JP2004163564A - ブレ補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型のブレ補正装置を提供すると共に、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合であっても、ブレ補正光学系の位置を正確に検出することができるブレ補正装置を提供する。
【解決手段】光学系の一部であるブレ補正レンズ1を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、ブレ補正レンズ1のレンズ面に検出光を投光するX軸方向投光部11,Y軸方向投光部21と、ブレ補正レンズ1のレンズ面から反射した検出光を受光するX軸方向受光部12,Y軸方向受光部22とを備え、X軸方向受光部12,Y軸方向受光部22が受光した検出光によりブレ補正レンズ1の位置を検出する。
【選択図】 図1
【解決手段】光学系の一部であるブレ補正レンズ1を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、ブレ補正レンズ1のレンズ面に検出光を投光するX軸方向投光部11,Y軸方向投光部21と、ブレ補正レンズ1のレンズ面から反射した検出光を受光するX軸方向受光部12,Y軸方向受光部22とを備え、X軸方向受光部12,Y軸方向受光部22が受光した検出光によりブレ補正レンズ1の位置を検出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置等において像のブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学系の一部にブレ補正光学系を設け、このブレ補正光学系を光軸と略直交する方向に変位させ、手ぶれ等による像ブレを抑制する装置が知られている。このようなブレ補正装置では、そのブレ補正光学系の位置を正確に知る必要があるため、ブレ補正光学系を含む可動部に位置センサの一部(センサ、光源、スリット、等)を搭載する必要があった。
また、ブレ補正光学系は、光軸に対し略直交する方向に2次元的に変位するため、位置センサの一部はX軸、Y軸方向の略軸上に配置する必要があった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−39303号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のブレ補正装置では、ブレ補正光学系を含む可動部に位置センサの一部を搭載するので、可動部が大型化するという問題があった。
また、前述した従来のブレ補正装置では、ブレ補正光学系を含む可動部のX軸、Y軸方向の略軸上に位置センサの一部が配置されているため、ブレ補正光学系が光軸に対して略垂直な面内で回転したときに、X軸、Y軸の検出位置に誤差が生じてしまうという問題があった。
図4は、従来のブレ補正装置において、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合を示す図である。
図4に示すように、センサの光軸からの距離をrとし、光軸を中心にθ回転した場合を想定すると、r(1−cosθ)が誤差となって生じてしまっていた。
【0005】
本発明の課題は、小型のブレ補正装置を提供すると共に、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合であっても、ブレ補正光学系の位置を正確に検出することができるブレ補正装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、光学系の一部であるブレ補正光学系(1)を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系のレンズ面に検出光を投光する投光部(11,21,31)と、前記ブレ補正光学系のレンズ面から反射した前記検出光を受光する受光部(12,22,32)と、を備え、前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記レンズ面の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0007】
請求項2の発明は、光学系の一部であるブレ補正光学系(1)を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系と一体で移動し、前記ブレ補正光学系の光軸を中心とする回転体形状の一部を成す反射部と、前記反射部に検出光を投光する投光部(11,21,31)と、前記反射部から反射した前記検出光を受光する受光部(12,22,32)と、を備え、前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記反射部の反射面形状の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、前記検出光は、ブレ補正装置が搭載される機器の撮像手段及び/又は観察手段が感度を有していない波長であること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記受光部(12,22,32)が受光した前記検出光の中心位置に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記受光部(32)は、2次元方向で前記検出光の位置を検出できるセンサであること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系(1)のレンズ面又は前記反射部は、前記検出光の波長と略一致する波長を反射する反射膜を有すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の構成を示す図である。図1(a)は、光軸方向から見た図であり、図1(b)は、X軸に沿って切断した断面図である。
本実施形態におけるブレ補正装置は、ブレ補正レンズ1,可動レンズ枠2,固定筒3,ベアリング4,X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6,X軸方向投光部11,X軸方向受光部12,Y軸方向投光部21,Y軸方向受光部22等を備え、不図示のカメラ本体に着脱可能な交換レンズ内に設けられ、像のブレを補正する装置である。
【0013】
ブレ補正レンズ1は、光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系であり、不図示の撮影光学系の一部を形成し、可動レンズ枠2に固定されている凸レンズである。ブレ補正レンズ1の表面には、後述のX軸方向投光部11,Y軸方向投光部21から投光される検出光の波長と略一致する波長を反射する反射膜がコーティングされている。
【0014】
可動レンズ枠2は、ブレ補正レンズ1を保持し、ブレ補正レンズ1の光軸に略直交する方向に移動する部材であり、X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6が設けられている。可動レンズ枠2は、不図示の付勢部材により、ベアリング4を介して固定筒3の支持部3a上に当てつけられている。
【0015】
固定筒3は、内径側に支持部3aが突出しており、さらに、内壁部分にX軸方向投光部11,X軸方向受光部12,Y軸方向投光部21,Y軸方向受光部22が固定されている。
【0016】
X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6は、可動レンズ枠2をそれぞれX軸方向,Y軸方向へ駆動する駆動力を発生する部分であり、ボイスコイルモータ等により形成されている。
【0017】
X軸方向投光部11は、X軸に沿った方向からブレ補正レンズ1へ検出光を投光するLED(発光ダイオード)であり、本実施形態では赤外光を発光する。なお、X軸方向投光部11に用いる光源としては、LEDの他に、レーザ発振器を用いてレーザを投光してもよい。ここで、投光する光は、後述のX軸方向受光部12,Y軸方向受光部22により検出可能な光であることが当然必要であるが、さらに、不図示のカメラ本体に設けられた撮像手段又はフィルムが感度を有していない波長であることが望ましい。また、本実施形態のX軸方向投光部11は、ブレ補正レンズ1の光軸が不図示の撮影光学系の光軸と一致する位置におけるレンズ頂点(中央)付近に検出光を投光するようになっている。
【0018】
X軸方向受光部12は、X軸方向投光部11が投光してブレ補正レンズ1の表面で反射した検出光を受光する1次元PSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)である。X軸方向受光部12が検出した信号は、不図示の演算部へ伝えられる。なお、X軸方向受光部12に使用するセンサとしては、PSDの他に、CCDを用いることもできる。
【0019】
Y軸方向投光部21及びY軸方向受光部22は、それぞれ、X軸方向投光部11及びX軸方向受光部12と同様な部材であり、Y軸方向に沿って配置されている。
【0020】
図2は、本実施形態のブレ補正装置におけるブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出動作を説明する図である。図2(a)は、ブレ補正レンズ1が中央(ブレ補正レンズ1の光軸と撮影光学系の光軸とが一致する位置)にある状態を示し、図2(b)は、ブレ補正レンズ1がX軸の+方向に移動している状態を示し、図2(c)は、ブレ補正レンズ1がX軸の−方向に移動している状態を示している。
ブレ補正レンズ1が図2(a)に示す中央に位置するときには、X軸方向投光部11より投光された検出光A1は、レンズ表面で反射されて検出光A2となり、X軸方向受光部12の略中央に入射している。
【0021】
ブレ補正レンズ1が図2(b)に示すX軸−方向に移動した状態では、X軸方向投光部11より投光される検出光A1は、図2(a)の場合と同一であるが、ブレ補正レンズ1のレンズ表面が球面であることから、レンズ表面への入射角が大きくなり、反射角も大きくなる。従って、ブレ補正レンズ1のレンズ表面により反射される検出光A3は、図2(a)に示した検出光A2とは異なる位置へ向かって反射される。具体的には、X軸方向受光部12の下方(図中における下方)に入射する。
【0022】
逆に、ブレ補正レンズ1が図2(c)に示すX軸+方向に移動した状態では、レンズ表面への入射角が小さくなり、反射角も小さくなる。従って、ブレ補正レンズ1のレンズ表面により反射される検出光A4は、図2(b)に示した検出光A3とは反対に、X軸方向受光部12の上方(図中における上方)に入射する。一方、図2(a)〜(c)のいずれの状態においても、ブレ補正レンズ1が光軸を中心として回転しても入射角も反射角も変化することはない。
【0023】
ブレ補正レンズ1のレンズ表面形状の曲率は、既知であり、ブレ補正レンズ1のX軸方向位置とX軸方向受光部12上の検出光(反射光)の位置とは、1対1で対応するので、X軸方向受光部12上の検出光の位置(上下方向)を読みとれば、レンズの正確な位置を算出することができる。
また、Y軸方向についても、X軸方向の場合と同様にしてブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができる。
【0024】
本実施形態によれば、ブレ補正レンズ1のレンズ面により反射した検出光により、ブレ補正レンズ1の位置を検出するので、ブレ補正レンズ1が光軸を中心として回転した場合であっても、ブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができる。また、可動レンズ枠2において位置検出に必要な部位は、ブレ補正レンズ1のレンズ面のみであるので、ブレ補正装置を小型にすることができる。
【0025】
(第2実施形態)
図3は、本発明によるブレ補正装置の第2実施形態を光軸方向から見た図である。図3(a)は、ブレ補正レンズ1がY軸+方向に移動している状態を示し、図3(b)は、ブレ補正レンズ1がY軸−方向に移動している状態を示している。
第1実施形態におけるブレ補正装置が、X軸方向及びY軸方向に対応して投光部と受光部との組み合わせを2組設けていたのに対して、本実施形態は、1組の投光部及び受光部により、X軸方向及びY軸方向の位置検出を行う形態である。なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0026】
本実施形態におけるブレ補正装置は、投光部31と、受光部32とを有している。
投光部31は、第1実施形態におけるX軸方向投光部11と同様なLEDである。
受光部32は、投光部31が投光してブレ補正レンズ1の表面で反射した検出光を受光する2次元PSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)である。受光部32が検出した信号は、不図示の演算部へ伝えられる。
【0027】
本実施形態では、ブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出方法は、受光部32が2次元PSDに変わっているが、第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
一方、ブレ補正レンズ1のY軸方向の位置検出は、第1実施形態と異なり、X軸方向の位置検出にも用いている投光部31及び受光部32により行う。投光部31より投光される検出光C1は、光軸方向から見るとX軸方向に沿って進む。しかし、ブレ補正レンズ1が図3(a)に示すY軸+方向に移動した状態では、ブレ補正レンズ1のレンズ表面が球面であることから、検出光C1は、ブレ補正レンズ1のレンズ表面において反射されるときにY軸−方向に進行方向が曲げられて、検出光C2となる。従って、受光部32上で検出光C2が到達する位置は、ブレ補正レンズ1が中心位置にあるときよりもY軸−方向に寄った位置となる。
【0028】
逆に、ブレ補正レンズ1が図3(b)に示すY軸−方向に移動した状態では、検出光C1は、ブレ補正レンズ1のレンズ表面において反射されるときにY軸+方向に進行方向が曲げられて、検出光C3となる。従って、受光部32上で検出光C2が到達する位置は、ブレ補正レンズ1が中心位置にあるときよりもY軸+方向に寄った位置となる。
ブレ補正レンズ1のレンズ表面形状の曲率は、既知であり、ブレ補正レンズ1の位置と受光部32上の検出光(反射光)の位置とは、1対1で対応するので、受光部32上の検出光の位置を読みとれば、レンズの正確な位置を算出することができる。
【0029】
本実施形態によれば、1組の投光部31及び受光部32によりブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができるので、構造を単純化することができ、より小型のブレ補正装置とすることができる。
【0030】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、各実施形態において、X軸方向投光部11,Y軸方向投光部21及び投光部31は、ブレ補正レンズ1の光軸が不図示の撮影光学系の光軸と一致する位置におけるレンズ頂点(中央)付近に検出光を投光するようになっているが、これに限らず、例えば、レンズ形状、投光部及び受光部のレイアウトによっては、レンズ頂点以外の部分に投光する方が好ましい場合もあり、製品毎に最適な位置を設定すればよい。
【0031】
また、各実施形態において、ブレ補正レンズ1のレンズ表面に検出光を投光し、レンズ表面により反射した検出光からブレ補正レンズ1の位置を検出する例を示したが、これに限らず、例えば、ブレ補正レンズ1と一体で移動し、ブレ補正レンズ1の光軸を中心とする回転体形状からなる部分を反射部として、この反射部に検出光を投光・反射させてブレ補正レンズ1の位置を検出してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ブレ補正光学系のレンズ面に検出光を投光する投光部とブレ補正光学系のレンズ面から反射した検出光を受光する受光部とを備え、ブレ補正光学系の移動に伴うレンズ面の変化に応じて変化する受光部における検出光の受光位置の変化に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、ブレ補正光学系が光軸を中心として回転した場合であっても、ブレ補正光学系の位置を正確に検出することができる。また、ブレ補正装置を小型にすることができる。
【0033】
(2)ブレ補正光学系と一体で移動し、ブレ補正光学系の光軸を中心とする回転体形状の一部を成す反射部を備え、ブレ補正光学系の移動に伴う反射部の反射面形状の変化に応じて変化する受光部における検出光の受光位置の変化に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、投光部及び受光部配置の自由度が増し、ブレ補正装置をさらに小型にすることができる。
【0034】
(3)検出光は、ブレ補正装置が搭載される機器の撮像手段及び/又は観察手段が感度を有していない波長であるので、撮影や観察に影響を及ぼすことなく、ブレ補正光学系の位置を検出することができる。
【0035】
(4)受光部が受光した検出光の中心位置に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、簡単かつ確実に検出を行うことができる。
【0036】
(5)受光部は、2次元方向で検出光の位置を検出できるセンサであるので、1組の投光部及び受光部により検出を行うことができ、ブレ補正装置をさらに小型にすることができる。
【0037】
(6)ブレ補正光学系のレンズ面又は反射部は、検出光の波長と略一致する波長域が他の波長域よりも高反射となっている反射膜を有するので、効率よく検出光を反射することができ、より確実に検出を行うことができる。また、投光部の発光量を少なくすることができ、小型の投光部とすることができると共に、撮影や観察に影響を及ぼすことなく、ブレ補正光学系の位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本実施形態のブレ補正装置におけるブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出動作を説明する図である。
【図3】本発明によるブレ補正装置の第2実施形態を光軸方向から見た図である。
【図4】従来のブレ補正装置において、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレ補正レンズ
2 可動レンズ枠
3 固定筒
4 ベアリング
5 X軸方向駆動部
6 Y軸方向駆動部
11 X軸方向投光部
12 X軸方向受光部
21 Y軸方向投光部
22 Y軸方向受光部
31 投光部
32 受光部
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置等において像のブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学系の一部にブレ補正光学系を設け、このブレ補正光学系を光軸と略直交する方向に変位させ、手ぶれ等による像ブレを抑制する装置が知られている。このようなブレ補正装置では、そのブレ補正光学系の位置を正確に知る必要があるため、ブレ補正光学系を含む可動部に位置センサの一部(センサ、光源、スリット、等)を搭載する必要があった。
また、ブレ補正光学系は、光軸に対し略直交する方向に2次元的に変位するため、位置センサの一部はX軸、Y軸方向の略軸上に配置する必要があった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−39303号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のブレ補正装置では、ブレ補正光学系を含む可動部に位置センサの一部を搭載するので、可動部が大型化するという問題があった。
また、前述した従来のブレ補正装置では、ブレ補正光学系を含む可動部のX軸、Y軸方向の略軸上に位置センサの一部が配置されているため、ブレ補正光学系が光軸に対して略垂直な面内で回転したときに、X軸、Y軸の検出位置に誤差が生じてしまうという問題があった。
図4は、従来のブレ補正装置において、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合を示す図である。
図4に示すように、センサの光軸からの距離をrとし、光軸を中心にθ回転した場合を想定すると、r(1−cosθ)が誤差となって生じてしまっていた。
【0005】
本発明の課題は、小型のブレ補正装置を提供すると共に、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合であっても、ブレ補正光学系の位置を正確に検出することができるブレ補正装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、光学系の一部であるブレ補正光学系(1)を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系のレンズ面に検出光を投光する投光部(11,21,31)と、前記ブレ補正光学系のレンズ面から反射した前記検出光を受光する受光部(12,22,32)と、を備え、前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記レンズ面の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0007】
請求項2の発明は、光学系の一部であるブレ補正光学系(1)を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系と一体で移動し、前記ブレ補正光学系の光軸を中心とする回転体形状の一部を成す反射部と、前記反射部に検出光を投光する投光部(11,21,31)と、前記反射部から反射した前記検出光を受光する受光部(12,22,32)と、を備え、前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記反射部の反射面形状の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、前記検出光は、ブレ補正装置が搭載される機器の撮像手段及び/又は観察手段が感度を有していない波長であること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記受光部(12,22,32)が受光した前記検出光の中心位置に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記受光部(32)は、2次元方向で前記検出光の位置を検出できるセンサであること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正光学系(1)のレンズ面又は前記反射部は、前記検出光の波長と略一致する波長を反射する反射膜を有すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の構成を示す図である。図1(a)は、光軸方向から見た図であり、図1(b)は、X軸に沿って切断した断面図である。
本実施形態におけるブレ補正装置は、ブレ補正レンズ1,可動レンズ枠2,固定筒3,ベアリング4,X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6,X軸方向投光部11,X軸方向受光部12,Y軸方向投光部21,Y軸方向受光部22等を備え、不図示のカメラ本体に着脱可能な交換レンズ内に設けられ、像のブレを補正する装置である。
【0013】
ブレ補正レンズ1は、光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系であり、不図示の撮影光学系の一部を形成し、可動レンズ枠2に固定されている凸レンズである。ブレ補正レンズ1の表面には、後述のX軸方向投光部11,Y軸方向投光部21から投光される検出光の波長と略一致する波長を反射する反射膜がコーティングされている。
【0014】
可動レンズ枠2は、ブレ補正レンズ1を保持し、ブレ補正レンズ1の光軸に略直交する方向に移動する部材であり、X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6が設けられている。可動レンズ枠2は、不図示の付勢部材により、ベアリング4を介して固定筒3の支持部3a上に当てつけられている。
【0015】
固定筒3は、内径側に支持部3aが突出しており、さらに、内壁部分にX軸方向投光部11,X軸方向受光部12,Y軸方向投光部21,Y軸方向受光部22が固定されている。
【0016】
X軸方向駆動部5,Y軸方向駆動部6は、可動レンズ枠2をそれぞれX軸方向,Y軸方向へ駆動する駆動力を発生する部分であり、ボイスコイルモータ等により形成されている。
【0017】
X軸方向投光部11は、X軸に沿った方向からブレ補正レンズ1へ検出光を投光するLED(発光ダイオード)であり、本実施形態では赤外光を発光する。なお、X軸方向投光部11に用いる光源としては、LEDの他に、レーザ発振器を用いてレーザを投光してもよい。ここで、投光する光は、後述のX軸方向受光部12,Y軸方向受光部22により検出可能な光であることが当然必要であるが、さらに、不図示のカメラ本体に設けられた撮像手段又はフィルムが感度を有していない波長であることが望ましい。また、本実施形態のX軸方向投光部11は、ブレ補正レンズ1の光軸が不図示の撮影光学系の光軸と一致する位置におけるレンズ頂点(中央)付近に検出光を投光するようになっている。
【0018】
X軸方向受光部12は、X軸方向投光部11が投光してブレ補正レンズ1の表面で反射した検出光を受光する1次元PSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)である。X軸方向受光部12が検出した信号は、不図示の演算部へ伝えられる。なお、X軸方向受光部12に使用するセンサとしては、PSDの他に、CCDを用いることもできる。
【0019】
Y軸方向投光部21及びY軸方向受光部22は、それぞれ、X軸方向投光部11及びX軸方向受光部12と同様な部材であり、Y軸方向に沿って配置されている。
【0020】
図2は、本実施形態のブレ補正装置におけるブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出動作を説明する図である。図2(a)は、ブレ補正レンズ1が中央(ブレ補正レンズ1の光軸と撮影光学系の光軸とが一致する位置)にある状態を示し、図2(b)は、ブレ補正レンズ1がX軸の+方向に移動している状態を示し、図2(c)は、ブレ補正レンズ1がX軸の−方向に移動している状態を示している。
ブレ補正レンズ1が図2(a)に示す中央に位置するときには、X軸方向投光部11より投光された検出光A1は、レンズ表面で反射されて検出光A2となり、X軸方向受光部12の略中央に入射している。
【0021】
ブレ補正レンズ1が図2(b)に示すX軸−方向に移動した状態では、X軸方向投光部11より投光される検出光A1は、図2(a)の場合と同一であるが、ブレ補正レンズ1のレンズ表面が球面であることから、レンズ表面への入射角が大きくなり、反射角も大きくなる。従って、ブレ補正レンズ1のレンズ表面により反射される検出光A3は、図2(a)に示した検出光A2とは異なる位置へ向かって反射される。具体的には、X軸方向受光部12の下方(図中における下方)に入射する。
【0022】
逆に、ブレ補正レンズ1が図2(c)に示すX軸+方向に移動した状態では、レンズ表面への入射角が小さくなり、反射角も小さくなる。従って、ブレ補正レンズ1のレンズ表面により反射される検出光A4は、図2(b)に示した検出光A3とは反対に、X軸方向受光部12の上方(図中における上方)に入射する。一方、図2(a)〜(c)のいずれの状態においても、ブレ補正レンズ1が光軸を中心として回転しても入射角も反射角も変化することはない。
【0023】
ブレ補正レンズ1のレンズ表面形状の曲率は、既知であり、ブレ補正レンズ1のX軸方向位置とX軸方向受光部12上の検出光(反射光)の位置とは、1対1で対応するので、X軸方向受光部12上の検出光の位置(上下方向)を読みとれば、レンズの正確な位置を算出することができる。
また、Y軸方向についても、X軸方向の場合と同様にしてブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができる。
【0024】
本実施形態によれば、ブレ補正レンズ1のレンズ面により反射した検出光により、ブレ補正レンズ1の位置を検出するので、ブレ補正レンズ1が光軸を中心として回転した場合であっても、ブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができる。また、可動レンズ枠2において位置検出に必要な部位は、ブレ補正レンズ1のレンズ面のみであるので、ブレ補正装置を小型にすることができる。
【0025】
(第2実施形態)
図3は、本発明によるブレ補正装置の第2実施形態を光軸方向から見た図である。図3(a)は、ブレ補正レンズ1がY軸+方向に移動している状態を示し、図3(b)は、ブレ補正レンズ1がY軸−方向に移動している状態を示している。
第1実施形態におけるブレ補正装置が、X軸方向及びY軸方向に対応して投光部と受光部との組み合わせを2組設けていたのに対して、本実施形態は、1組の投光部及び受光部により、X軸方向及びY軸方向の位置検出を行う形態である。なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0026】
本実施形態におけるブレ補正装置は、投光部31と、受光部32とを有している。
投光部31は、第1実施形態におけるX軸方向投光部11と同様なLEDである。
受光部32は、投光部31が投光してブレ補正レンズ1の表面で反射した検出光を受光する2次元PSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)である。受光部32が検出した信号は、不図示の演算部へ伝えられる。
【0027】
本実施形態では、ブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出方法は、受光部32が2次元PSDに変わっているが、第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
一方、ブレ補正レンズ1のY軸方向の位置検出は、第1実施形態と異なり、X軸方向の位置検出にも用いている投光部31及び受光部32により行う。投光部31より投光される検出光C1は、光軸方向から見るとX軸方向に沿って進む。しかし、ブレ補正レンズ1が図3(a)に示すY軸+方向に移動した状態では、ブレ補正レンズ1のレンズ表面が球面であることから、検出光C1は、ブレ補正レンズ1のレンズ表面において反射されるときにY軸−方向に進行方向が曲げられて、検出光C2となる。従って、受光部32上で検出光C2が到達する位置は、ブレ補正レンズ1が中心位置にあるときよりもY軸−方向に寄った位置となる。
【0028】
逆に、ブレ補正レンズ1が図3(b)に示すY軸−方向に移動した状態では、検出光C1は、ブレ補正レンズ1のレンズ表面において反射されるときにY軸+方向に進行方向が曲げられて、検出光C3となる。従って、受光部32上で検出光C2が到達する位置は、ブレ補正レンズ1が中心位置にあるときよりもY軸+方向に寄った位置となる。
ブレ補正レンズ1のレンズ表面形状の曲率は、既知であり、ブレ補正レンズ1の位置と受光部32上の検出光(反射光)の位置とは、1対1で対応するので、受光部32上の検出光の位置を読みとれば、レンズの正確な位置を算出することができる。
【0029】
本実施形態によれば、1組の投光部31及び受光部32によりブレ補正レンズ1の位置を正確に検出することができるので、構造を単純化することができ、より小型のブレ補正装置とすることができる。
【0030】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、各実施形態において、X軸方向投光部11,Y軸方向投光部21及び投光部31は、ブレ補正レンズ1の光軸が不図示の撮影光学系の光軸と一致する位置におけるレンズ頂点(中央)付近に検出光を投光するようになっているが、これに限らず、例えば、レンズ形状、投光部及び受光部のレイアウトによっては、レンズ頂点以外の部分に投光する方が好ましい場合もあり、製品毎に最適な位置を設定すればよい。
【0031】
また、各実施形態において、ブレ補正レンズ1のレンズ表面に検出光を投光し、レンズ表面により反射した検出光からブレ補正レンズ1の位置を検出する例を示したが、これに限らず、例えば、ブレ補正レンズ1と一体で移動し、ブレ補正レンズ1の光軸を中心とする回転体形状からなる部分を反射部として、この反射部に検出光を投光・反射させてブレ補正レンズ1の位置を検出してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ブレ補正光学系のレンズ面に検出光を投光する投光部とブレ補正光学系のレンズ面から反射した検出光を受光する受光部とを備え、ブレ補正光学系の移動に伴うレンズ面の変化に応じて変化する受光部における検出光の受光位置の変化に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、ブレ補正光学系が光軸を中心として回転した場合であっても、ブレ補正光学系の位置を正確に検出することができる。また、ブレ補正装置を小型にすることができる。
【0033】
(2)ブレ補正光学系と一体で移動し、ブレ補正光学系の光軸を中心とする回転体形状の一部を成す反射部を備え、ブレ補正光学系の移動に伴う反射部の反射面形状の変化に応じて変化する受光部における検出光の受光位置の変化に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、投光部及び受光部配置の自由度が増し、ブレ補正装置をさらに小型にすることができる。
【0034】
(3)検出光は、ブレ補正装置が搭載される機器の撮像手段及び/又は観察手段が感度を有していない波長であるので、撮影や観察に影響を及ぼすことなく、ブレ補正光学系の位置を検出することができる。
【0035】
(4)受光部が受光した検出光の中心位置に基づいてブレ補正光学系の位置を検出するので、簡単かつ確実に検出を行うことができる。
【0036】
(5)受光部は、2次元方向で検出光の位置を検出できるセンサであるので、1組の投光部及び受光部により検出を行うことができ、ブレ補正装置をさらに小型にすることができる。
【0037】
(6)ブレ補正光学系のレンズ面又は反射部は、検出光の波長と略一致する波長域が他の波長域よりも高反射となっている反射膜を有するので、効率よく検出光を反射することができ、より確実に検出を行うことができる。また、投光部の発光量を少なくすることができ、小型の投光部とすることができると共に、撮影や観察に影響を及ぼすことなく、ブレ補正光学系の位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本実施形態のブレ補正装置におけるブレ補正レンズ1のX軸方向の位置検出動作を説明する図である。
【図3】本発明によるブレ補正装置の第2実施形態を光軸方向から見た図である。
【図4】従来のブレ補正装置において、ブレ補正光学系が光軸を中心に回転した場合を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレ補正レンズ
2 可動レンズ枠
3 固定筒
4 ベアリング
5 X軸方向駆動部
6 Y軸方向駆動部
11 X軸方向投光部
12 X軸方向受光部
21 Y軸方向投光部
22 Y軸方向受光部
31 投光部
32 受光部
Claims (6)
- 光学系の一部であるブレ補正光学系を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、
前記ブレ補正光学系のレンズ面に検出光を投光する投光部と、
前記ブレ補正光学系のレンズ面から反射した前記検出光を受光する受光部と、
を備え、
前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記レンズ面の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、
を特徴とするブレ補正装置。 - 光学系の一部であるブレ補正光学系を光軸に対して略直交する方向に変位し像のブレを補正するブレ補正装置において、
前記ブレ補正光学系と一体で移動し、前記ブレ補正光学系の光軸を中心とする回転体形状の一部を成す反射部と、
前記反射部に検出光を投光する投光部と、
前記反射部から反射した前記検出光を受光する受光部と、
を備え、
前記ブレ補正光学系の移動に伴う前記反射部の反射面形状の変化に応じて変化する前記受光部における前記検出光の受光位置の変化に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、
を特徴とするブレ補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、
前記検出光は、ブレ補正装置が搭載される機器の撮像手段及び/又は観察手段が感度を有していない波長であること、
を特徴とするブレ補正装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
前記受光部が受光した前記検出光の中心位置に基づいて前記ブレ補正光学系の位置を検出すること、
を特徴とするブレ補正装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
前記受光部は、2次元方向で前記検出光の位置を検出できるセンサであること、
を特徴とするブレ補正装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
前記ブレ補正光学系のレンズ面又は前記反射部は、前記検出光の波長と略一致する波長を反射する反射膜を有すること、
を特徴とするブレ補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002327857A JP2004163564A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ブレ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002327857A JP2004163564A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ブレ補正装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004163564A true JP2004163564A (ja) | 2004-06-10 |
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ID=32806323
Family Applications (1)
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JP2002327857A Pending JP2004163564A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ブレ補正装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004163564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006201306A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Pentax Corp | ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置 |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002327857A patent/JP2004163564A/ja active Pending
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