JP3109231U - スタンド - Google Patents

Abstract

【課題】極めて小型化をはかると共に、小型化しても卓上で倒れない安定を保障し、また、水の残量を一目でわかるようにしたスタンドを提供する。
【解決手段】座板１と、この座板上に下端を固定して立設した透明な合成樹脂やガラス製の筒体２とでスタンドＡを形成し、透明な筒体によって水の残量を一目で知ることができると共に、座板によってスタンドの安定した起立を維持する。
【選択図】図１

Description

この考案は、例えば一輪挿しとして用いるスタンドに関するものである。

一輪挿しは、周知のようにガラス製や陶器製が主流で、上記以外に竹製などもある。

ところで、安定性を損なわない目的で胴部（直径）を大きくするので、一輪挿しであっても大型化する問題があった。

また、大型化にともない卓上に置くと邪魔になって使用されない問題も発生した。

さらに、不透明な材料で形成すると、水の残量を見極めることができず、水の量が少なくなると草花が枯れることもある。

そこで、この考案は、極めて小型化をはかると共に、小型化しても卓上で倒れない安定を保障し、また、水の残量を一目でわかるようにしたスタンドを提供することにある。

上記のような課題を解決するために、この考案は、座板と、この座板上に下端を固定して立設した透明な有底状の筒体とからなるスタンドを採用する。

すると、一輪差しの筒体の起立維持を座板によりはかって転倒を防止すると共に、透明な筒体によって筒体内の水の量を一目でわかる。

以上のように、この考案のスタンドによれば、座板上に筒体を固定して立設してあるので、座板により筒体の安定化をはかることができて、一輪差しの筒体の直径や丈を小さくしても倒れることがない。

このため、スタンドの極めて小型化をはかることができると共に、小型化によって卓上に置いても邪魔にならない効果がある。

また、透明な筒体を使用するので、水の量を一目で知ることができ、草花が枯れるのを防止する効果もある。

この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。

この考案の実施形態に示すスタンドＡは、図１及び図２に示すように、座板１と、この座板１上に下端（底側）を固定して立設した透明な有底状の筒体２とで構成されている。

上記透明な有底状の筒体２としては、ガラス製の有底状の筒体以外に、透明な合成樹脂製の筒体であってもよい。

上記筒体２を透明とした目的は、挿入した草花３が枯れるのを防止するためで、筒体２内の水の量を一目でわかること（知ること）にある。

また、座板１は、ガラス板や陶器、木製など適宜選択して用い、座板１に対する筒体２の固定も、同材質のガラスの場合熱溶着によって固定することができその他の固着方法、例えば接着剤（材）を用いて固着することもできる。

さらに、筒体２の外周所望位置には、座板１上に下縁を、筒体２の外周に内側の縁をそれぞれ同質の場合熱溶着により、或いは接着剤（材）を用いて固着した装飾板４が設けてあり、この美感上の装飾板４によってスタンドＡに変化をもたせる。

また、座板１も図示の四角形に限定されず、その他の多角形や丸形などであってもよく、筒体２も図示の円筒に限定されない。

なお、筒体２の底に前もって底壁を設けて有底状とする以外に、座板１によって筒体２の開放下面を閉鎖し、水もれがないように固着して有底状としてもよい。

この考案のスタンドを示す斜視図 同上の縦断正面図

符号の説明

Ａ スタンド
１ 座板
２ 筒体
４ 装飾板

Claims (1)

1. 座板と、この座板上に下端を固定して立設した透明な有底状の筒体とからなるスタンド。
   
   

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