JP2004155389A - 自動車のサイドマーカー用反射体及びサイドマーカー - Google Patents

自動車のサイドマーカー用反射体及びサイドマーカー Download PDF

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Abstract

【技術課題】夜間、サイドマーカーを消したまま駐、停車している大型車に衝突したり接触したりする事故を防ぐ。
【解決手段】サイドマーカー1の胴部に、固定環体4の円周面に反射素子13を連続させた反射体10を取り付ける。このようにすることで、仮にサイドマーカー1が消燈していても、他車のヘッドライトの光が反射体10に当り反射する。この結果、反射光で駐、停車中の車の車幅が良く判り、衝突や接触事故を防止することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型のトラック等において、車体のサイドの部分に取り付けられている所謂サイドマーカー用の反射体及びこのサイドマーカー自体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サイドマーカーは、通常車体のサイド部分に3〜6ヶ取り付けられていて、夜間、ライトスイッチがONにされると点燈し、車幅を示すことでサイド方向からの接触や衝突を回避するのが目的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のとおりサイドマーカーは自動車のライトスイッチに連動していることから、夜間、ライトを消して駐、停車していた場合に、このサイドマーカーも消燈することになる。このため、大型車の場合、車体のサイド方向から走行して来たり、あるいは狭い道に駐、停車している大型車の横を通過したり、対向車が通り過ぎるときに、駐、停車中の車幅が良く判らず、衝突や接触事故を起す例が多い。
本発明は斯かる点に鑑みて提案されるものであって、その目的は、夜間、サイドマーカーを含むライトを消して駐、停車している大型車において、サイド方向からの衝突や接触事故を防止することができると共に、既設のサイドマーカーに後付けして用いることができる反射体及びサイドマーカーを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、自動車のサイドマーカー用反射体において、自動車のサイドマーカーの基部に装着自在に形成された環状本体の周囲に、他車のヘッドライトの光を反射することを特徴とするものである。
この発明によると、現在走行中の車において、サイドマーカーを付け替えることなく、反射体のみを後付けすることができるため、取り付け経費を節約できる。反射体は、照射を受けたヘッドライト方向に光を反射するためサイドマーカーが消燈中であっても安全を確保することができる。
【0005】
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、反射素子は、透明又は半透明であって、サイドマーカーの発光体からの光を透過する構成となっていることを特徴とするものである。
この発明によると、サイドマーカー点燈時に、反射体でサイドマーカーから放出される光を遮ることがない。
【0006】
更に、請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、反射素子は、環状本体の円周面に連続して取り付けられていることを特徴とするものである。
この発明によると、ヘッドライトの光がどの角度から来ても反射が可能であると共に反射面が多いために、走行して来る車側に長い反射時間を確保することができる。
【0007】
更に、請求項4に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、反射素子は、環状本体の円周面において複数箇所に取り付けられていることを特徴とするものである。
この発明によると、ヘッドライトの光がどの角度から来ても反射が可能であると共に反射面が多いために、走行して来る車側に長い反射時間を確保することができる。
【0008】
更に、請求項5に記載の発明においては、請求項1〜4に記載の発明において、反射素子の反射面は、一面又は二面又は三面に形成されていて、二面の場合は、反射角度が高角度反射領域と低角度反射領域に分けられ、三面の場合は、低、中、高の反射領域に分けられていることを特徴とするものである。
本発明によると、広い反射角を得ることができるため、ライトの高低、運転席の高低に関係なく、反射光を視認しやすい。
【0009】
更に、請求項6に記載の発明においては、自動車のサイドマーカーのカバーレンズにおいて、他車のヘッドライトの光を反射する反射素子が一体に形成されていることを特徴とするものである。
本発明によると、後付けではなく、新規のサイドマーカーに適用することができる。あるいは、既設のサイドマーカーにおいては、カバーレンズのみを交換するだけで反射体の効果を享受できる。
【0010】
更に、請求項7に記載の発明においては、請求項6に記載の発明において、反射面は、一面又は二面又は三面に形成されていて、二面の場合は、高角度反射領域と低角度反射領域に分けられ、三面の場合は、低、中、高の反射角度領域に分けられていることを特徴とするものである。
本発明によると、広い反射角を得ることができるため、ライトの高低、運転席の高低に関係なく、反射光を視認しやすい。
【0011】
更に、請求項8に記載の発明においては、請求項1〜7に記載の発明において、サイドマーカーの発光体には、ランプ又はLEDが用いられていることを特徴とするものである。
本発明によると、発光体がランプの場合は、既設のサイドマーカーに適用され、LEDの場合は、新規のサイドマーカーに適用される。但し、既設のランプは、消耗が激しいので、これをLEDに替えても良い。
【0012】
【実施例1】
図1は大型トラックの両サイドに取り付けられたサイドマーカーの説明図、図2はサイドマーカーと本発明に係る反射体の分解説明図、図3はサイドマーカーに本発明に係る反射体を後付けで取り付けた例の説明図、図4はA−A´線断面図、図5(A)(B)は反射素子の説明図である。
上記図1において、1はサイドマーカーであって、このサイドマーカー1は、図1に示すように、トラック2の両サイド(但し左サイドのみ図示)に取付プレート3で取り付けられている。なお、上記実施例1のサイドマーカー1は、取付プレート3を用いて車体に取り付けられているが、車体に直接取り付けられる場合もある。
【0013】
図2において、4はサイドマーカー1の固定環体、5はこの固定環体4の正面(開口部)側の外周面に形成された雄ねじ部、6は固定環体4に基盤7を介して取り付けられたランプ(発光体)、8はサイドマーカー1のカバーレンズであって、このカバーレンズ8の内面は、図4に示すようにダイヤモンドカット9されていて、光を拡散放射することができる構成となっている。
図2〜図4において、10は反射体であって、この反射体10は、透明なプラスチックで形成された環状本体11と、この環状本体11の円周面12に連続して取り付けられた円弧状の反射素子13から成る。なお、この反射素子13は、円弧状の反射面13aにおいて、例えば、図5(A)(B)に示すように、入光した光が低角度に反射する低角度反射領域14と高角度に反射する高角度反射領域15の二面構成としても良い。但し、この反射面13aの構成は任意である。
【0014】
本実施例1において、反射体10の環状本体11部分の内径面には、図4に示すように雌ねじ16が形成されていて、この雌ねじ16を固定環体4の雄ねじ5に螺合することによって、カバーレンズ8の基部に形成したリブ8aを固定環体4に形成した段部4aに固定し、同時に反射体10の取り付けとカバーレンズ8の固定を行うことができる。
したがって、反射体10の雌ねじ16を弛め、外すことによって、カバーレンズ8を取り外し、ランプ6の交換あるいはLEDとの交換を行うことができる。
上記実施例の反射体10は、透明なるが故に、夜間、ランプ6が点燈されると、この光はカバーレンズ8→反射素子13(反射体10)を透過して外に放出されるので、反射体10でランプ6の光を遮ることはない。但し、本発明において、反射体10は、ランプ6の光の透過を大きく阻害しない範囲において、不透明であっても良いし、カバーレンズ8にかからない例えば雌ねじ16、固定環体4の外周にかかる範囲に反射素子13を取り付けた構成としても良い。
【0015】
サイドマーカー1のランプ6が消燈している場合に、他車のヘッドライトの光が反射体10の反射素子13に入ると、この反射面の例えば低角度領域14と高角度領域15で反射する。この結果、低角度領域14で反射した光は小型車から良く判り、高角度領域15で反射した光は運転席の高い大型車から良く判り、事故防止に役立つ。
本実施例1の場合、反射素子13は、円周全体に取り付けられているが、方向が前後方向に対向する場合は、例えば90°間隔又は180°間隔に取り付けても良い。また、反射面は、低又は高角度又はこの中間角度に反射する一面又は低、中、高の三面構成であってもよい。
以上は後付け可能な反射体10の実施例である。
【0016】
【実施例2】
本実施例2は、サイドマーカー1のカバーレンズ8の一部に、始めから反射体10(反射素子13)を一体成形した例であって、その詳細を図6〜図8に示す。本実施例2は、カバーレンズ8の胴体部8bの外周面に反射素子13の嵌合部8bが形成されていて、図8に示す円弧状の反射素子13は、この嵌合部8b内に嵌合されている。
17は実施例1のランプ6に替えて取り付けられたLED(発光素子)である。このLED17はランプ6に比較して長寿命であることから、実施例1を含むこの種サイドマーカー1には最適である。
なお、本実施例2の場合、カバーレンズ8を既設のサイドマーカー1のカバーレンズ8と交換することにより、実施例1の場合とは違った後付け方式とすることも可能である。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上のように、サイドマーカーに他車のヘッドライトの光を反射する反射体を取り付けたことにより、サイドマーカーを消燈させて駐、停車していた場合でも、車幅が良く判り、衝突や接触事故を防止することができる。
また、反射体は、既設のサイドマーカーに後付けができるので、現在走行中の車のサイドマーカーを改良することなく取り付けることができる。よって、いちいちサイドマーカーを交換する必要がなく、安価な手段で普及させることができる。
また、反射体は、一面の反射面以外に、低、高又は低、中、高の反射面を形成することにより、小型車、大型車に関係なく広い反射角で注意を喚起できる。
また、反射素子を円周面に配列することにより、ねじ込み式で反射体を取り付けた時に、最終どの角度で絞めつけが終了しても反射素子の位置がずれる心配がない。また、反射素子を光透過性とすることにより、後付けの場合でも、サイドマーカーの光を遮ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反射体をサイドマーカーに取り付けたトラックの説明図
【図2】サイドマーカーと反射体の分解斜視図
【図3】サイドマーカーに反射体を取り付けた状態の説明図
【図4】A−A´線断面図
【図5】(A)反射素子の正面図
(B)反射素子の側面図
【図6】カバーレンズに反射素子を一体成形した実施例2の説明図
【図7】
B−B´線断面図
【図8】反射体の説明図
【符号の説明】
1 サイドマーカー
2 トラック
3 プレート
6 ランプ
8 カバーレンズ
10 反射体
13 反射素子
14 低角度反射領域
15 高角度反射領域
17 LED

Claims (8)

  1. 自動車のサイドマーカーの基部に装着自在に形成された環状本体の周囲に、他車のヘッドライトの光を反射する反射素子を取り付けて成る自動車のサイドマーカー用反射体。
  2. 請求項1に記載の反射素子は、透明又は半透明であって、サイドマーカーの発光体からの光を透過する構成となっていることを特徴とする自動車のサイドマーカー用反射体。
  3. 請求項1に記載の反射素子は、環状本体の円周面に連続して取り付けられていることを特徴とする自動車のサイドマーカー用反射体。
  4. 請求項1に記載の反射素子は、環状本体の円周面において複数箇所に取り付けられていることを特徴とする自動車のサイドマーカー用反射体。
  5. 請求項1〜4に記載の反射素子の反射面は、一面又は二面又は三面に形成されていて、二面の場合は、反射角度が高角度反射領域と低角度反射領域に分けられ、三面の場合は、低、中、高の反射角度領域に分けられていることを特徴とする自動車のサイドマーカー用反射体。
  6. 自動車のサイドマーカーのカバーレンズにおいて、他車のヘッドライトの光を反射する反射素子が一体に形成されていることを特徴とする自動車のサイドマーカー。
  7. 請求項6に記載の反射面は、一面又は二面又は三面に形成されていて、二面の場合は、高角度反射領域と低角度反射領域に分けられ、三面の場合は、低、中、高の反射角度領域に分けられていることを特徴とする自動車のサイドマーカー。
  8. 請求項1〜7に記載のサイドマーカーの発光体には、ランプ又はLEDが用いられていることを特徴とする自動車のサイドマーカー用反射体及びサイドマーカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100427337C (zh) * 2004-08-05 2008-10-22 齐俊曌 车体轮廓照明灯
JP2009195390A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kyoraku Sangyo Kk 電飾装置、遊技盤、及びパチンコ遊技機
CN102330912A (zh) * 2010-07-14 2012-01-25 飞泓兴业有限公司 灯源结构及使用此种灯源结构的路灯

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