JP3537273B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3537273B2
JP3537273B2 JP19866696A JP19866696A JP3537273B2 JP 3537273 B2 JP3537273 B2 JP 3537273B2 JP 19866696 A JP19866696 A JP 19866696A JP 19866696 A JP19866696 A JP 19866696A JP 3537273 B2 JP3537273 B2 JP 3537273B2
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雅行 中野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、金属シリサイド膜を有する金属配線
の製造方法において、耐熱性に優れた低抵抗な金属シリ
サイド膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の小型化、高速化にとって、
金属配線の低抵抗化が重要となっている。
【0003】半導体装置の低抵抗な電極配線の方法とし
て、多結晶シリコン膜と高融点金属膜とを反応させて形
成した金属シリサイド膜を積層させた構造が用いられて
いる。 金属シリサイド膜は、低抵抗が可能な結晶構造
を有しているため、低抵抗な電極配線が実現できる。金
属シリサイドとしては、タングステンシリサイド(WS
x(x=2.7))膜やチタンシリサイド(TiSi2)膜等
が用いられている。チタンシリサイド膜は、通常、多結
晶シリコン膜上にチタン膜をスパッタした後、熱処理に
よってチタン膜と多結晶シリコン膜とを反応させてチタ
ンシリサイド膜を形成する。チタンシリサイド膜は、タ
ングステンシリサイド膜よりも低抵抗であるため、配線
抵抗の低抵抗化が可能となり、今後有望な材料である。
【0004】しかし、多結晶シリコン膜と反応させて、
チタンシリサイド膜を形成する場合には、多結晶シリコ
ンの境界部での反応が不均一となり、結果としてチタン
シリサイド膜が不均一に形成され、表面も凹凸ができる
こととなる。それによってチタンシリサイド膜のストレ
スの局在化が強まり、以後の工程で必要となる高温熱処
理の際、チタンシリサイド膜の凝縮が起こり、高抵抗化
を引き起こすという問題があった。図9に、この問題点
を模式化した図を示す。シリコン半導体基板901上に
絶縁膜902、多結晶シリコン膜903を積層した。こ
の時の断面図を図9(a)に示す。この凹凸の多い多結
晶シリコン膜903上に、チタンシリサイド膜904を
形成しても、図9(b)に示すようにチタンシリサイド
膜904が不均一に成長している。 上記問題を解決す
るために、特開平6−61175号公報に、均一なチタ
ンシリサイド膜を得るために、アモルファスシリコン膜
上にチタンシリサイド膜を形成する方法が提案されてい
る。以下、この製造方法について図10を用いて説明す
る。
【0005】シリコン半導体基板1001上にシリコン
酸化膜1002及び多結晶シリコン膜1003を25n
m積層する。この工程までを図10(a)に示す。
【0006】次に、スッパタ法によって、多結晶シリコ
ン膜1003上に厚さ75nmのアモルファスシリコン
膜1004を積層し、その上にチタン膜1005を堆積
する。この工程までの図10(b)に示す。
【0007】次に、第1の熱処理として、700℃程度
の熱処理を施し、アモルファスシリコン膜1004とチ
タン膜1005を反応させ、チタンシリサイド膜100
6を形成する。この時未反応のチタン膜1007が残
る。この工程までを図10(c)に示す。
【0008】次に、湿式あるいは乾式エッチングによっ
て、反応せず残ったチタン膜1007を除去するした
後、第2の熱処理として800℃程度の熱処理を行うこ
とにより、チタンシリサイド膜1006を十分に低抵抗
化する。この工程までを図10(d)に示す。
【0009】最後に、多結晶シリコン膜1003、アモ
ルファスシリコン膜1004、チタンシリサイド膜10
06をパターンエッチングして、ゲート電極配線を形成
する。この工程までを図10(e)に示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平6−6
1175号公報の半導体用電極配線の製造方法に記載の
実施例に基づいて、本発明者らは、チタンシリサイド膜
の形成を試みた。本発明者らが特開平6−61175号
公報に基づいてチタンシリサイド膜の形成を試みた時の
工程断面図を図11に示す。
【0011】まず、シリコン半導体基板1101上にシ
リコン酸化膜1102を形成した後、通常用いられるL
PCVD(減圧化学気相成長法)により、SiH4
ス、620℃の温度で30Paの圧力下で多結晶シリコ
ン膜1103を25nmの厚さで積層する。この工程ま
でを図11(a)に示す。
【0012】次に、多結晶シリコン膜1103の上にア
モルファスシリコン膜1104をLPCVD法により原
料ガスとしてSiH4ガス、500℃の温度で30Pa
の圧力下で75nmの厚さに積層した。この後、スパッ
タ法により、厚さ50nmのチタン膜1105を堆積す
る。この工程までを図11(b)に示す。
【0013】次に、第1の熱処理として700℃程度の
熱処理を加えて、アモルファスシリコン膜1104とチ
タン膜1105とを反応させ、チタンシリサイド膜11
06を形成する。この時チタンシリサイド膜1106の
上には、未反応部分であるチタン膜1107が残る。こ
の工程までを図11(c)に示す。
【0014】次に、硫酸及び過酸化水素水の混合溶液に
より、反応せずに残ったチタン膜1107を除去する。
続いて、第2の熱処理として800℃程度の熱処理を行
うことにより、チタンシリサイド膜1106を十分に低
抵抗化する。この工程までを図11(d)に示す。
【0015】最後に、多結晶シリコン膜1103、アモ
ルファスシリコン膜1104及びチタンシリサイド膜1
106をパターンエッチングしてゲート電極配線をシリ
コン酸化膜1102上に形成する。
【0016】以上のように本発明者等がチタンシリサイ
ド膜の形成を行った結果、以下の問題点が明らかになっ
た。
【0017】多結晶シリコン膜1103を形成する時、
特開平6−61175号公報には多結晶シリコン膜11
03の形成条件について記載がないが、通常用いられて
いるLPCVD法により、SiH4ガス、620℃の温
度で、30Paの圧力で成膜すると、均一で連続した膜
は形成できずに、島状でしかも表面の凹凸が大きい多結
晶シリコン膜となった。これは、多結晶シリコン膜のシ
リコンの粒径は、成膜条件によって多少差はあるものの
通常50nm程度であり、成膜した多結晶シリコンの膜
厚が25nm程度の厚さではあまりにも薄いためである
と考えられる。また、スパッタ法でゲート酸化膜上に多
結晶シリコンを形成すると、スパッタ時のダメージによ
りゲート酸化膜に多大なる電気特性の劣化を生じ、ま
た、LPCVD法に比較して段差被覆性が劣るなどの問
題がある。
【0018】この多結晶シリコン膜上に厚さ75nmの
アモルファスシリコン膜を積層した後も、表面の凹凸が
解消されることなく、結果として、そのアモルファスシ
リコン膜上に形成したチタンシリサイド膜は、非常に不
均一で表面に凹凸を有する膜となるという問題があっ
た。
【0019】また、アモルファスシリコン膜とチタン膜
を反応させて、チタンシリサイド膜を形成する第1の熱
処理、及びチタンシリサイド膜を低抵抗化させる第2の
熱処理において、特に高温処理である第2の熱処理の際
に、未反応のアモルファスシリコン膜の結晶化が起こっ
た。アモルファスシリコン膜の多結晶化は、600℃程
度から生じ、多結晶シリコン膜に転移するときは圧縮応
力が発生する。一方、チタンシリサイド膜は熱処理によ
って引張り応力が生じるので、その結果、チタンシリサ
イド膜に大きな応力が働くことによって、チタンシリサ
イド膜は耐熱性が劣化し、第2の熱処理のときにチタン
シリサイド膜が凝集するという問題があった。
【0020】従って、本発明の目的は、表面が平坦で均
一なチタンシリサイド膜を容易な方法で形成する方法を
提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上にアモルファスシリコン膜を堆
積する工程と、該アモルファスシリコン膜上に硫酸と過
酸化水素水の混合液に浸すことにより絶縁膜を形成する
工程と、前記アモルファスシリコン膜を第1の熱処理と
して600℃から650℃の温度で多結晶シリコン膜に
する工程と、前記絶縁膜を除去する工程と、前記多結晶
シリコン膜上に高融点金属膜を堆積する工程と、第2の
熱処理により前記多結晶シリコン膜と前記高融点金属膜
とを反応させて、金属シリサイド膜を形成する工程とを
含むことを特徴とする。
【0022】
【0023】また、前記高融点金属膜がチタンであるこ
とを特徴とする。
【0024】また、本発明はMOSトランジスタに適用
して、第1の導電型のシリコン半導体基板上に、ゲート
酸化膜を形成する工程と、該ゲート酸化膜上にアモルフ
ァスシリコン膜を形成する工程と、該アモルファスシリ
コン膜上に硫酸と過酸化水素水の混合液に浸すことによ
絶縁膜を形成する工程と、600℃から650℃の温
度で第1の熱処理を行うことによって、前記アモルファ
スシリコン膜を多結晶シリコン膜にする工程と、前記絶
縁膜を除去する工程と、前記多結晶シリコン膜のパター
ニングを行い、ゲート電極を形成する工程と、シリコン
窒化膜を全面に形成する工程と、第2の導電型の不純物
を注入し、ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前
記シリコン窒化膜のうち上記ゲート電極の側面を覆う部
分を残すように、前記シリコン窒化膜のうち上記ゲート
電極の側面を覆う部分以外の部分を除去する工程と、
タン膜を全面に堆積する工程と、第2の熱処理を施すこ
とで、前記多結晶シリコン膜及び前記ソース・ドレイン
領域の前記シリコン基板と、前記チタン膜とを反応させ
て前記ゲート電極及び前記ソース、ドレイン領域にチタ
ンシリサイド膜を形成する工程と、第2の熱処理により
形成されたチタンシリサイド膜以外の膜及び未反応チタ
ン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1に、本発明に係る半導体装置の製
造工程を示す。シリコン半導体基板101上に熱酸化膜
もしくはCVD法によりシリコン酸化膜102を形成
後、LPCVD法によりアモルファスシリコン膜103
を50〜200nm程度堆積する。ここまでの工程での
断面図を図1(a)に示す。
【0030】次に、アモルファスシリコン膜103の表
面に硫酸と過酸化水素水の混合液により、2nm程度の
化学酸化膜104を形成する。また、アモルファスシリ
コン膜103は、非常に自然酸化され易いので大気にさ
らすことによって、1から2nmの自然酸化膜を形成し
てもよい。次に、アモルファスシリコン膜103を60
0℃〜650℃の低温で6〜12時間程度の熱処理を施
すことにより、多結晶シリコン膜105に転移させた。
ここまでの工程での断面図を図1(b)に示す。
【0031】次に、化学酸化膜104を希フッ酸により
除去したあと、チタン膜106を20〜50nm程度堆
積した。チタン膜は、ロードロック室、アルゴン逆スッ
パタクリーニングチャンバ−及びチタンスッパタチャン
バーを有するクラスタ型スパッタ装置を使用し、アモル
ファスシリコン上の自然酸化膜をアルゴンスパッタエッ
チングにより除去した後、真空状態(1〜3×10-8
orr)のままチタンスパッタチャンバーまで搬送し、
チタン膜106を20〜50nm堆積した。ここまでの
工程の断面図を図1(c)に示す。
【0032】次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程
度の急速熱処理を行い、チタン膜106と多結晶シリコ
ン105とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイ
ド膜107を形成すると共に、チタン膜106の表面側
にチタン膜106と窒素との反応によって、窒化チタン
膜108を形成する。ここまでの工程の断面図を図1
(d)に示す。
【0033】次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒
化チタン膜108及び(図示はしていないが)未反応の
チタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で
10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜10
7は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタン
シリサイド膜に転移させた。
【0034】(実施の形態2)本発明に係る半導体装置
の製造工程を示す断面図を図2に示す。
【0035】まず、シリコン半導体基板201上に熱酸
化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜202を形
成後、LPCVD法によりアモルファスシリコン膜20
3を50〜200nm程度堆積し、ぞの上にシリコン窒
化膜204を10nm〜30nmの厚さで形成する。こ
こまでの工程での断面図を図2(a)に示す。
【0036】上記の膜を形成した装置の概略図を図3に
示す。膜を形成した装置の平面図を図3(a)に示し、
平面図A−A’方向の断面図を図3(b)に示す。本発
明で使用した装置は、予備真空排気室と、ロードロック
窒素パージ室と、それぞれの炉予備室と炉を有するシリ
コン窒化膜堆積炉とからなり、それぞれが窒素でパージ
された搬送系で接続された構造になっている。この装置
では、まず半導体基板を予備真空室にいれた後、予備真
空排気室を0.1Pa程度に真空引きし、表面に吸着し
ている水成分や酸素成分をある程度除去する。
【0037】次に、予備真空室を窒素により充満させた
後、半導体基板は、露点が−100℃以下に保たれたロ
ードロック窒素パージ室に、窒素雰囲気下で予備真空排
気室から搬送し、窒素パージにより完全に半導体基板表
面に吸着している水分子や酸素分子を除去する。
【0038】次に、シリコン膜堆積炉→ロードロック窒
素パージ室→シリコン窒化膜堆積室の順に半導体基板を
搬送することにより、アモルファスシリコン膜とシリコ
ン窒化膜の2層を連続で形成する。
【0039】このように本実施の形態で使用した装置
は、アモルファスシリコン膜とシリコン窒化膜の形成途
中で、大気に暴露しない構造になっているので、アモル
ファスシリコン膜とシリコン窒化膜との界面に自然酸化
膜が成長することなく、シリサイド膜にとって耐熱性等
の特性に悪影響を及ぼす酸素による汚染を抑制すること
ができ、良質の積層膜の形成が可能となる。アモルファ
スシリコン膜とシリコン窒化膜との界面の酸素濃度をオ
ージェ電子分光法により分析すると、ロードロック室を
持たない通常のLPCVD装置を用いた場合、界面付近
に急峻な酸素のピークが見られたが、本発明で使用した
ロードロック室を有するLPCVD装置の場合、酸素ピ
ークはほとんど見られなかった。
【0040】次に、シリコン窒化膜の堆積直後に、シリ
コン窒化膜堆積炉内で連続的に600℃〜650℃の低
温で6〜12時間程度の熱処理を施すことにより、アモ
ルファスシリコン膜203を多結晶シリコン膜205に
転移させた。ここまでの工程での断面図を図2(b)に
示す。
【0041】この時、同一装置内で熱処理を行う方が、
スループット及びコストの点から好ましいが、別の装置
にて熱処理を行っても構わない。熱処理を低温で行うの
は、例えば、800℃以上の高温で熱処理を行うと、多
結晶化時にアモルファスシリコン膜の急激な収縮が起こ
り、下層膜のシリコン酸化膜202に対して応力が働
き、その結果、シリコン酸化膜202の特性劣化の原因
となるからである。
【0042】シリコン窒化膜204を除去したあと、実
施の形態1と同様の条件でチタン膜206を20〜50
nm程度堆積した。ここまでの工程の断面図を図2
(c)に示す。
【0043】次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程
度の急速熱処理を行い、チタン膜206と多結晶シリコ
ン膜205とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサ
イド膜207を形成すると共に、チタン膜206の表面
側にチタン膜206と窒素との反応によって、窒化チタ
ン膜208を形成する。ここまでの工程の断面図を図2
(d)に示す。
【0044】次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒
化チタン膜208及び(図示はしていないが)未反応の
チタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で
10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜20
7は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタン
シリサイド膜に転移させた。ここまでの工程での断面図
を図2(e)に示す。
【0045】(実施の形態3)図4に、本発明に係る半
導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板401
上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜4
02を形成後、LPCVD法により同一装置内で、大気
に暴露しないように多結晶シリコン膜403とアモルフ
ァスシリコン膜404を連続的に形成する。アモルファ
スシリコン膜404の形成条件は、実施の形態1と同条
件とし、形成膜厚を50〜150nm程度堆積する。ま
た、多結晶シリコン膜403の形成条件は、温度条件を
620℃とし、他の条件はアモルファスシリコン膜の形
成条件と同じにして、50〜150nm程度堆積する。
ここまでの工程での断面図を図4(a)に示す。
【0046】次に、アモルファスシリコン膜404の表
面に硫酸と過酸化水素水の混合液により、2nm程度の
化学酸化膜405を形成する。次に、アモルファスシリ
コン膜404を800℃〜900℃の高温で10〜30
分程度の熱処理を施すことにより、多結晶シリコン膜4
06に転移させた。ここまでの工程での断面図を図4
(b)に示す。
【0047】次に、化学酸化膜405を希フッ酸により
除去したあと、チタン膜407を20〜50nm程度堆
積した。チタン膜407は、上述したクラスタ型スパッ
タ装置を使用し、多結晶シリコン膜406上の自然酸化
膜をアルゴンスパッタエッチングにより除去した後、真
空状態(1〜3×10-8Torr)のままチタンスパッ
タチャンバーまで搬送し、チタン膜407を20〜50
nm堆積した。ここまでの工程の断面図を図4(c)に
示す。
【0048】次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程
度の急速熱処理を行い、チタン膜407と多結晶シリコ
ン膜406とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサ
イド膜408を形成すると共に、チタン膜407の表面
側にチタン膜407と窒素との反応によって、窒化チタ
ン膜409を形成する。ここまでの工程の断面図を図4
(d)に示す。
【0049】次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒
化チタン膜409及び(図示はしていないが)未反応の
チタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で
10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜40
8は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタン
シリサイド膜に転移させた。ここまでの工程での断面図
を図4(e)に示す。
【0050】本実施の形態では、アモルファスシリコン
から多結晶シリコンへの熱処理の温度が800℃以上
で、好ましくは800℃から900℃の高温で処理して
も、シリコン酸化膜402上に多結晶シリコン膜403
があるため、アモルファスシリコン膜404が多結晶シ
リコン膜406に転移する時の発生する応力の影響がシ
リコン酸化膜402に及ばない。また、800℃以上の
高温で熱処理できる為、非常に短時間で多結晶化が行
え、スループットが向上する。
【0051】(実施の形態4)図5、6、7に、本発明
に係るpチャンネルトランジスタの半導体装置の製造工
程を示す。シリコン半導体基板501上に、n−ウェル
502及びフィールド酸化膜(素子分離領域)503を
形成した。
【0052】次に、図示はしていないが、しきい値電圧
制御及び短チャンネル効果防止のために、燐の不純物イ
オンの注入を行った。次に、膜厚5nmのゲート酸化膜
504を形成後、LPCVD法によりアモルファスシリ
コン膜505を100〜200nm程度堆積する。次
に、アモルファスシリコン膜505の表面に実施の形態
1と同様の方法で、化学酸化膜506を形成する。ここ
までの工程での断面図を図5(a)に示す。
【0053】次に、アモルファスシリコン膜505の実
施の形態1と同様の条件で熱処理を施すことにより、多
結晶シリコン膜507に転移させた後、化学酸化膜50
6を希フッ酸により除去した。ここまでの工程での断面
図を図5(b)に示す。
【0054】次に、フォトリソグラフィー及びエッチン
グを含む周知のパターンニング工程を経て、多結晶シリ
コン膜507を所望のパターンにパターニングした。こ
の後、シリコン半導体基板501及び多結晶シリコン膜
507との界面に自然酸化膜が形成されないようにし
て、シリコン窒化膜508を5〜30nm程度を形成し
た。この後、チャネル領域近傍に浅い接合を形成するた
めに、シリコン半導体中でアクセプタとして振る舞う不
純物イオン509としてインジウムイオンを40〜80
keVのエネルギー、注入量1〜5×1015/cm2
度でイオン注入を行った。不純物イオンとしてBF2
場合は、20〜40keVのエネルギー、注入量1〜5
×1015/cm2程度で注入する。ここまでの工程での
断面図を図5(c)に示す。
【0055】次に、シリコン酸化膜を100〜200n
m程度形成したあと、シリコン酸化膜のシリコン窒化膜
に対する選択比が50〜100程度あるC48+COガ
ス系反応性イオンエッチング(RIE)によりシリコン
窒化膜が露出するまでエッチバックを行うことによって
サイドウオールスペーサー510を形成した。この後、
チャンネリング効果を防ぐため、注入エネルギー30k
eV、注入量1×1015/cm2の条件でシリコンイオ
ンの注入を行っている。次に、ソース及びドレイン領域
を形成するために、シリコン半導体基板中のアクセプタ
イオン511としてボロンを、注入エネルギー10〜2
0keV、注入量1〜5×1015/cm2で行った。
【0056】シリコン窒化膜508を除去した後、チタ
ン膜512を実施の形態1と同様に約30nm堆積し
た。ここまでの工程の断面図を図6(d)に示す。
【0057】次に、チタン膜512と、活性化領域(ソ
ースとドレイン領域)及びゲート電極の多結晶シリコン
膜との界面に、濃度のピークがくるようにシリコンイオ
ンをエネルギー40keV、注入量5×1015/cm2
の条件下でイオン注入を行った。シリコンイオンを注入
することで、界面付近のシリコンとチタンが混合され、
シリサイド化の初期反応をスムーズに行うことができ
る。
【0058】次に、窒素雰囲気中、675℃で10秒程
度の急速熱処理を行い、チタン膜512と多結晶シリコ
ン膜とを反応させ、C49結晶型のチタンシリサイド膜
513を形成すると共に、チタン膜512の表面側にチ
タン膜512と窒素との反応によって、窒化チタン膜5
14を形成する。この時、サイドウオールスペーサー5
10及びフィールド酸化膜503上には供給されるシリ
コンがないので、チタンシリサイド膜513は形成され
ない。従って、ソース、ドレイン及びゲート電極のみに
自己整合的にチタンシリサイド膜513を形成した。こ
こまでの工程の断面図を図6(f)に示す。
【0059】次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒
化チタン膜514及び(図示はしていないが)未反応の
チタン膜を除去した。この後、活性化アニールも兼ねて
1000℃で10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリ
サイド膜513は化学量論的に安定で低抵抗な、C54
結晶型チタンシリサイド膜に転移させると共に、n型ソ
ース、ドレイン領域515に注入した不純物イオンを活
性化した。この後、LDD領域形成等の周知の工程を経
て、所望のpチャンネルトランジスタを形成することが
できた。ここまでの工程での断面図を図7(g)に示
す。
【0060】本実施の形態で形成されたチタンシリサイ
ド膜は、非常に高耐熱性有しており、ゲート電極幅が小
さくなってもシート抵抗が増加することなく、非常に低
い値のままである。また、本実施の形態のようにゲート
酸化膜が非常に薄い場合、アモルファスシリコン膜を6
00℃〜650℃の低温で6〜12時間程度の時間をか
けてゆっくり熱処理を行うことで多結晶化させるので、
多結晶化の際の応力によるゲート電極絶縁膜の特性劣化
を抑制できる。また、本実施の形態のようにトランジス
タのゲート電極にp型を用いた場合、ゲート電極中の不
純物であるボロンがゲート電極の多結晶シリコン膜の粒
界に沿って拡散することでゲート絶縁膜を突き抜けて、
トランジスタの特性を劣化させるという大きな問題があ
るが、アモルファスシリコン膜を700℃以下という低
温で多結晶化させることによって多結晶シリコン膜の粒
径を大きくできるので、ゲート電極中の不純物ボロンが
ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極中を拡散しに
くくなり、トランジスタの特性劣化を抑制できる。
【0061】図12に本発明に係る製造方法で製造した
トランジスタと従来の製造方法によるトランジスタとの
特性を比較した図を示す。横軸は、ゲート電極の配線の
幅を示し、縦軸はシート抵抗を示す。図から見られるよ
うに、ゲート電極の配線幅が微細化しても、本発明に係
る製造方法で作られた半導体装置はシート抵抗、言い換
えると配線抵抗が大きくならないという効果を示してい
る。
【0062】(実施の形態5)図8に、本発明に係る半
導体装置の製造工程を示す。シリコン半導体基板801
上に熱酸化膜もしくはCVD法によりシリコン酸化膜8
02を形成後、LPCVD法により多結晶シリコン膜8
03を70〜300nm程度堆積する。ここまでの工程
での断面図を図8(a)に示す。
【0063】次に、多結晶シリコン膜803の表面を化
学機械的研磨法(CMP法)の通常の条件でエッチング
して表面を平坦化させた後、実施の形態1と同様にチタ
ン膜804を堆積する。ここまでの工程での断面図を図
8(b)に示す。
【0064】次に、窒素雰囲気中で、675℃で10秒
程度の急速熱処理を行い、チタン膜804と多結晶シリ
コン膜803の反応により、C49結晶型のチタンシリ
サイド膜805を形成するとともに、チタン膜の表面側
にチタン膜と窒素との反応により窒化チタン膜806を
形成する。ここまでの工程での断面図を図8(c)に示
す。
【0065】次に、硫酸と過酸化水素水の混合溶液で窒
化チタン膜806及び(図示はしていないが)未反応の
チタン膜を除去した。この後、800℃〜1000℃で
10秒間の急速熱処理を行い、チタンシリサイド膜80
5は化学量論的に安定で低抵抗な、C54結晶型チタン
シリサイド膜に転移させた。本実施の形態では、エッチ
ング方法として、化学機械的研磨法を用いたが、代わり
に化学ドライエッチング法を用いても同様な効果が得ら
れる。
【0066】
【発明の効果】本願発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、表面の凹凸の少ない平坦性のよい多結晶シリコン膜
を形成することができる。従って、高融点金属膜と平坦
性のよい多結晶シリコン膜とを反応させることにより金
属シリサイド膜が形成できるので、均一性が非常に良好
で、低抵抗な高耐熱性の金属シリサイド膜が形成でき
る。 また、アモルファスシリコンを酸化するだけで、
容易にアモルファスシリコンの平坦化のための絶縁膜を
形成することができる。
【0067】また、絶縁膜としてシリコン窒化膜を用い
た場合には、熱処理時にアモルファスシリコン中に酸素
原子が拡散しないために、より低抵抗、高耐熱性のシリ
サイド膜が形成できる。
【0068】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
高融点金属膜としてチタンを用いた場合に、より低抵抗
な金属シリサイド膜の金属配線が得られる。
【0069】本発明の半導体装置によれば、トランジス
タのゲート電極のような非常に薄い膜がアモルファスシ
リコン膜の下層膜であっても、転移の時に生じる応力の
影響が小さいので、ゲート絶縁膜の特性劣化を抑制する
ことができる。また、トランジスタのゲート電極にP型
を用いた場合、通常P型化するのにボロンを用いるた
め、ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極の多結晶
シリコン膜の粒界に沿ってゲート電極を突き抜け、トラ
ンジスタの特性劣化させる問題があったが、アモルファ
スシリコン膜を700℃以下の低温で多結晶化させるこ
とによって、多結晶シリコンの粒径を大きくできるの
で、ゲート電極中の不純物ボロンがゲート電極中を拡散
しにくくなり、トランジスタの特性劣化を抑制できる。
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の製造方法を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る半導体装置の製造方法を示す図で
ある。
【図3】本発明で用いた気相成長装置を示す図である。
【図4】本発明に係る多結晶シリコン膜とアモルファス
シリコン膜を積層したする半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図5】本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置
の製造方法を示す図である。
【図6】本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置
の製造方法を示す図である。
【図7】本発明に係るMOSトランジスタの半導体装置
の製造方法を示す図である。
【図8】本発明に係る化学機械的研磨法を用いた半導体
装置の製造方法を示す図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す図である。
【図10】従来の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図11】従来の半導体装置の製造方法での問題点を示
す図である。
【図12】従来の半導体装置と本発明の半導体装置との
抵抗の特性を示す図である。
【符号の説明】
101,201,401,501 シリコン半導体基板 102,202,402 シリコン酸化膜 103,203,404,505 アモルファスシリコ
ン膜 104,405,506 化学酸化膜 105,205,403,406,507 多結晶シリ
コン膜 106,206,407,512 チタン膜 107,207,408,513 チタンシリサイド膜 108,208,409,514 窒化チタン膜 204,508 シリコン窒化膜 403 多結晶シリコン膜 502 nウェル 503 フィールド酸化膜 504 ゲート酸化膜 509,511 不純物注入 510 サイドウオールスペーサー 515 n型ソース、ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−14987(JP,A) 特開 平4−245442(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にアモルファスシリコン膜
    を堆積する工程と、 該アモルファスシリコン膜上に硫酸と過酸化水素水の混
    合液に浸すことにより絶縁膜を形成する工程と、 前記アモルファスシリコン膜を第1の熱処理として60
    0℃から650℃の温度で多結晶シリコン膜にする工程
    と、 前記絶縁膜を除去する工程と、 前記多結晶シリコン膜上に高融点金属膜を堆積する工程
    と、 第2の熱処理により前記多結晶シリコン膜と前記高融点
    金属膜とを反応させて、金属シリサイド膜を形成する工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記高融点金属膜がチタンであることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の導電型のシリコン半導体基板上
    に、ゲート酸化膜を形成する工程と、 該ゲート酸化膜上にアモルファスシリコン膜を形成する
    工程と、 該アモルファスシリコン膜上に硫酸と過酸化水素水の混
    合液に浸すことにより絶縁膜を形成する工程と、 600℃から650℃の温度で第1の熱処理を行うこと
    によって、前記アモルファスシリコン膜を多結晶シリコ
    ン膜にする工程と、 前記絶縁膜を除去する工程と、 前記多結晶シリコン膜のパターニングを行い、ゲート電
    極を形成する工程と、 シリコン窒化膜を全面に形成する工程と、 第2の導電型の不純物を注入し、ソース・ドレイン領域
    を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜のうち上記ゲート電極の側面を覆う
    部分を残すように、前記シリコン窒化膜のうち上記ゲー
    ト電極の側面を覆う部分以外の部分を除去する工程と、 チタン膜を全面に堆積する工程と、 第2の熱処理を施すことで、前記多結晶シリコン膜及び
    前記ソース・ドレイン領域の前記シリコン基板と、前記
    チタン膜とを反応させて前記ゲート電極及び前記ソー
    ス、ドレイン領域にチタンシリサイド膜を形成する工程
    と、 第2の熱処理により形成されたチタンシリサイド膜以外
    の膜及び未反応チタン膜を除去する工程とを含むことを
    特徴とする半導体製造装置の製造方法。
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