JP2001117480A - ヘアーカットシミュレーション方法 - Google Patents

ヘアーカットシミュレーション方法

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JP2001117480A
JP2001117480A JP29636699A JP29636699A JP2001117480A JP 2001117480 A JP2001117480 A JP 2001117480A JP 29636699 A JP29636699 A JP 29636699A JP 29636699 A JP29636699 A JP 29636699A JP 2001117480 A JP2001117480 A JP 2001117480A
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Hideyuki Yamaguni
秀幸 山国
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヘアーカットをシミュレーションするアトラ
クションを提供する。 【解決手段】 アンケート情報に対する回答を入力する
アンケート入力の段階5と、前記入力結果に基づき予め
用意された複数のヘアーデザイナー又は複数のヘアース
タイルに関する情報の中から1人のヘアーデザイナー又
は少なくとも1つのヘアースタイルを選定する選定の段
階と、前記使用者の顔映像を撮影した電子データを記憶
又は合成すべき顔映像を電子データとして記憶する記憶
段階7と、前記選定されたヘアースタイルに到る映像又
は前記選定されたヘアーデザイナによるヘアーカットを
シミュレーションする段階9と、前記選定されたヘアー
スタイルに係わる髪の映像又は前記選定されたヘアーデ
ザイナーに応じた髪の映像を予め用意し、当該用意され
た髪の映像の電子データと、前記顔映像とを合成して出
力する合成の段階11とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者や遊戯者に
対してヘアデザイン提示する相互対話型のヘアーカット
シミュレーション方法に関する。特に好適な適用分野と
しては、いわゆるアトラクション会場に設置さされるア
トラクションが掲げられる。
【0002】
【従来の技術】従来から複数のヘアースタイル映像を予
め用意しておく一方、使用者の顔の映像をカメラで採り
こみ、表示画面上で前記ヘアースタイル映像と前記使用
者の顔の映像とを合成し表示することにより、その使用
者に対してどのようなヘアースタイルが似合うのかを前
記表示画面上の合成映像を見ながら判断するといった方
法の提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、使用者が顔の映像を撮影する段階をその
使用者に意識させることになったり、使用者の好みで、
ヘアースタイルを選択するものであったから、使用者に
とって自分では似合うとは思いもよらないヘアースタイ
ル発見するといった意外性や、上述したように撮影を意
識してしまうから「楽しみながら」といったゲーム感覚
で行うことができるとは言いがたいものであった。
【0004】この発明では、上述したような問題を解決
し、使用者がゲーム感覚で使用者にとって意外性のある
髪型を提供でき、しかもその髪型が髪型のデザインの流
行を分析した、「ヘアーサロン」におけるファサードデ
ザインの考え方を共有することによってリアリティを持
たせることが可能なヘアーカットシミュレーション方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく請求項ごとの発明ごとに、以下の構成を採用し
ている。
【0006】すなわち、請求項1の方法の発明では、心
理的なテスト又はヘアースタイルの好みなどに対するア
ンケート情報を提示し、当該アンケート情報に対する回
答をボタンスイッチなどの入力手段で使用者の意思によ
り入力するアンケート入力の段階と、前記入力結果に基
づき予め用意された複数のヘアーデザイナー又は複数の
ヘアースタイルに関する情報の中から1人のヘアーデザ
イナー又は少なくとも1つのヘアースタイルを選定する
選定の段階と、前記使用者の顔映像を撮影した電子デー
タを記憶又は合成すべき顔映像を電子データとして記憶
する記憶段階と、前記選定されたヘアースタイルに到る
映像又は前記選定されたヘアーデザイナによるヘアーカ
ットをシミュレーションする映像を使用者に視認させる
シミュレーションの段階と、前記選定されたヘアースタ
イルに係わる髪の映像又は前記選定されたヘアーデザイ
ナーに応じた髪の映像を予め用意し、当該用意された髪
の映像の電子データと、前記顔映像とを合成して出力す
る合成の段階とを含むことを特徴とする。
【0007】請求項2の方法の発明では、ID情報を入
力し記憶させるID情報の入力段階と、心理的なテスト
又はヘアースタイルの好みなどに対するアンケート情報
を提示し、当該アンケート情報に対する回答をボタンス
イッチなどの入力手段で使用者の意思により入力するア
ンケート入力の段階と、前記入力結果に基づき予め用意
された複数のヘアーデザイナー又は複数のヘアースタイ
ルに関する情報の中から1人のヘアーデザイナー又は少
なくとも1つのヘアースタイルを選定する選定の段階
と、前記使用者の顔映像を撮影した電子データを記憶又
は合成すべき顔映像を電子データとして記憶する記憶段
階と、前記選定されたヘアースタイルに到る映像又は前
記選定されたヘアーデザイナによるヘアーカットをシミ
ュレーションする映像を使用者に視認させるシミュレー
ションの段階と、前記選定されたヘアースタイルに係わ
る髪の映像又は前記選定されたヘアーデザイナーに応じ
た髪の映像を予め用意し、当該用意された髪の映像の電
子データと、前記顔映像とを合成して出力する合成の段
階とを含むことを特徴とする。
【0008】当該請求項2の方法の発明によれば、「I
D情報を入力し記憶させるID情報の入力段階」を有し
ているから、例えば、前記合成の段階で出力された合成
映像を図3に示すような、紙面等に印刷する際にその使
用者の名前などを入れてリアリテイのあるいわゆるカル
テを作成することができるとか、或いは、「ID情報を
入力し記憶させるID情報の入力段階」を「当該アンケ
ート情報に対する回答をボタンスイッチなどの入力手段
で使用者の意思により入力するアンケート入力の段階」
の前の段階として設定すれば、そのアンケート入力の段
階でのアンケートの応答をその使用者の名前で呼びかけ
ながらアンケートをとるような演出が行えるため、リア
リテイ的な要素をかもし出すことができる。
【0009】請求項3の方法の発明では、上記請求項の
方法の発明に加え、前記合成して出力される予め用意さ
れた髪の映像は、前記ヘアースタイル又はヘアーデザイ
ナーを選定する段階で、使用者の意思に関係なく選定さ
れた髪の映像であることを特徴とする。
【0010】請求項4の方法の発明では、前記アンケー
ト入力の段階が、前記選定された段階の後にアンケート
入力するように順序を設定し、前記アンケート入力は表
示されるヘアーデザイナとの応答形式により使用者がア
ンケート結果を入力するように構成することを特徴とし
ている。
【0011】前記応答形式とは、CRTディスプレイや
液晶ディスプレイなどの表示装置の表示画面にヘアーデ
ザイナーを表示し、その表示されたヘアーデザイナーが
使用者に対して質問をし、この質問に対して使用者がア
ンケート入力により回答しつつアンケートをとっていく
形式が考えられる。
【0012】請求項5の方法の発明では、前記アンケー
ト情報、予め用意された複数のヘアーデザイナー又は複
数のヘアースタイルに関する情報、前記選定されたヘア
ースタイルに係わる髪の映像又は前記選定されたヘアー
デザイナーに応じた髪の映像の情報の内の少なくとも1
つの情報は、外部記憶手段により入れ替え可能にするこ
とを特徴としている。
【0013】この請求項5の構成によれば、上記情報を
最新の情報に更新することが容易となるから、アトラク
ション会場やインターネット上での上記ヘアーカットシ
ミュレーション方法を飽きのこないものとすることがで
きる。
【0014】また、前記外部記憶手段とは、CD−RO
Mや磁気ディスク、或いはイメージスキャナ、デジィタ
ルカメラ/ビデオ、DVD、MDが考えられ、夫々の前
記外部記憶手段から最新のヘアーデザインや、今有名な
ヘアーデザイナーの顔映像などの情報が考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明をアトラクション会
場のアトラクションに適用した一実施の形態について、
以下の図1乃至図 に基づいて説明する。
【0016】図示しないが、本件発明を適用するアトラ
クション会場は、ビルなどの建て物内に設けられ、この
アトラクション会場は複数に区画され、当該区画ごとに
異なるアトラクションが設置されている。
【0017】そして、当該アトラクションには、名前や
年齢、住所などのID情報を入力し記憶するID情報入
力の段階と、心理的なテスト又はヘアースタイルの好み
などに対するアンケート情報を提示し、当該アンケート
情報に対する回答をボタンスイッチなどの入力手段で使
用者の意思により入力するアンケート入力の段階と、予
め用意された複数のヘアーデザイナーから前記入力手段
により好みのヘアーデザイナーを選択する段階と、予め
用意した複数のヘアースタイルに関する情報の中から前
記入力手段により好みのヘアースタイルを選定する選定
の段階と、前記使用者の顔映像を撮影した電子データを
記憶する記憶段階と、前記選定されたヘアースタイルに
到るまでの前記選定されたヘアーデザイナによるヘアー
カットをシミュレーションする映像を使用者に視認させ
るシミュレーションの段階と、前記選定されたヘアース
タイルに係わる髪の映像を予め用意し、当該用意された
髪の映像の電子データと、前記顔映像とを合成して印刷
出力する合成の段階とから構成されている。
【0018】使用者自身の前記入力手段での入力作業に
より前記ヘアースタイルを選定する段階を必ずしも必要
なものではなく、例えば、ヘアーデザイナーを選定する
と、その選定したヘアーデザイナーに応じたヘアースタ
イルが暗黙の内に選定されるように設定することもでき
る。「暗黙の内に選定される」とは、使用者がCRTや
液晶装置の画面に複数のサンプルの髪型(ヘアースタイ
ル)を表示し、当該表示されたヘアースタイルを見なが
らどのヘアースタイルにするかを使用者自身の意思によ
り、前記入力手段で入力し決定するものではなく、使用
者が前記ヘアーデザイナーを選定すると、自動的にヘア
ースタイルが決まるようにすることである。
【0019】勿論、ヘアーデザイナーの選定で一義的に
ヘアースタイルが決まるようにする以外に、前述したア
ンケートに対し使用者が前記入力手段の入力により回答
する回答結果により、ヘアースタイルが暗黙の内に決定
されるように設定することも可能である。
【0020】上述したように、「暗黙の内にヘアースタ
イルが決定(選定)」されるように設定することによ
り、使用者が今まで考えたこともないような意外性のあ
るヘアースタイルを擬似体験することが可能となるとい
った、新たな趣向性を追求できるものである。
【0021】前記「心理的なテスト又はヘアースタイル
の好みなどに対するアンケート情報」とは、「好きな髪
形は」「好きな音楽は」といった質問を音声又は表示画
面による表示により使用者に通知し、使用者はこの通知
を受けて音声又は表示により通知される選択肢を前記入
力手段によって選択する。
【0022】次に、図1に基づいて、本発明を適用した
より具体的なアトラクション会場のアトラクションにつ
いて説明する。図1の説明におけるアトラクションは、
実際にヘアーカットを行うヘアーサロンをイメージして
レイアウトされており、例えばこのアトラクションで
は、受け付けカウンタや料金支払いカウンタ(実際に料
金を支払うか否かは別として)或いは、各種美容機器を
模した装飾品がアトラクションを催す室内の装飾品とし
て飾られている。
【0023】このように、アトラクション会場を実際の
ヘアーサロンと同じような機器を装飾品として置くこと
により、よりリアリテイのあるアトラクションとするこ
とができる。
【0024】使用者は、まずインフォメーションとして
の受付カウンター1に行き、まず会員カードが配布され
る。当該会員カードは、磁気カードでも良いが、後述す
る理由によりメモリーカード又はスマートカード等の読
み書き可能な記憶媒体を採用することが好ましい。
【0025】前記受付カウンター1には、図2における
符号2の受付入力端末が設置され、当該受付入力端末2
の入力手段によりその使用者のID情報を入力する。前
記受付端末は、CRTモニターを含むパソコンであり、
このパソコンにはキーボードが接続されるとともに前述
した記憶媒体の読み込み/書き込みが可能な読み取り/
書き込み装置とスピーカが接続されている。使用者は、
受付カウンターで前記記憶媒体を入手した後、前記読み
取り/書き込み装置に前記記憶媒体を差し入れた状態
で、前記モニターの表示画面に表示され、又前記スピー
カから発せられる音声による指示に基づいて、使用者自
身の名前、年齢、住所、電話番号などのID情報を入力
する。この入力されたID情報は、前記受付入力端末2
にネットワーク接続された中央制御部3の記憶装置内に
記憶される。勿論、前記記憶媒体が読み書き可能なメモ
リーカードなどを採用した場合には、その記憶媒体自身
に前記ID情報を記憶するように構成することもでき
る。
【0026】次に、使用者はウエイテングルーム4に移
動する。この移動の指示は、前記端末2の表示画面又は
スピーカにより行うようにすると良い。当該ウエイテン
グルームには、複数の椅子が設置され、当該椅子の前方
にはハーフミラーと、当該ハーフミラーの下方にはモニ
タとが設置され、且つこのモニタの左右に一対のスピー
カを配置している。
【0027】前記椅子に使用者が座った状態で、前方に
はヘアーサロンなどに良くある景観とすべく鏡が配置さ
れるように前記ハーフミラーを額縁でデコレートして配
置している。使用者から見て、前記前方に配置されるハ
ーフミラーはあたかも鏡が配置されているが、或いはモ
ニタが設置されているように認識される。
【0028】そして、当該ハーフミラーには、アンケー
ト入力用端末5に記憶された映像情報がモニタに表示さ
れ、この表示されたモニタの映像が反射してあたかもハ
ーフミラーに映像が映し出されているように、使用者は
前記椅子に座った状態で視認できるようになっている。
【0029】また、ハーフミラーの後方(裏側)にはカ
メラが設置され、このカメラにより椅子に座った使用者
の顔を撮影し、前記アンケート入力端末5に接続された
モニタに前記カメラで撮影した映像を映し出すと、この
映し出した映像がハーフミラーを介して使用者がカメラ
で撮影された映像を視認することができる。このよう
に、カメラで撮影した映像をハーフミラーを介して視認
することになるから、あたかも自分の顔が鏡に写ってい
るといった認識となる。
【0030】前記アンケート用端末5の記憶装置には、
前述したような各種のアンケート情報と、複数のヘアー
デザイナの紹介情報が記憶されている。この記憶された
アンケート情報や前記紹介情報は、前記端末5のモニタ
やこのモニタの左右に配置されたスピーカから使用者に
対して表示され、使用者はこの表示された前記紹介情報
を見て使用者が自分のヘアカットを行ってほしいと思う
ヘアデザイナを選択するとともに、前記アンケートに対
して回答していく。前記選択/回答は端末5に接続され
た入力手段により行うようにしている。この回答された
結果及び選択されたヘアデザイナは、前記記憶媒体とし
ての会員カードと、前記端末5とネットワーク接続され
た前記中央制御部3の記憶装置に記憶される。
【0031】前記中央制御部3では、前記アンケートが
心理テストの場合には、前記アンケート結果に基づい
て、その使用者の性格を直感型、理論型、感情型、理性
型(フロイト的心理類型)などに前記中央制御部3の分
類手段により分類する。そして、このウエイテングルー
ム4においては、前記端末5を通じ前記アンケート結果
や選択したヘアーデザイナに応じた髪形が決定され、そ
の髪型のサンプルが前記端末5のモニタに表示されハー
フミラーを介して使用者に視認される。
【0032】前記アンケート結果等により決定された髪
形は、予め前記中央制御部3の記憶装置に映像情報とし
て記憶されており、その中央制御部3内の髪型決定手段
により髪型を決定するようにしている。
【0033】アンケートへの回答及びヘアーデザイナの
選択が全て終了すると、次に、前記端末5はお肌チェッ
クルーム6に使用者を誘導する。誘導方法としては、前
記端末5のモニタやスピーカを使用することもできる。
【0034】お肌チェックルーム6にも、前記ウエイテ
ングルーム4と同様に複数の椅子が設置され、椅子の前
方にはお肌チェックを行うための機器が設置されてい
る。お肌をチェックするための機器とは、実際にはその
使用者の顔の映像を取り込むための撮影端末7であり、
当該撮影端末7には、前述したカメラより高感度のカメ
ラが設置されている。このカメラで撮影された映像は、
一旦、前記中央制御部3の記憶装置に記憶され、前記記
憶される映像は撮影されたそのままの状態で記憶された
情報だけでなく、中央制御部5内の映像処理手段を介し
て、使用者の髪や服などの画像を前記カメラで撮影した
映像から切り取とった状態での情報としても記憶され
る。この切り取った状態での情報は、最終的に前記決定
された髪型との合成に使用される。次に、使用者は前記
撮影端末7の誘導によりヘアサロン8に移動する。
【0035】このヘアサロン8では、今までのアンケー
トの回答結果によって決定された髪型にあたかも自分の
髪がカットされている経過をシミュレーションする。そ
して、ヘアーカットするヘアーデザイナは、前述したよ
うに先に選択したヘアーデザイナが担当する。
【0036】前記ヘアサロン8には、前記ウエイテング
ルームと同様の設備、椅子、ハーフミラ、モニタ、スピ
ーカ、入力手段、カメラ等が設置されており、前記モニ
タ、スピーカ、入力手段、カメラはヘアーパターンシミ
ュレータ用端末9に接続されている。
【0037】始めに、使用者が椅子に座ると、ハーフミ
ラーの背面側に配置されたカメラでの撮影映像が、モニ
タ及びハーフミラーを介して使用者に視認される。そし
て、その映像の背後には、前記選択されたヘアーデザイ
ナの映像が合成され、あたかも使用者の背後にヘアーデ
ザイナが立っている様子を使用者に対して擬似体感させ
る。
【0038】そして、使用者の髪をあたかもカットして
いるような状態を、前記中央制御装置3の映像処理手段
により合成し、ハーフミラーを介して使用者に体感させ
るように演出する。その際に、ヘアデザイナは使用者に
スピーカを通じて話し掛け、その話の内容にたいして使
用者は前記入力手段により応答することが可能に構成し
ている。ヘアカットシミュレーションの最後には、前記
アンケート結果とヘアデザイナ(スーパ美容師)の特質
により決定された髪型と、前記お肌チェックルームで取
り込まれた使用者の映像とを前記映像処理手段で合成し
た映像を前記ハーフミラーを介して表示する。
【0039】次に、使用者(プレーヤ)は、料金カウン
タ10に移動する。この料金カウンタ10には、印刷出
力端末11が設置されており、この端末11に接続され
た読み取り/書き込み装置に会員カード(記憶媒体)を
接続すると、その記憶媒体から読み出されたデータに基
づいて、前記選択された髪型と使用者の顔などが合成さ
れた印刷物が出力される。この出力された状態を図示し
たのが図3である。図3において、20が使用者の顔と
選択された髪型との合成映像、21がその他の似合うヘ
アスタイルの合成映像、22が心理テスト結果とその特
徴、23が被験者である使用者の性格判断、24が担当
したヘアーデザイナの映像、25が前記ヘアーデザイナ
からのアドバイスを表示印刷したものである。
【0040】前記端末5、7、9は、前記端末2と同様
に、前記会員カード(記憶媒体)の読み取り/書き込み
装置が設置接続されており、それぞれの端末によって前
記記憶媒体のデータが読み取られ又書きこまれる(更新
される)。なお、上記端末2,5,7,9,11はいず
れも前記中央制御部3とネットワークで接続されている
が、このようにネットワーク接続されるものに本発明は
限定されずスタンドアロン端末であっても適用可能であ
る。この場合には、前記中央制御部3の役割を前記各端
末2,7,9,11に割り当てることと、前記会員カー
ドを磁気カードではなく、メモリカードなどの読み取り
/書き換え可能な記憶媒体とする必要がある。つまり、
各端末でなされたデータ更新は逐次に前記記憶媒体に記
憶されるようにしておけば、次の段階での端末が先に前
記記憶媒体からデータを読み取ることにより、その読み
取ったデータに基づいてアトラクション(ゲーム)を継
続することを可能にする必要がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の意思に関係なくアンケート形式により入力され
た入力結果により、複数予め用意されたヘアースタイル
や有名な或いは仮想のヘアーデザイナーが選定され、そ
の選定結果の応じた髪の映像と使用者の顔映像又は合成
すべき顔映像とが合成されて出力される。
【0042】よって、使用者は、自らが今までトライし
たことないような髪型、或いは予測のつかないような髪
形との合成映像を視認することができる。
【0043】したがって、自らの顔の映像と、髪の映像
を合成する場合には、その使用者にとって、最先端のヘ
アースタイルを客観的な映像として視認することができ
るといった全く新しい趣向性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したアトラクションのフロー図
である。
【図2】 図1のアトラクションのシステム概略図であ
る。
【図3】 最終的に印刷出力された印刷物を例示した説
明図である。
【符号の説明】
1 インフォメーション 4 ウエテイングルーム 6 お肌チェックルーム 8 ヘアサロン 10 料金カウンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心理的なテスト又はヘアースタイルの好
    みなどに対するアンケート情報を提示し、当該アンケー
    ト情報に対する回答をボタンスイッチなどの入力手段で
    使用者の意思により入力するアンケート入力の段階と、 前記入力結果に基づき予め用意された複数のヘアーデザ
    イナー又は複数のヘアースタイルに関する情報の中から
    1人のヘアーデザイナー又は少なくとも1つのヘアース
    タイルを選定する選定の段階と、 前記使用者の顔映像を撮影した電子データを記憶又は合
    成すべき顔映像を電子データとして記憶する記憶段階
    と、 前記選定されたヘアースタイルに到る映像又は前記選定
    されたヘアーデザイナによるヘアーカットをシミュレー
    ションする映像を使用者に視認させるシミュレーション
    の段階と、 前記選定されたヘアースタイルに係わる髪の映像又は前
    記選定されたヘアーデザイナーに応じた髪の映像を予め
    用意し、当該用意された髪の映像の電子データと、前記
    顔映像とを合成して出力する合成の段階とを含むことを
    特徴とするヘアーカットシミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 ID情報を入力し記憶させるID情報の
    入力段階と、 心理的なテスト又はヘアースタイルの好みなどに対する
    アンケート情報を提示し、当該アンケート情報に対する
    回答をボタンスイッチなどの入力手段で使用者の意思に
    より入力するアンケート入力の段階と、 前記入力結果に基づき予め用意された複数のヘアーデザ
    イナー又は複数のヘアースタイルに関する情報の中から
    1人のヘアーデザイナー又は少なくとも1つのヘアース
    タイルを選定する選定の段階と、 前記使用者の顔映像を撮影した電子データを記憶又は合
    成すべき顔映像を電子データとして記憶する記憶段階
    と、 前記選定されたヘアースタイルに到る映像又は前記選定
    されたヘアーデザイナによるヘアーカットをシミュレー
    ションする映像を使用者に視認させるシミュレーション
    の段階と、 前記選定されたヘアースタイルに係わる髪の映像又は前
    記選定されたヘアーデザイナーに応じた髪の映像を予め
    用意し、当該用意された髪の映像の電子データと、前記
    顔映像とを合成して出力する合成の段階とを含むことを
    特徴とするヘアーカットシミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記合成して出力される予め用意された
    髪の映像は、前記ヘアスタイル又はヘアーデザイナーを
    選定する段階で、使用者の意思に関係なく選定された髪
    の映像であることを特徴とする請求項1又は2のいずれ
    かの請求項に記載のヘアーカットシミュレーション方
    法。
  4. 【請求項4】 前記アンケート入力の段階は、前記選定
    された段階の後にアンケート入力するように順序を設定
    し、前記アンケート入力は表示されるヘアーデザイナと
    の応答形式により使用者がアンケート結果を入力するよ
    うに構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かの請求項に記載のヘアーカットシミュレーション方
    法。
  5. 【請求項5】 前記アンケート情報、予め用意された複
    数のヘアーデザイナー又は複数のヘアースタイルに関す
    る情報、前記選定されたヘアースタイルに係わる髪の映
    像又は前記選定されたヘアーデザイナーに応じた髪の映
    像の情報の内の少なくとも1つの情報は、外部記憶手段
    により入れ替え可能にすることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかの請求項に記載のヘアーカットシミュレ
    ーション方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004151812A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Yokogawa Electric Corp 顔画像処理装置
JP2005327111A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Pioneer Electronic Corp ヘアスタイル表示システム及び方法、並びにコンピュータプログラム

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