JP2004158404A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便に確実に放電灯43の寿命末期を検知する。
【解決手段】直流電源10を備える。順直列一対のスイッチング素子21・22を含むスイッチング回路を備える。前記直流電源10・スイッチング回路を並列に接続する。前記各スイッチング素子21・22と逆並列に接続・するフライホイールダイオード23・24を備える。前記各スイッチング素子21・22を交互にオンオフするように駆動する駆動回路30を備える。放電灯43・バラスト用インダクタ41・共振用コンデンサ42・コンデンサ44を直列に含む点灯回路40備える。
前記放電灯43のランプ電圧波形の正、負電圧をそれぞれ検出する正電圧検出回路31、負電圧検出回路32および、検出した正、負電圧の電圧差を検出する一対の差動増幅回路33、34を備える。差動増幅回路33、34の出力電圧が所定のしきい値を超えたときに前記駆動回路30へ動作停止命令信号を出力する寿命判定回路35を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】直流電源10を備える。順直列一対のスイッチング素子21・22を含むスイッチング回路を備える。前記直流電源10・スイッチング回路を並列に接続する。前記各スイッチング素子21・22と逆並列に接続・するフライホイールダイオード23・24を備える。前記各スイッチング素子21・22を交互にオンオフするように駆動する駆動回路30を備える。放電灯43・バラスト用インダクタ41・共振用コンデンサ42・コンデンサ44を直列に含む点灯回路40備える。
前記放電灯43のランプ電圧波形の正、負電圧をそれぞれ検出する正電圧検出回路31、負電圧検出回路32および、検出した正、負電圧の電圧差を検出する一対の差動増幅回路33、34を備える。差動増幅回路33、34の出力電圧が所定のしきい値を超えたときに前記駆動回路30へ動作停止命令信号を出力する寿命判定回路35を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は放電灯点灯装置における、ランプ寿命末期検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来装置の回路図を図2に示す。図2は一般的に知られるハーフブリッジ回路の例である。このインバータ装置は、直流電源10の両端に直列接続された、スイッチング素子21・22を駆動回路30にて交互にオンオフしてスイッチング素子22の両端に接続された放電灯43を含む点灯回路40に高周波電力を供給するものである。放電灯43の両端電圧はランプ電圧検出回路36にて監視され放電灯43の両端電圧が所定のしきい値を超えたときに寿命判定回路35にて動作停止指令信号を前記駆動回路30へ出力しインバータ装置を保護するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、放電灯の両端電圧を倍電圧整流回路にて監視しているため、寿命末期時に放電灯の両端電圧が正常時と比べて明らかに上昇しないと判定ができないという問題があつた。
これは正常ランプであっても、まだ新しいランプの場合や、点灯初期のまだランプ自身が冷えている場合などは放電灯の両端電圧が安定点灯時に比べ高いことから、寿命判定回路35のしきい値はこのような状態でも誤動作しないよう安定点灯時に比べ十分マージンを持った高いレベルに設定せざるを得ないからである。
本発明の目的は簡便に確実に放電灯の寿命末期を検知することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はランプ電圧波形の正、負電圧それぞれを検出する正電圧検出回路31、負電圧検出回路32および、検出した正、負電圧の電圧差を一対の差動増幅回路33、34にて増幅し、差動増幅回路33、34の出力電圧を寿命判定回路35にて判定する構成としている。
放電灯が正常点灯時には、ランプ電圧波形は正、負対称波形であるため、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32にて検出される電圧は同一値である。しかし、放電灯が寿命末期となると放電灯の整流作用によりランプ電圧波形は正、負非対称波形となり、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32にて検出されるそれぞれの電圧は大きく異なった値となる。この検出された電圧を一対の差動増幅回路33、34に入力することで、差動増幅回路33、34の出力端子には検出された電圧の差電圧が増幅されて出力されるため、寿命判定回路35にてランプ寿命末期を検知することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1により説明する。図1に示すよう直流電源10に順直列一対のスイッチング素子21、22が接続され前記スイッチング素子21、22には逆並列にフライホイールダイオード23、24が接続されている。前記スイッチング素子21、22は駆動回路30により交互にオンオフするよう制御される。放電灯43、バラスト用インダクタ41、共振用コンデンサ42、コンデンサ44を含む点灯回路40がスイッチング素子22と並列に接続されている。また放電灯43両端には放電灯43のランプ電圧波形の正電圧を検出する正電圧検出回路31、及び負電圧を検出する負電圧検出回路32が接続されている。また、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32それぞれの検出した正、負電圧の電圧差を検出、増幅するための一対の差動増幅回路33、34が正電圧検出回路31、負電圧検出回路32に接続されている。放電灯43が正常点灯している場合、そのランプ電圧波形は正、負対称波形のため、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32それぞれの検出電圧値は同一値である。このため、差動増幅回路33、34の出力端子電圧はOVとなっている。
いま、放電灯43のバラスト用インダクタ41側がエミツタレス(片側エミッタレス)となった場合、放電灯43のランプ電圧波形は、正側は正常時と同等の電圧値、一方負側は放電灯43の整流作用により正常時に比べ高い電圧値となる。このため、負電圧検出回路32により検出される電圧は正電圧検出回路31により検出される電圧より高い値となる。この電圧差のある各検出電圧が差動増幅回路33,34に入力されるため、上記の場合においては差動増幅回路34の出力信号が検出電圧の電圧差を増幅した電圧となり、寿命判定回路35にて設定してある所定のしきい値を超えるため寿命判定回路35により駆動回路30は動作を停止する。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、放電灯のランプ電圧波形の正、負電圧の電圧差を差動増幅回路にて検出することにより簡便に確実に放電灯の寿命末期を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
10:直流電源
21,22:スイッチング素子
23,24:フライホイールダイオード
30:駆動回路
31:正電圧検出回路
32:負電圧検出回路
33,34:差動増幅回路
36:寿命判定回路
36:ランプ電圧検出回路
40:点灯回路
43:放電灯
41:バラスト用インダクタ
42:共振用コンデンサ
44:コンデンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は放電灯点灯装置における、ランプ寿命末期検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来装置の回路図を図2に示す。図2は一般的に知られるハーフブリッジ回路の例である。このインバータ装置は、直流電源10の両端に直列接続された、スイッチング素子21・22を駆動回路30にて交互にオンオフしてスイッチング素子22の両端に接続された放電灯43を含む点灯回路40に高周波電力を供給するものである。放電灯43の両端電圧はランプ電圧検出回路36にて監視され放電灯43の両端電圧が所定のしきい値を超えたときに寿命判定回路35にて動作停止指令信号を前記駆動回路30へ出力しインバータ装置を保護するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、放電灯の両端電圧を倍電圧整流回路にて監視しているため、寿命末期時に放電灯の両端電圧が正常時と比べて明らかに上昇しないと判定ができないという問題があつた。
これは正常ランプであっても、まだ新しいランプの場合や、点灯初期のまだランプ自身が冷えている場合などは放電灯の両端電圧が安定点灯時に比べ高いことから、寿命判定回路35のしきい値はこのような状態でも誤動作しないよう安定点灯時に比べ十分マージンを持った高いレベルに設定せざるを得ないからである。
本発明の目的は簡便に確実に放電灯の寿命末期を検知することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はランプ電圧波形の正、負電圧それぞれを検出する正電圧検出回路31、負電圧検出回路32および、検出した正、負電圧の電圧差を一対の差動増幅回路33、34にて増幅し、差動増幅回路33、34の出力電圧を寿命判定回路35にて判定する構成としている。
放電灯が正常点灯時には、ランプ電圧波形は正、負対称波形であるため、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32にて検出される電圧は同一値である。しかし、放電灯が寿命末期となると放電灯の整流作用によりランプ電圧波形は正、負非対称波形となり、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32にて検出されるそれぞれの電圧は大きく異なった値となる。この検出された電圧を一対の差動増幅回路33、34に入力することで、差動増幅回路33、34の出力端子には検出された電圧の差電圧が増幅されて出力されるため、寿命判定回路35にてランプ寿命末期を検知することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1により説明する。図1に示すよう直流電源10に順直列一対のスイッチング素子21、22が接続され前記スイッチング素子21、22には逆並列にフライホイールダイオード23、24が接続されている。前記スイッチング素子21、22は駆動回路30により交互にオンオフするよう制御される。放電灯43、バラスト用インダクタ41、共振用コンデンサ42、コンデンサ44を含む点灯回路40がスイッチング素子22と並列に接続されている。また放電灯43両端には放電灯43のランプ電圧波形の正電圧を検出する正電圧検出回路31、及び負電圧を検出する負電圧検出回路32が接続されている。また、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32それぞれの検出した正、負電圧の電圧差を検出、増幅するための一対の差動増幅回路33、34が正電圧検出回路31、負電圧検出回路32に接続されている。放電灯43が正常点灯している場合、そのランプ電圧波形は正、負対称波形のため、正電圧検出回路31、負電圧検出回路32それぞれの検出電圧値は同一値である。このため、差動増幅回路33、34の出力端子電圧はOVとなっている。
いま、放電灯43のバラスト用インダクタ41側がエミツタレス(片側エミッタレス)となった場合、放電灯43のランプ電圧波形は、正側は正常時と同等の電圧値、一方負側は放電灯43の整流作用により正常時に比べ高い電圧値となる。このため、負電圧検出回路32により検出される電圧は正電圧検出回路31により検出される電圧より高い値となる。この電圧差のある各検出電圧が差動増幅回路33,34に入力されるため、上記の場合においては差動増幅回路34の出力信号が検出電圧の電圧差を増幅した電圧となり、寿命判定回路35にて設定してある所定のしきい値を超えるため寿命判定回路35により駆動回路30は動作を停止する。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、放電灯のランプ電圧波形の正、負電圧の電圧差を差動増幅回路にて検出することにより簡便に確実に放電灯の寿命末期を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
10:直流電源
21,22:スイッチング素子
23,24:フライホイールダイオード
30:駆動回路
31:正電圧検出回路
32:負電圧検出回路
33,34:差動増幅回路
36:寿命判定回路
36:ランプ電圧検出回路
40:点灯回路
43:放電灯
41:バラスト用インダクタ
42:共振用コンデンサ
44:コンデンサ
Claims (1)
- 直流電源を備え、順直列一対のスイッチング素子を含むスイッチング回路を備え、前記直流電源・スイッチング回路を並列に接続し、前記各スイッチング素子と逆並列に接続するフライホイールダイオードを備え、前記各スイッチング素子を交互にオンオフするように駆動する駆動回路を備え、放電灯・バラスト用インダクタ・共振用,コンデンサ・コンデンサを直列に含む点灯回路備え、
前記放電灯のランプ電圧波形の正、負電圧をそれぞれ検出する正電圧検出回路、負電圧検出回路および、検出した正、負電圧の電圧差を検出する一対の差動増幅回路を備え、差動増幅回路の出力電圧が所定のしきい値を超えたときに前記駆動回路へ動作停止命令信号を出力する寿命判定回路を備えることを特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002355969A JP2004158404A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002355969A JP2004158404A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004158404A true JP2004158404A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32809591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002355969A Pending JP2004158404A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004158404A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008192390A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Shihen Tech Corp | 放電灯点灯装置 |
JP2010033859A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kuroi Electric Co Ltd | 放電灯点灯回路 |
-
2002
- 2002-11-01 JP JP2002355969A patent/JP2004158404A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008192390A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Shihen Tech Corp | 放電灯点灯装置 |
JP2010033859A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kuroi Electric Co Ltd | 放電灯点灯回路 |
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