種データを収集・保存するデータ収集装置2と、このデータ収集装置2で収集・保存したデータ群からイーサネット(登録商標)のハブ3を介して所望の項目を検索して波形を表示する一般的なパソコン4とから構成されている。本発明のモニタ装置は、前記データ収集装置2だけによっても構成することができるが、この実施形態では、データ収集装置2とパソコン4とを組み合わせて構成している。データ収集装置2はスタンドアロンタイプとするのが好ましく、それにより新規の設備にも既設の設備にも対応することができる。とくにパソコン4は、顧客が既に生産管理用に持っている場合が多く、その場合はそのパソコンをモニタ装置のパソコン4として利用することができる。さらにこの実施形態では、遠隔地に配置されているパソコン4から、モデム5及び電話回線、専用線、光通信回線などの通信回線6を介してデータ収集装置2にインターネット経由でアクセスし、検索したり波形表示を行なうことができるようにしている。
このシステムでは、データ収集装置2により加工装置1の稼働中の加圧力やラムのスライド位置データを所定のサンプリング時間毎に自動的に保存する。そして機械運転中あるいは運転後に、特定の条件で検索したデータをパソコン4の画面上で波形で確認し、その波形データをサンプリング時間ごとに数値に変換したエクセルデータ(いわゆる表計算ソフトないしスプレッドシートソフトのエクセルで読めるcsv形式のテキストファイル)によりデータの分析を可能としている。もちろん他の表計算ソフトで分析できるようにしてもよい。また、トライ機の機械動作の分析にも使用することができ、1ショット毎の測定データをマニュアル操作で、波形表示し、成形の分析用としても使用することができるようにしている。
図1に示す加工装置1は油圧プレスの場合を示しており、この加工装置1には、ラムの上下の位置を検出するリニアスケールからなる位置センサ10と、油圧配管内の加圧力を検出する圧力センサ11と、金型の温度を検出する熱電対からなる温度センサ12と、金型の変位を検出する金型変位センサ13が配置されている。また読み込んだデータを加工して新たな物理単位を生成する場合、たとえば位置データを読み込んでそれを微分して速度データを生成したり、さらに微分して加速度データを生成する場合も含まれる。また、加工装置1には図2に示すように、加工装置1の成形稼働を開始する成形開始ボタン14と、ラムが下降して製品を加圧成形した後に上昇したラムにより駆動されるリミットスイッチ15が設けられている。なお、上記成形開始ボタン14は作業員が押操作して加工装置1に起動信号をデータ収集装置2側に与えるものであり、また、リミットスイッチ15が駆動されることで成形終了信号(停止信号)をデータ収集装置2に送っている。同様に上記各センサ10〜13も検出信号をデータ収集装置2に送っている。なお、成形ボタンを押しているとき(ON時)に成形を行い、手を離したとき(OFF時)に成形を終了する機械の場合は、OFF信号で加工終了信号とすることができる。また、後述するように、データ収集装置側で計測開始信号あるいは計測終了信号を作る場合は成形開始ボタンからの信号やリミットスイッチからの信号は不要である。
図2はデータ収集装置2のブロック図を示し、加工装置1側からの成形開始ボタン14やリミットスイッチ15、位置センサ10からのデジタル信号を受けるI/Oインターフェース20と、加工装置1側の圧力センサ11、温度センサ12及び金型変位センサ13からのアナログ信号を受けるA/D変換部21と、全体の制御を司るCPU22と、ROM23と、後述する検索用のデータや上記各センサ10〜13からのデータをサンプリング毎に一時的に保存しておくRAM24と、成形終了後にRAM24のデータから成形データファイルと検索用ファイルを逐次保存するハードディスクからなるデータ記録保存装置25と、図1に示すパソコン4と通信を行なうために通信インターフェース26等から構成されている。なお、上記データ記録保存装置25の容量は、少なくとも100メガバイト、好ましくは1ギガバイト、さらに好ましくは30GB(ギガバイト)以上としている。なお前記I/Oインターフェイス20には、警報機27や加工装置(機械)1が接続されており、データ収集装置2が不良品の発生などを検出ないし判定したときに警報出力を送信して警報機27を吹鳴させたり、加工装置1の運転を制御したりすることができるように構成している。加工装置の制御(機械制)には、緊急停止なども含まれる。ただし警報信号や機械制御信号を採用しなくてもよく、その場合は、これらの接続は不要である。
図3はプログラムの手順にしたがって制御を行なう上記CPU22のブロック図を示すものであり、CPU22の内部構成を機能的にブロック化したものである。すなわち、物理単位値変換部30と、データ値比較部31と、成形データファイル作成部32と、ラム速度演算部33と、カウンタ部34と、警報値比較部29と、日時・時計部35と、検索部36と、波形データ読み出し部37と、成形時間演算部38と、検索用ファイル作成部39とで主にCPU22が構成されている。
上記物理単位値変換部30は、位置センサ10、圧力センサ11、温度センサ12、金型変位センサ13など各種のセンサからのデジタルデータ値をmm、パスカル、℃、kN(荷重)などの物理単位に変換するものであり、また、データ値比較部31は、サンプリング時間毎に入力されてくる各種データ値を比較して最大値、最小値を見つけるためのものである。成形データファイル作成部32は、測定したデータをファイル名毎、あるいは製品のシリアルNo.ごとにフォルダあるいはファイルとして階層構造形式にてRAM24のワーク領域とハードディスクのデータ記録保存装置25に保存させるものである。また、ラム速度演算部33は、サンプリング毎の位置センサ10からの位置からラムの速度を演算し、ラムの最大速度や最小速度をCPUとRAM24の演算領域で演算させ、RAM24のワーク領域とハードディスクのデータ記録保存装置25に保存するようにしている。カウンタ部34は、加工を行なう製品のシリアルNo.をカウントしていくものであり、日時・時計部35は該内部の時計機能より、測定データを保存する毎に時刻データを付与するものである。
警報値比較部29は、図4のフローチャートに示すように、各種のセンサからの測定値とあらかじめ設定している範囲(警報設定範囲)とを比較して、測定値が所定の範囲を逸脱したときに「不良品の発生」などの信号を出すものである。そしてその信号に基づき、警報機(図2の符号27)を吹鳴させて操作者の注意を喚起する。あるいは加工装置(図1、図2の符号1)の制御信号を送出して、機械の停止、あるいは状態の変更などの制御を行わせる。それにより、事後的に不良品の発生原因を分析するためだけでなく、波形データなどをリアルタイムでの機械の運転や制御に利用することができる。ただしその必要がない場合は、リアルタイムでの警報出力や機械制御出力は採用しなくてもよい。
検索部36は、パソコン4からの検索要求によりRAM24に保存している所定の項目を検索するデータベースサーバーであり、また、その検索結果をパソコン4へ送るようにWEBサーバーと連動している。波形データ読み出し部37は、パソコン4から検索結果により必要とされる一連のデータ群をデータ記録保存装置25から読み出してパソコン4へ送るものであり、また、成形時間演算部38は、製品の1加工の成形時間を図2に示す成形開始ボタン14からの起動信号とリミットスイッチ15からの成形終了信号から演算し、RAM24やデータ記録保存装置25へ保存するようになっている。検索用ファイル作成部39は、RAMに一時記録した物理単位データに基づいて検索用ファイルを作成させるものである。検索用ファイルは、データベースのワーク領域のRAMと、保存領域のハードディスクにそれぞれ保存する。
図4に示すフローチャートは、図3の警報値比較部29による警報出力処理のフローを示している。この処理では、まずステップS61でチャンネルカウンタに0をセットし、ステップS62で全チャンネル数とチャンネルカウンタを比較して、チャンネルカウンタの方が大きいか否かを判断し、大きければ警報出力処理が終了したとして、処理をストップし、小さい場合はステップS63で各チャンネル毎に物理単位系換算された値を読み込む(現在値)。ついでステップS64で各チャンネル毎に定められた警報値および警報方向と現在値とを比較して、範囲外か範囲内かを判断する。そして範囲外であれば、ステップS65で該当する警報出力を出力すると共に、ステップS66で警報情報ファイルに該当する警報情報を保存する。その後は、ステップS67でチャンネルカウンタの値を1つ増加させます
図5はパソコン4のブロック図を示し、CPUからなる制御部40と、キーボードやマウスからなる操作入力部45と、RAM46と、CRTやTFTの液晶表示装置などからなる表示部47と、製品の加工の任意のデータ群を保存しておく記憶部48と、データ記録保存装置25とデータや信号の授受を行なう通信インターフェース49等で構成されている。また、制御部40は、所望の項目の検索要求や検索結果を受け取る制御を行なう検索制御部41と、検索結果から得たいデータの転送要求とデータ群を受け取る制御を行なうデータ転送制御部42と、受け取ったデータを波形として表示させるための波形表示制御部43と、波形データからエクセルデータに変換するためのデータ形式変換部44と、データを保存するファイルのファイル名などを設定するためのファイル名設定部50と、前述の警報値比較部(図3の符号29)で警報すべき範囲の数値(警報値)を設定・保存しておく警報設定部51等で構成されている。警報出力や機械制御出力を要しない場合は警報設定部は不要である。
ファイル名設定部50では、保存するファイルのファイル名と、成形データ(製品)のシリアルナンバーとを画面で設定できるようにしている。なお、ファイル名は、一連の加工について同一の名称(ファイル名)をつけ、個々のファイルを区別するためのシリアルナンバーをつけた「ファイル名+シリアルナンバー」の形で保存・登録するのが好ましい(図7参照)。そのときのファイル名用のシリアルナンバーは自動付与させる。これらのデータはデータベース登録時にも使用する(図8、図9参照)。成形データのシリアルナンバーは成形データごとに1つずつ増加していく。前記警報設置部51は、各チャンネルの設定値や警報方向などを画面で設定できるようにしている。なお、警報方向とは、警報値に対してオーバーしたときに警報出力をするのか、アンダーしたときに警報出力するかを設定するものである。ここで設定した警報値は、図3の設定値比較部29で用いられ、図4のフローに従って図2の警報信号や機械制御信号を送出することになる。警報値としては、加圧力、金型変位、温度などの物理量の1サイクルあるいは所定のサイクルでの最高値、最低値、平均値、あるいは1サイクル中の所定のラム位置での前述の物理量など、各種の値を採用することができる。
次に、被成形部材を加工装置1により成形して各種のデータを測定して保存していく場合の動作と、測定データの保存後の検索、波形データ等の動作について説明する。図6aは被成形部材の1加工におけるデータを取得する場合のフローを示し、先ずステップS1に示すように、作業員が成形開始ボタン14を押すと、加工装置1で成形が開始される。その成形開始ボタン14の信号に基づき、あるいはプレス機械側から計測開始信号が入力されると、データ収集装置2に起動信号が入力され、あるいはデータ収集装置側で作成した成形開始タイミングに基づいて計測が開始し、各種のデータの計測を所定のサンプリング時間ごとに行う図6bの割り込み処理を許可する。それによりメインルーチンとは別個にサブルーチンが自律的に走れることになる。なお、この割り込み処理におけるデータ計測のサンプリング時間は、この実施形態では、たとえば10msecとすることができるが、1msec〜1secの間の任意のサンプリング時間を設定できるようにしている。
この割り込み処理では、サンプリング時間の到来と共に、まずステップS201でA/D、I/Oのディジタル値、すなわち各種のセンサからの入力を読み込み、ステップS202で各チャンネル毎(各センサ出力毎)に定められた物理単位系に変換する。次にステップS203で後述するように各チャンネルの最大値・最小値の検出処理をする。次にステップS203aで各チャンネル毎に定められた警報値と比較して警報出力する処理を行う。次にステップ203bで各チャンネル毎に定められた機械制御値と比較して機械制御出力する処理を行う。次にステップS204でサンプリングカウント値と物理量データを、順次CPU22と接続されたRAM24に一時記録する。そしてステップS205で成形終了信号が来ているかどうかを確認し、まだ来ていない場合は、サンプリング時間毎の割り込み処理を継続する。それにより1回の成形加工の間、サンプリング時間毎に各チャンネル(センサ)からのデータを順次RAM24に保存して行く。なお、警報出力および機械制御出力を行わない場合は、ステップ203a、ステップ203bは省略する。
この成形終了信号は、前述のように、プレスのラムの上昇を検出するリミットスイッチ15からの信号であり、この成形終了信号がCPU22に入力される。ただしリミットスイッチで成形終了信号を発信させず、成形開始ボタン14を押しているときだけ「成形信号」を送出させ、成形信号OFFによって成形終了信号とすることもできる。なお、成形信号の開始/終了には、前述のように、機械側から計測開始/終了信号を出す場合や、データ収集装置側で成形開始/終了のタイミングを定める場合も含まれる。成形が終了してCPU22が終了信号を受け取っている場合は、割り込み終了処理を行う。上記のようにサンプリング時間毎の各チャンネルからのデータ収集を割り込み処理で行うのは、サンプリング時間を正確にするためである。各チャンネルからのデータは、時刻データ、圧力センサ11からの加圧データ、位置センサ10からのラムの位置データ、温度センサ12からの温度データ、金型変位センサ13からの金型変位データなどである。
図6aのメインルーチンでは、計測が開始されると、ステップS3で成形終了信号が来るかどうかを判断し、成形終了信号が来るまでは割り込み処理が可能な状態を維持すると共に、成形終了信号が来たときは、ステップS4で割り込み可能な状態を終了する。次いでステップS5で終了時のサンプリングカウント値を成形時間として取り込み、RAM24に一時記録された各サンプリングカウント値と各チャンネル毎の物理単位データをファイルとして一時的に固定ファイル名をつけてハードディスク25に保存する。これがいわゆる全データで、後の成形波形を描くためのデータベースとなる。
さらにステップS6で新たに検索用データファイルの作成を行う。すなわち検索時に必要な項目、例えば、自動的に設定されるファイル名、日付、製品のシリアルNo.、成形時間、各チャンネルの最大値、最小値、成形開始時刻などの各項目のみをハードディスクのデータ記録保存装置25に保存する。なお、ステップS5およびステップS6では、ファイル名設定部(図5の符号50参照)で設定されたデータを使用している。次に、ステップS7で示すように、検索用データを読み出して、データベースのワーク領域のRAM24と保存領域のハードディスクのデータ記録保存装置25に保存する。このときも一時的に固定ファイル名をつけて保存する。このステップS7は図7に詳細に示す。ここでRAM24に検索用データを保存しておくのは、検索のときにアクセス速度が速く、検索などの応答時間が短くなるためである。なお、ステップS5でのRAM24への保存は、割り込み処理プログラムが管理しているRAM領域であり、データベースプログラムが管理する検索用データはこれとは異なるフォーマットで保存するので、ここでいうRAM24への保存は、マルチタスク処理のために前述の一時保存とは異なるフォーマットで異なるアドレスに保存することになる。また、ハードディスクに検索用データを保存するのは、電源を切ったときなどのデータ保護のためである。以上の各ステップが終了すると、1回の成形加工分のデータ処理が終了する。なお、上記の各チャンネルで取り込んだ値は、保存するだけでなく、所定の加工値(演算値)として、警報や機械制御に使用する場合がある。
図6aに示す動作が1つの被成形部材の成形加工に伴う各種のデータの計測と保存を示すものであり、また、図7はデータベースのワーク領域のRAM24および保存領域のハードディスクを示すものであり、パソコン4側からの検索用キーワードから検索される項目に関しては「検索用データ領域部」としてデータ収集装置2のRAM24に保存し、また、サンプリング毎のすべてのデータは膨大な量なのでハードディスクからなるデータ記録保存装置25に保存するようにしている。
RAM24に保存するデータは、ファイル名、日付データ、成形していく製品のシリアルNo.1、2、3・・・であり、ファイル名ごとに、成形時刻データ、成形時間データ、加圧最大値、成形開始から加圧力が最大となった時の最大値時間、加圧最小値、成形開始から加圧力が最小となったときに最小値時間、金型の最高温度、最小温度、最大ラム速度、最小ラム速度、最大変位、最小変位等である。また、この実施形態では、一例として位置センサ10、圧力センサ11、温度センサ12、金型変位センサ13の4つとしているが、計測したい他の項目があれば、別途センサを配置して任意のデータが取得、保存できるようになっている。なお、ファイル名は、シリアルナンバー付きのファイル名(ファイル名+シリアルナンバー)とする。そのときのシリアルナンバーは通常は新しいファイルを作成するごとにつぎのシリアルナンバーを自動的に付与させる。上記の成形に関連するデータは、保存するだけでなく、所定の加工値(演算値)として、警報や機械制御に使用する場合がある。
また、データ記録保存装置25においては、すべてのデータをサンプリング時間ごとに保存するようになっており、RAM24に保存する項目についても同時にデータ記録保存装置25に保存するようになっている。データ記録保存装置25は図7に示すように、「波形表示用データ領域部」として用いているものであり、この実施形態で設けた各センサ10〜13に応じてファイル名ごとに、加圧データ部、ラムの位置データ部、温度データ部、金型変位データ部としている。
データ収集装置2では、成形毎に製品のシリアルNo.を付与しており、このシリアルNo.の付与は自動的に行なうようになっている。データ収集装置2は日時・時計部35により日から秒まで計測して管理しており、図8の場合、ステップS11に示すように、日付が変更するとデータ収集装置2のCPU22のカウンタ部34のカウンタの値を「ゼロ」にリセットする(ステップS12参照)。そして、ステップS13に示すように、成形を行なうべく成形開始ボタン14が押操作されてオン信号が入力されると、あるいは他の手段で成形開始信号が出されると、ステップS14に示すように、カウンタ部34のカウンタの値を1つ増加させ、この場合にはカウンタ部34のカウンタの値は「1」となり、かかる被成形部材のシリアルNo.は「1」として保存されることになる(ステップS15参照)。以後、被成形部材の成形加工が行なわれるごとに、製品のシリアルNo.が1つずつ増加して自動的にシリアルNo.が付与され、そのシリアルNo.データが保存される。
図8のフローで処理を行う場合、日付が変更されると、製品のシリアルナンバーが「ゼロ」になる。このような処理では日付が変わるとファイル名を変える必要がある。そのため、図9に示すように、波形が作成された日付および時間を自動的に読み出して検索用データファイルに設定するようにしておけば、誤って上書きするおそれがない。図9の処理では、まずステップ71でファイル名設定用ファイルからファイル名とシリアルナンバーを読み込む。ついでステップS72で波形データファイルの作成された日付(時刻を含む)を読み出し、検索用データファイルに設定する。ついでステップS73で検索用データファイルにファイル名+シリアルナンバーと、成形のシリアルナンバーを設定する。さらにステップS74でその検索データファイルをデータベースに新規事項として登録する。ついでステップS75で、成形データに一時的につけられていたファイル名をファイル名+シリアルナンバー+拡張子(.add)をつけて、別の場所に保存する。さらにステップS76で検索用データファイルの内容をファイル名+シリアルナンバー+拡張子(.csv)をつけて、別の場所に保存する。さらにステップS77で一時的に保存していた成形データと検索用データファイルを削除する。ついでファイル名用シリアルナンバーと製品のシリアルナンバーの値を一つ増加させ(ステップS78)、最後にファイル名とシリアルナンバーを設定ファイルに保存する(ステップS79)。
前述の図6aに示すステップS4では、時刻データと共に、加圧データ、ラムの位置データ、温度データ、金型変位データをサンプリング時間ごとに計測、保存していくが、加圧データを計測していって、その加圧最大値、加圧最小値を計測、保存する場合について説明する。
図10は加圧最大値を計測、保存する場合のフローチャートを示しており、先ず、ステップS21に示すように、加圧最大値エリアに初期値「0(最小値)」をセットする。ついでステップS22でサンプリング時の時刻データと圧力センサ11からの加圧データを取り込み、A/D変換部21で変換されたデジタルデータをCPU22の物理単位値変換部30により物理単位値に変換する(ステップS23参照)。次に、ステップS24に移行して、前回保存した加圧データより大きいか否かをデータ値比較部31で比較し、今回の加圧データが前回の加圧データより小さい場合には、前回保存した時刻データと加圧データは書き換えずに成形終了信号の有無を判断するステップS26に移行する。
ステップS24において、前回保存した加圧データより大きい場合には、ステップS25に移行し、今回の加圧データに書き換えると同時に時刻データも保存する。そして、成形終了信号が入力されるまで、上記の動作をサンプリング毎に繰り返して、加圧最大値を計測する。ステップS26において、リミットスイッチ15からの成形終了信号が入力されると、この動作は終了する。また、計測開始から加圧最大値となった時の最大値時間の計測は、成形時間演算部38において演算されて、RAM24及びデータ記録保存装置25に保存される。
次に、加圧最小値を計測し、保存する場合について図11により説明する。先ず、ステップS31に示すように、加圧最小値エリアにたとえば最大値65535(エリア16bitを想定)としている。ここでいう数値の65535は16bit変数の正数の最大値を意味する。ついでステップS32でサンプリング時の時刻データと圧力センサ11からの加圧データを取り込み、このA/D変換部21で変換されたデジタルデータをCPU22の物理単位値変換部30により物理単位値に変換する(ステップS33参照)。次に、ステップS34に進み、前回保存した加圧データより小さいか否かをデータ値比較部34で比較し、今回の加圧データが前回の加圧データより大きい場合には、前回保存した時刻データと加圧データは書き換えずに成形信号の有無を判断するステップ36に進む。
ステップS34において、前回保存した加圧データより小さい場合には、ステップS35に移行し、今回の加圧データに書き換えると同時に時刻データも保存する。そして、成形終了信号が入力されるまで、上記の動作をサンプリング毎に繰り返して、加圧最小値を計測する。ステップS36において、リミットスイッチ15からの成形終了信号が入力されると、この動作は終了する。また、計測開始から加圧最小値となった時の最小値時間の計測は、成形時間演算部38において演算されて、RAM24とデータ記録保存装置25に保存される。
なお、ラムの最大速度、最低速度、最高温度、最低温度、金型の最高、最低変位の計測、保存の方法は基本的には加圧最大値、加圧最小値を計測、保存する場合と同様なので説明は省略する。
次に、図12〜図14によりパソコン4側からデータ収集装置2を検索する場合の動作について説明する。まず、図12のステップS41に示すように、パソコン4にインストールされているブラウザーソフトを起動し、パソコン4の画面(図5に示す表示部47)上より検索条件を入力する(ステップS43参照)。次に、ステップS43に移行して画面に表示されている検索ボタンをクリックしてデータ収集装置2側に検索要求信号を送る。なお、かかる制御動作は図5に示す制御部40の検索制御部41にて行なわれる。そして、パソコン4の通信インターフェース49から図3に示す通信インターフェース26へ上記の検索要求信号が送られる。
検索項目の具体的な例は後述するが、ステップS44において、データ収集装置2のCPU22の検索部36によりパソコン4から送られてきた検索条件にしたがってRAM24に保存されているデータを検索する。そして、その検索結果をパソコン4に送り、パソコン4側では検索制御部41が表示部47にて検索結果を表示する(ステップS45参照)。次に、図12に示すステップS46に示すように、対象のファイル名をクリックし、それに関連するすべてのデータをデータ収集装置2から転送させるべくデータ転送要求信号を送る。この制御動作は制御部40のデータ転送制御部42にて行なわれる。
データ収集装置2側では、パソコン4側からのデータ転送要求にしたがってCPU22の波形データ読み出し部37によりすべてのデータの読み出し処理を行ない(ステップS47参照)、パソコン4側へデータの転送を行なう。そして、ステップS48に示すように、制御部40の波形表示制御部43により波形データファイルを作成し、波形データを表示部47にて表示する場合には、横軸を時間として連続した波形データが波形表示ソフトにより表示部47に表示される(ステップS49、50参照)。
また、パソコン4側で検索結果のデータや、検索結果からデータ収集装置2から転送させたすべてのデータは、記憶部48にて保存可能としている。
次に、図13のステップS51に示すように、検索結果に複数の対象ファイルがある場合であって、他のファイル名の波形を表示する場合には、ステップS46に戻り、他のファイル名の波形を表示しない場合には、ステップS52に移行する。ステップS53では、波形データをエクセルデータ(表計算ソフトデータ、スプレッドシートデータ)に変換する場合にはステップS53に移行してデータ形式変換部44にインストールされているアプリケーションを起動してエクセルデータに変換する。そして、ステップS54に示すように、波形データがエクセルデータに変換されることで、サンプリング毎の各種のデータが数値として連続して一覧表示される。
上記のようにパソコン4側からデータ収集装置2へ検索が行なえるものであり、検索例としては、以下のようになっている。日付は年月日時間分秒まで範囲が指定でき、例えば、加工装置1が作動した時間帯で指定でき、例えば、AM9:00〜AM10:00と指定すると、その時間帯で測定したデータが読み出され、それを指定ファイルに保存すると波形表示ソフトで確認することができる。また、ファイル名では、加工装置1の稼働前にファイル名を指定すると、(例えば、エヌシステムと指定すると)エヌシステム1、エヌシステム2、などとファイル名の下に、1成形毎のシリアルNo.が付与されて、そのファイル名と付与されたシリアルNo.の範囲で検索を行なうことができる。また、成形のシリアルNo.の検索も当然に可能である。例えば、連続する成形のシリアルNo.10〜20、あるいは個別のシリアルNo.12と15を指定すると、それらの成形のシリアルNo.の測定データが読み出され、その後は上記と同様に波形データで確認することができる。
さらに、測定開始から測定終了までの成形時間で検索ができ、プレス加工の場合など、成形時間が所定の時間より何かの問題でオーバーした場合などの検索に有効となる。また、計測開始から加圧力の最大値の範囲で検索することもでき、例えば、100kNの加圧力だと、98kNから100kNまでと指定すると、それに該当するファイルが検索で呼び出すことができる。同様に最小値の範囲でも検索でき、プレス機械の場合は、下死点のバラツキにより、製品精度が変化する場合などは位置データの設定をすることにより、この検索が有効となる。
また、図15に示すように、加圧最大値の発生した計測開始からの時間でも検索でき、その加圧最大値の発生が例えば、3secの場合、2.8から3.2secのように範囲を指定してそれに該当するファイル(計測データ)の検索も行なうことができる。同様に計測開始からの最小値の発生した時間の範囲でも検索を行なうことができる。
また、1成形における成形時間で検索でき、成形時間を指定することで、指定をオーバーした測定データを読み出すことができ、また、この成形時間オーバーとは逆に、成形時間に足りない(成形時間アンダー)測定データも読み出すことができ、製品の良品、不良品の判別を容易に行なうことができる。さらに各サイクルの成形時間を集計し、それを機械の稼働率の計算にも使用することができる。さらにその結果をパソコン上に帳票やグラフとして表示することも可能である。
なお、先の説明では、検索用のデータはRAM24に保存していたが、データ記録保存装置25にサンプリング毎にデータを保存していき、検索用のデータの場合にはフラグを立てて、検索する場合には、フラグが立っているデータのみ検索を行なうようにしてもよい。
また、予め不良品となる値を設定しておき、測定値が設定値を超えた場合に警報を発して成形作業を中止するようにしてもよい。このような値は、たとえば加圧力の最大値など、検索用データ自体とすることもでき、さらに1回の加工ごとに一連のサンプル値の二乗平均誤差などを演算させ、その結果が所定範囲から逸脱した時をもって不良品発生と判断することもできる。すなわち波形全体を比較の対象にすることもできる。また、不良品が発生してから対処するだけでなく、あらかじめ発生が予測される傾向が現れたとき、その危険性を警報などで知らせるようにしてもよい。
また、製品や成形工程の不良の原因が機械で調整可能な値、たとえば油圧の低下ないし異常な上昇、電圧の所定範囲からの逸脱、ヒーターによる加熱温度の変動などである場合は、あらかじめそれらの値を正しい範囲に調整するように、データ収集装置2から信号をフィードバック出力するようにすることもできる。この場合は単なるデータ収集装置というよりも、むしろデータ収集装置とコントローラとを結合した装置となる。本発明におけるモニター装置には、このような合体した装置も含まれる。
前述の不良品ないし不良の成形工程を判別する場合の基準は、事前に多くの製品の寸法チェックや成形データの分析によってあらかじめ定めておく。ただし初めて成形する場合でも、あらかじめ通常の基準値よりも厳しくした仮の基準値を定めておき、ある程度の製品が得られたときに寸法を測定し、その結果で基準値を変更していくなど、リアルタイムで基準値を定めていくこともできる。
そのような基準に基づいて警報を出力したり、機械側に制御信号を発信したりすることができるが、警報出力や機械制御出力を備えないものを標準品とし、警報出力や機械制御出力はオプションあるいは準オプションとして標準品に加えるようにしてもよい。警報の設定はいろいろ考えられ、前記実施の形態はあくまで一例に過ぎない。リアルタイムで出力する場合や、1サイクル終了時にまとめて出力する場合など、タイミングだけでも種類があり、警報設定の範囲も対象の成形内容により異なる場合がある。一般的には(1)下限値〜上限値の設定を行い、最大値など、あるポイントでその範囲を超えた場合に出す、(2)単純に特定値を設定し、サイクル中にそれを超えるか否かで出力する、(3)サイクル中の、ある区間(すべての範囲から1ポイントまで)で、所定の波形と比較し、波形同士の比較と、任意に設定する数値列との比較があるため、一定以上の偏差が発生した場合に出力する、(4)サイクル中で微分的なもの等(加速度、一定時間内の昇圧など、エネルギ)を演算し、その結果、一定値以上の差が発生した場合に出力する、(5)2波形以上のデータの演算(同時点の複数データの演算)した結果が、所定範囲に入らない場合に出力するなど、多種にわたる。
また出力形式についても、(1)警報出力と関連して、タイマー要素や演算要素を加味して、機械側へ信号を出す、(2)WEB画面上で各種出力信号のタイミング生成を行い、たとえばスライド検出信号を基にして出力する、 その他一般的に機械の付属装置を作動させる信号出力などがある。
前記実施形態では量産用機械の例として油圧プレスを採用しているが、機械プレスであってもよい。さらに射出成形機などであってもよい。射出成形機の場合は、波形を描くデータとして、型締め装置の加圧力、型締め装置の位置、金型の温度、金型の変位量、射出圧力などとすることができる。検索用データとしては、型締め装置の最大加圧力、型締め装置の最大変位量、金型の最高温度、金型の最大変位量、射出圧力の最大値あるいは最小値などがあげられる。
さらに前記実施形態ではデータ収集装置をスタンドアロンタイプとしているが、機械と一体にしたもの、あるいはパソコンと一体にしたものも本発明の生産管理用モニタに含まれる。また前記実施形態では、データ記録保存装置25にはすべてのデータを保存するようにしているが、全部ではなく主要部だけのデータを保存するようにしてもよい。それによって記憶手段に記憶すべきデータ量を少なくすることができ、長期間の成形データを保存しておくことができる。なお、このような主要部のデータに基づいて波形データを作成し、作成した波形による画像で表示させることもできる。その場合、製品や金型ごとに、どのようなデータを判別用の主要部とすれば有効か、あらかじめ実験などで求めておくのが好ましい。
図2では位置センサ10から発せられたデジタル信号は、I/Oインターフェイス20に入力されているが、アナログ信号の場合はA/D変換21の側に入力される。各種のセンサからの入力信号についても、デジタル信号の場合はI/Oインターフェイス20に入力する。
また図4の説明において、成形開始信号によって成形加工が開始し、同時に計測が開始されると説明しているが、計測の開始は機械の運転開始とは別個の計測開始信号で始めるようにしてもよい。同様に計測の終了も計測終了信号、あるいは計測開始信号のOFFで行うようにすることができる。異なるタイミングで行うようにしてもよい。すなわち機械は、安全一工程運転(ラムが1回下降・上昇をした後、上死点で停止し、所定の安全を確認するインターロックを経由して次の運転を開始する運転モード)、連続一工程運転(成形開始ボタンが押さえているとき、上死点で停止せず、そのままつぎの下降動作に入る運転モード)、あるいは連続運転(一回運転開始ボタンを押すと、その後、離しても連続運転を継続する運転モード)などの種々の運転モードで運転されるので、運転開始ボタンとは別個に計測開始および計測終了のタイミングを定める方が都合がよい。
たとえば加工装置1に設けられているラム(スライダ)の位置を検出する位置センサ(図2の符号10)の信号に基づいて、ラムが所定の位置になったときに計測を開始し、他の所定の位置に来たときに計測を終了するように、それぞれデータ収集装置側(パソコン側)で設定しておくことができる。その場合、他の用途がなければ、図2の「成形開始ボタン」を省略することもできる。このようなラム位置の情報に基づいて計測開始あるいは計測終了の時点を設定する場合、パソコン側で容易に設定したり、変更したりすることができる。
すなわち本発明における成形開始信号には、プレスの運転が、安全一工程や、連続一工程、連続工程等の運転モード(計測対象モード)と実際に起動信号が入ったときの信号が加味される場合と、運転モードに関わらず、スライドが実際に下降し始めたことを位置センサで検出して判定する場合がある。さらに両者を併せた設定にすることもできる。両方で設定できる場合は、たとえば運転モードに応じて適切な信号を選択するようにしてもよい。
本発明の実施の形態における全体のシステム構成図である。 本発明の実施の形態におけるデータ収集装置のハードウェア機能のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるデータ収集装置の一実施形態を示すソフトウェア機能のブロック図である。 本発明に関わる警報値に基づく制御を行う場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における検索側のパソコンのソフトウェア機能を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における成形時における各種データの収集・保存を行なう場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における成形時における各種データの収集・保存を行なう場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における検索用データとすべてを保存する場合の記憶状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるシリアルNo.を自動的に付与する場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるシリアルNo.を自動的に付与する場合の他の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における加圧最大値を求める場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における加圧最小値を求める場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるパソコン側から検索を行なう場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるパソコン側から検索を行なう場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるパソコン側から検索を行なう場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における加圧最大値と最大値時間との関係を示す説明図である。
符号の説明
1 加工装置
2 データ収集装置
3 ハブ
4 パソコン
5 モデム
6 通信回線
10 位置センサ
11 圧力センサ
12 温度センサ
13 金型変位センサ
14 成形開始ボタン
15 リミットスイッチ
20 I/Oインターフェース20
21 A/D変換
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 データ記録保存装置(ハードディスク)
26 通信インターフェイス
27 警報機
29 警報値比較部
30 物理単位値変換部
31 データ値比較部
32 成形データファイル作成部
33 ラム速度演算部
34 カウンタ部
35 日時・時計部
36 検索部
37 波形データ読み出し部
38 成形時間演算部
39 検索用ファイル作成部
40 制御部
41 検索制御部
42 データ転送制御部
43 波形表示制御部
44 データ形式変換部
45 操作入力部
46 RAM
47 表示部
48 記憶部
49 通信インターフェース
50 警報設定部
51 警報設定部

Claims (8)

  1. 同一製品を量産する機械の生産管理のために用いる装置であって、
    前記機械が1つの製品を製造するときの機械の状態の変化を一連の数値列として検出する手段と、
    その数値列から、特定の数値を検索用データとして作成する手段と、
    得られた検索用データを、製造した製品もしくは成形工程を特定する符号と関連させて記憶する手段と、
    前記検索用データから、入力された特定の条件に合致するものを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索されたデータに対応する製品もしくは成形工程の符号を出力する出力手段
    とを備えている生産管理用モニタ装置。
  2. 前記一連の数値列の全部あるいは主要部を製品もしくは成形工程の符号と関連させて記憶する第2の記憶手段を備えている請求項1記載の生産管理用モニタ装置。
  3. 前記第2の記憶手段が、100メガバイト以上の記憶容量を備えたランダムアクセス可能な記憶装置である請求項2記載の生産管理用モニタ装置。
  4. 前記記憶装置がハードディスクである請求項3記載の生産管理用モニタ装置。
  5. 前記出力手段によって出力された製品もしくは成形工程の符号のうち、指定した製品に対応する検出データを波形画像として表示する表示手段をさらに備えている請求項1または2記載の生産管理用モニタ装置。
  6. 前記機械がプレス機械であり、前記状態が、ラムの加圧力、ラムの位置、ラムのガイド部の温度、金型の変位量、金型の温度、ダイクッション発生能力、ノックアウトの発生能力、フレームの変位量、ダイクッション位置、ノックアウト位置、潤滑油温度、メインモータ電流値から成る群から選ばれた1または2以上の状態である請求項1または2記載の生産管理用モニタ装置。
  7. 前記一連の検出された数値列を製品もしくは成形工程の合格判定の基準となる数値列と比較し、所定の差違を判定した場合に、前記量産機械への警報および/または機械の制御出力として出力する手段を有する請求項1または2記載の生産管理用モニタ装置。
  8. 前記検索条件を入力する装置と検索手段とが通信でつながり、遠隔地から検索できるようにしている請求項1または2記載の生産管理用モニタ装置。
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