JP2004147384A - 車両の制御装置および制御方法 - Google Patents

車両の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両における加速性能を向上させる。
【解決手段】エンジン100およびモータジェネレータ500と自動変速機300にトルクを伝達するトルクコンバータ200とを備えた車両を制御するECT_ECU400であって、ECT_ECU400は、エンジン100をアシストするようにモータジェネレータ500を制御する制御回路と、トルクコンバータ200により増幅されたエンジン100のトルクによりこの車両に発生する加速度のピーク値が発現するよりも前に、モータジェネレータ500によりエンジン100をアシストするように指示する指示回路とを含む。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の加速性能を向上させる制御装置および制御方法に関し、特に、複数の動力源を備える車両の加速性能を向上させる制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンと電動機とを搭載したハイブリッド型とよばれる車両がある。この車両は、運転状況に応じて、燃費が向上するようにエンジンと電動機とを制御する。
【0003】
特開平3−121928号公報(特許文献1)は、車両の発進時にモータでエンジンをアシストするハイブリッドエンジンを開示する。この特許文献1に記載されたハイブリッドエンジンは、エンジンとモータとを組合せるようにし、エンジンの負荷が所定以上の場合にモータを駆動してエンジンをトルクアシストする。
【0004】
この特許文献1に記載されたハイブリッドエンジンによると、エンジンの負荷が所定の値を越えると、モータが駆動されて、エンジンがトルクアシストされる。これにより、エンジンの全負荷領域を使用することなく車両を走行させることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−121928号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されたハイブリッドエンジンでは、エンジンからのトルクを増幅して変速装置や駆動輪に伝達するトルクコンバータの特性に関係なく、エンジンがモータによりアシストされる。すなわち、運転者がアクセルを踏み込んで加速を要求すると、エンジンの出力が上昇してトルクコンバータへの入力トルクが上昇し、トルクコンバータから出力トルクが上昇して車両が加速する。トルクコンバータの特性は、エンジンから入力されるトルクが上昇するまで、変速装置へ伝達されるトルクが上昇しないという特性を有する。このため、特許文献1のようにトルクコンバータの特性を十分に考慮してモータによりエンジンをアシストしないと、十分な加速性能を発揮することができなかったり、モータによるエンジンのアシストが不必要に発生したりする。このような場合、運転者が加速感に不満を持ったり、車両の燃費が低下するなどの問題が生じる場合がある。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、トルクコンバータを備えた車両において、十分な加速性能を実現することができる、車両の制御装置および制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る制御装置は、車両を駆動する第1の動力源および第2の動力源と、動力源からの駆動力を変速機に伝達するトルクコンバータとを備え、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように動力源が制御される車両を制御する。この制御装置は、トルクコンバータによる増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間特性に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するための制御手段を含む。
【0009】
第1の発明によると、車両に発生する加速度の時間変化に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするので、第1の動力源とトルクコンバータとによるトルク量で十分な加速性能(加速応答性、加速の伸び感)が得られない場合には、第2の動力源により第1の動力源をアシストする。このとき、たとえば、第1の動力源が応答の遅いエンジンで、第2の動力源が応答の早い電動機であると、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度のピーク値が出る前に、電動機でエンジンをアシストして加速応答性を向上させる。また、加速の伸び感を得たい場合には、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度のピーク値が出た後も、電動機でエンジンをアシストして加速の伸び感を向上させる。さらに、第1の動力源とトルクコンバータとによるトルク量で十分な加速性能(加速応答性、加速の伸び感)が得られている場合には、第2の動力源により第1の動力源をアシストしない。このとき、不要なエネルギロスを発生させないようにできる。これにより、車両に所望の加速性能を与えることができるとともに、無駄なエネルギロスを発生させない、車両の制御装置を提供することができる。
【0010】
第2の発明に係る制御装置は、第1の発明の構成に加えて、制御手段は、加速度のピーク値の発生タイミングに基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む。
【0011】
第2の発明によると、加速度のピーク値の発生タイミングが出る前に、第2の動力源により第1の動力源をアシストすることができる。これにより、加速性能(加速応答性)を向上させることができる。
【0012】
第3の発明に係る制御装置は、第1の発明の構成に加えて、制御手段は、車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかと、加速度の時間変化とに基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む。
【0013】
第3の発明によると、運転者がどの程度の加速を要求しているのかを、車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかに基づいて判断される。この判断による運転者の加速要求度合いと、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間変化とに基づいて、判断する。この判断に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御されるので、車両の運転者の加速要求が早く、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間変化が遅いと、たとえば、第1の動力源であるエンジンを第2の動力源である電動機でアシストして、加速性能(加速応答性)を向上させることができる。
【0014】
第4の発明に係る制御装置は、第1の発明の構成に加えて、複数のトルクアシスト特性を記憶するための記憶手段をさらに含み、トルクアシスト特性は、アシスト量およびアシストタイミングとが設定される。制御手段は、記憶手段に記憶された複数のトルクアシスト特性の中から選択された1のトルクアシスト特性に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む。
【0015】
第4の発明によると、記憶された複数のトルクアシスト特性から所望の加速性能を実現できるトルクアシスト特性を選択して、第2の動力源により第1の動力源をアシストする。
【0016】
第5の発明に係る制御装置は、第4の発明の構成に加えて、記憶手段に記憶される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の動力性能を重視するパターンを含む。
【0017】
第5の発明によると、加速性能を重視するパターンと、たとえば燃費を重視するパターンとを使い分けることができる。
【0018】
第6の発明に係る制御装置は、第4の発明の構成に加えて、記憶手段に記憶される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の燃費を重視するパターンを含む。
【0019】
第6の発明によると、燃費を重視するパターンと、たとえば加速性能を重視するパターンとを使い分けることができる。
【0020】
第7の発明に係る制御装置は、第1〜6のいずれかの発明の構成において、第2の動力源が電動機であるものである。
【0021】
第7の発明によると、電動機を用いて、たとえば第1の動力源であるエンジンをアシストして、加速性能の向上を実現できる。
【0022】
第8の発明に係る制御方法は、車両を駆動する第1の動力源および第2の動力源と、動力源からの駆動力を変速機に伝達するトルクコンバータとを備え、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように動力源が制御される車両を制御する。この制御方法は、トルクコンバータによる増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間特性に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御する制御ステップを含む。
【0023】
第8の発明によると、車両に発生する加速度の時間変化に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするので、第1の動力源とトルクコンバータとによるトルク量で十分な加速性能(加速応答性、加速の伸び感)が得られない場合には、第2の動力源により第1の動力源をアシストする。このとき、たとえば、第1の動力源が応答の遅いエンジンで、第2の動力源が応答の早い電動機であると、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度のピーク値が出る前に、電動機でエンジンをアシストして加速応答性を向上させる。また、加速の伸び感を得たい場合には、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度のピーク値が出た後も、電動機でエンジンをアシストして加速の伸び感を向上させる。さらに、第1の動力源とトルクコンバータとによるトルク量で十分な加速性能(加速応答性、加速の伸び感)が得られている場合には、第2の動力源により第1の動力源をアシストしない。このとき、不要なエネルギロスを発生させないようにできる。これにより、車両に所望の加速性能を与えることができるとともに、無駄なエネルギロスを発生させない、車両の制御方法を提供することができる。
【0024】
第9の発明に係る制御方法は、第8の発明の構成に加えて、制御ステップは、加速度のピーク値の発生タイミングに基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む。
【0025】
第9の発明によると、加速度のピーク値の発生タイミングが出る前に、第2の動力源により第1の動力源をアシストすることができる。これにより、加速性能(加速応答性)を向上させることができる。
【0026】
第10の発明に係る制御方法は、第8の発明の構成に加えて、制御ステップは、車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかと、加速度の時間変化とに基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む。
【0027】
第10の発明によると、運転者がどの程度の加速を要求しているのかを、車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかに基づいて判断される。この判断による運転者の加速要求度合いと、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間変化とに基づいて、判断する。この判断に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御されるので、車両の運転者の加速要求が早く、トルクコンバータにより増幅されるトルクにより車両に発生する加速度の時間変化が遅いと、たとえば、第1の動力源であるエンジンを第2の動力源である電動機でアシストして、加速性能(加速応答性)を向上させることができる。
【0028】
第11の発明に係る制御方法は、第8の発明の構成に加えて、複数のトルクアシスト特性を予め準備する準備ステップをさらに含む。トルクアシスト特性は、アシスト量およびアシストタイミングとが設定される。制御ステップは、準備ステップにて準備された複数のトルクアシスト特性の中から選択された1のトルクアシスト特性に基づいて、第2の動力源により第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む。
【0029】
第11の発明によると、予め準備された複数のトルクアシスト特性から所望の加速性能を実現できるトルクアシスト特性を選択して、第2の動力源により第1の動力源をアシストする。
【0030】
第12の発明に係る制御方法は、第11の発明の構成に加えて、準備ステップにて準備される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の動力性能を重視するパターンを含む。
【0031】
第12の発明によると、加速性能を重視するパターンと、たとえば燃費を重視するパターンとを使い分けることができる。
【0032】
第13の発明に係る制御方法は、第11の発明の構成に加えて、準備ステップにて準備される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の燃費を重視するパターンを含む。
【0033】
第13の発明によると、車両の燃費を重視するパターンと、たとえば加速性能を重視するパターンとを使い分けることができる。
【0034】
第14の発明に係る制御方法は、第8〜13のいずれかの発明の構成において、第2の動力源が電動機であるものである。
【0035】
第14の発明によると、電動機を用いて、たとえば第1の動力源であるエンジンをアシストして、加速性能の向上を実現できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0037】
以下、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両のパワートレインについて説明する。以下の説明においては、トルク伝達手段をトルク増幅機能を有するトルクコンバータとして、変速機を自動変速機として説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、変速機は無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)であってもよい。
【0038】
また、本実施の形態に係るECT_ECU400が制御する車両には、エンジンとそのエンジンをトルクアシストするモータジェネレータとが搭載される。ECT_ECU400は、トルクコンバータのトルク増幅状態に応じて、モータジェネレータによりエンジンをトルクアシストする。しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、モータジェネレータの代わりに、電気エネルギや回転エネルギのうちの余剰分を一旦貯蔵しておいて、必要に応じてその貯蔵されたエネルギを供給するフライホイール装置からエネルギを取出して、エンジンをトルクアシストするものであってもよい。
【0039】
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレインについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、図1に示すECT_ECU((Electronic Controlled Automatic Transmission_Electronic Control Unit)400により実現される。
【0040】
図1に示すように、この車両は、エンジン100と、トルクコンバータ200と、自動変速機300と、エンジン100をアシストするモータジェネレータ500と、モータジェネレータ500を制御するインバータ600とから構成される。エンジン100の出力軸は、模式的に表現されたエンジンイナーシャ110を介してトルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸150により連結されている。したがって、エンジン100の出力軸回転数N(E)とトルクコンバータ200の入力軸回転数N(P)とは同じである。また、エンジン100の出力トルクをT(E)と、トルクコンバータ200への入力トルクをT(P)として表わす。
【0041】
モータジェネレータ500は、エンジン100とトルクコンバータ200とを接続する回転軸150にトルクを伝達するように構成される。このモータジェネレータ500は、車両の発進時に所望の加速度を得るためにモータとして作動してエンジン100をアシストする。また、回生制動時にはジェネレータとして作動して運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収する。
【0042】
トルクコンバータ200は、ロックアップクラッチ210を含み、ポンプ羽根車220とタービン羽根車230とから構成される。トルクコンバータ200と自動変速機300とは、回転軸250により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数をN(T)と、トルクコンバータ200の出力トルクをT(T)として表わす。
【0043】
これらのパワートレインを制御するECT_ECU400には、ポンプ回転数N(P)、タービン回転数N(T)、アクセル開度、車速、車両加速度、スロットル開度、AT信号およびシフトポジション信号が入力される。また、ECT_ECU400から、トルクコンバータ200のロックアップクラッチ210に対してロックアップクラッチ係合圧信号が出力される。ECT_ECU400から、自動変速機300に対してAT制御信号が出力される。ECT_ECU400から、インバータ600に対してアシスト量指示信号が出力される。
【0044】
図1において、エンジン100またはエンジン100およびモータジェネレータ500の動力は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ200を備えた自動変速機300を介して連結される駆動輪に伝達される。トルクコンバータ200は、エンジン100のクランク軸(トルクコンバータ200の入力軸)150に固定されたポンプ羽根車220と、自動変速機300の入力軸(トルクコンバータ200の出力軸)250に連結されたタービン羽根車230と、それらポンプ羽根車220および入力軸250を直結するロックアップクラッチ210と、ステータ222とを備えている。
【0045】
本実施の形態に係る制御装置であるECT_ECU400は、車両に所望の加速性能(加速の応答性および伸び感)を与えるために、モータジェネレータ500を用いてエンジン100をトルクアシストする。このとき、トルクコンバータ200によるトルク増幅作用を補完するようにトルクアシストする。すなわち、モータジェネレータ500によるトルクアシストがない場合には、運転者が加速要求をすると(アクセルを踏むと)、スロットル弁を開いて、燃料を噴射して、エンジン内で爆発が発生して始めてエンジントルクが上昇して、その上昇に伴い、トルクコンバータ200からの出力トルクが上昇して、自動変速機300の所定の変速段で変速されて、駆動力が駆動輪に伝達されて、車両が加速する。このとき、アクセルを踏み込んでから約0.4秒後に、トルクコンバータ200のトルク増幅作用によるトルクのピークが発生する。
【0046】
一方、モータジェネレータ500は、インバータ600からの指示とともにエンジン100をトルクアシストするために十分なトルクを発生させることができる。ECT_ECU400は、この0.4秒よりも前に、モータジェネレータ500によりエンジン100をトルクアシストして、加速の応答性を向上させる。
【0047】
また、運転者が加速の応答性に加えて、加速の伸び感を得たい場合には、ECT_ECU400は、この0.4秒よりも後に、モータジェネレータ500によりエンジン100をトルクアシストして、加速の伸び感を実現させる。
【0048】
図2に自動変速機300のスケルトン図を、図3に自動変速機300の作動表を示す。図2に示すスケルトン図および図3に示す作動表によると、摩擦要素であるクラッチ要素(図中のC(0)〜C(2))や、ブレーキ要素(B(0)〜B(4))、ワンウェイクラッチ要素(F(0)〜F(2))が、どのギヤ段の場合に係合および解放されるかを示している。車両の発進時に使用される1速時には、クラッチ要素(C(0)、C(1))、ブレーキ要素(B(4))、ワンウェイクラッチ要素(F(0)、F(2))が係合する。
【0049】
図4を参照して、ECT_ECU400の内部のメモリに記憶されるトルクアシスト特性(A)について説明する。図4に示すように、トルクアシスト特性(A)は、トルクコンバータ200の速度比(=N(T)/N(P))とアシストトルク量との関係が定義されている。図4に示すように、トルクアシスト特性(A)は、速度比eが大きくになるに従って、一旦アシストトルク量が少なくなるが、再度アシストトルク量が大きくなるように設定されている。図4に示すアシストトルク量が下に凸となっている部分は、エンジン100から出力されたトルクがトルクコンバータ200により増幅されたトルクにより車両に発生する加速度のピーク値に対応する。
【0050】
図5を参照して、図4に示したトルクアシスト特性(A)とは別のトルクアシスト特性(B)について説明する。図5に示すように、このトルクアシスト特性(B)は、トルクコンバータ200の速度比eに対してアシストトルク量を規定したことは、前述の図4に示したトルクアシスト特性(A)と同じである。図5に示すように、このトルクアシスト特性(B)は、前述のトルクアシスト特性(A)とは異なり、下に凸となるトルクアシスト状の極小値を有しない。速度比eの上昇に伴い、アシストトルク量はなだらかに減少する。
【0051】
図6および図7を参照して、トルクアシスト特性(A)およびトルクアシスト特性(B)の速度比eを用いないでトルクアシスト特性を規定する方法について説明する。図6および図7に示すように、これらのトルクアシスト特性は、時間tとアシストトルク量との関係を規定する。図6に示すように、トルクアシスト特性(A)は、運転者によりアクセルが踏まれた時間をt=0として、0.4秒後にアシストトルク量が極小値になるようなトルクアシスト特性である。その後3.0秒になるまでに、その極小値から上昇して極大値を迎える。図7に示すように、トルクアシスト特性(B)は、運転者がアクセルを踏むと初期値のアシストトルク量で、その後なだらかに減少するような特性を有する。図6および図7に示す0.4秒は、エンジン100からトルクコンバータ200に入力されたトルクにより車両に発生する加速度のピーク値が発生する時間に対応する。3.0秒は、一般的に、運転者が加速を持続させたい時間に対応する。
【0052】
なお、図4に示すトルクアシスト特性(A)は図6に示すトルクアシスト特性(A)と、図5に示すトルクアシスト特性(B)は図7に示すトルクアシスト特性(B)にそれぞれ対応する。
【0053】
図8を参照して、本実施の形態に係る制御装置を実現するECT_ECU400で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
【0054】
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、ECT_ECU400は、車両の運転者から急加速要求があったか否かを判断する。この判断は、アクセル開度の時間変化率が予め定められた値以上であるか否かに基づいて判断する。さらに、発進時または低速からの急発進であることを識別するために、車速とアクセル開度とを条件に入れるようにしてもよい。急加速要求があると(S100にてYES)、処理はS200へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
【0055】
S200にて、ECT_ECU400は、加速の伸び要求があるか否かを判断する。この判断は、アクセルが踏み込まれた状態が予め定められた時間連続して継続しているかに基づいて行なわれる。伸び要求があると(S200にてYES)、処理はS300へ移される。もしそうでないと(S200にてNO)、処理はS400へ移される。
【0056】
S300にて、ECT_ECU400は、トルクアシスト特性(A)(図4、図6)を選択する。S400にて、ECT_ECU400は、トルクアシスト特性(B)(図5、図7)を選択する。
【0057】
S500にて、ECT_ECU400は、モータジェネレータ500によるトルクアシストを実行するようインバータ600に指示する。
【0058】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置を実現するECT_ECU400を含む車両の動作について説明する。
【0059】
車両の運転者が車両の停止時または低速走行時において、アクセルを急に長く踏み込むと(S100にてYES、S200にてYES)、ECT_ECU400によりトルクアシスト特性(A)が選択される(S300)。選択されたトルクアシスト特性(A)に基づいて、モータジェネレータ500によりエンジン100がトルクアシストされる(S500)。
【0060】
このときの状態を図9の特性曲線(A)および特性曲線(B)で示す。なお、図9の特性曲線(N)は、トルクアシストがない場合を示す。トルクアシストがない場合の特性曲線(N)に示すように、エンジン100から入力されトルクコンバータ200により増幅されたトルクにより車両に発生する加速度は、図9の特性曲線(N)に示すようにアクセルを踏み込んでから約0.3秒後にピーク値を迎える。
【0061】
トルクアシスト特性(A)が選択されると、この0.3秒に到達する前に、モータジェネレータ500によりエンジン100がトルクアシストされて、図9の特性曲線(A)に示されるように加速度の立上がりが早まる。すなわち、加速の応答性が向上する。さらに、トルクアシスト特性(A)が選択された場合には、図4および図6に示すように、トルクアシスト量が一旦極小値を迎えてから再度極大値に向かう。その極大値に対応して、図9の特性曲線(B)に示すように、特性曲線(N)よりも加速度が長く持続する。
【0062】
このように、図4および図6に示すトルクアシスト特性(A)が選択されると、図9に示す特性曲線(A)と特性曲線(B)とにより表わされる加速度が発生する。
【0063】
車両の運転者が急にアクセルを短い時間踏むと(S100にてYES、S200にてNO)、ECT_ECU400によりトルクアシスト特性(B)が選択される(S400)。このとき、図9に示すように特性曲線(A)で示される加速度が発生する。すなわち、特性曲線(N)で示されるトルクアシストがない場合に比べて加速応答性が向上するようにモータジェネレータ500によりエンジン100がアシストされる。
【0064】
車両の運転者がゆっくりとアクセルを踏んだ場合には(S100にてNO)、エンジン100からトルクコンバータ200により入力されて自動変速機300に伝達されたトルクにより十分な加速を発現することができるため、モータジェネレータ500によるエンジン100のトルクアシストは実行されない。このとき、図9に示す特性曲線(N)で示される加速度が発生する。
【0065】
なお、図4〜図7に示すトルクアシスト特性曲線は一例であって、たとえば図9の特性曲線(C)および特性曲線(D)に示すような加速度が発生するようなトルクアシスト特性を用いるようにしてもよい。このようにすると、さらに加速の伸び感を実現させたり、さらに大きな加速度を発生させることができる。
【0066】
以上のようにして、本実施の形態に係るECT_ECUによると、予めメモリに記憶されたトルクアシスト特性を、運転者の加速要求に基づいて選択する。選択されたトルクアシスト特性は、トルクコンバータの速度比や運転者による加速要求からの経過時間に基づいて、モータジェネレータによるエンジンのアシストトルク量が定義されている。すなわち、トルクアシスト特性は、トルクアシストのタイミングとアシストトルク量とを規定する。このように規定されたトルクアシスト特性を用いて、モータジェネレータによりエンジンをアシストする。その結果、モータによるアシストがない場合に比べて、加速応答性を向上させたり、加速の伸び感を持続させたりすることができる。
【0067】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る制御装置が搭載された車両のパワートレインの構成を示す図である。
【図2】図1に示す自動変速機のスケルトン図である。
【図3】図1に示す自動変速機の作動係合状態を表わす図である。
【図4】速度比に対するトルクアシスト特性(A)を示す図である。
【図5】速度比に対するトルクアシスト特性(B)を示す図である。
【図6】時間に対するトルクアシスト特性(A)を示す図である。
【図7】時間に対するトルクアシスト特性(B)を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るECT_ECUで実行される処理の制御構造を示すフローチャートである。
【図9】加速特性を示す図である。
【符号の説明】
100 エンジン、110 エンジンイナーシャ、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、300 自動変速機、400 ECT_ECU、500 モータジェネレータ、600 インバータ。

Claims (14)

  1. 車両を駆動する第1の動力源および第2の動力源と、前記動力源からの駆動力を変速機に伝達するトルクコンバータとを備え、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように前記動力源が制御される車両の制御装置であって、
    前記トルクコンバータによる増幅されるトルクにより前記車両に発生する加速度の時間特性に基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するための制御手段を含む、制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記加速度のピーク値の発生タイミングに基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかと、前記加速度の時間変化とに基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御装置は、複数のトルクアシスト特性を記憶するための記憶手段をさらに含み、前記トルクアシスト特性は、アシスト量およびアシストタイミングとが設定され、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数のトルクアシスト特性の中から選択された1のトルクアシスト特性に基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するための手段を含む、請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記記憶手段に記憶される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の動力性能を重視するパターンを含む、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記記憶手段に記憶される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の燃費を重視するパターンを含む、請求項4に記載の制御装置。
  7. 前記第2の動力源が電動機である、請求項1〜6のいずれかに記載の制御装置。
  8. 車両を駆動する第1の動力源および第2の動力源と、前記動力源からの駆動力を変速機に伝達するトルクコンバータとを備え、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように前記動力源が制御される車両の制御方法であって、
    前記トルクコンバータによる増幅されるトルクにより前記車両に発生する加速度の時間特性に基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御する制御ステップを含む、制御方法。
  9. 前記制御ステップは、前記加速度のピーク値の発生タイミングに基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む、請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記制御ステップは、前記車両の車速、アクセル開度およびアクセル開度の時間変化率の少なくともいずれかと、前記加速度の時間変化とに基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む、請求項8に記載の制御方法。
  11. 前記制御方法は、複数のトルクアシスト特性を予め準備する準備ステップをさらに含み、前記トルクアシスト特性は、アシスト量およびアシストタイミングとが設定され、
    前記制御ステップは、前記準備ステップにて準備された前記複数のトルクアシスト特性の中から選択された1のトルクアシスト特性に基づいて、前記第2の動力源により前記第1の動力源をアシストするように制御するステップを含む、請求項8に記載の制御方法。
  12. 前記準備ステップにて準備される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の動力性能を重視するパターンを含む、請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記準備ステップにて準備される複数のトルクアシスト特性は、少なくとも、車両の燃費を重視するパターンを含む、請求項11に記載の制御方法。
  14. 前記第2の動力源が電動機である、請求項8〜13のいずれかに記載の制御方法。
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