JP2000108314A - オフセット印刷機 - Google Patents

オフセット印刷機

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JP2000108314A
JP2000108314A JP11185877A JP18587799A JP2000108314A JP 2000108314 A JP2000108314 A JP 2000108314A JP 11185877 A JP11185877 A JP 11185877A JP 18587799 A JP18587799 A JP 18587799A JP 2000108314 A JP2000108314 A JP 2000108314A
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Japan
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ink
printing
stopping
plate cylinder
roller
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JP11185877A
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English (en)
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Toru Sudo
亨 須藤
Keiko Nagai
景子 永井
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】目的とするところは、少ない試し刷り枚数で印
刷物の色調合わせを行いえるオフセット印刷機を提供す
ることにある。 【解決手段】インキローラー群へのインキ供給を停止、
しかる後にオフセット印刷機の印刷を徐々に回転数を低
下させて停止するため、インキローラー上のインキだけ
で印刷を行うことで、インキローラー上のインキと印刷
版上のインキを消費し、オフセット印刷機の印刷停止時
のインキローラー群上のインキ皮膜の総量を最小限に
し、交換後の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮
膜を速やかに形成し、試し刷りの枚数を最小に削減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
に関連し、更に詳細には試し刷り枚数を削減しうるオフ
セット印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、枚葉印刷機や輪転印刷機にお
いて印刷を行なう場合、印刷版を各色の印刷ユニットに
取り付けた後、各々の印刷版の絵柄面積とその分布に応
じてインキの供給量を調整し、印刷物の色調合わせを行
っていた。その色調合わせは試し刷りでなされていた
が、この試し刷りの間の印刷物は当然色調に問題があ
り、製品として出荷することができない。従って、原価
削減のためには試し刷り枚数を削減することが必要であ
り、その為にいくつもの設備、方法が提案されてきた。
【0003】当初提案されたのは絵柄面積率計と呼ばれ
る機械設備で、印刷版の絵柄面積とその分布を測定し、
それによりインキ供給量を調整する手段であるインキキ
ー開度を演算し、そのインキキー開度を印刷機に入力す
ることで、印刷開始時から印刷版に応じたインキ供給を
行い、試し刷り枚数を削減するものである。ここで、簡
単にインキキーの構造を説明すると、インキ元ローラー
の横軸に沿って複数のブレードを並べた構造を持ち、こ
のブレードとローラーとの間隔(これを開度という)を
変化させることでインキローラー上のインキ皮膜膜厚を
調整し、インキ供給量を制御するものである。
【0004】しかしながら、絵柄面積率計単独では試し
刷り枚数を大きく削減することはできなかった。すなわ
ち、印刷版(絵柄面積とその分布が異なる)を交換した
際には、前の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮
膜がインキローラー群上に形成されており、この膜厚分
布が次の印刷版に応じた膜厚分布に対応するには多数の
試し刷り枚数が必要であった。この傾向は、多量のイン
キ供給を必要とする印刷版から、少量で良い印刷版に交
換する際に顕著で、その場合、試し刷りで消費される印
刷物一枚当たりのインキ量が少ないため、例えインキが
一切供給されていなくても、適性な膜厚分布になるまで
に大量の試し刷り枚数が必要である。しかも、絵柄面積
率計のデータに基づき適性量のインキが供給されていた
場合、インキの消費量と供給量の差は少なく、試し刷り
枚数が逆に多くなるという課題があった。
【0005】そこで、試し刷りの枚数を削減するものと
して、特公平4−4947号公報に開示されたものがあ
る。これは、印刷開始前にインキキーの全てのブレード
の開度を一律にして開き、インキローラー上に均一な膜
厚分布のインキ皮膜を形成、しかる後に絵柄面積率計の
データに基づいて各ブレードの開度を調整するものであ
る。
【0006】しかしながらこの方法は、印刷機初動当初
の印刷、つまり、インキローラー群上にインキが存在し
ない場合より印刷を開始する場合においては、試し刷り
枚数を削減することができたが、印刷版を交換して印刷
する場合には、試し刷り枚数を大きく削減することはで
きなかった。すなわち、印刷版を交換した際にインキロ
ーラー群上に形成されている前の印刷版に対応した膜厚
分布を有するインキ皮膜に対しては、インキの供給と搬
出なしでインキローラー群を所定回数回転させて、均一
な膜厚分布のインキ皮膜を形成して対応しており、形成
されたインキ皮膜が厚くなってしまう。そのため、多量
のインキ供給を必要とする印刷版から、少量で良い印刷
版に交換する際に、試し刷りで消費される印刷物一枚当
たりのインキ量が少ない(印刷版の絵柄面積が少ないた
め消費量も少ない)ため、適性な膜厚分布のインキ皮膜
になるまでに相応な試し刷り枚数が必要であるという課
題があった。無論その場合、厚いインキ皮膜は、ならさ
れることで、均一な厚さとなり、その後に印刷によって
消費されることで、適正なインキ皮膜となるため、単純
に絵柄面積率計を使用する場合に比較して消費しなくて
はならないインキ量を削減することはできるが、インキ
を一切搬出しない以上、インキローラー群上のインキ総
量が減ずるわけではなく、適性な膜厚分布のインキ皮膜
になるまでに相応な試し刷り枚数が必要であるという課
題は未解決のままであった。
【0007】そこで、消費する必要があるインキローラ
ー群上のインキ総量を減ずる方法として、特開平4−1
73248号公報に開示されたものがある。これは、印
刷版を交換する時に、インキローラー群を最大速度で回
転させて、そのインキをインキ壺に回収することで、イ
ンキローラー群上のインキ皮膜を最小とし、それを初期
状態として、その後に絵柄面積率計のデータに基づいて
インキを供給し、適正な膜厚分布のインキ皮膜を形成す
るものである。
【0008】しかしながら、この方法は、一度乳化した
インキをインキ壺に戻すこととなるため、インキの性能
劣化を招き、作業能率や印刷品質が低下するという課題
があった。すなわち、オフセット印刷は、印刷版上にお
いて、インキと水(湿し水という)がバランスを持って
乳化することで印刷がなりたっている。そのため、印刷
版上や印刷版に直接インキを供給するインキ付けローラ
ー上のインキは乳化した状態にあり、この乳化インキを
インキ壺の生インキに混入することとなるため、インキ
自身の性能が劣化することとなる。その結果、本来乳化
インキではなく生インキだけを対象として設定されたイ
ンキローラー部分に乳化インキが供給されることで発生
する不良や、過剰乳化等が起こりやすくなり、色々な作
業不良、印刷不良を起こす原因となる。例えば、作業不
良としては、ローラーはげと呼ばれる不良があり、これ
は乳化したインキをインキローラーで練ってしまったた
めに水が絞り出され、その水がインキローラー群の中の
金属ローラー表面に付着してインキ転移を阻害し印刷自
体が困難になる不良である。また、例えば、品質不良と
しては、フロキュレーションと呼ばれる不良があり、こ
れは、水がインキではなく、その中の顔料と乳化してし
まい、インキ自体の構造が破壊され極端に光沢が低下し
ボソボソの状態となり、印刷品質が極端に劣化する不良
である。これらの例の様に、本来、水が無いことを前提
としているインキ壺やインキローラーの部分に、水を含
む乳化インキが入り込むことで作業能率や印刷品質が低
下するという課題があった。
【0009】また、この方法では、単にインキ壺に回収
しているため、インキローラー群上の膜厚分布を均一に
することが不可能で、その不均一な膜厚分布を初期状態
としているため、その後に絵柄面積率計のデータに基づ
いてインキを供給したとしても、適正な膜厚分布のイン
キ皮膜を形成することが困難である。すなわち、印刷版
の絵柄に対応した膜厚分布を持つインキ皮膜に対し、イ
ンキローラー群を最大速度で回転させてインキ壺に回収
したとしても、膜厚分布に無関係に一定比率(1/2づ
つ転移する)でインキを取り去るため、インキローラー
群上の膜厚分布は均一になることはない。無論、インキ
ローラー群上のインキ総量を削減するため、試し刷りに
必要な印刷枚数を比較的削減することは可能であった
が、適性な膜厚分布のインキ皮膜になるまでに相応な試
し刷り枚数が必要であるという課題は未解決のままであ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、少ない試し刷り枚数で印刷物の色調合わせ
を行いえるオフセット印刷機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、少なくとも、インキを一
時的に貯蔵できるインキ壺と、印刷を行なう版胴と、前
記インキ壺より版胴にインキを供給するインキローラー
群と、該インキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布を調
整するインキキーとを有するオフセット印刷機におい
て、所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機
停止命令を入力できる命令入力手段と、該命令入力後
に、前記インキ壺からインキローラー群へのインキ供給
を停止するローラーインキ供給停止手段と、該インキロ
ーラー群へのインキ供給停止後に、オフセット印刷機の
印刷を徐々に回転数を低下させて停止する印刷停止手段
と、を有することを特徴とするオフセット印刷機であ
る。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
命令を入力できる命令入力手段と、該命令入力後に、前
記インキ壺からインキローラー群へのインキ供給を停止
するローラーインキ供給停止手段と、該インキローラー
群へのインキ供給停止後に、オフセット印刷機の印刷を
停止する印刷停止手段を有することで、オペレーター等
がオフセット印刷機に停止命令を入力した後、まずイン
キローラー群へのインキ供給を停止、しかる後にオフセ
ット印刷機の印刷を徐々に回転数を低下させて停止して
いる。この結果、インキ供給が停止した後、インキロー
ラー上のインキだけで印刷を行うことで、インキローラ
ー上のインキと印刷版上のインキを消費し、オフセット
印刷機の印刷停止時のインキローラー群上のインキ皮膜
の総量を最小限にしている。そのため、交換後の印刷版
に対応した膜厚分布を持つインキ皮膜を速やかに形成
し、試し刷りの枚数を最小に削減することができ、例
え、多量のインキ供給を必要とする印刷版から、少量で
良い印刷版に交換した場合であっても、少ない試し刷り
枚数で印刷物の色調合わせが可能となる。また、インキ
壺へのインキ回収を行なうことなく、インキローラー群
上のインキ総量を削減しているため、乳化インキによる
各種不良が発生することがない。
【0013】ここで、従来技術との技術思想上の重要な
相違点について説明すると、従来技術においては最初の
印刷は通常通り終了し、印刷版を切り換えた後の、次の
印刷開始時においてインキローラー群上のインキに対し
平滑化又はインキ回収をおこなっていたのに対し、本発
明においては、印刷の終了時にインキの消費を行ってい
る点が相違する。ここで大きな特徴は、印刷終了時に
は、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布に対応
した印刷版が版胴に搭載されており、この印刷版を使用
すれば極めて効率的にインキを削減できる点にある。つ
まり、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚が厚い部
分は印刷版の絵柄面積も多いため、一枚の印刷を行なう
ことで多量のインキを削減でき、インキキーを閉じて一
律にインキを回収する従来技術に比較して、より効率的
にインキを消費することが可能である。しかも、印刷機
停止の際は、徐々に回転数を低下させるため、その間の
印刷物は全て損紙(印刷不良品)となるが、その損紙を
有効利用してインキの消費を行なうため、従来と比較し
ても一切余分な紙を消費せず、極めて効率的である。更
に、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布に対応
した印刷版を使用してインキを削減する場合、最小限の
インキが平滑なインキ皮膜の膜厚分布となる時点があ
る。従って、この時点で印刷を停止すればその状態を保
持でき、この最小限で平滑なインキ皮膜の膜厚分布上
に、交換後の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮
膜をより速やかに形成することが可能となる。
【0014】請求項2に記載の発明は、少なくとも、イ
ンキを一時的に貯蔵できるインキ壺と、印刷を行なう版
胴と、前記インキ壺より版胴にインキを供給するインキ
ローラー群と、該インキローラー上のインキ皮膜の膜厚
分布を調整するインキキーとを有するオフセット印刷機
において、所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット
印刷機停止命令を入力できる命令入力手段と、該命令入
力後に、印刷機の回転数を低下させつつ前記インキ壺か
らインキローラー群へのインキ供給を停止するローラー
インキ供給停止手段と、該インキローラー群へのインキ
供給停止後に、オフセット印刷機の印刷を停止する印刷
停止手段と、を有することを特徴とするオフセット印刷
機である。
【0015】ここで印刷の停止について説明すると、ロ
ーラーインキ供給停止、版胴インキ供給停止後に印刷機
の回転数を低下させ始めて印刷を停止しても良いし、印
刷機の回転数を低下させつつ、ローラーインキ供給停
止、版胴インキ供給停止をおこなっても良い。またこれ
らに限定することなく、例えば、用紙供給を停止して印
刷を停止してもよく、胴抜き(ブランケット胴が動いて
印刷が停止する。尚、機械によっては同時に版胴が動く
ものもある。)で印刷を停止してもよく、印刷機の駆動
を停止してもよく、これらの選択又は組合せを適宣に採
用してもよいが、本発明はこれに限定するものではな
く、印刷さえ停止すれば、他の方法を採用してもよい。
【0016】請求項3に記載の発明は、少なくとも、イ
ンキを一時的に貯蔵できるインキ壺と、印刷を行なう版
胴と、前記インキ壺より版胴にインキを供給するインキ
ローラー群と、該インキローラー上のインキ皮膜の膜厚
分布を調整するインキキーとを有するオフセット印刷機
において、所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット
印刷機停止命令を入力できる命令入力手段と、該命令入
力後に、前記インキ壺からインキローラー群へのインキ
供給を停止するローラーインキ供給停止手段と、該イン
キローラー群へのインキ供給停止後に、版胴へのインキ
供給を停止する版胴インキ供給停止手段と、該版胴への
インキ供給停止後に、オフセット印刷機の印刷を徐々に
回転数を低下させて停止する印刷停止手段と、を有する
ことを特徴とするオフセット印刷機である。
【0017】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
命令を入力できる命令入力手段と、該命令入力後に、前
記インキ壺からインキローラー群へのインキ供給を停止
するローラーインキ供給停止手段と、該インキローラー
群へのインキ供給停止後に版胴へのインキ供給を停止す
る版胴インキ供給停止手段と、該版胴へのインキ供給停
止後にオフセット印刷機の印刷を停止する印刷停止手段
を有することで、オペレーター等がオフセット印刷機に
停止命令を入力した後、まずインキローラー群へのイン
キ供給を停止、次に、版胴へのインキ供給を停止、しか
る後にオフセット印刷機の印刷を停止している。この結
果、インキ供給が停止した後、インキローラー上のイン
キだけで印刷を行うことで、インキローラー上のインキ
を消費し、次に印刷版(版胴に搭載されている)上のイ
ンキを消費し、オフセット印刷機の印刷停止時のインキ
ローラー群上のインキ皮膜の総量を最小限にすると同時
に印刷版上のインキも最小限にしている。
【0018】このため、印刷版上にインキが最小限しか
残らず、印刷版の回収が極めて容易になる。つまり、印
刷版上にインキが多く残っていた場合、そのインキが他
に付着するため、取り外しや搬送に支障が生ずるが、印
刷版上のインキが最小限であれば、この影響を抑制する
ことが可能となる。特に、近年は印刷版の自動版交換装
置が普及してきており、使用済の印刷版の取り外しと次
の印刷版のセットを自動で行なうようになってきてい
る。そのため、使用済印刷版のインキが自動版交換装置
に付着し、動作不良となる場合がありうるが、この場合
においても、インキが最小限となっているため、動作不
良となる確率を低下させ、かつ、そのインキ付着に対す
る清掃の手間を削減することが可能となる。また、イン
キローラー上のインキ皮膜の膜厚分布が平滑となる時点
で、版胴へのインキ供給を停止すると、請求項1、請求
項2の如く印刷を停止することでインキ消費を停止する
場合に比較し、より的確なタイミングで平滑な膜厚分布
がインキローラー上に保持される。従って、この最小限
で平滑なインキ皮膜の膜厚分布上に、交換後の印刷版に
対応した膜厚分布を持つインキ皮膜をより速やかに形成
することが可能となる。
【0019】請求項4に記載の発明は、少なくとも、イ
ンキを一時的に貯蔵できるインキ壺と、印刷を行なう版
胴と、前記インキ壺より版胴にインキを供給するインキ
ローラー群と、該インキローラー上のインキ皮膜の膜厚
分布を調整するインキキーとを有するオフセット印刷機
において、所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット
印刷機停止命令を入力できる命令入力手段と、該命令入
力後に、印刷機の回転数を低下させつつ前記インキ壺か
らインキローラー群へのインキ供給を停止するローラー
インキ供給停止手段と、該インキローラー群へのインキ
供給停止後に、版胴へのインキ供給を停止する版胴イン
キ供給停止手段と、該版胴へのインキ供給停止後に、オ
フセット印刷機の印刷を停止する印刷停止手段と、を有
することを特徴とするオフセット印刷機である。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記印刷停止手
段又は版胴インキ供給停止手段は、インキローラー群へ
のインキ供給停止より、所定回数だけ版胴を回転した後
に、印刷を停止する印刷停止手段又は版胴へのインキ供
給を停止する版胴インキ供給停止手段であることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか記載のオフセット印刷機
である。
【0021】すなわち、請求項5記載の発明によれば、
インキローラー群へのインキ供給停止より、所定回数だ
け版胴を回転した後に、印刷又は版胴へのインキ供給を
停止することで、更に精密にインキローラー群上のイン
キ皮膜の膜厚を均一な状態として保持することが可能と
なる。つまり、インキローラー群へのインキ供給が停止
した時点よりインキローラー群上のインキの消費が開始
されるが、この消費量は版胴の回転の数(印刷枚数)に
より決定される。版胴一回転のインキ消費量は印刷版の
絵柄面積とその分布によりほぼ決定され、インキローラ
ー群上のインキ皮膜の膜厚分布もまた印刷版の絵柄面積
とその分布により決定されているため、インキ消費量の
制御を行なう場合には、印胴の回転回数(印刷枚数)を
制御することが最適となる。
【0022】詳細に述べると、インキローラー群上に印
刷版に対応した膜厚分布のインキ皮膜が形成されている
ということは、逆に、印刷版を使ってインキを消費すれ
ばインキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布が均一に
なるタイミングが存在し、それは版胴の回転回数で制御
できるということである。つまり、印刷版を使用してイ
ンキを消費すれば、膜厚分布の厚い所は版胴一回転で多
くのインキが消費され、膜厚分布の薄い所は版胴一回転
で少ないインキが消費されることとなるため、インキロ
ーラー群上のインキ皮膜の膜厚分布が均一になるタイミ
ングを存在させることができ、このタイミングでインキ
の消費を停止すれば、最小のインキ量で均一な膜厚分布
のインキ皮膜をインキローラー群上に形成することがで
き、印刷版交換後の印刷に際してはこの最小で均一な膜
厚のインキ皮膜上に、交換後の印刷版に対応した膜厚分
布を持つインキ皮膜を速やかに形成し、試し刷りの枚数
を最小に削減することができ、多量のインキ供給を必要
とする印刷版から、少量で良い印刷版に交換した場合で
あっても、少ない試し刷り枚数で印刷物の色調合わせが
可能となる。
【0023】従って、従来技術の、印刷開始前にインキ
キーの全てのブレードの開度を一律にして開き、インキ
ローラー上に均一な膜厚分布のインキ皮膜を形成、しか
る後に絵柄面積率計のデータに基づいて各ブレードの開
度を調整する場合に比較して、インキを消費しつつ最小
のインキ量で均一な膜厚分布のインキ皮膜を形成してお
り、少量で良い印刷版に交換した場合であっても、イン
キ量が多すぎて印刷物の濃度が高くなることもなく、そ
の濃度を低下させるために多量の試し刷りを行なう必要
もない。
【0024】また、従来技術の、印刷版を交換する時
に、インキローラー群を最大速度で回転させて、そのイ
ンキをインキ壺に回収することで、インキローラー群上
のインキ皮膜を最小としそれを初期状態とする場合に比
較して、単に乳化インキによる不良発生を防止するだけ
ではなく、平滑な膜厚分布を初期状態とできるため、更
に試し刷りの枚数を削減することが可能となる。
【0025】更に、版胴の回転回数を制御する場合、回
転速度の影響を排除することができ、逆に回転速度を低
下させつつ同時にインキを消費することもでき、より効
率的に印刷を停止させることが可能となる。特にオフセ
ット輪転印刷機のように、1分間に500から1000
枚程度の印刷を行なう機械の場合、印刷を停止するにし
ても瞬時にできるわけではなく、回転速度を低下させつ
つ印刷を停止するため、版胴の回転で制御することはイ
ンキを消費するための用紙を削減することとなり、より
一層の原価削減を行なうことが可能となる。
【0026】請求項6に記載の発明は、前記印刷停止手
段又は版胴インキ供給停止手段は、インキローラー群へ
のインキ供給停止より、所定時間だけ版胴を回転した後
に、印刷を停止する印刷停止手段又は版胴へのインキ供
給を停止する版胴インキ供給停止手段であることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか記載のオフセット印刷機
である。
【0027】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
インキローラー群へのインキ供給停止より、所定時間だ
け版胴を回転した後に、印刷又は版胴へのインキ供給を
停止することで、インキローラー群上のインキ皮膜の膜
厚分布を均一に近い状態とすることが可能となる。つま
り、インキローラー群へのインキ供給が停止した時点よ
りインキローラー群上のインキの消費が開始されるが、
この消費量は印刷枚数により決定される。印刷一枚のイ
ンキ消費量は印刷版の絵柄面積によりほぼ決定されてい
るため、インキ消費量の制御を行なう場合には、印刷枚
数を制御することが最適となるが、これは疑似的に版胴
回転数と回転時間により制御できる。
【0028】特に、版胴の回転回数は(印刷枚数)は制
御することが難しいが、これを時間で制御すれば、容易
に制御することが可能となる。その場合、版胴回転数と
回転時間で制御すれば、より、版胴の回転回数を制御し
た場合に近くなるが、より簡易的に時間だけで管理して
もよい。これは、オフセット印刷機の場合、その機械毎
の設定の関係で印刷可能な用紙厚さが限定されており、
そのため、印刷機の回転数もある程度一定のものとな
る。従って、時間だけを制御したとしても、版胴回転数
と回転時間で制御した場合に近いものを得ることが可能
である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の構成を示す概念図
である。図1において、1は制御手段、2は命令入力手
段、3は命令受け手段、4はローラーインキ供給停止手
段、5はインキ呼出ローラー駆動手段、6はインキ元ロ
ーラー駆動手段、7はインキキー開閉手段、8は版胴イ
ンキ供給停止手段、9はインキ付ローラー駆動手段、1
0は印刷停止手段、11は印刷機駆動手段、12はカウ
ンター、13は回転数制御手段である。
【0030】図1において、制御回路1は、すくなくと
も命令受け手段3、ローラーインキ供給停止手段4、版
胴インキ供給停止手段8、印刷停止手段10、カウンタ
ー12を有しており、命令入力手段2から入力されたオ
フセット印刷機停止命令は制御回路1の命令受け手段3
にて受け取られる。次に、ローラーインキ供給停止手段
4よりインキ呼出ローラー駆動手段5、インキ元ローラ
ー駆動手段6、インキキー開閉手段7に対し停止命令が
発せられる。その結果、インキ呼出ローラーは振り運動
を停止し、インキ元ローラーは回転運動を停止し、イン
キキーは閉じることでインキローラー群へのインキ供給
が停止する。同時に、回転数制御手段13は印刷機駆動
手段11に対し印刷回転数の低下命令を発し、印刷機の
回転数は低下していく。次に、ローラーインキ供給停止
手段4より停止命令が発せられた時よりカウンター12
が始動、所定回数又は所定時間をカウントした後、版胴
インキ供給停止手段8が停止命令がインキ付ローラー駆
動機9に対し停止命令を発し、インキ付けローラーが版
胴より外れる。同様に、カウンター12が更にカウント
を行ない次の所定回数又は所定時間をカウントした後、
印刷停止手段10が印刷機駆動手段に対し停止命令を発
し、印刷が停止する。
【0031】本実施の形態では、ローラーインキ供給停
止手段4はインキ呼出ローラー駆動手段5、インキ元ロ
ーラー駆動手段6、インキキー開閉手段7に対し停止命
令が発せられているが、本発明はこれに限定するもので
はない。すなわち、インキ呼出ローラー駆動手段5にの
み停止命令を発したとしても、インキローラー群へのイ
ンキ供給停止は実現可能であり、インキ元ローラー駆動
手段6、インキキー開閉手段7の停止は印刷機械全体の
停止の時に行っても良い。ただし、インキ呼出ローラー
停止後もインキキーが開き、インキ元ローラーが回転し
ている場合、インキ元ローラー上に過剰のインキが蓄積
し、そのインキがインキキー裏側に回り込む、印刷機内
部に落ちる等の不具合が発するため、これを防止するた
めに、インキ元ローラー駆動手段6、インキキー開閉手
段7に対し停止命令を発している。尚、本実施の形態で
は、印刷機の回転数を低下させつつ、ローラーインキ供
給停止、版胴インキ供給停止をおこなっているが、これ
に限定するものでは無く、ローラーインキ供給停止、版
胴インキ供給停止後に印刷機の回転数を低下させ始めて
印刷を停止しても良い。
【0032】本実施の形態では、カウンター12はロー
ラーインキ供給停止手段4の停止命令発行時を基準にカ
ウントしているが、本発明はこれに限定するものではな
く、例えば、ローラーインキ供給停止手段4の停止命令
発行時よりカウントした後に版胴インキ供給停止手段8
の停止命令発行時より再カウントしても良い。すなわち
本発明は、ローラーインキ供給停止手段4、版胴インキ
供給停止手段8、印刷停止手段10が所定の回数間隔又
は時間間隔を持って順次作動すれば良く、そのためのカ
ウンター12のカウント方法は適宣に定めて良い。
【0033】本実施の形態における所定回数又は所定時
間とは、個々のオフセット印刷機に応じて決定され、事
前に制御回路に入力された数値である。すなわち、オフ
セット印刷機は形式(例えば輪転機か枚葉機、両面機か
片面機等)、設計年代(例えば何年式の機械か)、メー
カー(メーカーにより設計思想が大きく相違する)、設
定(ブラン下の設定、対応用紙の厚さの設定等)、使用
年数、整備状態、折り機の処理スピード等々多くの要因
によって、ブランケットから印刷用紙へのインキ転写量
や常用回転数が異なる。そのため、インキローラー群上
のインキ皮膜の膜厚分布を平滑にするための印刷停止の
タイミングは個々の印刷機によって相違する。そこで、
個々の印刷機によって事前に所定回数又は所定時間を測
定し、その数値を入力しておくこととなる。
【0034】図2は、本発明の動きを示すフローチャー
ト図である。図2において、21はスタート、22は停
止命令入力、23はローラーインキ供給停止、24はカ
ウント、25は所定数カウント確認、26は版胴インキ
供給停止、27はカウント、28は所定数カウント確
認、29は印刷停止、30は終了である。
【0035】図2において、スタート21においてスタ
ートした後、命令入力22においてオフセット印刷停止
命令が入力される。次に、ローラーインキ供給停止23
において、ローラーインキ供給停止手段よりインキ呼出
ローラー駆動手段、インキ元ローラー駆動手段、インキ
キー開閉手段7に対し停止命令が発せられ、これらが停
止する。これと同時に図示しない回転数制御手段により
印刷機の回転数の低下が指示される。次に、カウント2
4において、カウンターがローラーインキ供給停止時点
からの回数又は時間をカウントし、所定カウント確認2
5において、所定カウントがなされたかどうかを確認、
判定する。所定カウントに達しない場合は更にカウント
を行い、所定カウントに達した場合は版胴インキ供給停
止26へ進む。版胴インキ供給停止26において、版胴
インキ供給停止手段よりインキ付ローラー駆動機に対し
停止命令を発する。その後もカウント27においてカウ
ンターによりカウントがなされ、所定カウント28にお
いて、所定カウントがなされたかどうかを確認、判定す
る。所定カウントに達しない場合は更にカウントを行
い、所定カウントに達した場合は印刷停止29へ進む。
印刷停止29において、印刷機駆動手段に停止命令が発
せられ、終了30に進み終了する。
【0036】ここで印刷機の回転数について記載する
と、印刷機の回転数は命令入力22の時点より徐々に低
下している。これは、瞬間的に印刷機を停止することは
困難であり機械の負担も多いため、徐々に回転数を下げ
て停止させるほうが合理的なためである。また、回転数
を低下させる時間とその間の印刷は必ず必要なものとな
るため、その間にインキローラー群上のインキを消費す
ることは、二つの作業を同時に行なうこととなり、印刷
作業を極めて効率的にすることが可能となる。尚、本発
明においては印刷停止命令は最終的に印刷が行われなく
なる状態にする命令であって、回転数を低下させる命令
を含んでいない。
【0037】図3の(a)、(b)、(c)は、本発明
の印刷機の動きを示す概略断面図である。図3の
(a)、(b)、(c)において、31はオフセット印
刷機の印刷ユニットの概略断面、32はインキ元ローラ
ー、33はインキキー、34はインキ呼出ローラー、3
5はインキローラー群、36はインキ付ローラー、37
は版胴、38はブランケット同、39は印刷用紙、40
はインキ壺、41はインキ壺内のインキである。尚、図
2の(a)、(b)、(c)は、概略断面図あるため、
湿し水装置等の設備は図示していない。
【0038】図3(a)は印刷中の状態を示す断面図で
ある。図3(a)において、インキ壺40内のインキ4
1は、インキキー33とインキ元ローラー32の隙間の
分量だけが、インキ元ローラー32よりインキ呼出ロー
ラー34に転写され、インキローラー群35を通り、イ
ンキ付ローラー36を介して版胴37に付着する。次
に、版胴37よりブランケット胴38に移り、印刷用紙
39上に移ることで印刷がなされる。ここで、インキ呼
出ローラー34はインキ元ローラー32とインキローラ
ー群35の間を振り子の様に往復運動するタイプを採用
しているが、本発明はこれに限定するものではなく、イ
ンキ呼出ローラー34とインキ元ローラー32、インキ
ローラー群35が一連に連なってインキを供給するタイ
プでも本発明の範囲内である。
【0039】図3(b)はローラーインキ供給停止時の
状態を示す断面図である。図3(b)において、インキ
元ローラー32は回転を停止、インキローラー群35、
インキ付けローラー36、版胴37、ブラケット胴38
は回転運動を行っており、印刷は継続されている。イン
キ呼出ローラー34はインキローラー群35に接触した
状態で往復運動を停止しているが、インキローラー群3
5が回転しているため、それに連れて回転運動を行って
いる。この状態では印刷用紙39上に形成される印刷画
像はインキ呼出ローラー34、インキローラー群35、
インキ付けローラー36、版胴37、ブラケット胴38
上に保持されているインキを消費することにより印刷さ
れており、その一回転当たりの消費量は版胴37上の図
示しない印刷版により決定されている。
【0040】図3(c)は版胴インキ供給停止時の状態
を示す断面図である。図3(c)において、インキロー
ラー群35は回転を停止、インキ付けローラー36は版
胴37から離れた状態で回転を停止、版胴37、ブラケ
ット胴38は回転運動を行っている。この場合、消費さ
れるインキは印刷版上のインキとブランケット上のイン
キとなる。
【0041】図4(a)、(b)、(c)、(d)はイ
ンキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布を示す概念図で
ある。図4において、51はインキローラー、52はイ
ンキ皮膜、53はインキ皮膜、54はインキ皮膜、55
はインキ皮膜、56はインキ皮膜、57はインキ皮膜、
58はインキ皮膜、59はインキ皮膜、60はインキ皮
膜、61はインキ皮膜、62はインキ皮膜、63はイン
キ皮膜、64はインキ皮膜、65はインキ皮膜、66は
インキ皮膜、67はインキ皮膜である。
【0042】図4(a)は印刷中のインキローラー上の
インキ皮膜の膜厚分布を示す概念図である。図4(a)
において、インキローラー51上に形成されたインキ皮
膜52、53、54、55は各々印刷版に対応した厚さ
を有しており、全体で印刷版に対応した膜厚分布を形成
している。インキ皮膜53は最も厚く印刷版の絵柄面積
の多い部分に対応し、インキ皮膜54は最も薄く印刷版
の絵柄面積の少ない分に対応している。
【0043】図4(b)はローラーインキ供給停止後の
インキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布を示す概念図
である。図4(b)において、インキローラー51上に
形成されたインキ皮膜56、57、58、59は、各々
印刷版に対応したインキ量を消費している。すなわち、
印刷版の絵柄面積の多い部分に対応しているインキ皮膜
57は最もインキの消費量が多く、逆に印刷版の絵柄面
積の少ない分に対応しているインキ皮膜58は最もイン
キの消費量が少なくなっている。また、インキ皮膜5
6、59も対応している絵柄面積に応じたインキ量を消
費している。尚、点線はインキ皮膜52、53、54、
55を参考に図示したものである。
【0044】図4(c)は版胴インキ供給停止直前のイ
ンキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布を示す概念図で
ある。図4(c)において、インキローラー51上に形
成されたインキ皮膜60、61、62、63は、ほぼ同
じ厚さとなっており、全体で最少のインキ量による平滑
なインキ皮膜の膜厚分布を形成している。印刷版により
絵柄面積に応じてインキを消費した場合、図4(c)の
如く、インキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布が平滑
になる瞬間が存在している。本発明ではこの時点を版胴
インキ供給停止のタイミングとしている。すなわち、イ
ンキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布が平滑になった
時点でインキローラー上のインキの消費を停止すること
で、平滑なインキ皮膜の膜厚分布の状態を保持し、その
上に次の印刷絵柄に対応した膜厚分布を形成すること
で、試し刷りの枚数を最小に削減している。
【0045】図4(d)は版胴インキ供給停止を行わな
かった場合のインキローラー上のインキ皮膜の膜厚分布
を示す概念図である。図4(d)において、インキロー
ラー51上に形成されたインキ皮膜64、65、66、
67は、インキ皮膜の厚さとしては薄いが、平滑性は失
われている。すなわち、インキローラー上のインキ皮膜
の膜厚分布が平滑になった後もインキを消費し続けた場
合には、インキ皮膜の膜厚分布の平滑性は失われ、その
上に次の印刷絵柄に対応した膜厚分布を形成した場合、
従来技術に比較すれば格段に試し刷りの枚数を削減する
ことはできるが、試し刷り枚数を最小とすることはでき
ない。
【0046】図5は、従来の印刷作業の動きを示す概念
グラフ図である。図5において、71はY軸である回転
数、72はX軸である経過時間、73は前品目の通常印
刷の動き、74は印刷機の停止の動き、75は次品目の
準備の動き、76は次品目印刷開始の動き、77は色調
合わせの動き、78は回転数向上の動き、79は色調合
わせの動き、80は回転数向上の動き、81は次品目の
通常印刷の動きである。
【0047】前品目の通常印刷の動き73において、印
刷作業がなされており、印刷物は正紙(正常な印刷物)
が印刷されている。印刷機の停止の動き74において、
印刷機き停止のために回転数を徐々に低下させており、
その間の印刷物は損紙(印刷不良品)となっている。次
品目の準備の動き75において、次の印刷のための準備
がなされており、例えばブランケット洗浄、印刷版の交
換、印刷用紙の交換等の作業がなされている。次品目印
刷開始の動き76において、次品目の印刷が開始され、
印刷機は低い回転数まで立ち上がるが、この間の印刷物
は損紙である。色調合わせの動き77において、前品目
のインキ皮膜の膜厚分布の影響を排除し、次品目である
交換後の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮膜を
インキローラー群上に形成、すなわち、印刷物が目標濃
度で印刷できるようにインキキーの開度を調整してい
る。ここで回転数が少ないのは、できるだけ損紙の枚数
を少なくするためである。回転数向上の動き78におい
て、回転数を通常印刷の状態に近づけている。この間の
印刷物は損紙であるが、これは、回転数により印刷物の
濃度が変動するためである。色調合わせの動き79にお
いて、再度印刷物が目標濃度で印刷できるようにインキ
キーの開度を調整している。これは、印刷機の回転数を
向上させた場合、印刷物の濃度に影響が出るため、ここ
で微調整を行ない修正するためである。この間の印刷物
は損紙である。回転数向上の動き80において、回転数
を通常印刷の状態まで向上させている。この間の印刷物
は損紙として扱われるが、これは、この間は印刷物の濃
度を確認している状態だからである。次品目の通常印刷
の動き81において、印刷作業がなされており、印刷物
は正紙(正常な印刷物)が印刷されている。回転数向上
の動き80と次品目の通常印刷の動き81の接点の時点
において、印刷物が目標濃度で印刷されていることを確
認している。
【0048】図5において、次品目印刷開始の動き7
6、色調合わせの動き77、回転数向上の動き78、色
調合わせの動き79、回転数向上の動き80の間に発生
する損紙を合わせて試し刷り損紙としている。本発明は
この試し刷りの枚数を削減することを課題としている。
【0049】図6は、本発明の印刷作業の動きを示す概
念グラフ図である。図6において、82はY軸である回
転数、83はX軸である経過時間、84は前品目の通常
印刷の動き、85は印刷機の停止の動き、86は次品目
の準備の動き、87は次品目印刷開始の動き、88は色
調合わせの動き、89は回転数向上の動き、90は次品
目の通常印刷の動きである。
【0050】前品目の通常印刷の動き84において、印
刷作業がなされており、印刷物は正紙(正常な印刷物)
が印刷されている。印刷機の停止の動き85において、
印刷機き停止のために回転数を徐々に低下させており、
その間の印刷物は損紙(印刷不良品)となっている。こ
の損紙を利用して、インキを消費し、最小限で平滑なイ
ンキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布を形成してい
る。ここで、インキの消費は回転数が0となるまで行な
う必要性は無く、例えば途中で用紙の供給を停止するな
どの方法で印刷を停止してもよく、また、版胴へのイン
キ供給を停止することでインキの消費を停止(その場
合、紙は消費される)しても良い。ただし、最小限で平
滑なインキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布を形成
するタイミングが回転数0の時点と重ならず、それ以前
となる場合は、印刷を停止する又は版胴へのインキ供給
を停止する等の方法でインキの消費を停止することが好
ましい。
【0051】次品目の準備の動き86において、次の印
刷のための準備がなされており、例えばブランケット洗
浄、印刷版の交換、印刷用紙の交換等の作業がなされて
いる。次品目印刷開始の動き87において、次品目の印
刷が開始され、印刷機は高い回転数まで立ち上がるが、
この間の印刷物は損紙である。この場合、最小限で平滑
なインキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布を形成し
てあるため、例えば前述の絵柄面積率計が極めて有効に
稼働し、また、手作業でインキキーを操作する場合であ
っても見本刷り通りに操作すれば良いため、一気に高回
転数ので上げることができる。色調合わせの動き88に
おいて、印刷物が目標濃度で印刷できるようにインキキ
ーの開度を調整している。これは、印刷機の回転数を向
上させた場合、印刷物の濃度に影響が出るため、ここで
微調整を行ない修正するためである。この間の印刷物は
損紙である。回転数向上の動き89において、回転数を
通常印刷の状態まで向上させている。この間の印刷物は
損紙として扱われるが、これは、この間は印刷物の濃度
を確認している状態だからである。次品目の通常印刷の
動き90において、印刷作業がなされており、印刷物は
正紙(正常な印刷物)が印刷されている。回転数向上の
動き89と次品目の通常印刷の動き90の接点の時点に
おいて、印刷物が目標濃度で印刷されていることを確認
している。
【0052】図6において、次品目印刷開始の動き8
7、色調合わせの動き88、回転数向上の動き89の間
に発生する損紙を合わせて試し刷り損紙としている。図
5と図6を比較して明白な様に、試し刷り損紙(試し刷
りの枚数)は大幅に削減されている。
【0053】
【実施例】以下の条件で、従来技術と本発明の比較実験
を行った。実験は、A横全判オフセット輪転印刷機シス
テム40(株式会社小森コーポレーション製)におい
て、OKコート(王子製紙株式会社製)にスーパーレオ
エコー(東洋インキ製造株式会社製)を使って印刷し、
その後、印刷版を変更して印刷した場合の印刷濃度の変
化を測定したもので、印刷版変更後の印刷物の20枚毎
の抜取りサンプルを、濃度計(X−RITE)を使って
測定している。その結果を図7に記載する。
【0054】図7は従来技術と本発明の比較実験のグラ
フ図である。図7において、100はY軸であって目標
濃度に対する測定濃度の比率、101はX軸であって印
刷枚数、102は本発明によるインキ消費を行った後の
試し刷りの濃度変化、103は従来技術によるインキ消
費を行なわない場合の試し刷りの濃度変化である。図7
において、濃度変化102は200枚程度の印刷で目標
濃度となり、微調整を経て1000枚を超えた時点で完
全に安定したのに対し、濃度変化103は2500枚の
時点でやっと目標濃度に達しており、試し刷り枚数削減
の効果は明らかである。
【0055】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、イン
キ供給が停止した後、インキローラー上のインキだけで
印刷を行うことで、インキローラー上のインキと印刷版
上のインキを消費し、オフセット印刷機の印刷停止時の
インキローラー群上のインキ皮膜の総量を最小限にして
いる。そのため、交換後の印刷版に対応した膜厚分布を
持つインキ皮膜を速やかに形成し、試し刷りの枚数を最
小に削減することができ、例え、多量のインキ供給を必
要とする印刷版から、少量で良い印刷版に交換した場合
であっても、少ない試し刷り枚数で印刷物の色調合わせ
が可能となるという作用効果を奏する。また、インキ壺
へのインキ回収を行なうことなく、インキローラー群上
のインキ総量を削減しているため、乳化インキによる各
種不良が発生することがないという作用効果を奏する。
【0056】特に、印刷終了時には、インキローラー群
上のインキ皮膜の膜厚分布に対応した印刷版が版胴に搭
載されており、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚
が厚い部分は印刷版の絵柄面積も多いため、一枚の印刷
を行なうことで多量のインキを削減でき、より効率的に
インキを消費することが可能であるという作用効果を奏
する。しかも、印刷機停止の際は、徐々に回転数を低下
させるため、その間の印刷物は全て損紙(印刷不良品)
となるが、その損紙を有効利用してインキの消費を行な
うため、従来と比較しても一切余分な紙を消費せず、極
めて効率的であるという作用効果を奏する。更に、イン
キローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布に対応した印刷
版を使用してインキを削減する場合、最小限のインキが
平滑なインキ皮膜の膜厚分布となる時点がある。従っ
て、この時点で印刷を停止すればその状態を保持でき、
この最小限で平滑なインキ皮膜の膜厚分布上に、交換後
の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮膜をより速
やかに形成することが可能となるという作用効果を奏す
る。
【0057】請求項3、4に記載の発明によれば、イン
キ供給が停止した後、インキローラー上のインキだけで
印刷を行うことで、インキローラー上のインキを消費
し、次に印刷版(版胴に搭載されている)上のインキを
消費し、オフセット印刷機の印刷停止時のインキローラ
ー群上のインキ皮膜の総量を最小限にすると同時に印刷
版上のインキも最小限にしているため、印刷版上にイン
キが最小限しか残らず、印刷版の回収が極めて容易にな
るという作用効果を奏する。つまり、印刷版上にインキ
が多く残っていた場合、そのインキが他に付着するた
め、取り外しや搬送に支障が生ずるが、印刷版上のイン
キが最小限であれば、この影響を抑制することが可能と
なる。特に、近年は印刷版の自動版交換装置が普及して
きており、使用済の印刷版の取り外しと次の印刷版のセ
ットを自動で行なうようになってきている。そのため、
使用済印刷版のインキが自動版交換装置に付着し、動作
不良となる場合がありうるが、この場合においても、イ
ンキが最小限となっているため、動作不良となる確率を
低下させ、かつ、そのインキ付着に対する清掃の手間を
削減することが可能となるという作用効果を奏する。
【0058】また、インキローラー上のインキ皮膜の膜
厚分布が平滑となる時点で、版胴へのインキ供給を停止
すると、第1請求項の如く印刷を停止することでインキ
消費を停止する場合に比較し、より的確なタイミングで
平滑な膜厚分布がインキローラー上に保持される。従っ
て、この最小限で平滑なインキ皮膜の膜厚分布上に、交
換後の印刷版に対応した膜厚分布を持つインキ皮膜をよ
り速やかに形成することが可能となるという作用効果を
奏する。
【0059】請求項5記載の発明によれば、インキロー
ラー群へのインキ供給停止より、所定回数だけ版胴を回
転した後に、印刷又は版胴へのインキ供給を停止するこ
とで、更に精密にインキローラー群上のインキ皮膜の膜
厚を均一な状態として保持することが可能となるという
作用効果を奏する。つまり、インキローラー群へのイン
キ供給が停止した時点よりインキローラー群上のインキ
の消費が開始されるが、この消費量は版胴の回転の数
(印刷枚数)により決定される。版胴一回転のインキ消
費量は印刷版の絵柄面積とその分布によりほぼ決定さ
れ、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布もまた
印刷版の絵柄面積とその分布により決定されているた
め、インキ消費量の制御を行なう場合には、印胴の回転
回数(印刷枚数)を制御することが最適となる。印刷版
を使用してインキを消費すれば、膜厚分布の厚い所は版
胴一回転で多くのインキが消費され、膜厚分布の薄い所
は版胴一回転で少ないインキが消費されることとなるた
め、インキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布が均一
になるタイミングを存在させることができ、このタイミ
ングでインキの消費を停止すれば、最小のインキ量で均
一な膜厚分布のインキ皮膜をインキローラー群上に形成
することができ、印刷版交換後の印刷に際してはこの最
小で均一な膜厚のインキ皮膜上に、交換後の印刷版に対
応した膜厚分布を持つインキ皮膜を速やかに形成し、試
し刷りの枚数を最小に削減することができ、多量のイン
キ供給を必要とする印刷版から、少量で良い印刷版に交
換した場合であっても、少ない試し刷り枚数で印刷物の
色調合わせが可能となるという作用効果を奏する。
【0060】更に、版胴の回転回数を制御する場合、回
転速度の影響を排除することができ、逆に回転速度を低
下させつつ同時にインキを消費することもでき、より効
率的に印刷を停止させることが可能となる。特にオフセ
ット輪転印刷機のように、1分間に500から1000
枚程度の印刷を行なう機械の場合、印刷を停止するにし
ても瞬時にできるわけではなく、回転速度を低下させつ
つ印刷を停止するため、版胴の回転で制御することはイ
ンキを消費するための用紙を削減することとなり、より
一層の原価削減を行なうことが可能となるという作用効
果を奏する。
【0061】請求項6記載の発明によれば、インキロー
ラー群へのインキ供給停止より、所定時間だけ版胴を回
転した後に、版胴へのインキ供給を停止することで、イ
ンキローラー群上のインキ皮膜の膜厚分布を均一に近い
状態とすることが可能となる。つまり、インキローラー
群へのインキ供給が停止した時点よりインキローラー群
上のインキの消費が開始されるが、この消費量は印刷枚
数により決定される。印刷一枚のインキ消費量は印刷版
の絵柄面積によりほぼ決定されているため、インキ消費
量の制御を行なう場合には、印刷枚数を制御することが
最適となるが、これは疑似的に版胴回転数と回転時間に
より制御できる。特に、版胴の回転回数は(印刷枚数)
は制御することが難しいが、これを時間で制御すれば、
容易に制御することが可能となる。その場合、版胴回転
数と回転時間で制御すれば、より、版胴の回転回数を制
御した場合に近くなるが、より簡易的に時間だけで管理
してもよい。これは、オフセット印刷機の場合、その機
械毎の設定の関係で印刷可能な用紙厚さが限定されてお
り、そのため、印刷機の回転数もある程度一定のものと
なる。従って、時間だけを制御したとしても、版胴回転
数と回転時間で制御した場合に近いものを得ることが可
能であるという作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の構成を示す概念図である。
【図2】図2は、本発明の動きを示すフローチャート図
である。
【図3】図3(a)は、印刷中の状態を示す断面図であ
る。図3(b)は、ローラーインキ供給停止時の状態を
示す断面図である。図3(c)は、版胴インキ供給停止
時の状態を示す断面図である。
【図4】図4(a)は、印刷中のインキローラー上のイ
ンキ皮膜の膜厚分布を示す概念図である。図4(b)
は、ローラーインキ供給停止後のインキローラー上のイ
ンキ皮膜の膜厚分布を示す概念図である。図4(c)
は、版胴インキ供給停止直前のインキローラー上のイン
キ皮膜の膜厚分布を示す概念図である。図4(d)は、
版胴インキ供給停止を行わなかった場合のインキローラ
ー上のインキ皮膜の膜厚分布を示す概念図である。
【図5】図5は、従来の印刷作業の動きを示す概念グラ
フ図である。
【図6】図6は、本発明の印刷作業の動きを示す概念グ
ラフ図である。
【図7】図7は、従来技術と本発明の比較実験のグラフ
図である。
【符号の説明】
1…制御手段、2…命令入力手段、3…命令受け手段、
4…ローラーインキ供給停止手段、5…インキ呼出ロー
ラー駆動手段、6…インキ元ローラー駆動手段、7…イ
ンキキー開閉手段、8…版胴インキ供給停止手段、9…
インキ付ローラー駆動手段、10…印刷停止手段、11
…印刷機駆動手段、12…カウンター、13…回転数制
御手段、21…スタート、22…停止命令入力、23…
ローラーインキ供給停止、24…カウント、25…所定
数カウント確認、26…版胴インキ供給停止、27…カ
ウント、28…所定数カウント確認、29…印刷停止、
30…終了、31…オフセット印刷機の印刷ユニットの
概略断面、32…インキ元ローラー、33…インキキ
ー、34…インキ呼出ローラー、35…インキローラー
群、36…インキ付ローラー、37…版胴、38…ブラ
ンケット同、39…印刷用紙、40…インキ壺、41…
インキ壺内のインキ、51…インキローラー、52…イ
ンキ皮膜、53…インキ皮膜、54…インキ皮膜、55
…インキ皮膜、56…インキ皮膜、57…インキ皮膜、
58…インキ皮膜、59…インキ皮膜、60…インキ皮
膜、61…インキ皮膜、62…インキ皮膜、63…イン
キ皮膜、64…インキ皮膜、65…インキ皮膜、66…
インキ皮膜、67…インキ皮膜、71…Y軸である回転
数、72…X軸である経過時間、73…前品目の通常印
刷の動き、74…印刷機の停止の動き、75…次品目の
準備の動き、76…次品目印刷開始の動き、77…色調
合わせの動き、78…回転数向上の動き、79…色調合
わせの動き、80…回転数向上の動き、81…次品目の
通常印刷の動き、82…Y軸である回転数、83…X軸
である経過時間、84…前品目の通常印刷の動き、85
…印刷機の停止の動き、86…次品目の準備の動き、8
7…次品目印刷開始の動き、88…色調合わせの動き、
89…回転数向上の動き、90…次品目の通常印刷の動
き、100…Y軸であって目標濃度に対する測定濃度の
比率、101…X軸であって印刷枚数、102…本発明
によるインキ消費を行った後の試し刷りの濃度変化、1
03…従来技術によるインキ消費を行なわない場合の試
し刷りの濃度変化

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、インキを一時的に貯蔵できる
    インキ壺と、印刷を行なう版胴と、前記インキ壺より版
    胴にインキを供給するインキローラー群と、該インキロ
    ーラー上のインキ皮膜の膜厚分布を調整するインキキー
    とを有するオフセット印刷機において、 所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
    命令を入力できる命令入力手段と、 該命令入力後に、前記インキ壺からインキローラー群へ
    のインキ供給を停止するローラーインキ供給停止手段
    と、 該インキローラー群へのインキ供給停止後に、オフセッ
    ト印刷機の印刷を徐々に回転数を低下させて停止する印
    刷停止手段と、 を有することを特徴とするオフセット印刷機。
  2. 【請求項2】少なくとも、インキを一時的に貯蔵できる
    インキ壺と、印刷を行なう版胴と、前記インキ壺より版
    胴にインキを供給するインキローラー群と、該インキロ
    ーラー上のインキ皮膜の膜厚分布を調整するインキキー
    とを有するオフセット印刷機において、 所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
    命令を入力できる命令入力手段と、 該命令入力後に、印刷機の回転数を低下させつつ前記イ
    ンキ壺からインキローラー群へのインキ供給を停止する
    ローラーインキ供給停止手段と、 該インキローラー群へのインキ供給停止後に、オフセッ
    ト印刷機の印刷を停止する印刷停止手段と、 を有することを特徴とするオフセット印刷機。
  3. 【請求項3】少なくとも、インキを一時的に貯蔵できる
    インキ壺と、印刷を行なう版胴と、前記インキ壺より版
    胴にインキを供給するインキローラー群と、該インキロ
    ーラー上のインキ皮膜の膜厚分布を調整するインキキー
    とを有するオフセット印刷機において、 所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
    命令を入力できる命令入力手段と、 該命令入力後に、前記インキ壺からインキローラー群へ
    のインキ供給を停止するローラーインキ供給停止手段
    と、 該インキローラー群へのインキ供給停止後に、版胴への
    インキ供給を停止する版胴インキ供給停止手段と、 該版胴へのインキ供給停止後に、オフセット印刷機の印
    刷を徐々に回転数を低下させて停止する印刷停止手段
    と、 を有することを特徴とするオフセット印刷機。
  4. 【請求項4】少なくとも、インキを一時的に貯蔵できる
    インキ壺と、印刷を行なう版胴と、前記インキ壺より版
    胴にインキを供給するインキローラー群と、該インキロ
    ーラー上のインキ皮膜の膜厚分布を調整するインキキー
    とを有するオフセット印刷機において、 所定枚数印刷物の印刷終了後に、オフセット印刷機停止
    命令を入力できる命令入力手段と、 該命令入力後に、印刷機の回転数を低下させつつ前記イ
    ンキ壺からインキローラー群へのインキ供給を停止する
    ローラーインキ供給停止手段と、 該インキローラー群へのインキ供給停止後に、版胴への
    インキ供給を停止する版胴インキ供給停止手段と、 該版胴へのインキ供給停止後に、オフセット印刷機の印
    刷を停止する印刷停止手段と、 を有することを特徴とするオフセット印刷機。
  5. 【請求項5】前記印刷停止手段又は版胴インキ供給停止
    手段は、 インキローラー群へのインキ供給停止より、所定回数だ
    け版胴を回転した後に、印刷を停止する印刷停止手段又
    は版胴へのインキ供給を停止する版胴インキ供給停止手
    段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載
    のオフセット印刷機。
  6. 【請求項6】前記印刷停止手段又は版胴インキ供給停止
    手段は、 インキローラー群へのインキ供給停止より、所定時間だ
    け版胴を回転した後に、印刷を停止する印刷停止手段又
    は版胴へのインキ供給を停止する版胴インキ供給停止手
    段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載
    のオフセット印刷機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012294A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Fuji Xerox Co Ltd 印刷システム、プリンタ装置及びプログラム
WO2015064294A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 三菱重工印刷紙工機械株式会社 インキ供給装置及び方法並びに印刷機
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