JP2004144331A - 床下換気扇取付部材および床下換気装置 - Google Patents

床下換気扇取付部材および床下換気装置 Download PDF

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Masatsugu Otobe
音部 正嗣
Tetsuo Tachibana
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Abstract

【課題】床下通気口の大きさに制約されない床下換気扇の選定が可能であり、施工性のよい床下換気扇取付部材および床下換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】建物の基礎1に設けられる床下通気口2の周縁近傍の屋内側壁面3に略L字状に形成される一端4を当接し、この一端4から床下通気口2内を通り屋外側に他端5を延設する床下通気口保持部材6と、この床下通気口保持部材6の他端5が挿通され、床下通気口2の周縁の屋外側壁面12に当接して床下通気口2を跨ぐように橋渡しし、床下通気口保持部材6の他端5をうちわナット13で螺合して締め付けることにより床下通気口2に固定される換気扇保持部材7とを備えた床下換気扇取付部材を構成したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の屋外側から床下換気扇を取り付けるための床下換気扇取付部材および床下換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の床下換気扇取付部材および床下換気装置は、建物の基礎に開設した床下通気口内に設けられる床下換気扇を、床下通気口の上下内面に圧接する突っ張り手段で支持し、床下通気口の屋外側に排気口を有する化粧パネルを床下換気扇に取り付けたものであった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−72594号公報(第1図および第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来の床下換気扇取付部材および床下換気装置は、床下通気口内に床下換気扇を収納し支持するものであるので、一定以上の大きさの床下通気口でなければ、床下換気扇の取り付けができず、当該床下換気扇が収納できる程度の大きさに床下通気口を拡張する工事が必要になるという課題があった。また、床下通気口の大きさによって使用できる床下換気扇の大きさに制約を受けるので、所定の換気風量を満たす床下換気装置を選定できないという課題があった。また、床下通気口が床下換気扇の大きさに比べて十分に大きい場合であっても、箱体である床下換気扇本体が床下通気口内にあるため、施工するものが手などを床下通気口内に入れて作業するのに障害となり、施工性が極めて悪いという課題があった。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、既存の床下通気口を拡張する工事を必要とせず、床下通気口の大きさに制約されない床下換気扇の選定が可能であり、施工性のよい床下換気扇取付部材を用いた床下換気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の床下換気扇取付部材は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて屋外で床下換気扇を支持する換気扇支持部材と、この換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、一端が換気扇支持部材に摺動可能に保持され、他端が前記一端の摺動に連動して開閉する突っ張り片を交差させて床下通気口保持部材を形成し、前記換気扇支持部材に取り付けられ前記床下通気口の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルトを操作することにより、前記突っ張り片の前記一端が外方に広がるとともに、前記他端が外方に開いて前記床下通気口周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口に固定されることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、建物の基礎に設けられる床下通気口の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、前記床下通気口内に固定される突っ張り部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことを特徴としたものである。
【0010】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、突っ張り部材は、雌ねじ部を有する回動操作部と、この回動操作部を回動することで前記雌ねじ部と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚とで構成されるものである。
【0011】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、突っ張り部材は、換気扇支持部材に連結され床下通気口内の下面と当接する当て金具と、回動することにより前記床下通気口内の上面の押圧力を調整できるボルトが螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具とで構成されるものである。
【0012】
また、本発明の床下換気扇取付部材は、突っ張り部材は、換気扇支持部材に連結されて床下通気口内の下面と当接する当て金具と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部を床下通気口内の上面に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具と、この取付金具の前記対向する2辺の前脚部および後脚部に挿入して前後方向に移動自在に設け、前記床下通気口の屋外側から回転することにより前記水平部を外方に湾曲させ前記床下通気口内壁面を押圧する操作ボルトとで構成されるものである。
【0013】
また、本発明の床下換気装置は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材に連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定される換気扇支持部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明の床下換気装置は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接される換気扇支持部材と、この換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明の床下換気装置の取付方法は、一端側が90度または鋭角の角度を形成する床下通気口保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、換気扇支持部材に形成した開孔に通してナットで仮止めし、一体となった床下通気口保持部材および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記床下通気口保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記床下通気口保持部材の一端側と前記換気扇部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇本体を取付ねじ等により螺合して取り付けるものである。
【0016】
また、本発明の床下換気装置の取付方法は、一端側が90度または鋭角の角度を形成する屋内側保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、連結部材の一方に形成した開孔に通してナットで仮止めし、前記連結部材の他方をボルト等により換気扇支持部材に取り付け、一体となった屋内側保持部材、連結部材、および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記屋内側保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記屋内側保持部材の一端側と前記換気扇支持部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇本体を取付ねじ等により螺合して取り付けるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の床下換気扇取付部材の発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えることにより、既存の床下通気口を拡張する工事を必要とせずそのまま利用できるので施工性がよく、床下通気口の大きさに制約されない所望の性能を有する床下換気扇を使用することができる。また、床下通気口保持部材が床下通気口の屋外側まで延設されているので、床下通気口の屋内側壁面にその一端を当接させて床下通気口保持部材を床下通気口に保持することが、床下通気口保持部材を床下通気口の屋外側で操作することで可能となり、施工する者が床下通気口の屋内側にまで手を伸ばす必要がなくなる。
【0018】
請求項2記載の床下換気扇取付部材の発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材とを備えたことにより、既存の床下通気口を拡張する工事を必要とせずそのまま利用できるので施工性がよく、床下通気口の大きさに制約されない所望の性能を有する床下換気扇を使用することができる。また、床下通気口内で屋内側保持部材を連結部材と連結するため、床下通気口が小さくても手を入れるだけのスペースがあれば床下換気扇取付部材の施工が可能であり、屋内側保持部材と連結部材の連結部分が床下通気口の屋外側に突出して床下換気扇の取付に障害となることがない。
【0019】
請求項3記載の床下換気扇取付部材の発明は、特に請求項1記載の床下換気扇取付部材を、一端が換気扇支持部材に摺動可能に保持され、他端が前記一端の摺動に連動して開閉する突っ張り片を交差させて床下通気口保持部材を形成し、前記換気扇支持部材に取り付けられ前記床下通気口の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルトを操作することにより、前記突っ張り片の前記一端が外方に広がるとともに、前記他端が外方に開いて前記床下通気口周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口に固定される構成としたので、床下換気扇取付部材を床下通気口内に挿入し、換気扇支持部材を床下通気口の屋外側壁面に当接させた状態で床下通気口の屋外側から通気口固定調整ボルトを操作することで、床下換気扇取付部材を容易に床下通気口に保持することができる。
【0020】
請求項4記載の床下換気扇取付部材の発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、前記床下通気口内に固定される突っ張り部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことにより、突っ張り部材が床下通気口内にあるため、床下通気口が小さくても手を入れるだけのスペースがあれば床下換気扇取付部材の施工が可能である。
【0021】
請求項5記載の床下換気扇取付部材の発明は、特に請求項4記載の床下換気扇取付部材について、突っ張り部材を、雌ねじ部を有する回動操作部と、この回動操作部を回動することで前記雌ねじ部と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚とで構成することにより、床下通気口の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材が実現できる。
【0022】
請求項6記載の床下換気扇取付部材の発明は、特に請求項4記載の床下換気扇取付部材について、突っ張り部材を、換気扇支持部材に連結され床下通気口内の下面と当接する当て金具と、回動することにより前記床下通気口内の上面の押圧力を調整できるボルトが螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具とで構成することにより、床下通気口の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材が実現できる。
【0023】
請求項7記載の床下換気扇取付部材の発明は、特に請求項4記載の床下換気扇取付部材について、突っ張り部材を、換気扇支持部材に連結されて床下通気口内の下面と当接する当て金具と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部を床下通気口内の上面に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具と、この取付金具の前記対向する2辺の前脚部および後脚部に挿入して前後方向に移動自在に設け、前記床下通気口の屋外側から回転することにより前記水平部を外方に湾曲させ前記床下通気口内壁面を押圧する操作ボルトとで構成することにより、床下通気口に突っ張り部材を保持する作業が床下通気口の屋外側から行うことができ施工性が向上する。
【0024】
請求項8記載の床下換気装置の発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材に連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定される換気扇支持部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることにより、既設の床下通気口が小形であっても、床下通気口よりも大きい床下換気扇の選択ができるので、所望の換気風量を満たす大形の床下換気扇を取り付けることができる。
【0025】
請求項9記載の床下換気装置の発明は、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接される換気扇支持部材と、この換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることにより、既設の床下通気口が小形であっても、床下通気口よりも大きい床下換気扇の選択ができるので、所望の換気風量の満たす大形の床下換気扇を取り付けることができる。
【0026】
請求項10記載の床下換気装置の取付方法の発明は、一端側が90度または鋭角の角度を形成する床下通気口保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、換気扇支持部材に形成した開孔に通してナットで仮止めし、一体となった床下通気口保持部材および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記床下通気口保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記床下通気口保持部材の一端側と前記換気扇部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇本体を取付ねじ等により螺合して取り付けることにより、床下通気口保持部材および換気扇支持部材を屋外で組み立ててから、床下通気口内に挿入し、屋外側からナットの締め付けにより床下通気口に強固に固定できるので、施工性が格段に向上する。
【0027】
請求項11記載の床下換気装置の取付方法の発明は、一端側が90度または鋭角の角度を形成する屋内側保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、連結部材の一方に形成した開孔に通してナットで仮止めし、前記連結部材の他方をボルト等により換気扇支持部材に取り付け、一体となった屋内側保持部材、連結部材、および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記屋内側保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記屋内側保持部材の一端側と前記換気扇支持部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成したねじ孔に屋外から床下換気扇本体をねじ等により螺合して取り付けることにより、屋内側保持部材、連結部材、および換気扇支持部材を屋外で組み立ててから、床下通気口内に挿入し、床下通気口内でのナットの締め付けにより床下通気口に固定できるので、床下通気口の屋内側壁面に当接する屋内側保持部材の位置を微調整するのが容易であり、床下通気口へのより強固な施工が可能となる。
【0028】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図11を参照しながら説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図1に示すように、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の周縁近傍の屋内側壁面3に略L字状に形成される一端4を当接し、この一端4から床下通気口2内を通り屋外側に他端5を延設する床下通気口保持部材6と、この床下通気口保持部材6の雄ねじ部を有する他端5が挿通されるねじ孔を有し、床下通気口2の周縁の屋外側壁面12に当接して床下通気口2を跨ぐように橋渡しし、床下通気口保持部材6の他端5をうちわナット13で螺合して締め付けることにより床下通気口2に固定される換気扇支持部材7とを備えた床下換気扇取付部材を構成する。
【0030】
そして、床下通気口2に固定された換気扇支持部材7の両端側に取付ねじ孔を設け、床下換気扇8のフード部9の端部から外方に突出するフランジ部9aに取付ねじ挿通孔を設け、取付ねじ孔と取付ねじ挿通孔を合わせるようにして屋外に突出させて床下換気扇8を換気扇支持部材7に設定し、屋外から取付ねじ14を取付ねじ孔に螺合して締め付けることにより床下換気扇8を床下換気扇取付部材に取り付ける構成とする。床下換気扇8はフード部9で覆われ、その内部にモータ11により駆動されるファン10を備えている。ファン10のファン径は床下通気口2の高さ、横幅のいずれにも制約されない大きさのものが使用でき、換気風量または送風風量を大きくしたい場合には床下通気口2の大きさに対して非常に大径にすることが可能である。したがって、床下換気扇8本体の大きさも床下通気口2の大きさに制約を受けない大きさのものが取り付けられる。
【0031】
また、図2および図3に示すように、図1の床下通気口保持部材6に相当する部材を、屋内側保持部材15と連結部材17で構成してもよい。図1と同符号のその他の構成要素については、図1と同様のものでありその説明は省略する。この構成においては、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の周縁近傍の屋内側壁面3に屋外側保持部材15の略L字状に形成される一端4が当接し、この一端4から床下通気口2内を通る他端16が床下通気口2内に配置され、他端16が挿通される挿通孔を有する連結部材17は一端4に螺合するうちわナット13を締めることにより屋内側保持部材15と連結され、床下通気口2の周縁の屋外側壁面12に当接して床下通気口2を跨ぐように橋渡しする換気扇支持部材7Aに設けたねじ挿通孔に挿通するねじ18を連結部材17の前面に設けたねじ孔に螺合し、屋内側保持部材15、連結部材17、および換気扇支持部材7Aを一体にして、さらにうちわナット13を締め付けることで、屋内側保持部材15の略L字状の一端4と連結部材17との距離が短くなり、床下通気口2に強固に固定されることとなる。
【0032】
また、図4に示すように、換気扇支持部材7Bと屋外側壁面12との間には、床下換気扇8のフード部9の外方に突出するフランジ部9aが合致する形状の取付枠20を仮止めして介在させ、取付枠20前面に数箇所形成された段落ち部分に換気扇支持部材7Bの裏面側の両端をあてがい、うちわナット13を締め付け、一体となった屋内側保持部材15、連結部材17、および換気扇支持部材7Bを床下通気口2に固定することで換気扇支持部材7Bにより取付枠20は挟み込まれるように構成してもよい。そして、取付枠20前面の段落ち部分に納まった換気扇支持部材7Bの両端は、取付枠20の段落ち部分以外の面と面一に形成され、フランジ部9aに形成した取付挿通孔と取付枠20に複数箇所形成した取付ねじ孔20aとを合致させて取付ねじ14で取付ねじ孔20aを螺合し、床下換気扇を屋外側に突設させて取り付ける。
【0033】
また、換気扇支持部材7Bには、所定間隔を空けた複数のねじ挿通孔19または長孔(図示せず)を設けている。連結部材17と連結するために適切なねじ挿通孔19を複数個の中から選択したり、長孔の任意の位置にねじ18を締め付けたりすることで床下通気口2に対してずらした位置に換気扇支持部材7Bを取り付けることが可能となる。例えば、床下通気口2に対してほぼ上下対象な位置に換気扇取付部材7Aを取り付ける場合は、図5に示すような位置にねじ18が螺合され、図6に示すように、基礎に形成された床下通気口2Aの上方に建物の外壁やサイディング21が設けられている場合は、換気扇支持部材7Bを床下通気口2Aの左右に橋渡しするように取り付ける必要があるので、複数個のねじ挿通孔19の中からねじ18を螺合させるのに適切なねじ挿通孔19を選択することができる。床下通気口は建物によってさまざまな大きさ、形状があるため、床下通気口に床下換気扇を取り付けることが困難な場合や、床下通気口のすぐそばにサイディングや外壁が設けられていて基礎の屋外側壁面12との段差がある場合は、換気扇支持部材の位置を床下通気口に対してずらして取り付けることで床下通気口をはつり工事などにより拡張することのない床下換気扇の施工が実現できることとなる。
【0034】
本発明の床下通気口保持部材6または屋内側保持部材15は、床下通気口2の屋内側壁面3と当接して強固に固定されるものであればよく、その個数は図3に示されるように2個に限られるものではない。すなわち、床下通気口2の屋内側壁面3に確実に保持されて脱落することのないように構成する趣旨であるため、床下通気口2の屋内側壁面3との当接部が1箇所であっても、例えば、床下通気口2の周縁の屋内側壁面3に対する保持力が発揮できるように床下通気口2の二辺以上と当接するような屋内側端部を有する床下通気口保持部材または屋内側保持部材であっても同様の作用効果を有する。
【0035】
また、床下通気口保持部材6または屋内側保持部材15のL字状に形成される一端4は、具体的には90度または鋭角の曲がり部を有し、うちわナット13の締め付けによって、L字状に形成される一端4は屋外側に引きつけられ、鋭角の曲がり部を有する場合はその先端部が屋内側壁面3にくいつき、ある程度めり込むように保持され、90度の曲がり部を有する場合には、その先端から曲がり部にかけての部分が屋内側壁面3にくいつき保持されることとなる。
【0036】
このように構成される床下通気口保持部材6または屋内側保持部材15は、施工する者が、床下通気口保持部材6の他端5、または屋内側保持部材15の他端16を屋外側から操作することにより、L字状に形成される一端4を屋内側壁面3にあてがった状態で、うちわナット13を締め付けて一端4を屋内側壁面3にくいつかせて保持させることができるという効果を有する。すなわち、施工する者が屋外側から屋内側に手を差し入れるなどして床下通気口保持部材6または屋内側保持部材15の位置合わせをしなくてもよく、一般に低い位置にあったり、狭い開口であったりする床下通気口2に床下換気扇を取り付けるという施工性が格段に向上することである。
【0037】
なお、うちわナット13は、雄ねじ部を有する床下通気口保持部材6または屋外側保持部材15に螺合し、これらと連結する換気扇支持部材7、7A、7Bまたは連結部材17に固定できるものであれば他の形態でもよく、例えば、モンキーレンチ、スパナ、ラチェットレンチなどの工具で締め付けることになる六角ナットでもよい。
【0038】
次に、本発明の床下換気扇取付部材を使用して床下換気扇本体を取り付ける床下換気装置の取付方法について説明する。
【0039】
図1に示す床下換気装置は以下の取付方法によって取り付けられる。一端4側が90度または鋭角の角度を形成する床下通気口保持部材6の他端5側に形成した雄ねじ部を、換気扇支持部材7に形成した開孔に通してうちわナット13で仮止めし、一体となった床下通気口保持部材6および換気扇支持部材7を床下通気口2内に屋外側から挿入し、床下通気口保持部材6の一端4側を床下通気口2周縁の屋内側壁面3に当接させるとともに換気扇支持部材7を床下通気口2を跨ぐように屋外側壁面12に当接させた状態で、雄ねじ部に螺合するうちわナット13を締め付けて、建物の基礎1を床下通気口保持部材6の一端4側と換気扇部材7で挟み込んで換気扇支持部材7を屋外側壁面3に固定し、換気扇支持部材7に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇8本体を取付ねじ14等により螺合して取り付ける。この取付方法により、床下通気口保持部材6および換気扇支持部材7を屋外で組み立ててから、床下通気口2内に挿入し、屋外側からのうちわナット13の締め付けにより床下通気口2に強固に固定できるので、施工性が格段に向上する。
【0040】
図2および図3に示す床下換気装置は以下の取付方法によって取り付けられる。一端4側が90度または鋭角の角度を形成する屋内側保持部材15の他端16側に形成した雄ねじ部を、連結部材17の一方に形成した開孔に通してうちわナット13で仮止めし、連結部材17の他方をボルト等により換気扇支持部材7Aに取り付け、一体となった屋内側保持部材15、連結部材17、および換気扇支持部材7Aを床下通気口2内に屋外側から挿入し、屋内側保持部材15の一端4側を床下通気口2周縁の屋内側壁面3に当接させるとともに換気扇支持部材7Aを床下通気口2を跨ぐように屋外側壁面12に当接させた状態で、雄ねじ部に螺合するうちわナット13を締め付けて、建物の基礎1を屋内側保持部材15の一端4側と換気扇支持部材7Aで挟み込んで換気扇支持部材7Aを屋外側壁面12に固定し、換気扇支持部材7Aに形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇8本体を取付ねじ14等により螺合して取り付けることにより、屋内側保持部材15、連結部材17および換気扇支持部材7Aを屋外で組み立ててから、床下通気口2内に挿入し、床下通気口2内でのうちわナット13の締め付けにより床下通気口2に固定できるので、床下通気口2の屋内側壁面3に当接する屋内側保持部材15の位置を微調整するのが容易であり、床下通気口2へのより強固な施工が可能となる。
【0041】
このように本発明の実施の形態1の床下換気扇取付部材によれば、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の周縁近傍の屋内側壁面3に一端が当接され、床下通気口2内を通り屋外側に延設される他端5が固定されて床下通気口2に保持される床下通気口保持部材6と、この床下通気口保持部材6と連結され、床下通気口2を跨ぐように基礎の屋外側壁面3に当接されて固定されるとともに、床下通気口2の屋外側に突出する床下換気扇8を支持する換気扇支持部材7とを備えることにより、既存の床下通気口を拡張する工事を必要とせずそのまま利用できるので施工性がよく、床下通気口の大きさに制約されない所望の性能を有する床下換気扇を使用することができる。また、床下通気口保持部材が床下通気口の屋外側まで延設されているので、床下通気口の屋内側壁面にその一端を当接させて床下通気口保持部材を床下通気口に保持することが、床下通気口保持部材を床下通気口の屋外側で操作することで可能となり、施工する者が床下通気口の屋内側にまで手を伸ばす必要がなくなる。
【0042】
また、本発明の床下換気扇取付部材の発明は、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の周縁近傍の屋内側壁面3に一端4が当接され、他端16が床下通気口2内に配置される屋内側保持部材15と、換気扇支持部材7Aを床下通気口2の屋外側に固定するために、屋内側保持部材15と換気扇支持部材7Aの間に介在し、床下通気口2内で屋内側保持部材15と連結され、屋外側で換気扇支持部材7Aと連結される連結部材17とを備えたので、床下通気口2内で屋内側保持部材15を連結部材17と連結するため、床下通気口2が小さくても手を入れるだけのスペースがあれば床下換気扇取付部材の施工が可能であり、屋内側保持部材15と連結部材17の連結部分が床下通気口2の屋外側に突出して床下換気扇8の取付に障害となることがない。
【0043】
また、本発明の床下換気装置は、床下通気口保持部材6と換気扇支持部材7からなる床下換気扇取付部材を用いて、内部にモータ11とファン10からなる送風手段を設け床下通気口2より大きいフード部9を有する床下換気扇8本体を床下通気口2の屋外側に突出させて換気扇支持部材7に取り付けることにより、既設の床下通気口が小形であっても、床下通気口よりも大きい床下換気扇の選択ができるので、所望の換気風量の満たす大形の床下換気扇を取り付けることができる。
【0044】
また、本発明の床下換気装置は、屋内側保持部材15と連結部材17と換気扇支持部材7Aからなる床下換気扇取付部材を用いて、内部にモータ11とファン10からなる送風手段を設け床下通気口2より大きいフード部9を有する床下換気扇8本体とを床下通気口2の屋外側に突出させて換気扇支持部材7Aに取り付けることにより、既設の床下通気口が小形であっても、床下通気口よりも大きい床下換気扇の選択ができるので、所望の換気風量の満たす大形の床下換気扇を取り付けることができる。
【0045】
(実施の形態2)
図7および図8に示すように、一端22bが換気扇支持部材7Cに摺動可能に保持され、他端22aが一端22bの摺動に連動して開閉する突っ張り片22を交差させて床下通気口保持部材を形成し、換気扇支持部材7Cに取り付けられ床下通気口2の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルト24を操作することにより、突っ張り片22の一端22bが外方に広がるとともに、他端22aが外方に開いて床下通気口2周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口2に固定される床下換気扇取付部材を構成する。また、図1と同符号のその他の構成要素については、図1と同様のものでありその説明は省略する。通気口固定調整ボルト24の屋内側には、交差する2つの突っ張り片22の間に介在し、突っ張り片22を押し広げて開放する開度調整片23が螺合され、開度調整片23は一端が換気扇支持部材7Cに固定されるガイド片25の他端において摺動自在に保持される。また、換気扇支持部材7C、ガイド片25、通気口固定調整ボルト24は、図8のように左右に2個設けられ、突っ張り片22は、略コの字形状で、その屋内側の一端が換気扇支持部材7Cの上方に配置される場合は屋外側の他端が下方に配置され、その屋内側の一端が換気扇支持部材7Cの下方に配置される場合は屋外側の他端が上方に配置されるように、2個の突っ張り片22のそれぞれが交差して配設される。
【0046】
なお、突っ張り片22は床下通気口2の周縁を上下に押圧するものに限らず、床下通気口2の周縁を左右に押圧するものであっても同様の作用効果を奏するもである。突っ張り片22が床下通気口2の周縁を押圧する場所を上下または左右のいずれかに選択することより、既設の床下通気口の位置、形状、大きさに対応した最適な床下換気扇取付部材の設置方向を選択することができる。
【0047】
このように構成された床下換気扇取付部材を床下通気口2にセットし、屋外側から通気口固定調整ボルト24を操作すると、通気口固定調整ボルト24に螺合された開度調整片23によって突っ張り片22が上下に押し広げられ、突っ張り片22の他端22aが床下通気口2の周縁を押圧し、床下通気口2に床下換気扇取付部材が固定されることとなる。
【0048】
このように本発明の実施の形態2の床下換気扇取付部材によれば、一端22bが換気扇支持部材7Cに摺動可能に保持され、他端22aが一端22bの摺動に連動して開閉する突っ張り片22を交差させて床下通気口保持部材を形成し、換気扇支持部材7Cに取り付けられ床下通気口2の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルト24を操作することにより、突っ張り片22の一端22bが外方に広がるとともに、他端22aが外方に開いて床下通気口2周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口2に固定される構成としたので、床下通気口2の屋外側から通気口固定調整ボルト24を操作することで、床下換気扇取付部材を容易に床下通気口に固定することができる。
【0049】
(実施の形態3)
図9に示すように、雌ねじ部26を有する回動操作部27と、回動操作部27を回動することで雌ねじ部26と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚28とからなり、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、床下通気口2内に固定される突っ張り部材と連結部材31により連結され、床下通気口2を跨ぐように基礎1の屋外側壁面12に当接されて固定されるとともに、床下通気口2の屋外側に突出する床下換気扇8を支持する換気扇支持部材7Cとを備えて床下換気扇取付部材を構成する。また、図1と同符号のその他の構成要素については、図1と同様のものでありその説明は省略する。
【0050】
このように構成された床下換気扇取付部材を床下通気口2にセットし、屋外側から床下通気口2内に手を入れて回動操作部を操作すると、回動操作部に螺合する押圧脚28が突っ張り方向に伸張して床下通気口2内壁面の上面30と下面を押圧し、床下通気口2に床下換気扇取付部材が固定されることとなる。
【0051】
このように本発明の実施の形態3の床下換気扇取付部材によれば、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、床下通気口2内に固定される突っ張り部材と連結され、床下通気口2を跨ぐように基礎1の屋外側壁面12に当接されて固定されるとともに、床下通気口2の屋外側に突出する床下換気扇8を支持する換気扇支持部材7Cとを備えて床下換気扇取付部材を構成したので、突っ張り部材が床下通気口2内にあるため、床下通気口2が小さくても手を入れるだけのスペースがあれば床下換気扇取付部材の施工が可能となる。
【0052】
また、突っ張り部材を、雌ねじ部26を有する回動操作部27と、回動操作部27を回動することで雌ねじ部26と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚28とから構成したので、床下通気口の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材が実現できる。
【0053】
(実施の形態4)
図10に示すように、換気扇支持部材7Bに連結され床下通気口2内の下面と当接する当て金具32と、回動することにより床下通気口2内の上面30の押圧力を調整できるボルト34が螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具33とからなり、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、床下通気口2内に固定される突っ張り部材と連結され、床下通気口2を跨ぐように基礎1の屋外側壁面12に当接されて固定されるとともに、床下通気口2の屋外側に突出する床下換気扇8を支持する換気扇支持部材7Cとを備えて床下換気扇取付部材を構成する。また、図1と同符号のその他の構成要素については、図1と同様のものでありその説明は省略する。
【0054】
ボルト34には、手締め可能なうちわボルトおよび蝶ボルトや、工具締めする六角ボルトなどがある。
【0055】
このように構成された床下換気扇取付部材を床下通気口2にセットし、屋外側から床下通気口2内に手を入れてボルト34を締まる方向に操作すると、ボルト34の先端が床下通気口2内の上面30を押圧し、当て金具32が下面を押圧することにより、突っ張り部材が床下通気口2の内壁面の上面30と下面を押圧して床下通気口2に床下換気扇取付部材が固定されることとなる。
【0056】
このように本発明の実施の形態4の床下換気扇取付部材によれば、換気扇支持部材7Bに連結され床下通気口2内の下面と当接する当て金具32と、回動することにより床下通気口2内の上面の押圧力を調整できるボルト34が螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具とから突っ張り部材を構成したので、床下通気口2の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材を提供できる。
【0057】
(実施の形態5)
図11に示すように、換気扇支持部材7Bに連結されて床下通気口2内の下面と当接する当て金具35と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部36を床下通気口2内の上面30に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具37と、この取付金具37の対向する2辺の前脚部38および後脚部39に挿入して前後方向に移動自在に設け、床下通気口2の屋外側から回転することにより水平部36を外方に湾曲させ床下通気口2内壁面を押圧する操作ボルト40とからなり、建物の基礎1に設けられる床下通気口2の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、床下通気口2内に固定される突っ張り部材と連結され、床下通気口2を跨ぐように基礎1の屋外側壁面12に当接されて固定されるとともに、床下通気口2の屋外側に突出する床下換気扇8を支持する換気扇支持部材7Cとを備えて床下換気扇取付部材を構成する。また、図1と同符号のその他の構成要素については、図1と同様のものでありその説明は省略する。
【0058】
このように構成された床下換気扇取付部材を床下通気口2にセットし、屋外側から床下通気口2内に手を入れて操作ボルト40を締まる方向に操作すると、前脚部38と後脚部39の間隔が狭くなり、水平部36が湾曲し外方に向けて膨出して床下通気口2内の上面30を押圧するとともに、当て金具32が下面を押圧することにより、突っ張り部材が床下通気口2の内壁面の上面30と下面を押圧して床下通気口2に床下換気扇取付部材が固定されることとなる。
【0059】
このように本発明の実施の形態5の床下換気扇取付部材によれば、換気扇支持部材7Bに連結されて床下通気口2内の下面と当接する当て金具35と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部36を床下通気口2内の上面30に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具37と、この取付金具37の対向する2辺の前脚部38および後脚部39に挿入して前後方向に移動自在に設け、床下通気口2の屋外側から回転することにより水平部36を外方に湾曲させ床下通気口2内壁面を押圧する操作ボルト40とから突っ張り部材を構成したので、床下通気口2に突っ張り部材を保持する作業が床下通気口の屋外側から行うことができ施工性が向上することとなる。
【0060】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明の床下換気扇取付部材によれば、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えることにより、床下通気口の大きさに制約されない所望の性能を有する床下換気扇を取り付けることができる。
【0061】
また、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材とを備えたことにより、床下通気口の大きさに制約されない所望の性能を有する床下換気扇を取り付けることができる。
【0062】
また、一端が換気扇支持部材に摺動可能に保持され、他端が前記一端の摺動に連動して開閉する突っ張り片を交差させて床下通気口保持部材を形成し、前記換気扇支持部材に取り付けられ前記床下通気口の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルトを操作することにより、前記突っ張り片の前記一端が外方に広がるとともに、前記他端が外方に開いて前記床下通気口周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口に固定される構成としたので、屋外側から通気口固定調整ボルトを操作することで、床下換気扇取付部材を容易に床下通気口に保持することができる。
【0063】
また、建物の基礎に設けられる床下通気口の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、前記床下通気口内に固定される突っ張り部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことにより、床下通気口が小さくても手を入れるだけのスペースがあれば床下換気扇取付部材の施工が可能である。
【0064】
また、雌ねじ部を有する回動操作部と、この回動操作部を回動することで前記雌ねじ部と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚とで突っ張り部材を構成することにより、床下通気口の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材が実現できる。
【0065】
また、換気扇支持部材に連結され床下通気口内の下面と当接する当て金具と、回動することにより前記床下通気口内の上面の押圧力を調整できるボルトが螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具とで突っ張り部材を構成することにより、床下通気口の壁厚の制約を受けない床下換気扇取付部材が実現できる。
【0066】
また、突っ張り部材を、換気扇支持部材に連結されて床下通気口内の下面と当接する当て金具と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部を床下通気口内の上面に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具と、この取付金具の前記対向する2辺の前脚部および後脚部に挿入して前後方向に移動自在に設け、前記床下通気口の屋外側から回転することにより前記水平部を外方に湾曲させ前記床下通気口内壁面を押圧する操作ボルトとで突っ張り部材を構成することにより、床下通気口に突っ張り部材を保持する作業が床下通気口の屋外側から行うことができる。
【0067】
また、本発明の床下換気装置によれば、建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材に連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定される換気扇支持部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることにより、所望の換気風量を満たす大形の床下換気扇を取り付けることができる。
【0068】
また、本発明の床下換気装置の取付方法によれば、床下通気口保持部材および換気扇支持部材を屋外で組み立ててから、床下通気口内に挿入し、屋外側からナットの締め付けにより床下通気口に強固に固定できるので、施工性が格段に向上する。
【0069】
また、屋内側保持部材、連結部材、および換気扇支持部材を屋外で組み立ててから、床下通気口内に挿入し、床下通気口内でのナットの締め付けにより床下通気口に固定できるので、床下通気口の屋内側壁面に当接する屋内側保持部材の位置を微調整するのが容易であり、床下通気口へのより強固な施工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【図2】同その他の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【図3】同床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付ける状態を示す斜視図
【図4】同床下換気扇取付部材と取付枠を用いて床下換気扇本体を取り付ける状態を示す斜視図
【図5】同床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す正面図
【図6】同床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態のその他の例を示す正面図
【図7】本発明の実施の形態2の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【図8】同床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付ける状態を示す斜視図
【図9】本発明の実施の形態3の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【図10】本発明の実施の形態4の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【図11】本発明の実施の形態5の床下換気扇取付部材を用いて床下換気扇本体を取り付けた状態を示す側断面図
【符号の説明】
1    基礎
2    床下通気口
3    屋内側壁面
4    一端
5    他端
6    床下通気口保持部材
7    換気扇支持部材
7A   換気扇支持部材
7C   換気扇支持部材
8    床下換気扇
9    フード部
12   屋外側壁面
14   取付ねじ
15   屋内側保持部材
16   他端
17   連結部材
22   突っ張り片
24   通気口固定調整ボルト
26   雄ねじ部
27   回動操作部
28   押圧脚
29   突っ張り部材
30   上面
32   当て金具
33   ボルト支持金具
34   ボルト
35   当て金具
36   水平部
37   コの字状の取付金具
38   前脚部
39   後脚部
40   操作ボルト

Claims (11)

  1. 建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことを特徴とする床下換気扇取付部材。
  2. 建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて屋外で床下換気扇を支持する換気扇支持部材と、この換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材とを備えたことを特徴とする床下換気扇取付部材。
  3. 一端が換気扇支持部材に摺動可能に保持され、他端が前記一端の摺動に連動して開閉する突っ張り片を交差させて床下通気口保持部材を形成し、前記換気扇支持部材に取り付けられ前記床下通気口の屋外側から緩締操作する通気口固定調整ボルトを操作することにより、前記突っ張り片の前記一端が外方に広がるとともに、前記他端が外方に開いて前記床下通気口周縁を押し広げる力により床下通気口保持部材が床下通気口に固定されることを特徴とする請求項1記載の床下換気扇取付部材。
  4. 建物の基礎に設けられる床下通気口の内壁面を押圧する力の調整自在な突っ張り部材と、前記床下通気口内に固定される突っ張り部材と連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定されるとともに、前記床下通気口の屋外側に突出する床下換気扇を支持する換気扇支持部材とを備えたことを特徴とする床下換気扇取付部材。
  5. 突っ張り部材は、雌ねじ部を有する回動操作部と、この回動操作部を回動することで前記雌ねじ部と螺合しながら互いに突っ張り方向または反突っ張り方向に移動し伸縮量が調整できる押圧脚とで構成される請求項4記載の床下換気扇取付部材。
  6. 突っ張り部材は、換気扇支持部材に連結され床下通気口内の下面と当接する当て金具と、回動することにより前記床下通気口内の上面の押圧力を調整できるボルトが螺合される雌ねじ部を有するボルト支持金具とで構成される請求項4記載の床下換気扇取付部材。
  7. 突っ張り部材は、換気扇支持部材に連結されて床下通気口内の下面と当接する当て金具と、対向する2辺を前後に位置させこの2辺間の水平部を床下通気口内の上面に位置させるように設けたバネ性を有する板材からなるコの字形状の取付金具と、この取付金具の前記対向する2辺の前脚部および後脚部に挿入して前後方向に移動自在に設け、前記床下通気口の屋外側から回転することにより前記水平部を外方に湾曲させ前記床下通気口内壁面を押圧する操作ボルトとで構成される請求項4記載の床下換気扇取付部材。
  8. 建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、前記床下通気口内を通り屋外側に延設される他端が固定されて前記床下通気口に保持される床下通気口保持部材と、この床下通気口保持部材に連結され、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接されて固定される換気扇支持部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることを特徴とする床下換気装置。
  9. 建物の基礎に設けられる床下通気口の周縁近傍の屋内側壁面に一端が当接され、他端が前記床下通気口内に配置される屋内側保持部材と、前記床下通気口を跨ぐように前記基礎の屋外側壁面に当接される換気扇支持部材と、この換気扇支持部材を前記床下通気口の屋外側に固定するために、前記屋内側保持部材と前記換気扇支持部材の間に介在し、前記床下通気口内で前記屋内側保持部材と連結され、屋外側で換気扇支持部材と連結される連結部材と、内部に送風手段を設け前記床下通気口より大きいフード部を有する床下換気扇本体とを備え、前記床下換気扇本体を前記床下通気口の屋外側に突出させて前記換気扇支持部材に取り付けることを特徴とする床下換気装置。
  10. 一端側が90度または鋭角の角度を形成する床下通気口保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、換気扇支持部材に形成した開孔に通してナットで仮止めし、一体となった床下通気口保持部材および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記床下通気口保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記床下通気口保持部材の一端側と前記換気扇部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇本体を取付ねじ等により螺合して取り付ける床下換気装置の取付方法。
  11. 一端側が90度または鋭角の角度を形成する屋内側保持部材の他端側に形成した雄ねじ部を、連結部材の一方に形成した開孔に通してナットで仮止めし、前記連結部材の他方をボルト等により換気扇支持部材に取り付け、一体となった屋内側保持部材、連結部材、および換気扇支持部材を床下通気口内に屋外側から挿入し、前記屋内側保持部材の一端側を前記床下通気口周縁の屋内側壁面に当接させるとともに前記換気扇支持部材を前記床下通気口を跨ぐように屋外側壁面に当接させた状態で、前記雄ねじ部に螺合するナットを締め付けて、建物の基礎を前記屋内側保持部材の一端側と前記換気扇支持部材で挟み込んで前記換気扇支持部材を前記屋外側壁面に固定し、前記換気扇支持部材に形成した取付ねじ孔に屋外から床下換気扇本体を取付ねじ等により螺合して取り付ける床下換気装置の取付方法。
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