JP2004164498A - 自動改札機 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者がドアに接触したときの衝撃を少なくして利用者に優しい自動改札機とする。
【解決手段】乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記自動改札機の本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記自動改札機の本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者がドアに接触したときに衝撃を与えないようにするとともに、それでいて強行突破を有効に阻止することのできる自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平4−245392号公報
上記特許文献1に示されるように、無効券の利用者(旅客)又は無札者が閉じられたドアに強く衝突するのを防止するために、改札通路内の利用者速度に基づいてドアの閉動作を制御するようにした提案は数多く存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、利用者の速度等に基づいて閉動作するドアを制御することは数多く提案されているが、ファジィ制御によりドア制御を行うような場合は、制御論理が複雑であり、また特別な検出装置や制御機構を必要とするために実装置には適用されていない現状にある。
【0004】
そこで、本発明は、自動改札機の本体に既に設けられているセンサや駆動機構を利用して、ドアが利用者に接触したときの衝撃を和らげ、それでいて利用者の強行突破を効果的に阻止することのできる自動改札機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記自動改札機の本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、を有することを特徴としている。本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作を開始した前記ドアが所定時間内に閉動作を終了しないときに、そのドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、を有することを特徴としている。
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作された前記ドアが閉動作と反対方向へ回動されたときに、そのドアの制動力をそれまでよりも高める制動制御手段と、を有することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る自動改札機の斜視図であって、その自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)Gを構成する一対の筐体のうちの一方の筐体G1 の斜視図である。なお、図示しない他方の筐体は、改札通路Pを挾んでこの一方の筐体G1 と向き合う形で設けられている。
【0007】
図1中、1は、筐体G1 の改札通路Pの通過方向の進入(入口)側に設けられた乗車券の投入口、2は、その筐体G1 の上面で改札通路Pの進出(出口)側に設けられた取出口であり、3は、その取出口2の近傍で改札通路Pの進出側に設けられた利用者に対して文字により所定の内容を案内するための表示画面である。また、図1中、4は、利用者に対して音声により所定の内容を案内するためのスピーカである。
【0008】
上記投入口1及び取出口2間の筐体G1 内には、図示しないカードハンドラが設けられている。このカードハンドラは、投入口1から投入された乗車券を取出口2又は図示しない筐体G1 内に設けられた集札箱まで搬送させることができるように構成されている。そして、その搬送の途中において、投入口1に投入された磁気券からなる乗車券に記録されているデータを読取り、新たなデータを書込み、必要に応じてパンチや印字を行い、利用者へ返却する必要のある乗車券を取出口2に排出し、筐体G1 内に回収する必要のある乗車券を集札箱へ集札できるように構成されている。上記投入口1には、図示しないがシャッタ機構が設けられていて、シャッタ機構で投入口1が閉じられているときは、当然に乗車券の投入口1への投入は阻止される。
【0009】
図1中、aはアンテナであって、筐体G1 の投入口1側の上面に設けられていて、図示しない無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券と交信できるように構成されている。
【0010】
図1中、Bはセンサ取付ボックスであって、筐体G1 の上面で、かつ、改札通路Pと反対側に設けられ、その改札通路Pに沿って設けられている。このセンサ取付ボックスB内には、反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 が改札通路Pの入口側、中央部及び出口側にそれぞれ内蔵されていて、改札通路P内の大人の利用者を検知することができるように構成されている。すなわち、この反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 は、改札通路Pの床面から所定の高さに向けて光線を照射する発光素子と、その照射された光線が物体(利用者)に当たって反射してきた光線(反射光)を受光する受光素子とにより構成されている。
【0011】
図1中、S10〜S15は、本発明の速度を検出する検出手段を兼ねる光電素子からなる透過型センサからなる人間検知器であって、一対の筐体間の改札通路P側に所定の間隔を保って設けられていて、改札通路P内の利用者位置を検知することができるように構成されている。これら人間検知器S10〜S15のうち、人間検知器S10は改札通路Pの入口側に、人間検知器S15は改札通路Pの出口側に、人間検知器S12及びS13は改札通路Pの中央部に、人間検知器S11は改札通路Pの入口側と中央部との中間に、そして人間検知器S14は改札通路Pの出口側と中央部との中間に設けられている。これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15は、一方の筐体の側面に発光素子を有するとともに、他方の筐体の側面に受光素子を有して構成されている。そして、これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15で検知され、かつ、上述の反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 で検知されないときは、その利用者は子供(小児)の利用者と判定される。また、改札通路Pの中央部に設けられた一対の人間検知器S12,S13は、利用者が改札通路Pの中央部に達したことを検知するとともに、検出順序により改札通路P内の利用者の移動方向を判定するために用いられている。
【0012】
図1中、D1 ,D2 は、改札通路Pを開閉するドアであり、これらドアD1 ,D2 のうち、ドアD1 は改札通路Pの出口側に設けられ、ドアD2 はその入口側に設けられている。そして、これらドアD1 ,D2 は、改札機本体Gを統括的に制御する後述する制御器Cにより駆動されるように構成されている。なお、図示しない他方の筐体にも、筐体G1 のドアD1 ,D2 に対応した位置にドアが設けられている。また、ドアD2 は、改札機本体Gが稼動を停止したときに閉じられるドアであり、さらに、改札機本体Gがノーマルオープン型のときや双方向型のときは、このドアD2 は、図1の矢印方向と反対方向から進入してくる利用者に対して改札通路Pの出口側のドアとなる。本実施の形態では、改札機本体Gを図1の矢印で示される方向の利用者を処理する専用型として説明する。
【0013】
図2は、ドアD1 ,D2 を開閉する本発明のドア手段を担う駆動機構の概略構成図である。これらドアD1 ,D2 は同一機構なのでドアD1 を例に説明すると、モータMと、そのモータMの回転を減速する減速機5と、その減速機5の出力によりドアD1 を開閉(回動)するリンク機構6と、モータMの回転軸に制動力(ブレーキ)を付与する制動装置8とから構成されている。
【0014】
制動装置8は、摩擦板クラッチやマグネットクラッチからなる周知のクラッチにより構成されていて、その制動力が弱く設定されたときは、閉じられているドアD1 を軽い力で開くことができ、その制動力が強く設定されたとき、閉じられているドアD1 は強い力を付与しないと開くことができないように構成されている。この制動力の設定は、例えばマグネットクラッチ式の制動装置の場合、通電量を変化させることにより磁力を変化させ容易に調整することができる。特に、制動力を粉末の磁性体の磁力を通電量により変化させて行うことのできるパウダー式と呼ばれているクラッチは、容易に調整できる特長がある。。
【0015】
制御器Cは、図3に示されるように、メモリ10に格納されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて所定の入出場(入場又は出場を意味している。)の演算処理を行う中央処理部(CPU)11を有している。制御器CのCPU11は、図示しないI/Oユニットを介して磁気件からなる乗車券を処理するカードハンドラ12と、ドアD1 ,D2 を駆動制御するドアドライバ13と、人間検知装置(S1 〜S3 ,S10〜S15)からの信号を処理する人間検知器ユニット14と、アンテナaを介して非接触券に記録されているデータを読取るととも、新たなデータを書込むためのリーダライタ15とが接続されている。なお、CPU11には、表示画面3を駆動制御する表示ドライバ等の機器も接続されているが、ここでは省略されている。
【0016】
以下、図4のフローチャートを用いて制御動作について説明する。今、非接触券又は磁気券からなる乗車券(図示せず)を所持している利用者が改札機本体Gを用いて入出場しようとしているものとする。先ず、利用者が有効な乗車券を用いて入出場しようとしているものとする(ステップ100否定。以下、ステップを「S」とする。)。すなわち、乗車券が非接触券の場合、その非接触券がアンテナaに軽くタッチされ、又はそのアンテナaにかざされてその非接触券に記録されているカードデータを基にしたCPU11の入出場の演算処理の結果が入出場を許可できるとき、あるいはその乗車券が磁気券の場合、投入口1に投入された磁気券に記録されているデータを基にしたCPU11の入出場の演算処理の結果が入出場を許可できるときは、利用者の改札通路Pの通過が許可される。
【0017】
ところで、上述のCPU11による演算処理の結果、入出場を許可できないと判定された場合、いわゆる無効券者と判定された場合、又は非接触券も磁気券も所持しない利用者、いわゆる無札者が人間検知器(S12,S13)で検知された場合は(S100肯定)、ドアD1 を閉じて改札通路Pの通過を阻止しなければならないが、このドアD1 の閉に当っては、以下の制御の下に行われる。
【0018】
先ず、人間検知器S10及びS11、S11及びS12、又はS13を用いて改札通路P内の入口側から出口側に移動する利用者の速度が検出される(S102)。すなわち、これら人間検知器S10〜S14の設置位置間の距離が既知であるので、その距離間を移動する時間により利用者の改札通路P内の移動の速度が簡単に求められる。また、ドアD1 の閉動作に要する時間も既知である。すなわち、ドアD1 は、無効券者又は無札者が検出されてからドアD1 が閉じるまでの時間は、所定時間、例えば0.3秒に設定されている。したがって、無効券者又は無札者が検出された移動速度で進んだ場合に、閉じたドアD1 に接触するか否かは容易に予測可能である(S104)。このような予想の下に閉じられたドアD1 の制動力が調整される。
【0019】
例えば、上述の予想において利用者が閉じたドアD1 に接触すると予想されるときは、ドアD1 が閉じられたときにその閉を維持するための制動装置8の制動力は、通常よりも弱く調整される(S104肯定、S106)。したがって、利用者(無効券者又は無札者)は、仮りにドアD1 に接触してもその衝撃を小さくすることができる。なお、利用者の移動の速度がドアD1 に接触するおそれがないときは、制動装置8の制動力は通常の強さに設定される(S104否定、S107)。ドアD1 が閉じられたときは、表示画面3及びスピーカ4を介して精算処理等の案内が行われるので(図4のフローチャートでは省略)、利用者は、その案内に従って適切な対応をとることができる。
【0020】
無効券者又は無札者の中には、ドアD1 が閉じられたことを知りながら、そのドアD1 を閉方向と反対方向へ回動させて、いわゆる強行突破しようとする場合がある。この場合は、制動装置8の制動力は、通常よりも強く調整される(S108肯定、S110)。すなわち、図1に示されるドアD1 の駆動機構には、ドアD1 の開閉状態を検出するセンサ(図示せず)が設けられているので、そのセンサで閉じられているドアD1 が開かれる方向へ回転されたことを容易に検出することが可能である。したがって、そのセンサの検出信号に基づいて制動装置8の制動力は、通常よりも強くなるように調整される。これにより、ドアD1 の阻止力が高まり、強行突破を未然に防止することができる。
【0021】
なお、上述の例では、改札通路P内の利用者の移動の速度に基づいて制動装置8の制動力を調整したが、ドアD1 の駆動機構の動作に基づいて調整するようにしてもよい。すなわち、上述したように、ドアD1 の閉動作の時間は所定時間(例えば0.3秒)に設定されており、また、ドアD1 の開閉状態もセンサにより検出されているので、この設定時間及びセンサの出力を用いた調整が可能となる。
【0022】
例えば、無効券者又は無札者が検出されてから所定時間内にドアD1 の閉状態がセンサにより検出されないときは、利用者がドアD1 に接触しているとして制動装置8の制動力が通常よりも弱く調整される。これにより利用者への衝撃を緩和することができる。もちろん、ドアD1 が利用者に接触したと判定されて制動力が弱められた後、ドアD1 が開かれる方向へ回動されていることが検出されたときは、上記図4のS108肯定及びS110と同様の強行突破防止措置がとられる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記改札機本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有するので、利用者に優しい自動改札機を簡単に実現することができる。
本発明の請求項2に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作を開始した前記ドアが所定時間内に閉動作を終了しないときに、そのドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有するので、利用者に優しい自動改札機を簡単に実現することができる。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作された前記ドアが閉動作と反対方向へ回動されたときに、そのドアの制動力をそれまでよりも高める制動制御手段とを有するので、強行突破を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札機本体を構成する一対の筐体のうちの一方の筐体の斜視図である。
【図2】ドアの駆動機構の概略構成図である。
【図3】制御器及び非接触券のブロック図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 自動改札機の本体(改札機本体)
G1 筐体
D1 ,D2 ドア
P 改札通路
B センサ取付ボックス
S1 〜S3 ,S10〜S15 人間検知器
1 投入口
2 取出口
a アンテナ
C 制御器
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者がドアに接触したときに衝撃を与えないようにするとともに、それでいて強行突破を有効に阻止することのできる自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平4−245392号公報
上記特許文献1に示されるように、無効券の利用者(旅客)又は無札者が閉じられたドアに強く衝突するのを防止するために、改札通路内の利用者速度に基づいてドアの閉動作を制御するようにした提案は数多く存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、利用者の速度等に基づいて閉動作するドアを制御することは数多く提案されているが、ファジィ制御によりドア制御を行うような場合は、制御論理が複雑であり、また特別な検出装置や制御機構を必要とするために実装置には適用されていない現状にある。
【0004】
そこで、本発明は、自動改札機の本体に既に設けられているセンサや駆動機構を利用して、ドアが利用者に接触したときの衝撃を和らげ、それでいて利用者の強行突破を効果的に阻止することのできる自動改札機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記自動改札機の本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、を有することを特徴としている。本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作を開始した前記ドアが所定時間内に閉動作を終了しないときに、そのドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、を有することを特徴としている。
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作された前記ドアが閉動作と反対方向へ回動されたときに、そのドアの制動力をそれまでよりも高める制動制御手段と、を有することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る自動改札機の斜視図であって、その自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)Gを構成する一対の筐体のうちの一方の筐体G1 の斜視図である。なお、図示しない他方の筐体は、改札通路Pを挾んでこの一方の筐体G1 と向き合う形で設けられている。
【0007】
図1中、1は、筐体G1 の改札通路Pの通過方向の進入(入口)側に設けられた乗車券の投入口、2は、その筐体G1 の上面で改札通路Pの進出(出口)側に設けられた取出口であり、3は、その取出口2の近傍で改札通路Pの進出側に設けられた利用者に対して文字により所定の内容を案内するための表示画面である。また、図1中、4は、利用者に対して音声により所定の内容を案内するためのスピーカである。
【0008】
上記投入口1及び取出口2間の筐体G1 内には、図示しないカードハンドラが設けられている。このカードハンドラは、投入口1から投入された乗車券を取出口2又は図示しない筐体G1 内に設けられた集札箱まで搬送させることができるように構成されている。そして、その搬送の途中において、投入口1に投入された磁気券からなる乗車券に記録されているデータを読取り、新たなデータを書込み、必要に応じてパンチや印字を行い、利用者へ返却する必要のある乗車券を取出口2に排出し、筐体G1 内に回収する必要のある乗車券を集札箱へ集札できるように構成されている。上記投入口1には、図示しないがシャッタ機構が設けられていて、シャッタ機構で投入口1が閉じられているときは、当然に乗車券の投入口1への投入は阻止される。
【0009】
図1中、aはアンテナであって、筐体G1 の投入口1側の上面に設けられていて、図示しない無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券と交信できるように構成されている。
【0010】
図1中、Bはセンサ取付ボックスであって、筐体G1 の上面で、かつ、改札通路Pと反対側に設けられ、その改札通路Pに沿って設けられている。このセンサ取付ボックスB内には、反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 が改札通路Pの入口側、中央部及び出口側にそれぞれ内蔵されていて、改札通路P内の大人の利用者を検知することができるように構成されている。すなわち、この反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 は、改札通路Pの床面から所定の高さに向けて光線を照射する発光素子と、その照射された光線が物体(利用者)に当たって反射してきた光線(反射光)を受光する受光素子とにより構成されている。
【0011】
図1中、S10〜S15は、本発明の速度を検出する検出手段を兼ねる光電素子からなる透過型センサからなる人間検知器であって、一対の筐体間の改札通路P側に所定の間隔を保って設けられていて、改札通路P内の利用者位置を検知することができるように構成されている。これら人間検知器S10〜S15のうち、人間検知器S10は改札通路Pの入口側に、人間検知器S15は改札通路Pの出口側に、人間検知器S12及びS13は改札通路Pの中央部に、人間検知器S11は改札通路Pの入口側と中央部との中間に、そして人間検知器S14は改札通路Pの出口側と中央部との中間に設けられている。これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15は、一方の筐体の側面に発光素子を有するとともに、他方の筐体の側面に受光素子を有して構成されている。そして、これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15で検知され、かつ、上述の反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 で検知されないときは、その利用者は子供(小児)の利用者と判定される。また、改札通路Pの中央部に設けられた一対の人間検知器S12,S13は、利用者が改札通路Pの中央部に達したことを検知するとともに、検出順序により改札通路P内の利用者の移動方向を判定するために用いられている。
【0012】
図1中、D1 ,D2 は、改札通路Pを開閉するドアであり、これらドアD1 ,D2 のうち、ドアD1 は改札通路Pの出口側に設けられ、ドアD2 はその入口側に設けられている。そして、これらドアD1 ,D2 は、改札機本体Gを統括的に制御する後述する制御器Cにより駆動されるように構成されている。なお、図示しない他方の筐体にも、筐体G1 のドアD1 ,D2 に対応した位置にドアが設けられている。また、ドアD2 は、改札機本体Gが稼動を停止したときに閉じられるドアであり、さらに、改札機本体Gがノーマルオープン型のときや双方向型のときは、このドアD2 は、図1の矢印方向と反対方向から進入してくる利用者に対して改札通路Pの出口側のドアとなる。本実施の形態では、改札機本体Gを図1の矢印で示される方向の利用者を処理する専用型として説明する。
【0013】
図2は、ドアD1 ,D2 を開閉する本発明のドア手段を担う駆動機構の概略構成図である。これらドアD1 ,D2 は同一機構なのでドアD1 を例に説明すると、モータMと、そのモータMの回転を減速する減速機5と、その減速機5の出力によりドアD1 を開閉(回動)するリンク機構6と、モータMの回転軸に制動力(ブレーキ)を付与する制動装置8とから構成されている。
【0014】
制動装置8は、摩擦板クラッチやマグネットクラッチからなる周知のクラッチにより構成されていて、その制動力が弱く設定されたときは、閉じられているドアD1 を軽い力で開くことができ、その制動力が強く設定されたとき、閉じられているドアD1 は強い力を付与しないと開くことができないように構成されている。この制動力の設定は、例えばマグネットクラッチ式の制動装置の場合、通電量を変化させることにより磁力を変化させ容易に調整することができる。特に、制動力を粉末の磁性体の磁力を通電量により変化させて行うことのできるパウダー式と呼ばれているクラッチは、容易に調整できる特長がある。。
【0015】
制御器Cは、図3に示されるように、メモリ10に格納されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて所定の入出場(入場又は出場を意味している。)の演算処理を行う中央処理部(CPU)11を有している。制御器CのCPU11は、図示しないI/Oユニットを介して磁気件からなる乗車券を処理するカードハンドラ12と、ドアD1 ,D2 を駆動制御するドアドライバ13と、人間検知装置(S1 〜S3 ,S10〜S15)からの信号を処理する人間検知器ユニット14と、アンテナaを介して非接触券に記録されているデータを読取るととも、新たなデータを書込むためのリーダライタ15とが接続されている。なお、CPU11には、表示画面3を駆動制御する表示ドライバ等の機器も接続されているが、ここでは省略されている。
【0016】
以下、図4のフローチャートを用いて制御動作について説明する。今、非接触券又は磁気券からなる乗車券(図示せず)を所持している利用者が改札機本体Gを用いて入出場しようとしているものとする。先ず、利用者が有効な乗車券を用いて入出場しようとしているものとする(ステップ100否定。以下、ステップを「S」とする。)。すなわち、乗車券が非接触券の場合、その非接触券がアンテナaに軽くタッチされ、又はそのアンテナaにかざされてその非接触券に記録されているカードデータを基にしたCPU11の入出場の演算処理の結果が入出場を許可できるとき、あるいはその乗車券が磁気券の場合、投入口1に投入された磁気券に記録されているデータを基にしたCPU11の入出場の演算処理の結果が入出場を許可できるときは、利用者の改札通路Pの通過が許可される。
【0017】
ところで、上述のCPU11による演算処理の結果、入出場を許可できないと判定された場合、いわゆる無効券者と判定された場合、又は非接触券も磁気券も所持しない利用者、いわゆる無札者が人間検知器(S12,S13)で検知された場合は(S100肯定)、ドアD1 を閉じて改札通路Pの通過を阻止しなければならないが、このドアD1 の閉に当っては、以下の制御の下に行われる。
【0018】
先ず、人間検知器S10及びS11、S11及びS12、又はS13を用いて改札通路P内の入口側から出口側に移動する利用者の速度が検出される(S102)。すなわち、これら人間検知器S10〜S14の設置位置間の距離が既知であるので、その距離間を移動する時間により利用者の改札通路P内の移動の速度が簡単に求められる。また、ドアD1 の閉動作に要する時間も既知である。すなわち、ドアD1 は、無効券者又は無札者が検出されてからドアD1 が閉じるまでの時間は、所定時間、例えば0.3秒に設定されている。したがって、無効券者又は無札者が検出された移動速度で進んだ場合に、閉じたドアD1 に接触するか否かは容易に予測可能である(S104)。このような予想の下に閉じられたドアD1 の制動力が調整される。
【0019】
例えば、上述の予想において利用者が閉じたドアD1 に接触すると予想されるときは、ドアD1 が閉じられたときにその閉を維持するための制動装置8の制動力は、通常よりも弱く調整される(S104肯定、S106)。したがって、利用者(無効券者又は無札者)は、仮りにドアD1 に接触してもその衝撃を小さくすることができる。なお、利用者の移動の速度がドアD1 に接触するおそれがないときは、制動装置8の制動力は通常の強さに設定される(S104否定、S107)。ドアD1 が閉じられたときは、表示画面3及びスピーカ4を介して精算処理等の案内が行われるので(図4のフローチャートでは省略)、利用者は、その案内に従って適切な対応をとることができる。
【0020】
無効券者又は無札者の中には、ドアD1 が閉じられたことを知りながら、そのドアD1 を閉方向と反対方向へ回動させて、いわゆる強行突破しようとする場合がある。この場合は、制動装置8の制動力は、通常よりも強く調整される(S108肯定、S110)。すなわち、図1に示されるドアD1 の駆動機構には、ドアD1 の開閉状態を検出するセンサ(図示せず)が設けられているので、そのセンサで閉じられているドアD1 が開かれる方向へ回転されたことを容易に検出することが可能である。したがって、そのセンサの検出信号に基づいて制動装置8の制動力は、通常よりも強くなるように調整される。これにより、ドアD1 の阻止力が高まり、強行突破を未然に防止することができる。
【0021】
なお、上述の例では、改札通路P内の利用者の移動の速度に基づいて制動装置8の制動力を調整したが、ドアD1 の駆動機構の動作に基づいて調整するようにしてもよい。すなわち、上述したように、ドアD1 の閉動作の時間は所定時間(例えば0.3秒)に設定されており、また、ドアD1 の開閉状態もセンサにより検出されているので、この設定時間及びセンサの出力を用いた調整が可能となる。
【0022】
例えば、無効券者又は無札者が検出されてから所定時間内にドアD1 の閉状態がセンサにより検出されないときは、利用者がドアD1 に接触しているとして制動装置8の制動力が通常よりも弱く調整される。これにより利用者への衝撃を緩和することができる。もちろん、ドアD1 が利用者に接触したと判定されて制動力が弱められた後、ドアD1 が開かれる方向へ回動されていることが検出されたときは、上記図4のS108肯定及びS110と同様の強行突破防止措置がとられる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、前記改札機本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有するので、利用者に優しい自動改札機を簡単に実現することができる。
本発明の請求項2に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作を開始した前記ドアが所定時間内に閉動作を終了しないときに、そのドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段とを有するので、利用者に優しい自動改札機を簡単に実現することができる。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、改札機本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、閉動作された前記ドアが閉動作と反対方向へ回動されたときに、そのドアの制動力をそれまでよりも高める制動制御手段とを有するので、強行突破を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札機本体を構成する一対の筐体のうちの一方の筐体の斜視図である。
【図2】ドアの駆動機構の概略構成図である。
【図3】制御器及び非接触券のブロック図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 自動改札機の本体(改札機本体)
G1 筐体
D1 ,D2 ドア
P 改札通路
B センサ取付ボックス
S1 〜S3 ,S10〜S15 人間検知器
1 投入口
2 取出口
a アンテナ
C 制御器
Claims (3)
- 乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、
演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、
前記自動改札機の本体の改札通路内の利用者の速度を検出する検出手段と、
検出された速度で利用者が移動したとき閉動作するドアに利用者が接触すると予想されるときに、前記ドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、
を有することを特徴とする自動改札機。 - 乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、
演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、
閉動作を開始した前記ドアが所定時間内に閉動作を終了しないときに、そのドアの閉方向と反対方向へ回動されたときの制動力をそれまでよりも低下させる制動制御手段と、
を有することを特徴とする自動改札機。 - 乗車券に記録されているデータを基に入出場の演算処理を行う入出場演算手段と、
演算処理の結果、入出場を許可できないと判定したとき又は無札者が検出されたときに、自動改札機の本体の改札通路の出口側のドアを閉動作させるドア手段と、
閉動作された前記ドアが閉動作と反対方向へ回動されたときに、そのドアの制動力をそれまでよりも高める制動制御手段と、
を有することを特徴とする自動改札機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002332140A JP2004164498A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002332140A JP2004164498A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 自動改札機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004164498A true JP2004164498A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32809305
Family Applications (1)
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JP2002332140A Pending JP2004164498A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004164498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010026553A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Omron Corp | 自動改札機 |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002332140A patent/JP2004164498A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010026553A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Omron Corp | 自動改札機 |
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