JP2004154575A - 医薬品用針アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 埋め込み可能なカテーテルとともに使用する直角の針と、この直角の針の露出した針を再びキャップすることができる安全シールドとを有する医薬品用針アセンブリを提供する。
【解決手段】 針ハブ12と、針カニューラ40と、安全シールド50とを有し、安全シールド50は、針カニューラ40の末端側端部44が露出した開状態から、針カニューラ40の末端側端部44が安全シールド50によって概ね覆われる閉止状態へと動くように針ハブ12に対してヒンジで接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、医薬品を取り扱う針、特に、針ハブの長手方向の軸に対して一定の角度を持って延びる針に用いられる旋回安全シールドを有する医薬品用針アセンブリに関するものである。
医学的処置の中には、長期間にわたって液体医薬品を取り扱わなければならないものがある。このような場合、医療に従事する者は、おそらく埋め込み可能なカテーテルを採用するものと思われる。図1は、患者の中の既知の埋め込み可能なカテーテルの断面図であり、この埋め込み可能なカテーテルの一つの典型的な例が、図1の符号80に示されている。
この埋め込み可能なカテーテル80は、一般に、入り口端部82と、出口端部84と、それらの間に設けられた容器部86とを備えた中空構造になっている。 このカテーテル80は、樹脂製あるいはセラミック製、もしくは非活性の金属製の材質で形成することが可能なものである。また、自己シール性の隔壁88が、埋め込み可能なカテーテル80の入り口端部82を横切って伸びているが、この隔壁88は、時折り針を貫通させることができるものであり、針が取り除かれた後に再びシールされるシリコンゴムのような材質で形成可能である。
カテーテル80は、局部麻酔をして患者の中に埋め込まれるが、この時、入り口端部82と隔壁88とが、患者の皮膚の少し下になるように、患者の選択された場所に皮下の小さなポケットが作られ、カテーテル80がそのポケットに埋め込まれる。カテーテル80の出口84は、患者の生理組織の中でより深い位置に置かれ、液体医薬品が処方される部分と通じるようになっている。そして埋め込まれたカテーテル80の入り口端部82を横切る隔壁88が、概ね皮膚の表面に平行になるように、カテーテル80が、埋め込まれる。
医薬品は、通常、皮膚と、埋め込まれたカテーテル80の隔壁88を覆う患者の小さな隣接組織とを貫くように針カニューラを挿し込むことにより、患者に対して処方され、それから、隔壁88を通して埋め込まれたカテーテル80の管状の容器部86の中へと、針カニューラが挿し込まれる。
埋め込まれたカテーテルに液体医薬品を供給するための針カニューラは、通常、柔軟な管の長手に取り替え可能に接続される針ハブの中に搭載される。この管は、前述の医薬品を含んでいる液体の容器に接続されており、針ハブは、通常一対の両横方向に並ぶ柔軟な翼部を備え、この翼部は、翼部が偏位のない状態にある時、互いに概ね同一平面を形成するようになっている。しかしながら、この翼部は、針アセンブリの操作、特に、埋め込まれたカテーテルの中に針カニューラを挿入する操作を容易にするために、互いの面と面とが概ね向き合う状態になるように、柔軟に曲げられるようになっている。一旦、針カニューラが、適切に位置付けられたなら、翼部は、偏位のない状態に戻され、患者の皮膚と面と面とが向き合うように、テーピングされる。このテープは、針アセンブリが、不用意に外れることを防止するとともに、針ハブまたは柔軟な管に、不注意に接触したならば起きるであろう痛みを伴う針カニューラの変位をさらに防止するものである。
たいていの針アセンブリは、針ハブの軸に沿って延びる針カニューラを有している。しかしながら、埋め込まれたカテーテルの軸は、一般には、上述のように患者の皮膚の表面に対して垂直になっている。従って、既存の針アセンブリは、上述した埋め込み可能なカテーテル80の中に挿し込むことと、患者の皮膚に対してテープで固定することとができない。その結果、埋め込み可能なカテーテルは、しばしば針ハブの軸に対して垂直になっている針カニューラを備えた針アセンブリとともに用いられることが多い。針カニューラが埋め込まれたカテーテルの中に挿し込まれた後は、針ハブから延びる翼部は、患者の皮膚にテーピングすることができる。
必要な液体医薬品の投薬が患者に処方された後は、針カニューラは、引き抜かれ、廃棄される。保健施設は、使用済み針カニューラの不用意な刺貫事故により病気が伝染することをよく認識しており、それ故、ほとんどの針アセンブリは、不用意な刺貫事故を防止する安全シールドを備えている。針カニューラに対する安全のための安全シールドには、多くの形態がある。ある安全シールドは、使用前の針カニューラを入れ子式に覆い、針ハブに摩擦的に保持される硬質の樹脂製のチューブから形成されている。これらの安全シールドは、使用前に針アセンブリから分離されるようになっており、それから使用後には針カニューラを入れ子式に覆うこともできるようになっている。この種の安全シールドは、再シールドするのには好ましくないとみなされている。というのは、針カニューラと安全シールドを正しく配置しないと、安全シールドが避けようとする刺貫事故を引き起こす可能性があるからである。他に、針ハブにおいて針カニューラの本体側に搭載される管状の安全シールドを備え、安全シールドの軸が針と針ハブとの軸とともに並ぶようにするシールドシステムもある。この安全シールドは、使用後に針ハブに沿って入れ子式に引き伸ばされ、この安全シールドが針カニューラを取り囲む位置になるようになっている。安全シールド、針ハブおよび/もしくは針カニューラのロック構造により、安全シールドが末端の方向に完全に取り除かれることが防止され、また、さらに針を再び露出させるであろう本体側の方向に安全シールドが向きを変えられることも防止されている。この種の安全シールドは、良好に機能し、また広く用いられている。他にも、安全シールドが針ハブにヒンジで取り付けられ、針カニューラから離れた所に置かれた第一の位置から針カニューラを取り囲む第二の位置へと回転可能になっている安全シールドもある。この安全シールドの場合、ロック構造が、針カニューラおよび/もしくは針ハブが再び露出することを防止するために設けられることもある。このヒンジ構造になっている安全シールドもまた良好に機能し、広く用いられている。
しかしながら、前述の埋め込み可能なカテーテルとともに使用する前述の直角の針は、上述したよく知られた安全シールドには適さない。特に、露出した針を再びキャップすることが必要な安全シールドは、針ハブの軸に沿うように設けられる従来の針に対すると同じようにこの直角針に対しても危険であると言える。特に入れ子式の安全シールドは、直角針には適していない。よく知られたヒンジ構造になっている安全シールドもまた、針が針ハブの軸に直角に設けられる針アセンブリとともに用いられるように、開発されているわけではない。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、埋め込み可能なカテーテルとともに使用する直角の針と、この直角の針の露出した針を再びキャップすることができる安全シールドとを有する針アセンブリを提供することを課題としている。
なお、本願に記載する針アセンブリは、上述の針アセンブリの従来技術のいずれにも該当せず、出願人の知る限りでは本願出願に類する公知例が無いため、本出願の時点では開示すべき先行技術文献情報は保有していない。
上記課題を解決するための本発明は、相対する本体側および末端側端部と、これら両端の間に延びる通路とを有する針ハブを備えた針アセンブリに係るものである。針ハブの本体側端部は、液体の供給側に接続されるようになっている。この針ハブの本体側端部は、例えば一定の長さの柔軟な樹脂の管路に接続されるようになっている。この針ハブに相対する柔軟な樹脂の管路の端部は、流体、特に医薬品を含んでいる流体を供給する側に接続できるフィッティングを備えることもできる。
針アセンブリは、さらに針ハブから両横方向に突き出している一対の翼部を備えている。この翼部は、偏位のない状態において、概ね平面状になっている。しかしながら、この翼部は、偏位のない状態から互いに面と面とが概ね向き合うように柔軟に曲げることができるように構成されていることが好ましい。このように、この柔軟に曲げられた翼部は、針アセンブリの操作を容易にするために親指と人差し指との間に掴まれるようになっている。この翼部は、針ハブと一体に形成されてもよい。あるいは、この翼部は、別々に形成されて、針ハブに搭載されてもよい。後者の代替案の場合、針ハブが硬質の樹脂製の材質から形成され、翼部が、柔軟な材質から形成されることも可能である。
針アセンブリは、本体側端部と、末端側端部と、両端部に延びる管腔部とを有する針カニューラをさらに備えている。この針カニューラの本体側端部に隣接する部分は、針ハブの通路に固定されている。この針カニューラの最も末端側の端部は、好ましくは、斜角が設けられ、皮膚とこれに隣接する患者の生理組織を貫通する十分に鋭い先端になっている。この針カニューラの末端側端部は、非軸の出口隙間を有するフーバーチップとして定義されてもよい。この針カニューラの外側であって針ハブの末端側に配置されている部分は、針カニューラにおいて針ハブの通路に固定されている部分に対して一定の角度をつけて設けられている。この角度は、約90°であることが好ましいが、しかし、約60°と120°の間であればどのように選択された角度でもよい。カニューラの末端の部分は、針アセンブリの患者の皮膚に接している部分によって決まる平面に対して一定の角度が設けられることが好ましいが、偏位のない状態にある翼部に対して角度が設けられていることが最も好ましい。このように、好ましい態様としてカニューラの末端側端部は、使用時には患者の皮膚に対して概ね垂直になっているのが好ましく、偏位のない翼部の平面に対して垂直になっているのが最も好ましい。
針アセンブリは、相対する本体側端部と末端側端部とを有する安全シールドをさらに備えている。この安全シールドの本体側端部に近い部分は、針ハブに対してヒンジが取り付けられた構造になっている。このヒンジは、ヒンジピンとアーチ状のベアリングのような互いに取り合う複数の部分を含んでいることも可能である。あるいは、このヒンジは、安全シールドと針ハブとの間に一体的に接続されていてもよい。安全シールドの針ハブに対するヒンジ接続と安全シールドの末端部との間の部分は、安全シールドの長手側面に沿って細溝が設けられた溝部になっている。この細溝は、針カニューラの幅以上の幅と、針ハブの末端側端部を越えて延びる部分の長さ以上の長さを有している。さらに、この細溝は、針カニューラに面し、受け入れるように配置されている。このように、安全シールドは、安全シールドが針カニューラから離れた開状態から、針カニューラが安全シールドの細溝に封じられる閉止状態へと回転可能になっている。
安全シールドは、針ハブについての安全シールドのヒンジ接続から本体側もしくは両横方向に延びるアクチュエータを備えていることも可能である。このアクチュエータは、安全シールドを回転させて閉止状態にするモーメントを指の力で発生させることを容易にするようになっていることが好ましい。このアクチュエータは、親指もしくは人差し指で操作され、開状態から閉止状態へと安全シールドを回転させることができるようになっている。
安全シールドと針ハブおよび/もしくは針カニューラとは、安全シールドを解放可能に開状態に保持する手段と、安全シールドを針カニューラの周りに閉止状態にロックする手段とを含んでいる。この安全シールドは、例えば、細溝の開口縁部近くの安全シールドの壁から片持ち梁状に突き出た少なくとも一つの弾力的に歪むことができるカニューラロックを備えることも可能である。このカニューラロックとしては、一定の角度で細溝の中に突き出すとともに、内側の方向に弾力的に歪むことが可能になったものが考えられる。このように、カニューラロックは、安全シールドが、閉止状態へと針カニューラの周りに回転させられるにつれて降伏するようになっている。カニューラロックは十分に回転させることにより、カニューラを通り過ぎるようにすることができる。このように、カニューラロックは、針カニューラを安全シールドの中に捕らえ、安全シールドを閉止状態に保持するために、弾力的に歪んでいない状態に戻ることができるようになっている。代わりに、あるいはさらに、安全シールドを針ハブに取り付けるためにロック機構を設けることも可能である。例えば、針ハブは、針ハブの末端側端部に、もしくは近くに、爪の形状をしたロック構造とともに形成され、安全シールドには、針ハブの上のロック構造と取り合う少なくとも一つの突起を備えることも可能である。これらの取り付け可能な部品は、捕捉的なものでもカニューラロックに取って代わるものでもよい。さらに、安全シールドが完了したことを触覚的および/もしくは聴覚的に表示する取り付け構造を針ハブと安全シールドとに設けてもよいが、主たるロックは、カニューラロックによってなされることになるものと思われる。
針アセンブリは、上述したように、主に埋め込み可能なカテーテルとともに用いることを意図したものである。この埋め込み可能なカテーテルというのは、詳細には、一般に、一端に入り口ポートを設けた管状の容器として定義される。この入り口ポートは、外に向けてフレアー状になっており、再シール可能な隔壁によって覆われている。この埋め込み可能なカテーテルは、隔壁が、僅かに患者の皮膚の下になるように患者に埋め込まれ、患者の皮膚に概ね平行になるように置かれる。このように、本発明の針アセンブリは、採用する翼部を互いに面と面とが向き合うように折り曲げ、この折り曲げられた翼部を親指と人差し指との間に把持することによって、取り扱うことができるようになっている。針カニューラの斜角をつけた末端側端部は、それから患者の皮膚を通して、また埋め込まれたカテーテルの再シール可能な隔壁を通して挿し込まれる。それから針を続けて挿入することにより、埋め込まれたカテーテルである管状の容器の中に針が置かれる。そしてこの針アセンブリは、患者の皮膚と面と面とが向き合うような状態にして翼部をテーピングすることにより、その位置に維持することができる。このように、液体医薬品は、柔軟な樹脂の管路を通して、また針アセンブリを通して、埋め込まれたカテーテルの中に供給され、この液体医薬品の供給は、一定期間以上にわたって継続することができる。
埋め込まれたカテーテルに十分な量の医薬品が供給された後、テープが、翼部から取り除かれ、針カニューラが、患者から引き抜かれる。それから安全シールドを閉止状態に回転させるために、指の圧力をアクチュエータレバーの上に働かせる。安全シールドを十分に回転させることにより、安全シールドの細溝の中に針カニューラを置くことができ、安全シールドのロック構造と、カニューラおよび/もしくは針ハブとが、使用済み針カニューラの再露出を防止するように互いに取り合うことになる。
以上説明したように、本発明によれば、埋め込み可能なカテーテルとともに使用する直角の針と、この直角の針の露出した針を再びキャップすることができる安全シールドとを有する針アセンブリを提供することができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図2は、安全シールドが開状態にある場合の本発明に係る針アセンブリを正面から見た斜視図であり、図3は、安全シールドが開状態にある針アセンブリを背面から見た斜視図である。また、図4は、安全シールドが開状態にある針アセンブリの長さ方向の断面図であり、図5は、安全シールドが閉止状態にある針アセンブリの斜視図である。そして、図6は、安全シールドが閉止状態にある針アセンブリの長さ方向の断面図である。
本発明に係る針アセンブリは、一般に、図2〜6の符号10によって示される。針アセンブリ10は、硬質熱可塑性樹脂材で一体成形される針ハブ12を備えている。この針ハブ12は、図4に示すように、本体側端部14と末端側端部16と、これら両端部14、16の間に延びる通路18とを備えている。本体側端部14に隣接する針ハブ12の外側部分は、一定の長さの柔軟な樹脂製の管路20を取り付け可能な寸法になっている。より詳細には、管路20は、針ハブ12の本体側端部14の上に入れ子式に接続することができるとともに、接着剤もしくは同等品により位置決めすることができる末端側端部22を備えている。管路20は、さらに本体側端部24と、両端部の間に延びる通路とを備えている。管路20の本体側端部24には、管路20を医薬品を含んだ液体の容器に接続することができるように、フィッティング25が設けられている。針ハブ12の本体側端部14と末端側端部16との間の部分は、針ハブ12のそれぞれ相対する側に配置される一対の係止部26を備えている。それぞれの係止部26は、針ハブ12の本体側端部14にある通路18の部分に概ね平行に設けられた上側係止面27を備えている。そして針ハブ12の末端側端部16には、係止部26の末端の位置に、針ハブ12の上で両横方向に開口するC形状をしたヒンジマウント28が設けられている。
針アセンブリ10は、また針ハブ12の本体側端部14の周りに搭載される管保持部30を一般に備えている。この管保持部30は、針ハブ12の本体側端部14の周りに接着もしくは溶接されて一緒になった長手方向の二つに半割された部分から形成されてもよい。また、この管保持部30の末端側端部は、幅広く設けられた環状の削り出し部32を備えている。そしてこの管保持部30の中央部には、指による把持と操作とを容易にするために、断面的に小さな腰部34が形成されている。
針アセンブリ10は、さらに針ハブ12から両横方向に突き出している第一、第二の翼部36、38を備えている。この翼部36、38は、取り付け管39と一体のモールドで弾力のある柔軟な材質から形成されている。取り付け管39は、管保持部30の環状の削り出し部32に対して摩擦的に取り付けられる寸法になっている。偏位のない状態において翼部36、38は、概ね同一平面を形成し、この平面は、管保持部30の外面に概ね外接している。しかしながら、翼部36、38は、互いに互いの方向に、また互いに面と面とが概ね向き合うように回転可能になっている。このように、翼部36、38は、針アセンブリ10を簡単に操作するために、親指と人差し指との間に把持可能になっている。
針アセンブリ10は、さらに針カニューラ40を備えている。針カニューラ40は、本体側端部42と末端側端部44と、両端の間に延びる管腔部46とを備えている。針カニューラ40の末端側端部44は、先端に斜の角度を付けることにより皮膚と隣接する生理組織とを貫通可能な鋭い点を形成している。この末端側端部44は、また、非軸方向の開口を有するフーバーチップであってもよい。針カニューラ40の本体側端部42に隣接する部分は、エポキシ樹脂もしくは他の知られた接着の技術によって、針ハブ12の通路18に固定されている。針ハブ12の外に末端側に突き出している針カニューラ40の部分は、針ハブ12の中の針カニューラ40の部分に対して約90°の角度を形成するように設けられている。針カニューラ40の本体側および末端側端部42、44の間の90°曲部48は、補強のために、針ハブ12の樹脂製の材質に埋め込まれている。これに関連して、針ハブ12は、針カニューラ40を取り囲んで補強する樹脂の一体的な要素とするために、40の曲部48と本体側部分との周りにインサートモールドされるものでもよい。
針アセンブリ10は、長く延びる安全シールド50をさらに備えており、この安全シールド50は、本体側端部52と、末端側端部54と、両端の間に延び、一般にU字形状をしている溝56とを有している。この安全シールド50は、針ハブ12と同じ材質であるであろう硬質の樹脂製の材質で形成されていることが好ましいが、柔軟な翼部36、38からは顕著に異なる材質で形成されていることが好ましい。安全シールド50の本体側端部52は、針ハブ12のC形状をしたヒンジマウント28に対して回転可能なヒンジピン58を備えている。このヒンジピン58をヒンジマウント28に取り付けることにより、安全シールド50が図2〜図4に示す開状態と、図5および図6に示す閉止状態とに回転させることが可能になる。このように安全シールド50の軸周りの回転は、ヒンジピン58によって定義される。この回転軸は、曲がり部のあるカニューラ40を対称的に切る平面に対して概ね垂直になっている。また、このヒンジピン58によって決定される回転軸は、また、概ね同一平面上にあって偏位のない状態にある翼部36、38によって決定される平面に概ね平行になっている。安全シールド50と針ハブ12との間には、他のヒンジ構造を配することも可能である。例えば、C形状をしたヒンジマウントが、安全シールド50の上に形成され、ヒンジピンが、針ハブ12の上に形成されても良い。さらに後述するように、安全シールド50と針ハブ12との間に一体的なリビングヒンジを採用することも可能である。
概ねU字形状の溝56は、天井部62と、天井部62から直角に延びる第一、第二の側壁部64、66を備えている。側壁部64、66は、針カニューラ40の外径を越える一定の距離だけお互いから離れている。側壁部64、66と天井部62とは、末端壁部68によって連結されている。末端壁部68は、針ハブ12から突き出している針カニューラ40の長さを越える距離だけヒンジピン58から隔たっている。このように、安全シールド50が、図2〜4に示される開状態から図5と6とに示される閉止状態へ回転させられると、針カニューラ40は、側壁部64、66の間に置かれることになる。この安全シールド50は、さらに側壁部66の天井部から隔たった部分から突き出しているカニューラロック70を備えている。より詳しく述べると、カニューラロック70は、天井部62に対して鋭角に配置されている。このカニューラロック70は、安全シールドが図5、図6の閉止状態に回転させられるように針カニューラ40に取り付けられている。結果的に、カニューラロック70は、側壁部66に向かう方向に歪み、それ故、針カニューラ40は、側壁部64と66との間にある細溝の中により深く入り込むことができる。針カニューラ40に対して安全シールド50を十分に動かすことにより、針カニューラ40がカニューラロック70の自由端を越えて通過することができる。このように、カニューラロック70は、歪みの無い状態に弾力的に戻り、安全シールド50の中に安全に針カニューラ40を捕捉する。
安全シールド50の側壁部64、66は、さらに内側に向かう方向に突き出している係止片72を備えている。係止片72は、係止面73を有しており、この係止面73は、安全シールド50が閉止状態に移動すると、針ハブ12の上の係止部26の係止面27と取り合う寸法と配置とになっている。係止部26と係止片72とは、それぞれの構造の望ましい機能次第で設計変更可能である。例えば、係止部26と係止片72とは、完全に安全シールドした時に、これを触覚的にも聴覚的にも表示できるように設計されてもよい。このように選択することによってカニューラロック70と針カニューラ40とが取り合って安全シールド50を閉止状態にロックすることができる。しかしながら、係止部26と係止片72とは安全シールド50を図5、図6に示す閉止状態にロックすることだけに寄与するように設計することも可能である。
安全のための安全シールド50は、安全シールド50の本体側端部52の近くの天井部62部分から突き出しているアクチュエータタブ74をさらに備えている。特に、このアクチュエータタブ74は、通常は、アーチ状の作動面76が天井部62に概ね平行になるように設けられているが、安全シールド50が開状態にある時は、針ハブ12の軸に対して概ね垂直になり、偏位していない同一平面上にある時は、翼部の平面に対して概ね垂直になっている。このように、使用者が翼部36、38の平面に概ね平行に力を働かせてモーメントを安全シールド50に作用させることができるように作動面76は設けられている。このアクチュエータタブ74により、安全シールド50を操作することができるようになる。また、指の圧力を作動面76に働かせて安全シールド50をヒンジマウント28の周りに回転させることができるようになる。さらに、アクチュエータタブ74は、安全シールド50が、図2〜4の開状態にある時、翼部36、38の末端部分に位置することになる。このように、翼部36、38は、安全シールド50が、アクチュエータタブ74と干渉せずに開状態にある時に、面と面とが向き合うように畳めるようになっている。さらにアクチュエータタブ74は、安全シールド50が開方向に回転して翼部36、38の操作がさまたげられる位置になることを防止するために、針ハブ12の外側頂部表面と取り合うように設けられている底縁部78を備えている。
針アセンブリ10は、さらに被覆キャップを備えることもありうる(図示せず)。この被覆キャップは、一般に、硬質の樹脂製の材質から形成された管状の部材から形成され、針カニューラ40の使用前に針カニューラ40の上に取り付けられるために考えられたものである。この被覆キャップは、針ハブ12の末端側端部16もしくは近傍の部分に摩擦的に搭載できるように設計された本体側開口端を備えている。
次に図4〜図6を参照して、本発明の実施の形態に係る手摺のブラケット構造の作用について説明する。
図4〜図6を参照して、本発明の実施の形態に係る手摺のブラケット構造においては、針アセンブリ10は、使用にあたって最初、翼部36、38を回転させて、面同士が互いに向き合うようにし、親指と人差し指との間に翼部を持つようにする。それから針ハブ12から被覆キャップを引き離すのに十分な力で、被覆キャップが、翼部36、38から引き離される。そして針カニューラ40の末端側端部44が、患者の皮膚と埋め込まれたカテーテル80の隔壁84を通して挿し込まれる。針アセンブリ10は、翼部36、38が皮膚と面同士が向き合う関係に置かれるように、患者の方向に十分に挿し込まれる。それから翼部36、38を患者の皮膚に確実に保護するように、テープが用いられる。針カニューラ40は、柔軟な樹脂の管路20を通して患者へと液体医薬品を十分に投薬できる位置に留められる。このようにして医薬品の十分な分量が供給された後は、テープは、取り除かれ、翼部36、38は、互いに面と面とが向き合うように逆向きに回転させられて、親指と人差し指との間に掴まれる。針アセンブリ10は、それから、上に引っ張られて患者から離され、針カニューラ40は、埋め込まれたカテーテル80から引き抜かれる。針アセンブリ10が、患者から離されると安全安全シールド50は、図5、図6に示されるように閉止状態に向かう方向に回転させられる。そして重力の力とタブ74の作動面76に働く押力とにより、安全シールド50が回転させられる。翼部36、38が偏位していない同一平面内の位置にある時、作動面76に働く押力は、それぞれ翼部36、38によって決められる平面に対して概ね平行になっている。このように働く力の方向は、図4の矢印によって示され、旋回する安全シールド50に対するモーメントを発生させる。安全シールド50が閉止状態に達したら、安全シールド50を閉止状態に完全に回すために、指の力を縁部78の方向に向けることも可能である。このように、十分に回転させて、カニューラロック70を、ぱちっと針カニューラ40にロックされた状態にすることができる。さらに、係止片72は、係止部26にぱちっと取り合う。針アセンブリ10は、それから尖ったもの用の貯蔵容器に収容される。
ここで、図7は、図4と同様であるが、リビングヒンジにより針ハブに一体に連結された安全シールドの長さ方向の断面図である。
図1〜図6には、C形状をしたヒンジマウント28が形成された針ハブと、マウント28に回転可能に搭載されるヒンジピン58が形成された安全シールドとが示されている。しかしながら、図7に示すように、安全シールド50と針ハブ12との間に一体に延びるリビングヒンジ59のような機構も含めて他のヒンジ構造により接続されることも可能である。このような一体的な接続としては、一旦、閉止状態に向かう安全シールド50の最初の回転の動きがなされたならば、安全シールド50を閉止状態に向かう方向に偏移させるオーバーセンタヒンジであってもよい。
患者の中の既知の埋め込み可能なカテーテルの断面図である。 安全シールドが開状態にある場合の本発明に係る針アセンブリを正面から見た斜視図である。 安全シールドが開状態にある針アセンブリを背面から見た斜視図である。 安全シールドが開状態にある針アセンブリの長さ方向の断面図である。 安全シールドが閉止状態にある針アセンブリの斜視図である。 安全シールドが閉止状態にある針アセンブリの長さ方向の断面図である。 リビングヒンジにより針ハブに一体に連結された安全シールドの長さ方向の断面図である。
符号の説明
10 針アセンブリ
12 針ハブ
18 通路
20 管路
26 係止部
28 ヒンジマウント
36、38 翼部
40 針カニューラ
42 針カニューラの本体側端部
44 針カニューラの末端側端部
46 管腔部
50 安全シールド
52 安全シールドの本体側端部
54 安全シールドの末端側端部
58 ヒンジピン
72 係止片
73 係止面
74 アクチュエータ
76 作動面
78 底縁部

Claims (16)

  1. 針ハブと、針カニューラと、安全シールドとを備え、
    前記針ハブは、相対する本体側端部および末端側端部と、前記本体側端部と末端側端部との間に延びる通路とを有し、
    前記針カニューラは、本体側端部と、末端側端部と、本体側端部と末端側端部との間に延びる管腔部と、前記針カニューラの前記本体側端部に隣接して前記針ハブの前記通路に保護されている部分と、前記針ハブの外側において前記針カニューラの前記末端側端部に隣接し、前記針カニューラの前記針ハブの中の部分に対して一定の角度で設けられた部分とを有し、
    前記安全シールドは、前記針カニューラの前記末端側端部が露出した開状態から、前記針カニューラの前記末端側端部が前記安全シールドによって概ね覆われる閉止状態へと動くように前記針ハブに対してヒンジで接続されている
    ことを特徴とする針アセンブリ。
  2. 前記針カニューラの前記末端側端部に隣接し、前記針ハブの外側になる部分が、前記針ハブの中における前記針カニューラの前記部分に対して約60°から120°の角度で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  3. 前記針カニューラの前記末端側端部に隣接し、前記針ハブの外側になる部分が、前記針ハブの中における前記針カニューラの前記部分に対して概ね90°の角度で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  4. 前記針ハブから両横方向に突き出している柔軟な翼部をさらに備え、前記翼部は、偏位のない状態において、前記針カニューラの前記末端側端部に隣接する部分に対して60°と120°との間の角度で設けられる平面をなすことを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  5. 前記柔軟な翼部が偏位のない状態でなす平面が、前記針カニューラの前記末端側端部に隣接する前記部分に対して概ね直角であることを特徴とする請求項4に記載の針アセンブリ。
  6. 前記安全シールドが、前記開状態において、前記翼部の末端側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の針アセンブリ。
  7. 前記針ハブと前記安全シールドとのどちらか一方が、ヒンジマウントを備え、他方が、前記ヒンジマウントに対してヒンジ構造を形成するように取り付けられるヒンジピンを有していることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  8. 前記安全シールドが、前記針ハブと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  9. 前記安全シールドの前記針ハブに対する前記一体的な接続が、前記安全シールドを前記閉止状態に偏移させるオーバーセンタヒンジであることを特徴とする請求項8に記載の針アセンブリ。
  10. 前記閉止状態にある時に、前記安全シールドにおいて前記針カニューラを取り付けるために、少なくとも一つの弾力的に歪むことができるカニューラロックフィンガー機構をさらに前記安全シールドに形成したことを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  11. 前記針ハブに形成された少なくとも一つの係止部と、前記針ハブの前記係止部と取り合うために、前記安全シールドに形成された少なくとも一つの係止片とをさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の針アセンブリ。
  12. 前記針ハブの前記係止部が、前記針カニューラの前記本体側端部に隣接する前記部分に概ね平行に配置される係止面を含んでいることを特徴とする請求項10に記載の針アセンブリ。
  13. さらに前記針ハブの前記本体側端部に搭載される柔軟な樹脂の管路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  14. 前記安全シールドが、本体側端部を有し、この前記安全シールドの前記本体側端部に概ね位置するように一つのアクチュエータが設けられ、このアクチュエータが、前記安全シールドを前記閉止状態へと押すための指の圧力を受けるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  15. 前記安全シールドが、前記開状態にある時、アクチュエータが、前記針カニューラの前記本体側端部に隣接する前記部分に対して概ね垂直になっている作動面を備えていることを特徴とする請求項14に記載の針アセンブリ。
  16. 前記アクチュエータが、前記針ハブに接触する底縁部を備え、前記底縁部は、前記開状態の前記安全シールドの本体側への回転を限定するものであることを特徴とする請求項15に記載の針アセンブリ。
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