JP2004141649A - 椅子 - Google Patents

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【課題】 従来における椅子にあっては、例えば、心材である発泡ウレタンに変えて比較的硬度の高い材料のものを使用した場合には、クッション性が悪くなるので、クッション性を有する素材に限定されてしまい、素材の選択が非常に限られてしまうといった問題があった。
【解決手段】 座面4aから背凭れ4bを構成するフレーム4に、多数の短冊部材7を弾性を持って取付けた椅子である。
【選択図】    図1

Description

 本発明は座面および背凭れに対して衝撃吸収装置を施した椅子の改良に関する。
 従来における理美容用椅子にあっては、例えば、特開平11−18867号公報に開示されたものがある。この出願のものは、座部基板および背凭れ基板の上にクッション材である発泡ウレタンを取付け、該発泡ウレタンを覆うように塩化ビニールやウレタンレザーを取付けたものであった。
特開平11−18867号公報
 ところで、従来における椅子にあっては、例えば、芯材である発泡ウレタンに変えて比較的硬度の高い材料のものを使用した場合には、クッション性が悪くなるので、クッション性を有する素材に限定されてしまい、素材の選択が非常に限られてしまうといった問題があった。
 本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、座面および背凭れに対してクッション性を持たせることができると共に素材の選択が自由に行え、従って、従来に存在しない新規な椅子を制作することができる椅子を提供せんとするにある。
 本発明の椅子は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、座面から背凭れを構成するフレームに、多数の短冊部材を弾性を持って取付けたものである。
 請求項2の手段は、前記請求項1において、前記短冊部材の両端は前記フレームに対してスプリングを介在させて取付けたものである。
 請求項3の手段は、前記請求項1において、前記短冊部材の両端は弾性を有する合成樹脂で構成され、かつ、肉薄の弾性部を形成して、該弾性部においてクッション性を持たせた取付部材に取付けられたものである。
 請求項4の手段は、前記請求項1において、前記短冊部材の両端は弾性を有する合成樹脂で構成され、かつ、肉薄の弾性部と空間部とを有し、また、空間部を構成する上側または下側に凹部を形成すると共に、該凹部と対向して該凹部に入り込む凸部を形成したものである。
 請求項5の手段は、前記請求項2において、前記短冊部材は比較的硬度の高い材質の部材で構成されており、該短冊部材の両端をスプリングを介して前記フレームに取付けたものである。
 請求項6の手段は、前記請求項3および4において、前記短冊部材は前記弾性部を有する取付部材と、該取付部材に対して比較的硬度の高い短冊部材の両端を嵌合固定したものである。
 請求項7の手段は、前記請求項5および6において、前記短冊部材は予め人の体型に合わせて湾曲させたものである。
 本発明は、座面から背凭れを構成するフレームに、多数の短冊部材を弾性を持って取付けたので、クッション性を得ながら使用する部材の選択の幅が広がるので、デザイン的にも非常に多数のバリエーションの椅子を制作することが可能である。
 また、短冊部材を予め人の体型に合わせて湾曲しておくことにより、座りごごちが優れており、理美容用椅子として使用した場合に被施術者に長時間の施術であっても苦痛を与えることがない等の効果を有するものである。
 座面から背凭れを構成するフレームに、多数の短冊部材を弾性を持って取付けることで、クッション性を得ながら使用する部材の選択の幅を広げることが可能となり、その結果、デザイン的にも多数のバリエーションの椅子を啓作することが可能となった。
 以下、本発明に係る椅子の第1の実施例を図1,2と共に説明する。
 図1において、1は台座、2は該台座1に取付けられた油圧手段等によってピストン(図示せず)が昇降する昇降装置、3は該昇降装置2おピストンの先端に取付けられた昇降台にしてX字状に形成されている。なお、2aは前記昇降装置2を上下動させるための操作杆である。
 4は座面枠4aと背凭れ枠4bを構成する金属パイプ等で構成されたフレーム、5はフレーム4における座面枠4aの前方に両端5aが固定され、中間部5bが背凭れ枠4bの背面側において固定された肘掛け、6は前記フレーム4における座面枠4aの先端に両端6aが固定され、中間部6bが斜め下方に垂下されて足乗せ部となっている。以上の構造は公知のものである。
 次に、座面および背凭れを構成するアクリル板、樹脂板、アルミ板、金属製角パイプ、木等で形成された短冊部材7の構造を図2と共に説明する。
 座面枠4aおよび背凭れ枠4bの所望間隔毎に孔4cが形成されており、この孔4cに支持パイプ8が固定されている。この支持パイプ8には一端が短冊部材7に固定されたスライド杆7aが摺動自在に嵌挿され、該スライド杆7aの外周と支持パイプ8との間にスプリング9が介在されている。
 前記座面枠4aには相対抗する座面枠間を連結する略アーチ状の連結板4dが一体的に取付けられており、下面側には2個の前記昇降台3に形成された取付金具(図示せず)に係合固定される取付部材4eが形成されている。これにより、短冊部材7は昇降台3に固定されるので、フレーム4は昇降台3に固定されることとなる。
 なお、前記したフレーム4に両端が固定された連結板4dは、昇降台3に取付ける部分のみに形成され、すなわち、図1において2つの短冊部材7のみに形成されているものであり、その他の短冊部材7には連結部材4dはなく、両端が前記スプリング9を介してフレーム4に対して上下動自在に支持されるだけのものである。
 このように構成された本発明の椅子にあっては、着座しない状態では図2(a)に示すように、スプリング9の断発力によって短冊部材7は上方に押し上げられている。この状態において、人が座ると、該人の体重によってスプリング9のバネ力に抗してスライド部材7aが下降するので、この下降する状態におけるスプリング9のバネ力分だけ短冊部材7には弾性力が作用するものである。
 次に、第2の実施例を図3〜図5と共に説明する。なお、前記した第1の実施例における符号と同一符号は同一部材を示し、説明は省略する。
 この実施例にあっては、短冊部材7は前記した実施例と同様な材料で形成されているが、該短冊部材7をフレーム4に取付ける構造が全く異なるものである。  
 すなわち、フレーム4の左右には弾性を有する構成樹脂等で形成した取付部材10が取付けられ、この取付部材10に短冊部材7を取付けたものである。前記取付部材10は、短冊部材7の端部が嵌合固定される挿入部10aが形成され、該挿入部10aの下面側には側面形状で空間部10bを構成する両側に中空の弾性部10cが形成され、該弾性部10cを介して前記挿入部10aと対向してフレーム4にネジ止めするための取付部10dが一体的に形成されたものである。
 なお、取付部10dには該取付部10dに対して回転不能な状態で鬼目ナットやインサートナット等のナット10eが固定されている。また、フレーム4における座面部4aには昇降台3に固定するための取付金具11が取付けられている。
 このように部材からなる椅子は、図5に示すように、取付部材10のナット10eに、フレーム4に形成された孔の下側から挿入されたボルト13を差し込み、取付部10dに内蔵されたナット10eにボルト13をねじ込んで固定する。次いで、取付部材10の挿入部10aに短冊部材7の端部を嵌合固定することで椅子は完成する。
 このように構成した椅子にあっては、人が着座しない状態にあっては、図4の(a)に示すように、弾性部10cの弾力性によって弾性部10cは側面形状において丸形状となっているが、人が座ると体重によって弾性部10c丸形状から楕円形状となるので、この形状差による弾性力が短冊部材7に作用するものである。
 次に、第3の実施例を図6〜図8と共に説明する。なお、第2の実施例と同一符号は同一部材を示し説明は省略する。
 この実施例にあっては、前記した第2の実施例の変形例であって、弾性部10cを第2の実施例が円状であるのに対して半円状となし、また、空間部10bを構成する上面側の左右に凹部1b1 を形成すると共に、下面側の左右に前記凸部1b1 と対向して凸部1b2 を形成した点で相違するものである。
 このように構成した椅子にあっては、人が着座しな状態にあっては、図6(a)、図7に示すように、弾性部10cおよび空間部10bの左右の起立部との弾性力によって短冊部材7を押し上げる状態となっている。
 この状態において、人が着座すると、その押圧力によって図6(b)、図8に示すように、弾性部10cおよび空間部10b内の体積が少なくなる。そして、空間部10b内の体積が減少することから、該空間部10bを構成する凸部10b2 が凹部10b1 内に入り込む。この結果、短冊部材7側は左右方向への移動が前記凸部10b2 が凹部10b1 内に入り込むことで防止されるので、着座した人の衣服がずれるようなことがなくなるものである。
 なお、前記した第3の実施例においては、凹部10b1 を空間部10bを構成する上面側に、凸部10b2 を下面側に形成したものを示したが、凹部10b1 、凸部10b2 は上下逆面に形成してもよいことは勿論のことである。また、全ての実施例における短冊部材7は、予め人の体型に合うように湾曲させておくこともでき、この場合には、より座りごこちが良くなるものである。
 座面および背凭れに対して短冊状に形成された衝撃吸収が施されていることから、理美容用椅子として特に好適な椅子である。
本発明に係る椅子の第1の実施の形態を示す全体の斜視図である。 (a)は着座していない状態の側面図、(b)着座した状態の断面図である。 第2の実施の形態を示す全体の斜視図である。 (a)は着座していない状態の側面図、(b)着座した状態の断面図である。 同上の短冊部材をフレームに取付けた状態を示す拡大断面図である。 第3の実施例を示し、(a)は着座していない状態の側面図、(b)は着座した状態の断面図である。 同上(a)の短冊部材をフレームに取付けた状態を示す拡大断面図である。 図6(b)の着座状態における断面図である。
符号の説明
 4     フレーム
 4a    座面部
 4b    背凭れ部
 7     短冊部材
 9     スプリング
 10    取付部材
 10b   空間部
 10b1   凹部
 10b2   凸部
 10c   弾性部

Claims (7)

  1. 座面から背凭れを構成するフレームに、多数の短冊部材を弾性を持って取付けたことを特徴とする椅子。
  2. 前記短冊部材の両端は前記フレームに対してスプリングを介在させて取付けたことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 前記短冊部材の両端は弾性を有する合成樹脂で構成され、かつ、肉薄の弾性部を形成して、該弾性部においてクッション性を持たせた取付部材に取付けられたことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  4. 前記短冊部材の両端は弾性を有する合成樹脂で構成され、かつ、肉薄の弾性部と空間部とを有し、また、空間部を構成する上側または下側に凹部を形成すると共に、該凹部と対向して該凹部に入り込む凸部を形成したことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  5. 前記短冊部材は比較的硬度の高い材質の部材で構成されており、該短冊部材の両端をスプリングを介して前記フレームに取付けたことを特徴とする請求項2記載の椅子。
  6. 前記短冊部材は前記弾性部を有する取付部材と、該取付部材に対して比較的硬度の高い短冊部材の両端を嵌合固定したことを特徴とする請求項3および4記載の椅子。
  7. 前記短冊部材は予め人の体型に合わせて湾曲されていることを特徴とする請求項5および6記載の椅子。
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