JP2004143804A - 外装材の施工構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装材間の縦目地を目立ち難くして意匠性を高めことが可能であるにもかかわらず、従来と比較して外装材の製造精度および施工精度の影響が非常に小さい、新しい外装材の施工構造を提供する。
【解決手段】外装材(1)を横凸条部(21)および横溝条部(22)を有する外装板材(2)と当該外装板材(2)の横溝条部(22)に取り付けられる外装棒材(3)とにより構成したものとし、隣り合う外装板材(2)を互いの横溝条部(22)を連通させるように配設して、外装棒材(3)を当該連通した横溝条部(22)における外装板材(2)間の縦目地(4)を覆うように取り付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、外装材の施工構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、板状の外装材の施工に有用な、従来と比較して外装材の製造・施工精度の要求を低く抑えながらも、外装材間の縦目地を目立ち難くして全体の意匠性を向上するこのとできる、新しい外装材の施工構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば図8に例示したように、セメント等を主成分とする材料を成形し、表面に凹凸模様を施した板状の外装材(ア)を施工する際、隣り合う外装材(ア)間を目地処理して施工している。この場合、外装材(ア)の色と目地処理材の色を揃えても縦目地(イ)が目立ち、意匠性を損ねることがしばしばあった。
【0003】
そこで、隣り合う外装材(ア)の模様が連続するように成形したり、模様の凹溝より目地溝を小さくしたりして、縦目地(イ)をできる限り目立ちにくくすることが既に提案されている(たとえば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−59325号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のとおりの従来技術では、模様連続性や溝幅寸法に対する製造時および施工時の高い精度が要求されるという不都合が考えられる。
【0006】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑み、外装材間の縦目地を目立ち難くして意匠性を高めることが可能であるにもかかわらず、外装材の製造精度および施工精度の影響が非常に小さい、新しい外装材の施工構造を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、外装材を横凸条部および横溝条部を有する外装板材と当該外装板材の横溝条部に取り付けられる外装棒材とにより構成し、隣り合う外装板材を互いの横溝条部を連通させるように配設して、外装棒材を当該連通した横溝条部における外装板材間の縦目地を覆うように取り付けたことを特徴とする外装材の施工構造を提供する。
【0008】
また、第2には、前記外装板材間の縦目地に目地処理を施したことを特徴とする外装材の施工構造、第3には、前記外装板材を横溝条部にて釘打ち固定したことを特徴とする外装材の施工構造、第4には、前記外装板材を横凸条部および横溝条部を一段おきに設けたものとすることを特徴とする外装材の施工構造、第5には、前記外装板材および外装棒材のいずれか一方または両方に模様横目地部を設けたことを特徴とする外装材の施工構造を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記のとおりの特徴を有するこの出願の発明によれば、たとえば図1〜図4に例示したように、外装材(1)を横凸条部(21)および横溝条部(22)を有する外装板材(2)と当該外装板材(2)の横溝条部(22)に取り付けられる外装棒材(3)とにより構成したものとし、隣り合う外装板材(2)を互いの横溝条部(22)を連通させるように配設して、外装棒材(3)を当該連通した横溝条部(22)における外装板材(2)間の縦目地(4)を覆うように取り付けることで、従来と比較して外装材(1)の製造・施工精度の要求を低く抑えながらも、外装材(1)間の縦目地(4)を目立ち難くして全体の意匠性を向上することのできる構造を実現できる。
【0010】
より具体的には、図1〜図4の実施形態では、まず、外装板材(2)は、表面に模様縦目地(21a)を所定間隔で有する横凸条部(21)と、横凸条部(21)の上下に隣接した横溝条部(22)とを一段おきに一体化して備えた、外装材(1)の本体板になるものとなっている。他方、外装棒材(3)は、外装板材(2)の横凸条部(21)と同じ模様縦目地(31)を有し、外装板材(2)の横溝条部(22)に嵌め込み可能なものとなっている。すなわち、外装板(1)を、外装板材(2)と外装棒材(3)との2部材からなるものとしているのである。
【0011】
そして、この外装板(1)の施工に際して、左右に隣り合う外装板材(2)を、互いの同一段の横溝条部(22)が連通して一本の横溝条となるように壁下地材等に配設し、複数本の外装棒材(3)をそれぞれ、各横溝条部(22)内に嵌め込んで取り付ける。このとき、連通した横溝条部(22)間には左右外装板材(2)間の縦目地(4)が現れており(図2参照)、その縦目地(4)を跨いで隠すように取り付ける(図3参照)。縦目地(4)を跨いだ外装棒材(3)の模様縦目地(31)は横凸条部(21)の模様縦目地(21a)とは横方向に所定量ずれた状態になり、外装材(1)全体の意匠が構成される(図4参照)。
【0012】
これにより、外装板材(2)間の縦目地(4)は横溝条部(22)毎(本実施形態では上から1、3、5、7段目毎)に外装棒材(3)により隠されているので、従来のように上下に連続した目立つ縦目地(4)とはならず、外装板(1)全体の一体化した意匠性を実現することができる。
【0013】
また、横凸条部(21)毎(本実施形態では上から2、4、6、8段目毎)に現れている外装板材(2)間の縦目地(4)についても、目地処理を施し、たとえば模様縦目地(21a)と同様な幅や色とすることで、縦目地(4)の存在を消して意匠性のさらなる向上を図ることもできる。
【0014】
またもちろん、外装棒材(3)を外装板材(2)の横溝条部(22)内に取り付け可能とすればよいので、従来と比較して製造精度および施工精度の影響も非常に小さい。
【0015】
なお、外装板材(2)の横凸条部(21)と外装棒材(3)との間に横目地模様を付したい場合には、たとえば図5に例示したように、外装棒材(3)の上下の横辺部の長手方向に沿って突出片状の模様横目地部(32)を設けることで、この外装棒材(3)を横溝条部(22)に嵌めた際に模様横目地部(32)が横凸条部(21)と外装棒材(3)との間の横目地模様として現れることになる。また、たとえば図6に例示したように、外装板材(2)に対してその横凸条部(21)または横溝条部(22)の上下横辺部の長手方向に沿った模様横目地部(23)を設けてもよく、またさらには、たとえば図7に例示したように、外装棒材(3)および横凸条部(21)または横溝条部(22)両者の上下一方の横辺部に模様横目地部(32)(23)を設けてもよい。図7の例では、外装棒材(3)の模様横目地部(32)と外装板材(2)の模様横目地部(23)とにより各段に横目地模様が形成される。
【0016】
このような外装板材(2)の壁下地材等への取り付けに際しては、公知の固定金具を用いて壁下地材等へ固定することもできるが、横溝条部(22)に釘打ちして固定することも可能であり、この場合では釘頭が横溝条部(22)に取り付けられる外装棒材(3)で隠されることになるので、仕上がりがより綺麗になる。外装棒材(3)はたとえば接着剤で横溝条部(22)に固定できる。
【0017】
また、外装板材(2)および外装棒材(3)については、たとえば横凸条部(21)表面の意匠と外装棒材(3)表面の意匠とを互いに異ならせることで、より様々なデザインバリーエション、たとえばボーダーデザインやアクセントデザインなど、の展開が可能にもなる。
【0018】
さらにまた、外装棒材(3)を現場におけるロットアウト品の使用可能な部分を使うことで、ゴミの軽減や、資源の有効利用を図ることも可能になる。
【0019】
もちろん、この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、外装材間の縦目地を目立ち難くして意匠性を高めことが可能であるにもかかわらず、外装材の製造精度および施工精度の影響が非常に小さい、新しい外装材の施工構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態を示した分解斜視図である。
【図2】図1の一実施形態を説明するための図である。
【図3】図1の一実施形態を説明するための図である。
【図4】この出願の発明の一実施形態を説明するための図である。
【図5】外装棒材の一実施形態を示した斜視図である。
【図6】外装板材の一実施形態を示した斜視図である。
【図7】外装棒材および外装板材の別の一実施形態を示した斜視図である。
【図8】従来の外装材施工構造を説明するための図である。
【符号の説明】
1 外装材
2 外装板材
21 横凸条部
21a 模様縦目地
22 横溝条部
23 模様横目地部
3 外装棒材
31 模様縦目地
32 模様横目地部
4 縦目地
ア 外装材
イ 縦目地

Claims (5)

  1. 外装材を横凸条部および横溝条部を有する外装板材と当該外装板材の横溝条部に取り付けられる外装棒材とにより構成し、隣り合う外装板材を互いの横溝条部を連通させるように配設して、外装棒材を当該連通した横溝条部における外装板材間の縦目地を覆うように取り付けたことを特徴とする外装材の施工構造。
  2. 外装板材間の縦目地に目地処理を施したことを特徴とする請求項1記載の外装材の施工構造。
  3. 外装板材を横溝条部にて釘打ち固定したことを特徴とする請求項1または2記載の外装材の施工構造。
  4. 外装板材を横凸条部および横溝条部を一段おきに設けたものとすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の外装材の施工構造。
  5. 外装板材および外装棒材のいずれか一方または両方に模様横目地部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の外装材の施工構造。
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