JP2004145498A - 電子機器 - Google Patents

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JP2004145498A
JP2004145498A JP2002307814A JP2002307814A JP2004145498A JP 2004145498 A JP2004145498 A JP 2004145498A JP 2002307814 A JP2002307814 A JP 2002307814A JP 2002307814 A JP2002307814 A JP 2002307814A JP 2004145498 A JP2004145498 A JP 2004145498A
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bracket
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Hiroaki Itakura
板倉 広明
Shinichi Kito
木藤 新一
Hisahiro Yokoyama
横山 尚弘
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】本発明は、筐体の大型化を防止する電子機器の提供を目的とする。
【解決手段】本体2内部にはボス2c,2dが形成ヒンジ装置6のブラケット20はボス2c,2dに固定される。ヒンジ装置6のトルク発生機構25の少なくとも一部およびブラケット20の後部20aは第1のカバー部11内に位置するように配置される。従って、トルク発生機構25の少なくとも一部およびブラケット20の後部20aは本体2の後面2bに対して相対的に後方に位置することになる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネルを表示画面に積層した表示パネルが反転可能に設けられた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器は、年々多様化し、様々な機能を搭載するようになってきている。特に、携帯性に優れた電子機器の1つの形態にノート型パーソナルコンピュータ(以降ノート型PCとする)がある。ノート型PCは、本体と、この上面に露出するキーボードと、本体の一辺とヒンジで結合された表示パネルとを備える。表示パネルは、ヒンジによって、キーボードに覆い被さる位置と本体に対して立て起した位置との間で回動する。
【0003】
また、電子機器の一つの形態として、表示画面にタッチパネルを積層したノート型PCがある。このノート型PCは、本体の上面に配置されたキーボードを使って入力操作ができるとともに、利用者がペンまたは指でタッチパネルに触れることで、表示画面に表示された情報等に対して入力操作ができる。
【0004】
このノート型PCにおいて、ヒンジは、表示パネルを立て起す回動軸と、表示パネルを反転させる旋回軸とを備えている。そして、キーボードを使って入力操作される場合、表示パネルは、本体に対して立て起される。タッチパネルのみを使って入力操作される場合、表示パネルは、タッチパネルが露出する前面と反対側の背面がキーボードに向き合うように、反転されて本体の上に重ねられる。(特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平9−185430号公報(第1図、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載のような電子機器においては、旋回軸を有するヒンジ部は通常1つである。また、この旋回ヒンジ部は、本体と表示部との間に配設されるケーブルが挿通されるため管状に形成される。逆に、表示部の開閉を行う回動軸を形成する回動ヒンジ部は通常表示部両端の2箇所に配置される。すなわち、旋回ヒンジは表示部を1箇所で支持するとともに内部にケーブルを挿通する必要性があるため、回動ヒンジ部に比べ大きな構成とされている。そのため筐体は旋回ヒンジを内蔵するために大型化してしまうと言う問題を有する。
【0007】
そこで本発明は、筐体の大型化を防止する電子機器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る電子機器は、後面を有する本体と、表示部と、表示部を本体に回動可能に接続するヒンジ装置と、を具備し、ヒンジ装置の少なくとも一部は本体の後面よりも相対的に後方に位置することを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る電子機器は、後面を有する本体と、表示部と、表示部と本体とを連結するとともに、表示部を、本体に対して閉じる閉位置と、この閉位置より起立される開位置との間で回動させる回動軸と、表示部が開位置に起立された状態で、表示部を本体に対して旋回させる旋回軸とを有するヒンジ装置と、を具備し、ヒンジ装置の少なくとも一部は後面に対して相対的に後方に位置することを特徴とする。
【0010】
このような構成により、筐体の大型化を防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施の形態をノート型PCに適用し、図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、表示部を旋回中の電子機器の斜視図である。ノート型PC1は本体2と表示部4とを有している。本体2と表示部4とは後述するヒンジ装置6を介して接続されている。本体2の上面2aにはキーボード3が設けられている。又上面2aにはポインティングデバイスであるタッチパッド7が設けられている。表示4には液晶ディスプレイ装置(LCD)5が内蔵され、後述するタッチパネル13が表示部4の前面4a方向に露出される。表示部4にはペン収容部8が形成され、タッチパネル13へのデータ入力に使用するペンが着脱可能に収容されている。このように表示部4はLCD5を介しての表示およびタッチパネルを介してのデータ入力が可能となっている。
【0013】
表示部4はヒンジ装置6を介して回動、旋回可能に接続されている。図1に示すように、ヒンジ装置6は回動軸Xと旋回軸Yとの2つの回転軸を有している。表示部4は回動軸Xを中心に閉位置と開位置との間で回動可能である。さらに表示部4は、回動軸Xを介して開位置に回動され、開位置において、旋回軸Yを中心に本体2に対して水平方向に旋回可能となっている。
【0014】
図2は、表示部を閉じた状態を示す電子機器の斜視図である。本体2には表示部4が閉じられている。この場合通常どおり、表示部4の背面4aが露出されている状態である。
【0015】
ヒンジ装置6は第1のカバー部11と第2のカバー12とでカバーされている。表示部4の下端中央には、第2のカバーを収容するための切欠き10が形成される。第1のカバー部11は本体2の後面2bよりも後方に突出している。
【0016】
図3は、表示部を旋回し、表示画面を露出させた状態で閉じられた状態を示す電子機器の斜視図である。
【0017】
表示部4はまず、図1に示す回動軸Xを中心に開位置に回動される。この状態においては表示部4の前面4aは前方を向いている。次に、旋回軸Yを中心に表示部4を本体2に対して水平方向に旋回され、表示部4の前面4aを後方に向ける。この状態で表示部4を、回動軸Xを中心に閉位置に回動する。この一連の動作により、表示部4の前面4aが上方に向けられた状態で閉じられる。この状態でユーザはペン9によりタッチパネル13へのデータ入力が可能となる。なお、この状態では本体2の上面2aに設けられたタッチパッド7は使用できない。
【0018】
図4は、表示部を閉じた状態の電子機器を示す側面図である。図5は、表示部を閉じた状態の電子機器を示す平面図である。
【0019】
図4および図5に示すように本体2の後面2bよりも第1のカバー部11は後方に突出している。さらに第1のカバー部11のほぼ中央より上方に突出した状態で第2のカバー部12が設けられる。
【0020】
図6は、前方より見たヒンジ装置の斜視図である。図7は、後方より見たヒンジ装置の斜視図である。図8は、ヒンジ装置の上面図である。ヒンジ装置6は金属製の材料にて形成されている。
【0021】
ヒンジ装置6は旋回軸Yとなる軸22を有している。軸22の内部には中空状の形成されたケーブル挿通孔22aが形成される。すなわち軸22は円管状に形成されている。
【0022】
軸22の下端には本体側ブラケット20が取り付けられる。ブラケット20は本体2の後部20aおよび前部20bが一体形成される。ブラケット20には本体2にねじ止めされる複数の孔が形成されている。
【0023】
軸22の上端にはアーム部21が軸22に対して回動可能に取り付けられる。アーム部21が軸22に対して回動する際、トルクを発生させるためのトルク発生機構25が軸22とアーム部21との間に介在される。アーム部21は左右方向に伸びる一対のアーム21a,21bを一体に有している。アーム21a,21bのそれぞれの一端は回動軸Xとして機能する軸26a,26bが一体形成される。軸26a,26bは一直線上に位置している。軸26a,26bにはそれぞれブラケット24a,24bが回動可能に取り付けられる。軸26a,26b上において、ブラケット24a,24bおよび軸26a,26bとの間にそれぞれトルク発生部23a,23bが介在される。ブラケット24a,24bはそれぞれ表示部4内に固定される。
【0024】
図9は、ヒンジ装置と筐体との関係を示す平面図である。本体2の後面2よりも第1のカバー部11が後方に突出している。ヒンジ装置6はブラケット20の後部20aが第1のカバー11に対応するように配置される。すなわち,ヒンジ装置6のブラケット20の後部20aが本体2の後面2bよりも後方に位置するように配置される。従って、旋回軸Yおよび回動軸Xは後面2bに接近して位置されるようになる。
【0025】
図10は、図5における断面線Z−Z’における断面図である。なお、図10において破線Aは本体2の後面2bの位置を示している。
【0026】
図10に示すように、本体2内部にはボス2c,2dが形成される。ボス2cにはブラケット20の後部20aがねじ(図示せず)により固定される。又ボス2dにはブラケット20の前部20bがねじ(図示せず)により固定される。このブラケット20を本体2に固定することでヒンジ装置6を本体に固定することができる。取り付けられたヒンジ装置6に第2のカバー部12を取り付けた際、第2のカバー部12の中心と軸22の中心とは対向している。軸22には規制部材22b,22cが形成される。規制部材22b、22cの何れか一方は軸22に一体形成されていても良い。ヒンジ装置6のトルク発生機構25は、規制部材22bとブラケット20との間に設けられる。トルク発生機構25は複数の平座金や波形座金を組み合わせて形成されている。
【0027】
図10に示すように、トルク発生機構25の少なくとも一部(例えば端部)およびブラケット20の後部20aは第1のカバー部11内に位置するように配置される。従って、トルク発生機構25の少なくとも一部およびブラケット20の後部20aは本体2の後面2bに対して相対的に後方に位置することになる。すなわち、トルク発生機構25の少なくとも一部およびブラケット20の後部20aは、図10中の破線Aよりも後方に位置することになる。
【0028】
このような構成において、本実施の形態においては、本体2の後面2bよりもヒンジ装置6の一部を後方に位置するように配置し、この後方に位置するヒンジ装置6の一部のみをカバーする構成とすることで、本体2の平面寸法を必要以上に大きくすること無く電子機器を構成することが可能となる。
【0029】
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、携帯電話、PDA、電子手帳等に広く適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、筐体の大型化を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示部を旋回中の電子機器の斜視図。
【図2】表示部を閉じた状態を示す電子機器の斜視図。
【図3】表示部を旋回し、表示画面を露出させた上体で閉じられた状態を示す電子機器の斜視図。
【図4】表示部を閉じた状態の電子機器を示す側面図。
【図5】表示部を閉じた状態の電子機器を示す平面図。
【図6】前方より見たヒンジ装置の斜視図。
【図7】後方より見たヒンジ装置の斜視図。
【図8】ヒンジ装置の上面図。
【図9】ヒンジ装置と筐体との関係を示す平面図。
【図10】図5における断面線Z−Z’における断面図。
【符号の説明】
1・・・PC、2・・・本体、2a・・・上面、2c,2d・・・ボス、3・・・キーボード、4・・・表示部、5・・・LCD、6・・・ヒンジ装置、7・・・タッチパッド、8・・・ペン収容部、9・・・ペン、10・・・切欠き、11・・・第1のカバー部、12・・・第2のカバー部、13・・・タッチパネル、20・・・ブラケット、20a・・・後部、20b・・・前部、21・・・アーム部、21a,21b・・・アーム、22、26a,26b・・・軸、22a・・・ケーブル挿通孔、24a,24b・・・ブラケット、25・・・トルク発生機構

Claims (6)

  1. 後面を有する本体と、
    表示部と、
    上記表示部を上記本体に回動可能に接続するヒンジ装置と、を具備し、
    上記ヒンジ装置の少なくとも一部は上記本体の後面よりも相対的に後方に位置することを特徴とする電子機器。
  2. 上記ヒンジ装置は、上記本体に固定されるブラケットを有し,このブラケットの少なくとも一部は上記後面よりも相対的に後方に位置することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 上記ヒンジ装置は上記表示部の回動の際、トルクを発生させるトルク発生機構を有し、このトルク発生機構の一部は上記後面よりも相対的に後方に位置することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 後面を有する本体と、
    表示部と、
    上記表示部と上記本体とを連結するとともに、上記表示部を、上記本体に対して閉じる閉位置と、この閉位置より起立される開位置との間で回動させる回動軸と、上記上記表示部が上記開位置に起立された状態で、上記表示部を上記本体に対して旋回させる旋回軸とを有するヒンジ装置と、を具備し、
    上記ヒンジ装置の少なくとも一部は上記後面に対して相対的に後方に位置することを特徴とする電子機器。
  5. 上記ヒンジ装置は上記本体に固定されるブラケットを有し,このブラケットの少なくとも一部は上記後面に対して相対的に後方に位置することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  6. 上記本体は、上記ヒンジ装置の上記後面よりも後方に位置する一部を覆うカバーを有することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
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