JP2004148327A - 加熱又は冷却された平板のコードなしガス切断 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、作業場所で少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチを用いる平板のガス切断に対する手順及びその手順を実行するための装置1に関する。主面が鉛直面に対して−10°〜−20°となるように平板2を切断位置に配置したまま、平板2及び切断用酸化アセチレントーチ3を互い相対的に移動させる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つ若しくは複数の切断用酸化アセチレントーチを用いるような平行六面体平板のガス切断の手順及びこの手順を実行する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々のガス切断手順が当業者に知られている。例えば、ある手順では、平板は一連の供給ローラー上の縁に沿って配置されており、この供給ローラーによって前方に運ばれ、緩く取付けられた鉛直ローラー対の間の切断用酸化アセチレントーチを通過する(特許文献1参照)。
【0003】
平板のガス切断手順及びこの手順を実行するための装置として次のようなものがある(特許文献2参照)。平板が、水平にされている若しくは立てられている間に長手方向に切込みを入れられ若しくは切断され、供給ローラーの下に配置された電磁石を用いて浮かされる。
【0004】
これらの手順及びシステムには、極端な寸法の平板の処理(立てたときの安定性に影響がある)や高温の平板の処理等についてのいくつかの欠点が存在する。
【0005】
【特許文献1】
仏国特許出願第2 746 686号
【特許文献2】
欧州特許出願第00202767.0号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述した欠点を有しない、平板のガス切断手順及びその手順を実行する装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は本発明により、平板を主面が鉛直面から−10°〜−20°の角度となるような切断位置に配置したまま、平板及び切断用酸化アセチレントーチを互いに相対的に移動させるステップを含む、作業台で少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチを用いる平板のガス切断手順によって達成される。
【0008】
連続的な作業のために、ライン上に2つの作業台が想定される。各作業台では平板は切断位置にあり、主面が鉛直面から−10°〜−20°の角度となるように配置されている。作業台はそれぞれ、切断すべき平板のローディング、ガス切断、アンローディングのために用いられ、また、平板をガス切断するために2つの作業台がそれぞれ交互に用いられる。それゆえに、一方の作業台を平板のロードに用いて、他方を切断した平板のアンロードに用いてもよく、更なる作業台をライン上のこれら2つの作業台の間に設けて、それにより主面が鉛直面から−10°〜−20°の角度となるように配置された平板をガス切断してもよい。切断すべき平板は、ローディングの作業台にロードされ、そこから前述の更なる作業台へ運ばれ、そこを通過する際に酸化アセチレン切断手順がなされ、次に、切断された平板がアンロードされるアンローディング作業台へと運ばれる。
【0009】
平板と切断用酸化アセチレントーチとが互いに相対的に動くので、酸化アセチレン切断の際に平板は長手方向に切込みを入れられたり若しくは切断されたりされ得る。
【0010】
平板は、連続的にロードされ、切断用酸化アセチレントーチを通過するように運ばれ、そして切断用酸化アセチレントーチに対して各平板が動く方向に応じて長手方向に切込みを入れられたり若しくは切断されたりされ得る。
【0011】
本発明により、前記手順を実行するための装置は、平板と切断用酸化アセチレントーチとの互いに相対的な運動により平板をガス切断するための少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチと、切断すべき平板を主面が鉛直面から−10°〜−20°の角度となるように保持する機構とを含んでいる。
【0012】
平板を保持するための前述の機構は、切断すべき平板をその端部で−10°〜−20°の角度で受け取り且つ保持するようにブラケット状に配置されたローラーを含んでもよく、それにより傾斜基面を形成する。
【0013】
前記機構の平板保持用の傾斜基面に沿って且つその上を同時に移動可能なガイド部材のうち少なくとも一対を、切断用酸化アセチレントーチ及び関連するばり取り装置を保持する目的、及び機構によって保持された平板の長手方向に沿った所望の切断位置へそれらを配置する目的で含み得る。
【0014】
平板を連続的に酸化アセチレン切断するために、製造ラインは、平板を主面が鉛直面から−10°〜−20°の角度となるように保持するための第2機構を含んでもよい。平板保持用のこの第2機構も、切断すべき平板を−10°〜−20°の角度でその端部で受け取り且つ保持するようにブラケット状に配置されたローラーを含んでおり、それにより第2傾斜基面を形成する。上記したガイド部材の対は、前記機構によって保持された平板の長手方向に沿った所望の切断位置に前述の切断用酸化アセチレントーチ及び関連するばり取り装置の1つを配置するために、平板を保持するための前記機構の傾斜基面に沿って且つその上を同時に移動できて、それにより所望の切断位置でガス切断可能である。また、上記のガイド部材の対は、この第2機構上にロードされた平板をガス切断するために、第2傾斜基面上に移動可能であり、それにより平板を所望の切断位置に配置することができる。
【0015】
作業台は、ライン上に、平板を保持するために用いられるこれら2つの機構の間に配置され得る。前記作業台は、ブラケット状に配置された一連のローラーを組込んでおり、それにより平板を鉛直面に対して−10°〜−20°の角度でその端部で、ブラケット状に配置された一連のローラーによって形成された第3傾斜基面上に受け取ることができる。ガイド部材の対は前記第3傾斜基面に沿って且つその上を同時に移動できる。平板を端部で受け取るようなローラーの前記対のローラーは電動化されており、それにより平板を保持するための前記機構から酸化アセチレン切断作業台へと平板を運び、次に、切断された平板がアンロードされるような平板保持用の第2機構へと運ばれる。
【0016】
これらの平板保持用機構は、平板をロードする目的若しくは切断された平板をアンロードする目的で傾斜基面が水平位置になるように傾けることができる。
【0017】
本発明にしたがって、少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチを用いて平板をガス切断するための装置は更に、供給領域;互いが反対側に配置された前述の切断用酸化アセチレントーチ及び関連するばり取り装置を備え、該切断用酸化アセチレントーチとその各々に対するばり取り装置との間に平板が主面を水平位置にして配置される酸化アセチレン切断領域;及び平板アンローディング領域を含んでいてよい。装置は平板を供給領域から酸化アセチレン切断領域へ運び、次にアンローディング領域へ運ぶ機構を含んでいてよい。また、平板を切断できるように、切断用酸化アセチレントーチは平板の長手方向に垂直な線に沿って、平板の一方の長手方向端部から反対側の端部まで、移動可能である。更に、切断用酸化アセチレントーチはこの垂直な線に沿って、任意の点で停止可能であり、それにより平板がその長手方向に動く際にガス切断すべき平板は長手方向に切込みを入れられ得る。
【0018】
供給領域及び/又はアンローディング領域は、基面が酸化アセチレン切断領域と同じ高さになるように調整可能な昇降テーブルを含んでいてよい。
【0019】
酸化アセチレン切断領域は、平板の供給領域からアンローディング領域への移動方向と垂直な軸を備えた適切な数の基部ローラーでできており、これらの基部ローラーは基面を形成する。互いに関連する前記切断トーチ及びばり取り装置が、隣接する2つの基部ローラーの間の空間の、基部ローラーによって形成される基面のいずれかの側に配置される。
【0020】
平板を運ぶために用いられる機構は、電動化された基部ローラーと同様に、基板を供給領域に押す装置を含んでよい。
【0021】
装置は、輸送ローラーのセットを形成するべく酸化アセチレン切断領域のいずれかの側に更なる電動化された基部ローラーを含んでもよい。また、切断された若しくは長手方向に切込みを入れられた平板を押すための装置がアンローディング領域に含まれてもよいし、輸送ローラーのセットの横に供給領域及びアンローディング領域が配置されてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明にしたがった少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(3)を用いた、平板(2)のガス切断用の2つの作業台を備えた装置(1)での製造方法の種々の作業状態:平板なしの停止状態;右の作業台に切断すべき別の平板(2)が既にロードされ、左の作業台の上で平板をガス切断するべく作動中の状態;左の作業台で切断された平板(2)の取外し準備ができており、右の作業台の上で平板をガス切断すべく作動中の状態を正面図及び側面図で示している。
【0023】
各作業台は、水平位置(図示せず)と、図1乃至図3に示されるように、鉛直面から−10°〜−20°の、好適には−15°の角度でオフセットされた傾斜位置との間で調整可能な基部フレーム(4)を含む。
【0024】
基部フレーム(4)は、下部ローラー(6)上に端に沿って平板を挿入するように用いられる、ブラケット状に配置されたいくつかのローラーの対(5,6)を含んでもよい。これらのローラー(5)は切断すべき平板(2)用の傾斜基面を形成する。各作業台におけるこれらのローラー対(5、6)は、当業者には公知の適切な方法を用いることによって、各々を適切な基部フレーム(4)の長手方向に沿って移動させることができる。それにより各ローラー対(5,6)は、傾斜基面を形成するローラー(5)及び下部ローラー(6)上に端に沿って配置された平板(2)を切断用酸化アセチレントーチが切断する際に、その作業を邪魔しない適切な位置に配置され得る。
【0025】
平板のガス切断用の作業台の各々で基部フレーム(4)の延在部分に沿って両向き矢印の方向(9)に移動できるように、適切な手段によって基部フレーム(4)の上は取付けられた少なくとも1組のガイド部材(7,8)が、前記切断用酸化アセチレントーチ(3)とその各々のためのばり取り装置(図示せず)とを収容する。切断用酸化アセチレントーチ(3)及び関連するばり取り装置は、ローラー(5)のいずれかの側の上に互いに向き合うように配置され、作業の際に切断すべき平板(2)がその間に入れられる。
【0026】
切断用酸化アセチレントーチ(2)及び関連するばり取り装置は、それらの各ガイド部材(7,8)の長手方向に沿って、両向き矢印(10)で示される方向に移動可能である。切断すべき平板(2)で用いられる際は、切断用トーチが平板(2)の長手方向の延在部分を横断して、平板(2)が切断される。
【0027】
平板は以下のように切断される。まず、水平位置に基部フレーム(4)の1つが配置される。切断すべき平板(2)が、持ち上げ機構若しくは押し出し機構のような適切な処理機構を用いてローラー(5)の上に、ローラー(6)に接触するまでロードされる。基部フレーム(4)が鉛直面から−10°〜−20°の、好適には−15°の角度の切断位置に傾斜される。切断用酸化アセチレントーチ(3)がフレームの長手方向に沿って、平板上の切断すべき位置へ動かされる。更に、切断用酸化アセチレントーチ(3)及び関連するばり取り装置が2つのローラー対(5、6)の間の何もない空間に動かされる必要がある。さもなくば、切断トーチ(3)の作業の妨げとなるローラー対(5,6)が、酸化アセチレン切断プロセスの妨げとならないように基部フレーム(4)に沿って調整される必要がある。切断用酸化アセチレントーチ(3)及び関連するばり取り装置がガイド部材(7,8)に沿って平板(2)の上側又は下側の端部に動かされ、酸化アセチレン切断プロセスが開始する。次に、切断用トーチ(3)及び関連するばり取り装置が、平板(2)の上側又は下側の反対側の端部に向かって両向き矢印(10)の方向に動かされ、反対側の端部に達したときに酸化アセチレン切断プロセスが完了する。
【0028】
この平板(2)の切断と同時に、上述の手順にしたがって第2作業台の上に別の平板(2)がロードされる。ひとたび第1平板(2)の酸化アセチレン切断が完了すると、ガイド部材(7,8)は酸化アセチレン切断用トーチ(3)及び関連するばり取り装置と共に、酸化アセチレン切断プロセスが完了したばかりの第1作業台の上の基部フレームのオフセット角度と同じ角度で鉛直面からオフセットされた基部フレームのある別の作業台に動かされる。更に、これらのガイド部材(7,8)が基部フレーム(4)上を、別の作業台の、ロードされた平板(2)の切る必要のある場所に動かされて、この第2作業台の上にロードされた平板(2)上で上述と同じ制御、調整、及び切断作業が繰り返されてもよい。
【0029】
一方、第1作業台の上の基部フレーム(4)は水平位置に下げられ、切断された平板(2)は前述の処理機構によって取外される。切断すべき別の平板(2)が基部フレーム(4)上にロードされる。上述の酸化アセチレン切断装置(1)は連続的なプロセスで平板(2)を切断するのに用いることができる。非連続的なプロセスで十分な場合には、平板(2)が唯一の基部フレーム(4)上にロードされる際、若しくは平板(2)が基部フレーム(4)からアンロードされる際に、ガイド部材の対(7,8)を通り道から外して配置することのできる領域を備えた作業台を1つだけ有してもよい。
【0030】
必要に応じて(例えば、使用者の望む切断箇所が1より多い場合)、1対よりも多い可動なガイド部材(7,8)を必要な切断用酸化アセチレントーチ(3)及び関連するばり取り装置と共に基部フレーム(4)の上は取付けることも可能である。例えば、更なる対(7,8)が図1,2及び3に示されている。
【0031】
上述したような装置を用いてガス切断により平板(2)を長手方向に切込みを入れるのは困難である。この目的のために上述した作業台と整列させて且つその間に第3作業台を含んでもよく、この第3作業台は鉛直面から−10°〜−20°の範囲の作業角度に調整可能であり且つ必ずしも水平位置に設定可能でなくてよい基部フレームを有すること以外は上述した他の作業台と同じである。そのような装置が図4に模式的に示されている。
【0032】
図4に示されている本発明の製造方法では、ガイド部材(7,8)が酸化アセチレン切断トーチ(3)及び関連するばり取り装置と共に概ね第3作業台の基部フレーム(4)に沿って動き、更に特定用途用の他の2つの作業台にも移動可能である。更に、本発明のこの製造方法では、複数の下部のローラー(6)若しくはこれらのローラーの少なくとも一部が電動化されており、それにより、ひとたび平板(2)がローディング用に用いられている作業台の上にロードされると、ガス切断のために第3作業台に運ばれ、次に、切断された平板がアンロードされる次の作業台へと平板が運ばれる。図1乃至図3に示される本発明の製造方法のように、両端の作業台用基部フレーム(4)は水平位置に配置可能であり、それにより平板(2)をローラー(5)上にロードし、切断された平板(2)をローラー(5)からアンロードすることができる。
【0033】
ガイド部材(7,8)の対の数は、1つの分割すべき平板(2)から作り出そうとする平板切片の数に依存する。長手方向に切込みを入れられる前に平板を切断してもよい。図に示される本発明の製造方法は、平板を切断するため、平板を長手方向に切込みを入れるため、若しくは連続的なプロセスで平板の切断と長手方向に切込みを入れることの両方を行うため、のいずれのために用いてもよい。
【0034】
平板をガス切断するための装置による更なる製造方法が図5及び図6に示されている。酸化アセチレン切断装置は、平板ローディング領域(12)、ばり取り装置(16)の反対側の切断用酸化アセチレントーチ(15)を用いて平板がガス切断される作業領域(13)、及び切断された平板(2)をアンロードするためのアンローディング領域(14)を含む。酸化アセチレン切断プロセスの際に、平板(2)は基部ローラー(17)の上に、且つ切断用酸化アセチレントーチ(15)とばり取り装置(16)の間に、水平に運び入れられる。切断用トーチ(15)及びばり取り装置(16)で構成されるアセンブリは2つの基部ローラー(17)の間に配置され、一方の長手方向端部から他方の長手方向端部までローラー(17)の軸方向に平板(2)を横断して移動可能であり、それにより酸化アセチレン切断手順の際に、静止状態の平板を切断したり、平板をローラー上で長手方向に動かすことによって長手方向切込みを入れるべく平板の2つの長手方向端部の間の所定位置に切断用酸化アセチレントーチ(15)を動かしたりすることができる。
【0035】
テーブル面、平板の上面、又は平板の積重ね部分をローラー(17)によって形成された面と同じ高さになるように調整可能な昇降テーブル(18又は19)が、アンローディング領域及びローディング領域に組込まれてもよい。液圧の若しくは機械的な押し出し機構(20)が含まれており、それにより平板(2)、若しくは積重ねられた平板の最上部にある平板が昇降テーブル(18)上に押し出され、作業領域の中へ且つ作業領域を通るように進められる。更に、平板を作業領域(13)の中へ運び、次に作業領域から別の押し出し機構若しくは処理機構(図示せず)によって平板若しくは平板の積重ねが取外されるアンローディング領域へ運ぶようにローラー(17)の一部が電動化されてもよい。昇降テーブル(19)の高さは調整可能であり、それによってテーブル面若しくはテーブル(19)の上に配置された平板(2)の上面を基部ローラー(17)によって形成された面と同じ高さにして、切断された若しくは長手方向に切込みを入れた平板(2)を受け取ることができるようになる。
【0036】
図6は、本発明にしたがった平板をガス切断するための装置の変形態様を模式的に示したものである。基部ローラー(17)のセットがローディング領域(12及び14)まで作業領域の両端で延在しており、昇降テーブル(18、19)がローディング領域及びアンローディング領域の中に基部ローラー(17)と並んで配置されている。これらのテーブル、若しくはテーブルの上に配置された複数の平板の上面は、基部ローラー(17)によって形成された基面と同じ高さに調整される。
【0037】
図5で示される本発明の製造方法の、図6で示される変形態様を用いることによって、平板(2)を迅速且つ容易に長手方向に切込みを入れることが可能であり、また、平板を切断するべく切断用酸化アセチレントーチ(2)が一方の長手方向の端部から他方の端部まで平板(2)を横断して動くこと(長手方向に切込みを入れた平板の各切片の幅を調整するためにも必要な動き)が可能である。
【0038】
長手方向切込みを入れられた平板(2)は、押し出し機構(10)によってテーブル(18)からローディング領域(12)の中にローラーの上に矢印(23)の方向に押し出される。ローラーが平板を作業領域(12)に向かって及び通って運び、そこで、例えば切断用酸化アセチレントーチ(15)を用いて平板が3等分又は種々の幅の切片に細長く切られたりする。続けて、平板(2)がローラー(17)の上の矢印の方向にアンローディング領域(14)に運ばれ、そこで、細長く切られた平板の切片は押し出し機構(21)によって矢印(24)の方向に、アンローディング領域(14)の中のテーブル(19)上に押し出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一方の作業台から他方の作業台への移動及びその逆の移動が可能な切断用酸化アセチレントーチ/ばり取りのアセンブリを用いて平板をガス切断するべく交互に用い得る2つの作業台を含む、本発明を製造する一方法の正面図及び側面図である。
【図2】図2は、各作業台に切断すべき平板がロードされ、左の作業台で切断用酸化アセチレントーチ/ばり取りのアセンブリが作動中である、図1に示された本発明の製造方法を示している。
【図3】図3は、左の作業台では平板が切断されてアンロードの準備ができており、右の作業台では切断用酸化アセチレントーチ/ばり取りのアセンブリが作動中になっている時点の、図1に示された本発明の製造方法を示している。
【図4】図4は、左右の作業台の間に作業台が1つ挿入され、中央のその作業台で切断用酸化アセチレントーチ/ばり取りのアセンブリが作動中である、図1に示された本発明の模式図である。
【図5】図5は、本発明を製造する別の方法を示している。
【図6】図6は、図5に示された本発明の製造方法の変形形態を示している。
【符号の説明】
1 ガス切断用の2つの作業台を備えた装置
2 平板
3 切断用酸化アセチレントーチ
4 基部フレーム
5 ローラー
6 下部ローラー
7、8 ガイド部材
9、10 両向き矢印
11 別方法の装置
12 ローディング領域
13 平板がガス切断される作業領域
14 アンローディング領域
15 切断用酸化アセチレントーチ
16 ばり取り装置
17 基部ローラー
18、19 昇降テーブル
20、21 押し出し機構
22、23、24 矢印
Claims (18)
- 作業台で少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(3)を用いて平板(2)をガス切断するための手順であって、
切断位置に配置された前記平板(2)と、前記切断用酸化アセチレントーチ(3)とが互いに相対的に動かされるステップを含み、
前記切断位置の前記平板(2)は、その主面が鉛直面から−10°乃至−20°の角度となるように配置されることを特徴とする酸化アセチレン切断手順。 - 連続的な作業のためにライン上で2つの作業台が利用可能であり、前記平板(2)が前記作業台の各々にその主面が鉛直面に対して−10°乃至−20°の角度となるように配置され、前記作業台の各々が切断すべき平板(2)のローディング、ガス切断、アンローディングのために用いられ、前記作業台の2つが交互に前記平板をガス切断するように用いられることを特徴とする請求項1に記載の酸化アセチレン切断手順。
- 前記作業台の一方が切断すべき前記平板(2)をロードするために用いられ、他方が切断された前記平板をアンロードするために用いられ、前記平板(2)を鉛直面から−10°乃至−20°の角度の切断位置でガス切断するようにライン上の2つの前記作業台の間に更なる作業台が含まれており、切断すべき前記平板(2)が前記ローディング作業台の上にロードされ、そこから更に、前記の更なる作業台に運ばれ、通過の際に酸化アセチレン切断プロセスがなされ、切断された前記平板がアンロードされる前記アンローディング作業台に運ばれることを特徴とする請求項2に記載の酸化アセチレン切断手順。
- 前記平板(2)が前記酸化アセチレン切断の際に長手方向に切込みを入れられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の酸化アセチレン切断手順。
- 前記平板(2)と前記切断用酸化アセチレントーチ(3)との間の前記相対運動の際に、前記平板(2)が長手方向に切込みを入れられることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の酸化アセチレン切断手順。
- 前記平板(2)と前記切断用酸化アセチレントーチ(3)との間の前記相対運動を用いて前記平板の長手方向に切込みを入れることが可能となるように、前記平板(2)が前記の更なる作業台で停止することを特徴とする請求項3に記載の酸化アセチレン切断手順。
- 前記平板(2)が連続的にロードされて前記切断用酸化アセチレントーチ(3)を通過するように運ばれ、前記平板(2)と前記切断用酸化アセチレントーチ(3)との間の相対運動の方向によって前記平板(2)が長手方向に切込みを入れられる若しくは切断されることを特徴とする請求項1に記載の酸化アセチレン切断手順。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の手順を実行するための装置であって、
平板と互いに相対的な運動をすることによって前記平板をガス切断するための少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(3)を含み、
切断すべき平板(2)を主面が鉛直面に対して−10°乃至−20°の角度で配置されるように保持するための機構(4)を特徴とする装置。 - 平板(2)を保持するための前記機構(4)が、切断すべき前記平板をその端部で−10°乃至−20°の角度で収納及び保持し且つ傾斜基面を形成するべくブラケット状に配置されたローラー(5、6)を含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 平板(2)を保持するための前記機構の前記傾斜基面に沿って及びその上を同時に動くことが可能な少なくとも1対のガイド部材(7、8)を有し、
該対の各々が少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(3)及び各トーチ用のばり取り装置を収納し、それにより前記切断用酸化アセチレントーチ(3)及び関連する前記ばり取り装置が、前記機構(4)によって保持された平板(2)の長手方向に沿った所望の切断位置に配置可能であり、前記平板(2)は所望の前記切断位置でガス切断可能となっていることを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 平板を連続的に酸化アセチレン切断するべく、
平板(2)を主面が鉛直面に対して前記と同じ−10°乃至−20°の角度となるように保持するための第2機構(4)であって、切断すべき前記平板(2)をその端部で−10°乃至−20°の角度で受け取り及び保持するべくブラケット状に配置されたローラー(5、6)を含み且つ第2傾斜基面を形成する第2機構(4)と、
平板(2)を保持するための前記機構の前記傾斜基面に沿って及びその上を移動可能な前記ガイド部材の対(7,8)であって、前記ガイド部材の対の各々は少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(3)及び各トーチ用のばり取り装置を収納し、それによって前記の切断用酸化アセチレントーチ(3)及び各トーチ用のばり取り装置を前記機構(4)によって保持された平板(2)の長手方向に沿って所望の切断位置に配置して前記所望の切断位置で平板をガス切断することが可能となっており、更に、該ガイド部材対は、基板(2)を保持するための前記第2機構(4)上にロードされた平板を所望の切断位置にてガス切断するべく前記第2傾斜基面の上に配置可能なように前記傾斜基面に沿って移動可能である、前記ガイド部材(7,8)の対とをライン内に含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 平板を保持するための2つの前記機構(4)の間且つ生産ライン上に配置された作業台であって、ブラケット状に配置された一連のローラー(5,6)を含み、それにより平板(2)をその端部で鉛直面に対して−10°乃至−20°の角度で、前記の一連のローラー(5,6)によって形成された第3傾斜基面上に受け取る作業台を有し、
前記ガイド部材の対が前記第3傾斜基面に沿って及びその上を同時に移動可能であり、前記平板をその端部で受け取る複数ローラー(5,6)の中のローラー(6)が電動化されており、それにより平板を保持するための前記機構(4)から前記平板(2)をガス切断するための前記作業台に前記平板(2)を運び、次に、切断された前記平板(2)をアンロードするべく前記作業台から平板を保持するための前記第2機構(4)へ運ぶことを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 平板(2)を保持するための前記機構(4)は、平板をローディングするために若しくは切断された平板をアンローディングするために、傾斜基面が水平位置に調整され得ることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の装置。
- 少なくとも1つの切断用酸化アセチレントーチ(15)を用いて平板(2)をガス切断するための装置であって、
供給領域(12)と、
関連するばり取り装置の反対側に配置された少なくとも1つの前記切断用酸化アセチレントーチ(15)を備え、前記切断用酸化アセチレントーチとその各々に対する前記ばり取り装置との間に前記平板(2)が主面を水平位置にして配置された酸化アセチレン切断領域(13)と、
平板をアンロードする領域(14)と、
前記平板を前記供給領域(12)から前記酸化アセチレン切断領域(13)へ運び、次に前記アンローディング領域(14)へと運ぶ機構(20)とを含み、前記切断用酸化アセチレントーチ(15)は、ガス切断すべき前記平板(2)を切断するべく、前記平板の長手方向と垂直な線に沿って、前記平板の一方の長手方向端部から他方の長手方向端部に移動することが可能であり、また、酸化アセチレン切断プロセスの際に長手方向に運ばれるガス切断すべき前記平板に長手方向の切れ込みを入れるべく、前記垂直な線に沿った任意の点で停止することが可能であることを特徴とする平板をガス切断するための装置。 - 前記供給領域(12)及び/又は前記アンローディング領域(14)が、基面を前記酸化アセチレン切断領域(13)と同じ高さに調節可能な昇降テーブル(18,19)を含むことを特徴とする請求項14に記載の平板をガス切断するための装置。
- 前記酸化アセチレン切断領域(13)は、前記供給領域(12)から前記アンローディング領域(14)に前記平板(2)が運ばれる方向と垂直な軸を備えた適切な数の基部ローラー(17)で構成され且つ基面が形成され、
前記切断用酸化アセチレントーチ(15)及びその各々に関連するばり取り装置が、隣接する2つの前記基部ローラー(17)の間の空間に、且つ前記基部ローラー(17)によって形成される前記基面の両側に配置されることを特徴とする請求項15に記載の平板をガス切断するための装置。 - 前記平板(2)を運ぶための前記機構(20)が、前記供給領域(12)中の、前記平板を押し出すための装置と、電動化された基部ローラー(17)とを含むことを特徴とする請求項16に記載の平板をガス切断するための装置。
- 前記酸化アセチレン切断領域(13)の両側に電動化された前記基部ローラー(17)が設けられて輸送用ローラーのセットを形成し、
該輸送用ローラーセットの横に前記供給領域(12)及び前記アンローディング領域(14)が配置され、
切断された若しくは長手方向に切込みを入れられた前記平板を前記アンローディング領域にアンロードするために用いられる、前記平板を押し出すための装置(21)を備えたことを特徴とする請求項16に記載の平板をガス切断するための装置。
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JP2002313730A JP2004148327A (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 加熱又は冷却された平板のコードなしガス切断 |
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JPH08141858A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-06-04 | Shinobu Onishi | 長尺ワークの順送り自動加工方法及びその装置 |
-
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- 2002-10-29 JP JP2002313730A patent/JP2004148327A/ja active Pending
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