JP2004155540A - 物品群の積み付け組み様式の認識方法および装置ならびに認識装置を具備した物品移載設備 - Google Patents

物品群の積み付け組み様式の認識方法および装置ならびに認識装置を具備した物品移載設備 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で積み付けパターンを認識でき、省力化に寄与する。
【解決手段】所定形状に積み付けられて搬入コンベヤ2により搬送される物品群1の積み付けパターンを認識する物品群の積み付けパターンのパターン認識装置8であって、物品Wが積み付けられる複数の積み付けパターンを記憶する記憶部33と、搬入コンベヤ2により搬送される物品群1の検出位置を判断する位置検出器32と、位置検出器32に基づいて物品の所定位置にそれぞれ設けられたバーコードラベルRを検出するバーコードリーダ31と、バーコードリーダ31の検出信号に基づいて、記憶部33に記憶された積み付けパターンから物品群1の積み付けパターンを特定するパターン選択部34とを具備した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットなどに積み付けられた物品群の積み付け組み様式(パターン)を認識するための物品群の積み付け組み様式の認識方法および装置ならびにその認識装置を具備した物品移載設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば小包などの物品の積み付け組み様式(以下、積み付けパターンという)を認識して、ロボットなどにより目的の小包を取り出すなどの移載作業を実施する装置として、たとえば特許文献1がある。
【0003】
この装置は、上方からテレビカメラにより小包群の上部表面の画像を撮像し、この画像データから目的の小包を識別し、吸引装置や開閉爪などの把握用手段により目的の小包を取り出すものである。
【0004】
また、物品搭載パレットの供給時に、移載用ロボットに積み付けパターンを入力しておくものや、物品に積み付けパターン記号のあるバーコードラベルを付しておき、これをバーコードリーダで読み取って積み付けパターンを認識するものもある。
【0005】
【特許文献1】
特表昭58−501417号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、得られた画像の像解析に手間がかかり、装置が大掛かりになる。また他のものでは、移載用ロボットに積み付けパターンを入力するのに手間がかかり、さらに搬入ごとに、積み付けパターン記号のあるバーコードを取り付ける必要があり、労力を要するという問題がある。
【0007】
本発明は、物品の所定位置に付されたバーコードなどの識別部が、一定の積み付け空間に段積みされた物品群において、その積み付けパターンに従って一定位置に位置するのに着目してなされたもので、上記問題点を解決して、より簡単な構成で積み付けパターンを認識できて、省力化に寄与できる物品群の積み付け組み様式の識別方法および装置ならびにその識別装置を具備した物品移載設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の物品群の組み様式の認識方法は、所定形状に積み付けられて搬送手段により搬送される物品群の積み付け組み様式を認識するに際して、物品を積み付け可能な複数の積み付け組み様式を記憶部に記憶させ、物品群の検出位置で物品群の各物品の所定位置にそれぞれ設けられた識別部を検出し、前記物品群の識別部の検出信号に基づいて前記記憶部に記憶された積み付け組み様式からこの物品群の積み付け組み様式を特定するものである。
【0009】
上記構成によれば、物品の積み付け組み様式に従って、物品に設けられた識別部の位置が変化する。これを物品群の検出位置で検出して、所定位置での識別部の有無を検知することで、記憶部に記憶された積み付け組み様式データに基づいて、物品の積み付け組み様式を特定することができる。したがって、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを新たに表示したり、入力することなく、簡単な構成で積み付け組み様式を判断することができ、簡素化、省力化に寄与することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、所定形状に積み付けられて搬送手段により搬送される物品群の積み付け組み様式を認識する組み様式の認識装置であって、物品が積み付けられる複数の積み付け組み様式を記憶する記憶部と、搬送手段により搬送される物品群の検出位置を判断する位置特定手段と、前記位置特定手段に基づいて物品の所定位置にそれぞれ設けられた識別部を検出する識別部検出手段と、前記識別部検出手段の検出信号に基づいて、前記記憶部に記憶された積み付け組み様式からこの物品群の積み付け組み様式を特定する組み様式選択部とを具備したものである。
【0011】
上記構成によれば、物品の積み付け組み様式に従って物品に設けられた識別部の位置が変化する。これを位置特定手段に基づいて識別部検出手段により検出して、所定位置における識別部の有無を検出することで、組み様式選択部により記憶部の積み付け組み様式のデータに基づいて、この物品群の物品の積み付け組み様式を特定することができる。したがって、搬入された物品群に、積み付け組み様式のデータを新たに表示したり、操作機器に積み付け組み様式のデータを入力することなく、簡単な構成で積み付け組み様式を特定することができ、省力化に寄与することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、物品群は物品受け部材上に積載されるとともに、物品受け部材上の一定の形状空間内に積み付けられるものである。
上記構成によれば、物品受け部材上で積み付け組み様式が限定されることで、より正確に積み付け組み様式を判断することができる。
【0013】
請求項4記載の発明は、物品は一定形状で、一定位置に識別部が設けられているものである。
上記構成によれば、積み付け組み様式と識別部の位置が限定されることで、より正確に積み付け組み様式を判断することができる。
【0014】
請求項5記載の物品移載設備は、搬送手段により搬送される物品群の物品をそれぞれ所定位置に移載する物品移載手段と、搬送手段に設けられた請求項2乃至4のいずれかに記載の物品群の積み付け組み様式の認識装置とを具備し、組み様式選択部で特定された組み様式に基づいて、物品移載手段を操作する移載手段制御部を設けたものである。
【0015】
上記構成によれば、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを入力したり、読み取ることなく、組み様式選択部から入力されたデータに基づいて移載手段制御部により物品移載手段を正確に操作することができる。したがって、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを移載手段制御部に入力する手間や複雑な検出装置を省略でき、簡単な構成で移載手段により正確に物品群の物品を移載を行うことができて、簡素化および省力化と低コスト化に寄与することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る物品群の積み付けパターンの認識装置を具備した物品移載設備の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1に示すように、この物品移載設備は、パレット(物品受け部材)P上に所定の組み様式(以下パターンという)で物品Wが複数段に段積みされて搬送される物品群1を搬送する搬送手段である搬入コンベヤ2と、搬入コンベヤ2の終端部で物品群1の物品Wを移載(デパレタイズまたは段ばらし)する荷捌き場3と、荷捌き場3で物品群1を荷捌きする移載ロボット(物品移載装置)4と、荷捌きしない物品群1を搬出する排出コンベヤ5と、空パレットPを搬出するパレット搬出コンベヤ6および空パレットPを段積みするパレット段積み装置6aと、移載ロボット4により物品群1から移載された物品Wを搬出する物品移送コンベヤ7と、搬入コンベヤ2に配置されて物品群1の位置を検出する位置検出器(位置特定手段)32とバーコードリーダ(識別部検出手段)31とを有するパターン認識装置(組み様式認識装置)8とが具備されている。
【0018】
搬入コンベヤ2は、図2に示すように、ローラ式コンベヤで、脚部材に支持された機枠フレーム11に、搬送方向に一定間隔ごとに搬送ローラ12が回転自在に配置され、機枠フレーム11の搬送ローラ12の下部に配置されたローラ駆動ユニット13が設けられている。このローラ駆動ユニット13は、詳細に説明しないが、搬送ローラ12の下面に摺接される駆動ローラ16をチェーンなどの連動部材により連結連動し、ローラ回転駆動装置(電動モータなど)によりチェーン1を介して各搬送ローラ12を駆動するように構成されている。
【0019】
上記移載ロボット4は、図3に示すように、基台21上に鉛直軸心周りに回転可能に配置された架台部22と、この架台部22に下水平軸を介して前後方向に揺動自在に支持された主アーム23と、主アーム23の先端部に上水平軸を介して上下方向に揺動自在な副アーム24と、副アーム24の先端部に、先端水平軸を介して前後方向に揺動自在でかつ垂直軸心周りに回転自在に支持された物品保持部25と、物品保持部25に開閉自在に設けられて物品Wを把持開放自在な把持部材26a,26bと、図1に示す移載ロボット4を制御する移載ロボット制御部(移載手段制御部)27が具備され、荷捌き場3に搬入された物品群1の物品Wを順次把持して移送コンベヤ7に搬入するように構成されている。
【0020】
ところで、移載ロボット4による物品把持作業は、荷捌き場3に搬入された物品群1に対して、その積み付けパターンに従って物品Wをそれぞれ把握するため、把持部材26a,26bにより把持する物品Wの把持面を決定する必要がある。これは、物品Wの強度や形状、把持部材26a,26bの形状などにより、把持部材26a,26bにより把持する方向(把持面)が決まっているからである。しかし、物品群1は同一の荷積み空間に積み付けされても、積み付けパターンが異なったり、搬入作業などにより90度旋回されると、物品Wの積み付けパターンが変化してしまう。
【0021】
この実施の形態では、物品Wには、それぞれ物品Wの内容や生産地や生産日などのデータが入力されているバーコードラベル(識別部)Rが所定面の一定箇所に塗布されていることに着目し、予め物品Wが積み付けされる複数の積み付けパターンのデータを記憶させておき、バーコードリーダ31により物品群1の検出位置における所定の検出範囲でバーコードラベルRの有無を確認して、積み付けパターンを判断するように構成されている。もちろん、必ず1つのバーコードリーダ31で、バーコードラベルRを読み取り可能にセッティングすることで、バーコードデータ(積み付けパターンを含まない)を読み取り、物品群1の物品Wの各種データを検出することもできる。
【0022】
前記パターン認識装置8は、図1に示すように、搬入コンベヤ2により搬送される物品群1の検出位置を判断するたとえば光電スイッチからなる位置検出器(位置特定手段)32と、位置検出器32の上流側の所定位置に配置され前記位置検出器32の検出信号に基づいて各物品Wに所定の検出範囲をスキャンニングしてバーコードラベルRを読み取るバーコードリーダ(識別部検出手段)31と、所定の積み付け空間における物品Wの複数の積み付けパターンを記憶する記憶部33と、位置検出器32およびバーコードリーダ31の検出信号を受信してバーコードラベルRの有無を判断する検出部34と、検出部34から出力された信号に基づいて物品群1の積み付けパターンを特定するパターン選択部(組み様式選択部)35とで構成され、パターン選択部35で特定された積み付けパターンのデータが移載ロボット制御部27に出力される。
【0023】
バーコードラベルRは、図4,図5に示すように、物品Wの左右側面の下部にそれぞれ取り付けられている。また前記位置検出器32は、搬入コンベヤ2の両側に機枠フレーム11に取付部材を介して一対が配置され、パレットPの前端部または物品群1の下部前面を検出するように構成されている。バーコードリーダ31は、図2に示すように、搬入コンベヤ2の位置検出器32から搬送方向Sの上流側で両側に、機枠フレーム11に取付フレーム41を介して左右一対が配設され、積み付けパターンに対応した位置および高さに設定されている。なお、これらバーコードリーダ31は一対に限るものではなく、積み付けパターンに対応して単数または3個以上、上下多段に配置してもよい。42は、バーコードリーダ31の上流側に配置されて物品群1の物品Wの積み付け段数を検出して検出部34に出力する段数検出器で、機枠フレーム11に物品群1の左右側面と上面を囲む門形フレームを介して取り付けられている。
【0024】
(第1パターン)
物品群1の第1の積み付けパターンは、図4,図5に示すように、平面視が長方形で同一の大きさ形状の物品Wを2個ずつ4隅位置に、隣接する物品Wに対して位相を90度変向してそれぞれ配置し、各段(図では4段)では上下同一パターンに積み付けられており、平面視で位相が90度ことなるた2つの積み付けパターン、すなわち図4(a)のパターンAと図5(a)に示すパターンBとなる。したがって、バーコードリーダ31は、位置検出器32から距離L1だけ上流側で、搬送方向Sの後部でたとえば最下段の物品Wの左右側面となるバーコードRをそれぞれ検出するように配置されている。もちろん、中段や上段の物品WのバーコードラベルRを検出する位置でも良い。
【0025】
この場合、パターンAでは、図4(b),(c)に示すように、搬送方向に向かって左側に配置された左バーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、搬送方向に向かって右側に配置された右バーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となる。一方、パターンBでは、図5(b),(c)に示すように、左バーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れない非認識状態になり、右バーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、これらパターンA,Bに対応する検出部34での判断は図5(d)に示すとおりとなる。
【0026】
上記構成におけるパターン認識方法を説明する。
搬入コンベヤ2により、パレットPに積み付けパターンAまたはBで積み付けられた物品群1が搬送される。この時、予めパターン選択部35に、積み付けパターンAまたはBと認識パターンのデータが入力されている。そして位置検出器32により物品群1が検出されると、この検出信号に基づいて左右のバーコードリーダ31が作動され、所定の検出範囲をスキャンニングする。これにより、たとえば左のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取り、右のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れないと、検出部34では認識、非認識状態がパターン選択部35に入力され、パターン選択部35ではこの物品群1は積み付けパターンAであると特定して、そのデータを移載ロボット制御部27に出力する。
【0027】
移載ロボット4では、移載ロボット制御部27に入力された積み付けパターンAのデータに基づいて、荷捌き場3に到達した物品Wを把持部材26a,26bにより保持し、順次似移送コンベヤ7に搬送し、デパレタイズを行う。空になったパレットPはパレット搬出コンベヤ6により搬出され、パレット段積み装置6aにより段積みされて排出される。
【0028】
次に物品群1の他の積み付けパターンを図6〜図11を参照して説明する。
(第2パターン)
物品群1の第2の積み付けパターンは、図6に示すように、平面視が略正方形状の4個の物品Wを四隅に配置し上下2段に積み付けたもので、バーコードリーダ31は、位置検出器32から距離L2だけ上流側で、搬送方向Sの後部の下段の物品Wの左右側面となるバーコードラベルRをそれぞれ検出するように配置されている。したがって、パターンCでは図6(a)〜(c)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となり、またパターンDでは、図6(d)〜(f)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、図6(g)に示すとおりとなる。
【0029】
(第3パターン)
物品群1の第3の積み付けパターンは、図7に示すように、平面視が長方形状の6個の物品Wを2列に、上下3段に積み付けたもので、平面視で90度旋回した2つのパターンEとパターンFがある。バーコードリーダ31は、位置検出器32から距離L3だけ上流側で、搬送方向Sの後部の下段の物品Wの左右側面となるバーコードRをそれぞれ検出するように配置されている。そしてパターンEでは、図7(a)〜(c)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となり、パターンFでは、図7(d)〜(f)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、図7(g)に示すとおりとなる。
【0030】
(第4パターン)
物品群1の第4の積み付けパターンは、図8に示すように、第3の積み付けパターンを段ごとに90度変位して上下3段に同一位置に積み付けたもので、平面視で90度旋回した2つのパターンGとパターンHがある。バーコードリーダ31は、位置検出器32から距離L4だけ上流側で、搬送方向Sの後部の下段と中段の物品Wの左右側面にあるバーコードRをそれぞれ検出するように上下2段に配置されている。そしてパターンGでは、図8(a)〜(c)に示すように、左上のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取る認識状態、左下のバーコードリーダがバーコードラベルRを読み取れない非認識状態、右上のバーコードリーダ31がバーコードラベルRが読み取れる認識状態、右下のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となる。またパターンHでは、図8(d)〜(f)に示すように、左上のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れない非認識状態、左下のバーコードリーダがバーコードラベルRを読み取る認識状態、右上のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れる認識状態バーコードラベルRが読み取れない非認識状態、右下のバーコードリーダ31がバーコードラベルRが読み取れる非認識状態となり、図8(g)に示すとおりとなる。
【0031】
(第5パターン)
物品群1の第5の積み付けパターンは、図9に示すように、平面視が略正方形状の9個の物品Wを3列で上下3段に配置したもので、平面視で90度旋回したパターンIとパターンJとがある。バーコードリーダ31は、位置検出器32から距離L5だけ上流側で、搬送方向Sの後部の下段の物品Wの左右側面となるバーコードRをそれぞれ検出するように配置されている。そして、パターンIでは、図9(a)〜(c)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となり、パターンJでは、図9(d)〜(f)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、図9(g)に示すとおりとなる。
【0032】
(第6パターン)
物品群1の第6の積み付けパターンは、図10に示すように、平面視が長方形状の2個縦置きと3個横置きと組み合わせ、上下複数段に同一配置で積み付けたもので、平面視で90度ずつ旋回した4つのパターンK,L,M,Nがある。なお、バーコードラベルRは、前後一方に偏って配置されている。そしてバーコードリーダ31は、左右で上流側と下流側とに同一段の物品WのバーコードラベルRを読み取るように配置されており、右側では、2個縦置きの物品WのバーコードラベルRをそれぞれ検出できるように、位置検出器32から距離L6a,L6bだけ上流側の前後位置に配置されている。また左側では、3個横置きの端部の物品左側2個縦置きの物品WのバーコードラベルRと、2個縦置きの後部の物品WのバーコードラベルRとをそれぞれ検出できるように、位置検出器32から距離L6c,L6dだけ上流側の前後位置に配置されている。
【0033】
したがって、パターンKでは、図10(a)に示すように、右側の上下流側のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取る認識状態で、左側の上下流側のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となる。また図10(a)から右側に90度旋回したパターンLでは、図10(c)に示すように、右側の下流側のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取る認識状態で、右側の上流側と左側の上下流側のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となる。さらに図10(a)から左側に90度旋回したパターンMでは、図10(b)に示すように、右側の上下流側と左側の下流側のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態、左側の上流側の左下のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れる認識状態となる。さらにまた図10(a)から180度旋回したパターンNでは、図10(d)に示すように、右側の上下流側と左側の上流側のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態、左側の下流側のバーコードリーダ31がバーコードラベルRを読み取れる認識状態となり、図10(e)に示すとおりとなる。
【0034】
(第7パターン)
物品群1の第7の積み付けパターンは、図11に示すように、平面視が長方形状の対称の角部と中央部の物品Wの方向が異なるように9個の物品Wを3列で上下複数段に配置したもので、平面視で90度旋回したパターンOとパターンPとがある。バーコードリーダ31は、左右にそれぞれ中間の物品WのバーコードラベルRを読み取るように、位置検出器32から距離L7a,L7bだけ上流側にそれぞれ配置されている。そして、パターンOでは、図11(a)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取れない非認識状態となり、パターンPでは、図11(b)に示すように、左右のバーコードリーダ31がそれぞれバーコードラベルRを読み取る認識状態となり、図11(c)に示すとおりとなる。
【0035】
以上のように、同一形状の物品Wを、パレットP上で一定形状内の限られた空間内に積み込む各積み付けパターンでは、2個以上のバーコードリーダ31を、搬入コンベヤ2の左右両側(または左右一方でも可)で、上下段あるいは上下流側にそれぞれ配置することで、各種の積み付けパターンに対応して、積み付けパターンを検知することができる。これらバーコードリーダ31は、それぞれ読み取り制度を高めるように配置するのが望ましい。
【0036】
上記実施の形態によれば、物品群1では積み付けパターンに従って物品Wの側面に取り付けられたバーコードラベルRの位置が変化する。これを位置検出器32の検出信号に基づいてバーコードリーダ31により物品群1の検出位置で物品WのバーコードラベルRが読み取れるか、読み取れないかを検出部34で検出し、パターン選択部35で、記憶部33に入力された積み付けパターンの認識、非認識様態と比較して、物品Wの積み付けパターンを判断する。そして、この物品群1の積み付けパターンのデータを移載ロボット制御部27に入力して移載ロボット4を制御し、荷捌き場3に到達した物品群1の物品Wの移載を行う。
【0037】
したがって、搬入コンベヤ2により入荷された物品群1について、積み付けパターンデータをたとえばバーコードラベルRに表示したり、移載ロボット制御部27にそれぞれ入力する必要がなくなり、また予め物品Wに設けられたバーコードラベルRを利用してバーコードリーダ31により、物品群1の積み付けパターンを判断することができる。これにより、簡単な構成で積み付けパターンを判断することができ、省力化に寄与することができる。
【0038】
なお、上記実施の形態では、物品Wの検出位置を判断する位置判断手段として、物品群1の通過を検出する位置検出器32により構成したが、搬入コンベヤ2に物品群1が積み込まれた時から搬入コンベヤ2を駆動する回転駆動装置の回転角を検出するロータリーエンコーダのパルス信号から物品群1の搬送距離を求める搬送距離検出装置や、物品群1が積み込まれた時からの経過時間により物品群1の搬送距離を求める搬送時間タイマーでもよい。
【0039】
またこの実施の形態では、識別部をバーコードラベルRとし、識別部検出手段をバーコードリーダ31として構成したが、識別部を磁気テープや磁性体、導電体とし、識別部検出手段を磁気センサとしてもよい。また識別部を反射テープや反射体とし、識別部検出手段を光電スイッチとしてもよい。さらに、識別部を物品Wに印刷されたり塗布された特殊で識別可能な模様や形状物、ラベル、物品W自体の形状などとし、識別部検出手段をCCDカメラなどの撮像装置および識別部を識別可能な画像処理装置としてもよい。
【0040】
さらに物品群1の底部にパレットPを物品受け部材として配置したが、パレットPは無くてもよく、また物品受け部材にトレイやバケットなどを使用してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、物品の積み付け組み様式に従って、物品に設けられた識別部の位置が変化する。これを物品群の検出位置で検出して、所定位置での識別部の有無を検知することで、記憶部に記憶された積み付け組み様式データに基づいて、物品の積み付け組み様式を特定することができる。したがって、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを新たに表示したり、入力することなく、簡単な構成で積み付け組み様式を判断することができ、簡素化、省力化に寄与することができる。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、物品の積み付け組み様式に従って物品に設けられた識別部の位置が変化する。これを位置特定手段に基づいて識別部検出手段により検出して、所定位置における識別部の有無を検出することで、組み様式選択部により記憶部の積み付け組み様式のデータに基づいて、この物品群の物品の積み付け組み様式を特定することができる。したがって、搬入された物品群に、積み付け組み様式のデータを新たに表示したり、操作機器に積み付け組み様式のデータを入力することなく、簡単な構成で積み付け組み様式を特定することができ、省力化に寄与することができる。
【0043】
請求項3記載の発明によれば、物品受け部材上で積み付け組み様式が限定されることで、より正確に積み付け組み様式を判断することができる。
請求項4記載の発明によれば、積み付け組み様式と識別部の位置が限定されることで、より正確に積み付け組み様式を判断することができる。
【0044】
請求項5記載の発明によれば、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを入力したり、読み取ることなく、組み様式選択部から入力されたデータに基づいて移載手段制御部により物品移載手段を正確に操作することができる。したがって、搬入された物品群の積み付け組み様式のデータを移載手段制御部に入力する手間や複雑な検出装置を省略でき、簡単な構成で移載手段により正確に物品群の物品を移載を行うことができて、簡素化および省力化と低コスト化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品移載設備の実施の形態を示す全体平面図である。
【図2】同物品移載設備の搬入コンベヤを示す要部横断面図である。
【図3】同物品移載設備の移載ロボットの概略側面図である。
【図4】(a)〜(c)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンAの検出状態を示し、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
【図5】(a)〜(d)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンBの検出状態を示し、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は積み付けパターンA,Bの認識状態を示す図表である。
【図6】(a)〜(g)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンC,Dの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンCの平面図、(b)は積み付けパターンCの左側面図、(c)は積み付けパターンCの右側面図、(d)は積み付けパターンDの平面図、(e)は積み付けパターンDの左側面図、(f)は積み付けパターンDの右側面図、(g)は積み付けパターンC,Dの認識状態を示す図表である。
【図7】(a)〜(g)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンE,Fの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンEの平面図、(b)は積み付けパターンEの左側面図、(c)は積み付けパターンEの右側面図、(d)は積み付けパターンFの平面図、(e)は積み付けパターンFの左側面図、(f)は積み付けパターンFの右側面図、(g)は積み付けパターンE,Fの認識状態を示す図表である。
【図8】(a)〜(g)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンG,Hの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンGの平面図、(b)は積み付けパターンGの左側面図、(c)は積み付けパターンGの右側面図、(d)は積み付けパターンHの平面図、(e)は積み付けパターンHの左側面図、(f)は積み付けパターンHの右側面図、(g)は積み付けパターンG,Hの認識状態を示す図表である。
【図9】(a)〜(g)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンI,Jの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンIの平面図、(b)は積み付けパターンIの左側面図、(c)は積み付けパターンIの右側面図、(d)は積み付けパターンJの平面図、(e)は積み付けパターンJの左側面図、(f)は積み付けパターンJの右側面図、(g)は積み付けパターンI,Jの認識状態を示す図表である。
【図10】(a)〜(e)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンK,L,M,Nの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンKの平面図、(b)は積み付けパターンLの平面図、(c)は積み付けパターンMの平面図、(d)は積み付けパターンNの平面図、(e)は積み付けパターンK,L,M,Nの認識状態を示す図表である。
【図11】(a)〜(c)は同搬入コンベヤにおける積み付けパターンO,Pの検出状態を示し、(a)は積み付けパターンOの平面図、(b)は積み付けパターンPの平面図、(c)は積み付けパターンO,Pの認識状態を示す図表である。
【符号の説明】
P パレット
W 物品
1 物品群
2 搬入コンベヤ
3 荷捌き場
4 移載ロボット
5 排出コンベヤ
6 パレット搬出コンベヤ
7 物品移送コンベヤ
8 パターン認識装置
11 機枠フレーム
12 搬送ローラ
13 ローラ駆動ユニット
14 軸受部
15 回転軸
16 駆動ローラ
17 受動スプロケット
18 駆動チェーン
21 基台部
22 架台部
23 主アーム
24 副アーム
25 物品保持部
26a,26b 把持部材
27 移載ロボット制御部
31 バーコードリーダ
32 位置検出器
33 記憶部
34 検出部
35 パターン選択部
41 取付フレーム
42 段数検出器

Claims (5)

  1. 所定形状に積み付けられて搬送手段により搬送される物品群の積み付け組み様式を認識するに際して、
    物品を積み付け可能な複数の積み付け組み様式を記憶部に記憶させ、
    物品群の検出位置で物品群の各物品の所定位置にそれぞれ設けられた識別部を検出し、
    前記物品群の識別部の検出信号に基づいて前記記憶部に記憶された積み付け組み様式からこの物品群の積み付け組み様式を特定する
    ことを特徴とする物品群の積み付け組み様式の認識方法。
  2. 所定形状に積み付けられて搬送手段により搬送される物品群の積み付け組み様式を認識する物品群の積み付け組み様式の認識装置であって、
    物品が積み付けられる複数の積み付け組み様式を記憶する記憶部と、
    搬送手段により搬送される物品群の検出位置を判断する位置特定手段と、
    前記位置特定手段に基づいて物品の所定位置にそれぞれ設けられた識別部を検出する識別部検出手段と、
    前記識別部検出手段の検出信号に基づいて、前記記憶部に記憶された積み付け組み様式からこの物品群の積み付け組み様式を特定する組み様式選択部とを具備した
    ことを特徴とする物品群の積み付け組み様式の認識装置。
  3. 物品群は物品受け部材上に積載されるとともに、物品受け部材上の一定の形状空間内に積み付けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の物品群の積み付け組み様式の認識装置。
  4. 物品は一定形状で、一定位置に識別部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の物品群の積み付け組み様式の認識装置。
  5. 搬送手段により搬送される物品群の物品をそれぞれ所定位置に移載する物品移載手段と、搬送手段に設けられた請求項2乃至4のいずれかに記載の物品群の積み付け組み様式の認識装置とを具備し、
    物品群の積み付け組み様式の認識装置の組み様式選択部で特定された積み付け組み様式に基づいて、物品移載手段を操作する移載手段制御部を設けた
    ことを特徴とする物品移載設備。
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