JP2004160468A - ボトル缶の製造方法およびネジ成形装置 - Google Patents

ボトル缶の製造方法およびネジ成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ボトル缶ごとの雄ネジ部が同品質に形成され、雄ネジ部にスジ状部分が形成されることなく一定のリード角で形成されるとともに、ネジ山の高さが均一に形成されるボトル缶の製造方法および製造装置を提供すること。
【解決手段】ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するためのネジ形成部を外周に有する中子23と、中子23のネジ形成部21と対応する形状のネジ形成部22を外周に有する外子24と、ネジ部成形作業時に転動自在に支持した中子23および外子24によって口金部を挟み込ませて回転するプレス機構25とを備えたネジ成形装置20であって、ネジ部成形開始作業時に中子23および外子24の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に中子23および外子24の転動を規制する制動機構30が備えられていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、口金部にネジ部が形成されているボトル缶の製造方法およびネジ成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、飲料用の缶として広く使われている金属製のボトル缶は、金属板材を絞り加工(Drawing)と、次いで行われるしごき加工(Ironing)とによって形成される、一般にDI缶と呼ばれている有底筒状体に、複数回の絞り加工によって縮径部を形成し、トリミング加工によって上端の高さが揃えられた後に、縮径部の上部にネジ部を有する口金部が形成されて製造されている。このボトル缶に内容物を充填した後、ボトル缶の口金部にキャップが被着されて、キャップ付ボトル缶とされる。
【0003】
図7は、ボトル缶2の口金部6の側面図で、雄ネジ部7の下方終端点(ネジ切り終わり)Aとボトル缶2の軸線Oとが重なる方向から見た図である。雄ネジ部7は、口金部6の周方向に螺旋状に形成されたネジ山15と、ネジ山15の間に形成されたネジ谷16とによって形成されており、ネジ山15が約2.2巻きで形成されているので、軸線O方向に三段のネジ山15を有する三段ネジ山部分Xが設けられている。雄ネジ部7の三段ネジ山部分X以外の範囲は二段ネジ山部分とされ、二段のネジ山15が形成されている範囲である。
【0004】
また、ネジ山15およびネジ谷16は、軸線Oに直交する水平面に対して所定のリード角で形成されており、ネジ谷16の下方終端点A近傍は不完全ネジ部16’とされている。不完全ネジ部16’においてネジ谷16は、下方終端点Aに向かって徐々にネジ深さが浅く形成されるとともに、ネジ幅が狭く形成されている。このように形成された不完全ネジ部16’は、雄ネジ部7に沿ってキャップ材をネジ溝加工ローラで押圧してキャップ材に雌ネジ部を形成することでボトル缶2にキャップを被着するキャッピング工程において、ネジ溝加工ローラを離型する目的に用いられるとともに、雌ネジ部を雄ネジ部7に案内されやすい形状とする目的に用いられている。そして、下方終端点Aを過ぎた位置に所定のリード角で形成されずに、水平面に沿うように形成されたスジ状部分17が形成されている。
【0005】
このような口金部6の雄ネジ部7の加工は、中子と外子とを転動自在に支持するプレス機構を備えたネジ成形装置によって行われ、中子および外子の外周には、ネジ山15とネジ谷16とを形成するための互いに対応する形状のネジ形成部が設けられている。ネジ形成部には、一定の高さのネジ山型および一定の深さのネジ谷型が設けられているが、外子のネジ形成部は不完全ネジ部16’を形成するために、ネジ終端に向かって徐々にネジ山型が低くなるようにネジ下端部が形成されている。
【0006】
ネジ部加工工程は、互いに間隔をあけて位置している中子と外子との間に雄ネジ部の形成されていない略円筒状の口金部が挿入された状態において、中子と外子とによって口金部を挟み込むとともに、中子および外子がボトル形状体の軸線回りに回転する作業を有している。(例えば、特許文献1参照。)このとき、中子および外子は転動自在に支持されているので、中子と外子とが回転しつつ口金部を挟み込み始め、一定の摩擦力以上となった時に中子と外子とが転動する構成となっている。ここで、中子と外子とが口金部に当接してから転動するまでの間、中子および外子が口金部に対して滑動してしまい、所定のリード角とならない歪んだ部分が形成されるが、中子および外子が1回転以上軸線回りに回転することにより、リード角の歪んだ部分を矯正し、所定のリード角の雄ネジ部7を形成している。また、中子および外子は、雄ネジ部7を成形し口金部6から離間した後においても慣性によって転動し、たとえば中子および外子を支持している軸受けなどの摩擦によって転動が停止していた。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−66674号公報(段落番号0007、第4−8図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように雄ネジ部7を形成する際に、中子および外子を1回転以上回転させてリード角の歪んだ部分を矯正しているが、中子および外子の転動の停止する向きは規制されていないので、ネジ部成形工程を繰り返すたびに中子および外子が異なる向きで口金部に当接し、ボトル缶2ごとに矯正箇所が異なる位置になってしまい、ボトル缶2ごとに雄ネジ部7の形状が若干異なるという問題があった。とくに、外子のネジ下端部を口金部に向けた状態で外子が口金部に当接する場合に、外子のネジ下端部においてネジ山型が低くなるように形成されており、外子を1回転以上回転させても十分に矯正することができずに、雄ネジ部7の下方部分にスジ状部分17が形成されていた。スジ状部分17が形成されることによって、雄ネジ部7に沿ってキャップ材に雌ネジ部を形成してボトル缶2にキャップを被着するキャッピング工程において、スジ状部分17に沿ってキャップの雌ネジ部に水平部が形成されてしまうという問題があった。このように水平部が雄ネジ部7のリード角と異なる角度で形成されることで、キャップを回転する時に雄ネジ部7と水平部とが擦れ合ってしまい、回転トルクが増大したり、再栓する際に雄ネジ部7に雌ネジ部が案内され難くなるという不都合があった。
【0009】
また、ネジ部加工工程において、中子と外子とが一定の力で口金部を挟み込んでいるが、三段ネジ山部分Xと二段ネジ山部分とではメタルフローが異なり、三段ネジ山部分Xにおける加工による変形量が多いので、三段ネジ山部分Xのネジ山15が二段ネジ山部分のネジ山15より低く形成されてしまうという問題があった。このように、ネジ山15が部分的に低く形成され、ネジ山15の高さが均一にならないことにより、所定のキャップの締結力が得られず、キャップ付ボトル缶の内圧が異常に上昇した場合に、口金部6からキャップがずれてしまうおそれがあった。
【0010】
本発明は、このような背景の下になされたものであって、ボトル缶ごとの雄ネジ部が同品質に形成され、雄ネジ部にスジ状部分が形成されることなく一定のリード角で形成されるとともに、ネジ山の高さが均一に形成されるボトル缶の製造方法および製造装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るボトル缶の製造方法は、ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するネジ部成形工程を有するボトル缶の製造方法であって、所定の向きで転動が規制されている中子および外子が互いに間隔をあけて位置し、該中子と外子との間に前記ボトル形状体の口金部が挿入された状態で、上記中子および外子の転動の規制を解除するとともに、互いの間隔を狭める方向に該中子と外子とが移動するネジ部成形開始作業と、上記中子と外子とによって上記口金部を挟み込み、該中子と外子とが転動しつつ、前記ボトル形状体の軸線回りに回転するネジ部成形作業と、互いの間隔を広げる方向に上記中子と外子とが移動するとともに、所定の向きで中子および外子の転動を規制するネジ部成形終了作業とが行われるネジ部成形工程を有することを特徴とする。
【0012】
この発明のボトル缶の製造方法において、ネジ部成形終了作業で所定の向きで中子および外子の転動を規制するとともに、ネジ部成形開始作業で中子および外子の転動の規制を解除するので、ネジ部成形工程を繰り返すたびに中子および外子が同じ向きで用いられる。つまり、ネジ部成形開始作業において中子および外子が常に同じ向きで口金部に当接し、中子および外子を1回転以上回転させた時に、中子および外子によって矯正される箇所が常に同じ箇所となるのである。これにより、形成されるネジ部の形状が、ボトル缶ごとにばらつくことが無くなり、常に同じ品質のネジ部を形成することができる。
【0013】
また、本発明に係るネジ成形装置は、ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するためのネジ形成部を外周に有する中子と、該中子のネジ形成部と対応する形状のネジ形成部を外周に有する外子と、ネジ部成形作業時に転動自在に支持した該中子および外子によって前記口金部を挟み込ませて前記ボトル形状体の軸線回りに回転するプレス機構とを備えたネジ成形装置であって、ネジ部成形開始作業時に前記中子および外子の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に前記中子および外子の転動を規制する制動機構が備えられていることを特徴とする。
【0014】
この発明のネジ成形装置において、ネジ部成形開始作業時に中子および外子の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に中子および外子の転動を規制する制動機構が備えられているので、ネジ部成形工程を繰り返すたびに中子および外子の転動が同じ向きで規制される。これにより、形成されるネジ部の形状が、ボトル缶ごとにばらつくことが無くなり、常に同じ品質のネジ部を形成することができる。
【0015】
また、本発明に係るネジ成形装置は、上述したネジ成形装置であって、前記制動機構は、前記中子および外子に固定されて段部を有しているカムと、前記段部に係合して前記カムの転動を係止する係止部を有している係止機構とを備えて構成されていることを特徴とする。
【0016】
この発明のネジ成形装置において、制動機構は、中子および外子に固定されて段部を有しているカムと、段部に係合してカムの転動を係止する係止部を有している係止機構とを備えて構成されているので、プレス機構によって中子および外子が口金部を挟み込む方向に移動することにより、カムの段部と係止機構の係止部とが係合することによる中子および外子の転動の規制が解除され、ネジ部成形後に、中子および外子が互いの間隔を広げる方向に移動することにより、カムの段部に係止機構の係止部が係合しカムの転動が係止されて、中子および外子の転動が規制される。このように、制動機構はカムと係止機構により構成され、従来と同様の中子および外子の移動で、転動の規制およびその解除がなされるので、従来の装置から少ない改良で確実に転動の規制を行うことができる。
【0017】
また、本発明に係るネジ成形装置は、ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するためのネジ形成部を外周に有する中子と、該中子のネジ形成部と対応する形状のネジ形成部を外周に有する外子と、ネジ部成形作業時に転動自在に支持した該中子および外子によって前記口金部を挟み込ませて前記ボトル形状体の軸線回りに回転するプレス機構とを備えたネジ成形装置であって、前記中子と外子との転動を同期させる同期機構を備えているとともに、ネジ部成形開始作業時に前記中子および外子の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に前記中子および外子の転動を規制する制動機構が、前記中子または外子のいずれか一方に備えられていることを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明に係るネジ成形装置は、上述したネジ成形装置であって、前記制動機構は、前記中子または外子のいずれか一方に固定されて段部を有しているカムと、前記段部に係合して前記カムの転動を係止する係止部を有している係止機構とを備えて構成されていることを特徴とする。
【0019】
この発明のネジ成形装置において、中子と外子との転動を同期させる同期機構を備えているので、中子または外子のいずれか一方に制動機構を設けるだけで、中子および外子の両方の転動を規制することができる。また、制動機構を構成するカムおよび係止機構を一組だけ設けることでよいので、ネジ成形装置の構成をシンプルにすることができる。
【0020】
また、本発明に係るネジ成形装置は、上述したいずれかのネジ成形装置において、前記制動機構により転動を規制された前記外子の向きが、該外子のネジ形成部におけるネジ下端部を前記中子に対向する向き以外の方向に設定されていることを特徴とする。
【0021】
この発明のネジ成形装置において、制動機構により転動を規制された外子の向きが、外子のネジ形成部におけるネジ下端部を中子に対向する向き以外の方向に設定されているので、ネジ部を形成し始めるときにネジ下端部が口金部の外周面に当接することが回避される。これにより、雄ネジ部の下方部分にスジ状部分が形成されることなく、雄ネジ部を一定のリード角で形成することができる。したがって、キャップの雌ネジ部も一定のリード角で形成することができるので、再栓する際に雌ネジ部が雄ネジ部に案内されやすくなるとともに、キャップの回転トルクを低くすることができる。
【0022】
また、本発明に係るネジ成形装置は、上述したいずれかのネジ成形装置であって、前記中子および外子のネジ形成部には、前記口金部に三段のネジ山を形成する三段ネジ形成部と二段のネジ山を形成する二段ネジ形成部とが設けられており、前記中子の三段ネジ形成部のネジ山凸型の高さが、二段ネジ形成部のネジ山凸型の高さより高く形成され、前記外子の三段ネジ形成部のネジ山凹型の深さが、二段ネジ形成部のネジ山凹型の深さより深く形成されていることを特徴とする。
【0023】
この発明のボトル缶のネジ成形装置において、中子の三段ネジ形成部のネジ山凸型の高さが、二段ネジ形成部のネジ山凸型の高さより高く形成され、外子の三段ネジ形成部のネジ山凹型の深さが、二段ネジ形成部のネジ山凹型の深さより深く形成されているので、口金部にネジ山を形成するために加えられる力が、二段ネジ形成部より三段ネジ形成部においてより高くなる。これにより、加工による変形量の多い三段ネジ山部分においても、規定のネジ山の高さとなるように加工することができ、ネジ山の高さをほぼ均一に形成することができる。したがって、所定の締結力でキャップを被着することができ、キャップ付ボトル缶の内圧が異常に上昇した場合であっても、ずれることなくキャップが被着されるボトル缶の雄ネジ部を形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、キャップ付ボトル缶1は、アルミニウム合金などで形成された金属製のボトル缶2にキャップ3が被着された構成となっている。ボトル缶2は、円筒状の缶胴4から上方に向かって縮径する縮径部5が設けられ、縮径部5の上方に口金部6が設けられている。口金部6には、雄ネジ部7と膨出部8とカール部9とが形成されている。また、キャップ3には、天面部10と雌ネジ部11とピルファープルーフ部12とブリッジ部13とが形成されており、天面部10の内面にはシール材であるライナー14が貼着されている。ボトル缶2の雄ネジ部7とキャップ3の雌ネジ部11とが嵌合し、膨出部8の下方にピルファープルーフ部12の下端が巻き込む状態で、キャップ3はボトル缶2に被着しており、カール部9とライナー14とが密着することで密封されている。
【0025】
また、図2はボトル缶2の口金部6の側面図で、雄ネジ部7の下方終端点Aとボトル缶2の軸線Oとが重なる方向から見た図である。雄ネジ部7は、口金部6の周方向に所定のリード角で螺旋状に形成されたネジ山15と、ネジ山15の間に形成されたネジ谷16とによって構成されている。また、上方から一段目ネジ山15a、二段目ネジ山15b、および三段目ネジ山15cが三段で設けられている三段のネジ山15を有する三段ネジ山部分Xと、二段のネジ山15を有する二段ネジ山部分とが設けられている。ネジ谷16には、下方終端点Aに向かって徐々にネジ深さが浅く形成されるとともに、ネジ幅が狭く形成される不完全ネジ部16’が形成されている。
【0026】
図3に、ボトル缶2のネジ成形装置20の一部を示す。ネジ成形装置20は、ボトル缶2の雄ネジ部7を形成するためのネジ形成部21を外周に有する中子23およびネジ形成部22を外周に有する外子24と、中子23および外子24を転動自在に支持し、中子23および外子24を移動および回転させるプレス機構25とを備えて構成されている。プレス機構25は、内周に傾斜面26を有する第1ハウジング27と、カムローラ28a、28bを有する第2ハウジング29とで構成されており、カムローラ28aと中子23、およびカムローラ28bと外子24とがそれぞれ連動して移動することができる。また、ネジ部成形作業時には、駆動機構(図示せず)によってプレス機構25が軸線O1回りに回転するとともに、第2ハウジング27に対し第1ハウジング26が軸線O1方向に移動するので、傾斜面26にカムローラ28a、28bが案内されて内側に移動し、連動して中子23と外子24とが近接する方向に移動する構成となっている。また、中子23は軸線O2、外子24は軸線O3回りにそれぞれ転動し、図の状態において軸線O1と軸線O2とが一致した状態となっている。また、中子23および外子24は、同期機構によって転動が同期するように構成されており、同期機構は、中子23と同軸に回転して第2ハウジング29の内部に配置されるギヤ23aと、外子24と同軸に回転して第2ハウジング29の内部に配置されるギヤ24aと、ギヤ23aおよびギヤ24aを連動させる複数の連結ギヤ(図示せず)によって構成されている。同期機構によるギヤ比は、外子24の1回転に対し中子23が1回転、2回転、または3回転するように整数倍に設定され、このギヤ比となるように、ギヤ23a、ギヤ24a、および連結ギヤが選択される。
【0027】
また、制動機構30は、中子23に固定されたカム31と、第2ハウジング29の底面に固定された係止機構32とを有して構成されている。図4は、図3のA−A矢視図で、ネジ部成形作業時において、プレス機構25は回転方向T1、中子23は回転方向T2、外子24は回転方向T3に回転する。図に示すようにカム31は略円盤形状をしており、その外周面に回転方向T2の前方を向く段部33が設けられている。係止機構32は、略棒状の係止部34がその軸方向に移動自在に取り付けられており、係止機構32の内部に備えられているバネ35によって係止機構32の外方向へ押し出される力が係止部34に加えられている。また、バネ35による係止部34の移動可能距離は、プレス機構25による中子23の移動距離より短く設定されており、中子23が移動することによって、係止部34と段部33との係合が解除される構成となっている。係止機構32は、係止部34が中子23の軸線O2の方向を向くように固定されており、図3および図4(a)の状態において、係止部34に段部33が係合することでカム31の転動が係止されている。
【0028】
図5に、中子23および外子24の拡大断面図を示す。図5(a)は、三段ネジ山部分Xを形成する三段ネジ形成部38の断面で、中子23のネジ形成部21の三段ネジ山凸型40は、一段目ネジ山凸型40a、二段目ネジ山凸型40b、および三段目ネジ山凸型40cの三段で形成され、外子24のネジ形成部22の三段ネジ山凹型41は、一段目ネジ山凹型41a、二段目ネジ山凹型41b、および三段目ネジ山凹型41cの三段で形成されている。図5(b)は、二段ネジ山部分を形成する二段ネジ形成部39の断面で、中子23のネジ形成部21の二段ネジ山凸型42は、一段目ネジ山凸型42aおよび二段目ネジ山凸型42bの二段で形成され、外子24のネジ形成部22の二段ネジ山凹型43は、一段目ネジ山凹型43aおよび二段目ネジ山凹型43bの二段で形成されている。また、三段ネジ山凸型40の高さh1は、二段ネジ山凸型42h2より高く形成されており、三段ネジ山凹型41の深さd1は、二段ネジ山凹型43の深さd2より深く形成されている。
【0029】
また、雄ネジ部7の不完全ネジ部16’を形成するために、外子24のネジ形成部22の下方部分は、三段目ネジ山凹型41cの下方に位置する凸部41dが、外子24の回転方向T3の反対側に向かって徐々に幅が狭くなるとともに高さが低くなるように形成された、ネジ下端部45とされている。そして、ネジ下端部45が中子23の反対側を向くように外子24の転動が規制されている。
【0030】
上述したように構成されているネジ成形装置20を用いてボトル缶2に雄ネジ部7を形成するネジ部成形工程について説明する。
図6(a)に示すように、中子23および外子24の間に雄ネジ部7が形成されていない状態のボトル形状体2’の口金部6’が挿入され、図4(a)に示すように制動機構30によって、つまりカム31の段部33に係止機構32の係止部34が係合することによって、中子23および外子24の転動が規制されている。
【0031】
まず、ネジ部成形開始作業において、プレス機構25が回転方向T1に回転し始めるとともに、中子23および外子24が互いの間隔を狭める方向に移動、つまり図4(b)に示されている移動方向U1に向かって中子23が移動し、移動方向U2に向かって外子24が移動する。このとき、中子23とともにカム31が移動するので、係止機構32から離れる方向にカム31が移動する。係止部34は、バネ35によって一定距離だけカム31に追従して移動するが、一定距離以上にカム31が移動すると係止部34と段部33とが離れて、中子23の転動の規制が解除される。また、中子23と外子24とは同期機構によって転動が同期しているので、同時に外子24も転動自在となる。
【0032】
さらに、中子23と外子24とが移動し、ネジ形成部21が口金部6’の内周面に当接するとともにネジ形成部22が口金部6’の外周面に当接し、一定の摩擦力以上となると、中子23が回転方向T2に回転し始めるとともに外子24が回転方向T3に回転し始め、図4(c)および図5(b)に示すようにネジ部成形作業が行われる。つまり、中子23のネジ形成部21のネジ山凸型40と外子24のネジ形成部22のネジ山凹型41とがお互いに噛み合うように口金部6’を挟み込み、軸線O1を中心に中子23および外子24が回転するとともに、中子23が軸線O2を中心に転動し、外子24が軸線O3を中心に転動するのである。また、ネジ部成形作業の始めに中子23および外子24と口金部6’との摩擦が一定の摩擦力となるまでの間に、口金部6’に対して中子23および外子24が滑動することによって所定のリード角とならない、歪んだ部分が形成されるが、中子23および外子24が軸線O1を中心に1回転以上回転し、歪んだ部分を所定のリード角に矯正する。これにより、図2に示すような雄ネジ部7が形成される。
【0033】
つぎに、ネジ部成形終了作業において、中子23と外子24とが互いに離間する方向に移動して雄ネジ部7から離間しても、慣性によって中子23と外子24とは転動を続けたまま移動する。そして、中子23とともに転動するカム31が係止部34と当接し、バネ35によって係止部34がカム31に追従して移動し、段部33と係止部34とが係合するまでバネ35の弾性力によって係止部34が当接した状態でカム31が転動する。そして、段部33と係止部34とが係合することによってカム31の転動が係止され、中子23の転動が停止する。また、中子23と外子24とは同期機構によって転動が同期しているので、同時に外子24の転動も停止する。このとき、中子23および外子24の向きはネジ部成形開始作業の作業前と同じ向きに規制されている。
【0034】
上述したようなネジ部成形工程により、ネジ成形装置20を用いて雄ネジ部7を形成するので、ネジ部成形工程の前後において中子23および外子24の転動が同じ向きで規制され、ネジ部成形工程を繰り返すたびに中子23および外子24を同じ向きで用いることができる。たとえば、ネジ部成形作業の始めに形成される歪んだ部分は、常にネジ形成部21、22の同じ箇所で形成され、この歪んだ部分を矯正するのもネジ形成部21、22の同じ箇所とされるので、矯正箇所はボトル缶2ごとに同じ箇所に形成される。これにより、常に同じ品質の雄ネジ部7を形成することができる。
【0035】
また、制動機構30はカム31と係止機構32とを有し、プレス機構25による移動によって転動の規制が解除される構成となっているので、従来のネジ成形装置から少ない改良でネジ成形装置20を構成することができ、確実に転動の規制を行うことができる。また、同期機構によって中子23および外子24の転動が同期するように構成されているので、中子23のみに制動機構30を設けるだけで中子23と外子24との転動を規制することができ、ネジ成形装置20をシンプルに構成することができる。また、係止部34がバネ35の弾性力によってカム31に当接しているので、当接している面での摩擦によってカム31の転動が停止することが無く、係止部34と段部33との係合によって転動が停止する構成とすることができる。
【0036】
また、外子24のネジ下端部45が口金部6’の反対側を向くように外子24の転動が規制されており、ネジ部成形開始作業において、口金部6’にネジ下端部45が当接することがないとともに、ネジ下端部45が歪んだ箇所の矯正に用いられることがないので、スジ状部分17の形成を防止することができる。つまり、図2に示すように、雄ネジ部7を一定のリード角で形成することができるのである。これにより、キャップ3の雌ネジ部11も一定のリード角で形成することができるので、キャップ3を口金部6に螺合させて再栓する際に、雌ネジ部11が雄ネジ部7に案内されやすくなるとともに、キャップ3の回転トルクを低くすることができる。
【0037】
また、中子23の三段ネジ山凸型40の高さh1は、二段ネジ山凸型42の高さh2より高く形成されており、外子24の三段ネジ山凹型41の深さd1は、二段ネジ山凹型43の深さd2より深く形成されているので、ネジ部成形作業において、二段ネジ山凸型42が加工時に加える力より三段ネジ山凸型40が加工時に加える力を高くすることができる。これにより、従来より三段ネジ山部分Xのネジ山15を高く形成することができ、二段ネジ山部分のネジ山15の高さと三段ネジ山部分Xのネジ山15の高さとをほぼ均一に形成することができる。このように形成されたボトル缶2の雄ネジ部7は、所定の締結力でキャップ3を被着することができるので、キャップ付ボトル缶1の内圧が異常に上昇し、キャップ3に抜ける方向への力が加えられても、キャップ3のずれるおそれがなく、内容物の漏れを防止することができる。
【0038】
なお、三段ネジ山凸型40の高さは、一段目ネジ山凸型40a、二段目ネジ山凸型40b、および三段目ネジ山凸型40cが同じ高さh1で構成されていなくてもよく、たとえばネジ山15の二段目が低く形成される傾向がある場合、二段目ネジ山凸型40bの高さを一段目ネジ山凸型40aおよび三段目ネジ山凸型40cの高さより高くなるように三段ネジ山凸型40を形成してもよい。三段ネジ山凹型41についても同様に深さが異なっていても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るボトル缶の製造方法によれば、中子および外子の転動が所定の向きで規制され、ネジ部成形工程を繰り返すたびに同じ向きで中子および外子を用いることができるので、常に同じ品質のネジ部を形成することができる。つまり、ボトル缶ごとのネジ部の形状のばらつきを防止することができる。
【0040】
また、本発明に係るネジ成形装置によれば、制動機構が備えられているので、ネジ部成形工程を繰り返すたびに、同じ向きで中子および外子の転動を規制することができる。これにより、常に同じ品質のネジ部を形成することができるネジ成形装置を構成することができる。
また、制動機構は、カムと係止機構とを備えて構成されているので、プレス機構による中子および外子の移動により、転動の規制およびその解除を行うことができ、従来の装置から少ない改良で確実に転動の規制を行うことができる。
また、同期機構により中子と外子との転動を同期させることで、中子または外子のいずれか一方に制動機構を設けるだけで、中子および外子の両方の転動を規制することができ、ネジ成形装置の構成をシンプルにすることができる。
また、制動機構により転動を規制された外子の向きが、外子のネジ形成部におけるネジ下端部を中子に対向する向き以外の方向に設定されているので、雄ネジ部の下方部分にスジ状部分が形成されることなく、雄ネジ部を一定のリード角で形成することができる。
【0041】
また、中子の三段ネジ形成部のネジ山凸型の高さが、二段ネジ形成部のネジ山凸型の高さより高く形成され、外子の三段ネジ形成部のネジ山凹型の深さが、二段ネジ形成部のネジ山凹型の深さより深く形成されているので、ネジ山の高さをほぼ均一に形成することができる。これにより、所定の締結力でキャップを被着することができ、キャップ付ボトル缶の内圧が異常に上昇した場合であっても、ずれることなくキャップが被着されるボトル缶の雄ネジ部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるキャップ付ボトル缶の部分断面図である。
【図2】ボトル缶の口金部の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるネジ成形装置の概略構成図である。
【図4】図3に示すネジ成形装置のA−A矢視図で、(a)はネジ部成形開始作業の作業前の状態で、(b)は中子および外子の移動中の状態で、(c)ネジ部成形作業の作業中の状態である。
【図5】ネジ成形装置の中子および外子の拡大断面図で、(a)は三段ネジ山凸型および三段ネジ山凹型の部分で、(b)は二段ネジ山凸型二段ネジ山凹型43の部分である。
【図6】ネジ部成形工程の説明図で、(a)はネジ部成形開始作業の作業前の状態で、(b)はネジ部成形作業の作業中の状態である。
【図7】従来のボトル缶の口金部の側面図である。
【符号の説明】
2 ボトル缶
2’ ボトル形状体
6,6’ 口金部
7 ネジ部(雄ネジ部)
20 ネジ成形装置
21,22 ネジ形成部
23 中子
24 外子
25 プレス機構
30 制動機構
31 カム
32 係止機構
33 段部
34 係止部
38 三段ネジ形成部
39 二段ネジ形成部
40 三段ネジ山凸型
41 三段ネジ山凹型
42 二段ネジ山凸型
43 二段ネジ山凹型

Claims (7)

  1. ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するネジ部成形工程を有するボトル缶の製造方法であって、
    所定の向きで転動が規制されている中子および外子が互いに間隔をあけて位置し、該中子と外子との間に前記ボトル形状体の口金部が挿入された状態で、
    上記中子および外子の転動の規制を解除するとともに、互いの間隔を狭める方向に該中子と外子とが移動するネジ部成形開始作業と、
    上記中子と外子とによって上記口金部を挟み込み、該中子と外子とが転動しつつ、前記ボトル形状体の軸線回りに回転するネジ部成形作業と、
    互いの間隔を広げる方向に上記中子と外子とが移動するとともに、所定の向きで中子および外子の転動を規制するネジ部成形終了作業とが行われるネジ部成形工程を有することを特徴とするボトル缶の製造方法。
  2. ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するためのネジ形成部を外周に有する中子と、該中子のネジ形成部と対応する形状のネジ形成部を外周に有する外子と、ネジ部成形作業時に転動自在に支持した該中子および外子によって前記口金部を挟み込ませて前記ボトル形状体の軸線回りに回転するプレス機構とを備えたネジ成形装置であって、
    ネジ部成形開始作業時に前記中子および外子の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に前記中子および外子の転動を規制する制動機構が備えられていることを特徴とするネジ成形装置。
  3. 請求項2に記載のネジ成形装置において、
    前記制動機構は、前記中子および外子に固定されて段部を有しているカムと、前記段部に係合して前記カムの転動を係止する係止部を有している係止機構とを備えて構成されていることを特徴とするネジ成形装置。
  4. ボトル形状体の口金部にネジ部を形成するためのネジ形成部を外周に有する中子と、該中子のネジ形成部と対応する形状のネジ形成部を外周に有する外子と、ネジ部成形作業時に転動自在に支持した該中子および外子によって前記口金部を挟み込ませて前記ボトル形状体の軸線回りに回転するプレス機構とを備えたネジ成形装置であって、
    前記中子と外子との転動を同期させる同期機構を備えているとともに、
    ネジ部成形開始作業時に前記中子および外子の転動の規制を解除し、かつネジ部成形終了作業時に前記中子および外子の転動を規制する制動機構が、前記中子または外子のいずれか一方に備えられていることを特徴とするネジ成形装置。
  5. 請求項4に記載のネジ成形装置において、
    前記制動機構は、前記中子または外子のいずれか一方に固定されて段部を有しているカムと、前記段部に係合して前記カムの転動を係止する係止部を有している係止機構とを備えて構成されていることを特徴とするネジ成形装置。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載のネジ成形装置において、
    前記制動機構により転動を規制された前記外子の向きが、該外子のネジ形成部におけるネジ下端部を前記中子に対向する向き以外の方向に設定されていることを特徴とするネジ成形装置。
  7. 請求項2から請求項6のいずれかに記載のネジ成形装置において、
    前記中子および外子のネジ形成部には、前記口金部に三段のネジ山を形成する三段ネジ形成部と二段のネジ山を形成する二段ネジ形成部とが設けられており、
    前記中子の三段ネジ形成部のネジ山凸型の高さが、二段ネジ形成部のネジ山凸型の高さより高く形成され、
    前記外子の三段ネジ形成部のネジ山凹型の深さが、二段ネジ形成部のネジ山凹型の深さより深く形成されていることを特徴とするネジ成形装置。
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