JP2004144397A - 保冷庫及び保冷庫付宅配車 - Google Patents

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Hidetoshi Otake
大嶽 英俊
Yoshitoshi Kinoshita
木下 良俊
Toshikazu Tsumura
津村 俊和
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Abstract

【課題】保冷室内の温度コントロールを可能にした蓄冷式の保冷庫及び保冷庫付宅配車を提供すること。
【解決手段】保冷庫8は、被保冷物を保冷する保冷庫であって、この保冷庫8のハウジング8b内に、保冷室9と蓄冷材室10とを有する。蓄冷材室10は、保冷室9を使用しないときに、外部電源で冷凍機を作動させ、第1の所定温度まで冷却される。保冷室9は、この保冷室9を使用するときに、蓄冷材室10の第1の所定温度の冷気を冷気循環器26により循環して第2の所定温度に維持される。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保冷が必要な生鮮食料品等の被保冷物を保冷する保冷庫及び保冷庫付宅配車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、保冷が必要な被保冷物を自動車により配送する場合、車両に搭載した冷凍機により保冷庫を冷却する冷凍機搭載手段(例えば、特許文献1)、または蓄冷材によりクーラーボックス内を冷却する蓄冷手段が取られている。
【0003】
ここで、前記冷凍機搭載手段では、自動車に搭載された冷凍システムにより保冷庫内を冷却するコンプレッサの駆動方式によりエンジン駆動方式冷凍機と、バッテリによる電動式冷凍機とがある。このエンジン駆動方式冷凍機及び電動式冷凍機は、冷却する温度をコントロールすることができるというメリットがある。
【0004】
また、前記蓄冷手段では、外部冷凍庫にて冷凍した蓄冷材をクーラーボックス内に入れて保冷する保冷方式と、車載された冷凍機によりクーラーボックス内に設置した蓄冷材を凍結させて被保冷物を保冷する保冷方式とがある。この両保冷方式では、車両への電気負荷が殆どないというメリットがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−2650号公報(第3〜4頁、図1及び図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年にあっては、指定区域内を循環して荷物を配達する宅配車においても冷蔵物を取り扱う傾向があり、前記した保冷庫を採用しようとする試みがある。
しかしながら、特許文献1の冷凍機搭載手段では、車両への電気負荷が増え、エアコンを併用した場合には、バッテリあがりが惹起するという問題点がある。
このため、低温冷凍車では、外気温により冷凍庫内が暖められることを遮断して冷却効率を向上させるために、壁の厚さが約75mmの冷凍庫を使用しており、重量が重くなるという問題点がある。
また、蓄冷手段では、蓄冷材にクーラーボックスを保冷するため、大容量のクーラーボックスを保冷する場合、蓄冷材が多量に必要であり、専ら小型のクーラーボックスに限られている。このため、一度に多くの被保冷物を配送することができないという問題がある。また、その蓄冷手段は、単に蓄冷材により保冷室の温度を下げるものであるため、自由に温度設定して、保冷室を一定の温度に保つことができないという問題点もある。
【0007】
本発明の課題は、保冷室内の温度コントロールを可能にした蓄冷式の保冷庫及び保冷庫付宅配車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の保冷庫は、被保冷物を保冷する保冷庫であって、保冷庫は、この保冷庫のハウジング内に、少なくとも保冷室と蓄冷材室とを有し、蓄冷材室は、保冷室を使用しないときに、外部電源で冷凍機を作動させ、第1の所定温度まで冷却される蓄冷材と、保冷室を使用するときに、第1の所定温度の冷気で保冷室を第2の所定温度に維持すべく作動する冷気循環器と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、保冷室を使用しない夜間等に、外部電源で冷凍機を作動させ、蓄冷材を収納した蓄冷材室を第1の所定温度まで冷却し、保冷室を使用する昼間等に、蓄冷材により冷却された蓄冷材室内の冷気を冷気循環器により保冷室に循環して、保冷室内を第2の所定温度に冷却する。これにより、蓄冷材は、保冷室を使用しないときに外部電源で冷凍機により冷却されるため、保冷室を使用するときに、冷凍機を使用しないことにより、大きな電力が不要となるため、容量の大きなバッテリを搭載することも不要となり、小さな電力で効率的に保冷室を冷却することができる。また、その蓄冷材により冷却された蓄冷材室内の冷気を冷気循環器により保冷室に循環して、その冷気の循環をコントロールし、保冷室内の温度を被保冷物に適した温度にすることができる。
【0010】
請求項2に記載の保冷庫は、請求項1に記載の保冷庫であって、冷凍機を収納する冷凍機室を有することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、保冷庫は、冷凍機を収納する冷凍機室を有することにより、その冷凍機で蓄冷材を冷却することができため、蓄冷材室から蓄冷材を出し入れせずに冷却することができる。これにより、蓄冷材は、蓄冷材室に常時入れたままにして置くことができることにより、出し入れに不便であった大型の蓄冷材を使用して、被保冷物への冷却効果を向上させることができる。
【0012】
請求項3に記載の保冷庫は、請求項1または請求項2に記載の保冷庫であって、冷気循環器は、保冷室と蓄冷材室との間に設けた隔壁と、この隔壁に設けた吹出口及び吸込口と、この吹出口または吸込口のどちらか一方に設けたファンと、保冷室を第2の所定温度に制御するファン制御部と、を含むことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、保冷庫は、保冷室と蓄冷材室との間に隔壁を設けると共に、その隔壁に設けた吹出口または吸込口のどちらか一方に設けたファン制御部で制御されるファンを配設したことにより、蓄冷材室の冷気を、保冷室に適宜に送って保冷室内の温度を被保冷物の冷蔵に適した温度にコントロールすることができる。
【0014】
請求項4に記載の保冷庫付宅配車は、前記被保冷物を保冷する保冷庫を有する宅配車であって、宅配車は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保冷庫を搭載したことを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、保冷庫付宅配車は、保冷室や宅配車を使用しないときに外部電源で冷凍機を作動させ、蓄冷材室の蓄冷材を冷却し、保冷室を使用する宅配中のときには、蓄冷材により冷却された蓄冷材室の冷気を冷気循環器により、保冷室を第2の所定温度に冷却する。これにより、保冷庫付宅配車の保冷室は、昼間等の宅配中に、夜間等の駐車中に冷凍機により冷却された蓄冷材による冷気を利用して保冷室内を冷却するため、車載されたバッテリやエンジンに負荷が掛からずバッテリあがりを予防することができると共に、大きな電力が不要となるため、容量の大きなバッテリを搭載することも不要となり、小さな電力で効率的に保冷室を冷却することができる。また、保冷庫付宅配車は、保冷室を使用する宅配中は、冷凍機を使用せず、蓄冷材によって保冷室を冷却するため、エンジンへの負荷が全くなく、エンジンの出力を低下させることも全くないため、燃費も良好にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車の実施の形態について詳細に説明する。
尚、本発明の実施の形態では、「前」は車両のフロント側、「後」は車両のリア側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
【0017】
[第1実施の形態]
まず、図1乃至図3に基づき本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車について説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。図2は、本発明の第1実施の形態に係る保冷庫を示す図で、(a)は蓋体を開いたときの状態を示す保冷庫の斜視図、(b)は蓋体を閉じたときの状態を示す斜視図である。図3は、本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、保冷庫の庫内を冷却するための冷凍サイクルを示す説明図である。
【0018】
図1(a)、(b)に示すように、宅配車1は、例えばバン型またはワンボックス型の自動車からなり、車室1a内には運転席2と助手席3と荷室4とがある。宅配車1は、例えば荷室4の左右に荷物(図示せず)及び被保冷物(図示せず)を出し入れするためのスライドドア5,6を配設し、後方に荷物を出し入れするためのはね上げドア等からなるバックドア7を有する。助手席3の後方の荷室4には、例えば、車室1aの内壁1bに沿って、車体の前後方向に向けて配置された保冷庫8が搭載されている。保冷庫8は、保冷室9(図2(a)参照)を開閉する保冷室用蓋体17がスライドドア6の近傍に位置するように配置し、蓄冷材室・冷凍機室用蓋体18が車体の後方側になるように配置される。荷室4の保冷庫8以外のスペースは、低温保管が不要な一般的な荷物が積載される。
【0019】
図2(a)に示すように、冷凍庫8は、例えば被保冷物を低温で保管する保冷室9と、その保冷室9を冷却するための蓄冷材(図示せず)を収納する蓄冷材室10と、その蓄冷材室10内を冷凍するための冷凍機13(図3参照)の一部構成部品が収納される冷凍機室11とから構成される。冷凍庫8内は、例えば、2枚の板材からなる隔壁14を設けて、前記保冷室9と蓄冷材室10と冷凍機室11に仕切っている。冷凍庫8のハウジング8b、隔壁14及び蓋体16は、例えば、ウレタンフォームやスチレンフォーム等の保温性のある断熱材を内設した板材により形成される。
【0020】
保冷室9と、蓄冷材室10及び冷凍機室11との間は、1枚の板材から隔壁14a,14bにより仕切られている。保冷室9と蓄冷材室10とを仕切る隔壁14aには、上側に蓄冷材室10内の冷気が保冷室9に流れるようにするための吹出口14d、下側に保冷室9内の空気が蓄冷材室10に流れるようにするための吸込口14eを形成している。吹出口14dには、蓄冷材室10内の冷気を保冷室9へ送るためのファン15が設置されている。
尚、ファン15は、吹出口14dまたは吸込口14eのどちらか一方に設置すればよい。例えば、ファン15を吸込口14eに設置する場合は、そのファン15により保冷室9内の空気を蓄冷材室10に向けて流すようにすればよい。
また、保冷室9と冷凍機室11は、隔壁14bにより仕切られ、その隔壁14bには保冷室9内の室温を計測する温度検知器12が設置されている。蓄冷材室10と冷凍機室11との間は、隔壁14cにより仕切られている。
【0021】
蓄冷材室10内には、蓄冷材と、図3に示すように後記する冷凍機13の構成部品である蒸発器31及び蓄冷板44等が配設されている。冷凍機室11内には、後記する冷凍機13の主要構成部品が配設されている。
【0022】
蓄冷材は、例えば、弾力のあるゲル状物質のポリアクリル酸ナトリウム、エタノール水溶液、カツボキシメチルセルロース、プロピレングリコール、天然塩水等を塩化ビニル等の樹脂からなる容器に充填して、繰り返して冷却して使用できるものからなる。尚、蓄冷材の形状及び材質等は、特に限定しない。
【0023】
図2(a)、(b)に示すように、被保冷物を冷蔵する保冷庫8の上面部8aには、保冷室9と蓄冷材室10と冷凍機室11とからなるハウジング8bを閉塞する蓋体16が設けられ、その蓋体16により被保冷物を出し入れするための入口8cが開閉される。蓋体16は、保冷室9を開閉するための保冷室用蓋体17と、蓄冷材室10及び冷凍機室11を開閉する蓄冷材室・冷凍機室用蓋体18とからなる。蓋体16は、蝶番等のヒンジ19を介して保冷庫8の上面部8aに枢支され、その蓋体16を車体の車幅方向に回動させて入口8cを開閉する。尚、保冷庫8の上面部8aには、蓋体16に密着して、保冷室9、蓄冷材室10及び冷凍機室10を密閉するためのシール材(図示せず)が配設されている。
【0024】
保冷室用蓋体17は、枠状の親蓋20と、前蓋22及び後蓋23からなる子蓋21とから構成される。親蓋20は、例えば、車室1a(図1(b)参照)の内側に前記ヒンジ19を有し、車室1a(図1(b)参照)の外側に親蓋20をハウジング8bにロックするためのロック部24を有する。子蓋21は、その親蓋20内に嵌合され、前蓋22と後蓋23とを蝶番25により連結すると共に、前蓋22と後蓋23をそれぞれ開閉できるようにしている。
【0025】
このように、保冷室用蓋体17は、親蓋20と、子蓋21と、前蓋22と、後蓋23とで開閉できる構造とした(図2(a)、(b))。これにより、前蓋22及び後蓋23を閉じた状態で親蓋20または子蓋21を開閉することにより、保冷室9に大きな被保冷物を出し入れすることができる。前蓋22及び後蓋23を開閉することにより、保冷室9内の冷気を逃がすことなく、小物の被保冷物を有効的に出し入れすることができる。
【0026】
次に、図3に基づき前記保冷庫8の保冷室9を冷却するための冷凍サイクルの構成について説明する。
冷凍機13による前記冷凍サイクルは、圧縮機27と、凝縮器28と、受液器29と、膨張弁30と、蒸発器31とを主要部として構成され、圧縮機27を上流側、蒸発器31を下流側として、これらを順次、接続して構成される。
【0027】
冷凍機室11には、圧縮機27と、凝縮器28と、受液器29と、キャピラリチューブ(Capillary Tube)33と、バルブ35,36と、アキュムレータ(Accumlator)37と、吸入圧調整弁38と、圧力スイッチ39と、制御機器45とが配設されている。
蓄冷材室10には、サイトグラス40と、ドライヤ41と、電磁バルブ42と、温度センサ43と、蒸発器31とが配設されている。
【0028】
前記圧縮機27は、プラグ32を介して100Vの一般家庭用交流電源に電気的に接続して作動し、フロン(HFC134a)または二酸化炭素(CO2)等からなる冷媒を圧縮する。
この圧縮された冷媒は、配管を介して凝縮器28に圧送され、ここで高圧高温になった冷媒が冷やされて、熱交換によって液化される。
凝縮器28によって液化された冷媒は、ボンベに相当する受液器29に一時貯えられる。
【0029】
前記圧縮機27から受液器29との間には、キャピラリチューブ33が凝縮器28に対して並列に配管によって接続されている。キャピラリチューブ33は、管内径が1mm程度の単純な毛細管で、内部の流れが高速である。このキャピラリチューブ33は、高圧の潤滑油を減圧して圧縮機27に戻すことにより、圧縮機27を保護するためのものである。
【0030】
前記受液室29内の冷媒は、バルブ35を介して蓄冷材室10のサイトグラス40を介してドライヤ41に供給されて、冷媒中の水分が除去される。冷凍機室11から蓄冷材室10への出入り口には、圧力スイッチ39に接続し、冷媒の圧力を調整するためのバルブ35,36が設置されている。サイトグラス40は、例えば、アクリルガラスまたは耐熱ガラス等の透明部材からなる覗き窓であり、液状の冷媒の流れを確認するためのものである。
【0031】
ドライヤ41内の冷媒は、電磁バルブ42及び膨張弁30を介して蒸発器31に供給される。膨張弁30は、蒸発器31の出入り口に取り付けられ、高温高圧の液化冷媒がここを通過すると液体から霧状の気体に変化して噴射される。膨張弁30の内部には、絞り弁(図示せず)が設置されており、蒸発器31に設置された温度センサ43によって絞り弁をコントロールして蒸発器31に噴射する冷媒の量を調節している。
【0032】
蒸発器31は、蓄冷材室10の内壁に設置され、冷媒を気化することにより蓄冷板44の熱を奪って冷却し、蓄冷材室10内の雰囲気及び蓄冷材を冷却する。蒸発器31内の冷媒は、バルブ36、アキュムレータ37及び吸入圧調整弁38を介して元の圧縮機27に戻る。アキュムレータ37は、蓄冷板44内で液体と気体とが混在した冷媒を分離し、気体冷媒のみを圧縮機27側に流すためものである。アキュムレータ37は、そこへ液状の冷媒が押し込まれると、そのアキュムレータ37の容器の中にある気体冷媒を圧縮して、気体の膨張する圧力により気体冷媒のみを吸入圧調整弁38側に勢いよく送り出す。そして、気体冷媒は、吸入圧調整弁38により圧力を自動調整して圧縮機27に送られる。
【0033】
尚、蓄冷材室10内の温度は、温度調整器46を制御機器45により、圧縮機27と凝縮器28をコントロールすることにより、例えば、氷点下40度の第1の所定温度に調整される。
【0034】
また、蓄冷材室10と保冷室9との間の隔壁14には、ファン制御部47にそれぞれ電気的に接続したファン15及び温度検知器12が設置されている。ファン制御部47は、作動スイッチ49を介して宅配車1に搭載されているバッテリ48に電気的に接続している。
【0035】
図2(a)に示すように、冷気循環器26は、保冷室9と蓄冷材室10との間に設けた隔壁14と、この隔壁14に設けた吹出口14d及び吸込口14eと、この吹出口14dまたは吸込口14eのどちらか一方に設けたファン15と、保冷室9内の温度を検出する温度検出器12と、保冷室9を第2の所定温度に制御するファン制御部47(図3参照)とから構成される。
【0036】
ファン制御部47(図3参照)は、保冷室9内の雰囲気の温度を温度検知器12で検出して、ファン15により蓄冷材室10内の冷気を保冷室9に循環させて、保冷室9内の雰囲気の温度が、例えば、氷点下5度の第2の所定温度になるように制御する。
【0037】
次に、本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車の作用を説明する。
図1(a)、(b)に示すように、宅配車1は、外部電源で作動する冷凍機13(図3参照)を一体に設けた保冷庫8を車載している。
図2(a)に示すように、その保冷庫8は、少なくともその冷凍機13(図3参照)の入る冷凍機室11と、蓄冷材の入る蓄冷材室10と、被保冷物の入る保冷室9が形成されている。
【0038】
図3に示すように、例えば、宅配車1(図1(a)、(b)参照)及び保冷庫8(図1(a)、(b)参照)を使用せず、宅配車1が停車している夜間等の間に、プラグ32を家庭用の100V交流電源のコンセントに差し込み、冷凍機13を作動させる。すると、前記圧縮機27と、凝縮器28と、受液器29と、膨張弁30と、蒸発器31等が蒸発、圧縮、凝縮、膨張の冷凍サイクルで作動して、蓄冷材室10の蓄冷板44を冷却する。この蓄冷板44により蓄冷材室10内の雰囲気が、例えば、氷点下40度の第1の所定温度で冷却されて、その蓄冷材室10内に配置した蓄冷材を冷却する。
【0039】
このように、宅配車1(図1(a)、(b)参照)を使用しない夜間等の時間に蓄冷材及び蓄冷材室10は、プラグ32を外部電源に繋ぐたけで冷凍機13が作動して、氷点下40度の低温に冷凍されるため、利便性がよい。冷凍機13が作動しているときは、車載されているバッテリ48やエンジンを使用しないため、バッテリ48があがることもない。
【0040】
宅配車1により宅配するときは、冷凍機13を停止し、プラグ32をコンセントから引き抜く。そして、図2(a),(b)に示すように、被保冷物は、親蓋20または子蓋21を開けて保冷庫8の保冷室9に入れ、保冷を必要としない荷物は荷室4(図1(a)、(b)参照)に積載する。
【0041】
図3に示すように、作動スイッチ49をONすると、ファン15が回転する。図2(a)に示すように、ファン15が回転することにより、蓄冷材室10内の氷点下40度の冷気が吹出口14dを通って、保冷室9の上層部に送られて、被保冷物を冷却する。保冷室9内の下層部の比較的暖かい雰囲気は、下方の吸込口14eへ流れ、その吸込口14eから蓄冷材室10に戻り、蓄冷材によって冷却された冷気となって循環が行われる。
【0042】
そして、保冷室9内の雰囲気が設定した第1の所定温度まで下がると、ファン15がファン制御部47(図3参照)の制御により停止する。また、保冷室9内の雰囲気が第1の所定温度を超えると、ファン15がファン制御部47(図3参照)の制御により再び作動して第1の所定温度まで下げられ、被保冷物を冷蔵する適温に設定された第1の温度に保冷室9内の温度が一定に維持される。
【0043】
図3に示すように、宅配中に作動しているものは、バッテリ48により作動するファン15と温度検知器12のみであり、バッテリ48には殆ど負荷がかからない。また、冷凍機13は、車載されたバッテリ48やエンジンを使用しないため、真夏の暑い時期にバッテリ48があがることを防止することができると共に、燃費を向上させることができる。このため、容量の小さなバッテリ48でも保冷室9を冷却することができることにより、比較的小さなバッテリ48を搭載した軽自動車からなる宅配車1に適している。また、宅配中に冷凍機13は、作動しないため、冷凍機13から発する熱により保冷室9及び蓄冷材室10が加熱されることを防止することができる。
【0044】
また、保冷庫8は、ファン15を回転させることができる容量の小さなバッテリ48があれば保冷室9を冷却することができるため、保冷庫8を宅配車1から降ろし、別のバッテリ(図示せず)により、野外において使用しようすることも可能である。
【0045】
第1の所定温度は、被保冷物が精肉、生鮮魚介類、乳製品及び水産製品の場合は、摂氏0度〜10度で、生鮮野菜、果実、和菓子及び洋菓子の場合は摂氏0度〜20度、生麺、惣菜、弁当、給食及び食パンの場合は摂氏5度〜20度が適温とされている。
【0046】
そして、大きな被保冷物を保冷室9に出し入れする場合は、親蓋20を開閉する。小さな被保冷物を保冷室9に出し入れする場合は、前蓋22または後蓋23を開閉して被保冷物を出し入れすることにより、保冷室用蓋体17の開放量を最小減にして保冷室9内の冷気を大気中に逃がすことが少なく、保冷室9内の温度が上昇することを抑えることができる。また、蓋体16は、保冷室9を閉塞する保冷室用蓋体17と、蓄冷材室10を閉塞する蓄冷材室・冷凍機室用蓋体18とに分けたことにより、被保冷物の出し入れに関係なく、常に蓄冷材室10を密閉して蓄冷材室10内の温度を低温に維持させることができる。
【0047】
尚、宅配車1で宅配するときに、冷蔵が必要な被保冷物がない場合は、作動スイッチ49をOFFにして、保冷室9に小荷物を入れて宅配することもできる。
【0048】
[第2実施の形態]
次に本発明の第2実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車について説明する。
図4は、本発明の第2実施の形態に係る保冷庫を示す図であり、蓋体を離脱した冷凍庫の斜視図である。
【0049】
図4に示すように、保冷庫51のハウジング51bは、上面部51aに、被保冷物を出し入れする入口51cを有する。ハウジング51bの中空部には、断熱材により形成された板材からなる隔壁55,56を配設して、ハウジング51b内を、保冷室52と蓄冷材室53と冷凍機室54とに分離している。ハウジング51bは、上側に保冷室52を配置し、その保冷室52の下の底面側に蓄冷材室53と冷凍機室54を配置している。
【0050】
保冷室52の底面部には、その底面部を構成する隔壁55が配設されており、この隔壁55により保冷室52と、蓄冷材室53及び冷凍機室54とを仕切られている。
【0051】
隔壁55aは、例えば、1枚の板材からなり、保冷室52と蓄冷材室53とを仕切る隔壁55aと、保冷室52と冷凍機室54を仕切る隔壁55bとからなる。隔壁55aには、蓄冷材室53の冷気を保冷室52に循環させるための吹出口55cと、吸込口55dとが形成されている。吹出口55cには、ファン15が設置されると共に、その吹出口55cの表面部にはファン15を覆う網57が設置されている。吹出口55cは、例えば隔壁55aの端部に穿設され、吸込口55dは吹出口55cから離れた端部に形成される。
【0052】
蓄冷材室53と冷凍機室54との間には、ハウジング51bの底面に垂直に配設された隔壁56により蓄冷材室53と冷凍機室54とが仕切られている。蓄冷材室53の側壁を形成する隔壁56には、前記第1実施の形態で説明した蒸発器31や温度調整器46が設置される。
【0053】
そして、保冷庫51を使用しないときに、冷凍機13により蓄冷材室53内の蓄冷材を冷却し、保冷庫51を使用するときにファン15を回転する。すると、蓄冷材室53内の冷気は、ファン15により、吹出口55cから保冷室52に吹き出され、蓄冷材室53の隅の比較的暖かい雰囲気が吸込口55dから蓄冷材室53に流れるようにして循環させる。ファン15の回転を温度検知器12とファン制御部47により制御して、保冷庫51を設定した第1の温度に維持される。
【0054】
本発明の第2実施の形態に係る保冷庫は、このように構成された保冷庫51を使用することにより、ハウジング51bの上層部全体が保冷室52となるため、保冷室52の面積を広くして、大きな被保冷物を保管することができる。
【0055】
[第3実施の形態]
次に本発明の第3実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車について説明する。
図5は、本発明の第3実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。
【0056】
本発明の第3実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車は、座席が運転席59のみの宅配車58の助手席に保冷庫8を載置したものである。
図5(a)、(b)に示すように、冷凍庫8は、保冷庫用蓋体17を前側にして助手席に配置する。
【0057】
このように、本発明の第3実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車では、助手席に保冷庫8を載置したことにより、作業者は、運転席59に座った状態で、冷凍庫8の親蓋20及び子蓋21を容易に開閉することができるようになり、宅配の効率化と時間短縮を図ることができる。
【0058】
また、保冷庫8を助手席に配置したことにより、助手席のドア61を開けることにより被保冷物を冷凍庫8から容易に出し入れできると共に、荷室60の面積が広くなり更に多くの一般的な荷物を積載することが可能となる。
【0059】
[第4実施の形態]
次に本発明の第4実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車について説明する。
図6は、本発明の第4実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。
【0060】
図6(a)、(b)に示すように、本発明の第4実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車は、座席が運転席63と助手席64からなる宅配車62の運転席63及び助手席64の後方の荷室65に保冷庫8を横置きしたものである。
冷凍庫8は、保冷庫用蓋体17を運転席63の後側にし、蓄冷材室・冷凍機室用蓋体18を助手席の後側に配置する。
宅配車62は、運転席63のドア66及び助手席64のドア67の後側にそれぞれスライドドア68,69を設置している。
【0061】
このように、本発明の第4実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車では、運転席63及び助手席64の後側の荷室65に保冷庫8を載置したことにより、作業者は、運転席59及び助手席64に座って後向きになることで、冷凍庫8の親蓋20及び子蓋21を容易に開閉することができる。また、左右のスライドドア68,69を開閉することにより、親蓋20及び子蓋21を容易に開閉することができため、配達及び輸送の効率化と時間短縮を図ることができる。
また、保冷庫8を荷室65の前側に配置したことにより、冷蔵が不要な一般的荷物を後側に区分するように積載して、バックドア70から積み下ろしし、要冷蔵の被保冷物をスライドドア68,69から出し入れすることができるため、荷物の積載の効率化を図ることができる。
【0062】
尚、本発明は、第1乃至第4実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、前記実施の形態で説明した保冷庫8,51は、冷凍機13が一体の冷凍機一体型保冷庫であるが、外部冷凍機型保冷庫であってもよい。
【0063】
外部冷凍機型保冷庫は、冷凍機13を搭載せず、外部電源と共に宅配車1の外部にある外部冷凍機を利用する保冷庫である。この外部冷凍機型保冷庫は、少なくとも、外部冷凍機で冷凍した蓄冷材の入る蓄冷材室と、被保冷物の入る保冷室を有する。
【0064】
外部冷凍機型保冷庫で保冷室の被保冷物を冷却するときは、前記第1実施の形態と同様に作動スイッチ49を操作することにより、ファン15が回転して蓄冷材で冷却された蓄冷材室の雰囲気を保冷室に送り、ファン制御部47でその保冷室内の温度を設定した温度になるように雰囲気を循環させて制御することができる。そして、外部冷凍機型保冷庫は、宅配車1に搭載されないため、車重を軽減できると共に、冷凍機を設置するための冷凍機室が不要となる。このため、保冷室及び蓄冷材室の占有スペースを広げて被保冷物や蓄冷材を更に多く収納することができると共に、そのスペースを有効に使えるようにすることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の保冷庫によれば、保冷室を使用しない夜間等に、外部電源で冷凍機を作動させ、蓄冷材を収納した蓄冷材室を第1の所定温度まで冷却し、保冷室を使用する昼間等に、蓄冷材により冷却された蓄冷材室内の冷気を冷気循環器により保冷室に循環して、保冷室内を第2の所定温度に冷却する。これにより、蓄冷材は、保冷室を使用しないときに外部電源で冷凍機により冷却されるため、保冷室を使用するときに、冷凍機を使用しないことにより、大きな電力が不要となるため、容量の大きなバッテリを搭載することも不要となり、小さな電力で効率的に保冷室を冷却することができる。また、その蓄冷材により冷却された蓄冷材室内の冷気を冷気循環器により保冷室に循環して、その冷気の循環をコントロールし、保冷室内の温度を被保冷物に適した温度にすることができる。
【0066】
本発明の請求項2に記載の保冷庫によれば、保冷庫は、冷凍機を収納する冷凍機室を有することにより、その冷凍機で蓄冷材を冷却することができため、蓄冷材室から蓄冷材を出し入れせずに冷却することができる。これにより、蓄冷材は、蓄冷材室に常時入れたままにして置くことができることにより、出し入れに不便であった大型の蓄冷材を使用して、被保冷物への冷却効果を向上させることができる。
【0067】
本発明の請求項3に記載の保冷庫によれば、保冷庫は、保冷室と蓄冷材室との間に隔壁を設けると共に、その隔壁に設けた吹出口または吸込口のどちらか一方に設けたファン制御部で制御されるファンを配設したことにより、蓄冷材室の冷気を、保冷室に適宜に送って保冷室内の温度を被保冷物の冷蔵に適した温度にコントロールすることができる。
【0068】
本発明の請求項4に記載の保冷庫付宅配車によれば、保冷庫付宅配車は、保冷室や宅配車を使用しないときに外部電源で冷凍機を作動させ、蓄冷材室の蓄冷材を冷却し、保冷室を使用する宅配中のときには、蓄冷材により冷却された蓄冷材室の冷気を冷気循環器により、保冷室を第2の所定温度に冷却する。これにより、保冷庫付宅配車の保冷室は、昼間等に宅配中に、夜間等の駐車中に冷凍機により冷却された蓄冷材による冷気を利用して保冷室内を冷却するため、車載されたバッテリやエンジンに負荷が掛からずバッテリあがりを予防することができると共に、大きな電力が不要となるため、容量の大きなバッテリを搭載することも不要となり、小さな電力で効率的に保冷室を冷却することができる。また、保冷庫付宅配車は、保冷室を使用する宅配中は、冷凍機を使用せず、蓄冷材によって保冷室を冷却するため、エンジンへの負荷が全くなく、エンジンの出力を低下させることも全くないため、燃費も節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る保冷庫を示す図で、(a)は蓋体を開いたときの状態を示す保冷庫の斜視図、(b)は蓋体を閉じたときの状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、保冷庫の庫内を冷却するための冷凍サイクルを示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施の形態に係る保冷庫を示す図であり、蓋体を離脱した冷凍庫の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。
【図6】本発明の第4実施の形態に係る保冷庫及び保冷庫付宅配車を示す図で、(a)は宅配車の側面的な内部構造を示す配置図、(b)は宅配車の平面的な内部構造を示す配置図である。
【符号の説明】
1,58,62 宅配車
8,51 保冷庫
8b,51b ハウジング
9,52 保冷室
10,53 蓄冷材室
11,54 冷凍機室
13 冷凍機
14,14a,14b,14c,55,55a,55b,56 隔壁
14d,55c 吹出口
14e,55d 吸込口
15 ファン
26 冷気循環器
47 ファン制御部

Claims (4)

  1. 被保冷物を保冷する保冷庫であって、
    前記保冷庫は、この保冷庫のハウジング内に、少なくとも保冷室と蓄冷材室とを有し、
    前記蓄冷材室は、前記保冷室を使用しないときに、外部電源で冷凍機を作動させ、第1の所定温度まで冷却される蓄冷材と、
    前記保冷室を使用するときに、第1の所定温度の冷気で保冷室を第2の所定温度に維持すべく作動する冷気循環器と、
    を備えることを特徴とする保冷庫。
  2. 前記保冷庫は、前記冷凍機を収納する冷凍機室を有することを特徴とする請求項1に記載の保冷庫。
  3. 前記冷気循環器は、前記保冷室と蓄冷材室との間に設けた隔壁と、
    この隔壁に設けた吹出口及び吸込口と、
    この吹出口または吸込口のどちらか一方に設けたファンと、
    前記保冷室を前記第2の所定温度に制御するファン制御部と、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の保冷庫。
  4. 前記被保冷物を保冷する保冷庫を有する宅配車であって、
    前記宅配車は、前記請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保冷庫を搭載したことを特徴とする保冷庫付宅配車。
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CN108051274A (zh) * 2018-02-10 2018-05-18 济南盛泰电子科技有限公司 一种酒精度检测前处理装置

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