JP2004159580A - 豆腐製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上面が開口する成型箱1を受けるテーブル2と、蓋4と、蓋4をこれが成型箱1の開口上面を閉じる姿勢と成型箱1から外れた姿勢とに切り換える蓋駆動手段と、蓋4側から成型箱1内に豆乳25を充満するよう投入する豆乳送給手段と、蓋4側から成型箱1内に凝固剤26を注入する凝固剤注入手段と、蓋4の下側に設けられて、密閉状とした成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とを混合攪拌する攪拌子9と、攪拌子9を駆動する手段とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、豆腐の製造工程において、豆乳と凝固剤とを混合攪拌する際に用いる豆腐製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆腐の製造に際しては、豆乳に凝固剤を添加して混合攪拌することになる。その際、きぬごし豆腐、もめん豆腐、油揚げなど目的の豆腐に対して、それぞれ凝固特性の異なる凝固剤が用いられる。凝固剤添加時の豆乳の温度も、高温から低温まで様々に異なる。それでも一種類の豆腐をつくる場合には、問題は少ない。
【0003】
問題は、小ロッド多品種の豆腐を量産する場合などの生産性、生産管理、高品質化をいかに図るかにある。風味良好な豆腐を得るための伝統的な凝固剤として、古来より塩化マグネシウム(ニガリ)が周知であるが、これは速効性の凝固剤である。そのため、ひとつの混合専用タンク内で豆乳と凝固剤とを混合攪拌すると、一次凝固が始まり、これを成型箱に移し変えるのに適さない。そのため、一次凝固を防止する安定剤を豆乳に添加するなどの対策を講じており、その添加量や温度の管理などが面倒で製造コストも高く付く。
【0004】
これらの点を踏まえ、例えば特許文献1、2では、成型箱に豆乳と凝固剤(ニガリ)とを入れ、攪拌子で混合攪拌し、攪拌子を豆乳から引き上げて成型箱内で豆乳を凝固・成型している。
【0005】
【特許文献1】
特許第2507250号公報(段落番号0014、図1)
【特許文献2】
特開平9−65846号公報(段落番号0020、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の特許文献1、2では、上面が開口する成型箱に対して、攪拌子を昇降可能にしており、成型箱の上面は攪拌子で混合攪拌するときでも、開放状態のままにある。これでは、混合攪拌時に、豆乳中にエアを積極的に取り入れているに等しく、製品・豆腐の高品質化に程遠い。消泡剤を添加するなどの対策も、食品衛生上好ましくない。
【0007】
本発明の目的は、豆乳を凝固させる際の豆乳の材質や温度、速効性か遅効性かの凝固剤の種類が、対象の豆腐に対応して自由かつ任意に選べる豆腐製造装置を提供するにある。とくに速効性の凝固剤を用いて豆乳を凝固するのに優利な豆腐製造装置を得るにある。
【0008】
本発明の目的は、豆乳と凝固剤との混合攪拌時にエアをかみ込まないようにして、高品質の豆腐を効率良く製造することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の豆腐製造装置は、図1に示すごとく、上面が開口する成型箱1を受けるテーブル2と、成型箱1の開口上面を閉じるための蓋4と、蓋4をこれが成型箱1の開口上面を閉じる姿勢と成型箱1から外れた姿勢とに切り換える駆動手段と、蓋4側から成型箱1内に豆乳25を充満するよう投入する豆乳送給手段と、蓋4側から成型箱1内に凝固剤26を注入する凝固剤注入手段と、蓋4の下側に設けられて、密閉状とした成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とを混合攪拌する攪拌子9と、攪拌子9を駆動する手段とを備えている。
【0010】
また、本発明の豆腐製造装置は、上面が開口する成型箱1を受けるテーブル2と、成型箱1の開口上面を閉じるための蓋4と、蓋4が成型箱1の開口上面を閉じる姿勢と成型箱1から外れた姿勢とに切り換える駆動手段と、成型箱1内に豆乳25がほぼ充満するよう投入された状態で、蓋4側から成型箱1内に凝固剤26を注入する凝固剤注入手段と、蓋4の下側に設けられて、密閉状とした成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とを混合攪拌する攪拌子9と、攪拌子9を駆動する手段とを備えている。ここにおいては、成型箱1内に、テーブル2上において又は別の場所において豆乳25が予め充満状態で入れられており、その後に蓋4を成型箱1の開口上面に閉じ合わせる形態を含んでいる。その際、蓋4を閉じたときに、成型箱1の上面から先入れした豆乳25の一部が外に溢れ出るようにすることができる。尤も、成型箱1に例えば8分目の豆乳25を入れておき、蓋4をしたのち蓋4側から豆乳25をこれが成型箱1内に充満状態まで投入してもよい。
【0011】
具体的には、蓋4の下面に、成型箱1の開口上端縁に接するパッキン13が設けられていて、このパッキン13で成型箱1の開口上面を密閉することが望まれる。
【0012】
成型箱1としては、5丁ないし50丁分のカット豆腐を得る小容量のものが多数用意される。尤も、各成型箱1に1丁分の豆腐をつくり、そのまま個別包装して成型箱1ごと流通に供してもよい。
【0013】
本発明装置は、ニガリを主成分とする速効性の凝固剤を用いたきぬごし豆腐をつくるに好適であるが、もめん豆腐などにも広く対応できるし、油揚げをつくる豆腐素地の製造にも利用できる。凝固剤が遅効性のものである場合などには、成型箱1内に豆乳25と凝固剤26とが同時に投入されてもよい。
【0014】
【発明の作用効果】
かかる本発明によれば、成型箱1の開口上面を蓋4で密閉状に閉じ、この成型箱1に豆乳25と凝固剤26とを充満状態で入れて攪拌子9で混合攪拌する。従って、この混合攪拌時に、豆乳25中にエアをかみ込むことがなく、豆腐本質に気泡を含まない高品質の豆腐が得られる。
【0015】
逆に言えば、成型箱1の開口上面を蓋4で閉じるので、成型箱1内に豆乳25を充満状態に脱気して入れられることを意味し、この状態で混合攪拌しても成型箱1から豆乳25が飛散することはない。蓋4の裏面にパッキン13を備えていると、成型箱1の開口上面をより確実に密閉するのに有利となる。
【0016】
豆乳25中にエアをかみ込まないように、攪拌子9の羽根形状や回転速度などを考慮する必要がない。使用する成型箱1も、混合攪拌のための特殊な細工を必要とせず、通常の箱形状で足りる。従って、装置全体を安価に提供でき、使い勝手の良いものとなる。
【0017】
【発明の実施の態様】
(実施例1) 図示例の豆腐製造装置は、上面が開口する小容量の成型箱1がいくつか用意されていて、上面に成型箱1が載置されるテーブル2と、テーブル2と関連付けて床面上に立設された支柱3と、成型箱1の開口上面を閉じる蓋4を含むユニットAと、支柱3に設けられてユニットAを昇降駆動する駆動手段と、豆乳タンク5と、凝固剤タンク6とを備えている。
【0018】
ユニットAは、ユニット枠7の下面に固定した平板状の蓋4と、蓋4の下面中央において下向きに突出するよう回転自在に設けられた攪拌子9と、ユニット枠7内に設置されて攪拌子9を回転駆動するモータ10とを含む。
【0019】
ユニットAの駆動手段は、支柱3側に配備されたエアシリンダ11を含み、エアシリンダ11のピストンロッド12の下端がユニット枠7の上面に連結されている。エアシリンダ11のピストンロッド12を伸縮駆動することにより、ユニットAは、蓋4がこれの下面に設けたパッキン13を介して成型箱1の開口上面を密閉状に閉合する閉じ姿勢と、蓋4が成型箱1の上方に外れる開き姿勢とに切り換え作動する。
【0020】
蓋4には、豆乳入口15と凝固剤入口16とが離れた位置に設けられていると共に、豆乳入口15から離れた位置に溢出口17が設けられている。
【0021】
蓋4の豆乳入口15と豆乳タンク5とは、豆乳送りポンプ19を介してパイプ(ホース)20で連通接続されている。同じく、蓋4の凝固剤入口16と凝固剤タンク6とは、凝固剤送りポンプ21を介してパイプ(ホース)22で連通接続されている。
【0022】
豆腐製造装置の使用に際しては、ユニットAが上方の開き(待機)姿勢にあるので、テーブル2上の所定位置に空の成型箱1を位置決めセットする。成型箱1は上面のみが開口しており、これの開口上面が蓋4の直下に位置している。
【0023】
この状態で装置全体の駆動スイッチをオン操作すると、まずエアシリンダ11が作動してユニットAが下降し、蓋4がパッキン13を介して成型箱1の上端開口周縁を押さえ込んで成型箱1の開口上面を密閉状に閉じる。
【0024】
次に、豆乳送りポンプ19が作動し、豆乳タンク5内の豆乳25が豆乳入口15を介して成型箱1内に充満状態となるよう送り込まれる。その際、一部溢れた豆乳25は、溢出口17から回収される。具体的には、豆乳入口15、凝固剤入口16および溢出口17とには、図外の電磁弁を備えていて、成型箱1に豆乳25を入れる際には、豆乳入口15側および溢出口17側の電磁弁が開き、凝固剤入口16側の電磁弁が閉じている。成型箱1の内容量は判っているので、例えば豆乳送りポンプ19による豆乳25の送り込み量をタイマーなどで制御することにより、成型箱1に豆乳25を常に充満させることができる。成型箱1内のエアは、これに豆乳25が充満されて行くに伴い、溢出口17より外部に押し出されて行く。
【0025】
成型箱1に気相部を有さず豆乳25が充満すると、豆乳送りポンプ19の駆動が停止され、豆乳入口15の電磁弁が閉じ、凝固剤入口16の電磁弁が開いて、凝固剤送りポンプ21が起動する。これで凝固剤タンク6内の凝固剤26が、凝固剤入口16を介して成型箱1内に注入される。このとき、溢出口17に備えた電磁弁も閉じている。豆乳25に対する凝固剤26の添加量は極く僅かであるから、成型箱1内に豆乳25が充満していても、凝固剤26は支障なく押し込める。尤も、成型箱1内の豆乳25ないしエアを抜きながら、成型箱1内に凝固剤を注入してもよい。凝固剤26の注入量は、成型箱1の容量すなわち豆乳25の使用量が判っているので、予め凝固剤送りポンプ21による送り込み量をタイマーなどで制御することにより規定値に設定できる。
【0026】
凝固剤26を注入し終えると、凝固剤入口16の電磁弁が閉じ、直ちにモータ10が起動して攪拌子9を回転駆動する。但し、凝固剤26が注入されるのに先立って、攪拌子9が既に豆乳25を攪拌していてもよい。これにて成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とが、密閉充満状態で規定時間、混合攪拌される。この混合攪拌時に、成型箱1の上面は蓋4で密閉されているので、内部の豆乳25などが外部に飛散することはなく、成型箱1内に外気が流入することがないから、豆乳25中にエアをかみ込むこともない。
【0027】
最後に、エアシリンダ11が作動し、ユニットAが上方の開き位置に退避する。これにて、蓋4が成型箱1の上面から外れると共に、攪拌子9も引き上げられる。次に、テーブル2上の処理済み成型箱1を回収する。これが一サイクルである。以後は、新たな成型箱1を再びテーブル2上にセットし、同じ要領で豆乳25と凝固剤26との混合攪拌工程を繰り返すことになる。
【0028】
ここで注目すべきは、ひとつの成型箱1に投入された豆乳25と凝固剤26とが、混合攪拌されたのち、同じ成型箱1内において凝固・成型される点にある。従って、例えば速効性の凝固剤26が用いられているときは、テーブル2上における混合攪拌工程において一次凝固が始まっており、テーブル2から前記成型箱1を回収したのちに該当の成型箱1内において豆乳25の最終的な凝固・成型が完了する。
【0029】
遅効性の凝固剤26を用いたり、低温の豆乳を用いるときなどは、テーブル2上から成型箱1を回収したのち、熟成のための後処理をすればよい。尤も、その場合にテーブル2上で凝固・成型が完了するように設定し、これを作業者に報知するようにしてもよい。
【0030】
図示例では、ひとつの成型箱1で20丁分の裸豆腐が得られることを予想している。従って、成型後に成型箱1内において裸豆腐を一丁ずつに切り分けたのち、成型箱1内のカット豆腐Pを水槽内に取り出す。または、成型箱1から裸豆腐を水槽内に取り出したのち、一丁ずつカットすることができる。カット豆腐Pは一丁ごとに図2の流通用容器30に個別包装される。ここでの流通用容器30とは店頭でカット豆腐を陳列する包装用容器(トレー)そのものを意味する。
【0031】
すなわち、上面が開口する流通用容器30に一丁ずつ製品・豆腐を入れ、その開口上面を包装フィルム31で密閉状にヒートシールしてパック包装することになる。
【0032】
(実施例2) 実施例2は請求項2に対応しており、これでは生産サイクルの向上のために成型箱1の内部に予め所定量(例えば内容量の80%)の豆乳25を別の場所で入れたのち、この豆乳25入りの成型箱1をテーブル2上の作業位置に送り込み、蓋4側の前記豆乳入口15を利用して成型箱1内に更なる豆乳25を充満状態で追い足し投入する。その他は、実施例1と実質的に同様になっている。なお、この追い足し投入時に、成型箱1内に豆乳25と凝固剤26とを混合状態で同時に入れてもよい。
【0033】
(実施例3) 実施例3は請求項2に対応しており、実施例2の延長線上にある形式であって、これでは成型箱1の内部に蓋4を閉じ合わせるのに先立って豆乳25を充満状態で入れておく。この豆乳投入作業は別の場所で行ってもよいし、テーブル2上の前記作業位置において蓋4を開放した状態で行ってもよい。この場合は、成型箱1に蓋4を前述の要領で閉じ合わせたとき、成型箱1内の豆乳25が上面から溢れ出るようにして成型箱1の上端内部にエア溜り(気相部)が生じないようにする。その他は、実施例1と実質的に同じである。
【0034】
(実施例4) 成型箱1は図2に示す先の流通用容器30、すなわちトレーそのものであってもよく、この場合には多数の成型箱(流通用容器30)1をテーブル2上の規定位置に連続的に間欠移送して、各成型箱1の開口上面を前記蓋4で密閉状に閉じ、その成型箱1内に豆乳25と凝固剤26とを注入し、その場で混合攪拌する。その後に、先に説明したとおり、成型箱1の開口上面を包装フィルム31でヒートシールすることにより密閉して包装することになる。その際、成型箱1内における豆乳25は、包装フィルム31をヒートシールしたのちに凝固熟成させてもよい。
【0035】
(その他の実施例) 図示例では、蓋4を含むユニットAの駆動手段としてエアシリンダ11を用い、ユニットAを昇降させる形態としたが、ユニットAを揺動アームに支持して蓋4が成型箱1を閉じる下方姿勢と、斜め上方に退避する姿勢とにわたって揺動操作されるようになっていてもよい。蓋4を含むユニットAは固定しておき、テーブル2の全体もしくは成型箱1を受ける部分のみを昇降させることにより、成型箱1の開口上面を固定位置にある蓋4で閉じるようにしてもよい。いずれにせよ、成型箱1に蓋4を閉じ合わせて行きながら、豆乳25を成型箱1内に同時併行して投入することもできる。
【0036】
本発明の蓋4は、成型箱1の開口上面を閉じて、混合攪拌時に豆乳25が外部上方に飛散するのを防止しながら、外気が成型箱1内に流入するのを防止するにあり、その限りにおいて蓋4は成型箱1をほぼ密閉し、また成型箱1内に豆乳25はほぼ充満状態で投入されるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の概略正面図
【図2】製品・豆腐の包装構造の概略を示す断面図
【符号の説明】
1 成型箱
2 テーブル
3 支柱
4 蓋
5 豆乳タンク
6 凝固剤タンク
9 攪拌子
10 モータ
11 エアシリンダ
13 パッキン
15 豆乳入口
16 凝固剤入口
25 豆乳
26 凝固剤
Claims (3)
- 上面が開口する成型箱1を受けるテーブル2と、
成型箱1の開口上面を閉じるための蓋4と、
蓋4をこれが成型箱1の開口上面を閉じる姿勢と成型箱1から外れた姿勢とに切り換える駆動手段と、
蓋4側から成型箱1内に豆乳25を充満するよう投入する豆乳送給手段と、
蓋4側から成型箱1内に凝固剤26を注入する凝固剤注入手段と、
蓋4の下側に設けられて、密閉状とした成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とを混合攪拌する攪拌子9と、
攪拌子9を駆動する手段とを備えている豆腐製造装置。 - 上面が開口する成型箱1を受けるテーブル2と、
成型箱1の開口上面を閉じるための蓋4と、
蓋4が成型箱1の開口上面を閉じる姿勢と成型箱1から外れた姿勢とに切り換える駆動手段と、
成型箱1内に豆乳25がほぼ充満するよう投入された状態で、蓋4側から成型箱1内に凝固剤26を注入する凝固剤注入手段と、
蓋4の下側に設けられて、密閉状とした成型箱1内の豆乳25と凝固剤26とを混合攪拌する攪拌子9と、
攪拌子9を駆動する手段とを備えている豆腐製造装置。 - 蓋4の下面に、成型箱1の開口上端縁に接するパッキン13が設けられている請求項1または2記載の豆腐製造装置。
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JP2002330404A JP3849038B2 (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 豆腐製造装置 |
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KR100689302B1 (ko) * | 2005-02-17 | 2007-03-09 | 김범식 | 응고제 순간혼합방식을 이용한 두부제조방법과 그 장치 |
CN115005471A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-06 | 株洲湘东情食品有限公司 | 一种豆制品半自动点卤设备 |
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- 2002-11-14 JP JP2002330404A patent/JP3849038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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