JP2004153955A - 単相モータ用駆動回路、及び単相モータの駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】単相モータ用駆動回路は、温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧VTHと、単相モータの起動時に検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧RMIとを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段を備え、制御手段は、比較した結果として、起動デューティ設定用電圧が検知温度電圧より小の場合には、デューティ設定電圧を起動デューティ設定用電圧とする一方、起動デューティ設定用電圧が検知温度電圧より大の場合には、デューティ設定電圧を検知温度電圧とする。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、単相モータ用駆動回路、及び単相モータの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平3−74199号公報(特許文献1)で開示されたモータの駆動方式では、相切換信号に応じて生成される鋸波状電圧に基づき、コンパレータがモータを駆動するための”H”のパルス信号(制御信号)を出力する。このコンパレータには、鋸波状電圧に対する比較入力として、サーミスタの検知温度に基づく検知温度電圧が入力される。すなわち、鋸波状電圧が検知温度電圧より大の期間中において、コンパレータは”H”のパルス信号を出力する。
【0003】
この検知温度電圧は、サーミスタが検知する温度の変化に応じ、一定の範囲内を変動する。したがって、サーミスタの検知温度の変化に応じ、コンパレータが出力する”H”のパルス信号の幅は広狭する。つまり、このパルス信号の幅の広狭により、モータの回転数を可変とできる。
【0004】
【特許文献1】
実開平3−74199号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この検知温度電圧の最小値が鋸波状電圧の最小値より大きい場合には、実開平3−74199号公報の第4図に示すように、サーミスタが検知する温度の変化に拘わらず、コンパレータの出力が常に”L”となる期間がどうしても生じる。このため、モータは全速で回転できない。
【0006】
特に、サーミスタが検知した温度が低くて検知温度電圧が大きくなり、コンパレータが出力する”H”のパルス信号の幅が最も狭くなる状況を想定する。この場合、単相モータの回転数をより小さくできるよう、すなわち、最低速の回転数をできるだけ小さくすべく、検知温度電圧の最大値を大きく設定しておく。あるいは、検知温度電圧に代えて、最低速で回転させるための電圧(最低速設定電圧)を大きく設定しておく。すると、停止状態の単相モータを起動(再起動を含む)させようとした場合、コンパレータのパルス信号の幅が狭過ぎて必要な駆動デューティが得られず、モータを起動させることができない。このため、単相モータの回転数の最低値を低く設定できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る主たる発明では、温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧と、単相モータの起動時に前記検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧とを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に前記単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記比較した結果として、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より小の場合には、前記デューティ設定電圧を前記起動デューティ設定用電圧とする一方、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より大の場合には、前記デューティ設定電圧を前記検知温度電圧とする。
【0008】
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
=====開示の概要=====
少なくとも次のことが明らかにされる。
本実施の形態に係る単相モータ用駆動回路では、温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧と、単相モータの起動時に前記検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧とを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に前記単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記比較した結果として、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より小の場合には、前記デューティ設定電圧を前記起動デューティ設定用電圧とする一方、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より大の場合には、前記デューティ設定電圧を前記検知温度電圧とする。
【0010】
また、前記制御手段は集積回路で構成されてもよい。
さらに、前記検知温度電圧を生成する手段と、前記起動デューティ設定用電圧を生成する手段と、前記鋸歯状電圧を生成する手段とを更に備えてもよい。
さらにまた、前記起動デューティ設定用電圧の前記初期値は、前記鋸歯状電圧の最小値より小さくすることが望ましい。
また、前記起動デューティ設定用電圧を生成する手段は、少なくともコンデンサを有し、前記コンデンサの一端側には電源が接続されるとともに、当該一端にはスイッチング素子が接続されており、前記単相モータの停止時には、前記スイッチング素子がオンすることにより前記コンデンサが放電しており、前記単相モータの起動時には、前記スイッチング素子がオフすることにより前記コンデンサが前記電源からの充電を開始するのであって、前記充電の過程における、前記コンデンサの前記一端に現れる過渡的な上昇電圧が前記起動デューティ設定用電圧であることとしてもよい。
さらに、前記制御信号に基づき駆動信号を生成して前記単相モータへ出力するロジック手段とを更に備えることとしてもよい。
【0011】
本実施の形態に係る単相モータの駆動方法では、温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧と、単相モータの起動時に前記検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧とを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に前記単相モータを駆動するための制御信号を出力し、
前記比較した結果として、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より小の場合には、前記デューティ設定電圧を前記起動デューティ設定用電圧とする一方、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より大の場合には、前記デューティ設定電圧を前記検知温度電圧とする。
【0012】
===単相モータ駆動回路の全体構成===
図1の回路ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る単相モータ駆動回路の全体構成について説明する。なお、本実施の形態において、単相モータ駆動回路は、集積化され、この回路に単相コイル等の周辺回路素子が外部接続されるものとする。
【0013】
図1に示すように、NPN型のバイポーラトランジスタ102、104は、駆動信号A、Dが供給されることにより、単相コイル106の紙面右方向(a方向)に駆動電流を供給する。そのため、バイポーラトランジスタ102のコレクタエミッタ路、単相コイル106、バイポーラトランジスタ104のコレクタエミッタ路は、電源VCCと接地VSSとの間に直列接続されている。同様に、NPN型のバイポーラトランジスタ108、110は、駆動信号C、Bが供給されることによって、単相コイル106の紙面左方向(b方向)に駆動電流を供給する。そのため、バイポーラトランジスタ108のコレクタエミッタ路と、単相コイル106と、バイポーラトランジスタ110のコレクタエミッタ路とは、電源VCCと接地VSSとの間に直列接続されている。
【0014】
そして、バイポーラトランジスタ102、104およびバイポーラトランジスタ108、110が相補的にオンオフして、単相コイル106の駆動電流の方向が適宜変化することにより、単相モータは回転する。回生ダイオード112は、単相コイル106の駆動電流の方向がa方向からb方向へ変化するときの駆動電流を回生するものであり、バイポーラトランジスタ110のコレクタエミッタ路に並列接続されている。同様に、回生ダイオード114は、単相コイル106の駆動電流の方向がb方向からa方向へ変化するときの駆動電流を回生するものであり、バイポーラトランジスタ104のコレクタエミッタ路に並列接続されている。
【0015】
このように、バイポーラトランジスタ102、104およびバイポーラトランジスタ108、110が相補的にオンオフして単相モータを回転させるにあたり、駆動デューティ決定用コンパレータCMPが出力する制御信号に従い、その回転の駆動デューティが決定される。すなわち、駆動デューティ決定用コンパレータCMPには、検知温度電圧VTH、起動デューティ設定用電圧RMI、及び三角波信号(鋸歯状電圧)PWMが入力される。駆動デューティ決定用コンパレータCMPが出力する制御信号は25kHzを基本周波数とするパルス信号である。つまり、バイポーラトランジスタ102、104およびバイポーラトランジスタ108、110をオンオフ駆動するにあたり、PWM(Pulse Width Modulation)制御を行う。
【0016】
したがって、図1に示すように、単相コイル106に駆動電流を矢印aの方向に流す期間では、バイポーラトランジスタ104は常時オン状態を維持する一方、バイポーラトランジスタ102は25kHzを基本周波数としてオンオフする。反対に、単相コイル106に駆動電流を矢印bの方向に流す期間では、バイポーラトランジスタ110は常時オン状態を維持する一方、バイポーラトランジスタ108は25kHzを基本周波数としてオンオフする。
【0017】
そして、本発明では、駆動デューティ決定用コンパレータCMPからのパルス信号は、25kHzを基本周波数として、後述するように、検知温度電圧VTH及び起動デューティ設定用電圧RMIの変化に応じ、変動する。この変動により、バイポーラトランジスタ102、104およびバイポーラトランジスタ108、110のオンオフ動作が変わり、単相モータの駆動デューティが制御される。
【0018】
ホール素子116は、単相モータのロータ側の磁石と対向する所定位置に固定されるとともに定電圧でバイアスされている。そして、ホール素子116は、単相モータの回転位置に応じて、即ち、対向するロータ側の磁極の変化に応じて、正弦波信号を出力する。
【0019】
比較回路118は、チャタリングを防止するためのヒステリシス特性を有し、ホール素子116からの正弦波信号を矩形波信号とするものである。なお、この矩形波信号は、単相コイル106の駆動電流がa方向またはb方向の何れか一方へ切り替わるための基となる転流信号である。
【0020】
回転停止検知回路122は、コンデンサ124、定電流源126、NPN型のバイポーラトランジスタ128、比較回路130、及び基準電圧VREFを備え、単相モータの回転または停止を検知する。ここで、コンデンサ124および定電流源126は充電回路を構成し、且つ、コンデンサ124およびバイポーラトランジスタ128は放電回路を構成する。その結果、コンデンサ124の非接地側には鋸歯形状を有する充放電電圧が現れる。比較回路130の−(反転入力)端子は基準電圧VREFと接続され、+(非反転入力)端子はコンデンサ124の非接地側と接続されている。即ち、比較回路130は、コンデンサ124の非接地側の電圧と基準電圧VREFとの大小を比較することによって、単相モータの回転時は“L”、単相モータの停止時は“H”となる検知信号を出力する。
【0021】
この回転停止検知回路122の出力は、起動デューティ設定用電圧生成回路(起動デューティ設定用電圧を生成する手段)200に供給される。この起動デューティ設定用電圧生成回路200は、NPN型のバイポーラトランジスタ(スイッチング素子)Tr1と、外部接続される充放電回路で構成される。充放電回路は、電源Vcc、コンデンサC1及び分圧抵抗R1,R2で構成される。コンデンサC1は分圧抵抗R1に並列接続される。このコンデンサC1及び分圧抵抗R1で構成される並列回路と分圧抵抗R2とが電源VCCと接地VSSとの間に直列接続されている。バイポーラトランジスタTr1について、そのベースには回転停止検知回路122の出力電圧が印加されるとともに、そのエミッタは接地される。そして、このバイポーラトランジスタTr1のコレクタは、コンデンサC1及び分圧抵抗R1で構成される並列回路と分圧抵抗R2との接続点に接続される。この接続点に、起動デューティ設定用電圧RMIが生じる。すなわち、コンデンサC1の端子間電圧が起動デューティ設定用電圧RMIとなる。
【0022】
サーミスタRsと抵抗R3は、電源VCCと接地VSSとの間に直列接続されて検知温度電圧生成回路(検知温度電圧を生成する手段)300を構成する。このサーミスタRsは、単相モータが駆動するファンの周囲温度を検知すべく、ファンのハウジングに取り付けられる。このサーミスタRsと抵抗R3との接続点には、ファンの周囲温度を反映した検知温度電圧VTHが生じる。なお、このサーミスタRsは、負の温度係数を持ち、ハウジング内部の温度が上昇すると、検知温度電圧VTHは低下する。
【0023】
検知温度電圧生成回路300からの出力電圧VTHと、起動デューティ設定用電圧生成回路200からの出力電圧RMIと、PWM回路(鋸歯状電圧を生成する手段)からの三角波信号(鋸歯状電圧)PWMが、駆動デューティ決定用コンパレータCMPに入力される。この駆動デューティ決定用コンパレータ(単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段)CMPは3差動(3入力)コンパレータで構成される。なお、PWM回路(図1中、PWM)は、単相モータの回転速度の制御を行うべく、PWM制御信号として三角波信号PWMを出力する。
【0024】
具体的な構成例として、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、図 2の回路図に示すように、定電流源、三つのPNP型のバイポーラトランジスタTr10,Tr20,Tr30、一つのNPN型のバイポーラトランジスタTr40、バイアス抵抗R10、及び抵抗R20で構成される。三つのバイポーラトランジスタTr10,Tr20,Tr30のエミッタは定電流源に接続されている。二つのバイポーラトランジスタTr10,Tr20のコレクタは接地されている。バイポーラトランジスタTr40のベース−エミッタ間にはバイアス抵抗R10が接続され、そのエミッタとバイアス抵抗R10の接続点は接地されている。また、バイポーラトランジスタTr30のコレクタは、バイポーラトランジスタTr40のベースに接続される。バイポーラトランジスタTr40のコレクタには、電源VCCが抵抗R20を介して接続される。
【0025】
このような構成の駆動デューティ決定用コンパレータCMPにおいて、バイポーラトランジスタTr10のベースには、検知温度電圧VTHが印加される。また、バイポーラトランジスタTr20のベースには、起動デューティ設定用電圧RMIが印加される。さらに、バイポーラトランジスタTr30のベースには、三角波信号PWMが印加される。そして、バイポーラトランジスタTr40のコレクタには、駆動デューティの制御信号として、駆動デューティ決定用コンパレータCMPの出力信号が現れる。
【0026】
駆動デューティ決定用コンパレータCMP及び比較回路118の出力に基づき、ロジック回路(制御信号に基づき駆動信号を生成して単相モータへ出力するロジック手段)132は、信号処理を実行する。その結果、ロジック回路132は、前述したように、バイポーラトランジスタ102、104およびバイポーラトランジスタ108、110を相補的にオンオフするための駆動信号A、B、C、Dを出力する。
【0027】
なお、図1に示す回路は、検知温度電圧生成回路300を除き、一つの集積回路で構成することも可能であるが、起動デューティ設定用電圧生成回路200のうち、前述した充放電回路の部分(あるいは、コンデンサC1のみ)を外付けする構成としてもよい。
【0028】
===単相モータ駆動回路の動作===
図2の回路図、及び図3の波形図を参照しつつ、本実施の形態に係る単相モータ駆動回路の特徴的な動作について説明する。
まず、駆動デューティの制御原理について、図3の波形図を参照して説明する。なお、図3の波形図は、動作を解りやすく説明するための概念図である。
【0029】
図3の期間T0,T0’に示すように、駆動対象である単相モータの起動時において、起動デューティ設定用電圧RMIは、検知温度電圧VTHより小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる。すなわち、起動初期(電源投入時)では、コンデンサC1の端子間電圧(起動デューティ設定用電圧RMI)はゼロである。また、再起動時において、コンデンサ124の非接地側の電圧は基準電圧VREFより大きいため、比較回路130の出力は”H”となり、バイポーラトランジスタTr1はオンする。その結果、再起動時においても、コンデンサC1の端子間電圧(起動デューティ設定用電圧RMI)はゼロである。
【0030】
駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、起動デューティ設定用電圧RMIと検知温度電圧VTHとを比較する。この比較の結果、起動デューティ設定用電圧RMIあるいは検知温度電圧VTHのうちいずれか小さい方をデューティ設定電圧とする。そして、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、図3中のコンパレータ出力の波形図に示すように、三角波信号PWMがデューティ設定電圧より大の期間にのみ”H”の制御信号を出力する。
【0031】
すなわち、駆動対象である単相モータの起動(図3の期間T0,T0’)においては、起動デューティ設定用電圧RMIが検知温度電圧VTHより小さい。この場合には、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、起動デューティ設定用電圧RMIをデューティ設定電圧とする。その結果、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより大の期間にのみ制御信号を出力する。したがって、従来の最低速設定電圧をデューティ設定電圧とした場合に較べ、駆動デューティ決定用コンパレータCMPの出力のパルス幅を大きくすることができる。よって、単相モータの起動時においては、駆動デューティを大きくすることができ、単相モータが起動可能となる。
【0032】
また、この起動デューティ設定用電圧RMIの初期値(図3中、約0V)を三角波信号の最小値より小さくすれば、図3の期間T0の起動初期において、最大の駆動デューティでもって確実に単相モータを起動できる。
【0033】
その後、時間の経過に伴い、起動デューティ設定用電圧RMIが漸次大きくなっていく。そして、図3の期間T1に示すように、起動デューティ設定用電圧RMIが一定の最大値(図3中、本発明の最低速設定電圧)になると、低温時用の最低回転数で単相モータが回転するよう、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは最も狭いパルス幅の制御信号を出力する。
【0034】
この起動デューティ設定用電圧RMIの一定の最大値、すなわち、最低速設定電圧は、図1の起動デューティ設定用電圧生成回路200内のコンデンサC1の容量値を変更することで適宜設定することができる。この最低速設定電圧は、起動時の駆動デューティに関与しないので、従来に比べて小さく設定して最低速回転数をより小さくすることができる。
【0035】
そして、単相モータの回転による温度上昇に伴い、検知温度電圧VTHが漸次小さくなる。この結果、起動デューティ設定用電圧RMIが図3中のクロスポイントを通過して検知温度電圧VTHより大となった場合(図3の期間T2、PWM制御可変速領域)、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、デューティ設定電圧を検知温度電圧VTHに切り替える。その結果、駆動デューティ決定用コンパレータCMPは、三角波信号PWMが検知温度電圧VTHより大の期間にのみ制御信号を出力する。つまり、サーミスタRsの検知温度VTHに応じた駆動デューティでもって、単相モータは回転する。
【0036】
単相モータの回転による温度上昇が進み、サーミスタRsの検知温度VTHが高温となると(図3の期間T3、全速領域)、駆動デューティ決定用コンパレータCMPが出力する制御信号はデューティ100%のフル駆動となる。
【0037】
次に、これまで説明した駆動デューティの制御原理を実現する回路素子の動作について説明する。
停止状態の単相モータを起動(または再起動)してから、サーミスタRsの検知温度VTHに応じた駆動デューティで駆動するまでの過程(図3中、期間T0,T1)について、説明する。図2に示すように、駆動デューティ決定用コンパレータCMPには、検知温度電圧生成回路300からの出力電圧(検知温度電圧)VTHと、PWMからの三角波信号PWMが入力されている。加えて、このコンパレータCMPには、起動デューティ設定用電圧生成回路200からの出力電圧(起動デューティ設定用電圧)RMIが入力されている。
【0038】
この起動デューティ設定用電圧RMIは、図3に示すように、起動時において経時的に変化する。すなわち、図1の回転停止検知回路122が出力する検知信号は、単相モータの停止を示す“H”から単相モータの回転を示す“L”へ変化する。この検知信号“L”は、図1の起動デューティ設定用電圧生成回路200のバイポーラトランジスタTr1のベースへ印加され、このバイポーラトランジスタTr1はオン状態からオフ状態へ切り替わる。
【0039】
すなわち、まず、単相モータの停止状態において、図1に示すように、バイポーラトランジスタTr1はオン状態であるためコンデンサC1は放電状態にある。このため、コンパレータCMPに入力される起動デューティ設定用電圧RMIはバイポーラトランジスタTr1のオン抵抗分の低電圧(図3中、約0V)のみ生じる。この電圧V1が起動デューティ設定用電圧の初期値に相当する。
【0040】
この停止状態から、三角波信号PWMがバイポーラトランジスタTr30のベースに印加され、起動状態に移行する過程において、検知温度電圧VTHがバイポーラトランジスタTr10のベースに印加されるとともに、起動デューティ設定用電圧RMIがバイポーラトランジスタTr20のベースに印加されている。この時、図3に示すように、検知温度電圧VTHより起動デューティ設定用電圧RMIの方が極めて低い。このため、検知温度電圧VTHがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr10はオフする一方、起動デューティ設定用電圧RMIがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr20はオンする。すると、三角波信号PWMがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr30は、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより大の期間中において、オフする。その結果、コンパレータCMPの出力がコレクタに現れるバイポーラトランジスタTr40は、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより大の期間中において、”H”の信号を出力する。図3の波形図に示すように、期間T0の起動初期では、起動デューティ設定用電圧RMIは、三角波信号PWMの最小値より小さい。したがって、単相モータはフルデューティで駆動を開始する。
【0041】
同時に、図1のバイポーラトランジスタTr1がオフ状態へ切り替わるのに伴い、放電状態にあったコンデンサC1は充電を開始する。そして、コンデンサC1の端子間電圧の過渡的な上昇に伴い、図3に示すように、コンパレータCMPに入力される起動デューティ設定用電圧RMIは漸次上昇していく。この上昇の度合いは、充放電回路を構成するコンデンサC1の容量及び分圧抵抗R1,R2の値でもって設定できる。この上昇の過程における期間T0,T0’,T1では、検知温度電圧VTHより起動デューティ設定用電圧RMIの方がまだ小さい。このため、検知温度電圧VTHがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr10はオフの状態を維持する一方、起動デューティ設定用電圧RMIがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr20はオンの状態を維持する。すると、三角波信号PWMがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr30は、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより大の期間中においてオフする一方、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより小の期間中においてオンする。その結果、コンパレータCMPの出力がコレクタに現れるバイポーラトランジスタTr40は、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより大の期間中において”H”の信号を出力する一方、三角波信号PWMが起動デューティ設定用電圧RMIより小の期間中において”L”の信号を出力する。よって、コンパレータCMPは、起動デューティ設定用電圧RMIの上昇に伴い、”H”の期間が短くなっていくパルス信号を出力する。
【0042】
そして、図3の期間T2,T3に示すように、コンデンサC1の充電完了後、起動デューティ設定用電圧RMIが、検知温度電圧VTHより大になると、検知温度電圧VTHがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr10はオンの状態を維持する一方、起動デューティ設定用電圧RMIがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr20はオフに切り替わる。
【0043】
すると、三角波信号PWMがベースに印加されるバイポーラトランジスタTr30は、三角波信号PWMが検知温度電圧VTHより大の期間中においてオフする一方、三角波信号PWMが検知温度電圧VTHより小の期間中においてオンする。その結果、コンパレータCMPの出力がコレクタに現れるバイポーラトランジスタTr40は、三角波信号PWMが検知温度電圧VTHより大の期間中において”H”の信号を出力する一方、三角波信号PWMが検知温度電圧VTHより小の期間中において”L”の信号を出力する。よって、コンパレータCMPは、サーミスタRsの検知温度電圧VTHに応じたパルス信号を出力する。
【0044】
なお、単相モータのロータがロックされた場合、ロジック回路132からの放電パルスが発生しないため、コンデンサ124の端子間電圧が基準電圧VREFより大となる。その結果、バイポーラトランジスタTr1がオンとなり、コンデンサC1の端子間電圧(起動デューティ設定用電圧RMI)はゼロとなる。よって、再起動時においても、電源投入時と同様、単相モータはフルデューティで駆動を開始する。
【0045】
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0046】
【発明の効果】
単相モータの起動時には、起動デューティ設定用電圧に基づき、単相モータを起動(再起動)できる。したがって、起動時の駆動デューティとは無関係に、起動後の単相モータを最低速で回転させるべく、駆動デューティの最低値をできるだけ小さく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る単相モータ及びその駆動回路を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る3入力コンパレータの具体的な構成例を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る単相モータの駆動回路における主要信号を示す波形図である。
【符号の説明】
106 単相コイル
116 ホール素子
122 回転停止検知回路
132 ロジック回路(制御信号に基づき駆動信号を生成して単相モータへ出力するロジック手段)
200 起動デューティ設定用電圧生成回路(起動デューティ設定用電圧を生成する手段)
300 検知温度電圧生成回路(検知温度電圧を生成する手段)
CMP 駆動デューティ決定用コンパレータ(単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段)
RMI 起動デューティ設定用電圧
Rs サーミスタ
VTH 検知温度
Claims (7)
- 温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧と、単相モータの起動時に前記検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧とを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に前記単相モータを駆動するための制御信号を出力する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記比較した結果として、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より小の場合には、前記デューティ設定電圧を前記起動デューティ設定用電圧とする一方、
前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より大の場合には、前記デューティ設定電圧を前記検知温度電圧とすることを特徴とする単相モータ用駆動回路。 - 前記制御手段は集積回路で構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の単相モータ用駆動回路。
- 前記検知温度電圧を生成する手段と、
前記起動デューティ設定用電圧を生成する手段と、
前記鋸歯状電圧を生成する手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の単相モータ用駆動回路。 - 前記起動デューティ設定用電圧の前記初期値は、前記鋸歯状電圧の最小値より小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の単相モータ用駆動回路。
- 前記起動デューティ設定用電圧を生成する手段は、少なくともコンデンサを有し、
前記コンデンサの一端側には電源が接続されるとともに、当該一端にはスイッチング素子が接続されており、
前記単相モータの停止時には、前記スイッチング素子がオンすることにより前記コンデンサが放電しており、
前記単相モータの起動時には、前記スイッチング素子がオフすることにより前記コンデンサが前記電源からの充電を開始するのであって、
前記充電の過程における、前記コンデンサの前記一端に現れる過渡的な上昇電圧が前記起動デューティ設定用電圧であることを特徴とする請求項3または4に記載の単相モータ用駆動回路。 - 前記制御信号に基づき駆動信号を生成して前記単相モータへ出力するロジック手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の単相モータ用駆動回路。
- 温度検知素子が検知した温度に基づき変化する検知温度電圧と、単相モータの起動時に前記検知温度電圧より小さい電圧を初期値として経時的に大きくなる起動デューティ設定用電圧とを比較した結果に基づき、所定周期の鋸歯状電圧がデューティ設定電圧より大の期間に前記単相モータを駆動するための制御信号を出力し、
前記比較した結果として、前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より小の場合には、前記デューティ設定電圧を前記起動デューティ設定用電圧とする一方、
前記起動デューティ設定用電圧が前記検知温度電圧より大の場合には、前記デューティ設定電圧を前記検知温度電圧とすることを特徴とする単相モータの駆動方法。
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