JP2004150891A - 化学マイクロデバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材10に試験液を通す流路11が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給パイプ1を挿入させる供給口12が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給パイプを取り付ける取付部13を上記の供給口の周囲から突出するようにして上記の基材に一体的に設けた。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、微小な反応器内において微少な量で分析や反応等を行うのに用いるマイクロチップ,マイクロリアクター等の化学マイクロデバイスに係り、特に、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給口から試験液を流路に簡単に供給できるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、反応効率を高めると共に迅速かつ高感度な分析等を行えるようにし、また多数の反応や分析等を効率よく行うために、マイクロチップ,マイクロリアクター等の化学マイクロデバイスを用い、微少な量で分析や反応等を行うことが試みられている。
【0003】
ここで、このような化学マイクロデバイスの1つとして、例えば、図1及び図2に示すように、上基板10aと下基板10bとで構成される基材10において、下基板10bに試験液を通す流路11を複数設けると共に、上基板10aにそれぞれの流路11に試験液を供給するための供給口12を複数設け、この上基板10aと下基板10bとを接着させるようにしたものが用いられている。
【0004】
そして、このような化学マイクロデバイスにおいて、上記の各流路11に試験液を供給するにあたっては、一般に、図2に示すように、試験液を供給する供給パイプ1を上記の供給口12に差し込み、この供給パイプ1から流路11に試験液を供給するようにしていた。
【0005】
しかし、このように供給パイプ1を供給口12に差し込んで流路11に試験液を供給するようにしても、上記の上基板10aの厚みが薄いため、供給パイプ1を十分に保持させることができず、また供給パイプ1と供給口12との間から試験液が漏れ出す等の問題があった。
【0006】
このため、近年においては、供給パイプ1を供給口12に挿入させて保持させるための保持具(図示せず)を別個に用いるようにしていたが、供給パイプ1を供給口12に挿入させて保持具により保持させる作業が非常に面倒であったり、供給パイプ1を供給口12に十分に保持させることができなかったりするという問題があり、またこの保持具の構造が複雑で大きくなり、数多くの供給口12にそれぞれ供給パイプ1を挿入させて保持具により保持させることが困難であったり、コストが高く付く等の問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおける上記のような問題を解決することを課題とするものであり、供給口から試験液を流路に簡単に供給できる化学マイクロデバイスを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明における第1の化学マイクロデバイスにおいては、上記のような課題を解決するため、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給パイプを挿入させる供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給パイプを取り付ける取付部を上記の供給口の周囲から突出するようにして上記の基材に一体的に設けるようにしたのである。
【0009】
そして、この第1の化学マイクロデバイスにおいては、上記のように供給口の周囲から突出するようにして基材に一体的に設けられた取付部に、供給パイプを取り付けるようにする。
【0010】
このようにすると、供給パイプが取付部を介して供給口に簡単に取り付けられるようになり、供給パイプを通して供給口から試験液を流路に簡単に供給できるようになる。
【0011】
また、上記のように基材に一体的に設けられた取付部に供給パイプを取り付けるにあたっては、上記の取付部の外周に係止部を設け、上記の供給パイプと取付部との間をシールさせるリング状のシール材を収容させた補助取付具を取付部の外周に配して、この補助取付具を上記の係止部に係止させて、この補助取付具により供給パイプを取付部に保持させるようにすることができる。
【0012】
このようにすると、供給パイプが補助取付具を介して取付部に確実に取り付けられるようになると共に、上記のシール材によって試験液が漏れ出すのも防止されるようになる。なお、このシール材については特に限定されず、使用する試験液や測定環境に応じて適宜選択して使用することができ、例えば、ウレタン系ゴム、シリコーン系ゴム、フッ素系ゴム等を使用することができる。
【0013】
ここで、上記のように供給口の周囲から突出するようにして取付部を基材に一体的に設けるにあたっては、上記の基材に熱可塑性樹脂を使用して、インサート成形やアウトサート成形等によって取付部を一体的に設けることができる。
【0014】
また、上記の取付部の材質は、取付部が大きくならないように、その厚みを薄くしても十分な強度が得られるものであれば、特に限定されるものではない。なお、取付部を金属材料で構成する場合には、錆にくく、耐薬品性に優れたステンレス等で構成されたものを用いることが好ましい。
【0015】
また、上記のように取付部を金属材料で構成する場合、この取付部の少なくとも一部が、流路に供給された試験液と接触するようにすると、この取付部を電気泳動等を行うための電極として用いることができる。なお、このように取付部を電極として用いる場合、この取付部における電気伝導性を高めるように、この取付部を金や白金等でコートさせることができる。
【0016】
また、この発明における第2の化学マイクロデバイスにおいては、上記のような課題を解決するため、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給口の周囲から突出するようにして環状の取付部を上記の基材に一体的に設けると共に、この環状の取付部の開口部を閉塞するように弾性材料で構成された閉塞部材を取り付けるようにしたのである。
【0017】
そして、この第2の化学マイクロデバイスにおいては、上記のように環状の取付部の開口部を閉塞するように設けた上記の弾性材料からなる閉塞部材を通して注入針を供給口に差し込み、この注入針を通して試験液を供給口から流路に供給させるようにする
【0018】
このようにすると、注入針を通して試験液を供給口から流路に簡単に供給できるようになると共に、試験液が供給口から外部に漏れるのが上記の閉塞部材によって確実に防止されるようになる。
【0019】
ここで、上記の閉塞部材に用いる弾性材料としては、密閉性が高くて耐薬品性に優れたものを用いることが好ましく、例えば、シリコーンゴム、ウレタンゴム等を用いることができる。
【0020】
【実施例】
以下、この発明の実施例に係る化学マイクロデバイスを添付図面に基づいて具体的に説明する。但し、この発明に係る化学マイクロデバイスは、特に、下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
【0021】
(実施例1)
実施例1の化学マイクロデバイスにおいては、基材10の材料にポリメチルメタクリレート等の透明な熱可塑性樹脂を用い、射出成形によって図3に示すような上基板10aと下基板10bとを製造した。
【0022】
そして、上記の下基板10bには試験液を通す流路11を設ける一方、上基板10aには供給パイプ1を取り付けるための取付部13を供給口12の周囲から突出するように設けた。
【0023】
ここで、上記のように上基板10aに取付部13を設けるにあたっては、この取付部13の基部13aが上基板10aの底面側に位置すると共に、筒状になった突出部13bが供給口12の周囲から突出するようにして、取付部13を上基板10aに一体に取り付けるようにした。
【0024】
また、この実施例においては、上記の取付部13として、金属材料で形成されたものを用いると共に、この取付部13において、供給口12の周囲から突出する上記の突出部13bの外周の適当な位置に、補助取付具20を係止させるための凹所からなる係止部13cを設けるようにした。
【0025】
そして、上記の取付部13が設けられた上基板10aにおける供給口12が、下基板10bに設けられた流路11の端部に位置するようにして、上基板10aと下基板10bとを重ね合わせ、熱融着、接着剤による接着、超音波融着等により、上基板10aと下基板10bとを接着させて、この実施例の化学マイクロデバイスを製造した。
【0026】
そして、この実施例の化学マイクロデバイスにおいて、上記の流路11に供給パイプ1を通して試験液を供給するにあたっては、図4に示すように、供給パイプ1の先端部に、リング状のシール材21が収容された補助取付具20を装着させ、この補助取付具20が上記の取付部13の外周を囲むようにして、上記の供給パイプ1を取付部13を通して供給口12に差し込むようにする。
【0027】
次いで、上記のように取付部13の外周を囲むようにして設けられた補助取付具20を取付部13に沿って押し込み、この補助取付具20の下端において内周側に突出するように設けられた係止爪22を、上記の取付部13の外周に設けられた係止部13cに係止させて、この補助取付具20を取付部13の外周に取り付けると共に、この補助取付具20の内部に設けたリング状のシール材21によって、供給パイプ1と取付部13と補助取付具20との間をシールさせるようにする。
【0028】
そして、この状態で上記の供給パイプ1を通して試験液を流路11に供給させるようにする。
【0029】
このようにすると、供給パイプ1が上記の補助取付具20によって取付部13に簡単かつ確実に取り付けられるようになると共に、補助取付具20に設けた上記シール材21により、供給パイプ1と取付部13と補助取付具20との間が確実にシールされて、試験液が漏れ出すのも防止されるようになる。
【0030】
また、この実施例の化学マイクロデバイスにおいては、上記のように供給パイプ1を通して試験液を流路11に供給させた場合、上記の金属材料で構成された取付部13の底部が試験液と接触するようになるため、この取付部13を電気泳動等を行うための電極として利用できるようになる。なお、このように取付部13を電極として用いる場合、この取付部13における電気伝導性を高めるため、この取付部13を金や白金や銅等でコートさせることができ、特に、金や白金でコートさせると、この取付部13と試験液とが化学反応するという危険性もなくなる。また、上記のように取付部13を金や白金や銅等でコートさせる方法は特に限定されず、例えば、スパッタリングや蒸着等の方法を用いてコートさせることができる。
【0031】
(実施例2)
実施例2の化学マイクロデバイスにおいては、上基板10aに供給パイプ1を取り付けるための取付部13を供給口12の周囲から突出するように設けるにあたり、図5及び図6に示すように、取付部13の鍔部13dが上基板10aの上面に位置すると共に筒状になった下部13eが供給口12の周囲に位置するようにし、筒状になった突出部13bが供給口12の周囲から突出するようにして、取付部13を上基板10aに一体に取り付けるようにした。
【0032】
このようにして取付部13を上基板10aに一体に取り付けると、上記の実施例1のものと異なり、金属材料で構成された取付部13の底部が試験液と接触しなくなるため、この取付部13における耐薬品性等を考慮する必要がなくなり、また試験液が取付部13と接触して反応したりするのも抑制され、試験液が取付部13と接触し汚染されるのも抑制されるようになる。
【0033】
そして、上記のようにして取付部13を上基板10aに一体に取り付ける以外は、上記の実施例1における化学マイクロデバイスの場合と同様にした。
【0034】
なお、上記の実施例1,2における化学マイクロデバイスにおいては、補助取付具20を取付部13の外周に取り付けるにあたり、補助取付具20の下端において内周側に突出するように設けた係止爪22を、取付部13の外周に設けた凹所からなる係止部13cに係止させるようにしたが、補助取付具20を取付部13の外周に取り付ける方法は上記のような方法に限定されず、例えば、取付部13の外周と補助取付具20の内周とに、それぞれねじ溝(図示せず)を設け、取付部13の外周に補助取付具20をねじ込むようにして取り付けることも可能である。
【0035】
(実施例3)
実施例3の化学マイクロデバイスにおいても、基材10の材料に、使用目的に対応させて、ポリメチルメタクリレート等の透明な熱可塑性樹脂を用い、図7に示すように、上基板10aと下基板10bとを射出成形によって成形し、下基板10bに試験液を通す流路11を設ける一方、上基板10aに供給口12を設けるようにした。
【0036】
そして、この実施例においては、上記の上基板10aにおける供給口12の周囲から突出するようにして環状の取付部14を一体的に設けると共に、この環状の取付部14の開口部14aを閉塞するように、シリコーンゴムやウレタンゴム等の弾性材料で構成された閉塞部材15を取り付けるようにした。
【0037】
ここで、この実施例において、上記のように開口部14aを閉塞するようにして閉塞部材15が設けられた環状の取付部14を、供給口12の周囲から突出するようにして上基板10aに一体的に取り付けるにあたっては、閉塞部材15の周囲に設ける中間部14bと、閉塞部材15の周辺部を供給口12の周囲における上基板10aとの間で挟み込むリング状の押さえ部14cとを上記の上基板10aの上に重ね、これらを熱融着、接着剤による接着、超音波融着等によって接着させるようにした。
【0038】
そして、上記の上基板10aにおける供給口12が、下基板10bに設けられた流路11の端部に位置するようにして、上基板10aと下基板10bとを重ね合わせ、熱融着、接着剤による接着、超音波融着等により、上基板10aと下基板10bとを接着させて、この実施例の化学マイクロデバイスを製造した。
【0039】
そして、この実施例の化学マイクロデバイスにおいて、上記の流路11に試験液を供給するにあたっては、図7に示すように、上記のように環状の取付部14の開口部14aを閉塞するように設けた上記の閉塞部材15を通して注入針30を供給口12に差し込み、この注入針30を通して試験液を供給口12から流路11に供給させるようにする。
【0040】
このようにすると、注入針30を通して試験液を供給口12から流路11に簡単に供給できるようになると共に、試験液が供給口12から外部に漏れるのが上記の閉塞部材15によって確実に防止されるようになる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明における第1の化学マイクロデバイスにおいては、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給パイプを挿入させる供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、供給パイプを取り付ける取付部を供給口の周囲から突出するようにして基材に一体的に設けるようにしたため、上記の取付部を介して供給パイプを供給口に簡単に取り付けることができ、供給パイプを通して供給口から試験液を流路に簡単に供給できるようになった。
【0042】
また、上記の第1の化学マイクロデバイスにおいて、上記の取付部の外周に係止部を設け、上記の供給パイプと取付部との間をシールさせるリング状のシール材を収容させた補助取付具を取付部の外周に配して、この補助取付具を上記の係止部に係止させて供給パイプを保持させるようにすると、供給パイプが補助取付具を介して取付部に確実に取り付けられるようになると共に、上記のシール材によって試験液が漏れ出すのも防止されるようになった。
【0043】
また、この発明における第2の化学マイクロデバイスにおいては、基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、供給口の周囲から突出するようにして環状の取付部を上記の基材に一体的に設けると共に、この環状の取付部の開口部を閉塞するようにして、弾性材料で構成された閉塞部材を取り付けるようにしたため、上記の閉塞部材を通して注入針を供給口に差し込み、この注入針を通して試験液を供給口から流路に簡単に供給することができるようになると共に、試験液が供給口から外部に漏れるのも、上記の閉塞部材によって確実に防止されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の化学マイクロデバイスの概略平面図である。
【図2】従来の化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた供給口に供給パイプを挿入させた状態を示した断面説明図である。
【図3】この発明の実施例1に係る化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた取付部に供給パイプを挿入させる前の状態を示した断面説明図である。
【図4】実施例1に係る化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた取付部に補助取付具を介して供給パイプを取り付けた状態を示した断面説明図である。
【図5】この発明の実施例2に係る化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた取付部に供給パイプを挿入させる前の状態を示した断面説明図である。
【図6】実施例2に係る化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた取付部に補助取付具を介して供給パイプを取り付けた状態を示した断面説明図である。
【図7】この発明の実施例3に係る化学マイクロデバイスにおいて、上基板に設けられた環状の取付部の開口部を閉塞するように設けた閉塞部材を通して注入針を供給口に差し込んで、試験液を供給口から流路に供給させる状態を示した断面説明図である。
【符号の説明】
1 供給パイプ
10 基材
10a 上基板
10b 下基板
11 流路
12 供給口
13 取付部
13c 係止部
14 取付部
14a 開口部
15 閉塞部材
20 補助取付具
21 シール材
22 係止爪
Claims (7)
- 基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給パイプを挿入させる供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給パイプを取り付ける取付部を上記の供給口の周囲から突出するようにして上記の基材に一体的に設けたことを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 請求項1に記載した化学マイクロデバイスにおいて、上記の取付部の外周に係止部を設け、上記の供給パイプと取付部との間をシールさせるリング状のシール材を収容させた補助取付具を取付部の外周に配して、この補助取付具を上記の係止部に係止させて供給パイプを保持させるようにしたことを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 請求項1又は2に記載した化学マイクロデバイスにおいて、上記の取付部が金属材料で構成されていることを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 請求項3に記載した化学マイクロデバイスにおいて、上記の金属材料で構成された取付部の少なくとも一部が、流路に供給された試験液と接触するように構成されていることを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 基材に試験液を通す流路が設けられると共に、この流路に試験液を供給する供給口が設けられた化学マイクロデバイスにおいて、上記の供給口の周囲から突出するようにして環状の取付部を上記の基材に一体的に設けると共に、この環状の取付部の開口部を閉塞するように弾性材料で構成された閉塞部材を取り付けたことを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 請求項1〜5の何れか1項に記載した化学マイクロデバイスにおいて、上記の基材が熱可塑性樹脂で構成されていることを特徴とする化学マイクロデバイス。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載した化学マイクロデバイスにおいて、上記の基材が上部基板と下部基板とで構成され、下部基板に上記の流路が設けられる一方、上部基板に上記の供給口が設けられていることを特徴とする化学マイクロデバイス。
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Legal Events
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Effective date: 20050727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |