JP2004157759A - 緊急通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両で緊急事態が発生したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に通報する緊急通報装置において、人の操作による通報の中断があったとしても、緊急通報先は緊急通報があったことを認識できるようにする。
【解決手段】緊急通報時、緊急通報先であるサービスセンター100への発呼が行われ、サービスセンター100にユーザIDが送信され、車両1の現在位置情報が送信された後にのみ、緊急通報先への通報を中断する要求を受けたことをにもとづいてこの通信を切断する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緊急通報装置に関するもので、車載の緊急通報装置に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、事故、車両窃盗、強盗等の緊急事態の発生時に、乗員の入力あるいは緊急事態検知装置による検知にもとづき、あらかじめ定められた緊急通報センターに緊急事態の通報を無線で行う車載の緊急通報装置が提案、開発されている。
【0003】
このような車載用緊急通報装置では、窃盗、強盗等の犯人といった第三者が通報を阻止できないように、車載用緊急通報装置から発信した緊急通報は切断できないようになっているのが通常である。しかし、このままでは、車両の正規なユーザの誤操作による緊急通報発信を中止することができないという問題があった。
【0004】
一方、このようなユーザによる誤操作による緊急通報を中断するするために、ユーザの押下によって緊急通報を中断するための中断ボタンを備えた緊急事態検知装置が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−93065号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2001−354091号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような中断ボタンの押下にもとづく中断機能を備えた場合、被害者(ユーザ)が緊急通報の操作を行った直後に窃盗、強盗等の犯人等がこの中断ボタンを押してしまうと、緊急通報があったこと自体が全く緊急通報先に通知されないことになり、本来の緊急通報としての目的が達せられないことになる。
【0008】
本発明は上記点に鑑みて、緊急事態が発生したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に通報する緊急通報装置において、人の操作による通報の中断があったとしても、緊急通報先は緊急通報があったことを認識できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、請求項1に記載の発明は、緊急事態が発生したと判定したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に前記緊急事態を通報する緊急通報装置であって、前記緊急通報先への前記通報を中断する要求を受けたことを判定する中断要求判定手段と、前記中断要求判定手段の判定にもとづいて、前記緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられた後にのみ前記通報を中断する中断手段と、を備えた緊急通報装置である。
【0010】
これによって、緊急事態が発生したと判定したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に前記緊急事態を通報する緊急通報装置において、中断手段が、緊急通報先に通報があったことを認識できる情報が与えられた後にのみ通報を中断する。これはすなわち、中断手段は、緊急通報先に通報があったことを認識できる情報が与えられる前には、緊急通報の中断を禁止しているといえる。したがって、緊急事態が発生したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に通報する緊急通報装置において、人の操作による通報の中断があったとしても、緊急通報先は緊急通報があったことを認識できるようになる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緊急通報装置において、前記中断手段は、前記緊急通報先に当該通報元の識別情報が送信された後にのみ前記通報を中断することを特徴とする。
【0012】
これによって、緊急通報が中断したとしても、緊急通報先は少なくとも通報元の特定を行うことが可能となる。
【0013】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1つに記載の緊急通報装置において、前記中断手段は、前記緊急通報先に当該通報元の位置情報が送信された後にのみ前記通報を中断することを特徴とする。
【0014】
これによって、緊急通報が中断したとしても、緊急通報先は少なくとも通報元の位置の特定を行うことが可能となる。
【0015】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の緊急通報装置において、前記中断手段は、前記緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられたことを、前記緊急通報先から前記情報の受け取り確認の通知を受信することに基づいて判定する確認判定手段を有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の緊急通報装置において、前記中断要求判定手段は、前記緊急通報先への通報において、前記緊急通報先に緊急通報があったことを認識できる情報が与えられた後に、前記緊急通報先への通報を中断する要求を受けたことを判定する。
【0017】
このようにすることで、緊急通報先への通報を中断する要求を受けたことを判定するときは、常に緊急通報先に緊急通報があったことを認識できる情報が与えられた後なので、中断要求を受けたことを判定すれば、中断手段は、別途緊急通報先に当該情報が与えられたか否かを判定する必要なく、通報を中断することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係る緊急通報システムの構成を示す。
【0019】
車両1が交通事故に遭った、あるいは車両1の乗員が強盗に襲われた等の場合、乗員が緊急通報装置14を操作することによって、この車両1に搭載された緊急通報装置10が、あらかじめ指定された緊急通報先であるサービスセンター100に接続し、乗員が交通事故、強盗事件等の緊急通報を無線通信の基地局130、通信網140を介してサービスセンター100のオペレータに対して行う。
【0020】
サービスセンター100は、乗員(ユーザ)、通信事業者等と契約を行って、緊急通報の中継サービスを行うものである。サービスセンター100のオペレータが電話器により通信網140を介して警察・消防110に緊急出動を依頼するとともに、乗員の自宅120に対して、この乗員に緊急事態が生じたことを通信網140を介して通知する。またサービスセンター100は、音声通話と同時にデータ通信を行い、このデータ通信において、後述するように緊急通報装置10との間で各種情報の送受信を行う。
【0021】
次に、緊急通報装置10の具体的な構成について図2を用いて説明する。
【0022】
緊急通報装置10は、音声処理部11、無線機12、車両位置検出部13、緊急通報発信ボタン14、緊急通報中断ボタン15、制御部17、メモリ18、スピーカ50、マイク60、およびアンテナ70を有する。
【0023】
無線機12は、基地局130からの下り通信信号をアンテナ70を介して受信し、この受信信号を制御部17に出力するとともに、制御部17から入力された送信信号を変調して上り通信信号を生成してアンテナ70から送信させる。
【0024】
音声処理部11は、制御部17から入力された音声信号をデジタル/アナログ変換し、そのアナログ信号にもとづいてスピーカ50から受話音声を出力させるとともに、送話音声を受けたマイク60からの出力をアナログ/デジタル変換して送信信号を生成し、これを制御部17に出力する。
【0025】
車両位置検出部13は、車両の現在位置情報を取得する装置である。本実施形態では、この車両位置検出部13は、GPS受信機によって構成される。このGPS受信機は、各GPS衛星からGPSアンテナ(図示せず)を介して受信した位置情報に基づき、定期的に車両1の現在位置情報を取得し、この取得した現在位置情報を制御部17に出力する。または、制御部17の要求にしたがって最新の情報を返すか、、要求の都度測定して応答する。
【0026】
緊急通報発信ボタン14は、強盗に襲われる等の緊急事態に乗員によって押下されることで、制御部17に対して所定の信号を出力する。
【0027】
緊急通報中断ボタン15は、緊急通報を中断したいときに乗員等によって押下されることで、制御部17に対して所定の信号を出力する。
【0028】
メモリ18は、RAM、ROMを有している。ROMには、制御部17の作動のためのコンピュータプログラム、通報元の識別情報等が記録されている。なお、本実施形態においては、通報元の識別情報は、電話番号等のユーザIDである。
【0029】
制御部17は、マイクロコンピュータおよびデジタルシグナルプロセッサ(図示せず)を備えている。このマイクロコンピュータがメモリ18のROMからプログラムを読み出して実行することで、制御部17は、緊急時において無線機12と基地局130との間の通信を介してサービスセンター100に対して緊急通報するための処理を行う。また制御部17は、この処理の必要に応じてメモリ18に対してデータの書き込み・読み出しを行う。また制御部17は、音声処理部11、無線機12、車両位置検出部13、緊急通報発信ボタン14、緊急通報中断ボタン15、およびエアバッグ装置20と上述したような信号の授受を行う。
【0030】
図3は、緊急通報装置10の電源投入の直後以降、マイクロコンピュータがROMから所定のプログラムを読み出して実行するプログラムのフローチャートの一例である。また図4は、このプログラムを制御部17が実行することで実現される、緊急通報装置10、通信網140、およびサービスセンター100の間の信号のやりとりの時系列を示すシーケンス図である。以下、制御部17の作動を図3に従って説明し、併せて緊急通報装置10、通信網140、サービスセンター100の信号のやりとりを図4を参照して説明する。
【0031】
まず、電源投入によって処理が開始すると、制御部17はステップ301で車両位置検出部13から現在位置情報の入力があるか否かを判定する。入力がなければ、入力があるまでステップ301の判定処理を繰り返す。
【0032】
現在位置情報の入力があれば、処理はステップ302に進み、入力された車両の現在位置情報をメモリ18のRAMに記録する。
【0033】
次にステップ303では、緊急発信要求があるか否かを判定する。具体的には、緊急通報発信ボタン14から、ボタンが押下されている旨の所定の信号が入力されているか、エアバッグ装置20からエアバッグ展開信号の入力を受けている場合に緊急発信要求があると判定し、どちらからも信号が入力されていない場合に緊急発信要求がないと判定する。緊急発信要求がなければ処理はステップ301に戻る。
【0034】
緊急発信要求があれば処理はステップ304に進み、サービスセンター100に発呼を行うための送信信号を、無線機12に出力する。これによって、緊急通報装置10から通信網140を介してサービスセンター100に接続要求(発呼)が行われる(図4の信号405、410参照)。サービスセンター100は、接続要求を受けると、接続確認の信号を通信網140を介して緊急通報装置10に返す(図4の信号415、420参照)。
【0035】
ステップ304の発呼の後、ステップ305ではサービスセンター100との通信回線が確立したか否かの判定を行う。この判定はサービスセンター100から接続確認の信号を受信したか否かにもとづいて行われる。回線が確立していなければ、確立するまでステップ305の処理を繰り返す。回線が確立すると、処理はステップ306に進む。
【0036】
また、回線が確立すると、図示しない処理によって、緊急通報装置10とサービスセンター100との間で通話ができるようになる。具体的には、マイク60から入力された乗員等の音声は音声処理部11によってデジタル音声信号として制御部17に入力され、制御部17はこの音声信号を送信信号として無線機12に出力し、無線機12は受信した送信信号をサービスセンター100に送信する。また、無線機12がサービスセンター100から受信した信号は制御部17に入力され、制御部17において入力された信号中、音声通話のための信号部分は音声処理部11に入力され、音声処理部11は入力された信号をスピーカ50に出力する(図4の状態425参照)。
【0037】
ステップ306では、メモリ18中のROMからユーザIDを読み出し、このユーザIDをサービスセンター100に送信するよう送信信号として無線機12に出力する。
【0038】
これによって、緊急通報装置10から通信網140を介してサービスセンター100にユーザIDが送信される(図4の信号430参照)。サービスセンター100は、ユーザIDを受けると、受信確認の信号を通信網140を介して緊急通報装置10に返す(図4の信号440参照)。
【0039】
ステップ306の送信の後、ステップ307ではサービスセンター100にユーザIDが届いたか否かの判定を行う。この判定はサービスセンター100からユーザID受信確認の信号を受信したか否かにもとづいて行われる。届いていなければ、届くまでステップ307の処理を繰り返す。届くと、処理はステップ308に進む。
【0040】
ステップ308では、メモリ18中のRAMからステップ302で記録した車両1の現在位置情報を読み出し、この現在位置情報をサービスセンター100に送信するよう送信信号として無線機12に出力する。
【0041】
これによって、緊急通報装置10から通信網140を介してサービスセンター100に現在位置情報が送信される(図4の信号450参照)。サービスセンター100は、現在位置情報を受けると、受信確認の信号を通信網140を介して緊急通報装置10に返す(図4の信号460参照)。
【0042】
ステップ308の送信の後、ステップ309ではサービスセンター100に現在位置情報が届いたか否かの判定を行う。この判定はサービスセンター100からユーザID受信確認の信号を受信したか否かにもとづいて行われる。届いていなければ、届くまでステップ309の処理を繰り返す。届くと、処理はステップ310に進む。
【0043】
ステップ310では、切断要求があるか否かを判定する。具体的には、緊急通報中断ボタン15から、ボタンが押下されている旨の所定の信号が入力されているか否かを判定する。入力されていなければ、入力があるまでステップ310の判定処理を繰り返す。なお、この310の判定処理を繰り返している間も、車両1の乗員とサービスセンター100との通話状態は持続されている。
【0044】
緊急通報中断ボタン15からの入力があれば、処理はステップ311に進み、サービスセンター100との通信の切断処理を行う。具体的には、無線機12に切断を要求する旨の信号を送信信号として出力する。それによって、緊急通報装置10から通信網140へ切断要求が送信され(図4の信号470参照)、それによって通信網140からサービスセンター100へ切断要求が行われる(図4の信号475参照)。この切断要求を受信したサービスセンター100が通信網140を介して緊急通報装置10に切断要求を受信した旨の信号を送信する(図4の信号480、485参照)。そして、制御部17はサービスセンター100に対する送受信を終了し、緊急通報装置10とサービスセンター100との通信は切断状態となる(図4の状態490参照)。
【0045】
なお、ステップ306からステップ310までの間に、サービスセンター100側から接続が切られた場合は、処理はステップ301に戻るようになっている。
【0046】
以上のように、緊急通報先であるサービスセンター100への発呼が行われ、サービスセンター100にユーザIDが送信され、車両1の現在位置情報が送信された後にのみ、ステップ310で緊急通報先への通報を中断する要求を受けたことを判定するので、乗員等の緊急通報中断ボタン15の押下によって緊急通報を緊急通報装置10側から切断するのは、これら少なくとも緊急通報があったことを認識できる情報を緊急通報先に送信した後になる。すなわち、緊急通報先に通報があったことを認識できる情報が通信先に与えられる前には、緊急通報の中断は禁止されている。
【0047】
これによって、緊急事態が発生したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に通報する緊急通報装置において、人の操作による通報の中断があったとしても、緊急通報装置10は少なくとも緊急通報があったことを認識できる情報を緊急通報先に送信しているので、緊急通報先は緊急通報があったことを認識できるようになる。
【0048】
また、ステップ306において制御部17は通報元の識別情報であるユーザIDを送信するので、緊急通報が中断したとしても、緊急通報先は少なくとも通報元の特定を行うことが可能となる。
【0049】
また、ステップ308において制御部17車両1の現在位置情報を送信するので、緊急通報が中断したとしても、緊急通報先は少なくとも通報元の現在位置の特定を行うことが可能となる。
【0050】
また、緊急通報装置10の制御部17は、前記緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられたことを、前記緊急通報先から前記情報の受け取り確認の通知を受信することに基づいて判定するので、より確実に緊急通報先は緊急通報があったことを認識できるようになる。受け取り確認の通知とは、図4における通信440および460である。
【0051】
(第2実施形態)
図5に、本発明の第2実施形態に係る緊急通報装置10’の構成を示す。緊急通報装置10’が第1実施形態の緊急通報装置10と異なっている部分は、緊急通報装置10の緊急通報発信ボタン14および緊急通報中断ボタン15に代えて、緊急通報発信/中断ボタン16を備えていることである。なお、緊急通報装置10’の構成要素で緊急通報装置10の構成要素と同等のものには、同一の符号を付し、それらの説明は省略するものとする。
【0052】
緊急通報発信/中断ボタン16は、押下によって所定の信号を制御部17に出力する。
【0053】
メモリ18は、第1実施形態と同様の構成に加え、RAM中に、現在緊急通報装置10が「接続処理中または通信中」であるか、もしくは「非通信中」であるかを示す接続状態フラグを記録する領域を有している。
【0054】
なおこの変数は、制御部17の処理によって、ステップ303から304に移る際、「接続処理中または通信中」を示す値としてのオンになり、処理がステップ301に戻る際、「非通信中」を示す値としてのオフになる。また制御部17は、緊急通報発信/中断ボタン16から入力が逢った場合、常にこの接続状態フラグを参照し、これがオフであれば当該入力を乗員からの発信要求であると認識し、オンであれば当該入力を乗員からの中断要求であると認識する。なお、上記した作動以外については、制御部17の処理は第1実施形態と同様である。
【0055】
このように、緊急通報装置10は、押下することで交互に緊急通報先への接続と切断とを切り替えることができる装置を緊急通報発信/中断ボタン16として有している。
【0056】
なお、上記した本発明の各実施形態において、図3においてステップ309の後に置かれている制御部17のステップ310の処理が、緊急通報先への前記通報を中断する要求を受けたことを判定する中断要求判定手段を構成する。
【0057】
また、ステップ311の処理が、中断要求判定手段の判定にもとづいて、緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられた後にのみこの緊急通報を中断する中断手段を構成する。
【0058】
また、各実施形態においては、サービスセンター100に緊急通報があったことを認識できる情報が与えられたことを、サービスセンター100から情報の受け取り確認の通知を受信することに基づいて判定するようになっているが、かならずしもこの確認は必要ない、すなわち、緊急通報先に緊急通報があったことを認識できる情報が与えられた後にのみ通報を中断するようになっていればよいのである。
【0059】
また、各実施形態においては、車両の現在位置情報がサービスセンター100に送信されるが、これは車両の位置に関する情報であればよいのであって、必ずしも現在位置でなくともよい。例えば10分前の位置でもよいし、過去の位置情報や予定走行コースに基づいた現在位置の推定値でもよい。
【0060】
また、各実施形態において、通信中断のための入力操作が乗員によって行われてから、実際に切断処理が行われるまでの間に、再度発信のための入力操作が行われた場合は、ステップ310の処理においては制御部17は切断要求がないものと認識するようになっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る緊急通報機能付き自動車電話装置に係る緊急通報システムの構成を示す図である。
【図2】緊急通報装置10の構成を示す図である。
【図3】制御部17の処理のフローチャートである。
【図4】緊急通報装置10、通信網140、およびサービスセンター100の間の信号のやりとりのシーケンス図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る緊急通報装置10’の構成図である。
【符号の説明】
1…車両、10、10’…緊急通報装置、11…音声処理部、12…無線機、
13…車両位置検出部、14…緊急通報発信ボタン、
15…緊急通報中断ボタン、16…緊急通報発信/中断ボタン、
17…制御部、18…メモリ、20…エアバッグ装置、50…スピーカ、
60…マイク、70…アンテナ、100…サービスセンター、
110…警察・消防、120…自宅、130…基地局、140…通信網。

Claims (5)

  1. 緊急事態が発生したと判定したとき、あらかじめ指定された緊急通報先に前記緊急事態を通報する緊急通報装置であって、
    前記緊急通報先への前記通報を中断する要求を受けたことを判定する中断要求判定手段と、
    前記中断要求判定手段の判定にもとづいて、前記緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられた後にのみ前記通報を中断する中断手段と、を備えた緊急通報装置。
  2. 前記中断手段は、前記緊急通報先に当該通報元の識別情報が送信された後にのみ前記通報を中断することを特徴とする請求項1に記載の緊急通報装置。
  3. 前記中断手段は、前記緊急通報先に当該通報元の位置情報が送信された後にのみ前記通報を中断することを特徴とする請求項1または2に記載の緊急通報装置。
  4. 前記中断手段は、前記緊急通報先に前記通報があったことを認識できる情報が与えられたことを、前記緊急通報先から前記情報の受け取り確認の通知を受信することに基づいて判定する確認判定手段を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の緊急通報装置。
  5. 前記中断要求判定手段は、前記緊急通報先への通報において、前記緊急通報先に緊急通報があったことを認識できる情報が与えられた後に、前記緊急通報先への通報を中断する要求を受けたことを判定する請求項1ないし4のいずれか1つに記載の緊急通報装置。
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