JP2004158878A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面が平坦で均一なチタンシリサイド膜を容易な方法で形成すること。
【解決手段】 半導体基板401上に多結晶シリコン膜403を堆積し、多結晶シリコン膜403の上にアモルファスシリコン膜404を堆積する。アモルファスシリコン膜404上にシリコン窒化膜405を形成する。アモルファスシリコン膜404を第1の熱処理により多結晶シリコン膜406にする。シリコン窒化膜405を除去する。多結晶シリコン膜406上に高融点金属膜407を堆積する。第2の熱処理により多結晶シリコン膜406と高融点金属膜407とを反応させて、金属シリサイド膜408を形成する。
【選択図】図4


Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、金属シリサイド膜を有する金属配線の製造方法において、耐熱性に優れた低抵抗な金属シリサイド膜の製造方法に関する。
半導体装置の小型化、高速化にとって、金属配線の低抵抗化が重要となっている。
半導体装置の低抵抗な電極配線の方法として、多結晶シリコン膜と高融点金属膜とを反応させて形成した金属シリサイド膜を積層させた構造が用いられている。 金属シリサイド膜は、低抵抗が可能な結晶構造を有しているため、低抵抗な電極配線が実現できる。金属シリサイドとしては、タングステンシリサイド(WSix(x=2.7))膜やチタンシリサイド(TiSi2)膜等が用いられている。チタンシリサイド膜は、通常、多結晶シリコン膜上にチタン膜をスパッタした後、熱処理によってチタン膜と多結晶シリコン膜とを反応させてチタンシリサイド膜を形成する。チタンシリサイド膜は、タングステンシリサイド膜よりも低抵抗であるため、配線抵抗の低抵抗化が可能となり、今後有望な材料である。
しかし、多結晶シリコン膜と反応させて、チタンシリサイド膜を形成する場合には、多結晶シリコンの境界部での反応が不均一となり、結果としてチタンシリサイド膜が不均一に形成され、表面も凹凸ができることとなる。それによってチタンシリサイド膜のストレスの局在化が強まり、以後の工程で必要となる高温熱処理の際、チタンシリサイド膜の凝縮が起こり、高抵抗化を引き起こすという問題があった。図9に、この問題点を模式化した図を示す。シリコン半導体基板901上に絶縁膜902、多結晶シリコン膜903を積層した。この時の断面図を図9(a)に示す。この凹凸の多い多結晶シリコン膜903上に、チタンシリサイド膜904を形成しても、図9(b)に示すようにチタンシリサイド膜904が不均一に成長している。 上記問題を解決するために、特許文献1(特開平6−61175号公報)に、均一なチタンシリサイド膜を得るために、アモルファスシリコン膜上にチタンシリサイド膜を形成する方法が提案されている。以下、この製造方法について図10を用いて説明する。
シリコン半導体基板1001上にシリコン酸化膜1002及び多結晶シリコン膜1003を25nm積層する。この工程までを図10(a)に示す。
次に、スッパタ法によって、多結晶シリコン膜1003上に厚さ75nmのアモルファスシリコン膜1004を積層し、その上にチタン膜1005を堆積する。この工程までの図10(b)に示す。
次に、第1の熱処理として、700℃程度の熱処理を施し、アモルファスシリコン膜1004とチタン膜1005を反応させ、チタンシリサイド膜1006を形成する。この時未反応のチタン膜1007が残る。この工程までを図10(c)に示す。
次に、湿式あるいは乾式エッチングによって、反応せず残ったチタン膜1007を除去した後、第2の熱処理として800℃程度の熱処理を行うことにより、チタンシリサイド膜1006を十分に低抵抗化する。この工程までを図10(d)に示す。
最後に、多結晶シリコン膜1003、アモルファスシリコン膜1004、チタンシリサイド膜1006をパターンエッチングして、ゲート電極配線を形成する。この工程までを図10(e)に示す。
特開平6−61175号公報
上記特許文献1の半導体用電極配線の製造方法に記載の実施例に基づいて、本発明者らは、チタンシリサイド膜の形成を試みた。本発明者らが特許文献1に基づいてチタンシリサイド膜の形成を試みた時の工程断面図を図11に示す。
まず、シリコン半導体基板1101上にシリコン酸化膜1102を形成した後、通常用いられるLPCVD(減圧化学気相成長法)により、SiH4ガス、620℃の温度で30Paの圧力下で多結晶シリコン膜1103を25nmの厚さで積層する。この工程までを図11(a)に示す。
次に、多結晶シリコン膜1103の上にアモルファスシリコン膜1104をLPCVD法により原料ガスとしてSiH4ガス、500℃の温度で30Paの圧力下で75nmの厚さに積層した。この後、スパッタ法により、厚さ50nmのチタン膜1105を堆積する。この工程までを図11(b)に示す。
次に、第1の熱処理として700℃程度の熱処理を加えて、アモルファスシリコン膜1104とチタン膜1105とを反応させ、チタンシリサイド膜1106を形成する。この時チタンシリサイド膜1106の上には、未反応部分であるチタン膜1107が残る。この工程までを図11(c)に示す。
次に、硫酸及び過酸化水素水の混合溶液により、反応せずに残ったチタン膜1107を除去する。続いて、第2の熱処理として800℃程度の熱処理を行うことにより、チタンシリサイド膜1106を十分に低抵抗化する。この工程までを図11(d)に示す。
最後に、多結晶シリコン膜1103、アモルファスシリコン膜1104及びチタンシリサイド膜1106をパターンエッチングしてゲート電極配線をシリコン酸化膜1102上に形成する。
以上のように本発明者等がチタンシリサイド膜の形成を行った結果、以下の問題点が明らかになった。
多結晶シリコン膜1103を形成する時、特許文献1には多結晶シリコン膜1103の形成条件について記載がないが、通常用いられているLPCVD法により、SiH4ガス、620℃の温度で、30Paの圧力で成膜すると、均一で連続した膜は形成できずに、島状でしかも表面の凹凸が大きい多結晶シリコン膜となった。これは、多結晶シリコン膜のシリコンの粒径は、成膜条件によって多少差はあるものの通常50nm程度であり、成膜した多結晶シリコンの膜厚が25nm程度の厚さではあまりにも薄いためであると考えられる。また、スパッタ法でゲート酸化膜上に多結晶シリコンを形成すると、スパッタ時のダメージによりゲート酸化膜に多大なる電気特性の劣化を生じ、また、LPCVD法に比較して段差被覆性が劣るなどの問題がある。
この多結晶シリコン膜上に厚さ75nmのアモルファスシリコン膜を積層した後も、表面の凹凸が解消されることなく、結果として、そのアモルファスシリコン膜上に形成したチタンシリサイド膜は、非常に不均一で表面に凹凸を有する膜となるという問題があった。
また、アモルファスシリコン膜とチタン膜を反応させて、チタンシリサイド膜を形成する第1の熱処理、及びチタンシリサイド膜を低抵抗化させる第2の熱処理において、特に高温処理である第2の熱処理の際に、未反応のアモルファスシリコン膜の結晶化が起こった。アモルファスシリコン膜の多結晶化は、600℃程度から生じ、多結晶シリコン膜に転移するときは圧縮応力が発生する。一方、チタンシリサイド膜は熱処理によって引張り応力が生じるので、その結果、チタンシリサイド膜に大きな応力が働くことによって、チタンシリサイド膜は耐熱性が劣化し、第2の熱処理のときにチタンシリサイド膜が凝集するという問題があった。
従って、本発明の課題は、表面が平坦で均一なチタンシリサイド膜を容易な方法で形成する方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に多結晶シリコン膜を堆積する工程と、該多結晶シリコン膜の上にアモルファスシリコン膜を堆積する工程と、該アモルファスシリコン膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、該アモルファスシリコン膜を第1の熱処理により多結晶シリコン膜にする工程と、前記シリコン窒化膜を除去する工程と、前記多結晶シリコン膜上に高融点金属膜を堆積する工程と、第2の熱処理により前記多結晶シリコン膜と前記高融点金属膜とを反応させて、金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、多結晶シリコン膜上にアモルファスシリコン膜を積層しているので、アモルファスシリコン膜を多結晶シリコン膜に転移させる際に、発生する応力の影響を小さくできる。また、2層に積層することでアモルファスシリコン膜を薄くすることが可能となるので、アモルファスシリコンから多結晶シリコンへの転移に要する熱処理時間の短縮化が図られ、製造時におけるスループットが向上する。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、発生する応力の影響が小さいため、転移させる温度を800℃〜900℃にすることができる。そこで、一実施形態の半導体装置の製造方法は、前記第1の熱処理の温度が800℃以上900℃以下であることを特徴とする。
この一実施形態の半導体装置の製造方法によれば、非常に短時間に多結晶化の処理が行え、製造時におけるスループットが向上する。
また、一実施形態の半導体装置の製造方法は、前記多結晶シリコン膜と前記アモルファスシリコン膜は、同一装置内で、大気に暴露しないように連続的に堆積されることを特徴とする。
この一実施形態の半導体装置の製造方法によれば、多結晶シリコン膜とアモルファスシリコン膜との界面に自然酸化膜を形成することなく、2層膜が形成できる。
別の局面では、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にアモルファスシリコン膜を堆積する工程と、該アモルファスシリコン膜上に絶縁膜を形成する工程と、前記アモルファスシリコン膜を第1の熱処理により多結晶シリコン膜にする工程と、前記絶縁膜を除去する工程と、前記多結晶シリコン膜上に高融点金属膜を堆積する工程と、第2の熱処理により前記多結晶シリコン膜と前記高融点金属膜とを反応させて、金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、表面の凹凸の少ない平坦性のよい多結晶シリコン膜を形成することができる。従って、高融点金属膜と平坦性のよい多結晶シリコン膜とを反応させることにより金属シリサイド膜が形成できるので、均一性が非常に良好で、低抵抗な高耐熱性の金属シリサイド膜が形成できる。 また、アモルファスシリコンを酸化するだけで、容易にアモルファスシリコンの平坦化のための絶縁膜を形成することができる。
また、特に、前記絶縁膜がシリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜のいずれかであることが好ましい。絶縁膜としてシリコン窒化膜を用いた場合には、熱処理時にアモルファスシリコン中に酸素原子が拡散しないために、より低抵抗、高耐熱性のシリサイド膜が形成できる。
また、前記高融点金属膜がチタンであることが好ましい。高融点金属膜としてチタンを用いた場合、より低抵抗な金属シリサイド膜の金属配線が得られる。
また、本発明はMOSトランジスタに好ましく適用される。すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、第1の導電型のシリコン半導体基板上に、ゲート酸化膜を形成する工程と、該ゲート酸化膜上にアモルファスシリコン膜を形成する工程と、該アモルファスシリコン膜上に絶縁膜を形成する工程と、第1の熱処理を行うことによって、前記アモルファスシリコン膜を多結晶シリコン膜に転移させる工程と、前記絶縁膜を除去する工程と、前記多結晶シリコン膜をパターニングを行いゲート電極を形成する工程と、シリコン窒化膜を形成する工程と、第2の導電型の不純物を注入し、ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記シリコン窒化膜を除去し、チタン膜を堆積する工程と、第2の熱処理を施すことで、前記多結晶シリコン膜及び前記ソース・ドレイン領域の前記シリコン基板とを反応させて前記ゲート電極及び前記ソース、ドレイン領域にチタンシリサイド膜を形成する工程と、第2の熱処理により形成されたチタンシリサイド膜以外の膜及び未反応チタン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする。
このように本発明をMOSトランジスタに適用すれば、トランジスタのゲート電極のような非常に薄い膜がアモルファスシリコン膜の下層膜であっても、転移の時に生じる応力の影響が小さいので、ゲート絶縁膜の特性劣化を抑制することができる。また、トランジスタのゲート電極にP型を用いた場合、通常P型化するのにボロンを用いるため、ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極の多結晶シリコン膜の粒界に沿ってゲート電極を突き抜け、トランジスタの特性劣化させる問題があったが、アモルファスシリコン膜を700℃以下の低温で多結晶化させることによって、多結晶シリコンの粒径を大きくできるので、ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極中を拡散しにくくなり、トランジスタの特性劣化を抑制できる。
また、前記第1の熱処理が700℃以下の低温であり、より好ましくは600℃〜650℃であることが好ましい。このように700℃以下の低温でアモルファスシリコンから多結晶シリコンへの転移を行えば、多結晶化の際の下層膜ヘの応力を小さくすることができ、応力による半導体装置の特性劣化を抑制することができる。
(実施の形態1)
図1に、本発明に係る半導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板101上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜102を形成後、LPCVD法によりアモルファスシリコン膜103を50〜200nm程度堆積する。ここまでの工程での断面図を図1(a)に示す。
次に、アモルファスシリコン膜103の表面に硫酸と過酸化水素水の混合液により、2nm程度の化学酸化膜104を形成する。また、アモルファスシリコン膜103は、非常に自然酸化され易いので大気にさらすことによって、1から2nmの自然酸化膜を形成してもよい。次に、アモルファスシリコン膜103を600℃〜650℃の低温で6〜12時間程度の熱処理を施すことにより、多結晶シリコン膜105に転移させた。ここまでの工程での断面図を図1(b)に示す。
次に、化学酸化膜104を希フッ酸により除去したあと、チタン膜106を20〜50nm程度堆積した。チタン膜は、ロードロック室、アルゴン逆スッパタクリーニングチャンバ−及びチタンスッパタチャンバーを有するクラスタ型スパッタ装置を使用し、アモルファスシリコン上の自然酸化膜をアルゴンスパッタエッチングにより除去した後、真空状態(1×10-8〜3×10-8Torr)のままチタンスパッタチャンバーまで搬送し、チタン膜106を20〜50nm堆積した。ここまでの工程の断面図を図1(c)に示す。
次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程度の急速熱処理を行い、チタン膜106と多結晶シリコン105とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイド膜107を形成すると共に、チタン膜106の表面側にチタン膜106と窒素との反応によって、窒化チタン膜108を形成する。ここまでの工程の断面図を図1(d)に示す。
次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒化チタン膜108及び(図示はしていないが)未反応のチタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜107は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタンシリサイド膜に転移させた。
(実施の形態2)
本発明に係る半導体装置の製造工程を示す断面図を図2に示す。
まず、シリコン半導体基板201上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜202を形成後、LPCVD法によりアモルファスシリコン膜203を50〜200nm程度堆積し、その上にシリコン窒化膜204を10nm〜30nmの厚さで形成する。ここまでの工程での断面図を図2(a)に示す。
本発明で用いる気相成長装置の概略図を図3に示す。本発明で用いる気相成長装置の平面図を図3(a)に示し、平面図A−A’方向の断面図を図3(b)に示す。本発明で用いる気相成長装置は、予備真空排気室と、ロードロック窒素パージ室と、それぞれの炉予備室と炉を有するシリコン窒化膜堆積炉とからなり、それぞれが窒素でパージされた搬送系で接続された構造になっている。この装置では、まず半導体基板を予備真空室にいれた後、予備真空排気室を0.1Pa程度に真空引きし、表面に吸着している水成分や酸素成分をある程度除去する。
次に、予備真空室を窒素により充満させた後、半導体基板は、露点が−100℃以下に保たれたロードロック窒素パージ室に、窒素雰囲気下で予備真空排気室から搬送し、窒素パージにより完全に半導体基板表面に吸着している水分子や酸素分子を除去する。
次に、シリコン膜堆積炉→ロードロック窒素パージ室→シリコン窒化膜堆積室の順に半導体基板を搬送することにより、アモルファスシリコン膜とシリコン窒化膜の2層を連続で形成する。
このように本発明で用いる気相成長装置は、アモルファスシリコン膜とシリコン窒化膜の形成途中で、大気に暴露しない構造になっているので、アモルファスシリコン膜とシリコン窒化膜との界面に自然酸化膜が成長することなく、シリサイド膜にとって耐熱性等の特性に悪影響を及ぼす酸素による汚染を抑制することができ、良質の積層膜の形成が可能となる。アモルファスシリコン膜とシリコン窒化膜との界面の酸素濃度をオージェ電子分光法により分析すると、ロードロック室を持たない通常のLPCVD装置を用いた場合、界面付近に急峻な酸素のピークが見られたが、本発明で使用したロードロック室を有するLPCVD装置の場合、酸素ピークはほとんど見られなかった。
次に、シリコン窒化膜の堆積直後に、シリコン窒化膜堆積炉内で連続的に600℃〜650℃の低温で6〜12時間程度の熱処理を施すことにより、アモルファスシリコン膜203を多結晶シリコン膜205に転移させた。ここまでの工程での断面図を図2(b)に示す。
この時、同一装置内で熱処理を行う方が、スループット及びコストの点から好ましいが、別の装置にて熱処理を行っても構わない。熱処理を低温で行うのは、例えば、800℃以上の高温で熱処理を行うと、多結晶化時にアモルファスシリコン膜の急激な収縮が起こり、下層膜のシリコン酸化膜202に対して応力が働き、その結果、シリコン酸化膜202の特性劣化の原因となるからである。
シリコン窒化膜204を除去したあと、図1の例と同様の条件でチタン膜206を20〜50nm程度堆積した。ここまでの工程の断面図を図2(c)に示す。
次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程度の急速熱処理を行い、チタン膜206と多結晶シリコン膜205とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイド膜207を形成すると共に、チタン膜206の表面側にチタン膜206と窒素との反応によって、窒化チタン膜208を形成する。ここまでの工程の断面図を図2(d)に示す。
次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒化チタン膜208及び(図示はしていないが)未反応のチタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜207は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタンシリサイド膜に転移させた。ここまでの工程での断面図を図2(e)に示す。
(実施の形態3)
図4に、本発明に係る半導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板401上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜402を形成後、図3に示した気相成長装置を用いてLPCVD法により同一装置内で、大気に暴露しないように多結晶シリコン膜403とアモルファスシリコン膜404を連続的に形成する。アモルファスシリコン膜404の形成条件は、図1の例と同条件とし、形成膜厚を50〜150nm程度堆積する。また、多結晶シリコン膜403の形成条件は、温度条件を620℃とし、他の条件はアモルファスシリコン膜の形成条件と同じにして、50〜150nm程度堆積する。ここまでの工程での断面図を図4(a)に示す。
次に、図3に示した気相成長装置を用いて、アモルファスシリコン膜404上に厚さ2nm程度のシリコン窒化膜405を形成する。このシリコン窒化膜405も、同一装置内で、大気に暴露しないようにアモルファスシリコン膜404と連続的に形成する。そのようにした場合、アモルファスシリコン膜404とシリコン窒化膜405との界面に自然酸化膜が成長することなく、シリサイド膜にとって耐熱性等の特性に悪影響を及ぼす酸素による汚染を抑制することができ、良質の積層膜の形成が可能となる。なお、シリコン窒化膜405に代えて、アモルファスシリコン膜404の表面に硫酸と過酸化水素水の混合液により、2nm程度の化学酸化膜を形成しても良い。次に、第1の熱処理としてアモルファスシリコン膜404を800℃〜900℃の高温で10〜30分程度の熱処理を施すことにより、多結晶シリコン膜406に転移させた。ここまでの工程での断面図を図4(b)に示す。
次に、シリコン窒化膜405を除去したあと、チタン膜407を20〜50nm程度堆積した。チタン膜407は、上述したクラスタ型スパッタ装置を使用し、多結晶シリコン膜406上の自然酸化膜をアルゴンスパッタエッチングにより除去した後、真空状態(1×10-8〜3×10-8Torr)のままチタンスパッタチャンバーまで搬送し、チタン膜407を20〜50nm堆積した。ここまでの工程の断面図を図4(c)に示す。
次に、第2の熱処理として、窒素雰囲気中、675℃で10秒程度の急速熱処理を行い、チタン膜407と多結晶シリコン膜406とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイド膜408を形成すると共に、チタン膜407の表面側にチタン膜407と窒素との反応によって、窒化チタン膜409を形成する。ここまでの工程の断面図を図4(d)に示す。
次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒化チタン膜409及び(図示はしていないが)未反応のチタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜408は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタンシリサイド膜に転移させた。ここまでの工程での断面図を図4(e)に示す。
この例では、アモルファスシリコンから多結晶シリコンへの熱処理の温度が800℃以上で、好ましくは800℃から900℃の高温で処理しても、シリコン酸化膜402上に多結晶シリコン膜403があるため、アモルファスシリコン膜404が多結晶シリコン膜406に転移する時の発生する応力の影響がシリコン酸化膜402に及ばない。また、800℃以上の高温で熱処理できる為、非常に短時間で多結晶化が行え、スループットが向上する。
(実施の形態4)
図5、6、7に、本発明に係るpチャンネルトランジスタの半導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板501上に、n−ウェル502及びフィールド酸化膜(素子分離領域)503を形成した。
次に、図示はしていないが、しきい値電圧制御及び短チャンネル効果防止のために、燐の不純物イオンの注入を行った。次に、膜厚5nmのゲート酸化膜504を形成後、LPCVD法によりアモルファスシリコン膜505を100〜200nm程度堆積する。次に、図1の例と同様の方法で、アモルファスシリコン膜505の表面に化学酸化膜506を形成する。ここまでの工程での断面図を図5(a)に示す。
次に、図1の例と同様の条件で熱処理を施すことにより、アモルファスシリコン膜505を多結晶シリコン膜507に転移させた後、化学酸化膜506を希フッ酸により除去した。ここまでの工程での断面図を図5(b)に示す。
次に、フォトリソグラフィー及びエッチングを含む周知のパターンニング工程を経て、多結晶シリコン膜507を所望のパターンにパターニングした。この後、シリコン半導体基板501及び多結晶シリコン膜507との界面に自然酸化膜が形成されないようにして、シリコン窒化膜508を5〜30nm程度を形成した。この後、チャネル領域近傍に浅い接合を形成するために、シリコン半導体中でアクセプタとして振る舞う不純物イオン509としてインジウムイオンを40〜80keVのエネルギー、注入量1×1015〜5×1015/cm2程度でイオン注入を行った。不純物イオンとしてBF2の場合は、20〜40keVのエネルギー、注入量1×1015〜5×1015/cm2程度で注入する。ここまでの工程での断面図を図5(c)に示す。
次に、シリコン酸化膜を100〜200nm程度形成したあと、シリコン酸化膜のシリコン窒化膜に対する選択比が50〜100程度あるC48+COガス系反応性イオンエッチング(RIE)によりシリコン窒化膜が露出するまでエッチバックを行うことによってサイドウオールスペーサー510を形成した。この後、チャンネリング効果を防ぐため、注入エネルギー30keV、注入量1×1015/cm2の条件でシリコンイオンの注入を行っている。次に、ソース及びドレイン領域を形成するために、シリコン半導体基板中のアクセプタイオン511としてボロンを、注入エネルギー10〜20keV、注入量1×1015〜5×1015/cm2で行った。ここまでの工程の断面図を図6(a)に示す。
次に、シリコン窒化膜508を除去した後、チタン膜512を図1の例と同様に約30nm堆積した。ここまでの工程の断面図を図6(b)に示す。
次に、チタン膜512と、活性化領域(ソースとドレイン領域)及びゲート電極の多結晶シリコン膜との界面に、濃度のピークがくるようにシリコンイオンをエネルギー40keV、注入量5×1015/cm2の条件下でイオン注入を行った。シリコンイオンを注入することで、界面付近のシリコンとチタンが混合され、シリサイド化の初期反応をスムーズに行うことができる。
次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程度の急速熱処理を行い、チタン膜512と多結晶シリコン膜とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイド膜513を形成すると共に、チタン膜512の表面側にチタン膜512と窒素との反応によって、窒化チタン膜514を形成する。この時、サイドウオールスペーサー510及びフィールド酸化膜503上には供給されるシリコンがないので、チタンシリサイド膜513は形成されない。従って、ソース、ドレイン及びゲート電極のみに自己整合的にチタンシリサイド膜513を形成した。ここまでの工程の断面図を図6(c)に示す。
次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒化チタン膜514及び(図示はしていないが)未反応のチタン膜を除去した。この後、活性化アニールも兼ねて1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜513は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタンシリサイド膜に転移させると共に、n型ソース、ドレイン領域515に注入した不純物イオンを活性化した。この後、LDD領域形成等の周知の工程を経て、所望のpチャンネルトランジスタを形成することができた。ここまでの工程での断面図を図7に示す。
この例で形成されたチタンシリサイド膜は、非常に高耐熱性有しており、ゲート電極幅が小さくなってもシート抵抗が増加することなく、非常に低い値のままである。また、この例のようにゲート酸化膜が非常に薄い場合、アモルファスシリコン膜を600℃〜650℃の低温で6〜12時間程度の時間をかけてゆっくり熱処理を行うことで多結晶化させるので、多結晶化の際の応力によるゲート電極絶縁膜の特性劣化を抑制できる。また、この例のようにトランジスタのゲート電極にp型を用いた場合、ゲート電極中の不純物であるボロンがゲート電極の多結晶シリコン膜の粒界に沿って拡散することでゲート絶縁膜を突き抜けて、トランジスタの特性を劣化させるという大きな問題があるが、アモルファスシリコン膜を700℃以下という低温で多結晶化させることによって多結晶シリコン膜の粒径を大きくできるので、ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極中を拡散しにくくなり、トランジスタの特性劣化を抑制できる。
図12に上記製造方法で製造したトランジスタと従来の製造方法によるトランジスタとの特性を比較した図を示す。横軸は、ゲート電極の配線の幅を示し、縦軸はシート抵抗を示す。図から見られるように、ゲート電極の配線幅が微細化しても、上記製造方法で作られた半導体装置はシート抵抗、言い換えると配線抵抗が大きくならないという効果を示している。
(実施の形態5)
図8に、本発明に係る半導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板801上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜802を形成後、LPCVD法により多結晶シリコン膜803を70〜300nm程度堆積する。ここまでの工程での断面図を図8(a)に示す。
次に、多結晶シリコン膜803の表面を化学機械的研磨法(CMP法)の通常の条件でエッチングして表面を平坦化させた後、図1の例と同様にチタン膜804を堆積する。ここまでの工程での断面図を図8(b)に示す。
次に、窒素雰囲気中で、675℃で10秒程度の急速熱処理を行い、チタン膜804と多結晶シリコン膜803の反応により、C49結晶型のチタンシリサイド膜805を形成するとともに、チタン膜の表面側にチタン膜と窒素との反応により窒化チタン膜806を形成する。ここまでの工程での断面図を図8(c)に示す。
次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒化チタン膜806及び(図示はしていないが)未反応のチタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜805は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタンシリサイド膜に転移させた。この例では、エッチング方法として、化学機械的研磨法を用いたが、代わりに化学ドライエッチング法を用いても同様な効果が得られる。
本発明に係る半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明に係る半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明で用いた気相成長装置を示す図である。 本発明に係る多結晶シリコン膜とアモルファスシリコン膜を積層する半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明に係る化学機械的研磨法を用いた半導体装置の製造方法を示す図である。 従来の半導体装置の製造方法を示す図である。 従来の半導体装置の製造方法を示す図である。 従来の半導体装置の製造方法での問題点を示す図である。 従来の半導体装置と本発明の半導体装置との抵抗の特性を示す図である。
符号の説明
101,201,401,501 シリコン半導体基板
102,202,402 シリコン酸化膜
103,203,404,505 アモルファスシリコン膜
104,405,506 化学酸化膜
105,205,403,406,507 多結晶シリコン膜
106,206,407,512 チタン膜
107,207,408,513 チタンシリサイド膜
108,208,409,514 窒化チタン膜
204,508 シリコン窒化膜
403 多結晶シリコン膜
502 nウェル
503 フィールド酸化膜
504 ゲート酸化膜
509,511 不純物注入
510 サイドウオールスペーサー
515 n型ソース、ドレイン領域

Claims (3)

  1. 半導体基板上に多結晶シリコン膜を堆積する工程と、
    該多結晶シリコン膜の上にアモルファスシリコン膜を堆積する工程と、
    前記アモルファスシリコン膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、
    該アモルファスシリコン膜を第1の熱処理により多結晶シリコン膜にする工程と、
    前記シリコン窒化膜を除去する工程と、
    前記多結晶シリコン膜上に高融点金属膜を堆積する工程と、
    第2の熱処理により前記多結晶シリコン膜と前記高融点金属膜とを反応させて、金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の熱処理の温度が800℃以上900℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記多結晶シリコン膜と前記アモルファスシリコン膜は、同一装置内で、大気に暴露しないように連続的に堆積されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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