JP2004146227A - 照明装置 - Google Patents

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Kazuo Yoshida
吉田 和雄
Masahito Onishi
大西 雅人
Nariyuki Yamauchi
山内 得志
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Abstract

【課題】照明用の生理ソフトによる快起、入眠、リラックス等のプログラムの効果を使用者にとってより一層確実に高くすることができる照明装置を提供することにある。
【解決手段】照明器具本体1と、この照明器具本体1に取り付けられた少なくとも一つ以上のランプ2と、このランプ2を点灯させる少なくとも一つ以上の点灯回路3と、前記ランプ2の点灯状態を変化させる制御回路4と、この制御回路4に制御するプログラムを記憶する生理ソフト制御部5とを有しており、この生理ソフト制御部5が、照明制御プログラム7に連動するように制御信号を、照明以外の他機器の出力を制御し、かつ、前記照明器具本体1が、光出力を変化させることにより、使用者に人間工学的に快起、入眠、リラックス等をできるようになした。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置に関し、さらに詳しくは、人間工学的に快起、入眠、リラックス等の生理効果を補助することができる照明用の生理ソフトを制御する照明装置において、これら前記生理効果をさらに補助するために、家電製品などの他機器を照明用の生理ソフトと連動させる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明装置としては、例えば、下記の特許文献1に示されるようなものが知られていた。具体的には、就寝者が起床に際しての目覚めを良くする方法として、図7に示すように、設定された起床希望時刻に応じて光発生手段の光の照度を低照度、中照度、高照度の順に変化させるとともに低照度から中照度への照度変化を緩やかに、中照度から高照度への照度変化を急速に行う制御手段を設け、これら光出力変化により、就寝者の睡眠を深い状態から浅い状態に導くとともに、就寝者の生体リズムを活動期に向かわせる照明装置であった。
【0003】
図8にこれらの照明制御プログラムを利用した照明装置の構成図を示した。
【0004】
同図8に示すごとく、リモコン受光部16、制御回路部40、放電灯点灯装置のような点灯回路3、放電灯ランプのようなランプ2により構成する照明器具本体部分と、リモコン送信部として用いられるタイマー付きリモコン17とから構成される照明装置があった。
【0005】
前記制御回路部40に照明用の生理ソフトのプログラムが内蔵されており、タイマー付きリモコン17には言うまでもなくタイマーが内蔵されているものであった。
【0006】
次に、簡単に照明制御プログラムの説明を行う。
【0007】
図8に示す制御回路部40に内蔵された照明用の生理ソフトでは現在の時刻と起床希望時刻との比較より、図7に示すように、起床希望時刻t3の30〜60分前の時刻t1でランプ2を点灯させ低照度光を出力させるととともに、調光照度をほぼ零から200lx程度まで徐々に高めていくものであった。
【0008】
そして、時刻t1からt3までの低照度光で夜明け前の状態を、時刻t3から時刻t4まで中照度で夜明け前後の状態を、時刻t4以降の高照度で夜明後の日射がある状態を示すわけであり、低照度としては250lx以下、中照度では200〜1000lx、高照度では1000lx以上であることが望ましいものであった。
【0009】
また、時刻t1から2において、照度が変化する光刺激を就寝者に与えるにあたり、単に照度を徐々に増加させるのではなく、低照度から中小度への変化は緩やかに増加させるものであった。
【0010】
そして、時刻t2からt3において、中照度から倍以上の明るさの高照度へと急速に照度を変化させることから、就寝者は夜明け前の状態から夜明け前後にかけて自然界の光の状態となるものであった。さらに、時刻t3において、日射を直接受ける状態を授受することができて、快適な起床を促すものであったちつつ。
【0011】
そして、このような光の変化の光刺激は、就寝者にとってその睡眠が深い状態から浅い状態に適切に誘導されるだけでなく、高照度光の存在が就寝者の生体リズムを活性期に向かわせることになるため、不快感のない目覚めを就寝者にもたらすことができるものであった。
【0012】
【特許文献1】
特開平7−318670号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、照明用の生理ソフトにおいてプログラムの一つとして、特願2001−301702号で提案されているように、ユーザーが閉眼時に図9に示されるような照明光の輝度の変化に合わせて、ユーザーが呼吸リズムを整えるとともにリラックスすることを容易にする照明制御方法であるリラックスプログラムを提案しているものであった。
【0014】
前記照明制御プログラムより、照明器具の発光面の輝度を周期的に変化することに連動して、観測者は呼吸するものである。例えば、観測者は、照明光が最も暗い状態から明るくなる期間に息を吸い、照明光が最も明るい状態から暗い状態になる期間に息を吐くものとする。または、観測者は、照明光が最も暗い状態から明るくなる期間に息を吐き、照明光が最も明るい状態から暗い状態になる期間に息を吸うものでも良い。
【0015】
このように、観測者は、照明光の輝度変化に合わせて呼吸することにより、呼吸リズムを整えることができるものである。これにより、観測者のリラックスが向上される。ここで、本明細書では、「リラックス」とは、ストレス解消だけでなく、気持ちが良くなり眠ってしまうことも包含している。
【0016】
図9は、観測者をリラックスさせることを目的とする照明制御方法の原理を模式的に示しているものである。このような照明制御において、点灯期間を「導入期間」、「リラックス期間」との順に少なくとも分けるものとする。リラックス期間は、導入期間より時間的に後の期間である。
【0017】
観測者は閉眼状態であり、導入期間では、目を閉じた観測者に提示される照明光が「目を閉じた観測者が呼吸をあわせやすい照明光」となるように、ランプの発光面の輝度を制御する.リラックス期間においては、目を閉じた観測者に提示される照明光が「目を閉じた状態観測者がリラックスし易い照明光」となるように輝度を制御するものである。
【0018】
なお、リラックス期間は導入期間に続く直後であっても良いが、導入期間とリラックス期間との間に遷移期間を設ける方が望ましい。この遷移期間移動中に、観測者に提示される照明光が、徐々に変化するように照明光を制御するものである。
【0019】
しかしながら、快起プログラム、入眠プログラム、リラックスプログラム等の照明用の生理ソフトは照明の光出力を制御するものであり、同プログラムの効果としては使用者にとって個人差が大きくなる傾向にあった。
【0020】
本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、照明用の生理ソフトによる快起、入眠、リラックス等のプログラムの効果を使用者にとってより一層確実に高くすることができる照明装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る照明装置は、照明器具本体と、この照明器具本体に取り付けられた少なくとも一つ以上のランプと、このランプを点灯させる少なくとも一つ以上の点灯回路と、前記ランプの点灯状態を変化させる制御回路と、この制御回路に制御するプログラムを記憶する生理ソフト制御部とを有しており、この生理ソフト制御部が、人間工学的に快起、入眠、リラックス等を可能とする照明制御プログラムを記憶し、前記照明器具本体の光出力の変化を制御し、前記照明制御プログラムに連動するように制御信号を、照明以外の他機器の出力を制御し、かつ、前記照明器具本体が、光出力を変化させることにより、使用者に人間工学的に快起、入眠、リラックス等をできるようになしたことを特徴とする。
【0022】
本発明の請求項2に係る照明装置は、前記照明器具本体および照明以外の他機器の制御回路に赤外線のリモコン受光部を設けるとともに、前記生理ソフト制御部がリモコン送信機に設けられ、前記生理ソフト制御部の照明制御プログラムに連動するように制御信号を、照明以外の他機器の出力を制御し、かつ、前記照明器具本体が、光出力を変化させることにより、使用者に人間工学的に入眠、リラックス等をできるようになしたことを特徴とする。
【0023】
本発明の請求項3に係る照明装置は、前記照明器具本体および照明以外の他機器を制御し、かつ、前記生理ソフト制御部と前記リモコン送信機から構成する多機器制御部を複数設け、このような各々の多機器制御部がそれぞれ異なった照明器具本体、照明以外の他機器を制御し、同多機器制御部が、他の多機器制御部を介して、前記多機器制御部が制御可能とする照明器具本体、照明以外の他機器を制御できるようになしたことを特徴とする。
【0024】
本発明の請求項4に係る照明装置は、前記複数の多機器制御部の制御信号を伝達するのに有線、無線が用いられたことを特徴とする。
【0025】
本発明の請求項5に係る照明装置は、前記照明以外の他機器のうち少なくとも1つが、エアコンであって、前記ランプの光温度を検出し、この光温度が高いと前記エアコンの温度を低めに設定し、同光温度が低いと前記エアコンの温度を高めに設定することを特徴とする。
【0026】
本発明の請求項6に係る照明装置は、前記照明以外の他機器が、エアコン、目覚し時計、オーディオ、テレビ、ラジオ、調理器等の家電製品であることを特徴とする。
【0027】
本発明の請求項7に係る照明装置は、前記生理ソフト制御部にインターネットを接続するインターネットインターフェイスを設け、前記照明制御プログラムを専用のサーバーからダウンロードして、前記生理ソフト制御部に記憶させてなることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳しく説明する。
【0029】
(実施形態1)
図1により、本発明の一実施形態としての各回路構成部位を示す。
【0030】
本実施形態は、図1に示すごとく、照明制御プログラム7があって、この照明制御プログラム7の動作開始時刻を設定する動作開始時刻設定部6と、前記照明制御プログラム7より、照明器具本体1から所望の光束を出力させる照明制御信号を出力するインターフェイス8とから構成される生理ソフト制御部5と、前記照明器具本体1に取り付けられたランプ2と、このランプ2を点灯させる点灯回路3と、前記ランプ2の点灯状態を変化させる制御回路4とを有しているものである。
【0031】
そして、制御回路4としては、前記インターフェイス8と前記照明制御信号により点灯回路3を所望の動作制御するように制御信号を出力しているものである。また、点灯回路3としては、前記制御回路4より出力される制御信号によりランプ2を点灯させているものである。
【0032】
なお、図1に示すごとく、前記インターフェイス8は、照明器具本体1以外の家電機器などの他機器に前記照明制御プログラム7より所望の動作を実現する他機器制御信号を出力するものでもあることは言うまでもないことである。
【0033】
次に、就寝者(使用者)の実際の使用環境、および、照明装置の動作について、図1および図2により説明する。
【0034】
図1に示す生理ソフト制御部5では、現在の時刻と起床希望時刻との比較より、図2に示すように、起床希望時刻t4の30〜60分前の時刻t1で照明器具本体1を点灯させ低照度光を出力させるととともに、調光照度をほぼ零から200lx程度まで徐々に高めていくものである。
【0035】
時刻t2において、照明器具本体1により所望の光出力を制御しつつ、就寝者が目覚める時刻t4において就寝者が設定する室内温度となるように照明器具本体1以外の家電機器などの他機器の1つであるエアコン12をオンさせ、室内の温度を調整し始めるものである。
【0036】
就寝者の起床希望時刻t4において、照明器具本体1を高照度へ、エアコン12により室内を就寝者の所望の温度へ、照明器具本体1以外の家電機器などの他機器の1つであるAV13(オーディオ機器)をオンし、音楽等を就寝者に提供することにより、同就寝者を起床へと導くものである。
【0037】
時刻t1からt3までの低照度光で夜明け前の状態を、時刻t3から時刻t4まで中照度で夜明け前後の状態を、時刻t4以降の高照度で夜明後の日射がある状態をつくり出すわけであり、低照度としては250lx以下、中照度では200〜1000lx、高照度では1000lx以上であることが望ましいものである。
【0038】
時刻t1からt3において、照度が変化する光刺激を就寝者に与えるにあたり、単に照度を徐々に増加させるのではなく、低照度から中小度への変化は緩やかに増加されるものである。
【0039】
時刻t2からt3においても、室内温度は起床時の設定温度となるまで、就寝の妨げ、不快感がないように徐々に変化させるものである。
【0040】
時刻t3からt4において、中照度から倍以上の明るさの高照度へと急速に照度を変化させることから、就寝者は夜明け前の状態から夜明け前後にかけて自然界の光の状態を得ることになるものである。
【0041】
時刻t4において、日射を直接受ける状態を授受することができ、心地よい室内温度と音楽等により、光と温度と音により、快適な起床を促すものである。
【0042】
そして、このような光の変化の光刺激は、就寝者にとってその睡眠が深い状態から浅い状態に適切に誘導されるだけでなく、高照度光の存在が就寝者の生体リズムを活性期に向かわせることになるため、不快感のない目覚めを就寝者にもたらすことができるものである。
【0043】
(実施形態2)
本発明の一実施形態としての各構成は、図1に示す実施形態1と同様であり構成部位の説明は省略する。
【0044】
また、本実施形態の照明制御プログラム7は、従来の技術で示したリラックスを目的としたプログラムであり、この照明制御プログラム7をもとに多機器と照明器具本体1を連動させる一例を示す。
【0045】
リラックスを目的としたプログラムの説明は、前記従来の技術に記述したとおりであり、省略する。
【0046】
次に本実施形態の具体的な動作について説明する。
【0047】
図9の導入期間において、照明機器の照度変化は、図9に示すとおりとする。また、このとき、使用者は、室温をリラックス期間中によりリラックス可能な温度に設定されるように、エアコン12を制御するものである。また、より一層リラックス効果を高めるために、AV13機器により音楽干渉等を設定した音量、温室へと制御可能とするものである。
【0048】
次に、遷移期間においては、リラックス期間に使用者が設定するAV13機器の音量、音質をだんだんと下げていき、エアコン12により制御される室温も使用者の設定温度に近づけていくものである。そして、リラックス期間において、AV13機器等による音源の音量、エアコン12による温度は、使用者の設定した設定値とするものである。
【0049】
これらの動作により、使用者により一層効果的なリラックス状態を提供することを可能とするものである。
【0050】
(実施形態3)
本発明の一実施形態としての各回路構成は、図3に示す。この実施形態の構成は、図3に示すごとく、リモコン送信機15内にリモコン送信部14と繋がるようにして照明用の生理プログラムを記憶し制御する生理ソフト制御部5を設けているものである。そして、リモコン送信部14からの送信信号を受信可能なリモコン受光部16、そのリモコン送信信号による制御信号を受けて点灯回路3を所望の動作を制御する制御回路4、ランプ2を所望の光出力にする点灯回路3、および、同ランプ2から構成される照明器具本体1と、前記リモコン送信部14からの照明制御信号を受信可能な第1のリモコン受光部16aを具備する第1の他機器であるエアコン12、同じく、前記リモコン送信部14からの照明制御信号を受信可能な第2のリモコン受光部16bを具備する第2の他機器であるAV13などより構成されるものである。
【0051】
本発明の実施形態の構成において、照明制御信号は、リモコン送信部14より各リモコン受光部16に入力し、各機器は所望の動作を行うものである。動作例としては、前述した実施形態1、および、実施形態2に示したものと同様のものであるために、ここでは省略する。
【0052】
以上より、照明用の生理プログラムを記憶するリモコン送信部14より、各機器に付属する赤外線用のリモコン受光部16等に制御信号を送ることにより、既存の赤外線用のリモコンを使用して生理ソフト制御を行うため、新たに多くの機器に制御信号線を接続するといったことは不要でありながら、多くの機器を制御可能とするものである。
【0053】
(実施形態4)
本発明の一実施形態としての各回路構成は、図4に示す。
【0054】
本実施形態は、図4に示すごとく、例えば、照明器具本体1の光温度を検出するユニットをリモコン受信部分に設け、これにより検出した光温度をもとに照明器具本体1以外の家電機器などの他機器の1つであるエアコン12の温度設定を変化するように、リモコン送信機15によりエアコン12の設定温度を変化させる信号を送ることを特徴とするものである。
【0055】
特に、蛍光灯等において、調光点灯、定格点灯時を比較すると、色温度が変化するものが多く、また、心理的に色温度が低いと人間は周囲温度を高く、色温度が高いと周囲温度が低く感じるため、実施形態1から実施形態3における照明用の生理プログラムによる照明制御ソフト7連動時において、エアコン12の設定温度を調整して、照明用の生理ソフトをより一層効果的に活用して省エネルギー化を図るものである。
【0056】
(実施形態5)
本発明の一実施形態としての各回路構成は、図5に示す。また、動作説明は、図2と同様である。
【0057】
照明器具をはじめエアコン12等の複数の機器を制御可能な多機器制御ユニットは、照明用の生理プログラムを記憶する生理ソフト制御部5と接続され、前記多機器は多機器制御ユニットを介して、照明用の生理プログラムに対する所望の動作を可能とするものである。
【0058】
また、前記多機器制御ユニットが複数存在するとき、各々の多機器制御ユニットは、有線もしくは無線で制御信号を送受信可能とするため、生理ソフト制御部5の制御信号に連動して、複数の多機器制御部18を介して、例えば、隣の部屋の照明器具本体1、エアコン12等を制御可能とするものである。
【0059】
具体的な制御例を図2および図5を用いて説明する。
【0060】
時刻t1において、生理ソフト制御部5より快起プログラムを始動させ、第1の多機器制御部18aより第1の照明器具本体1aに所望の光出力を出力するように制御するものである。
【0061】
時刻t2において、第1の多機器制御部18aにより、第1の照明器具本体1aは所望の光出力を出力しつつ、第1のエアコン12aにより室温を設定温度にするように、動作するものである。
【0062】
時刻t3において、第1の多機器制御部18a、第2の多機器制御部18bなどを介して、使用者が起床して次に行くであろう部屋のエアコン12を動作させて、室温が設定温度になるように動作させるものである。
【0063】
起床時刻t4において、照明器具本体1の光出力を大きくすることにより、目覚まし(図示せず)等により使用者を起こすとともに、次に行くであろう第2の部屋の照明器具本体1bを点灯させるものである。
【0064】
このような一連動作により、照明用の生理ソフトにより、遠方の他機器等も連動させることを特徴とするものである。
【0065】
なお、上記多機器制御ユニット、実施形態1から実施形態3までのリモコン送信機15としては、主要各社各機器の赤外線用のリモコン信号コードを記憶しておく装置が付属していることは言うまでもないものである。
【0066】
(実施形態6)
本発明の一実施形態としての各回路構成は、図6に示す。
【0067】
本実施形態は、図6に示すごとく、照明用の生理ソフト制御部5にインターネット10に接続可能なインターネットインターフェイス9を設け、インターネット10に接続することを可能とするものである。
【0068】
そして、インターネット10を介して、照明制御プログラム7を記憶しているサーバー11に接続し、本サーバー11より使用者の好みの照明制御プログラム7をダウンロード可能とし、生理ソフト制御部5内の照明制御プログラム7を記憶する記憶媒体に記憶させることを可能とするものである。
【0069】
その他の照明器具本体1、照明器具以外の家電製品などの他機器の構成、動作については、実施形態1および実施形態2で記述したとおりである。
【0070】
これらの構成により、例えば、新しい照明制御プログラム7が開発された場合等において、使用者が欲するプログラムを照明装置を取り付けたままの状態で、アップデートすることができ、使用者のニーズを満足させることを可能とするものである。
【0071】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る照明装置によると、人間工学的に快起、入眠、リラックス等を可能とする照明制御プログラムにより動作する照明器具本体と、前記照明制御プログラムに連動するように制御信号を、照明以外の他機器に出力、制御することにより、使用者に人間工学的に快起、入眠、リラックス等をより一層効果的に提供することができるものである。
【0072】
すなわち、本発明は、照明用の生理ソフトによる快起、入眠、リラックス等のプログラムの効果を使用者にとってより一層確実に高くすることができるものである。
【0073】
本発明の請求項2に係る照明装置によると、請求項1記載の場合に加えて、赤外線のリモコン受光部を設けているとともに、前記生理ソフト制御部がリモコン送信機に設けられていることで、照明制御プログラムおよび各機器動作情報等をリモコン送信機により、各機器に送信することによりコードレス化が確実にできるものである。また、既存の赤外線用のリモコン送受信部を使用することにより、新たな配線接続等が不要であり、既存のリモコン受光部を使用することにより、各機器を生理ソフト制御可能とすることができるものである。
【0074】
本発明の請求項3に係る照明装置によると、請求項2記載の場合に加えて、生理ソフト制御部とリモコン送信機から構成する多機器制御部を複数設け、各多機器制御部はそれぞれ異なった照明器具本体、照明以外の他機器を制御し、また、前記複数の多機器制御部は、他の多機器制御部を介して、前記多機器制御部が制御可能とする照明器具本体、照明以外の他機器を制御可能なため、例えば、多室、遠方の照明器具本体や照明以外の他機器を確実に連動制御可能とすることができるものである。
【0075】
本発明の請求項4に係る照明装置によると、請求項3記載の場合に加えて、複数の多機器制御部の制御信号を伝達するのに有線、無線が用いられたことにより、より一層安定して情報を送受信可能とすることができるものである。
【0076】
本発明の請求項5に係る照明装置によると、請求項1ないし請求項3いずれか記載の場合に加えて、照明以外の他機器のうち少なくとも1つが、エアコンであって、ランプの光温度を検出し、この光温度が高いとエアコンの温度を低めに設定し、同光温度が低いとエアコンの温度を高めに設定することにより、消費電力の低減を確実に可能とすることができるものである。すなわち、ランプの光温度変化に合わせて、エアコンの温度設定を行うことにより、省エネ効果が確実に得られるものである。
【0077】
本発明の請求項6に係る照明装置によると、請求項1ないし請求項3いずれか記載の場合に加えて、照明以外の他機器が、エアコン、目覚し時計、オーディオ、テレビ、ラジオ、調理器等の家電製品であることで、このような家電製品を制御することにより、使用者に人間工学的に快起、入眠、リラックス等をより一層効果的に提供することができるものである。
【0078】
本発明の請求項7に係る照明装置によると、請求項1ないし請求項3いずれか記載の場合に加えて、生理ソフト制御部にインターネットを接続するインターネットインターフェイスを設け、照明制御プログラムを専用サーバーからダウンロードして、生理ソフト制御部に記憶させてなることにより、所望の照明制御プログラムを確実、かつ、簡単に使用可能な環境に提供することができるものである。すなわち、照明制御プログラムをダウンロード可能として、照明装置の性能を向上させるとともに、多機能な照明装置とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1および実施形態2に係る照明装置の構成を示した概略図である。
【図2】本発明の実施形態1および実施形態5に係る照明装置の動作を説明するのに用いられる時間と照度の関係を示したグラフ図である。
【図3】本発明の実施形態3に係る照明装置の構成を示した概略図である。
【図4】本発明の実施形態4に係る照明装置の構成を示した要部のみの概略図である。
【図5】本発明の実施形態5に係る照明装置の構成を示した要部のみの概略図である。
【図6】本発明の実施形態6に係る照明装置の構成を示した概略図である。
【図7】一従来例に係る照明装置の快起プログラム例を説明するのに用いられる時間と照度の関係を示したグラフ図である。
【図8】一従来例に係る照明装置の構成を示した概略図である。
【図9】一従来例に係る照明装置のリラクゼーションプログラム例を説明するのに用いられる時間と照度の関係を示したグラフ図である。
【符号の説明】
1  照明器具本体
2  ランプ
3  点灯回路
4  制御回路
5  生理ソフト制御部
7  照明制御プログラム
9  インターネットインターフェイス
10 インターネット
11 サーバー
12 エアコン
15 リモコン送信機
16 リモコン受光部
18 多機器制御部

Claims (7)

  1. 照明器具本体と、この照明器具本体に取り付けられた少なくとも一つ以上のランプと、このランプを点灯させる少なくとも一つ以上の点灯回路と、前記ランプの点灯状態を変化させる制御回路と、この制御回路に制御するプログラムを記憶する生理ソフト制御部とを有しており、この生理ソフト制御部が、人間工学的に快起、入眠、リラックス等を可能とする照明制御プログラムを記憶し、前記照明器具本体の光出力の変化を制御し、前記照明制御プログラムに連動するように制御信号を、照明以外の他機器の出力を制御し、かつ、前記照明器具本体が、光出力を変化させることにより、使用者に人間工学的に快起、入眠、リラックス等をできるようになしたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記照明器具本体および照明以外の他機器の制御回路に赤外線のリモコン受光部を設けるとともに、前記生理ソフト制御部がリモコン送信機に設けられ、前記生理ソフト制御部の照明制御プログラムに連動するように制御信号を、照明以外の他機器の出力を制御し、かつ、前記照明器具本体が、光出力を変化させることにより、使用者に人間工学的に入眠、リラックス等をできるようになしたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記照明器具本体および照明以外の他機器を制御し、かつ、前記生理ソフト制御部と前記リモコン送信機から構成する多機器制御部を複数設け、このような各々の多機器制御部がそれぞれ異なった照明器具本体、照明以外の他機器を制御し、同多機器制御部が、他の多機器制御部を介して、前記多機器制御部が制御可能とする照明器具本体、照明以外の他機器を制御できるようになしたことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 前記複数の多機器制御部の制御信号を伝達するのに有線、無線が用いられたことを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 前記照明以外の他機器のうち少なくとも1つが、エアコンであって、前記ランプの光温度を検出し、この光温度が高いと前記エアコンの温度を低めに設定し、同光温度が低いと前記エアコンの温度を高めに設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の照明装置。
  6. 前記照明以外の他機器が、エアコン、目覚し時計、オーディオ、テレビ、ラジオ、調理器等の家電製品であることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の照明装置。
  7. 前記生理ソフト制御部にインターネットを接続するインターネットインターフェイスを設け、前記照明制御プログラムを専用のサーバーからダウンロードして、前記生理ソフト制御部に記憶させてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の照明装置。
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