JP2004148797A - 段ボールシート用ダイカッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度で適切な程度の罫入れ加工と打抜き加工を行うことができる段ボールシート用ダイカッタを提供することである。
【解決手段】一方向に一枚ずつ移送される段ボールシートSの移送路に、罫入れ加工部10と、打抜き加工部30とを設ける。罫入れ加工部10にアンビルシリンダ11と型基材支持シリンダ12を設け、その型基材支持シリンダ12の外周に第1型基材13を取付け、その第1型基材13に設けられた押罫部材14によって段ボールシートSに罫線を罫入れする。打抜き加工部30にアンビルシリンダ31と型基材支持シリンダ32とを設け、その型基材支持シリンダ32の外周に第2型基材34を取付け、その第2型基材34に取付けられた打抜き刃35により段ボールシートSに打抜き切断線を形成し、押罫部材14による押罫圧と打抜き刃35による切断圧とを個別に調整できるようにして、精度の高く適切な程度の罫入れと打抜きとができるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、矩形の段ボールシートを所定の形状に打抜くと共に、折曲げ用の罫線を罫入れする段ボールシート用ダイカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6(IV)は、段ボール箱の形成用ブランク(製品)Aを示し、そのブランクAには折曲げ用の罫線aが入れられている。このような罫線aの入ったブランクAはダイカッタによって形成される。
【0003】
ダイカッタにはロータリ式のものと、平盤式のものとが存在する。図7(I)は従来から知られているロータリ式ダイカッタを示す。このロータリ式ダイカッタは、受け部材としてのアンビルシリンダ70の下方に対向させて設けられた型基材支持部材としての型基材支持シリンダ71に図7(II)に示す円弧状の型基材72を取付け、前記アンビルシリンダ70と型基材支持シリンダ71を相対的に逆方向に回転するようになっている。この回転時、前記型基材72に設けられた打抜き刃73と押罫部材74とを受け部材であるアンビルシリンダ70で受けるようにして、送り込まれて来た矩形の段ボールシートSに製品形状の打抜き切断線と罫線を入れるようにしている。
【0004】
ここで、ロータリ式ダイカッタには、ソフトタイプとハードタイプとが存在する。ソフトタイプにおいては、アンビルシリンダ70の外周に設けられたウレタンゴム等の弾性体層に打抜き刃73の刃先を食い込ませて段ボールシートSに打抜き切断線を形成するようにしている。ハードタイプにおいては、外周を例えばクロムメッキした鋼製のアンビルシリンダ70に打抜き刃73を当接させて段ボールシートSに打抜き切断線を形成するようにしている。また、ハードタイプにはセミハードタイプもあり、このセミハードタイプにおいては、アンビルシリンダ70の外周に薄肉厚のステンレス板を巻付け、そのステンレス板に打抜き刃73の刃先を当接させて段ボールシートSに打抜き切断線を形成するようにしている。
【0005】
なお、ソフトタイプおよびハードタイプのいずれも、アンビルシリンダ70に支持された段ボールシートSに押罫部材74を押し付けて罫線を形成するようにしている。
【0006】
ここで、ソフトタイプとハードタイプとには、それぞれ次のような長所と短所がある。
ソフトタイプ
〔長所〕
・打抜き刃による切れ味と押罫部材による押罫圧すなわち罫線強さの調整が容易である。
・型基材への打抜き刃と押罫部材の取付け製作に高い精度を必要としない。
・打抜き刃と押罫部材の寿命が長い。
・装置の運転速度を高くすることができる。
〔短所〕
・アンビル面の弾性体層の状態によって罫線強さが均一化しない。
・アンビル面の弾性体層の摩耗、破損等によってその交換が必要となり、コスト高となる。
・アンビル面の弾性体層の状態によって、打抜き切断線と罫線の寸法精度に悪影響がある。
ハードタイプ
〔長所〕
・罫線強さにバラツキが生じ難い。
・アンビル面の摩耗がほとんどないので、交換に要する費用が少なくて済む。
・打抜き切断線の寸法精度が良い。
〔短所〕
・型基材への打抜き刃と押罫部材の取付け製作に高い精度を要する。
・打抜き刃による切れ味と押罫部材による罫線強さの調整が難しい。
・打抜き刃と押罫部材の寿命が短い。
【0007】
一方、平盤式のダイカッタにおいては、図では省略したが、シート移送装置に設けられたグリッパによって矩形段ボールシートの先端部をくわえて一方向に一定ストロークずつ間歇的に移送し、その段ボールシートの停止位置に受け部材として平盤状の鋼製アンビルと型基材支持台とを上下に対向配置し、上記型基材支持台に打抜き刃と押罫部材を備えた型基材を取付け、前記段ボールシートの停止時に、アンビルと型基材支持台とを接近する方向に相対的に移動させて、一つの型基材に固定して取付けた打抜き刃73と押罫部材74により段ボールシートに製品と同一形状の打抜き切断線を形成すると共に、罫線を罫入れするようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のロータリ式および平盤式のいずれのダイカッタにおいても、一つの型基材に固定して取付けた打抜き刃73と押罫部材74によって打抜き切断線と罫線を同時に形成するようにしているため、打抜き刃73の切れ味が低下して段ボールシートSの切断が不完全になった場合に、その切断圧を高めて完全な切断状態が得られるようにすると、押罫部材74による押罫圧も高くなり、段ボールシートSに割れが生じて不良品となる。
【0009】
また、逆に押罫圧の不足によって不鮮明な罫線aが形成された場合に、その押罫圧を高めて正常な罫線aが形成されるようにすると、ソフトタイプのロータリダイカッタでは、打抜き刃73の刃先部が弾性体層に深く食い込んで弾性体層を損傷させることとなり、一方、ハードタイプのロータリダイカッタの場合には、打抜き刃の刃先がアンビルに強く当接して刃先やアンビルの表面が損傷するという問題が発生する。ステンレス板が巻付けられている場合には特にその損傷が激しい。
【0010】
上記の通り、従来のダイカッタにおいては打抜き刃73と押罫部材74とを一つの型基材へ固定して取付けているために、打抜き刃73による切断圧と押罫部材74による押罫圧を個々に単独調整することができない。
【0011】
従って、段ボールシートSの段種に基づく厚み(0.8〜8mm)や強度および装置の運転状況に応じて、押罫圧のみを微調整したい場合があってもこれができず、正常な罫線aを形成することができなかったり、また、打抜き刃73と押罫部材74の高さ寸法が適正な差となるように型を高精度に製作する必要があるために、製作に手間がかかってコストアップになるという問題があった。
【0012】
また、従来の場合、打抜き刃による打抜き切断線の形成と押罫部材による罫線の形成において、ソフトタイプとハードタイプとを使い分けてそれぞれの長所を生かすということができなかった。
【0013】
この発明の課題は、打抜き刃による切断圧および押罫部材による押罫圧を個別に調整できるようにすると共に、打抜き切断線と罫線の形成のそれぞれにおいて、ソフトタイプとハードタイプを適宜使い分けることのできるようにした段ボールシート用ダイカッタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、一方向に1枚ずつ搬送される段ボールシートに打抜き刃を刺通させて製品と同形状の打抜き切断線を形成すると共に、押罫部材を押し付けて折曲げ用の罫線を罫入れする加工部を有する段ボールシート用ダイカッタにおいて、前記加工部が、段ボールシートに罫線を形成する罫入れ加工部と、段ボールシートに打抜き切断線を形成する打抜き加工部とを備え、前記罫入れ加工部が、第1型基材支持部材と、その第1型基材支持部材面の一部に取り換え可能に取付けられた第1型基材と、その第1型基材に取付けられた押罫部材と、前記第1型基材支持部材に上下方向で対向させた第1受け部材とを有し、前記打抜き加工部が、第2型基材支持部材と、その第2型基材支持部材面の一部に取り換え可能に取付けられた第2型基材と、その第2型基材に取り付けられた打抜き刃と、前記第2型基材支持部材に上下方向で対向させた第2受け部材とを有し、段ボールシートに対する前記押罫部材による押罫圧と前記打抜き刃による切断圧とをそれぞれ独立して調整できるようにした構成を採用したのである。
【0015】
上記のように、罫入れ加工部と打抜き加工部とを独立して設けることにより、押罫部材による押罫圧と打抜き刃による切断圧とを個別に調整することができる。このため、押罫圧を調整しても切断圧に影響を与えることがないため、打抜き刃の刃先やその刃先を受ける第2受け部材の表面の損傷を防止することができる。逆に、打抜き刃の切れ味の低下によって切断圧を高めても押罫部材による押罫圧は一定に保持されるため、段ボールシートに罫割れが生じるのを防止することができる。
【0016】
また、押罫圧と切断圧を個別に調整することができるため、第1型基材に取付けられる押罫部材と第2型基材に取付けられる打抜き刃の高さ寸法を厳しく管理する必要がなくなり、第1型基材および第2型基材の製作の容易化を図ることができる。
【0017】
この発明に係る段ボールシート用ダイカッタにおいて、前記第2型基材に、前記第1型基材に取付けられた押罫部材の押し込みによって段ボールシートに形成される罫線を再度押し込む押罫部材を取付けることにより、強化加工された中芯を使用した剛性の大きい段ボールシートや比較的厚い段ボールシートのように、罫入れが比較的困難な段ボールシートに対しても精度が高く適切な程度の罫入れ加工を施すことができる。
【0018】
ここで、第2型基材の押罫部材は、第1型基材の押罫部材によって段ボールシートに形成される罫線の全てを再度押圧するものであってもよく、あるいは、罫線で区画されるパネルやフラップのうち、幅寸法が小さく、機械的に折曲げが困難なパネルやフラップの折曲げ線となる一部の罫線のみを再度押圧するものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はロータリ式のダイカッタを示す。このダイカッタは、一方向に1枚ずつ搬送される矩形の段ボールシートSの移送路に給紙部としての上下一対のフィードロール1と、そのフィードロール1から送り出され、給紙される段ボールシートSに対して折曲げ用の罫線を罫入れする罫入れ加工部10と、その下流側において、罫入れ加工部10から送り出される段ボールシートSを下流側に送る上下一対の送り出しロール20と、その送り出しロール20から送り出される段ボールシートSに対して打抜き加工を施す打抜き加工部30とを設けている。
【0020】
罫入れ加工部10は第1受け部材としてのアンビルシリンダ11と、その下方に対向させて設けられた第1型基材支持部材としての型基材支持シリンダ12とを有し、両シリンダ11、12は図1の矢印方向に回転される。
【0021】
ここで、アンビルシリンダ11は段ボールシートSを介して後記の押罫部材14を受けるよう作用し、ウレタンゴム等の弾性体層を外周に設けたものであっても、あるいは、外周を例えばクロムメッキした鋼製のハードタイプまたは外周にステンレス板等の金属板を巻付けたセミハードタイプであってもよい。
【0022】
型基材支持シリンダ12の外周の一部には円弧状ボードから成る第1型基材13が図示省略したビス等によって取換え可能に取付けられる。第1型基材13には図2に示すように、段ボールシートSを押し付けて折曲げ用の罫線を罫入れする押罫部材14が植込むように固定して取付けられている。押罫部材14は形成しようとする製品の罫線と対応する位置に設けられ、図2に示す第1型基材13の押罫部材14は図6(IV)に示す製品Aの罫線aと対応する位置に設けられている。
【0023】
図1に示すように、打抜き加工部30は、第2受け部材としてのアンビルシリンダ31と、その下方に対向させて設けられた第2型基材支持部材としての型基材支持シリンダ32と、その型基材支持シリンダ32の外周下部に対設させたピンシリンダ33を有している。
【0024】
型基材支持シリンダ32の外周の一部には円弧状ボードから成る第2型基材34が図示省略したビス等によって取換え可能に取付けられている。第2型基材34には、図3に示すように、段ボールシートSに対して打抜き切断線を形成する打抜き刃35と、その打抜き刃35の外周に複数の分断刃36を植込むように固定して取付けている。
【0025】
打抜き刃35の形状は、形成しようとする製品の輪郭と同一の形状になっており、段ボールシートSに対する刺通によって、その段ボールシートSに形成しようとする製品の外周と同一形状の打抜き切断線を形成する。図3に示す第2型基材34の打抜き刃35は、図6(IV)に示す製品Aの輪郭と同一形状とされている。
【0026】
分断刃36は、打抜き刃35の打抜きによって形成される段ボールシートSの外形打抜き屑bを複数に分断するようになっている。
【0027】
ここで、打抜き刃35および分断刃36による段ボールシートSの打抜き時のアンビルシリンダ31は、前記と同様のソフトタイプであっても、あるいは、前記同様のハードタイプまたはセミハードタイプであってもよい。アンビルシリンダ31は打抜き刃35および分断刃36を受けるように作用し、ソフトタイプでの打抜きに際しては、アンビルシリンダ31の外周にウレタンゴム等の弾性体層を設けてその弾性体層に打抜き刃35および分断刃36の刃先部を食い込ませ、一方、ハードタイプまたはセミハードタイプでの打抜きに際しては、アンビルシリンダ31の外周のクロムメッキ層または外周に巻付けたステンレス板等の金属板の表面に打抜き刃35及び分断刃36の刃先を当接させるようにする。
【0028】
ピンシリンダ33は、打抜き刃35の狭小部に挟まって第2型基材34と共に回転する外形打抜き屑bの分断片を打抜き刃35より離脱させるようになっており、その分断片の離脱については、例えば、実用新案登録第2502104号公報等に記載されているように従来周知であるため、ここでは、その詳細を省略する。
【0029】
いま、図1に示す罫入れ加工部10の第1受け部材であるアンビルシリンダ11と第1型基材支持部材である型基材支持シリンダ12、および打抜き加工部30の第2受け部材であるアンビルシリンダ31と第2型基材支持部材である型基材支持シリンダ32を同図の矢印で示す方向に回転して、給紙部である一対のフィードロール1で段ボールシートSを送り込んで給紙すると、段ボールシートSの厚み、強度、使用する紙の種類に基づいて間隔を調整してある罫入れ加工部10のアンビルシリンダ11と型基材支持シリンダ12間を段ボールシートSが通過する際に、型基材支持シリンダ12の外周一部に取換え可能に取付けられた第1型基材13に固定された押罫部材14が適度な押罫圧で段ボールシートSを押し込んで、図6(II)に示すように、段ボールシートSに折曲げ用の罫線aを罫入れする。
【0030】
この際、アンビルシリンダ11と型基材支持シリンダ12との間隔は適切に調整されて押罫部材14での適度な押罫圧が得られるので、段ボールシートSへ罫線aが強く入れられて罫割れを起こして紙が破れたり、あるいは弱く入れられて折り曲げに支障を来たすようなことはなく、適切な罫線aが罫入れされる。
【0031】
罫入れ後の段ボールシートSは送り出しロール20によってタイミングを取って打抜き加工部30に送り込まれ、段ボールシートSを適切に切断するよう間隔を調整してある打抜き加工部30の第2受け部材であるアンビルシリンダ31と第2型基材支持部材である型基材支持シリンダ32間を通過する際に、型基材支持シリンダ32の外周一部に取換え可能に取付けられた第2型基材34の打抜き刃35により適度な切断圧で図6(III )に示すように所定の位置に打抜き切断線cを入れられて製品Aになると共に、上記打抜き切断線cの外側に形成された外形打抜き屑bが分断刃36により分断される。その分断によって形成された屑分断片b’は下方に落下し、あるいは打抜き刃35間に挟まる状態で周方向に搬送され、図6(IV)に示す製品Aのみが下流側に排出される。
【0032】
この際、アンビルシリンダ31と型基材支持シリンダ32との間隔は適切に調整されて打抜き刃35と分断刃36での適度な切断圧が得られるので、打抜き刃35、分断刃36およびアンビルシリンダ31の損傷は最少限に食い止められた上で、段ボールシートSは適切に切断される。
【0033】
型基材支持シリンダ32の周方向に搬送された屑分断片b’はピンシリンダ33と対応する位置において、そのピンシリンダ33の作動により打抜き刃35間より取り除かれる。
【0034】
実施の形態で示すダイカッタは、上記のように、罫入れ加工部10において段ボールシートSに折曲げ用の罫線aを罫入れし、打抜き加工部30において打抜き切断線cを形成して製品Aを形成し、罫入れと打抜きとを独立して行う構成であるため、押罫部材14が段ボールシートSを押圧する際の押罫圧と、打抜き刃35が段ボールシートSを打抜く際の切断圧とをそれぞれ個別に調整することができ、その調整によって、常に正常で適切な程度の罫線aを罫入れすることができると共に、段ボールシートSを確実に打抜くことができる。
【0035】
また、押罫部材14による押罫圧と、打抜き刃35による切断圧を個別に調整することができるため、第1型基材13に取付けられる押罫部材14と第2型基材34に取付けられる打抜き刃35の相互間における高さ方向の寸法差を厳しく管理する必要がなくなり、その結果、第1型基材13および第2型基材34の製造の容易化を図ることができる。
【0036】
図1に示すロータリ式ダイカッタにおいて、ロット替えによって異なる製品の生産への切替えが生じる都度、型基材支持シリンダ12および32から第1型基材13および第2型基材34のみを取外し、次に形成する製品と対応した所定形状の押罫部材14を取付けてある第1型基材13および所定形状の打抜き刃35を取付けてある第2型基材34を型基材支持シリンダ12および32に取付け、段ボールシートSの所定位置に罫入れ加工と切断加工が施されて適切な製品が得られるよう罫入れ加工部10の型基材支持シリンダ12と打抜き加工部30の型基材支持シリンダ32の両シリンダをタイミングをとって回転させる。
【0037】
なお、周長の大きい型基材支持シリンダ12および32の周面の一部に第1型基材13および第2型基材34を取り換えできるようになっているため、型基材支持シリンダ12および32を取り換えることなく、色々な大きさの製品を簡単に生産することができる。また、段ボールシートSの厚み、強度、使用する紙の種類に応じて型基材支持シリンダ12、32とアンビルシリンダ11、31間の間隔を適切に調整する。
【0038】
シリンダ間の間隔調整に際しては、型基材支持シリンダ12、32とアンビルシリンダ11、31の一方を他方に対して移動させるようにしてもよく、あるいは両方を相対的に移動させるようにしてもよい。
【0039】
なお、図1に示す実施形態では、罫入れ加工部10および打抜き加工部30のそれぞれにおいて、アンビルシリンダ11、31の下方に型基材支持シリンダ12、32を設けるようにしたが、アンビルシリンダ11、31と型基材支持シリンダ12、32の配置を上下逆にしてもよい。
【0040】
ここで、ダイカッタによって罫入れと打抜きとが行なわれる段ボールシートには、強化加工された中芯等を使用した剛性の大きい段ボールシートSや比較的厚い段ボールシートSもある。このような段ボールシートSの場合、アンビルシリンダ11と型基材支持シリンダ12間の間隔を調整しても押罫部材14での1回の罫入れ加工だけでは適切な罫線を形成することができなかったり、あるいはその間隔を小さくして押罫部材14で強く罫線を入れようとすると、段ボールシートSの表面の紙が破れたりするおそれがある。
【0041】
その対策として、ここでは、図4に示す第2型基材37を図1に示すダイカッタの型基材支持シリンダ32を取付けて罫入れと打抜きとを行なうようにしている。
【0042】
上記第2型基材37は、打抜き刃35の内側に押罫部材38を設けている点で図3に示す第2型基材34と相違しており、上記押罫部材38は、第1型基材13に取付けられた押罫部材14と同一形状の配置とされている。
【0043】
図4に示す第2型基材37を図1に示す型基材支持シリンダ32に取付けて段ボールシートSに罫入れと打抜きとを行なうことにより、第2型基材37に取付けられた押罫部材38は、第1型基材13の押罫部材14によって1度形成された罫線aを再度押し込むことになる。この際、型基材支持シリンダ12、32とアンビルシリンダ11、31間のそれぞれの間隔を適切に調整することができる。
【0044】
このため、強化加工された中芯等を使用した剛性の大きい段ボールシートSや比較的厚い段ボールシートSに対しても、表面の紙の破れを生じさせることなく、これらの段ボールシートSから箱に組み立てる際の折り曲げに適切な程度の罫線aを形成することができる。
【0045】
図4に示す第2型基材37においては、その第2型基材37に取付けた押罫部材38によって第1型基材13の押罫部材14により段ボールシートSに予め形成された罫線を再度押し込むようにしたが、予め形成された罫線の折曲げが困難な一部分の罫線のみを再度を押し込むようにしてもよい。
【0046】
例えば、図6(IV)に示す製品Aにおいては、ジョイントフラップFの幅寸法が小さいため、そのジョイントフラップFを機械的に折曲げた場合、上記ジョイントフラップFとこれに隣接するパネルPとを区画する罫線aに沿ってジョイントフラップFを良好に折曲げることができない場合がある。
【0047】
このような製品の場合、ジョイントフラップFとパネルP間の罫線aのみを第2型基材37に取付けた押罫部材38によって上記罫線aを再度押し込むようにしてもよい。
【0048】
なお、手掛け孔や引き裂き用の切断線(ジッパー)が設けられた箱製品の形成に際しては、手掛け孔形成用の打抜き刃や引き裂き用切断線の形成用の打抜き刃を第2型基材34、37に設けるようにするが、その第2型基材34、37に代えて、第1型基材13にこれらの打抜き刃を設けるようにしてもよい。
【0049】
図5は、この発明に係る段ボールシート用ダイカッタの第2の実施の形態を示す。この実施形態で示す平盤式のダイカッタにおいては、チェーン40と共に移動するグリッパ41により段ボールシートSの先端部をくわえ、その段ボールシートSをチェーン40の移動によって一方向に一定ストローク間歇的に移動させ、その段ボールシートSの第1の停止位置に罫入れ加工部50を設け、その下流側の第2の停止位置に打抜き加工部60を設けている。
【0050】
罫入れ加工部50は、第1受け部材としての平盤状のアンビル51の上方に第1型基材支持部材としての型基材支持台52を設け、その型基材支持台52の下面の一部に押罫部材54を植え込むように取り付けた平盤状の第1型基材53をビス等により取換え可能に取付け、前記アンビル51と型基材支持台52間に段ボールシートSが送り込まれて停止した際に、アンビル51と型基材支持台52とを段ボールシートSの厚み、強度、使用する紙の種類に基づいた適切なストローク量で相対的に接近する方向に移動させて、第1型基材53に取付けられた押罫部材54により適度な押罫圧で段ボールシートSに図6(II)に示す場合と同様に、折曲げ用の罫線aを罫入れするようにしている。
【0051】
打抜き加工部60は、第2受け部材としての平盤状のアンビル61の上方に第2型基材支持部材としての型基材支持台62を設け、その型基材支持台62の下面の一部に打抜き刃64を植え込むように取り付けた平盤状の第2型基材63をビス等により取換え可能に取付け、前記アンビル61と型基材支持台62間に段ボールシートSが送り込まれて停止した際に、アンビル61と型基材支持台62を段ボールシートSの厚み、強度、使用する紙の種類に基づいた適切なストローク量で相対的に接近する方向に移動させて、打抜き刃64により適度な切断圧で段ボールシートSに図6(III )に示す場合と同様に、打抜き切断線cを形成するようにしている。
【0052】
上記平盤式ダイカッタにおいて、ロット替えが生じると、広い下面を有する型基材支持台52、62から第1型基材53および第2型基材63を取外し、その下面の一部に次に形成する製品と対応した所定形状の押罫部材54を取付けてある第1型基材53および所定形状の打抜き刃64を取付けてある第2型基材63を型基材支持台52、62に取付けできるため、色々な大きさの製品を生産することができる。また、送り込まれてくる段ボールシートSの厚み、強度、使用する紙の種類に応じてアンビル51、61と型基材支持台52、62のそれぞれの上下方向への移動ストローク量を調整して、段ボールシートSへの罫入れ加工および切断加工時のそれぞれの間隔を調整する。
【0053】
上記実施の形態においても、段ボールシートSに対する罫入れ加工と打抜き加工とが別々であるため、押罫部材54による押罫圧と、打抜き刃64による切断圧を個々に適切に調整することができ、その調整によって精度の高い罫入れ加工および打抜き加工とを行うことができ、かつ、第1型基材53および第2型基材63の製造の容易化を図ることができる。
【0054】
また、この発明による平盤式ダイカッタにおいても、罫入れ加工部50と打抜き加工部60のそれぞれにおいて適宜ソフトタイプまたはハードタイプのいずれかを実施できる。
【0055】
なお、上記第2の実施形態においても、第2型基材63に押罫部材を取付けるようにして、第1型基材53の押罫部材54によって段ボールシートSに形成された押罫の少なくとも一部を再度押し込むようにしてもよい。
【0056】
なお、図1に示すロータリ式ダイカッタおよび図5に示す平盤式ダイカッタでは、罫入れ加工部10、50の下流側に打抜き加工部30、60を配置したが、上記とは逆に、打抜き加工部30、60の下流側に罫入れ加工部10、50を配置してもよい。
【0057】
ただし、段ボールシートSは打抜き加工部30、60で部分的に分断されるので、図1、図5に示すように、打抜き加工部30、60を罫入れ加工部10、50の下流側に配置して、分断後の段ボールシートSの搬送を少なくすると共に、分断後には罫入れ加工を行わない方が、段ボールシートSをスムーズに搬送できると共に、罫入れ加工を正確に行え、また、外形打抜き屑bの除去にも好都合である。
【0058】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので下記に示す効果を奏する。
【0059】
▲1▼ 段ボールシートに対して罫入れ加工と打抜き加工とを別々に行うようにしたので、押罫部材による押罫圧と打抜き刃による切断圧を個々に調整することができ、段ボールシートに対して高精度で適切な程度の罫入れと打抜きとを行うことができる。
【0060】
▲2▼ 押罫圧と切断圧を個々に調整することができるため、押罫部材と打抜き刃の高さ寸法を厳しく管理する必要がなくなり、第1型基材および第2型基材の製造の容易化を図ることができる。
【0061】
▲3▼ 段ボールシートの厚みや強度および装置の運転状況に応じて、押罫圧のみを微調整することができるため、正常な罫線を形成することができる。
【0062】
▲4▼ 第1型基材支持部材に対して第1型基材が取換え可能であり、また、第2型基材支持部材に対して第2型基材が取換え可能であるため、第1型基材および第2型基材を取換える簡単な作業によって各種の製品を形成することができる。
【0063】
▲5▼ 打抜き切断線と罫線の形成のそれぞれにおいてソフトタイプとハードタイプとを適宜使い分けることができるため、それぞれの長所を生かすことができる。
【0064】
▲6▼ 第2型基材に押罫部材を取付け、第1型基材の押罫部材によって1度形成された罫線の少なくとも一部分を第2型基材の押罫部材でもって再度押し込むことによって、剛性の大きい段ボールシートや比較的厚い段ボールシートに対しても、これらの表面の紙の破れを生じさせることなく、高精度で適切な程度の罫線を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダイカッタの第1の実施の形態を示す正面図
【図2】図1に示すダイカッタの第1型基材を示す正面図
【図3】図1に示すダイカッタの第2型基材を示す正面図
【図4】第2型基材の他の例を示す正面図
【図5】この発明に係るダイカッタの第2の実施形態を示す正面図
【図6】(I)乃至(IV)は段ボールシートの加工状態を段階的に示す斜視図
【図7】(I)は従来のロータリ式ダイカッタを示す正面図、(II)は型基材を示す正面図
【符号の説明】
S 段ボールシート
a 罫線
c 打抜き切断線
10 罫入れ加工部
11 アンビルシリンダ(第1受け部材)
12 型基材支持シリンダ(第1型基材支持部材)
13 第1型基材
14 押罫部材
30 打抜き加工部
31 アンビルシリンダ(第2受け部材)
32 型基材支持シリンダ(第2型基材支持部材)
34 第2型基材
35 打抜き刃
37 第2型基材
38 押罫部材
50 罫入れ加工部
51 アンビル(第1受け部材)
52 型基材支持台(第1型基材支持部材)
53 第1型基材
54 押罫部材
60 打抜き加工部
61 アンビル(第2受け部材)
62 型基材支持台(第2型基材支持部材)
63 第2型基材
64 打抜き刃

Claims (2)

  1. 一方向に1枚ずつ搬送される段ボールシートに打抜き刃を刺通させて製品と同形状の打抜き切断線を形成すると共に、押罫部材を押し付けて折曲げ用の罫線を罫入れする加工部を有する段ボールシート用ダイカッタにおいて、前記加工部が、段ボールシートに罫線を形成する罫入れ加工部と、段ボールシートに打抜き切断線を形成する打抜き加工部とを備え、前記罫入れ加工部が、第1型基材支持部材と、その第1型基材支持部材面の一部に取り換え可能に取付けられた第1型基材と、その第1型基材に取付けられた押罫部材と、前記第1型基材支持部材に上下方向で対向させた第1受け部材とを有し、前記打抜き加工部が、第2型基材支持部材と、その第2型基材支持部材面の一部に取り換え可能に取付けられた第2型基材と、その第2型基材に取り付けられた打抜き刃と、前記第2型基材支持部材に上下方向で対向させた第2受け部材とを有し、段ボールシートに対する前記押罫部材による押罫圧と前記打抜き刃による切断圧とをそれぞれ独立して調整できるようにしたことを特徴とする段ボールシート用ダイカッタ。
  2. 前記第2型基材に、前記第1型基材の押罫部材によって段ボールシートに形成される罫線の少なくとも一部分を再度押し込む押罫部材を取付けた請求項1に記載の段ボールシート用のダイカッタ。
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