JP2004147313A - 共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法 - Google Patents

共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法 Download PDF

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山川 岳彦
Toshio Ishizaki
石崎 俊雄
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藤川  誠
Ikuo Awai
粟井 郁雄
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Abstract

 【課題】 近年、携帯電話システムでは、高感度の送受信性能や、良好な通話品質が必須となっており、基地局機器や端末のフィルタには、信号成分を殆ど劣化させない低損失な通過特性、および不要な妨害波成分を確実に除去できる急峻な減衰特性が要求されている。しかしながら、誘電体共振器のQ値が減少しロスが増大するなどして、その性能が劣化することがあった。
 【解決手段】 誘電体共振素子103と、共振素子を収納する金属筐体104と、発生する電界が実質的に直交する誘電体共振素子103の共振素子面とその共振素子面に対向する金属筐体104の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように誘電体共振素子103を保持する低誘電率材料301とを備えた、共振器である。
【選択図】 図3

Description

 本発明は、携帯電話などの移動体通信基地局や放送電波送信局などの基地局機器や端末のフィルタに使用される共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法に関する。
 近年、携帯電話システムでは、高感度の送受信性能や、良好な通話品質が必須となっており、基地局機器や端末のフィルタには、信号成分を殆ど劣化させない低損失な通過特性、および不要な妨害波成分を確実に除去できる急峻な減衰特性が要求されている。
 また、さらに最近では、そのような高性能が要求されるとともに、小型化の要求も厳しくなってきている。
 このような要求を満たすフィルタとしては、Q値(quality factor)の高い誘電体共振器を用いたTE01δモード誘電体フィルタが挙げられる。
 以下に図面を参照しながら、従来の小型誘電体共振器およびそれらを用いた誘電体フィルタについて説明する。
 図12(a)は従来のTE01δモード誘電体共振器のD−D′横断面図を示し、図12(b)は同右側面図を示す。
 1001a、1001bは入出力端子、1002a、1002bは入出力プローブ、1003はセラミックなどからなっている誘電体共振素子、1004は金属筐体、1005は高周波特性が良好な低誘電率材料であるアルミナなどからなっている支持台である。
 入出力端子1001a、1001bの中心導体に入出力プローブ1002a、1002bがそれぞれ半田づけ等で接続されている。
 誘電体共振素子1003は円柱状であり、金属筐体1004のほぼ中央に位置するように支持台1005を介して金属筐体1004に接着されている。
 入出力端子1001aに入力された信号は、入出力プローブ1002aと誘電体共振素子1003間の電磁界結合および誘電体共振素子1003と入出力プローブ1002bとの電磁界結合を介して、入出力端子1001bから出力される。
 ここに、従来の誘電体共振器において発生する電磁界分布の説明図である図18に示されているように、電界(実線で図示されている)は誘電体共振素子1003の内部に集中して発生し、磁界(破線で図示されている)はこれに直交するように発生する。
 これにより、TE01δモード誘電体共振器としての特性が得られる。
 しかしながら、上記のような従来の構成では、装置の形状が要求されるサイズよりも大きくなってしまうことがあった。
 図13は、図12のTE01δモード誘電体共振器を更に小型化した従来のTE01δモード誘電体共振器の断面図を示すものである。
 図13において、1101a、1101bは入出力端子、1102a、1102bは入出力プローブ、1103は誘電体共振素子、1104は金属筐体である。
 入出力端子1101a、1101bの中心導体に入出力プローブ1102a、1102bがそれぞれ半田づけ等で接続されている。
 誘電体共振素子1103は円柱形状がその中心軸を含む平面によって切断された半円柱形状であり、半円形状でない長方形の平面である側面は金属筐体1104に直接的に接して配置されている。
 入出力端子1101aに入力された信号は、入出力プローブ1102aと誘電体共振素子1103間の電磁界結合および誘電体共振素子1103と入出力プローブ1102bとの電磁界結合を介して、入出力端子1101bから出力される。
 これにより、TE01δモード誘電体共振器としての特性が得られる。
 また、図14(a)は従来のTE01δモード誘電体フィルタを構成する誘電体共振器のE−E′横断面図を示し、図14(b)は同右側面図を示す。
 このような誘電体共振器は、図13におけるTE01δモード誘電体共振器を四つ接続した四段フィルタである。
 図14において、1201a、1201bは入出力端子、1202a、1202bは入出力プローブ、1203a、1203b、1203c、1203dは誘電体共振素子、1204は金属筐体である。
 入出力端子1201a、1201bの中心導体に入出力プローブ1202a、1202bがそれぞれ半田づけ等で接続されている。
 誘電体共振素子1203a、1203b、1203c、1203dは半円柱形状であり、半円形状でない平面である側面は金属筐体1204に直接的に接している。
 入出力端子1201aに入力された信号は、入出力プローブ1202aと誘電体共振素子1203aとの電磁界結合、誘電体共振素子1203aと誘電体共振素子1203bとの電磁界結合、誘電体共振素子1203bと誘電体共振素子1203cとの電磁界結合、誘電体共振素子1203cと誘電体共振素子1203dとの電磁界結合、および誘電体共振素子1203dと入出力プローブ1202bとの電磁界結合を介して、入出力端子1201bから出力される。
 これにより、バンドパスフィルタとしての特性が得られる(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開昭57−14201号公報 特開昭57−14202号公報
 しかしながら、誘電体共振素子1003よりも小型の半円形状の誘電体共振素子1203を用いた場合においては、半円形状でない平面が直接的に金属筐体1204に接するので、導体損が増大してしまう。
 このため、誘電体共振器のQ値が減少しロスが増大するなどして、その性能が劣化することがあった。
 本発明は、上記従来のこのような課題を考慮し、小型かつ高Qの共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法を提供することを目的とする。
 第1の本発明は、共振素子と、
 前記共振素子を収納する筐体と、
 発生する電界が実質的に直交する前記共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する保持部材とを備えた、共振器である。
 第2の本発明は、前記共振素子は、TEモードで動作する共振素子であり、
 前記電界は、前記TEモードで発生する電界である第1の本発明の共振器である。
 第3の本発明は、前記保持部材は、所定の低誘電率材料を利用して前記所定の間隙に形成された保持部材である第1の本発明の共振器である。
 第4の本発明は、前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む平面によって切断された半円柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である第1の本発明の共振器である。
 第5の本発明は、前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第4の本発明の共振器である。
 第6の本発明は、前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む互いに直交する二つの平面によって切断された四分の一円柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記二つの平面によって切断された二つの面である第1の本発明の共振器である。
 第7の本発明は、前記共振素子は、前記筐体の隣接する二つの筐体面を利用して保持され、
 前記の隣接する二つの筐体面の内の一方の筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第6の本発明の共振器である。
 第8の本発明は、前記円柱形状とは、その中心に孔が空いた円柱形状である第4または第6の本発明の共振器である。
 第9の本発明は、前記共振素子の形状は、多角柱形状が平面によって切断された多角柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である第1の本発明の共振器である。
 第10の本発明は、前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第9の本発明の共振器である。
 第11の本発明は、複数個の共振素子と、
 前記共振素子を収納する筐体と、
 発生する電界が実質的に直交する前記共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する単数個または複数個の保持部材とを備えた、フィルタである。
 第12の本発明は、前記共振素子は、TEモードで動作する共振素子であり、
 前記電界は、前記TEモードで発生する電界である第11の本発明のフィルタである。
 第13の本発明は、前記保持部材は、所定の低誘電率材料を利用して前記所定の間隙に形成された保持部材である第11の本発明のフィルタである。
 第14の本発明は、前記保持部材は、二個以上の前記共振素子を共通して保持する保持部材である第11の本発明のフィルタである。
 第15の本発明は、前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む平面によって切断された半円柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である第11の本発明のフィルタである。
 第16の本発明は、前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第15の本発明のフィルタである。
 第17の本発明は、前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む互いに直交する二つの平面によって切断された四分の一円柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記二つの平面によって切断された二つの面である第11の本発明のフィルタである。
 第18の本発明は、前記共振素子は、前記筐体の隣接する二つの筐体面を利用して保持され、
 前記の隣接する二つの筐体面の内の一方の筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第17の本発明のフィルタである。
 第19の本発明は、前記円柱形状とは、その中心に孔が空いた円柱形状である第15または第17の本発明のフィルタである。
 第20の本発明は、前記共振素子の形状は、多角柱形状が平面によって切断された多角柱形状であり、
 前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である第11の本発明のフィルタである。
 第21の本発明は、前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、第20の本発明のフィルタである。
 第22の本発明は、送信および/または受信を行う送信・受信手段と、
 前記送信に利用されるべき送信信号および/または前記受信に利用されるべき受信信号に対してフィルタリングを行う第1の本発明の共振器または第11の本発明のフィルタとを備えた、通信装置である。
 第23の本発明は、発生する電界が実質的に直交する共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記共振素子を収納する筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する保持部材を形成する保持部材形成ステップを備えた、共振器製造方法である。
 第24の本発明は、発生する電界が実質的に直交する複数個の共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記共振素子を収納する筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する単数個または複数個の保持部材を形成する保持部材形成ステップを備えた、フィルタ製造方法である。
 本発明は、小型かつ高Qの共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法を提供することができるという長所を有する。
 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
 (実施の形態1)
 はじめに、本発明の実施の形態1の誘電体共振器について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態の誘電体共振器について説明しながら、本発明の共振器製造方法の一実施の形態についても説明する(以下同様)。
 図1(a)は本発明の実施の形態1における誘電体共振器の斜視図を示し、図1(b)は同A−A′横断面図である。
 図1(a)〜(b)において、101a、101bは入出力端子、102a、102bは入出力プローブ、103は誘電体共振素子、104は金属筐体である。
 入出力端子101a、101bは、その中心導体に入出力プローブ102a、102bが半田づけ等で接続され、誘電体共振素子103が保持される筐体面Xに設けられている(以下同様)。
 誘電体共振素子103は半円柱形状であり、半円形状でない長方形の平面である側面は金属筐体104に一定の間隔gをもって配置されている。誘電体共振素子103は、セラミックなどからなっている。
 電界Eが実質的に直交する誘電体共振素子103の共振素子面Xとその共振素子面に対向する金属筐体104の筐体面との間に、所定の間隙が生成されているわけである。
 ここに、電界Eは、誘電体共振素子103の内部および一定の間隔gに集中して発生する(実施の形態5に関する図18参照)。
 なお、本実施の形態における円柱形状は、背が低い形状であって、いわゆる円板形状である(以下同様)。
 以上のように構成された誘電体フィルタについて、その動作を説明する。
 入出力端子101aに入力された信号は、入出力プローブ102aと誘電体共振素子103間の電磁界結合および誘電体共振素子103と入出力プローブ102bとの電磁界結合を介して入出力端子101bから出力される。
 これにより、TE01δモード誘電体共振器としての特性が得られる。
 図2は本発明の実施の形態1における誘電体共振器の誘電体共振素子103と金属筐体104との間隔gとTE01δモード共振器のQ値との関係をプロットしたグラフ(黒い丸印で記されている)と、間隔gとTE01δモード共振器の共振周波数との関係をプロットしたグラフ(黒い四角印で記されている)である。
 これから分かるように、小型化に適した半円柱形状誘電体共振素子103と金属筐体104との間に間隔gを設けることにより、共振器のQ値が向上する。間隔gが小さい場合はQ値の上昇が小さく周波数変動が大きいため、間隔gを周波数変動が小さい0.2mmよりやや大きい程度に設定することが望ましい。
 なお、半円柱誘電体共振素子103の寸法は、半径5mm、厚さ5.8mm、比誘電率93であり、金属筐体104の内側のサイズは、長さ21.4mm、高さ13.1mm、幅10.0mmである。
 また、誘電体共振素子103を保持するためには、支持台1005などを利用してもよいが、本発明の実施の形態1における誘電体共振器のA−A′断面図である図3のように誘電体共振素子103の半円形状でない長方形の平面である側面と金属筐体104との間隔gにアルミナなどからなる低誘電率材料301を配置する(つまり、低誘電率材料301を誘電体共振素子103と金属筐体104とで挟持する)こともできる。かくして、誘電体共振素子103を金属筐体に正確に位置決めして固定することが容易になり、誘電体共振素子103の放熱効果を高めることが可能となる。
 もちろん、誘電体共振素子103は本発明の共振素子に対応し、金属筐体104は本発明の筐体に対応し、低誘電率材料301は本発明の保持部材に対応し、入出力プローブ102a、102bは本発明の信号入出力プローブに対応する。また、本実施の形態の誘電体共振器は、本発明の共振器に対応する。
 なお、低誘電率材料301は半円形状でない長方形の平面である側面の全面で挟持されているが、一部で挟持されていてもよい。
 また、本実施の形態において金属筐体104の形状は直方体としたが、半円形状でない長方形の平面である側面が金属筐体104と対向していればよく、例えば半円柱形状でもよい。
 なお、図4(a)に示すように、誘電体共振素子1031の形状は、ドーナッツやバームクーヘンを半分に割った形でもよい。要するに、円柱形状の中心には、孔が空いていてもよい(以下同様)。
 また、図4(b)に示すように、低誘電率材料3011は、誘電体共振素子1031に対応した形状でもかまわない。
 (実施の形態2)
 以下、本発明の実施の形態2の誘電体共振器について、図面を参照しながら説明する。
 図5(a)は本発明の実施の形態2における誘電体共振器の斜視図を示し、図5(b)は同B−B′縦断面を示す。
 実施の形態1と同一の構成要素に関する説明は省略する。また、入出力端子および入出力プローブの図示は省略する。
 401は誘電体共振素子、402は金属筐体、403a、403bは低誘電率材料である。
 誘電体共振素子401は円柱形状の中心軸を通る2平面で四分の一に切断された扇形柱形状誘電体共振素子であり、アルミナなどの低誘電率材料403aおよび403bを誘電体共振素子401の切断された2面と金属筐体402とで挟持する構成となっている。
 より具体的には、誘電体共振素子401は、金属筐体402の隣接する二つの筐体面X1、X2を利用して、適切な位置でコンパクトに保持されている。
 図8は、誘電体共振素子401と金属筐体402との間隔gとTE01δモード共振器のQ値との関係をプロットしたグラフ(黒い丸印で記されている)と、間隔gとTE01δモード共振器の共振周波数との関係をプロットしたグラフ(黒い四角印で記されている)である。なお、これらのグラフは、低誘電率材料403a、403bが取り除かれた場合のグラフである。
 これより、小型化に適した四分の一円柱形状の誘電体共振素子401は、誘電体共振素子401と金属筐体402との間隔gを設けることにより共振器のQ値が向上することが分かる。
 なお、誘電体共振素子401の形状は、半径5.0mm、厚さ5.8mm、比誘電率93であり、金属筐体402の内側のサイズ寸法は、直角をなす2辺はそれぞれ13.9mmであり、残る一辺は19.7mmである。
 以上のような構成により小型かつ高QなTE01δモード誘電体共振器が実現できる。
 もちろん、誘電体共振素子401は本発明の共振素子に対応し、金属筐体402は本発明の筐体に対応し、低誘電率材料403a、403bは本発明の保持部材に対応する。また、本実施の形態の誘電体共振器は、本発明の共振器に対応する。
 なお、金属筐体402の形状は三角柱としているが、図6(a)のように直方体でも、図6(b)のように四分の一円柱でも、同様の効果が得られる。
 また、図7に示すように、誘電体共振素子401は、ドーナッツを四分の一分割したものであってもよい。
 (実施の形態3)
 以下、本発明の実施の形態3の誘電体フィルタについて、図面を参照しながら説明する。
 図9(a)は、本発明の実施の形態3における誘電体フィルタのC−C′断面図を示し、図9(b)は、同右側面図である。
 本実施の形態における誘電体フィルタは、実施の形態1の誘電体共振器を四つ接続した四段フィルタである。
 図9において、701a、701bは入出力端子、702a、702bは入出力プローブ、703a、703b、703c、703dは誘電体共振素子、704は金属筐体、705は低誘電率材料である。
 入出力端子701a、701bの中心導体に入出力プローブ702a、702bが半田づけ等で接続されている。
 誘電体共振素子703a、703b、703c、703dは半円柱形状であり、半円形状でない平面である側面はアルミナなど低誘電率材料で構成された低誘電率材料705を介して金属筐体704に接続している。また、半円柱状の誘電体共振素子703a、703b、703c、703dの中心軸はそれぞれ平行に配置されている。
 以上のように構成された誘電体フィルタについて、その動作を説明する。
 まず、入出力端子701aに入力された信号は、入出力プローブ702aと誘電体共振素子703aとの電磁界結合、誘電体共振素子703aと誘電体共振素子703bとの電磁界結合、誘電体共振素子703bと誘電体共振素子703cとの電磁界結合、誘電体共振素子703cと誘電体共振素子703dとの電磁界結合、誘電体共振素子703dと入出力プローブ702bとの電磁界結合を介して、入出力端子701bから出力される。
 これにより、バンドパスフィルタとしての特性が得られる。
 以上のように本実施の形態3によれば、誘電体共振素子703a、703b、703c、703dの半円形状でない長方形の平面である側面と金属筐体704の間隔gにアルミナなどからなる低誘電率材料705を配置することにより、導体損が軽減できる。
 また、誘電体共振器のQ値が向上し、低損失で高性能かつ小型なフィルタを実現することができる。
 また、誘電体共振器の放熱効果の高いフィルタを得ることができる。
 もちろん、誘電体共振素子703a、703b、703c、703dは本発明の共振素子に対応し、金属筐体704は本発明の筐体に対応し、低誘電率材料705は本発明の保持部材に対応し、入出力プローブ702a、702bは本発明の信号入出力プローブに対応する。また、本実施の形態の誘電体フィルタは、本発明のフィルタに対応する。
 なお、本実施の形態の誘電体共振器には実施の形態1の形状を用いたが、実施の形態2の形状を用いても、同様に、誘電体共振器の放熱効果の高い、小型かつ低損失で高性能なフィルタ特性を得ることができる。
 また、低誘電率材料705は、四つの誘電体共振素子703a、703b、703c、703dに対して一つで形成されていたが、それぞれに対応させ四つの低誘電率材料で形成しても、同様の効果が得られることは言うまでも無い。
 (実施の形態4)
 以下、本発明の実施の形態4の誘電体フィルタについて、図面を参照しながら説明する。
 図10は、本発明の実施の形態4における誘電体フィルタの斜視図を示すものである。
 本実施の形態における誘電体フィルタは、実施の形態2の誘電体共振器を四つ接続した四段フィルタである。
 図10において、801a、801bは入出力端子、802a、802bは入出力プローブ、803a、803b、803c、803dは誘電体共振素子、804は金属筐体、805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2は低誘電率材料である。
 入出力端子801a、801bの中心導体に入出力プローブ802a、802bが半田づけ等で接続されている。
 誘電体共振素子803a、803b、803c、803dは四分の一円柱形状であり、四分の一円形状でない平面である2つの面はアルミナなど低誘電率材料で構成された低誘電率材料805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2を介して金属筐体804に接続している。
 より具体的には、誘電体共振素子803a、803b、803c、803dは、金属筐体804の隣接する二つの筐体面Y1、Y2を利用して保持されており、隣接する二つの筐体面Y1、Y2の内の一方の筐体面Y1には、信号を入出力するための入出力端子801a、801bが設けられている。
 また四分の一円柱状の誘電体共振素子803a、803b、803c、803dの中心軸は、それぞれほぼ一直線に配置されている。
 以上のように構成された誘電体フィルタについて、その動作を説明する。
 まず、入出力端子801aに入力された信号は、入出力プローブ802aと誘電体共振素子803aとの電磁界結合、誘電体共振素子803aと誘電体共振素子803bとの電磁界結合、誘電体共振素子803bと誘電体共振素子803cとの電磁界結合、誘電体共振素子803cと誘電体共振素子803dとの電磁界結合、誘電体共振素子803dと入出力プローブ802bとの電磁界結合を介して、入出力端子801bから出力される。
 これにより、バンドパスフィルタとしての特性が得られる。
 以上のように、本実施の形態4によれば、誘電体共振素子803a、803b、803c、803dの半円形状でない長方形の平面である側面と金属筐体804との間隔gにアルミナなどからなる低誘電率材料805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2を配置することにより、導体損が軽減できる。
 また、誘電体共振器のQ値が向上し、低損失で高性能かつ小型なフィルタを実現することができる。
 また、誘電体共振器の放熱効果の高いフィルタを得ることができる。
 もちろん、誘電体共振素子803a、803b、803c、803dは本発明の共振素子に対応し、金属筐体804は本発明の筐体に対応し、低誘電率材料805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2は本発明の保持部材に対応し、入出力プローブ802a、802bは本発明の信号入出力プローブに対応する。また、本実施の形態の誘電体フィルタは、本発明のフィルタに対応する。
 なお、本実施の形態の誘電体共振器には実施の形態2の形状を用いたが、実施の形態1の形状を用いても、同様に、誘電体共振器の放熱効果の高い、小型かつ低損失で高性能なフィルタ特性を得ることができる。
 また、低誘電率材料805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2は、四つの誘電体共振素子803a、803b、803c、803dのそれぞれに対してそれぞれ2つで形成されていたが、図11のように2つの低誘電率材料901aと901bとで形成しても、同様の効果が得られることは言うまでも無い。
 要するに、本発明の共振素子は複数個備えられ、本発明の保持部材は二個以上の共振素子を共通して保持してもよい。
 また、誘電体共振素子803a、803b、803c、803dの配置において、実施の形態3のように誘電体共振素子803a、803b、803c、803dの中心軸が平行に配置されていても同様の効果が得られる。
 (実施の形態5)
 以下、本発明の実施の形態5の誘電体共振器について、図面を参照しながら説明する。
 図15は、本発明の実施の形態5における誘電体共振器の横断面図を示す。
 実施の形態1と同一の構成要素に関する説明は省略する。
 誘電体共振素子105は多角柱形状の中心軸を通る平面で半分に切断された多角柱形状誘電体共振素子である。
 誘電体共振素子105を保持するために、誘電体共振素子105の長方形の平面である側面と金属筐体104との間隔にアルミナなどからなる低誘電率材料301を配置する。
 ここに、本発明の実施の形態5における誘電体共振器において発生する電磁界分布の説明図である図19に示されているように、電界(実線で図示されている)は誘電体共振素子105の内部および一定の間隔に集中して発生し、磁界(破線で図示されている)はこれに直交するように発生する。
 このように、本実施の形態の誘電体共振器の構成および動作は、前述した実施の形態1の誘電体共振器の構成および動作と類似している。
 なお、本発明の共振素子は、本実施の形態においては、四角柱形状が平面によって切断された四角柱形状を有する誘電体共振素子105であった。しかし、これに限らず、本発明の共振素子は、たとえば、本発明の実施の形態における誘電体共振器の断面図である図16に示されているように、八角柱形状が平面によって切断された五角柱形状を有する誘電体共振素子106であってもよい。
 もちろん、誘電体共振素子105は、本発明の共振素子に対応する。また、本実施の形態の誘電体共振器は、本発明の共振器に対応する。
 (実施の形態6)
 はじめに、本発明の実施の形態6の通信装置の構成図である図17を主として参照しながら、本実施の形態の通信装置の構成について説明する。
 本実施の形態の通信装置は、送信を行うための送信回路11と、受信を行うための受信回路18と、送信に利用すべき送信信号に対してフィルタリングを行うためのフィルタ13と、受信に利用すべき受信信号に対してフィルタリングを行うためのフィルタ16とを備えている。
 送信回路11は、送信増幅器12、フィルタ13、スイッチ14を介してアンテナ15から送信信号を送信するための回路である。
 受信回路18は、アンテナ15より受信された受信信号をスイッチ14、フィルタ16、受信増幅器17を介して入力するための回路である。
 フィルタ13は、送信増幅器12とスイッチ14とを接続するための二つの端子を有している。
 フィルタ16は、受信増幅器17とスイッチ14とを接続するための二つの端子を有している。
 つぎに、本実施の形態の通信装置の動作について説明する。
 同じことであるので、送信を行う場合の送信動作について説明する。
 送信回路11は、送信すべき送信信号を送信増幅器12に対して出力する。
 送信増幅器12は、送信回路11によって出力された送信信号を入力して増幅し、その増幅した送信信号をフィルタ13に対して出力する。
 フィルタ13は、送信増幅器12によって出力された増幅後の送信信号を入力してフィルタリングし、そのフィルタリングした送信信号をスイッチ14に対して出力する。
 スイッチ14は、フィルタ13によって出力されたフィルタリング後の送信信号を入力し、その送信信号をアンテナ15から無線送信する。
 このように、本発明の通信装置は、上述したいずれかの誘電体共振器あるいは、上述したいずれかの複数段誘電体フィルタと、通信装置本体とを備えた通信装置である。
 例えば、上記共振器や複数段誘電体フィルタを、携帯電話の基地局機器や端末の送信回路或いは受信回路中に用いることができる。
 なお、スイッチ14の代わりに、移相回路や、移相回路と送受信フィルタとを併せた共用器を利用してもよい。
 もちろん、送信回路11および受信回路18を含む手段は本発明の送信・受信手段に対応し、フィルタ13、16は本発明の共振器またはフィルタに対応する。また、本実施の形態の通信装置は、本発明の通信装置に対応する。
 以上においては、本実施の形態1〜6について詳細に説明を行った。
 なお、本発明の共振素子は、上述した実施の形態においてはTE01δモードで動作する共振素子であったが、これに限らず、たとえば、その他のTEモードで動作する共振素子であってもよいし、TMモードなどで動作する共振素子であってもよい。
また、 本発明の電界は、上述した実施の形態においてはTE01δモードで発生する電界であったが、これに限らず、たとえば、その他のTEモードで発生する電界であってもよいし、TMモードなどで発生する電界であってもよい。
 本発明は、小型かつ高Qの共振器、フィルタ、通信装置、共振器製造方法、およびフィルタ製造方法を提供することができ、有用である。
(a)本発明の実施の形態1における誘電体共振器の斜視図 (b)本発明の実施の形態1における誘電体共振器のA−A′断面図 本発明の実施の形態1における誘電体共振器の誘電体共振素子と金属筐体との間隔に対する、共振器のQ値および最低次モードの共振周波数のグラフ 本発明の実施の形態1における誘電体共振器のA−A′断面図 (a)本発明の実施の形態1の変形例(その1)を示す断面図 (b)本発明の実施の形態1の変形例(その2)を示す断面図 (a)本発明の実施の形態2における誘電体共振器の斜視図 (b)本発明の実施の形態2における誘電体共振器のB−B′断面図 (a)本発明の実施の形態2の変形例(その1)を示す断面図 (b)本発明の実施の形態2の変形例(その2)を示す断面図 本発明の実施の形態2の変形例の誘電体共振器の断面図 本発明の実施の形態2における誘電体共振器の誘電体共振素子と金属筐体との間隔に対する、共振器のQ値および最低次モードの共振周波数のグラフ (a)本発明の実施の形態3における誘電体フィルタのC−C′横断面図 (b)本発明の実施の形態3における誘電体フィルタの右側面図 本発明の実施の形態4における誘電体フィルタの斜視図 本発明の実施の形態4の変形例を示す斜視図 (a)従来の誘電体共振器のD−D′横断面図 (b)従来の誘電体共振器の右側面図 従来の誘電体共振器の断面図 (a)従来の誘電体フィルタのE−E′横断面図 (b)従来の誘電体フィルタの右側面図 本発明の実施の形態5における誘電体共振器の断面図 本発明の実施の形態における誘電体共振器の断面図 本発明の実施の形態6における通信装置の構成図 従来の誘電体共振器において発生する電磁界分布の説明図 本発明の実施の形態5における誘電体共振器において発生する電磁界分布の説明図
符号の説明
 101a、101b 入出力端子
 102a、102b 入出力プローブ
 103 誘電体共振素子
 104 金属筐体
 301 低誘電率材料
 401 誘電体共振素子
 402 金属筐体
 403a、403b 低誘電率材料
 501 金属筐体
 502 金属筐体
 701a、701b 入出力端子
 702a、702b 入出力プローブ
 703a、703b、703c、703d 誘電体共振素子
 704 金属筐体
 705 低誘電率材料
 801a、801b 入出力端子
 802a、802b 入出力プローブ
 803a、803b、803c、803d 誘電体共振素子
 804 金属筐体
 805a1、805b1、805c1、805d1、805a2、805b2、805c2、805d2 低誘電率材料
 901a、901b 低誘電率材料
 1001a、1001b 入出力端子
 1002a、1002b 入出力プローブ
 1003 誘電体共振素子
 1004 金属筐体
 1005 支持台
 1101a、1101b 入出力端子
 1102a、1102b 入出力プローブ
 1201a、1201b 入出力端子
 1202a、1202b 入出力プローブ
 1203a、1202b、1203c、1202d 誘電体共振素子
 1204 金属筐体

Claims (24)

  1.  共振素子と、
     前記共振素子を収納する筐体と、
     発生する電界が実質的に直交する前記共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する保持部材とを備えた、共振器。
  2.  前記共振素子は、TEモードで動作する共振素子であり、
     前記電界は、前記TEモードで発生する電界である請求項1記載の共振器。
  3.  前記保持部材は、所定の低誘電率材料を利用して前記所定の間隙に形成された保持部材である請求項1記載の共振器。
  4.  前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む平面によって切断された半円柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である請求項1記載の共振器。
  5.  前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項4記載の共振器。
  6.  前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む互いに直交する二つの平面によって切断された四分の一円柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記二つの平面によって切断された二つの面である請求項1記載の共振器。
  7.  前記共振素子は、前記筐体の隣接する二つの筐体面を利用して保持され、
     前記の隣接する二つの筐体面の内の一方の筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項6記載の共振器。
  8.  前記円柱形状とは、その中心に孔が空いた円柱形状である請求項4または6記載の共振器。
  9.  前記共振素子の形状は、多角柱形状が平面によって切断された多角柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である請求項1記載の共振器。
  10.  前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項9記載の共振器。
  11.  複数個の共振素子と、
     前記共振素子を収納する筐体と、
     発生する電界が実質的に直交する前記共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する単数個または複数個の保持部材とを備えた、フィルタ。
  12.  前記共振素子は、TEモードで動作する共振素子であり、
     前記電界は、前記TEモードで発生する電界である請求項11記載のフィルタ。
  13.  前記保持部材は、所定の低誘電率材料を利用して前記所定の間隙に形成された保持部材である請求項11記載のフィルタ。
  14.  前記保持部材は、二個以上の前記共振素子を共通して保持する保持部材である請求項11記載のフィルタ。
  15.  前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む平面によって切断された半円柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である請求項11記載のフィルタ。
  16.  前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項15記載のフィルタ。
  17.  前記共振素子の形状は、円柱形状がその中心の軸を含む互いに直交する二つの平面によって切断された四分の一円柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記二つの平面によって切断された二つの面である請求項11記載のフィルタ。
  18.  前記共振素子は、前記筐体の隣接する二つの筐体面を利用して保持され、
     前記の隣接する二つの筐体面の内の一方の筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項17記載のフィルタ。
  19.  前記円柱形状とは、その中心に孔が空いた円柱形状である請求項15または17記載のフィルタ。
  20.  前記共振素子の形状は、多角柱形状が平面によって切断された多角柱形状であり、
     前記共振素子面は、前記平面によって切断された面である請求項11記載のフィルタ。
  21.  前記共振素子が保持される筐体面を利用して設けられた、信号を入出力するための信号入出力プローブをさらに備えた、請求項20記載のフィルタ。
  22.  送信および/または受信を行う送信・受信手段と、
     前記送信に利用されるべき送信信号および/または前記受信に利用されるべき受信信号に対してフィルタリングを行う請求項1記載の共振器または請求項11記載のフィルタとを備えた、通信装置。
  23.  発生する電界が実質的に直交する共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記共振素子を収納する筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する保持部材を形成する保持部材形成ステップを備えた、共振器製造方法。
  24.  発生する電界が実質的に直交する複数個の共振素子の共振素子面とその共振素子面に対向する前記共振素子を収納する筐体の筐体面との間に所定の間隙が生成されるように前記共振素子を保持する単数個または複数個の保持部材を形成する保持部材形成ステップを備えた、フィルタ製造方法。
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