JP2004148602A - 印刷機のインキ供給装置 - Google Patents

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Akikazu Seo
昭和 瀬尾
Yuichi Kondo
雄一 近藤
Kazuhiro Ando
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Abstract

【課題】本発明は、刷版端部の印刷不良を防ぐ印刷機のインキ供給装置を提供できるようにする。
【解決手段】刷版に含水インキを供給する形式のインキ供給装置において、軸方向に揺動するドクタローラ8と含水インキを供給するインキ供給機構とをそなえ、該インキ供給機構からのインキ供給幅が、該刷版の両端寸法幅以上の幅とし、且つ該ドクタローラ8の幅が軸方向揺動量以上の寸法を該刷版の両端寸法幅に加えた幅とすることで、刷版端部の印刷不良を防ぐ。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、含水インキを供給する形式の印刷機のインキ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印刷機にそなえられた一般的なインキ供給装置においては、版胴と呼ばれる円筒状の装置に巻着された印刷物の原稿となる刷版の上へ、インキと水が別々に供給されるようになっている。例えば、図6に示すようなインキ供給装置32によると、水33は水供給配管23を通り、湿し水供給装置6から水往復ローラ5及び水着けローラ4を経由して版胴3に巻着した刷版28へ供給される。一方、インキ31はインキ供給配管22を通り、インキ制御用バルブ25を介してインキ循環タンク18で貯留される。そしてインキタンク底部のスクリュー19によって撹拌され、インキ圧送ポンプ17によりインキ圧送配管15に圧送され、インキ供給弁16を介してインク供給ノズル13へ進み、ノズル先端からインキ元ローラ11へ噴射される。
【0003】
このインキ元ローラ11表面で、インキ31はインキ供給ドクタ12によって薄膜化された後、インキ受け渡しローラ10,ドクタローラ8,インキ着けローラ7等の、複数のローラを介して刷版28へと供給されるようになっている。刷版28上へ供給された水33とインキ31とは、画線部と非画線部、すなわち画像を形成し、ブランケット胴2を介して紙1へ転写されるようになっている。
【0004】
さて、上記ドクタローラ8は固設された軸方向に往復揺動しながら回転するようになっており、インキ31を軸方向に平滑均等化することができるようになっている。また、ドクタローラ8にはドクタブレード9が近接して配置される場合がある。この場合は、ドクタローラ8の表面にあるインキ31をドクタブレード9により掻き取って、ドクタローラ8上のインキ31の履歴を解消することができる。
【0005】
このような装置において、供給されるインキ31は生インキであり、履歴解消用のドクタブレード9に相当する掻き取り機能のないものでは、ドクタローラ8上のインキ31が広がり、転移していかないローラ端部のインキ31が滞留して、ミスティングや紙幅端部の印刷汚れや印刷品質不良等を起こす原因となっていた。そのため、端部へのインキ滞留を減らすべく、刷版28の両端寸法に対してインキの供給する幅を狭くすることが通例であった。また、たとえ、履歴解消用のドクタブレード9に相当する掻き取り機能を有するものであっても、生インキをドクタローラ8上から完全に掻き取ることは難しく、やはりインキの供給幅を狭くするのが通例であった。
【0006】
ところで近年、以上のような従来のインキ供給装置に対して、インキ31に水33を混合させた含水インキを供給し、湿し水供給装置6を省略した形式のインキ供給装置が検討されている。この含水インキを供給する形式のインキ供給装置は、インク循環タンク内18にインキ31と水33を適宜の比率(含水率)で充填し、含水インキとして、インキローラ群を介して順次転移させる装置である。
【0007】
このような構成により、このインキ供給装置においては、湿し水供給装置が不必要となり、製造コストや管理コストが低く抑えられる効果があるが、以下のような課題が挙げられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図7において、ドクタローラ8は軸方向への往復揺動を行い、図中破線で示される最大幅で揺動しており、その揺動幅は(S)で表されている。また、刷版の両端寸法に比較してやや狭い範囲で含水インキが供給されている。供給された含水インキは、ドクタローラ8の揺動によって軸方向に拡散され、図中で(F)で示される範囲、すなわちインキ供給幅の端部からドクタローラ8の揺動幅(S)だけ内側へ入った部分までに塗り広げられる。したがって、この(F)の範囲内は、ドクタローラの揺動によって拡散された含水インキの量が不足し、刷版上の非画線部水膜の形成に必要な水分が不足する。このため、非画線部にもインキが付着してしまい、印刷した紙端部には汚れや印刷不良が発生してしまうのである。また、この(F)の範囲では水分のみならずインキ成分も不足するため、印刷濃度不足やかすれが発生してしまうという課題もある。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、刷版端部の印刷不良を防ぐ印刷機のインキ供給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の第1の印刷機のインキ供給装置は、版胴へ装着した刷版にインキと湿し水を混合した含水インキを供給する形式のインキ供給装置において、該刷版への該含水インキの供給経路に配置されて軸方向に揺動するドクタローラと、該ドクタローラへ該含水インキを供給するインキ供給機構とをそなえ、該インキ供給機構からのインキ供給幅が、刷版の両端寸法幅以上の幅であり、該ドクタローラの幅が、軸方向揺動量以上の寸法を該刷版の両端寸法幅に加えた幅であることを特徴としている。
【0011】
より好ましくは、該インキ供給機構からのインキ供給幅は、該ドクタローラの軸方向揺動量の2倍以上の寸法を該刷版の両端寸法幅に加えた幅とする。
また、本発明の第2の印刷機のインキ供給装置は、版胴へ装着した刷版にインキと湿し水を混合した含水インキを供給する形式のインキ供給装置において、該含水インキの薄膜が外周表面に形成されるインキ元ローラと、該インキ元ローラと近接して配置され、該インキ元ローラとの間に形成される隙間の大きさにより、該インキ元ローラの外周表面に形成される該含水インキの膜厚を決定するドクタ部材とをそなえ、該ドクタ部材と該インキ元ローラとの隙間のうち、軸方向両端部の隙間が中央部の隙間よりも大きくなるように、該ドクタ部材が形成されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の第1実施形態にかかる印刷機のインキ供給装置について説明する。
図1に示すインキ供給装置21によると、水容器34内の水33は、水ポンプ35によって加圧されて水供給配管23を通り、水制御バルブ26を介してインキ循環タンク18へ供給されるようになっている。同様にインキ容器36内のインキ31は、インキポンプ37に加圧されてインキ供給配管22を通り、インキ制御バルブ25を介してインキ循環タンク18へ供給されるようになっている。また、インキ容器36内のインキ31は、モータに駆動される羽根車38によって撹拌されている。
【0013】
インキ循環タンク18内ではインキと水がスクリュー19によって撹拌されて含水インキ40となり、その含水インキ40は、インキ圧送ポンプ17によって加圧されてインキ圧送配管15を通り、インキ供給弁16を介してインキ供給ノズル13へと供給されるようになっている。
含水インキ40はインキ供給ノズル13からインキ元ローラ11上へ噴射されて、インキ元ローラ11の外周面に薄膜を形成する。この薄膜は、インキ元ローラ11の回転に伴いインキ供給ドクタ12の先端間隙を通ったときに、均一な薄膜に成形される。
【0014】
続いてこの含水インキ40はインキ受け渡しローラ10,ドクタローラ8,インキ着けローラ7を経て、版胴3上に巻着された刷版28上へ転移される。
ドクタローラ8は、所定の方向へ回転するとともに軸方向に往復揺動するように構成された往復ローラであり、含水インキ40を練り、軸方向へ拡散させるとともに、インキ膜厚を均等化させるべく機能している。またドクタローラ8の横幅は、刷版の幅にドクタローラ8の往復揺動幅を加えた幅以上に設定されている。
【0015】
インキ着けローラ7から刷版28へ転移した後の残インキは、刷版28上の絵柄に対応したむらになっているが、ドクタブレード9によって掻き取られるため、ドクタローラ8上のインキは凹凸のない均一な膜厚の状態となる。また、ドクタブレード9によって掻き取られた含水インキ40はインキ循環タンク18内に落下し循環使用される。
【0016】
インキ循環タンク18内の含水インキ40は、印刷に供することにより消費されて減少する。このため、インキ循環タンク18上部にはインキ量センサ20がそなえられており、常に一定以上の含水インキ量がインキ循環タンク18内に貯留されるようになっている。この含水インキ量の調整は、制御装置29が、インキ量センサ20からの情報と含水インキ圧送配管15内の圧力センサ30とからの情報を基にして行うようになっている。圧力センサ30からの情報は、含水インキ40の含水率を計る指標として働くようになっているため、制御装置29は、含水インキ40の含水率が所定範囲にあるように、水制御バルブ26とインキ制御バルブ25とを制御し、含水インキ40を補充するようになっている。
【0017】
刷版28上に供給された含水インキ40は、絵柄としてブランケット胴2周面へ転移され、さらにブランケット胴2に接触して走行する紙1へ転写され、印刷が完了する。この時、画線部に供給されるインキが少なければ、十分なインキ濃度が得られず、かすれた印刷となり、非画線部に供給される水分が少なければ、水膜が不十分となり含水インキ40が付着して紙面が汚れたり、画線部の含水インキ40が均一についていない、いわゆる色むらのある紙面になったりする。
【0018】
そこで、本発明の第1実施形態に係る印刷機のインキ供給装置では、インキ供給ノズル13から噴射される含水インキ40の供給幅は、刷版28の両端寸法幅以上の幅になるように設定されている。
図2(a)に示すように、インキ供給ノズル13から噴射され、インキ元ローラ11,インキ受け渡しローラ10を介してドクタローラ8へ供給される含水インキ40の供給幅は、刷版28の両端寸法幅以上の幅であるから、ドクタローラ8の軸方向への往復揺動は図中二点鎖線で示される最大幅で移動し、供給される含水インキ40の端部の転移位置は、図中一点鎖線に示される範囲内で移動することになる。ここでドクタローラ8の軸方向の揺動幅をSとすると、インキ供給幅の端部からの距離がSの範囲が含水インキの拡散範囲、すなわち含水インキが拡散して含水インキの供給量が不足する範囲である。そしてこのSの範囲と刷版範囲との重合範囲(図中記号F)が、実際の印刷においてインキ汚れやムラの出る範囲になる。このFの範囲は、インキ供給幅と刷版の幅との関係により決まる。刷版の幅が固定であれば、インキ供給幅を拡大することによってFの範囲を小さくすることができる。
【0019】
ところで、図3(a)は、インキの供給範囲が刷版横幅より内側に設定されている従来のインキ供給装置においての、ドクタローラ揺動部のインキ供給量を説明する図であり、図7の(F)部に相当する部分の説明図となっている。この図に示すように、含水インキの供給量は、インキ供給幅の端部(図中記号c)を中心とするドクタローラ8の揺動範囲内において、揺動範囲の内側から外側にかけて必要供給量から次第に減少し、特にインキ供給幅の端部cを境界として急激に変化するような特性を持っている。したがって、Fの範囲をcの内側にすることで、刷版端部でのインキ膜厚の不足を大きく解消することができる。
【0020】
本実施形態の場合は、図3(b)に示すように、インキ供給幅が刷版幅以上になっているので、Fの範囲は常に中心点cより内側となり、刷版端部のインキ拡散範囲内からインキ膜厚の薄い部分が排除されている。
したがって、本発明の一実施形態に係る印刷機のインキ供給装置によれば、刷版端部の含水インキの拡散域が減少するため、含水インキの膜厚不足を緩和することができる。そして含水インキが十分に供給され、同時に供給水を減少させることなく版面に供給できるため、印刷紙の汚れを効果的に減少させることができる。
【0021】
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、インキ供給機構からのインキ供給幅が、ドクタローラの軸方向揺動量の2倍以上の寸法を刷版の両端寸法幅に加えた幅であるのも好ましい(請求項2)。この場合は、主要な構成が上記第1実施形態に準じており、以下に新たな作用について説明を行う。
【0022】
図2(b)に示すように、インキ供給ノズル13から噴射され、インキ元ローラ11,インキ受け渡しローラ10を介してドクタローラ8へ供給される含水インキ40の供給幅は、刷版28の両端寸法にSの2倍以上の幅を加えたものであり、ドクタローラ8の幅が、刷版28の両端寸法にS以上の幅を加えたものであるから、ドクタローラ8の軸方向への往復揺動は図中二点鎖線で示される最大幅で移動することになり、供給される含水インキ40の端部の転移位置は、図中一点鎖線に示される範囲内で移動することになる。しかし、この一点鎖線は常に刷版28の両端寸法の外側に位置することとなり、範囲Sと刷版範囲の重合範囲すなわち範囲Fが存在しないことになる。つまり、実際の印刷においてインキ汚れやムラを完全に防止できる。
【0023】
したがって、上述の実施形態の変形例に係る印刷機のインキ供給装置によれば、刷版端部の含水インキの拡散域がないため、含水インキの膜厚不足を完全に解消することができる。同時に供給水を減少させることなく版面に供給できるため、印刷紙の汚れを防止できる。
また、版面への水分供給が十分であれば、含水インキの含水率を下げることができるため、印刷濃度を上げることができる。また、濃度制御性が向上するという利点がある。
【0024】
次に、第2実施形態にかかる印刷機のインキ供給装置について説明する。
なお本第2実施形態は、含水インキの供給幅を変えることなく刷版両端部の含水インキ供給量を増大させるよう構成したものであり、インキ供給装置部21の全体構成は、前述の第1実施形態と同様である。
図4(a),(b)に示すように、含水インキ40はインキ圧送配管15を通ってインキ供給ノズル13に供給され、インキ元ローラ11表面へ噴射される。噴射された含水インキ40はインキ供給ドクタ12とインキ元ローラ11との僅かな隙間を通って薄膜として形成される。本実施形態では、この隙間はインキ供給ドクタ12の横幅方向(インキ元ローラ11の軸方向)両端部において、中央部よりも大きくなるように設定されている。つまり、両端部の隙間の大きさが図4(c)に示すように(図中記号)Pであり、中央部の隙間の大きさが(図中記号)Pとなる。したがって本実施形態にかかるインキ供給ドクタ12によれば、インキ元ローラ11の表面に形成される含水インキの薄膜厚は中央部よりも端部が厚くなり、インキ供給ドクタ端部でのインキ供給量が増加するようになっている。
【0025】
このようにインキ元ローラ11とインキ供給ドクタ12との隙間を変化させる手段として、図5(a)に示すように、1枚のプレートで形成されたインキ供給ドクタ12の必要部分に切り欠き12bを形成して隙間を広くしたり、図5(b)に示すように、先端部隙間(図中記号)Pを大きくする部分に別の部材12aを並列配置し、突き出し量を変えて隙間を変化させる等の種々の方法を採ることができる。また、隙間を急激に変化させるのではなく、中央部から端部にかけて隙間を滑らかに拡大させてもよい。
【0026】
本発明の第2実施形態に係る印刷機のインキ供給装置は上述のように構成されているため、含水インキ40が刷版28の面上へ供給される過程や、消費に相応して、インキ31と水33とが補充される作用は、第1実施形態と同様であるが、ドクタローラ8の軸方向揺動による、供給インキ両端部の拡散及び供給量の減少は、上流部インキ供給幅両端部のインキ供給膜厚の増加によって解消される。
【0027】
したがって、本発明の第2実施形態にかかる印刷機のインキの供給装置によれば、刷版端部の含水インキの拡散域に供給される含水インキ量が増加するため、含水インキの膜厚不足を緩和される。また含水インキが十分であれば、刷版上へ救急される供給水も十分供給できるため、印刷紙の汚れを効果的に減少させることができる。また、従来、既設のインキ供給装置を大幅に改造することなく効果を得ることができ、構成がシンプルであり、設備改造にかかるコストも低い。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の第1の印刷機のインキ供給装置によれば、刷版端部のインキ膜厚不足を緩和でき印刷紙の汚れやムラの発生を効果的に減少させることができるという利点がある。
特に、インキ供給機構からのインキの供給幅をドクタローラの軸方向揺動量の2倍以上の寸法を刷版の両端寸法幅に加えた幅にすることによって、刷版端部のインキ膜厚不足を完全に解消でき、印刷紙の汚れやムラの発生を防止することができる。
【0029】
また、本発明の第2の印刷機のインキ供給装置によれば、シンプルな構造で刷版端部のインキ膜厚不足を効果的に緩和でき、印刷紙の汚れやムラの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる印刷機のインキ供給装置の全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる印刷機のインキ供給装置の刷版横幅に対するインキ供給幅の設定例を示す図であり、(a)は第1例を示す図、(b)は第2例を示す図である。
【図3】インキ供給量とインキ供給幅との関係を示す図であり、(a)は図7の状態に対応する図、(b)は図2(a)の状態に対応する図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる印刷機のインキ供給装置の要部の構成図であり、(a)はインキ供給ドクタの正面図であり、(b)は(a)のR−R断面図であり、(c)は(b)のA部拡大図である。
【図5】(a),(b)ともに、図4のインキ供給ドクタの構成例を示した説明図である。
【図6】従来の印刷機のインキ供給装置の全体構成図である。
【図7】従来の印刷機のインキ供給装置の刷版横幅とインキ供給幅との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 紙
2 ブランケット胴
3 版胴
4 水着けローラ
5 水往復ローラ
6 湿し水供給装置
7 インキ着けローラ
8 ドクタローラ
9 ドクタブレード
10 インキ受け渡しローラ
11 インキ元ローラ
12 インキ供給ドクタ
12a インキ供給ドクタ
13 インキ供給ノズル
15 インキ圧送配管
16 インキ供給弁
17 インキ圧送ポンプ
18 インキ循環タンク
19 スクリュー
20 インキ量センサ
21 インキ供給装置(全体)
22 インキ供給配管
23 水供給配管
25 インキ制御用バルブ
26 水制御用バルブ
28 刷版
29 制御装置
30 圧力センサ
31 インキ
33 水
34 水容器
35 水ポンプ
36 インキ容器
37 インキポンプ
38 羽根車
40 含水インキ

Claims (3)

  1. 版胴へ装着した刷版にインキと湿し水を混合した含水インキを供給する形式のインキ供給装置において、
    該刷版への該含水インキの供給経路に配置されて軸方向に揺動するドクタローラと、
    該ドクタローラへ該含水インキを供給するインキ供給機構とをそなえ、
    該インキ供給機構からのインキ供給幅が、該刷版の両端寸法幅以上の幅であり、
    該ドクタローラの幅が、軸方向揺動量以上の寸法を該刷版の両端寸法幅に加えた幅であることを特徴とする、印刷機のインキ供給装置。
  2. 該インキ供給機構からのインキ供給幅が、該ドクタローラの軸方向揺動量の2倍以上の寸法を該刷版の両端寸法幅に加えた幅であることを特徴とする、請求項1記載の印刷機のインキ供給装置。
  3. 版胴へ装着した刷版にインキと湿し水を混合した含水インキを供給する形式のインキ供給装置において、
    該含水インキの薄膜が外周表面上に形成されるインキ元ローラと、
    該インキ元ローラと近接して配置され、該インキ元ローラとの間に形成される隙間の大きさにより、該インキ元ローラの外周表面に形成される該含水インキの膜厚を決定するドクタ部材とをそなえ、
    該ドクタ部材と該インキ元ローラとの隙間のうち、軸方向両端部の隙間が中央部の隙間よりも大きくなるように、該ドクタ部材が形成されていることを特徴とする、印刷機のインキ供給装置。
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