JP2004161709A - ムクミ改善用の化粧品キット - Google Patents

ムクミ改善用の化粧品キット Download PDF

Info

Publication number
JP2004161709A
JP2004161709A JP2002331573A JP2002331573A JP2004161709A JP 2004161709 A JP2004161709 A JP 2004161709A JP 2002331573 A JP2002331573 A JP 2002331573A JP 2002331573 A JP2002331573 A JP 2002331573A JP 2004161709 A JP2004161709 A JP 2004161709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic
massage
weight
agent
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002331573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004161709A5 (ja
Inventor
Hideki Akatsuka
秀貴 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP2002331573A priority Critical patent/JP2004161709A/ja
Publication of JP2004161709A publication Critical patent/JP2004161709A/ja
Publication of JP2004161709A5 publication Critical patent/JP2004161709A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】手軽にムクミを改善する手段の開発、取り分け体部のムクミの改善する手段を提供する。
【解決手段】1)温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料と2)冷感付与剤や冷却剤を含有するクールダウン用のマッサージ化粧料を構成要素とする、ムクミ改善用の化粧料キットを用いて、それぞれのマッサージ用の化粧料を用いて、順次マッサージを行う。温感付与剤としては、グリセリン乃至はポリグリセリン、1,3−ブタンジオール、液体のポリエチレングリコール及び金属酸化物が、血行促進剤としては、トウガラシエキス、バニリルブチルエーテルが、冷感付与剤としては、メントールとメンチルグリセリルエーテル、メンチルラクテートが、冷却剤としては、ジメチルエーテル、液化天然ガス及び固形のポリエチレングリコールが例示できる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細にはムクミ改善に有用な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
近代社会に於いては、デスクワークが労働に占める割合は、過去にないほど急増している。この傾向は、ワードプロセッサーやパーソナルコンピューターの普及に伴い、更に激しさを増している。この為、座居の姿勢で長時間を過ごす人が増え、これによって微小循環或いは局所循環が阻害され、体調不良を引き起こすケースが少なくない。かかる体調不良の典型症例としては、足のムクミが特徴的に挙げられる。かかるムクミ改善にはマッサージがしばしば適用されるが、その効果についてはあまり定かではない。その為、ムクミ改善のためのツボ押し機器或いはツボ刺激用の微電流装置などが種々販売されるに至っている。即ち、この様な機器に頼らず、手軽にムクミを改善する手段の開発、取り分け体部のムクミの改善する手段の開発が望まれていた。
【0003】
この様なニーズから、化粧料を使用してのムクミ改善も試みられている。この様な技術としては、例えばゲンノショウコエキス等の脂肪分解剤を含有する化粧料でムクミを改善する技術(特開2001−199896)、カフェイン、ジュウヤクエキス、ウイキョウ等の脂肪分解剤でムクミを改善する技術(特開2000−119157)等が挙げられる。しかしながら、これらの技術が対象にしているムクミは前述のムクミと異なり、皮下脂肪の過剰蓄積によるたるみのことを指しているように勘案する。又、顔以外の部部への適用も触れられていない。従って、本願の対象とする体液循環不全によるムクミ改善のための化粧料、取り分け体部のムクミ改善の為の化粧料は存しない。
【0004】
皮膚外用剤の分野に於ける冷感付与剤に関する先行技術としては、例えば、エリスリトールを冷感剤として含有する化粧料(特開2001−31520)、メンチルグリセリルエーテルやメンチルラクテートを冷感付与剤として含有する化粧料(特開2000−239142)等が挙げられるが、これらの化粧料の目的とするところは、冷感によるリフレッシュであり、ムクミ改善に関しては知られていない。又、顔以外の部部への適用も触れられていない。
【0005】
皮膚外用剤に於ける温感付与剤に関する先行技術としては、グリセリンやポリグリセリンを含有する化粧料(特開2002−265329)、ポリエーテル変性シリコーンとゼオライトを組み合わせて化粧料に含有させる技術(特開2002−193781)、バニリルブチルエーテルを化粧料に含有させる技術(特開2002−179517)等が挙げられるが、これらの目的は血行促進による顔色改善などであり、ムクミに関しては触れられていない。又、顔以外の部部への適用も触れられていない。
【0006】
温感付与剤と冷感付与剤をともに構成要件とする技術としては、特開2001−72547、特開2000−191437等が例示できるが、これらは冷感付与剤を含有しても、温感付与剤を含有しても良い化粧料であり、両者を使用することは開示されていないし、冷感付与剤と温感付与剤とを別の化粧料に含有させ、化粧料キットと為し、かかる2種の化粧料を順次使用する技術については、これまでのところ全く知られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、手軽にムクミを改善する手段の開発、取り分け体部のムクミの改善する手段を提供することを課題とする。
【0008】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、手軽にムクミを改善する手段の開発、取り分け体部のムクミの改善する手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料と2)クールダウン用のマッサージ化粧料を組み合わせて順次使用することにより、著しいムクミ改善効果が得られることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に関する技術に関するものである。
(1)1)温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料と2)クールダウン用のマッサージ化粧料を構成要素とする、ムクミ改善用の化粧料キット。
(2)クールダウン用のマッサージ化粧料が、冷感付与剤及び/又は冷却剤を含有する化粧料であることを特徴とする、(1)に記載の化粧料キット。
(3)冷感付与剤が、メントールとその誘導体、エリスリトール、ジメチルエーテル、液化天然ガス及び固形のポリエチレングリコールから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料キット。
(4)クールダウン用のマッサージ化粧料がエアゾール剤形であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料キット。
(5)温感付与剤が、グリセリン乃至はポリグリセリン、1,−ブタンジオール、液体のポリエチレングリコール及び金属酸化物から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の化粧料キット。
(6)血行促進剤が、バニリルブチルエーテル及び/又はトウガラシ抽出物であることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料キット。
【0009】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料キットの構成要素である温感マッサージ化粧料
本発明の化粧料キットは、温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料を必須の構成要素として含有する。ここで、温感付与剤或いは血行促進剤は、通常皮膚外用剤の分野で知られているものであれば、特段の限定無く使用することが出来、例えば、温感付与剤としては、グリセリン乃至はポリグリセリン、1,3−ブタンジオール、液体のポリエチレングリコール及び金属酸化物から選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。金属酸化物としては、酸化マグネシウムが特に好適に例示できる。これらは何れも水分との反応により発熱するので、非水系或いは極少量のみの水しか含まない系で使用することが好ましい。系に於ける水の含有量としては5重量%以下、更に好ましくは1重量%以下が好適に例示できる。又、前記温感付与剤の含有量は、少なくとも10重量%以上が好ましく、更に好ましくは60重量%以上が例示できる。これは少なすぎると発熱量が少なすぎて温感が充分ではなく、多すぎると効果が頭打ちになり、処方の自由度を損なうからである。
【0010】
血行促進剤としては、バニリルブチルエーテル及び/又はトウガラシ抽出物が好適に例示できる。トウガラシ抽出物は、この有効成分であるカプサイシンを使用することも出来る。かかる成分の好ましい含有量は、総量で0.005〜1重量%であり、更に好ましくは0.01〜0.5重量%である。これは多すぎると刺激が強くなりすぎる場合があり、少なすぎるムクミ改善効果が得られない場合があるからである。
【0011】
以上の条件から、本発明の化粧料キットを構成する、温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料の剤形としては、グリセリン乃至はポリグリセリン、1,−ブタンジオール、液体のポリエチレングリコールを主たる担体とし、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、アクリル酸・メタクリル酸(C10〜30)アルキルコポリマーの塩を構造成分とする非水(僅含水)ジェル製剤が特に好適である。本発明の化粧料キットを構成する温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料は、かかる成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲に於いて、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。これらの成分を常法に従って処理することにより製造できる。
【0012】
(2)本発明の化粧料キットの構成要素である冷感マッサージ化粧料
本発明の化粧料キットは、クールダウン用のマッサージ化粧料を構成要素として含有する。クールダウン用のマッサージ化粧料としては、冷感付与剤及び/又は冷却剤を含有することが好ましい。冷感付与剤としては、メントールとメンチルグリセリルエーテル、メンチルラクテート等のその誘導体及びエリスリトールから選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示でき、その好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で0.01〜1重量%であり、更に好ましくは、0.05〜0.5重量%である。これは少なすぎるとムクミ改善効果が得られない場合があり、多すぎると刺激が強すぎて好ましくない場合があるからである。又、冷却剤としては、ジメチルエーテル、液化天然ガス及び固形のポリエチレングリコールから選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。液化天然ガスとしては、0.1〜0.2MPaのものが刺激発現が少なくて好ましい。かかる冷却剤の好ましい含有量は、総量で30〜90重量%であり、更に好ましくは50〜80重量%である。これは少なすぎるとムクミ改善効果が得られない場合があり、多すぎると処方の自由度が損なわれる場合があるからである。尚、かかる冷却剤を含有する形態に於いては、泡沫形態のエアゾール形態を取ることが好ましい。又、かかる化粧料に於いても温感成分を含有する化粧料同様に任意成分を含有することが出来る。
【0013】
(3)本発明の化粧料キットの使用法
本発明の化粧料キットは、足などの体液循環不全に起因するムクミを改善する為のものであって、必須構成要素の2種の化粧料を、順次使用してマッサージすることを特徴とする。使用の順番は温感マッサージ化粧料でマッサージした後に、クールダウン用のマッサージ化粧料でマッサージしても良いし、クールダウン用のマッサージ化粧料でマッサージした後に温感マッサージ化粧料でマッサージしても良い。更に、かかる一連の操作の前後或いは中間に、温感マッサージ料にも、クールダウンマッサージ化粧料にも属さない、通常のマッサージ化粧料によるマッサージを加えることも出来るし、この様なサイクルを複数回行うことも出来る。この様な一連の操作により、体液循環を著しく改善させ、ムクミを著しく改善することが出来る。
【0014】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ。限定されないことは言うまでもない。
【0015】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、温感マッサージ化粧料とクールダウン用のマッサージ化粧料を作成し、組み合わせて本発明の化粧料キット1とした。このものを用いて、足のムクミ改善効果を調べた。即ち、パネラー1群10名を用い、午前10時に、右足の膝から下の部分の体積を計測し、午後4時に再度同じ部分の体積を測定し、ムクミ度合いを調べた。しかる後に、マッサージ料を用いて20分間マッサージを行い、しかる後に更にもう一度同じ部位の体積を計測し、ムクミの改善度を算出した。ムクミの改善度は式(1)に従って算出した。マッサージは、1群が化粧料キット1の温感マッサージ化粧料で10分間マッサージを行い、しかる後に、クールダウン用のマッサージ化粧料で10分間マッサージを行った。(実施例群)比較例1群は、温感マッサージ料のみで20分間マッサージを行い、比較例2群はクールダウン用のマッサージ化粧料のみで20分間マッサージを行った。対照例1群は無処置で20分間休息した。結果をムクミ改善度の平均値として表1に示す。又、別途専門パネラーにより、夕刻にパネラーがむくんだ状態で、使用テストと同様の手技で、足にマッサージを行い、実感したムクミの改善度をスコアで評価してもらった。即ち、スコアはスコア5:著しくムクミが改善、スコア4:明らかにムクミが改善、スコア3:ムクミの改善の実感がある、スコア2:気持ちムクミが改善か?スコア1:ムクミは改善せずである。この結果も表1に示す。これより、温感マッサージ化粧料とクールダウン用のマッサージ化粧料の両方のマッサージ料を用いて順次マッサージを行うことにより、ムクミが著しく改善していることがわかる。又、この程度は感覚として実感できる程度のものであることもわかる。
【0016】
(式1)
100−(マッサージ後の体積−朝の体積)/(マッサージ前の体積−朝の体積)×100
【0017】
(温感マッサージ化粧料)
イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、攪拌、可溶化して、イに徐々にロを加え中和して、攪拌冷却して温感マッサージ化粧料1(ジェル状化粧料)を得た。

カルボキシビニルポリマー 1 重量部
トウガラシ抽出物 0.05重量部
バニリルブチルエーテル 0.05重量部
グリセリン 60 重量部

トリアタノールアミン 0.8 重量部
1,3−ブタンジオール 38.1 重量部
【0018】
(クールダウン用のマッサージ化粧料)
イ、ロの成分を70℃に加熱し、イに徐々にロを加え、攪拌冷却し、ハとともにエアゾール容器に充填し、密閉してクールダウン用のマッサージ化粧料1(泡沫エアゾール化粧料)を得た。

ジメチコン 0.2 重量部
トリメチルシロキシ珪酸 0.2 重量部
デカメチペンタシロキサン 0.2 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セチルアルコール 0.04重量部
中空アクリル樹脂粉体 0.2 重量部
メンチルグリセリルエーテル 0.1 重量部

ポリエチレングリコール400 0.04重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04重量部
1,3−ブタンジオール 0.04重量部
グリセリン 0.04重量部
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15重量部
キサンタンガム 0.02重量部
エタノール 8 重量部
水 25.53重量部

液化天然ガス(0.15MPa) 65 重量部
【0019】
【表1】
Figure 2004161709
【0020】
<実施例2>
本発明の化粧料キット1を用い、専門パネラーを使用して、クールダウン用のマッサージ化粧料で10分間マッサージを行い、しかる後に温感マッサージ化粧料で10分間マッサージを行ってムクミ改善の程度を評価してもらったところ、スコア4であり、温感マッサージとクールダウンマッサージの順番は問わないことがわかった。
【0021】
<実施例3>
以下に示す処方に従って、温感マッサージ化粧料とクールダウン用のマッサージ化粧料を作成し、組み合わせて本発明の化粧料キット2とした。このものを専門パネラーにより、実施例1と同様に評価したところ、スコア4であった。
【0022】
(温感マッサージ化粧料)
イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、攪拌、可溶化して、イに徐々にロを加え中和して、攪拌冷却して温感マッサージ化粧料2(ジェル状化粧料)を得た。

カルボキシビニルポリマー 1 重量部
トウガラシ抽出物 0.05重量部
バニリルブチルエーテル 0.05重量部
グリセリン 60 重量部

トリアタノールアミン 0.8 重量部
ポリエチレングリコール400 18.1 重量部
トリグリセリン 20 重量部
【0023】
(クールダウン用のマッサージ化粧料)
イ、ロの成分を70℃に加熱し、イに徐々にロを加え、攪拌冷却し、ハとともにエアゾール容器に充填し、密閉してクールダウン用のマッサージ化粧料2(泡沫エアゾール化粧料)を得た。

ジメチコン 0.2 重量部
トリメチルシロキシ珪酸 0.2 重量部
デカメチペンタシロキサン 0.2 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セチルアルコール 0.04重量部
中空アクリル樹脂粉体 0.19重量部
メンチルラクテート 0.1 重量部
l−メントール 0.01重量部

ポリエチレングリコール400 0.04重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04重量部
1,3−ブタンジオール 0.04重量部
グリセリン 0.04重量部
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15重量部
キサンタンガム 0.02重量部
エタノール 8 重量部
水 25.53重量部

液化天然ガス(0.15MPa) 60 重量部
ジメチルエーテル 5 重量部
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、手軽にムクミを改善する手段の開発、取り分け体部のムクミの改善する手段を提供することができる。

Claims (6)

  1. 1)温感付与剤及び/又は血行促進剤を含有するマッサージ化粧料と2)クールダウン用のマッサージ化粧料を構成要素とする、ムクミ改善用の化粧料キット。
  2. クールダウン用のマッサージ化粧料が、冷感付与剤及び/又は冷却剤を含有する化粧料であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料キット。
  3. 冷感付与剤が、メントールとその誘導体、エリスリトール、ジメチルエーテル、液化天然ガス及び固形のポリエチレングリコールから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料キット。
  4. クールダウン用のマッサージ化粧料がエアゾール剤形であることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料キット。
  5. 温感付与剤が、グリセリン乃至はポリグリセリン、1,3−ブタンジオール、液体のポリエチレングリコール及び金属酸化物から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料キット。
  6. 血行促進剤が、バニリルブチルエーテル及び/又はトウガラシ抽出物であることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料キット。
JP2002331573A 2002-11-15 2002-11-15 ムクミ改善用の化粧品キット Pending JP2004161709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002331573A JP2004161709A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 ムクミ改善用の化粧品キット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002331573A JP2004161709A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 ムクミ改善用の化粧品キット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004161709A true JP2004161709A (ja) 2004-06-10
JP2004161709A5 JP2004161709A5 (ja) 2005-10-20

Family

ID=32808898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002331573A Pending JP2004161709A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 ムクミ改善用の化粧品キット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004161709A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117610A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Pola Chem Ind Inc 温感ゲル状化粧料
JP4455667B1 (ja) * 2009-09-30 2010-04-21 英生 住野 皮膚用外用剤キット
JP2011116726A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Noevir Co Ltd 温感ゲル状化粧料
WO2011155425A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 株式会社資生堂 皮膚外用剤
KR101140416B1 (ko) 2011-10-26 2012-05-03 정상민 냉감 조성물
JP2014201552A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 ポーラ化成工業株式会社 冷感を有する皮膚外用剤
JP5966231B1 (ja) * 2015-12-14 2016-08-10 有限会社アント アミノ酸配合顔用皮膚外用剤

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117610A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Pola Chem Ind Inc 温感ゲル状化粧料
JP4455667B1 (ja) * 2009-09-30 2010-04-21 英生 住野 皮膚用外用剤キット
JP2011074009A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hideo Sumino 皮膚用外用剤キット
JP2011116726A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Noevir Co Ltd 温感ゲル状化粧料
WO2011155425A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 株式会社資生堂 皮膚外用剤
KR101140416B1 (ko) 2011-10-26 2012-05-03 정상민 냉감 조성물
JP2014201552A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 ポーラ化成工業株式会社 冷感を有する皮膚外用剤
JP5966231B1 (ja) * 2015-12-14 2016-08-10 有限会社アント アミノ酸配合顔用皮膚外用剤
WO2017104537A1 (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 有限会社アント アミノ酸配合顔用皮膚外用剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4707279B2 (ja) クールダウン効果を有するマッサージ用の化粧料
JP2000319187A (ja) 二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物
CN105687059A (zh) 一种用于抗衰老的化妆品组合物及其配制方法、应用
KR20140054145A (ko) 각전 재생 억제제, 각전 재생 억제 방법, 및 각전 재생 억제 키트
CN105687038A (zh) 一种具有皮脂膜修复功能的护肤卸妆膏及其制备方法
JP5643872B2 (ja) 二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物
JP2004161709A (ja) ムクミ改善用の化粧品キット
JP2002356434A (ja) リパーゼ活性賦活剤、痩身用皮膚外用剤及び痩身用浴用剤
JP5699184B2 (ja) 二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物
JP3954972B2 (ja) 洗浄用の化粧料用組成物
JP2007262083A (ja) 二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物
JP2004161708A (ja) ムクミ改善用の化粧料
JPH092939A (ja) 浴用剤組成物及びその使用方法
Gomez et al. Lack of effect of a spironolactone-containing cream on hair growth in hirsute women
JP2001064122A5 (ja)
TWI270389B (en) Beauty method of massaging
CN110269926A (zh) 温中舒暖组合物及其制备方法和应用
JP5993336B2 (ja) 二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物
JP6713609B2 (ja) 炭酸ガスパック及び機器併用型ボディライン改善方法
JP2004075642A (ja) ムクミ改善用の化粧料
KR101432143B1 (ko) 중금속 침착을 방지하기 위한 비누 조성물
JP2018507913A (ja) ケラチン及び硫黄を含有する局所適用の減量化粧品組成物
JP2004115479A (ja) ムクミ改善用のマッサージ化粧料
BR102016000880A2 (pt) Cosmetic composition, cream formulation
KR20040027184A (ko) 목욕용 겔화 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050627

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116