JP2004151812A - 顔画像処理装置 - Google Patents

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Naonori Hayashi
尚典 林
Kyoko Izumi
恭子 和泉
Tetsuya Otani
哲也 大谷
Ryotatsu Iga
亮達 伊賀
Gentaro Fukano
元太朗 深野
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】簡単な装置構成で手軽に使用することが可能な顔画像処理装置を実現する。
【解決手段】画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い情報を表示させる顔画像処理装置において、測定対象者の顔を映し出すミラー手段と、測定対象者が前記ミラー手段の表面に自らの顔を映し出した状態で、測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように設置された画像入力手段と、この画像入力手段で撮影された測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、予め格納されている顔情報データに基づき測定対象者の顔情報データにおける情報を推定して出力する画像処理手段と、この画像処理手段の出力に基づき情報を文字情報として表示させる表示手段とを設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ等の画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い年齢、性別等の情報を表示させる顔画像処理装置に関し、特に簡単な装置構成で手軽に使用することが可能な顔画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラ等の画像入力装置によって撮影された測定対象者の顔の画像に対して画像処理を行い年齢、性別等の情報を表示させる顔画像処理装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−128031号公報
【特許文献2】
特開2000−222573号公報
【特許文献3】
特開2001−346627号公報
【非特許文献1】
「Age and Gender Estimation from Facial Image Processing」:J.Hayashi et al., SICE2002 Aug. 5−7, 2002, Osaka, SICE02−0035
【0004】
図8はこのような従来の顔画像処理装置の一例を示す構成ブロック図である。図8において1はカメラ等の画像入力手段、2はコンピュータ等の画像処理を行う画像処理手段である。画像入力手段1の出力は画像処理手段2に接続される。
【0005】
ここで、図8に示す従来例の動作を図9を用いて説明する。図9は画像処理手段2の表示手段に表示される画像等の一例を示す説明図である。
【0006】
画像入力手段1は測定対象者の顔の画像を撮影して取得した顔の画像を画像処理手段2に出力する。例えば、画像入力手段1は図8”OB01”に示すような測定対象者の顔の画像を撮影して取得した顔の画像を画像処理手段2に出力する。
【0007】
一方、画像処理手段2は顔に関して予め保持している特徴量の情報に基づき顔の画像を画像処理して、性別、年齢、表情及び顔色等の情報を抽出し、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の表示手段上に測定対象の顔の画像を表示すると共に前述の各種情報を表示させる。
【0008】
例えば、図9中”DS11”に示すような画像処理手段2の表示手段上に図9中”FI11”に示す取得した顔の画像を表示すると共に図9中”AI11”に示すような”年齢:30歳”や”性別:男性”と言った画像処理によって得られた各種情報を表示させる。
【0009】
この結果、画像入力手段1で顔の画像を取得し、画像処理手段2に画像処理して性別、年齢、表情及び顔色等の情報を抽出して表示手段上に顔の画像と共に表示させることにより、測定対象者の各種情報を確認することが可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図8に示す従来例では、画像処理結果を表示させるためにはCRTディスプレイ等の表示手段が必要になり、顔の画像を画像処理するためにはコンピュータ等の画像処理手段が必要になる。
【0011】
すなわち、装置の構成が大掛かりになり、任意の時点で測定対象者の各種情報を確認するためには常時コンピュータ等の画像処理手段を稼動させておかなければならないと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能な顔画像処理装置を実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い情報を表示させる顔画像処理装置において、
測定対象者の顔を映し出すミラー手段と、前記測定対象者が前記ミラー手段の表面に自らの顔を映し出した状態で、前記測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように設置された画像入力手段と、この画像入力手段で撮影された前記測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、予め格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する画像処理手段と、この画像処理手段の出力に基づき前記情報を文字情報として表示させる表示手段とを備えたことにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0013】
請求項2記載の発明は、
画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い情報を表示させる顔画像処理装置において、
測定対象者の顔を映し出すミラー手段と、前記測定対象者が前記ミラー手段の表面に自らの顔を映し出した状態で、前記測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように設置された画像入力手段と、この画像入力手段で撮影された前記測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、予め格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する画像処理手段と、この画像処理手段の出力に基づき前記情報を音声として出力させる音声出力手段とを備えたことにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0014】
請求項3記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である顔画像処理装置において、
前記ミラー手段として表面が鏡であり裏面からは表面側の状況が透けて見えるマジックミラー手段を用い、前記マジックミラー手段の裏面に前記画像入力手段を隠して配置したことにより、測定対象者に画像入力手段よって撮影されていることを意識させることなく顔の画像を取得することが可能になる。
【0015】
請求項4記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である顔画像処理装置において、
前記測定対象者の顔の任意の点にスポットを表示させて前記測定対象者にある任意の点を認識させる位置指示手段を備えたことにより、任意の点における各種注意を促すことができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である顔画像処理装置において、
前記画像処理手段が、
前記画像入力手段で撮影された画像に顔が写っているか否かを検出して顔が映っている場合に画像を出力する顔検出手段と、記憶手段と、顔が映っている前記画像から顔領域を取り出して顔領域における特徴を示す顔情報データを抽出する特徴抽出手段と、予め前記記憶手段に格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する認識推定手段とから構成されたことにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0017】
請求項6記載の発明は、
請求項5記載の発明である顔画像処理装置において、
前記認識推定手段が、
前記記憶手段に格納されている前記測定対象者の過去の顔情報データと比較することによって測定対象者の前記情報を推定することにより、年齢、性別、表情及び顔色等の単純な情報ではなく、過去の情報との差異を確認することができる。
【0018】
請求項7記載の発明は、
請求項1記載の発明である顔画像処理装置において、
前記表示手段が、
LCD表示器であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0019】
請求項8記載の発明は、
請求項1記載の発明である顔画像処理装置において、
前記表示手段が、
LED表示器であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0020】
請求項9記載の発明は、
請求項2記載の発明である顔画像処理装置において、
前記音声出力手段が、
スピーカであることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0021】
請求項10記載の発明は、
請求項2記載の発明である顔画像処理装置において、
前記音声出力手段が、
ヘッドフォンであることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0022】
請求項11記載の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明である顔画像処理装置において、
前記情報が、
前記測定対象者の年齢であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0023】
請求項12記載の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明である顔画像処理装置において、
前記情報が、
前記測定対象者の性別であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0024】
請求項13記載の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明である顔画像処理装置において、
前記情報が、
前記測定対象者の表情であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0025】
請求項14記載の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明である顔画像処理装置において、
前記情報が、
前記測定対象者の顔色であることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る顔画像処理装置の一実施例を示す正面図及び側面図である。
【0027】
図1において3はカメラ等の画像入力手段、4は性別、年齢、表情及び顔色等の情報を文字情報として表示させることが可能なLCD(Liquid Crystal Display)表示器やLED(Light Emitting Diode )表示器等の情報伝達機器である表示手段、5は表面が鏡であり測定対象者の顔を映し出すミラー手段、6は画像処理を行う画像処理手段である。
【0028】
ミラー手段5の裏面には画像処理手段6が設けられ、ミラー手段5の表面の一部であってミラー手段5の上部には表示手段4が設けられる。また、ミラー手段5の上部であってミラー手段5の水平方向の中心部分等には画像入力手段3が設けられる。
【0029】
また、画像入力手段3及びミラー手段5の相互の位置関係としては、測定対象者がミラー手段5の表面(鏡)に自らの顔を映し出した状態で、測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように画像入力手段3が設置されるような位置関係になる。
【0030】
ここで、図1に示す実施例の動作を図2及び図3を用いて説明する。図2は画像入力手段3、画像処理手段6及び表示手段4の電気的な接続関係を示す構成ブロック図、図3はミラー手段5に映し出された顔と表示手段の表示された各種情報の一例を示す説明図である。
【0031】
図2において3,4及び6は図1と同一符号を付してあり、7は顔検出手段、8は特徴抽出手段、9及び11は記憶手段、10は認識推定手段である。また、7,8,9,10及び11は画像処理手段6を構成している。
【0032】
画像入力手段3の出力は顔検出手段7に接続され、顔検出手段7の出力は特徴抽出手段8に接続される。特徴袖出手段8の出力は記憶手段9に接続され、記憶手段9の出力は認識推定手段10に接続される。また、記憶手段11の出力もまた認識推定手段10に接続され、認識推定手段10の出力は表示手段4に接続される。
【0033】
画像入力手段3では画角内に存在する対象物等の画像を撮影して、取得した画像を顔検出手段7に出力する。顔検出手段7では入力された画像に顔が写っているか否かを検出する。
【0034】
例えば、測定対象者の顔がミラー手段5に映し出されていると、画像入力手段3の画角には測定対象者の顔が入っているため、顔検出手段7で撮影された画像には測定対象者の顔が写っていることになる。
【0035】
すなわち、図3中”MR21”に示すミラー手段に図3中”FI21”に示すように測定対象者の顔が映し出されている状態では、図3中”CM21”に示す画像入力手段3の画角内に測定対象者の顔が入り、画像入力手段3で撮影された画像には測定対象者の顔が写っていることになる。
【0036】
この時、図3中”MR21”に示すミラー手段に図3中”FI21”に示すように測定対象者の顔が映し出されているので、従来例のように別途表示手段上に測定対象者の顔を表示する必要は無くなる。
【0037】
もし、入力された画像の顔が写っていれば、顔検出手段7は画像を特徴抽出手段8に出力し、特徴抽出手段8は当該画像から顔領域を取り出して顔の部位等、顔領域における特徴を示す顔情報データを抽出すると共に記憶手段9に格納する。
【0038】
一方、記憶手段11には予め年齢、性別、表情及び顔色等の顔情報データが格納されており、認識推定手段10は記憶手段11に予め格納されている顔情報データに基づき記憶手段9の格納されている測定対象者の顔情報データにおける年齢、性別、表情及び顔色等の測定対象者の各種情報を推定して表示手段4に出力する。最後に、表示手段4は入力された各種情報を文字情報として表示させる。
【0039】
例えば、図3中”DS21”に示す表示手段に図3中”AI21”に示すような年齢、性別、表情及び顔色等の測定対象者の各種情報を表示させる。
【0040】
この結果、測定対象者の顔がミラー手段5に映し出されている状態で画像入力手段3が測定対象者の顔を撮影して画像処理して測定対象者の各種情報を推定して文字情報として表示させることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0041】
また、図4は本発明に係る顔画像処理装置の第2の実施例を示す正面図及び側面図である。
【0042】
図4において4及び6は図1と同一符号を付してあり、12はカメラ等の画像入力手段、13は表面が鏡であり裏面からは表面側の状況が透けて見えるマジックミラー手段である。
【0043】
また、マジックミラー手段13は具体的には、明るい側に光を反射し、暗い側に光を透過させる膜をガラスに施した特殊な鏡である。
【0044】
マジックミラー手段13の裏面には画像処理手段6が設けられ、マジックミラー手段13の表面の一部であってマジックミラー手段13の上部には表示手段4が設けられる。また、マジックミラー手段13の裏面には画像入力手段12が設けられる。
【0045】
また、画像入力手段12及びマジックミラー手段13の相互の位置関係としては、測定対象者がマジックミラー手段13の表面(鏡)に自らの顔を映し出した状態で、測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるようにマジックミラー手段13の裏面に画像入力手段12が設置されるような位置関係になる。
【0046】
ここで、図4に示す第2の実施例の動作を説明する。但し、画像処理手段6等に関する基本的な動作は図1に示す実施例と同様であるのでその部分の説明は省略する。
【0047】
マジックミラー手段13の裏面に配置された画像入力手段12では画角内に存在する対象物等の画像を撮影する。
【0048】
例えば、測定対象者の顔がマジックミラー手段13に映し出されていると、マジックミラー手段13の裏面に配置された画像入力手段12の画角には測定対象者の顔が入っているため、顔検出手段7で撮影された画像には測定対象者の顔が写っていることになる。
【0049】
この結果、測定対象者の顔が映し出されているマジックミラー手段13の裏面に画像入力手段12を隠して配置することにより、測定対象者に画像入力手段12によって撮影されていることを意識させることなく顔の画像を取得することが可能になる。
【0050】
また、図5は本発明に係る顔画像処理装置の第3の実施例を示す正面図及び側面図である。図5において3,5及び6は図1と同一符号を付してあり、14はスピーカ等の情報伝達機器である音声出力手段である。
【0051】
ミラー手段5の裏面には画像処理手段6が設けられ、ミラー手段5の上部であってミラー手段5の水平方向の中心部分等には画像入力手段3が設けられる。また、画像処理手段6の側面には音声出力手段14が設けられる。
【0052】
また、画像入力手段3及びミラー手段5の相互の位置関係としては、測定対象者がミラー手段5の表面(鏡)に自らの顔を映し出した状態で、測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように画像入力手段3が設置されるような位置関係になる。
【0053】
ここで、図5に示す第3の実施例の動作を説明する。但し、画像処理手段6等に関する基本的な動作は図1に示す実施例と同様であるのでその部分の説明は省略する。
【0054】
図1に示す実施例と同様に、画像入力手段3で撮影された測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、測定対象者の顔情報データにおける年齢、性別、表情及び顔色等の測定対象者の各種情報を推定して音声出力手段14から音声により各種情報を測定対象者に伝達する。
【0055】
この結果、音声出力手段14から音声により各種情報を測定対象者に伝達することにより、測定対象者は表示手段に表示される文字情報を読むことなく、容易に年齢、性別、表情及び顔色等の測定対象者の各種情報を認識することができる。
【0056】
また、図6は本発明に係る顔画像処理装置の第4の実施例を示す側面図である。図6において3,4,5及び6は図1と同一符号を付してあり、15はレーザポインタ等を用いた位置指示手段である。
【0057】
ミラー手段5の裏面には画像処理手段6が設けられ、ミラー手段5の表面の一部であってミラー手段5の上部には表示手段4が設けられる。また、ミラー手段5の上部であってミラー手段5の水平方向の中心部分等には画像入力手段3が設けられる。
【0058】
また、画像入力手段3及びミラー手段5の相互の位置関係としては、測定対象者がミラー手段5の表面(鏡)に自らの顔を映し出した状態で、測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように画像入力手段3が設置されるような位置関係になる。さらに、画像処理手段3の側面等には位置指示手段15が設けられる。
【0059】
ここで、図6に示す第4の実施例の動作を図7を用いて説明する。図7はミラー手段5に映し出された顔と表示手段の表示された各種情報の一例を示す説明図である。但し、画像処理手段6等に関する基本的な動作は図1に示す実施例と同様であるのでその部分の説明は省略する。
【0060】
画像処理手段6は位置指示手段15を制御して測定対象者の顔上の任意の点にレーザ光等を照射して光のスポットを表示させることにより、測定対象者にある任意の点を認識させる。
【0061】
例えば、図6中”PT31”に示すように位置指示手段15からのレーザ光等の照射により測定対象者の顔の任意の点に光のスポットを表示させる。
【0062】
この時、図7中”MR41”に示すミラー手段には図7中”FI41”に示す測定対象者の顔と、図7中”PT41”に示すようなスポットが併せて映し出されることになり、測定対象者は映し出されたスポットを確認することにより、任意の点を認識することが可能になる。
【0063】
例えば、肌荒れ、にきび、化粧むら、ひげ等の位置を測定対象者に認識させることにより、当該位置における肌荒れやにきびの発生、或いは、当該位置における化粧むらやひげの剃り残し等の各種注意を促すことができる。
【0064】
この結果、測定対象者の顔の任意の点にレーザ光等を照射して光のスポットを表示させて測定対象者にある任意の点を認識させることにより、当該任意の点における各種注意を促すことができる。
【0065】
なお、図1に示す実施例では、認識推定手段10は記憶手段11に予め格納されている顔情報データに基づき記憶手段9の格納されている測定対象者の顔情報データにおける年齢、性別、表情及び顔色等の測定対象者の各種情報を推定しているが、記憶手段9に格納されている測定対象者の過去の顔情報データと比較することによって測定対象者の各種情報を推定しても構わない。
【0066】
この場合には、年齢、性別、表情及び顔色等の単純な情報ではなく、過去の情報との差異を確認することができる。
【0067】
また、図2の説明に際しては説明の簡単のため、2つの記憶手段9及び11を例示して説明しているが、勿論、1つの記憶手段の記憶領域を分割して取得した顔情報データ及び予め格納されている顔情報データを分けて管理しても構わない。
【0068】
また、図2の説明では、入力された画像の顔が写っていれば、顔検出手段7は画像を特徴抽出手段8に出力し、特徴抽出手段8は当該画像から顔領域を取り出して顔の部位等、顔領域における特徴を示す顔情報データを抽出すると共に記憶手段9に格納する旨記載されているが、抽出した顔情報データを一旦記憶手段9に格納しなくても勿論構わない。
【0069】
また、図5に示す第3の実施例では、音声出力手段14としてスピーカを例示しているが、ヘッドフォン等の音声出力手段であっても勿論構わない。
【0070】
また、図5に示す第3の実施例では、通常の鏡であるミラー手段5を用いているが、図4に示す第2の実施例のようにマジックミラー手段を用いて、当該マジックミラー手段の裏面に画像入力手段を隠して配置しても構わない。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,5,7,8,9,10,11,12,13及び請求項14の発明によれば、測定対象者の顔がミラー手段に映し出されている状態で画像入力手段が測定対象者の顔を撮影して画像処理して測定対象者の各種情報を推定して文字情報として表示、若しくは、音声として出力させることにより、簡単な装置構成で手軽に使用することが可能になる。
【0072】
また、請求項3の発明によれば、測定対象者の顔が映し出されているマジックミラー手段の裏面に画像入力手段を隠して配置することにより、測定対象者に画像入力手段によって撮影されていることを意識させることなく顔の画像を取得することが可能になる。
【0073】
また、請求項4の発明によれば、測定対象者の顔の任意の点にレーザ光等を照射して光のスポットを表示させて測定対象者にある任意の点を認識させることにより、当該任意の点における各種注意を促すことができる。
【0074】
また、請求項6の発明によれば、記憶手段に格納されている測定対象者の過去の顔情報データと比較することによって測定対象者の各種情報を推定することにより、年齢、性別、表情及び顔色等の単純な情報ではなく、過去の情報との差異を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顔画像処理装置の一実施例を示す正面図及び側面図である。
【図2】画像入力手段、画像処理手段及び表示手段の電気的な接続関係を示す構成ブロック図である。
【図3】ミラー手段に映し出された顔と表示手段の表示された各種情報の一例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る顔画像処理装置の第2の実施例を示す正面図及び側面図である。
【図5】本発明に係る顔画像処理装置の第3の実施例を示す正面図及び側面図である。
【図6】本発明に係る顔画像処理装置の第4の実施例を示す側面図である。
【図7】ミラー手段に映し出された顔と表示手段の表示された各種情報の一例を示す説明図である。
【図8】従来の顔画像処理装置の一例を示す構成ブロック図である。
【図9】画像処理手段の表示手段に表示される画像等の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,3,12 画像入力手段
2,6 画像処理手段
4 表示手段
5 ミラー手段
7 顔検出手段
8 特徴抽出手段
9,11 記憶手段
10 認識推定手段
13 マジックミラー手段
14 音声出力手段
15 位置指示手段

Claims (14)

  1. 画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い情報を表示させる顔画像処理装置において、
    測定対象者の顔を映し出すミラー手段と、
    前記測定対象者が前記ミラー手段の表面に自らの顔を映し出した状態で、前記測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように設置された画像入力手段と、
    この画像入力手段で撮影された前記測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、予め格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する画像処理手段と、
    この画像処理手段の出力に基づき前記情報を文字情報として表示させる表示手段と
    を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
  2. 画像入力装置によって撮影された対象物の顔の画像に対して画像処理を行い情報を表示させる顔画像処理装置において、
    測定対象者の顔を映し出すミラー手段と、
    前記測定対象者が前記ミラー手段の表面に自らの顔を映し出した状態で、前記測定対象者の顔を撮影できる画角が得られるように設置された画像入力手段と、
    この画像入力手段で撮影された前記測定対象者の顔の画像から顔情報データを抽出し、予め格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する画像処理手段と、
    この画像処理手段の出力に基づき前記情報を音声として出力させる音声出力手段と
    を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
  3. 前記ミラー手段として表面が鏡であり裏面からは表面側の状況が透けて見えるマジックミラー手段を用い、
    前記マジックミラー手段の裏面に前記画像入力手段を隠して配置したことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の顔画像処理装置。
  4. 前記測定対象者の顔の任意の点にスポットを表示させて前記測定対象者にある任意の点を認識させる位置指示手段を備えたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の顔画像処理装置。
  5. 前記画像処理手段が、
    前記画像入力手段で撮影された画像に顔が写っているか否かを検出して顔が映っている場合に画像を出力する顔検出手段と、
    記憶手段と、
    顔が映っている前記画像から顔領域を取り出して顔領域における特徴を示す顔情報データを抽出する特徴抽出手段と、
    予め前記記憶手段に格納されている顔情報データに基づき前記測定対象者の顔情報データにおける前記情報を推定して出力する認識推定手段とから構成されたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の顔画像処理装置。
  6. 前記認識推定手段が、
    前記記憶手段に格納されている前記測定対象者の過去の顔情報データと比較することによって測定対象者の前記情報を推定することを特徴とする
    請求項5記載の顔画像処理装置。
  7. 前記表示手段が、
    LCD表示器であることを特徴とする
    請求項1記載の顔画像処理装置。
  8. 前記表示手段が、
    LED表示器であることを特徴とする
    請求項1記載の顔画像処理装置。
  9. 前記音声出力手段が、
    スピーカであることを特徴とする
    請求項2記載の顔画像処理装置。
  10. 前記音声出力手段が、
    ヘッドフォンであることを特徴とする
    請求項2記載の顔画像処理装置。
  11. 前記情報が、
    前記測定対象者の年齢であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の顔画像処理装置。
  12. 前記情報が、
    前記測定対象者の性別であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の顔画像処理装置。
  13. 前記情報が、
    前記測定対象者の表情であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の顔画像処理装置。
  14. 前記情報が、
    前記測定対象者の顔色であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の顔画像処理装置。
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