JP2004157491A - 収納式旗立具 - Google Patents

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JP2004157491A JP2002360018A JP2002360018A JP2004157491A JP 2004157491 A JP2004157491 A JP 2004157491A JP 2002360018 A JP2002360018 A JP 2002360018A JP 2002360018 A JP2002360018 A JP 2002360018A JP 2004157491 A JP2004157491 A JP 2004157491A
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Kojiro Harima
弘二郎 播磨
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Abstract

【課題】竿球、旗、旗立棒などを取り付け場所から移動させる事なく、収納又は、取り出し、飾り付ける事ができる旗立具を提供する事と、旗などが収納されたこの旗立具自体を、装飾品として見ることができる旗立具を提供する。
【解決手段】基軸(1)を同心軸とした伸縮棒取り付け軸(2)をこの軸と直角に伸縮棒(3)を止める。これを旗立具本体(5)の基軸用孔に伸縮棒取り付け軸(2)の孔を合わせて基軸(1)を差し込む。すると此の基軸(1)と直角方向に伸縮棒(3)が回転する。しかし、この回転は伸縮棒取り付けネジ(4)の頭が突出しており、旗立具本体(5)の壁に当たると回転が止まり、角度が決まる様になっている。これに、竿球、旗を取り付け飾る。しまう時は、伸縮棒(3)を縮めて、旗を伸縮棒(3)の軸心に沿うように巻き付けて、伸縮棒(3)を起こして、旗立具本体(5)の中にしまい、色々とデザインされた蓋をはめると装飾品となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、国旗などを立てた場所から移動する事なく、収納する事ができる旗立具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の旗立具は、旗日が終わると、竿球、旗、旗立棒をバラバラにして、箱の中に入れ、部屋の押し入れなどにしまい込む事が多い。又、玄関先の壁などに取り付けられた旗立具も、旗立具を残して、竿球、旗、旗立棒をバラバラにして、箱の中に入れてしまい込む事が多く、旗立具は不自然な形で取り残されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
従来の技術からも分かる様に、旗日が終わると、竿球、旗、旗立棒をバラバラにしてしまい込むという煩わしさがあり、又、これとは逆に、しまい込んだ旗を何処に片付けたか分からなくなる事もある。更に、玄関先の壁に取り付けられた旗立具は、旗日が終わっても、そのまま取り付けられており、美的センスもなく不自然な物であった。
【0004】
【発明を解決するための手段】
基軸(1)を同心軸とした伸縮棒取り付け軸(2)をこの軸と直角に伸縮棒(3)を止めるネジ(4)用バカ孔を空け、更に、伸縮棒(3)の太さと同じ程の孔を2ミリ程の深さに座ぐり、この孔に伸縮棒(3)を嵌めて、反対の孔にネジ(4)を差し込み締めて固定する。これを旗立具本体(5)の基軸用孔に伸縮棒取り付け軸(2)の孔を合わせて基軸(1)を差し込む。するとこの基軸(1)と直角方向に伸縮棒(3)が回転する。しかし、この回転は伸縮棒取り付けネジ(4)の頭が突出しており、旗立具本体(5)の壁に当たると回転が止まり、旗立具本体(5)の壁と伸縮棒(3)の開き角度が決まる。そして、伸縮棒(3)を伸ばして竿球と旗を取り付ければできあがり、しまう時は、伸縮棒(3)を縮めて旗を伸縮棒(3)の軸心に沿うように巻き付けて、伸縮棒(3)を起こして、旗立具本体(5)の中にしまい、色々とデザインされた蓋(6)を嵌めると装飾品となる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ)断面がコ字状の旗立具本体(5)の下部に基軸(1)用孔をあける。
(ロ)旗立具本体(5)の内径に合わせた長さの伸縮棒取り付け軸(2)の軸心に基軸(1)が入るよう孔をあけ、この軸心と直角に軸心に向かって伸縮棒取り付けネジ(4)用バカ孔をあけて、更に、伸縮棒(3)の太さの孔を2ミリ程の深さに座ぐりる。この孔に伸縮棒(3)を嵌め反対側のネジ孔に伸縮棒取り付けネジ(4)を差し込み締めて固定する。
(ハ)(イ)の旗立具本体(5)の下部の基軸(1)用孔に(ロ)の伸縮棒取り付け軸(2)の軸心に基軸(1)が入るようあけられた孔を合わせて、基軸(1)を差し込み取り付ける。
(ニ)伸縮棒(3)を伸ばして、この先端のネジ孔に竿球のネジを締め込み固定する。次に、旗を竿球の下から取り付け飾る。
(ホ)図2に示した旗立具本体(5)のスライド用凹溝(7)が図1に示すされた旗立具本体(5)の左右の壁の外側に加工してあり、ここに図4の蓋(6)のスライド用凸山(8)を合わせて差し込む。
(ヘ)蓋(6)には、他で製作された装飾品などが取り付くようにホック(9)が設けてあり、例えば、正月には松飾り、クリスマスにはツリーといった、図面には、記していない装飾品を飾る事ができる。
本発明は以上のような構造で、使用するときは、まず旗立具本体(5)を玄関先の壁や柱などにネジ、釘、接着剤などを使って取り付け、旗立具本体(5)の長手方向に平行に組まれた伸縮棒(3)を手前に動かなくなるまで倒して、竿球の凸ネジを伸縮棒(3)の先端の凹ネジにねじ込み締める。そして、伸縮棒(3)を伸ばして、旗を竿球の下から取り付け飾る。しまうときは、伸縮棒(3)を縮めて、この棒の軸心に沿うように旗を巻き付けて、旗立具本体(5)の長手方向と平行になるように起こして、中に収める。それから、スライド溝に合わせてデザイン化、美術化された蓋(6)をすると玄関先などの装飾品となる。
【0006】
なお、この発明の収納式旗立具は、上記実施の形態に限定されるものではなく、旗立具本体と蓋の止め方や、組み合わせ、それぞれの形状、色合い、素材等自由に変更可能である。
【0007】
【発明の効果】
旗を部屋の中に入れて、押し入れなどにしまうという煩わしさがなくなり、又、旗を飾りたいときに何処へしまったか分からなくなる事もない。更に、壁や柱などに取り付けられた旗立具は、デザイン化、美術化されており、装飾品として見ることができ、従来のような、旗を片付けると不自然な形の旗立具が残されることがなくなる。又、他で製作した装飾品などをとりつける事もできる。例えば、表札、松飾りなど、飾るものの選択範囲が増える。そして、音楽家にはトーン記号を、漁師には魚を、大工にはノコギリと金ずちを、と言う具合に、これらをデザインした物を取り付けて飾れば、この家は何をしている家か一目で分かる物となり、この旗立具を意識するようになり、国旗掲揚につながる。又、県旗、野球の球団旗、サッカーなどチーム旗を簡単に出し入れして、飾る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旗立具本体の正面図である。
【図2】本発明の旗立具本体の側面図である。
【図3】本発明の蓋の正面図である。
【図4】本発明の蓋の一部切り欠いた側面図である。
【図5】本発明の旗立具の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基軸
2 伸縮棒取り付け軸
3 伸縮棒
4 ネジ
5 旗立具本体
6 蓋
7 スライド用凹溝
8 スライド用凸山
9 ホック

Claims (1)

  1. この旗立具は、旗日などに立てられる国旗などを、その場所から移動する事なく、片付けられる旗立具であり、竿球、旗、旗立棒を箱型容器内に収納することができる事を、特徴とする旗立具である。
JP2002360018A 2002-11-06 2002-11-06 収納式旗立具 Pending JP2004157491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228814B1 (en) * 2005-06-13 2007-06-12 Williams Sr Brian F Flag storage and support apparatus
JP2009104155A (ja) * 2006-10-24 2009-05-14 Fujika:Kk 標識幕掲出収納装置
CN105650603A (zh) * 2016-03-18 2016-06-08 嘉兴市朗特隆光电有限公司 地面安装立杆固定器

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