JP2004164500A - 通信ネットワークを利用したアンケートシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】予備アンケート回答者に対して属性別に選出した対象者として再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共に予備アンケート回答者には利用価値の高い情報を提供できる通信ネットワークを利用したアンケートシステムの提供。
【解決手段】アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、予備アンケート回答者の端末に予備アンケートを表示する手段と、回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者を選出する手段と、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、予備アンケート回答者の端末に予備アンケートを表示する手段と、回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者を選出する手段と、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関し、より詳しくは、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集するために、予備アンケートの回答を送信した予備アンケート回答者に対して属性別に選出した対象者として再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共に予備アンケート回答者には利用価値の高い情報を提供できる通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関する。尚、本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含む。
【0002】
【従来の技術】
元来アンケートとは、アンケート票及び封筒等の印刷に時間と費用が多大なる費用として必要であるばかりか、実際アンケートの配布と回収に多大なる時間を費やす必要があった。そのため、簡単な調査のためのアンケートを行うにしても多大なる時間と費用が必要とされてきた。
【0003】
そのため、近年ではインターネット等の通信ネットワークの発展に伴って、上記したような問題を解決するために、ホームページ上でアンケートを作成し、アンケートの回答を得ることで時間と費用を節約すると共に不特定多数の意見を収集しようとするアンケートが考え出されている。
【0004】
しかし、ホームページ上でアンケートを公開するためには、アンケート作成者がHTML(Hyper Text Makeup Language)と呼ばれるホームページ作成用のコンピュータ言語を使用してアンケートを作成する必要があった。そのため、現在ではHTMLを知らなくてもホームページ上でアンケートを作成し、更には、アンケートの回答によって次のアンケートの質問が変更されるアンケート手法も考え出されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
しかしながら、アンケート作成者がホームページ上でアンケートを掲載したホームページを作成することは容易になったが、実際アンケートの回答が返送される確率が低く、アンケートに回答したアンケート回答者が、アンケートに回答することで便利性を享受できるものではなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−265901号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集するために、予備アンケートの回答を送信した予備アンケート回答者に対して属性別に選出した対象者として再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共に予備アンケート回答者には利用価値の高い情報を提供できる通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムであって、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、前記アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、前記予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末に前記予備アンケートを表示する手段と、前記予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、前記予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、前記選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする通信ネットワークを利用したアンケートシステムを提供する。
【0009】
請求項2記載の発明は、更に、前記サーバが、アンケート集計結果を前記アンケート作成者のみが閲覧可能に表示するまたは一般公開するかを選択する手段と、前記アンケートに対する回答を前記サーバが受信すると瞬時に前記アンケート作成者の端末へ通知する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信ネットワークを利用したアンケートシステムを提供する。
これらの発明を提供することによって上記課題を悉く解決する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
先ず本発明に於けるシステムの構成を説明する。
本発明は、通信ネットワーク(1)と、サーバ(2)と、アンケート作成希望者の端末(3)と、アンケート回答者の端末(4)から構成される。
図1は、本発明に係る通信ネットワークシステムに於ける全体概略図である。本発明に係る通信ネットワークシステム(100)では、図1で示すように、サーバ(2)とアンケート作成希望者の端末(3)と1以上のアンケート回答者の端末(4)(図1では3つ)がそれぞれ通信ケーブルを介して、通信ネットワーク(1)に接続されている。
【0011】
通信ネットワーク(1)は、インターネットのような不特定多数の
通信ネットワークで構成されてもよいし、イントラネットのような特定の範囲内における通信ネットワークで構成されてもよい。
【0012】
サーバ(2)は、通信ケーブルを介して通信ネットワーク(1)に接続されている。サーバ(2)は、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末(4)に前記予備アンケートを表示する手段と、予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有している。
【0013】
アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段に於いて、所要属性を記入させることでアンケート回答を送信するアンケート回答者の所要属性が解ると共にアンケート作成希望者が所望するアンケートを作成することができるアンケート作成雛型を保存しておく。
アンケート作成雛型は、アンケート作成者がコンピュータ言語であるHTMLの知識が無くてもアンケートを作成できるように、アンケート項目の所定事項を記入するだけでアンケートが作成できるように設定されている。
アンケート回答者が記載する所要属性は、特に限定されないが、例えば、性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等でも良いし、アンケートに関連した内容であっても構わない。
アンケート作成雛型には、アンケート回答者の所要属性を記入する欄が設けられると共にアンケートに記入する必須事項としてアンケートの回答を収集した際の結果処理の方法を決定する初期設定が設けられている。
【0014】
その初期設定は、アンケート作成者がアンケート回答に対しての処理方法を設定できる。
その処理方法は、アンケートの回答がサーバ(2)で受信されると同時にアンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を通知する方法と、アンケート回答の集計結果をアンケート作成者のみが閲覧可能に表示する若しくは一般公開する方法とがある。
アンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を通知する方法は、特に限定されず、サーバ(2)がアンケート回答者の端末(4)から送信されたアンケート回答を受信すると同時にアンケート回答をそのままアンケート作成者の端末(3)へ転送する方法でもよい。
アンケート回答の集計結果をアンケート作成者のみが閲覧可能にする方法は、サーバ(2)内にパスコードの必要なウェブページを設定しそのウェブページにアンケート結果を表示しておき、アンケート作成者のみがパスコードを解除できるようにする方法でよい。
サーバ(2)がアンケート回答結果をアンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を受信する度毎に送信する方法でもよい。
【0015】
アンケート結果を一般公開する場合には、一般公開を行うウェブページアドレス等をアンケート自体に表示しておけばアンケート回答者はアンケート回答後そのウェブページにアクセスすることでアンケート回答結果を閲覧することができる。
この場合、アンケートに回答していない者でもアンケート結果を表示しているウェブページのアドレスさえ既知に至ればアンケート結果を知ることが可能となる。
【0016】
アンケート作成雛型に設定されるアンケート回答者が行う回答方法は、アンケートに設定する質問の内容に沿って回答方法が変化するので、特に限定されないが、選択式、複数選択式、選択メニュー(択一)式、テキスト入力式などが挙げられ、アンケート作成者が希望する方式を選択すればよい。
アンケートを作成する雛型に記入する内容は、特に限定されないが、基本事項としてアンケート回答者に対してどのような目的で実施され又蓄積されるアンケート回答データがどのように利用されるか説明する欄を設ける方が好ましい。
【0017】
アンケート作成雛型には、アンケート回答者の所要属性の他にEメールアドレス等の個人情報を記載する欄を設けることが好ましい。
特にアンケート回答者のメールアドレスを記入する欄を設定することでアンケート作成者の端末(3)とアンケート回答者の端末(4)との間で通信連絡が可能となる。
【0018】
アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段において、アンケート作成者が予備アンケート作成雛型に必要事項を記入して予備アンケートを作成した後、サーバ(2)内に保存し、サーバ(2)のウェブページ上で表示し公開する。
予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)からアンケートを公開しているウェブページのアドレスを指定することで容易にアクセスできるようにしておく。
【0019】
予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末(4)に予備アンケートを表示する手段において、予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)からサーバ(2)にアクセスし、予備アンケートを予備アンケート回答者の端末(4)へ表示する。
予備アンケート回答者の端末(4)に予備アンケートが表示されることによって、予備アンケート回答者は、予備アンケートに回答が可能となる。
【0020】
次に、予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段において、予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)から予備アンケートの回答を送信し、その回答をサーバ(2)が受信し保存すると共に予備アンケート回答を集計し集計結果をサーバ(2)内のウェブページ上に表示する。
予備アンケート回答者の回答をサーバ(2)が受信すると共に集計結果をウェブページ上で表示することができるので、予備アンケート集計結果をリアルタイムで集計表示可能となる。
【0021】
このサーバ(2)は、予備アンケートに回答した回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又はアンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段を有している。
この予備アンケートに回答した回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又はアンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段において、アンケート作成者が予備アンケート回答者の中からある属性に属するアンケート回答者を選出することができると共に、アンケート作成者がある特定のアンケート項目に対してある特定の回答をした予備アンケート回答者を選出することも可能となる。
【0022】
このサーバ(2)は、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段を有している。
この選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段において、上記したようにアンケート作成者によって選出された予備アンケート回答者に対して、アンケート作成者が予備アンケート回答者の端末(4)へ所定の情報をEメール等の通信伝達手段を利用して送信できる。
本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含む。
以上が本発明に係るシステムの構成である。
【0023】
次に、本発明の利用方法を図面を参照して説明する。
先ず、アンケート作成者が行う作業を説明する。
図2は、アンケート作成者がサーバのウェブページに予備アンケートを掲載するまでの工程を示すフローチャートである。
アンケート作成希望者であるアンケート作成者は、自らの端末(3)からサーバ(2)内にあるアンケート作成雛型にアクセスする(ステップ1)。
次に、アンケート作成者は、所定事項をアンケート作成雛型に入力し、予備アンケートを作成する(ステップ2)。アンケート集計結果をどのように処理するかを決めて、アンケート作成雛型に記入しておく。
アンケート作成者が所望する予備アンケートが完成するとサーバ(2)のウェブページで表示し公開される(ステップ3)。
【0024】
予備アンケート回答者が行う作業を説明する。
図3は、予備アンケート回答者がアンケート回答に際して行う工程を示すフローチャートである。予備アンケート回答者は、予備アンケート回答者の端末(4)から予備アンケートが表示公開されているサーバ(2)のウェブページへとアクセスする(ステップ1)。
次いで、予備アンケート回答者は予備アンケートに回答する(ステップ2)。予備アンケートの回答を終了した時点で自動的にサーバ(2)へと送信される(ステップ3)。
【0025】
次いで、予備アンケート回答者によって回答がサーバ(2)に送信されてからの工程を説明する。
図4は、予備アンケートの回答受信後のサーバが行う工程を示すフローチャートである。
先ず、サーバ(2)が予備アンケート回答者の端末(4)から送信される予備アンケートの回答を受信する(ステップ1)。
サーバ(2)が予備アンケート回答を受信すると瞬時にアンケート作成者の端末(3)へ通知する設定を行っている場合は、サーバ(2)は予備アンケート回答をアンケート作成者の端末(3)へ通知する(ステップ2)。
【0026】
サーバ(2)は、予備アンケート回答を受信すると瞬時にサーバ(2)で保存し集計する(ステップ3)と共に集計結果を表示する。
この際に集計結果を表示する方法は、アンケート作成者がアンケート作成雛型で初期設定した方法を行う。
アンケート作成者のみが閲覧可能に設定した場合には、アンケート作成時に、サーバ(2)内にパスコードの必要なウェブページのアドレス及びそのパスコードをアンケート作成者に教えているので、アンケート作成者はそのウェブページにアクセスしてアンケート集計結果を閲覧する(ステップ4)。
サーバ(2)がアンケート回答結果をアンケート作成者の端末(3)へ予備アンケート回答を受信する度毎に送信する方法でもよい(図示せず)。
一般公開を行う場合は、アンケートにアンケート集計結果を表示するウェブページのアドレスが記載されているので、そのアドレスを使用してウェブページにアクセスを行い閲覧する(ステップ5)。
【0027】
予備アンケート集計結果を利用する場合の使用方法を説明する。
図5は、予備アンケート集計結果を利用する一例を示すフローチャートである。アンケート作成者は、予備アンケート集計結果から特定の予備アンケート事項に回答した予備アンケート回答者を選出する(ステップ1)。
例えば、予備アンケート回答者の内から3番目の項目に「はい」と回答した30代の男性というように限定し、その回答を行った予備アンケート回答者を選出する。
【0028】
次に、アンケート作成者によって選出された回答者の端末へアンケート作成者が通信ネットワークを介して情報を通知する(ステップ2)。
この際、アンケートにEメールのアドレスを記載する欄を設けているので、容易にアンケート作成者の提供したい情報を、情報を利用価値の高い情報として認識する予備アンケート回答者に絞って送信できる。
情報を送信されたアンケート回答者は、新しい情報を享受し、必要に応じて返信する(ステップ3)。
アンケート作成者が送信する新しい情報は、アンケート回答者にとって利用価値の高い情報でもよいし、再度のアンケート(以下本アンケートと呼ぶ)でもよい。
本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含んでいる。
このようにして、双方向の通信連絡が確立されることになる。
【0029】
本アンケートをアンケート作成者が実施する場合を説明する。
図6は、本アンケートを実施する工程を示すフローチャートである。アンケート作成者は、本アンケートの為のアンケートを作成するために、サーバ(2)にあるアンケート作成雛型にアクセスし、本アンケートを作成する(ステップ1)。サーバ(2)は本アンケートを保存する(ステップ2)。
サーバ(2)から予備アンケート回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する(ステップ3)。
【0030】
次に、その選出された予備アンケート回答者に対して本アンケートを実施する旨を通信ネットワークを介して通知を行う(ステップ4)。
通知がされた選出されたアンケート回答者は、サーバ(2)の本アンケートにアクセスし回答を行う(ステップ5)。サーバ(2)は、予備アンケートの回答の場合と同様、本アンケートの回答がサーバ(2)に受信されると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する(ステップ6)。
サーバ(2)は、アンケート作成者が本アンケートの回答をサーバ(2)が受信する毎に本アンケートの回答をアンケート作成者の端末(3)へ送信するよう設定されていれば、本アンケートの回答をアンケート作成者の端末(3)へ送信する(ステップ7)。
【0031】
本アンケート集計結果は、アンケート作成者が本アンケート集計結果がアンケート作成者のみが閲覧可能に表示すると設定されていれば、アンケート作成者のみに閲覧される(ステップ8)。
本アンケート集計結果が一般公開されるように設定されていれば、一般公開される(ステップ9)。
【0032】
本発明を利用することによって、アンケート作成者と予備アンケート回答者は、双方向の通信連絡が可能になるので、本発明はアンケートとして利用しているが、注文を受けるオーダー票としても使用することができる。
以上が本発明に係る実施形態の説明である。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムであって、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、前記アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、前記予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末に前記予備アンケートを表示する手段と、前記予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、前記予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、前記選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする通信ネットワークを利用したアンケートシステムであるから、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集できるようになると共に、アンケートの回答を送信したアンケート回答者に対して再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共にアンケート回答者には利用価値の高い情報(単なる情報、再度のアンケート、広告等)を提供できる。
【0034】
アンケート作成者が情報をアンケート回答者に送信する際に、情報の利用価値が高いと判断するアンケート回答者へ情報を送信することが可能となる。特に、Eメールを媒介として情報を送信した場合には、アンケート回答者にとってスパムメールとなることが殆ど無くなり、無駄なEメールを送信することが無くなる。
アンケート回答者にとって、アンケートに回答することで自分が所望する情報がEメール等によって送信されてくるので、アンケートに回答する意欲を増幅させ、アンケート利用者を増加させることが可能となる。
【0035】
アンケート作成者が、アンケートを容易に作成できると共に、アンケートの回答が送信される毎のアンケート集計結果を瞬時にして知ることができる。更に、全ての処理工程をサーバ上で行うことができるため、アンケート作成者にとってインターネット等の通信ネットワークに接続することだけでよいので時間・費用の大幅な削減に繋がる。
また、イントラネットのような特定の範囲内の通信ネットワークに於いても、瞬時にアンケートを作成しアンケート回答を行える。
【0036】
請求項2記載の発明に於いては、更に、前記サーバが、前記集計結果を前記アンケート作成者のみが閲覧可能に表示するまたは一般公開するかを選択する手段と、前記アンケートに対する回答を前記サーバが受信すると瞬時に前記アンケート作成者の端末へ通知する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信ネットワークを利用したアンケートシステムであるから、アンケート集計結果を公開するか非公開にするか選択できると共にアンケート毎の回答を1つ1つ確認することができる。
特に、テキスト形式のアンケート回答に対してきちんとアンケート回答を読むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信ネットワークシステムに於ける全体概略図である。
【図2】アンケート作成者がサーバのウェブページにアンケートを掲載するまでの工程を示すフローチャートである。
【図3】アンケート回答者がアンケート回答に際して行う工程を示すフローチャートである。
【図4】回答受信後のサーバが行う工程を示すフローチャートである。
【図5】アンケート集計結果を利用する一例を示すフローチャートである。
【図6】本アンケートを実施する工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・通信ネットワーク
2・・・・サーバ
3・・・・アンケート作成者の端末
4・・・・アンケート回答者の端末
100・・通信ネットワークシステム
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関し、より詳しくは、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集するために、予備アンケートの回答を送信した予備アンケート回答者に対して属性別に選出した対象者として再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共に予備アンケート回答者には利用価値の高い情報を提供できる通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関する。尚、本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含む。
【0002】
【従来の技術】
元来アンケートとは、アンケート票及び封筒等の印刷に時間と費用が多大なる費用として必要であるばかりか、実際アンケートの配布と回収に多大なる時間を費やす必要があった。そのため、簡単な調査のためのアンケートを行うにしても多大なる時間と費用が必要とされてきた。
【0003】
そのため、近年ではインターネット等の通信ネットワークの発展に伴って、上記したような問題を解決するために、ホームページ上でアンケートを作成し、アンケートの回答を得ることで時間と費用を節約すると共に不特定多数の意見を収集しようとするアンケートが考え出されている。
【0004】
しかし、ホームページ上でアンケートを公開するためには、アンケート作成者がHTML(Hyper Text Makeup Language)と呼ばれるホームページ作成用のコンピュータ言語を使用してアンケートを作成する必要があった。そのため、現在ではHTMLを知らなくてもホームページ上でアンケートを作成し、更には、アンケートの回答によって次のアンケートの質問が変更されるアンケート手法も考え出されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
しかしながら、アンケート作成者がホームページ上でアンケートを掲載したホームページを作成することは容易になったが、実際アンケートの回答が返送される確率が低く、アンケートに回答したアンケート回答者が、アンケートに回答することで便利性を享受できるものではなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−265901号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集するために、予備アンケートの回答を送信した予備アンケート回答者に対して属性別に選出した対象者として再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共に予備アンケート回答者には利用価値の高い情報を提供できる通信ネットワークを利用したアンケートシステムに関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムであって、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、前記アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、前記予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末に前記予備アンケートを表示する手段と、前記予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、前記予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、前記選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする通信ネットワークを利用したアンケートシステムを提供する。
【0009】
請求項2記載の発明は、更に、前記サーバが、アンケート集計結果を前記アンケート作成者のみが閲覧可能に表示するまたは一般公開するかを選択する手段と、前記アンケートに対する回答を前記サーバが受信すると瞬時に前記アンケート作成者の端末へ通知する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信ネットワークを利用したアンケートシステムを提供する。
これらの発明を提供することによって上記課題を悉く解決する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
先ず本発明に於けるシステムの構成を説明する。
本発明は、通信ネットワーク(1)と、サーバ(2)と、アンケート作成希望者の端末(3)と、アンケート回答者の端末(4)から構成される。
図1は、本発明に係る通信ネットワークシステムに於ける全体概略図である。本発明に係る通信ネットワークシステム(100)では、図1で示すように、サーバ(2)とアンケート作成希望者の端末(3)と1以上のアンケート回答者の端末(4)(図1では3つ)がそれぞれ通信ケーブルを介して、通信ネットワーク(1)に接続されている。
【0011】
通信ネットワーク(1)は、インターネットのような不特定多数の
通信ネットワークで構成されてもよいし、イントラネットのような特定の範囲内における通信ネットワークで構成されてもよい。
【0012】
サーバ(2)は、通信ケーブルを介して通信ネットワーク(1)に接続されている。サーバ(2)は、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末(4)に前記予備アンケートを表示する手段と、予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有している。
【0013】
アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段に於いて、所要属性を記入させることでアンケート回答を送信するアンケート回答者の所要属性が解ると共にアンケート作成希望者が所望するアンケートを作成することができるアンケート作成雛型を保存しておく。
アンケート作成雛型は、アンケート作成者がコンピュータ言語であるHTMLの知識が無くてもアンケートを作成できるように、アンケート項目の所定事項を記入するだけでアンケートが作成できるように設定されている。
アンケート回答者が記載する所要属性は、特に限定されないが、例えば、性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等でも良いし、アンケートに関連した内容であっても構わない。
アンケート作成雛型には、アンケート回答者の所要属性を記入する欄が設けられると共にアンケートに記入する必須事項としてアンケートの回答を収集した際の結果処理の方法を決定する初期設定が設けられている。
【0014】
その初期設定は、アンケート作成者がアンケート回答に対しての処理方法を設定できる。
その処理方法は、アンケートの回答がサーバ(2)で受信されると同時にアンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を通知する方法と、アンケート回答の集計結果をアンケート作成者のみが閲覧可能に表示する若しくは一般公開する方法とがある。
アンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を通知する方法は、特に限定されず、サーバ(2)がアンケート回答者の端末(4)から送信されたアンケート回答を受信すると同時にアンケート回答をそのままアンケート作成者の端末(3)へ転送する方法でもよい。
アンケート回答の集計結果をアンケート作成者のみが閲覧可能にする方法は、サーバ(2)内にパスコードの必要なウェブページを設定しそのウェブページにアンケート結果を表示しておき、アンケート作成者のみがパスコードを解除できるようにする方法でよい。
サーバ(2)がアンケート回答結果をアンケート作成者の端末(3)へアンケート回答を受信する度毎に送信する方法でもよい。
【0015】
アンケート結果を一般公開する場合には、一般公開を行うウェブページアドレス等をアンケート自体に表示しておけばアンケート回答者はアンケート回答後そのウェブページにアクセスすることでアンケート回答結果を閲覧することができる。
この場合、アンケートに回答していない者でもアンケート結果を表示しているウェブページのアドレスさえ既知に至ればアンケート結果を知ることが可能となる。
【0016】
アンケート作成雛型に設定されるアンケート回答者が行う回答方法は、アンケートに設定する質問の内容に沿って回答方法が変化するので、特に限定されないが、選択式、複数選択式、選択メニュー(択一)式、テキスト入力式などが挙げられ、アンケート作成者が希望する方式を選択すればよい。
アンケートを作成する雛型に記入する内容は、特に限定されないが、基本事項としてアンケート回答者に対してどのような目的で実施され又蓄積されるアンケート回答データがどのように利用されるか説明する欄を設ける方が好ましい。
【0017】
アンケート作成雛型には、アンケート回答者の所要属性の他にEメールアドレス等の個人情報を記載する欄を設けることが好ましい。
特にアンケート回答者のメールアドレスを記入する欄を設定することでアンケート作成者の端末(3)とアンケート回答者の端末(4)との間で通信連絡が可能となる。
【0018】
アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段において、アンケート作成者が予備アンケート作成雛型に必要事項を記入して予備アンケートを作成した後、サーバ(2)内に保存し、サーバ(2)のウェブページ上で表示し公開する。
予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)からアンケートを公開しているウェブページのアドレスを指定することで容易にアクセスできるようにしておく。
【0019】
予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末(4)に予備アンケートを表示する手段において、予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)からサーバ(2)にアクセスし、予備アンケートを予備アンケート回答者の端末(4)へ表示する。
予備アンケート回答者の端末(4)に予備アンケートが表示されることによって、予備アンケート回答者は、予備アンケートに回答が可能となる。
【0020】
次に、予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段において、予備アンケート回答者が予備アンケート回答者の端末(4)から予備アンケートの回答を送信し、その回答をサーバ(2)が受信し保存すると共に予備アンケート回答を集計し集計結果をサーバ(2)内のウェブページ上に表示する。
予備アンケート回答者の回答をサーバ(2)が受信すると共に集計結果をウェブページ上で表示することができるので、予備アンケート集計結果をリアルタイムで集計表示可能となる。
【0021】
このサーバ(2)は、予備アンケートに回答した回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又はアンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段を有している。
この予備アンケートに回答した回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又はアンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段において、アンケート作成者が予備アンケート回答者の中からある属性に属するアンケート回答者を選出することができると共に、アンケート作成者がある特定のアンケート項目に対してある特定の回答をした予備アンケート回答者を選出することも可能となる。
【0022】
このサーバ(2)は、選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段を有している。
この選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段において、上記したようにアンケート作成者によって選出された予備アンケート回答者に対して、アンケート作成者が予備アンケート回答者の端末(4)へ所定の情報をEメール等の通信伝達手段を利用して送信できる。
本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含む。
以上が本発明に係るシステムの構成である。
【0023】
次に、本発明の利用方法を図面を参照して説明する。
先ず、アンケート作成者が行う作業を説明する。
図2は、アンケート作成者がサーバのウェブページに予備アンケートを掲載するまでの工程を示すフローチャートである。
アンケート作成希望者であるアンケート作成者は、自らの端末(3)からサーバ(2)内にあるアンケート作成雛型にアクセスする(ステップ1)。
次に、アンケート作成者は、所定事項をアンケート作成雛型に入力し、予備アンケートを作成する(ステップ2)。アンケート集計結果をどのように処理するかを決めて、アンケート作成雛型に記入しておく。
アンケート作成者が所望する予備アンケートが完成するとサーバ(2)のウェブページで表示し公開される(ステップ3)。
【0024】
予備アンケート回答者が行う作業を説明する。
図3は、予備アンケート回答者がアンケート回答に際して行う工程を示すフローチャートである。予備アンケート回答者は、予備アンケート回答者の端末(4)から予備アンケートが表示公開されているサーバ(2)のウェブページへとアクセスする(ステップ1)。
次いで、予備アンケート回答者は予備アンケートに回答する(ステップ2)。予備アンケートの回答を終了した時点で自動的にサーバ(2)へと送信される(ステップ3)。
【0025】
次いで、予備アンケート回答者によって回答がサーバ(2)に送信されてからの工程を説明する。
図4は、予備アンケートの回答受信後のサーバが行う工程を示すフローチャートである。
先ず、サーバ(2)が予備アンケート回答者の端末(4)から送信される予備アンケートの回答を受信する(ステップ1)。
サーバ(2)が予備アンケート回答を受信すると瞬時にアンケート作成者の端末(3)へ通知する設定を行っている場合は、サーバ(2)は予備アンケート回答をアンケート作成者の端末(3)へ通知する(ステップ2)。
【0026】
サーバ(2)は、予備アンケート回答を受信すると瞬時にサーバ(2)で保存し集計する(ステップ3)と共に集計結果を表示する。
この際に集計結果を表示する方法は、アンケート作成者がアンケート作成雛型で初期設定した方法を行う。
アンケート作成者のみが閲覧可能に設定した場合には、アンケート作成時に、サーバ(2)内にパスコードの必要なウェブページのアドレス及びそのパスコードをアンケート作成者に教えているので、アンケート作成者はそのウェブページにアクセスしてアンケート集計結果を閲覧する(ステップ4)。
サーバ(2)がアンケート回答結果をアンケート作成者の端末(3)へ予備アンケート回答を受信する度毎に送信する方法でもよい(図示せず)。
一般公開を行う場合は、アンケートにアンケート集計結果を表示するウェブページのアドレスが記載されているので、そのアドレスを使用してウェブページにアクセスを行い閲覧する(ステップ5)。
【0027】
予備アンケート集計結果を利用する場合の使用方法を説明する。
図5は、予備アンケート集計結果を利用する一例を示すフローチャートである。アンケート作成者は、予備アンケート集計結果から特定の予備アンケート事項に回答した予備アンケート回答者を選出する(ステップ1)。
例えば、予備アンケート回答者の内から3番目の項目に「はい」と回答した30代の男性というように限定し、その回答を行った予備アンケート回答者を選出する。
【0028】
次に、アンケート作成者によって選出された回答者の端末へアンケート作成者が通信ネットワークを介して情報を通知する(ステップ2)。
この際、アンケートにEメールのアドレスを記載する欄を設けているので、容易にアンケート作成者の提供したい情報を、情報を利用価値の高い情報として認識する予備アンケート回答者に絞って送信できる。
情報を送信されたアンケート回答者は、新しい情報を享受し、必要に応じて返信する(ステップ3)。
アンケート作成者が送信する新しい情報は、アンケート回答者にとって利用価値の高い情報でもよいし、再度のアンケート(以下本アンケートと呼ぶ)でもよい。
本発明で使用される情報という用語は、単なる情報、再度のアンケート、広告等を含んでいる。
このようにして、双方向の通信連絡が確立されることになる。
【0029】
本アンケートをアンケート作成者が実施する場合を説明する。
図6は、本アンケートを実施する工程を示すフローチャートである。アンケート作成者は、本アンケートの為のアンケートを作成するために、サーバ(2)にあるアンケート作成雛型にアクセスし、本アンケートを作成する(ステップ1)。サーバ(2)は本アンケートを保存する(ステップ2)。
サーバ(2)から予備アンケート回答者の中からアンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する(ステップ3)。
【0030】
次に、その選出された予備アンケート回答者に対して本アンケートを実施する旨を通信ネットワークを介して通知を行う(ステップ4)。
通知がされた選出されたアンケート回答者は、サーバ(2)の本アンケートにアクセスし回答を行う(ステップ5)。サーバ(2)は、予備アンケートの回答の場合と同様、本アンケートの回答がサーバ(2)に受信されると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する(ステップ6)。
サーバ(2)は、アンケート作成者が本アンケートの回答をサーバ(2)が受信する毎に本アンケートの回答をアンケート作成者の端末(3)へ送信するよう設定されていれば、本アンケートの回答をアンケート作成者の端末(3)へ送信する(ステップ7)。
【0031】
本アンケート集計結果は、アンケート作成者が本アンケート集計結果がアンケート作成者のみが閲覧可能に表示すると設定されていれば、アンケート作成者のみに閲覧される(ステップ8)。
本アンケート集計結果が一般公開されるように設定されていれば、一般公開される(ステップ9)。
【0032】
本発明を利用することによって、アンケート作成者と予備アンケート回答者は、双方向の通信連絡が可能になるので、本発明はアンケートとして利用しているが、注文を受けるオーダー票としても使用することができる。
以上が本発明に係る実施形態の説明である。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、通信ネットワークを利用したアンケートシステムであって、アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、前記アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、前記予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末に前記予備アンケートを表示する手段と、前記予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、前記予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、前記選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段とを有するサーバを利用することを特徴とする通信ネットワークを利用したアンケートシステムであるから、通信ネットワーク環境下に於いてアンケート作成者が確実にアンケート回答を収集できるようになると共に、アンケートの回答を送信したアンケート回答者に対して再度アンケートを実施し回答回収を確実にすると共にアンケート回答者には利用価値の高い情報(単なる情報、再度のアンケート、広告等)を提供できる。
【0034】
アンケート作成者が情報をアンケート回答者に送信する際に、情報の利用価値が高いと判断するアンケート回答者へ情報を送信することが可能となる。特に、Eメールを媒介として情報を送信した場合には、アンケート回答者にとってスパムメールとなることが殆ど無くなり、無駄なEメールを送信することが無くなる。
アンケート回答者にとって、アンケートに回答することで自分が所望する情報がEメール等によって送信されてくるので、アンケートに回答する意欲を増幅させ、アンケート利用者を増加させることが可能となる。
【0035】
アンケート作成者が、アンケートを容易に作成できると共に、アンケートの回答が送信される毎のアンケート集計結果を瞬時にして知ることができる。更に、全ての処理工程をサーバ上で行うことができるため、アンケート作成者にとってインターネット等の通信ネットワークに接続することだけでよいので時間・費用の大幅な削減に繋がる。
また、イントラネットのような特定の範囲内の通信ネットワークに於いても、瞬時にアンケートを作成しアンケート回答を行える。
【0036】
請求項2記載の発明に於いては、更に、前記サーバが、前記集計結果を前記アンケート作成者のみが閲覧可能に表示するまたは一般公開するかを選択する手段と、前記アンケートに対する回答を前記サーバが受信すると瞬時に前記アンケート作成者の端末へ通知する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信ネットワークを利用したアンケートシステムであるから、アンケート集計結果を公開するか非公開にするか選択できると共にアンケート毎の回答を1つ1つ確認することができる。
特に、テキスト形式のアンケート回答に対してきちんとアンケート回答を読むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信ネットワークシステムに於ける全体概略図である。
【図2】アンケート作成者がサーバのウェブページにアンケートを掲載するまでの工程を示すフローチャートである。
【図3】アンケート回答者がアンケート回答に際して行う工程を示すフローチャートである。
【図4】回答受信後のサーバが行う工程を示すフローチャートである。
【図5】アンケート集計結果を利用する一例を示すフローチャートである。
【図6】本アンケートを実施する工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・通信ネットワーク
2・・・・サーバ
3・・・・アンケート作成者の端末
4・・・・アンケート回答者の端末
100・・通信ネットワークシステム
Claims (2)
- 通信ネットワークを利用したアンケートシステムであって、
アンケート作成者が所望するアンケートを作成可能とするアンケート回答者の性別、年代、年齢及び/又は生年月日、郵便番号及び/又は住所、職業、家族構成、所属団体、趣味、ペットの有無、好きなスポーツ等の所要属性を記載させる項目が設定されているアンケート作成雛型を保存する手段と、
前記アンケート作成雛型を利用して作成された予備アンケートを保存する手段と、
前記予備アンケート回答者のアクセスに応じて予備アンケート回答者の端末に前記予備アンケートを表示する手段と、
前記予備アンケートに対する回答を受信すると瞬時に保存し集計するとともに集計結果を表示する手段と、
前記予備アンケートに回答した回答者の中から前記アンケート作成者が所望する所要属性の回答者及び/又は前記アンケート作成者が所望する回答を行った予備アンケート回答者を選出する手段と、
前記選出された回答者の端末に通信ネットワークを介して情報を通知する手段と、
を有するサーバを利用することを特徴とする通信ネットワークを利用したアンケートシステム。 - 更に、前記サーバが、
アンケート集計結果を前記アンケート作成者のみが閲覧可能に表示するまたは一般公開するかを選択する手段と、
前記アンケートに対する回答を前記サーバが受信すると瞬時に前記アンケート作成者の端末へ通知する手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の通信ネットワークを利用したアンケートシステム。
Priority Applications (1)
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JP2002332151A JP2004164500A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 通信ネットワークを利用したアンケートシステム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006293518A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 投票投稿システムおよび方法、ならびに投票投稿端末 |
JP5629363B1 (ja) * | 2013-10-17 | 2014-11-19 | 長嶋 克佳 | アンケート集計装置、および方法、ならびにプログラム |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002332151A patent/JP2004164500A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006293518A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 投票投稿システムおよび方法、ならびに投票投稿端末 |
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JP2015079386A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 長嶋 克佳 | アンケート集計装置、および方法、ならびにプログラム |
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