JP2004145344A - 写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法 - Google Patents

写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004145344A
JP2004145344A JP2003363314A JP2003363314A JP2004145344A JP 2004145344 A JP2004145344 A JP 2004145344A JP 2003363314 A JP2003363314 A JP 2003363314A JP 2003363314 A JP2003363314 A JP 2003363314A JP 2004145344 A JP2004145344 A JP 2004145344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitometry
value
energy
curve
values
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003363314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4377650B2 (ja
Inventor
Thierry Prigent
ティエリー・プリジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2004145344A publication Critical patent/JP2004145344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4377650B2 publication Critical patent/JP4377650B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/02Sensitometric processes, e.g. determining sensitivity, colour sensitivity, gradation, graininess, density; Making sensitometric wedges

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、写真媒体のための、1つのセンシトメトリ曲線確立する方法に関連する。
【解決手段】 上記方法は下記のステップをそなえる:種々の露光エネルギーでの、媒体の多くのレンジ(21、22、23、24)を露光させることによる、少なくとも1つのセンシトメトリ制御部12の媒体10に関する形成、各レンジにおけるセンシトメトリ制御部の光学的濃度値の検出、センシトメトリ曲線部分の検出した値からの形成、および隣接する露光エネルギーに対応する部分の部分的重なりを得るための曲線部分のエネルギーオフセット。
【選択図】図1


Description

 本発明は、フィルムのような写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法に関連する。センシトメトリ曲線は、媒体露光値を光学的濃度に結びつける、曲線、特性表、または濃度値と露光エネルギーの集合である。センシトメトリ曲線はHD曲線(Hurter−Driffield curve、H&D curve)ともいう。光学的媒体、特にフィルム、は一般的に既知のセンシトメトリ応答を備えている。フィルムの応答は、フィルムを備える多くのカメラや機器を調整するための大切なデータである。これらの中で、例えば、カメラ、現像機器、フィルムデジタル化システムが挙げられる。フィルムの応答により、これらの機器の正確な調整は、撮影した光景を、できる限り忠実に再生成する、画像の現像過程の出力において、再現を可能にする。
 写真媒体のセンシトメトリ応答は、製造過程、保存条件、媒体の保管期間のようなパラメータに対して敏感である。それは時間とともに変化し、既知の情報は、媒体が現像されるときには不正確となる。この困難は各写真媒体のために経年を許容する特定のセンシトメトリ曲線を確立することにより克服できる。経年は現像の前と後の両方共に許容される。
 本発明はすべてのタイプの写真媒体、特に、印画紙、および写真フィルムのために応用できる。単にプロの画像の分野のために用意されているのではなく、本発明は主に動画撮影用カメラで使用されるフィルムのセンシトメトリ曲線を確立することを狙っている。
 写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立するために、センシトメトリ制御部は媒体の用意された部分に形成される。センシトメトリ制御部は一般的に種々の露光エネルギーによって露光される1以上のレンジを備えている。これらのエネルギーは既知であって注意深く較正される。センシトメトリ制御部は、例えば21のレンジを備えていて、それらのレンジは各々種々のエネルギー露光の対象となる。センシトメトリ制御部は、各レンジでは一律である。
 動画撮影用カメラでは、フィルムのリーダーの部分に較正されたエネルギーを増加しつつ、一連の21の連続した写真が露光できる。
 センシトメトリ曲線は、センシトメトリ制御部の各レンジの光学的濃度を測定することにより、および露光エネルギーの値を上記計測に関連付けることにより簡単に確立できる。センシトメトリ曲線の確立は露光値に関連する単なる計測値の集まりに限られてもよいし、グラフの形で表されることも可能である。上記表示は一般的に対数の尺度で示される。
 センシトメトリ曲線の正確さは、濃度計測の品質および種々のセンシトメトリ制御部のレンジの露光の正確さによる。制御部と読取を形成するために使われる機器が完璧に較正される限りでは、センシトメトリ曲線の確立は特に難しくはない。
 しかしながら、完璧に知られている露光エネルギーを用いたセンシトメトリ制御部を形成する機器は費用がかかる。さらに、多くの異なるカメラが複数の場面を製作するために使用される傾向(liable)があるとき、種々のカメラの露光機器によるセンシトメトリ制御部を一律にする必要がある。それ故、カメラは、較正されて、標準化された露光手段を備えなければならない。
 これらの困難はフィルムのセンシトメトリ応答を確立して、自動的に考慮に入れることの障害となる。
 本発明の目的は、上記困難が未然に防がれるようにするための媒体のセンシトメトリ曲線を確立するための方法を提供することである。
 特にひとつの目的は、センシトメトリ制御部を備える正確に較正された露光手段を必要としないような方法を提供することである。
 またひとつの目的は、特にカメラ内に原始的な機器を搭載していても、信頼できるセンシトメトリ曲線が得られる方法を提供することである。
 最後に、ひとつの目的はセンシトメトリ制御部の領域が写真媒体のより小さい領域に限られることを可能にする方法を提供することである
 上記目的を達成するために、写真媒体のためのセンシトメトリ曲線をより正確に確立する本発明の方法は下記を備える:すべてのレンジで同一の空間変調プロファイル(P(x))を用いて各レンジの露光エネルギーを変調し、種々の露光エネルギーで媒体の複数のレンジを露光させることによる、少なくとも1つのセンシトメトリ制御部の媒体上での形成;変調プロファイルの種々の値に対応する、各レンジ内の複数の位置におけるセンシトメトリ制御部の光学的濃度値の検出;センシトメトリ曲線の複数区分の形成であって、各区分はセンシトメトリ制御部の種々のレンジにおいて、露光エネルギーの変調プロファイルの同じ値に対応する位置において、検出される濃度値からの形成;隣接する露光エネルギーに対応して重なる部分的区分を得るための前記の複数の曲線区分のエネルギーオフセット。
 本発明における意味では、センシトメトリ曲線は、曲線のグラフ表示には限られず、光学的濃度を媒体の露光エネルギーと関連付ける手段として考えられる。媒体の光学的濃度を、媒体により受け取られる露光エネルギーに関連付ける表または単なる数値の集まりとして要約されてもよい。
 センシトメトリ制御部の露光の時には、各レンジで供給される露光エネルギーの値はどのような正確さでも知られていない。露光エネルギーに関する不確かさは、本質的にカメラに備え付けられる傾向にある露光源の一律性の欠陥、および露光エネルギーの較正の不正確性により生じる。露光手段が原始的であるとき、露光エネルギーの不確かさは重要になりうる。
 本発明の望まれる実施では、種々のレンジの露光エネルギーは規則的でまたは決定されていない変化経過をたどる。加えて、変化経過は既知のまたは未知のエネルギー値に関連して生じる。一方ではエネルギーの変化経過の規則正しさまたは正確な知識は利点ではあるが、本質的ではない。この点は下記の説明で見直される。露光エネルギーの変化経過は増加するか減少する可能性がある。
 写真媒体が受ける露光エネルギーの現実の値に関する確かな情報の不足は、種々のレンジの変調プロファイルが同一であるという確かな情報によりある程度埋合わせられる。この方法では、曲線区分のエネルギーオフセットにより、本発明によれば、露光エネルギーの種々の変調値のために露光レンジの種々の位置からの情報を組み合わせることが可能である。この組み合わせにより連続するセンシトメトリ曲線が得られる。
 注目すべきは曲線区分のエネルギーオフセットの後、および連続したセンシトメトリ曲線を得た後で、この曲線が全体のエネルギー誤りを再び割り当てられることである。この全体の誤りは、少なくともひとつの区分に関連する絶対エネルギーの基準の欠如に起因する。センシトメトリ曲線の全体のエネルギー誤りはしかしながらその使用に有害ではない。実はその傾斜や湾曲などのような曲線の本質的な特徴に影響しない。
 ステップ(c)における区分の形成はグラフの形で実行されてもよい。しかしながら、望ましくは、濃度値が検出されるセンシトメトリ制御部のレンジにより推測露光エネルギー値の各濃度値への関連づけ、および、センシトメトリ制御部の種々のレンジにおいて、変調プロファイルの同じ値P(x)に対応する位置において、検出される複数の光学的濃度値を各々含む複数個の集合の形成。それゆえこの方法のステップ(d)は、単にデータの、同じ集合の、すべてのエネルギー値の一律のオフセットである。ここでの値の集合は曲線区分に対応する。
 さらに正確には、およびこの方法のステップ(c)および(d)の1つの特別な実施オプションによれば、これは各々以下を備えることができる:同じ集合に所属する濃度値の、列が、増加する濃度値に対応し、行が、減少する濃度値に対応する濃度行列の形成;少なくともひとつの行と列を、基準として使用した、行と列の相関づけ;行と列の相関関数の最小値に対応する各々の行と列の、エネルギーオフセットの探索;行列の行と列の値の集合の推測露光エネルギー値への、前記のエネルギーオフセットの適用。
 例えば相関関数は、行列の行に関して実行される、およびオフセットになる曲線の区分に対応するひとつの列に属する行列の要素と、参照として選ばれた曲線の区分に対応するひとつの列に属する行列の要素との間の差の絶対値に作用する合計関数である。他の従来の相関関数は特に2次相関関数が選ばれることが可能である。区分をオフセットするということは、参照として使われる区分に関係する、または任意の固定された参照に関係するということを意味する。
 上記方法は単色写真媒体、つまり白黒タイプに、またはカラー写真媒体に適用できる。白黒の場合には単一の媒体の露光源で充分である。次に各検出される濃度値は、上記光源により受ける単一の露光エネルギー値に関連する。
 2番目の場合、すなわちカラー媒体の場合には、多くの感度がいい媒体の層のための1つのセンシトメトリ曲線を決定できる。例えば、1つのセンシトメトリ層は各原色:赤、緑、青のために決定される。次に、3色からなる光源は露光エネルギーを供給する。媒体の光学的濃度は各色のための露光エネルギーの線形な組み合わせに関連する。
 1つの説明として、単色の媒体の座標点(x,y)における濃度D(x,y)は下記の形式を備える:
 D(x,y)=S(E*P(x,y))
 この式では、Sは、写真媒体のセンシトメトリ応答を表す関数を示す。関数Sの情報はセンシトメトリ曲線により与えられる。項Eは光源により供給される露光エネルギーを示して、P(x,y)は点(x,y)におけるエネルギー変調プロファイルの値を示す。例えばP(x,y)の値は、変調を行うために用いる手段がフィルターのような減衰器の時は0から1の間の値をとる。
 カラーの媒体ためには、各々エネルギーEred、Egreen、およびEblueを供給する3つの単色光源が必要とされて、下記の式は同じ方法で得られる。:
red(x,y)=Sred(Crr*Ered*Pred(x,y)+Cgr*Egreen*Pgreen(x,y)+Cbr*Eblue*Pblue(x,y))
green(x,y)=Sgreen(Crg*Ered*Pred(x,y)+Cgg*Egreen*Pgreen(x,y)+Cbg*Eblue*Pblue(x,y))
blue(x,y)=Sblue(Crb*Ered*Pred(x,y)+Cgb*Egreen*Pgreen(x,y)+Cbb*Eblue*Pblue(x,y))
 上記式において、前記の様に、同一の文字は同一の変数や関数を示して、添え字”red”、”green”、および”blue”はこれらの値または関数がこれらの色に特有なものであることを示す。インデックスCrr、Cgr、Cbr、Crg、Cgg、Cbg、Crb、Cgb、Cbbは一次結合の係数である。
 写真媒体の感度層のスペクトル選択性のために、これらのインデックスのうちインデックスCrr、gg、およびCbbは、1に近いが、他のインデックスは一般的に1より小さい。
 上記のように種々のレンジの露光エネルギーは、望ましくは、既知のずれで増加したり減少したりする通常の変化経過をたどるように選択される。これは、例えば露光源の供給電流の強さ、または与えられた一定の強さで供給する光の期間を制御することによってとても単純に得られる。露光期間の調整は、写真媒体による光統合性能により利益がある。種々のレンジの露光エネルギーの通常の変化経過は、センシトメトリ曲線を確立するためのエネルギー値の相対的位置決めを助ける。
 エネルギーが通常の変化経過をたどらないとき、各エネルギーの値に追加の不確かさが生じる。この場合、この方法は推測露光エネルギー値を訂正する1以上のステップにより完了される。上記のようなステップは、例えば、下記からなる:濃度値が検出されるセンシトメトリ制御部のレンジにより、および、濃度値が検出されるレンジの位置の変調プロファイル(P)の推測値により、推測露光エネルギー値の、各濃度値との関連づけ、および、単一のセンシトメトリ曲線にするために、センシトメトリ制御部の同じレンジで検出される濃度値の少なくともひとつの集合に関連する、エネルギー値の一律オフセット。
 各位置に対応する変調プロファイルの値Pは、最初の段階では知られていないが、曲線区分が割り当てられたエネルギーオフセットから直接計算できる。さらに正確には、対数の尺度でのエネルギーオフセットは、該位置の関数Pの値と単純に同等である。
 以下に、添付の図面を参照して発明の実施の形態を説明する。
 下記の説明では、種々の図の、同一の、同様な、または同等な部分は同じ参照記号を付される。明確に表現するために、それらの図の種々の部分は必ずしも一律の尺度で表されていない。
 図1の(a)では、参照記号10は、写真フィルムを示し、これは、単純化する目的のため白黒フィルムであると考える。カメラのレンズを通して一場面を撮影する前に、フィルムの小さな一部分がセンシトメトリ制御部12を形成するために使用される。制御部12は、フィルムのある部分、例えばリーダーの部分に形成され、その部分は光が当たらないようにされている。
 センシトメトリ制御部は、露光手段として使われる光源14にフィルムをあてることにより作成される。カラーフィルムの場合には、単一の光源14は、異なるスペクトル発光レンジを備える数個の光源に置き換えられる。図示した例では、光源は単一の発光ダイオード(LED)を備える。上記のような部品はあまり費用がかからないしかさばらない。さらに、またこれは特に有用な点ではあるが、ダイオードは一律でない空間の分布を備えた光を供給するが、発する光のエネルギーに対してほぼ不変な形を備えている。別の言い方では、エネルギーは、発せられるエネルギーにほぼ依存しないプロファイルにより変調される。単純化の目的で図には示されていないが、光源は例えばレンズまたはフィルターのような光学的部品と組み合わされてもよい。これらの部品は、要求に応じて、発光の変調プロファイル調整すること、および発光をフィルムの方向へ向けることに貢献する。
 図1の例では、センシトメトリ制御部は、フィルム10を光源の前から矢印で示されたYの方向に移動させる間に作られる。これにより制御部12により占められる領域がフィルムの表面の最小領域に減少することを可能にする。フィルムが移動する間、光源14に供給される電流濃度Iは一定値を維持しないで連続するステップで変更される。これは、グラフとして、光源14に供給される電流濃度Iを示す、図の(b)に表わされる。上記濃度は移動方向Yの位置yに対応する、フィルムの連続的移動に関連する、時間の関数として表される。図の(a)と(b)の間の対応線(破線)は、電源電流の値が、センシトメトリ制御部のレンジ21、22、23、24に対応することを示す。図を明確にするためレンジの数は4つに制限されている。しかしながら、レンジの数は望ましくは3から10の間がよい。図示された例では電源電流の増加は一定で、決められた値である。図示された例における、不連続的に増加される電流は、連続的にまたはある程度連続的に変更できる。
 図1の(c)は、(a)の各レンジ21、22、23、24の光エネルギーの空間的分布を示す。単純化のため、フィルムが移動する方向Yに垂直な軸Xの空間のエネルギー分布についてのみ考える。軸Xは矢印で示される。このように、Yの方向のエネルギー分布はほぼ各レンジで一定で、または少なくとも各レンジの中央帯では一定であると考えられる。上に述べたようにエネルギーはこの軸Xによる空間的変調プロファイルにより変調される。望ましくは、空間的変調の大きさは、レンジの連続する露光エネルギー間の違い以上になるように選ばれるとよい。別の言い方では、変調プロファイルは、露光制御部のレンジ間の最低の露光の違い以上の大きさを備えていなければならない。望ましくは、プロファイルの大きさは、露光制御部の2つのレンジ間の最低の露光の違いの2倍以上になるように選ばれるとよい。
 光源の各電源電流濃度Iにセンシトメトリ制御部のレンジ21、22、23、24および発生する光のエネルギーが対応している。
 レンジ21の軸Xの座標xのある位置で受けるエネルギーE1(x)はE1(x)=E1*P(x)の形を備えて、ここでP(x)は変調プロファイルの点xにおける値である。対数空間では、写真の露光エネルギーの式には普通であるが、これはLog E1(x)=Log E1+Log P(x)を与える。レンジ22、23、および24ではまた下記のようになる:Log E(x)=Log E+Log P(x)、Log E(x)=Log E+Log P(x)、Log E(x)=Log E+Log P(x)。
 図2は、(a)で、レンジ21、22、23、24をもつセンシトメトリ制御部12の形成を示し、これは、図1の制御部のレンジの形成とは異なる。レンジ21、22、23、24は、フィルムが移動期間の間で停止されたとき、もはやフィルムを移動させることにより形成されるのではなく、連続的に形成される。さらに図1の光源14はほぼ一律な空間の分布を備えた光源15に置き換えられる。フィルター16は光源15とフィルム10との間に配置される。フィルター16の目的は、軸X上の位置xにより、露光エネルギーを変調することである。フィルターのある部分16aはある厚みを備えていて、したがって徐々に変化する透明度を備えていて、また、他の部分16bは一定の厚みを備えている。エネルギーの変調はフィルターの第1の部分16aでのみ起こる。
 図1のセンシトメトリ制御部の形成ように、図2のセンシトメトリ制御部の種々のレンジ21、22、23、24は種々の露光エネルギーに露光される。露光度は、光源15の電源電流の強さを変えることによるのではなく、この電流を流す時間により得られる。上記電流は一定値I0を維持する。図2の(b)のグラフが、センシトメトリ制御部の各レンジを形成するために、光源15に供給される電流を、任意の尺度で示す。露光エネルギーを露光時間により制御することは、露光はフィルムが動かないときに起こるという事実により容易になる。
 図2の(c)のグラフは、フィルムが受ける光エネルギーを、自由な尺度で、軸X上の位置xにより、表す。フィルターの部分16bがほぼ透明であることを考慮することにより、各レンジを形成するとき、フィルムの21b、22b、23b、24bの部分で受けるエネルギーは、光源による供給される最大エネルギーE1、E2、E3、E4に対応する。しかしながら、レンジ21a、22a、23a、および24aの部分では、エネルギーが、ここではほぼ線形のプロファイルにより変調される。ひとつまたはそれ以上の露光エネルギーが分かっている時、センシトメトリ制御部の21b、22b、23b、24bの部分は、参照値を検出するために使用できる。しかしながら、本発明の主要な目的の1つが、較正された露光源がないとしても、センシトメトリ曲線を確立することであることに関する限りでは、これは付帯的な点である。確かに、光源により発せられるエネルギーは、フィルムの感度レンジと、または上記レンジの一部分のみと両立できることは充分である。
 図3は、図1の(a)のフィルムをある程度拡大した図であって、濃度値を検出する1つのステップを示している。濃度値は、センシトメトリ制御部の各レンジ21、22、23,24で検出される。上記検出は、例えばデジタルスキャナのような機器により既知の方法で行う。これらにより、濃度値に関連したデジタルデータを提供する。
 濃度値の集合は各レンジで得られる。濃度値は各レンジの種々の位置で得られ、変調プロファイルの種々の値に対応する。図示された例では、軸Xの同じ座標xの位置で検出されるすべての濃度は、変調プロファイルの同じ値に対応して、レンジに依存しない。各位置では、制御部が備える露光レンジと同じぐらい多くの異なる濃度値が検出できる。
 図示するために、座標点x1、x2、x3、x4において検出される濃度値は、小さな円、小さな三角形、小さな正方形、および小さな星型で示される。各位置では、すなわち軸Xの各座標においては、少なくともひとつの濃度値が、センシトメトリ制御部の各レンジにおいて検出される。センシトメトリ制御部の与えられたレンジの与えられた位置において検出される濃度値は単一の測定から起因する。しかし、望ましくは、選ばれた値は、関連したレンジのすべての位置の平均値、または少なくとも中央帯の平均値である。上記位置の中央帯のみを選択するということは、露光の一律性に影響するエッジ効果に対応する。
 検出する濃度値、または露光の強度は、カメラ内のフィルム進行の速度が一律でないことを許容するために変調されてもよい。
 図4Aは、図3のセンシトメトリ制御部のために検出した濃度を表すグラフである。濃度と、軸Xの座標xの位置とは、自由な尺度で表されている。図4Aのグラフは、図3の4つのレンジ21、22、23、24、および連続する露光エネルギーE1、E2、E3、E4に対応する4つの曲線31a、32a、33a、34aを表している。図3とのつながりが容易にわかるために、検出される濃度値に対応する点は同一の幾何学的図形を用いて図4Aで示される。図4Aのグラフ表示は、濃度値を各々エネルギー値に関連付けるデータの集合に対応する。
 図4Bは、図2の(a)のレンジに準拠したセンシトメトリ制御部のレンジに関して検出される濃度値から確立される点を除いては、特別な解説を要求しない。前の説明も参照できる。ほぼ線形な図2のフィルター16の特性にもかかわらず、図4Bの曲線が線形ではないことが示されている。これは単に写真媒体の非線形特性を示している。曲線31b、32b、33b、34bは、図2のセンシトメトリ制御部のレンジ21、22、23、24で検出されたものである。それらはエネルギーE1、E2、E3、およびE4に各々対応する。
 図5は、図4Aのグラフのデータを元につくられたグラフである。それは、対数の尺度で、推測露光エネルギーE1、E2、E3およびE4に対応する、フィルムの光学的濃度値を表している。説明を単純にするため、最初に、推測エネルギーと実際の露光エネルギーE1、E2、E3、およびE4とを同一にする。次に推測エネルギー値が間違っている場合を検討する。図5は、変調プロファイルの同じ値に対応する各位置で検出される、濃度値により形成されるセンシトメトリ曲線の各区分を示す。各区分は、私たちが得ようとしているセンシトメトリ曲線の1つの部分に対応する。上記グラフは、露光エネルギーの変調プロファイルの同じ値に各々対応する位置において検出される濃度値を、種々のレンジの露光エネルギー値に関連するデータ集合の形成の操作を図示するのみである。
 明確にするために、図は、図1の軸Xの座標がx1、x2、x3、x4である位置に対応する4つの曲線区分のみを示す。しかしながら、これは、形成される傾向のある値の集合の数(その数は数百にもなりうる)を予言するものではない。値の集合の数は、それらを検出するために使用するスキャナの解像度に関連する。
 上記値の集合は、検出した値から形成でき、または補間値により完成できる。これは曲線区分41として図示されて、ここで中間補間値は破線で示される。補間は単純に線形であってもよい。また補間はより複雑であってもよい。例えば、補間は、HDタイプ曲線の一般的な形を考慮することにより実行される。これは、補間曲線の導かれた値への制限を補間曲線に沿って固定することにより実行される。
 図5が示すように種々の区分の間に連続性はない。きわめて正確には、曲線は、変調プロファイルを表す関数の対数に依存する量による、エネルギーのオフセットである。図示されているように、曲線区分42および43に注目すると、図3の軸Xの座標位置x2およびx3に対応して、オフセットはLogP(x3)−LogP(x2)である。これは上記のエネルギー算出式に起因して、この式では、P(x)は軸Xの座標位置xにおける変調プロファイルの値である。変調プロファイルは基本的に知られておらず、露光源により変化するので、曲線区分のオフセットは、前もって確立されたデータではなく、原理的に修正できない。しかしながら、オフセットは計算可能である。例えば、この計算では2つの曲線区分に対応する2つの値の集合の濃度値間の相関関数を0にするような、または少なくとも最小にする。相関関数の計算は、濃度値に関連するエネルギー値の連続して実行すること小さなオフセットを連続して実行することにより繰り返される。上記オフセットは、相関関数が0にされるか、最小化されるまで継続される。連続したオフセットの大きさは、例えば、計測により検出される値間の、2つの連続した補間値41iのエネルギーの違いに対応する。各曲線区分で繰り返される計算は、望ましくは行列の形で実行されるとよい。ここで露光エネルギー値により表される濃度値は、行列の行と列を形成する。相関関数を最小にすることを可能にするこのオフセットは、次に、1つの関連する区分のすべてのエネルギー値に適用される。
 図5に示された例では、オフセットは、基準として曲線区分42を指す水平方向の矢印Dによりあらわされる。破線で示される曲線区分42の延長部分は、S形の求めるセンシトメトリ曲線の1部分を示す。
 濃度値が知られている点を超える曲線区分の延長を防ぐために、上記区分は、望ましくはオフセットの決定を容易にするのに充分な重なりを備えているとよい。これは、上記のように、露光エネルギーの変調P(x)の充分な大きさを提供することにより得られる。
 図6は、図5の曲線区分のエネルギーオフセットが決定した後で得られるセンシトメトリ曲線50を示す。この曲線は、望ましくは検出される濃度値だけを選ぶことにより確立できる。補間により得られる値は、オフセットの計算に使用されるのだが、確かに無視できる。最終的に得られる曲線により検出されるエネルギーのレンジは、露光エネルギーのレンジよりかなり大きい。図6では、露光レンジは、対応する曲線区分の参照番号41、42、43、44で示される。それ故、センシトメトリ制御部のレンジの数の減少にもかかわらず、センシトメトリ曲線を確立できる。この特性は制御部の領域が限定されることを可能にする。
 センシトメトリ制御部のレンジのエネルギーは必ずしも知られていなくてよく、少なくとも正確には知られていなくてよい。これは、特に、とても単純な較正されていない光源の使用による。与えられたレンジで検出される濃度値に関連する露光エネルギーの誤りは、上記事柄に起因する。
 そのような誤りは図5で示されている。1つの例として、制御部レンジの1つにおいて計測される濃度値が、この場合はレンジ22においてであるが、このレンジを露光するために実際に供給されるエネルギーE2の代わりに、間違ったエネルギーE’2に割り当てられた場合を考える。そのような誤りは、エネルギーE2に関係があるとき、濃度値のオフセットを意味する。このオフセットは図6で示されていて、破線で示されたセンシトメトリ曲線の追加区分52により示される。実際のエネルギーE2を知ることに関するこの誤りは、曲線50に重なるまで、区分52をオフセットすることにより補償できる。この操作は幾何学的に実行できて、望ましくは行列計算により実行されるとよい。この計算は、例えば、上記方法と同等な操作方法により、曲線区分41、42、43、44のエネルギーオフセットのために、実行される。しかしながら、オフセットは、ひとつの与えられたセンシトメトリ制御部のレンジにおいてエネルギー値に影響するが、エネルギー変調プロファイルの同じ値に対応する種々のレンジの値には影響しない。この計算は、特に、標準のピッチにより、検出される値間の補間値52iを生成することにより、曲線区分52の再サンプル抽出を伴う。および、次にこの計算は、相関関数を最小にするために、各回、ひとつのピッチの値により、補間された値間の、連続したオフセットを通じて実行される行列相関計算を伴う。さらに単純には、これは要するに差異LogE’2−LogE2を最小にすることになる。図6を複雑にしないために、少数の補間値52iだけが示されている。
 図5の曲線区分41、42、43、44を埋め合わせるために使用される行列計算、および、図6が示すように、露光エネルギーにおける誤りを訂正するために使用される行列計算は、各オフセットをますます近くへ減らすことにより、反復しておよび交互に実行可能である。エネルギーの水平軸上で図6のセンシトメトリ曲線50の絶対位置は決定されていないままである。これは、本質的に基準として用いられる図5の曲線区分に依存する。全体エネルギーの位置の不確定性は、しかしながら、後でフィルムを現像しなければならないたいていの機器の較正を害しない。
 もしセンシトメトリ曲線の正確なエネルギーの位置決めが必要とされると、少なくともひとつの既知のエネルギー露光、例えば、図2の(c)の部分に相応するセンシトメトリ制御部のレンジ21a、22a、23a、24aのうち1つを実行できる。
 本発明は、好ましい実施形態を参照して詳細に説明されてきたが、その変化や変更は、本発明の趣旨および位置内で達成できることは当業者には理解されるであろう。
(a)センシトメトリ制御部を備えるフィルムおよび制御部を形成するために使われる第1の露光手段の図;(b)第一の露光手段のパワー供給状況を示すグラフ;(c)グラフとしての、種々のパワー供給状況における第1の露光手段により供給されるエネルギーの空間の分布のグラフ 本発明による、方法の変形の実行のひとつのステップを図示するための図 図1のパート(a)に従うセンシトメトリ制御部を表したもので、濃度値を検出するひとつの方法を示す図 図3のセンシトメトリ制御部の光学的濃度の空間の分布を示すグラフ 図2の(a)のレンジに準拠したセンシトメトリ制御部のレンジに関して検出される濃度値から確立される光学的濃度の空間の分布を示すグラフ エネルギー値に対する濃度値を連結するセンシトメトリ曲線の区分を表すグラフ 図5の曲線区分を埋め合わせた後で得られるセンシトメトリ曲線を表すグラフ
符号の説明
 10 フィルム
 12 センシトメトリ制御部
 14 光源
 15 光源
 16 フィルター
 16a フィルターの変化する厚みをもった変調部分
 16b フィルターの一定の厚みを持った非変調部分
 21 媒体のレンジ
 22 媒体のレンジ
 23 媒体のレンジ
 24 媒体のレンジ
 21a 変調プロファイルにより変調された部分
 22a 変調プロファイルにより変調された部分
 23a 変調プロファイルにより変調された部分
 24a 変調プロファイルにより変調された部分
 21b 最大エネルギーに対応する非変調部分
 22b 最大エネルギーに対応する非変調部分
 23b 最大エネルギーに対応する非変調部分
 24b 最大エネルギーに対応する非変調部分
 31a 曲線
 32a 曲線
 33a 曲線
 34a 曲線
 31b 曲線
 32b 曲線
 33b 曲線
 34b 曲線
 41 曲線区分
 41i 連続した補間値
 42 曲線区分
 43 曲線区分
 44 曲線区分
 50 曲線
 52 区分
 52i 補間値

Claims (7)

  1.  写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法であって:
     (a)すべてのレンジで同一の空間変調プロファイル(P(x))を用いて各レンジの露光エネルギーを変調し、種々の露光エネルギーで媒体の複数のレンジ(21、22、23、24)を露光させることによる、少なくとも1つのセンシトメトリ制御部(12)の媒体(10)上での形成、
     (b)変調プロファイルの種々の値に対応する、各レンジ内の複数の位置におけるセンシトメトリ制御部の光学的濃度値の検出、
     (c)センシトメトリ曲線の複数区分(41、42、43、44)の形成であって、各区分はセンシトメトリ制御部の種々のレンジにおいて、露光エネルギーの変調プロファイルの同じ値に対応する位置において、検出される濃度値からの形成、
     (d)隣接する露光エネルギーに対応して重なる部分的区分を得るための前記の複数の曲線区分のエネルギーオフセット、
     のステップからなることを特徴とする方法。
  2.  請求項1に記載の方法において、ステップ(d)は、
     濃度値が検出されるセンシトメトリ制御部のレンジにより推測露光エネルギー値の各濃度値への関連づけ、および
     センシトメトリ制御部の種々のレンジにおいて、変調プロファイルの同じ値P(x)に対応する位置において、検出される複数の光学的濃度値を各々含む複数個の集合の形成、
  3.  請求項1に記載の方法において、ステップ(d)は、
     同じ濃度値集合の、光学的濃度値に各々関連するすべての推測エネルギー値の一律オフセットであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4.  同じ集合に所属する濃度値の、列が、増加する濃度値に対応し、行が、減少する濃度値に対応する濃度行列の形成、
     少なくともひとつの行と列を、基準として使用した、行と列の相関づけ、
     行と列の相関関数の最小値に対応する各々の行と列の、エネルギーオフセットの探索、
     行列の行と列の値の集合の推測露光エネルギー値への、前記のエネルギーオフセットの適用、
     からなることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5.  前記のオフセットされたエネルギー値に関連して、検出される濃度値によるセンシトメトリ曲線(50)の形成も含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6.  ステップ(d)の後で、推測露光エネルギー値の訂正も含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7.  濃度値が検出されるセンシトメトリ制御部のレンジにより、および、濃度値が検出されるレンジの位置の変調プロファイルP(x)の推測値により、推測露光エネルギー値の、各濃度値との関連づけ、および
     単一のセンシトメトリ曲線にするために、センシトメトリ制御部の同じレンジで検出される濃度値の少なくともひとつの集合に関連する、エネルギー値の一律オフセット、
     を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
JP2003363314A 2002-10-24 2003-10-23 写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法 Expired - Lifetime JP4377650B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0213266A FR2846414B1 (fr) 2002-10-24 2002-10-24 Procede d'etablissement d'une courbe de sensitometrie d'un support photographique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004145344A true JP2004145344A (ja) 2004-05-20
JP4377650B2 JP4377650B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=32050662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363314A Expired - Lifetime JP4377650B2 (ja) 2002-10-24 2003-10-23 写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6810209B2 (ja)
EP (1) EP1413918B1 (ja)
JP (1) JP4377650B2 (ja)
DE (1) DE60300644T2 (ja)
FR (1) FR2846414B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2879312B1 (fr) * 2004-12-10 2007-08-17 Eastman Kodak Co Procede d'ecriture et de restauration de donnees de conservation

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3718074A (en) * 1971-05-13 1973-02-27 R Davis Color data acquisition camera
FR2316629A1 (fr) * 1975-07-04 1977-01-28 Anvar Procede de determination du facteur de contraste d'un film photographique et contrastometre
US4464015A (en) * 1981-08-24 1984-08-07 Center Art Galleries Binocular stereoscopic viewers
JPS60220659A (ja) * 1984-04-17 1985-11-05 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−画像出力装置における濃度調整方法
FR2678745B1 (fr) * 1991-07-05 1993-11-05 General Electric Cgr Procede et dispositifs d'impression d'un sensitogramme sur chaque cliche de prise de vue et cliche ainsi obtenu.
GB9224962D0 (en) * 1992-11-28 1993-01-20 Kodak Ltd Process control for photographic processing apparatus
US5563717A (en) * 1995-02-03 1996-10-08 Eastman Kodak Company Method and means for calibration of photographic media using pre-exposed miniature images
US5667944A (en) * 1995-10-25 1997-09-16 Eastman Kodak Company Digital process sensitivity correction
US6154272A (en) * 1998-10-13 2000-11-28 Eastman Kodak Company Control tool for and a method of calibrating a photographic processor and photographic printer
US6284445B1 (en) * 2000-08-09 2001-09-04 Eastman Kodak Company Reference calibration patch arrangement to minimize exposure and measurement artifacts and maximize robustness to defects

Also Published As

Publication number Publication date
JP4377650B2 (ja) 2009-12-02
FR2846414A1 (fr) 2004-04-30
US20040086272A1 (en) 2004-05-06
US6810209B2 (en) 2004-10-26
EP1413918B1 (en) 2005-05-11
FR2846414B1 (fr) 2005-01-07
EP1413918A1 (en) 2004-04-28
DE60300644D1 (de) 2005-06-16
DE60300644T2 (de) 2006-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8199335B2 (en) Three-dimensional shape measuring apparatus, three-dimensional shape measuring method, three-dimensional shape measuring program, and recording medium
US9417132B2 (en) Multispectral imaging color measurement system and method for processing imaging signals thereof
JP2008096439A (ja) 物体の3次元座標を判定するための方法および装置
JPH10221792A (ja) 写真仕上げシステムのキャリブレーションを行う方法およびその方法に使用する装置
JP4931227B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
US5016040A (en) Method and apparatus for forming a recording on a recording medium
JP4377650B2 (ja) 写真媒体のためのセンシトメトリ曲線を確立する方法
JP2009526330A (ja) デジタル動画コンテンツをプレビューするための方法及び装置
JPH06301122A (ja) 露光制御方法および写真複写装置
US6816678B2 (en) Method for obtaining a sensitometric control patch with exposure gradient and photographic element comprising such a control patch
US20130250177A1 (en) Method and device for tentatively displaying projection image, screening film, method and device for producing the same, projection image projecting method, program, and movie system
JP2021127998A (ja) 距離情報取得装置および距離情報取得方法
US6829435B2 (en) Exposure system for obtaining a sensitometric control patch with exposure gradient
JP2004363313A (ja) 位置ずれ計測方法および装置、並びに位置ずれ計測用レチクル
JP2008139065A (ja) 膜評価装置及び膜評価方法
US20040114045A1 (en) Digital camera
JPS635333A (ja) カラ−画像の解析条件設定方法
JP2010074759A (ja) 画像信号変換用3次元ルックアップテーブルの濃度変動除去方法
JPH0293448A (ja) 写真焼付露光量決定装置
JPH0823661B2 (ja) 色処理方法
CN114739634A (zh) 一种镜头倍率的测量方法
JP2003066542A (ja) 画像露光装置
US7254324B2 (en) Systems and methods for film processing quality control
SU1190348A1 (ru) Способ дополнительной дозированной засветки цветных негативных кинофотоматериалов
JPS62153956A (ja) 写真焼付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060608

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3