JP2010073462A - 電球型蛍光灯 - Google Patents

電球型蛍光灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2010073462A
JP2010073462A JP2008239083A JP2008239083A JP2010073462A JP 2010073462 A JP2010073462 A JP 2010073462A JP 2008239083 A JP2008239083 A JP 2008239083A JP 2008239083 A JP2008239083 A JP 2008239083A JP 2010073462 A JP2010073462 A JP 2010073462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
color
fluorescent lamps
bulb
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008239083A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Iwakiri
義伸 岩切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotalux Ltd
Original Assignee
NEC Lighting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Lighting Ltd filed Critical NEC Lighting Ltd
Priority to JP2008239083A priority Critical patent/JP2010073462A/ja
Publication of JP2010073462A publication Critical patent/JP2010073462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】任意の雰囲気を作り出すことができるように、発光色を適宜変更することができる電球型蛍光灯を提供する。
【解決手段】電球型蛍光灯10は、複数の蛍光灯4、5と、ソケットに差し込む口金1と、口金1を介して電源から供給される電力を用いて、複数の蛍光灯4、5を点灯制御する点灯制御回路14〜16と、を備える。複数の蛍光灯4、5は、発光色の互いに異なる蛍光灯を含み、点灯制御回路14〜16は、蛍光灯4、5に供給する電力を個別に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光色が異なる複数の蛍光灯を備える電球型蛍光灯に関する。
電球形蛍光灯は、白熱電球用ソケットに直接装着して使用できる蛍光灯であり、白熱電球用口金を備えて白熱電球器具で使用できる形状に構成されている。電球型蛍光灯は、白熱電球に比べて長寿命、低発熱、省電力(同等の照度を得るための消費電力が、白熱電球比約20%〜25%)の特徴がある。地球温暖化の防止・省エネルギーの観点から、電力消費が多く短寿命という欠点を持つ白熱電球から電球型蛍光灯への切り替えが国際的に広がっている。
複数の蛍光灯を備える電球型蛍光灯が特許文献1乃至3に開示されている。これら、複数の電球型蛍光灯は、同じ色を発光する電灯を備えており、調光点灯や省エネルギーのために点灯状態を変更する。
特開2003−100495号公報 特開2004−103315号公報 特開2007−503087号公報
しかしながら、同じ色を発光する複数の電灯を備える電球型蛍光灯では、蛍光灯特有の特定波長の光を照射できるのみで、照明による演出効果が乏しく、光による所望の雰囲気を作り出すことができない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、光による任意の雰囲気を作り出すことができる電球型蛍光灯を提供することを目的とする。
また、本発明は、発光色を適宜変更することができる電球型蛍光灯を提供することを他の目的とする。
本発明の観点に係る電球型蛍光灯は、
複数の蛍光灯と、
ソケットに差し込む口金と、
前記口金を介して電源から供給される電力を用いて、前記複数の蛍光灯を点灯制御する点灯制御手段と、を備える電球型蛍光灯において、
前記複数の蛍光灯は、発光色の互いに異なる蛍光灯を含み、
前記点灯制御手段は、蛍光灯に供給する電力を個別に制御する、ことを特徴とする。
本発明の電球型蛍光灯によれば、発光色の互いに異なる複数の蛍光灯に供給する電力を制御できるので、混色により複数の色を発光させることが可能となり、設置している場所や状況に相応しい雰囲気を作り出すこともできる。
以下、この発明の実施の形態に係る電球型蛍光灯について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
本実施の形態に係る電球型蛍光灯10は、図1に示すように、口金1と、本体2と、蛍光灯4、5とを備える。
口金1は、電球を取り付けるためのソケットに装着され、本体2を商用電源等に接続する。
本体2は、口金1を介して供給される電力を高周波の電力に変換して、蛍光灯4、5に供給する。本体2は、フィルタ回路11と、整流回路12と、平滑回路13と、インバータ回路14、15とを備える。
フィルタ回路11は、口金1を介して印加される交流電圧に含まれているノイズ成分を減衰ずる。
整流回路12は、交流電圧を脈流に変換し、平滑回路13へ伝える。
平滑回路13は、整流回路12で整流された脈流を平滑化して、インバータ回路14、15に印加する。
インバータ回路14、15は、それぞれ、平滑回路13からの直流電圧を高周波電圧に変換し、蛍光灯4、5に印加することにより、これらを点灯させる。
制御回路16は、インバータ回路14、15が蛍光灯4、5に供給する電力を制御する。
次に、制御回路16の詳細を説明する。
制御回路16は、図2に示すように、マイクロプロセッサ161と、ステータスメモリ162と、シーケンスメモリ163と、電力検出部164とを備える。
電力検出部164は、整流回路12の出力電圧に基づき、電力供給の有無や、電力供給停止から再供給までの時間が所定時間以内(例えば、0.2秒から3秒)か否かを判断し、検出信号をマイクロプロセッサ161に出力する。
ステータスメモリ162は、蛍光灯4、5の点灯状態を示すステータス情報を記憶する。シーケンスメモリ163は、蛍光灯4、5をどのような手順で点灯・消灯するかを示すシーケンスを記憶する。本実施形態では、蛍光灯4、5を、消灯→全点灯(蛍光灯4、5を共に点灯)→調光点灯1(蛍光灯4を点灯、蛍光灯5を消灯)→調光点灯2(蛍光灯4を消灯、蛍光灯5を点灯)→消灯→全点灯→・・・と遷移させるシーケンスが記憶されているものとする。
マイクロプロセッサ161は、電力検出部164からの検出信号に応答して、ステータスメモリ162に格納されている現在の点灯状態を、シーケンスメモリ163に格納されている点灯シーケンスに従って、更新する。具体的には、マイクロプロセッサ161は、検出信号が電力供給停止から再供給までの時間が所定時間以内であることを示している場合には、ステータスメモリ162に格納されているステータスを、シーケンスメモリ163に格納されている全点灯→調光点灯1→調光点灯2→消灯→全点灯→・・・という順番に従って、1つだけ遷移させる。一方、マイクロプロセッサ161は、検出信号が電力供給停止から再供給までの時間が所定時間以上であることを示している場合には、ステータスメモリ162に格納されているステータスを初期状態である全点灯を示すステータスに更新する。
図1に示す、蛍光灯4、5は、発光色の異なる蛍光灯、例えば、蛍光灯4は青、蛍光灯5は赤紫の光を発光する蛍光灯から構成される。この場合、蛍光灯4のみが点灯し、青の色を発光すると、涼しげでさわやかな雰囲気を演出でき、蛍光灯5のみが点灯し、赤紫の色を発光すると、情熱的で個性的雰囲気を演出できる。蛍光灯4、5の両方が点灯し発光する色が混ざり紫の色を発光すると、高貴で個性的な雰囲気を演出する。
グローブ3は、図3A乃至図3Cに示すように、蛍光灯4、5を覆い、蛍光灯4、5が発光する光を拡散する。
上記構成の電球型蛍光灯10の動作を説明する。
口金1がソケットに装着され、外部スイッチがオンされると、商用電源が本体2に供給される。
制御部16の電力検出部164は、電力供給停止から再開までの時間が所定時間内か否かを判別し、判別信号をマイクロプロセッサ161に供給する。
マイクロプロセッサ161は、電力検出部164からの判別信号に応答して、電力供給停止から再開までの時間が所定時間内の場合には、ステータスメモリ162に記憶されているステータスをシーケンスメモリ163に記憶されているシーケンスに従って、次のステータス(例えば、直前のステータスが全点灯ならば、調光点灯1、直前のステータスが調光点灯2ならば、消灯)に更新し、所定時間以上の場合には、ステータスメモリ162に記憶されているステータスを初期値(全点灯)に更新する。
マイクロプロセッサ161は、ステータスメモリ162に格納されているステータスに従って、インバータ回路14、15を制御し、蛍光灯4、5に電力を供給させる。例えば、ステータスが「全点灯」ならば、インバータ回路14、15を起動し、蛍光灯4、5に電力を供給させ、蛍光灯4、5を共に点灯させる。また、ステータスが「調光点灯1」ならば、インバータ回路14を起動し、蛍光灯4に電力を供給させ、蛍光灯4を点灯させる。また、ステータスが「調光点灯2」ならば、インバータ回路15を起動し、蛍光灯5に電力を供給させ、蛍光灯5を点灯させる。例えば、ステータスが「消灯」ならば、インバータ回路14、15を停止させ、蛍光灯4、5を共に消灯させる。
調光点灯1で、蛍光灯4が点灯して青の色を発光すると、涼しげでさわやかな雰囲気が演出され、調光点灯2で、蛍光灯5が点灯して、赤紫の色を発光すると、情熱的で個性的雰囲気が演出され、全点灯で、蛍光灯4、5の両方が点灯すると、発光する色が混ざり、紫の色を発光すると、高貴で個性的な雰囲気が演出される。
以上説明したように、電球型蛍光灯10は、異なる色を発光する蛍光灯4、5と、蛍光灯4、5の点灯状態を制御することで、多様な色を点灯することができる。従って、電球型蛍光灯10を設置している場所や状況に応じた色で点灯することで、その場所や状況に相応しい雰囲気を作り出すことができる。
なお、全点灯と、調光点灯1、調光点灯2での照明の明るさを等しくするため、全点灯では、インバータ回路14、15の出力を定格の50%とし、調光点灯1では、インバータ回路14の出力を定格の100%とし、調光点灯2では、インバータ回路15の出力を定格の100%とするように調整してもよい。
なお、上記説明で制御回路16で行う制御を全点灯、調光点灯1(蛍光灯4のみ点灯)、調光点灯2(蛍光灯5のみ点灯)、消灯の4つの例を示したが、点灯状態は任意である。例えば、調光点灯3(蛍光灯4の20%点灯、蛍光灯5の80%点灯)、調光点灯4(蛍光灯4の50%点灯、蛍光灯5の50%点灯)を遷移する点灯状態の一状態とする等、任意に設定できる。なお、50%点灯や80%点灯とは、通常の点灯した場合の明るさを100%とした場合に対する明るさの比率である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、蛍光灯4、5の両方が発光している(紫色)場合に電力消費量が多く、電球型蛍光灯10が一番明るくなり、蛍光灯4、5の一方が発光している(青色又は赤紫色)場合は、電力消費量が半分になり、それに伴って暗くなる。そこで、点灯色ごとの明るさを一定にするために、制御回路16は、蛍光灯4、5が消費する電力の総和が一定になるように制御してもよい。
この場合に、図2に示す、制御回路16のシーケンスメモリ163には、例えば、蛍光灯4、5を、消灯→二灯点灯(蛍光灯4、5を共に50%点灯)→調光点灯1(蛍光灯4を70%点灯、蛍光灯5を30%点灯)→調光点灯2(蛍光灯4を点灯、蛍光灯5を消灯)→調光点灯3(蛍光灯4を30%点灯、蛍光灯5を70%点灯)→調光点灯4(蛍光灯4を消灯、蛍光灯5を点灯)→消灯→全点灯→・・・と遷移させるシーケンスが記憶される。
マイクロプロセッサ161は、第1の実施形態と同様に、電力検出部164から供給された検出信号に応答して、ステータスメモリ162に格納されているステータス情報を更新し、更新したステータス情報が指示する点灯状態となるように、インバータ回路14、15を制御する。
この構成によれば、複数の蛍光灯に供給する電力の総和が等しくなるように制御することによって、電球型蛍光灯10の点灯色が異なっても、一定の明るさで点灯するように制御できる。
また、人間の色に対する感度を考慮し、ステータスに応じて、インバータ回路14、15の出力を調整し、ステータスの変化にかかわらず、利用者(人間)が感じる明るさが一定になるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
上記の実施形態において、利用者は、電球型蛍光灯10への電力供給を制御するスイッチを操作することによって、点灯状態を制御したが、例えば操作部等を設けて、点灯する色を制御できるようにしてもよい。
第3の実施形態に係る電球型蛍光灯10は、図4に示すように、実施の形態の本体2に、操作部31を備える。また、制御回路16は、図5に示すように、色・電力比対応テーブル165を追加して備える。
操作部31は、例えば、本体2に設けられた操作用の摘みや、ボタン、スイッチ等から構成され、電球型蛍光灯10が点灯する色を指定したり、各蛍光灯に供給する電力量を指定する。
色・電力比対応テーブル165は、指定された電球型蛍光灯10の点灯色を得るために、混色する複数の蛍光灯に供給する電力量及び/又は比率を情報として保存するテーブルである。マイクロプロセッサ161からの点灯色の制御信号を受信すると、その点灯色に対応する各蛍光灯を発光する電力量及び/又は比率の情報を応答する。
例えば、操作部31で色を指定する方式の場合、操作部31は、青色(蛍光灯4を点灯、蛍光灯5を消灯)、中間色1(蛍光灯4を70%点灯、蛍光灯5を30%点灯)、紫色(蛍光灯4、5を共に50%点灯)、中間色2(蛍光灯4を30%点灯、蛍光灯5を70%点灯)、赤紫色(蛍光灯4を消灯、蛍光灯5を点灯)の5段階を選択するスイッチを有し、色・電力比対応テーブル165は、スイッチに対応する情報を有する。電力の供給を受けると、操作部31は、指定した色の制御信号を制御回路16のマイクロプロセッサ161に出力する。
マイクロプロセッサ161は操作部31から入力された点灯色の制御信号を色・電力比対応テーブル165に出力し、その応答として、指定色で電球型蛍光灯10を点灯するための蛍光灯4、5を発光する電力量及び/又は比率の情報を受ける。マイクロプロセッサ161は、応答情報を基に、インバータ回路14、15を制御し、蛍光灯4、5を点灯させる。
例えばまた、操作部31で各蛍光灯に供給する電力量を指定する方式の場合、操作部31は蛍光灯4の点灯状態を制御するスイッチ(100%、70%、50%、30%、0%点灯)と、蛍光灯5の点灯状態を制御するスイッチ(100%、70%、50%、30%、0%点灯)とを備え、電力の供給を受けると、各蛍光灯の点灯状態の制御信号を制御回路16のマイクロプロセッサ161に出力する。
マイクロプロセッサ161は操作部31から入力された制御信号に基づいて、インバータ回路14、15を制御し、蛍光灯4、5をそれぞれの電力量及び/又は比率で点灯させる。
なお、操作部31で指定した色又は各蛍光灯の電力量及び/又は比率を1つの点灯状態とし、シーケンスメモリ163が保存する遷移状態の1つとして割り当ててもよい。
ユーザが操作部31の操作によって、点灯色を指定できる場合、細やかな設定を必要としないで、電球型蛍光灯10を好みの色で点灯させることができる。また、ユーザが操作部31の操作によって、各蛍光灯4、5に供給する電力量及び/又は比率等を指定できる場合、細かい段階の組合せで好みの混色を選択し、点灯させることができる。
(第4の実施形態)
上記の実施形態において、利用者は、電球型蛍光灯10への電力供給を制御するスイッチや操作部31を操作することによって、点灯状態を制御したが、例えばリモコン装置等で点灯状態を制御できるようにしてもよい。
第4の実施形態に係る電球型蛍光灯10は、図6に示すように、実施の形態の本体2に、信号受信部17を追加して備え、本体2とは別にリモコン装置30を備える。
リモコン装置30は、ユーザによって操作されるリモコン操作部と、リモコン操作部の操作内容の制御信号を生成する信号生成部と、制御信号を赤外線で本体2の信号受信部17へ送信する送信部と、を備える。また、リモコン操作部は、ユーザが直接制御する他に、音センサや人感知センサ等に接続され、センサの検出結果に応じた操作内容を信号生成部に伝えてもよい。
信号受信部17は、図7に示すように、リモコン装置30から赤外線で送信された制御信号を受信して、電気信号に変換して、制御回路16のマイクロプロセッサ161に出力する。信号受信部17は、図8に示すように、本体2の蛍光灯4、5が接続される面と同じ面に設置されている。
図7に示す、シーケンスメモリ163に格納されている点灯シーケンスは、蛍光灯4、5が発光する色の割合を少しずつ変化させた多数の点灯状態を記憶しておいてもよい。
信号受信部17が受信する制御信号は、i)シーケンスメモリ163に格納されたシーケンスに従った次の点灯状態への遷移を指示するように構成してもよく、或いは、ii)制御信号の種類を検出し、制御信号の種類に応じた点灯状態への遷移を指示する構成にしてもよく、或いは又、iii)色・電力比対応テーブル165に登録された点灯色を指定するように構成してもよく、或いはさらに、iv)各蛍光灯4、5に供給する電力量及び/又は比率を指定するように構成してもよい。
例えば、信号受信部17が受信する制御信号は、オーディオ装置が出力する音楽や各種センサが検出する情報によって変化する信号でもよい。オーディオ装置が出力する音楽のリズムに合わせて、電球型蛍光灯10の点灯状態を変化させて、音楽に合った雰囲気を演出することができる。また、センサが検出する人の動きに応じて、電球型蛍光灯10の点灯状態を変化させて、人の動作にあった雰囲気を演出することができる。
以上説明したように、リモコン装置や赤外線送信装置が送信する制御信号によって、電球型蛍光灯10の点灯状態を制御することができる。従って、電球型蛍光灯10を設置している場所や状況に応じた色で点灯することで、相応しい雰囲気を作り出すことができる。
なお、上述した実施の形態では、信号受信部17は、赤外線を受信する構成で説明したが、PLC(Power Line Communication)、PLT(Power Line Telecommuication)等の制御信号を受信して、受信した制御信号を制御回路16のマイクロプロセッサ161に出力する構成にしてもよい。その場合には、信号受信部17を本体2の内部等に設けてもよい。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係る電球型蛍光灯10は、図9に示すように、第4の実施の形態に、タイマ19を追加して備え、2本の蛍光灯4、5は、それぞれ暖色系、寒色系の色を発光する。制御回路16は、タイマ19から時間情報を基に蛍光灯4、5の点灯を制御する。
タイマ19は、時間を計時し、時間情報を制御回路16のマイクロプロセッサ161に出力する。その場合に、単に時刻を出力するだけでなく、月日等の情報を出力してもよい。
蛍光灯4は、昼光色や昼白色等の寒色系の色を発光する蛍光灯で、インバータ回路14によって、点灯、消灯、調光点灯の状態となる。蛍光灯5は、温白色等の暖色系の色を発光する蛍光灯で、インバータ回路15によって、点灯、消灯、調光点灯の状態となる。
制御回路16のマイクロプロセッサ161は、タイマ19からの時間情報を受け取り、時間に対応した色を発光するように、蛍光灯4、5の点灯状態を制御する。マイクロプロセッサ161は、日中は、寒色系の蛍光灯4の明るさを強く点灯し、夕方から明け方までの間は、暖色系の蛍光灯5の明るさを強く点灯する。
例えば、太陽が昇ると活動をはじめ、夜になると休息するという人間の生活リズムに合わせて、制御回路16は、蛍光灯4、5の発光する割合を変えて、電球型蛍光灯10が発する光の照度と色温度を変化させる。日中に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くし、人を活動的にして、作業や勉強に適した環境を作る。夕方から明け方までの間に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くし、心身をリラックスさせ、やすらぎを演出する。なお、制御回路16は、使用する月日に対応して蛍光灯4、5の発光する割合を変えてもよい。但し、制御回路16は、照度と色温度の間に成立するクルーゾフ効果を考慮して、快適感を与える照度と色温度の組合せで発光する色と明るさにする。
特に、一般的な電球型蛍光灯をトイレに設置した場合、夜中に昼白色の明かりを浴びて目が覚めてしまい寝付けなくなり、生活リズムが狂う可能性がある。しかし、電球型蛍光灯10をトイレに設置した場合、暖色系の色温度の低い光を浴びるので、生活リズムが狂う可能性が低い。
以上説明したように、寒色系の蛍光灯4と暖色系の蛍光灯5とタイマ19とを備える電球型蛍光灯10によって、生活リズムにあった色温度の色で点灯することができる。つまり、電球型蛍光灯10が発する光を太陽光と同じようなタイミングで変化させることで、利用者を太陽光の下で生活している場合と同じような状況・雰囲気にすることができる。太陽光と同じタイミングで変化する光を浴びることで、利用者の時間感覚を正常に保つ効果がある。
なお、上記説明のように、センサとしてタイマ19を備える場合に限らず、温度計、湿度計、照度計、音量計等のセンサを用いて、1つ若しくは複数のセンサの検出結果によって、点灯状態を制御してもよい。
(温度計)
例えば、第5の実施形態のタイマ19の代わりとして温度計を備えてもよい。温度計が検出した温度情報に基づいて、制御回路16は、蛍光灯4、5の発光を制御する。温度が低い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くし、温度が高い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くすることによって、視覚的に温度を認識させることができ、温度に応じた雰囲気を作り出すことができる。さらに、エアコン等により室内の暖めすぎや冷やしすぎを視覚的に認識することができ、ユーザに省エネを促す効果がある。
また、温度が低い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くし、温度が高い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くすることによって、視覚的に温度を錯覚させることができる。室内の温度が多少暑い場合や、寒い場合でも、ユーザにエアコンの使用を差し控えさせ、省エネを促す効果がある。
(湿度計)
例えば、第5の実施形態のタイマ19の代わりとして湿度計を備えてもよい。湿度計が検出した湿度情報に基づいて、制御回路16は、蛍光灯4、5の発光を制御する。湿度が低い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くし、湿度が高い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くすることによって、視覚的に湿度を認識させることができる。エアコン等により室内の乾燥のしすぎや湿度の高すぎを視覚的に認識することができ、湿度に応じた雰囲気を作り出すことができる。
また、湿度が低い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くし、湿度が高い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くすることによって、視覚的に湿度を錯覚させることができる。室内の湿度が多少高い場合や、低い場合でも、ユーザにエアコンの使用を差し控えさせ、省エネを促す効果がある。
(照度計)
例えば、第5の実施形態のタイマ19の代わりとして照度計を備えてもよい。照度計が検出した照度情報に基づいて、制御回路16は、蛍光灯4、5の発光を制御する。周囲が明るい時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くし、周囲が暗い時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くすることによって、視覚的に周囲の明暗を認識させるとともに、周囲の明るさに応じた雰囲気を作り出すことができる。
(音量計)
例えば、第5の実施形態のタイマ19の代わりとして音量計を備えてもよい。音量計が検出した音量情報に基づいて、制御回路16は、蛍光灯4、5の発光を制御する。周囲が静かな時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、寒色系の蛍光灯4の明るさを強くして落ち着いた雰囲気にし、周囲が騒がしい時に電球型蛍光灯10を点灯する場合、暖色系の蛍光灯5の明るさを強くして活動的な雰囲気にすることによって、音量に応じて電球型蛍光灯10が点灯する色を変更する。音量に応じて電球型蛍光灯10の点灯色を変えることにより、電球型蛍光灯10を設置している場所や状況に相応しい雰囲気を作る出すことができる。また、音の周波数をも測定して、音量と併せて制御するための情報としてもよい。
(センサの組合せ)
例えば、タイマ19と、温度計や湿度計等とを備える電球型蛍光灯10では、時間以外に温度や湿度等の検出結果を基にして、明るさや色の点灯状態を変更したり、所定のパターンで明るさや色が変わる点灯にすることができる。例えばまた、照度計と音量計とを備える電球型蛍光灯10では、部屋の明るさに応じて、音量計の検出結果により点灯する明るさの強度・色を変更してもよい。
各種センサの検出結果や、複数のセンサの検出結果の組み合わせに応じて、電球型蛍光灯10を制御することにより、電球型蛍光灯10を設置している場所や状況に相応しい雰囲気を作り出すことができる。
なお、発光する色が異なる2本の蛍光灯を備える電球型蛍光灯10について説明したが、2本に限らず、3本以上でもよい。その場合は多彩な色で点灯することができる。
その他、前記のハードウエア構成は一例であり、任意に変更及び修正が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る電球型蛍光灯の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る電球型蛍光灯の制御回路の構成を示すブロック図である。 電球型蛍光灯の外観を示す側面図である。 電球型蛍光灯の外観を示す別の側面図である。 電球型蛍光灯の外観を蛍光灯を設置している方から見た図である。 第3の実施形態に係る電球型蛍光灯の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る制御回路の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る電球型蛍光灯の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る制御回路の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に電球型蛍光灯の外観を示す側面図である。 第5の実施形態に係る電球型蛍光灯の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 口金
2 本体
3 グローブ
4、5 蛍光灯
10 電球型蛍光灯
11 フィルタ回路
12 整流回路
13 平滑回路
14、15 インバータ回路
16 制御回路
17 信号受信部
19 タイマ
30 リモコン装置
31 操作部
161 マイクロプロセッサ
162 ステータスメモリ
163 シーケンスメモリ
164 電力検出部
165 色・電力比対応テーブル

Claims (12)

  1. 複数の蛍光灯と、
    ソケットに差し込む口金と、
    前記口金を介して電源から供給される電力を用いて、前記複数の蛍光灯を点灯制御する点灯制御手段と、を備える電球型蛍光灯において、
    前記複数の蛍光灯は、発光色の互いに異なる蛍光灯を含み、
    前記点灯制御手段は、蛍光灯に供給する電力を個別に制御する、ことを特徴とする電球型蛍光灯。
  2. 前記点灯制御手段は、前記複数の蛍光灯に供給する電力の総和を一定値に維持しつつ、前記複数の蛍光灯それぞれに供給する電力を個別に制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の電球型蛍光灯。
  3. 前記点灯制御手段は、点灯色を指定する色指定手段と、前記色指定手段が指定した点灯色が、複数の前記蛍光灯の発光色の混色により得られるように、前記複数の蛍光灯それぞれに供給する電力を制御する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球型蛍光灯。
  4. 前記点灯制御手段は、前記色指定手段が指定した点灯色が、前記複数の蛍光灯それぞれの発光色の混色により得られるように、前記複数の蛍光灯それぞれに供給する電力の比を求める手段を備え、求めた比で前記複数の蛍光灯に供給する電力を制御する、ことを特徴とする請求項3に記載の電球型蛍光灯。
  5. 前記色指定手段は、ユーザにより操作される操作部と、ユーザによる前記操作部の操作に従って点灯色を指定する手段と、を備える、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電球型蛍光灯。
  6. 前記色指定手段は、センサと、前記センサの測定結果に応答して、色を指定する手段とを備える、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電球型蛍光灯。
  7. 前記色指定手段は、
    タイマ、温度計、湿度計、照度計、音量計の少なくとも1つを含む前記センサと、
    前記センサの1つ若しくは複数の測定結果に応答して、色を指定する手段とを備える、ことを特徴とする請求項6に記載の電球型蛍光灯。
  8. 前記色指定手段は、外部装置より発光色を指定する色指定データを受信し、受信した色指定データに従って、該発光色を指定する手段とを備える、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電球型蛍光灯。
  9. 前記点灯制御手段は、前記各蛍光灯に供給する電力を指定する情報を受信する受信手段を備える、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電球型蛍光灯。
  10. 電球型蛍光灯は、さらに、前記各蛍光灯に供給する電力を指定する情報を生成して、前記受信手段に送信するリモコンを備える、ことを特徴とする請求項9に記載の電球型蛍光灯。
  11. 前記複数の蛍光灯は、暖色系の色を発光する蛍光灯と、寒色系の色を発光する蛍光灯とを備える、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電球型蛍光灯。
  12. 前記電球型蛍光灯は、
    前記複数の蛍光灯を覆い、入射光を拡散するグローブを備える、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電球型蛍光灯。
JP2008239083A 2008-09-18 2008-09-18 電球型蛍光灯 Pending JP2010073462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008239083A JP2010073462A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電球型蛍光灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008239083A JP2010073462A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電球型蛍光灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010073462A true JP2010073462A (ja) 2010-04-02

Family

ID=42205056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008239083A Pending JP2010073462A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電球型蛍光灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010073462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094325A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Sharp Corp ネットワークシステム、コントローラおよび制御方法
JP2013048045A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Panasonic Corp 照明装置及び照明器具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03222290A (ja) * 1990-01-26 1991-10-01 Matsushita Electric Works Ltd 可変色放電灯点灯装置
JPH08185986A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2000294387A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sekisui House Ltd 照明制御方法および照明システム
JP2003229003A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Hitachi Ltd 電球形蛍光ランプ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03222290A (ja) * 1990-01-26 1991-10-01 Matsushita Electric Works Ltd 可変色放電灯点灯装置
JPH08185986A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2000294387A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sekisui House Ltd 照明制御方法および照明システム
JP2003229003A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Hitachi Ltd 電球形蛍光ランプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094325A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Sharp Corp ネットワークシステム、コントローラおよび制御方法
JP2013048045A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Panasonic Corp 照明装置及び照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6072412B2 (ja) 接続された電気消費製品の負荷を制御するためのユーザーインターフェースデバイスおよびかかるユーザーインターフェースデバイスを使用する照明システム、電気消費製品の負荷の使用を制御するための方法
JP5059175B2 (ja) 照明装置
JP5263841B2 (ja) 照明装置
JP2016538686A (ja) 時刻及び/又は周囲光条件に基づいて照明パラメータを制御する装置並びに関連する方法
KR20080101259A (ko) 조명 제어장치
JP5318996B2 (ja) 照明装置
JP5284317B2 (ja) 照明装置
KR101128859B1 (ko) 교류 전원을 온/오프하는 방식의 전원 스위치를 이용한 감성조명 조절 기능이 내장된 에너지 절약형 led램프
JP6268482B2 (ja) 照明システム
JP5575581B2 (ja) 照明装置
JP2010073462A (ja) 電球型蛍光灯
KR20160110280A (ko) 온도에 따라 색온도를 변화시키는 엘이디 조명등
JP3171258U (ja) 照明装置
JP2012043603A (ja) 照明装置
JP5226747B2 (ja) 照明装置
JP5646911B2 (ja) 照明装置
KR100685366B1 (ko) 안방의 건강 조명장치
KR101334776B1 (ko) 조명 제어방법
JPH06260295A (ja) 蛍光ランプ装置、照明器具および照明システム
JP2012529098A (ja) 雰囲気生成装置を制御するための制御構成
TW201026137A (en) Intelligent LED lighting system
JP2016225149A (ja) 照明装置
JP2004111205A (ja) 点灯ゲージつき照明用リモコン送信器
CN215259525U (zh) 一种情绪灯
KR100685367B1 (ko) 어린이방의 건강 조명장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130402