JP3215722U - 椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】人間工学に適合し、快適にウエストと背中を支持する椅子を提供する。【解決手段】椅子は、座部１０、背もたれ２０、リフト構造、背中支持構造４０、及びウエスト支持構造５０を備える。背もたれは座部の後ろに配置される。リフト構造は背もたれ上に配置される。背中支持構造は曲げ要素及び複数の支持ストリップを備える。曲げ要素は、背もたれ及びリフト構造に接続され、弾性変形及び曲げ変形する。支持ストリップは、曲げ要素の上部から底部まで、間隔を置いて曲げ要素上に配置される。ウエスト支持構造は背中支持構造の前に配置され、座部上に配置された２つの枢動ベース５１と、支持プレート５２とを備える。支持プレートは、２つの枢動ベースの間で枢動し、背中支持構造に当接する。【選択図】図１

Description

本出願は、共に２０１７年３月２２日に出願された、中国特許出願第２０１７２０２８４１６７．４号及び第２０１７２０２８４５９５．７号の利益を主張する。

実用新案の背景
１．実用新案の技術分野
本実用新案は椅子に関し、より詳細には、人間工学に適合するとともに支持効果を与える椅子に関する。

２．関連技術の説明
通常の椅子は、脚アセンブリ、座部、及び背もたれを備える。座部は脚アセンブリの上に取り付けられる。背もたれは座部の後ろに取り付けられる。使用時に、ユーザは座部上に座り、背もたれによって、寄りかかるユーザの背中が支持される。背もたれはプレートであり、ユーザの様々な体型に適合するように変形することはできない。したがって、背もたれの支持効果は不十分である。背もたれは人間工学に適合していない可能性がある。こうして、通常の椅子に座ったユーザは快適に感じない。背もたれと座部との間に間隙が形成され、間隙によって背もたれはユーザの後腰部を十分に支持することができず、これにより脊椎疾患が容易に引き起こされる。

また、通常の椅子の背もたれは上部及び底部を備える。上部は２つの側端部を備える。底部は上部の下方に形成され、２つの側端部を備える。上部の２つの側端部は、それぞれ底部の２つの側端部と位置が揃っている。ユーザが両腕を伸ばすと、腕のそれぞれの伸ばしやすさが背もたれの上部によって阻害されやすい。ユーザの動きは背もたれの上部によって制限される。椅子の快適性は低下する。

当該欠点を克服するために、本実用新案は、上述した問題を軽減または回避する椅子を提供することに資する。

特開平１０−７５８４６号公報

実用新案の概要
本実用新案の主目的は、ユーザの背中及び後腰部を十分に支持し得る椅子を提供することである。

前記椅子は、座部、背もたれ、リフト構造、背中支持構造、及びウエスト支持構造を備える。前記座部は後面を備える。前記背もたれは、前記座部の前記後面の後ろに配置されており、頭部、背部、及び接続ロッドを備える。前記頭部は前記座部の上方に配置されている。前記背部は、前記背もたれの前記頭部の下方に形成されており、前記座部の前記後面の後ろに位置し、間隙を備える。前記間隙は、前記背もたれの前記背部を貫通して形成されており、前記背部の底部の上方に位置する。前記接続ロッドは、前記頭部と前記背部との間に形成されており、前記間隙の上方に位置する。前記リフト構造は前記背部の前記底部上に配置されている。

前記背中支持構造は、前記背もたれと前記リフト構造との間に配置されている。前記背中支持構造は、曲げ要素及び複数の支持ストリップを備える。前記曲げ要素は、前記接続ロッド及び前記リフト構造に接続されており、弾性変形及び曲げ変形する。前記曲げ要素は上接続部及び下接続部を備える。前記上接続部は、前記曲げ要素の上端上に配置されており、前記背もたれの前記接続ロッドに接続されている。前記下接続部は、前記曲げ要素の下端上に配置されており、前記リフト構造に接続されている。前記支持ストリップは、前記曲げ要素の前記上端から前記曲げ要素の前記下端まで、間隔を置いて前記曲げ要素の前面上に配置されている。各支持ストリップは支持要素を備える。前記支持要素は、前記曲げ要素の前記前面上に配置されており、２つの支持部を備える。前記２つの支持部は、それぞれ前記支持要素の２つの側部上に形成されており、それぞれ前記曲げ要素の２つの側面の外側へ延伸している。

前記背中支持構造の前面の前にある前記ウエスト支持構造は、前記座部上に配置されている。前記ウエスト支持構造は２つの枢動ベース及び支持プレートを備える。前記枢動ベースは、間隔を置いて前記座部上に配置されている。前記支持プレートは、前記２つの枢動ベースの間に配置されており、前記背中支持構造の前記前面に当接し、前記背部の前面に選択的に当接する。前記支持プレートは本体及び２つの枢動部を備える。前記本体は前記２つの枢動ベースの間に配置されている。前記枢動部は、それぞれ前記本体の２つの側部上に配置されており、それぞれ前記２つの枢動ベースに軸入されて枢動する。

ユーザが前記椅子に座るときに、前記背中支持構造は、前記椅子の快適性が増すように、前記ユーザの前記背中を支持し得る。前記ウエスト支持構造は、前記ユーザの前記後腰部に適合及び当接するように枢動する。前記ウエスト支持構造は、前記ユーザの前記後腰部を十分に支持し得る。したがって、前記ウエスト支持構造及び前記ウエスト支持構造によって前記椅子の快適性が増す。

本実用新案に従う椅子の斜視図である。 図１における椅子の背面図である。 図１における椅子の側面図である。 図１における椅子の背中支持構造の拡大斜視図である。 図１における椅子の背中支持構造の他の拡大斜視図である。 図１における椅子の背中支持構造の拡大側面図である。 図１における椅子の背中支持構造の拡大上面図である。 図１における椅子のウエスト支持構造の、部分的に断面とした拡大正面図である。 図１における椅子のウエスト支持構造の拡大斜視図である。 図１における椅子のウエスト支持構造の他の拡大斜視図である。

好ましい実施形態の詳細な説明
図１乃至図３を参照すると、本実用新案に従う実施形態の椅子は、座部１０、背もたれ２０、リフト構造３０、背中支持構造４０、及びウエスト支持構造５０を備える。また、椅子は、座部１０の下方に配置された脚アセンブリ６０を備える。

背もたれ２０は、座部１０の後面の後ろに配置されており、頭部２１、背部２２、及び接続ロッド２５を備える。頭部２１は、座部１０の上方に配置されている。背部２２は、背もたれ２０の頭部２１の下方に形成されており、座部１０の後面の後ろに位置し、前面、底部、及び間隙２３を備える。間隙２３は、背もたれ２０の背部２２を貫通して形成されており、背部２２の底部の上方に位置する。接続ロッド２５は、背もたれ２０の頭部２１と背部２２との間に形成されており、間隙２３の上方に位置する。また、頭部２１の横幅は背部２２の横幅より短い。頭部２１は、２つの側部及び２つのノッチ２４を備える。２つのノッチ２４は、それぞれ頭部２１の２つの側部上に形成されており、背部２２に向かって延伸している。さらに、リフト構造３０は、背部２２の底部上に配置されている。

図１及び図４乃至図７を参照すると、背中支持構造４０は、背もたれ２０とリフト構造３０との間に配置されており、背部２０の間隙２３内に位置する。背中支持構造４０は、前面、曲げ要素４１、及び複数の支持ストリップ４２を備える。

図４乃至図７を参照すると、曲げ要素４１は、接続ロッド２５及びリフト構造３０に接続されており、弾性変形及び曲げ変形する。曲げ要素４１は、上端、下端、前面、２つの側面、上接続部４３、及び下接続部４４を備える。図１及び図４を参照すると、上接続部４３は、曲げ要素４１の上端上に配置されており、接続ロッド２５に接続されている。下接続部４４は、曲げ要素４１の下端上に配置されており、リフト構造３０に接続されている。また、曲げ要素４１は、複数の内側凹部４１１及び複数の外側凹部４１２を備える。内側凹部４１１は、間隔を置いて曲げ要素４１の前面上に形成されている。外側凹部４１２は、間隔を置いて曲げ要素４１の後面上に形成されている。内側凹部４１１と外側凹部４１２とは、曲げ要素４１の弾性変形の自由度が増加するように、曲げ要素４１の上端から曲げ要素４１の下端まで交互に配置されている。内側凹部４１１の各々または外側凹部４１２の各々には、選択的にクッションブロック４５が充填される。

図４乃至図７を参照すると、支持ストリップ４２は、曲げ要素４１の上端から曲げ要素４１の下端まで、間隔を置いて曲げ要素４１の前面上に配置されている。各支持ストリップ４２は支持要素４６を備える。支持要素４６は、曲げ要素４１の前面上に配置されており、２つの支持部４７を備える。２つの支持部４７は、それぞれ支持要素４６の２つの側部上に形成されており、それぞれ曲げ要素４１の２つの側面の外側に延伸している。図４を参照すると、支持要素４６の各々は、前面と、支持要素４６の前面上に形成された凹面４８とを備える。支持ストリップ４２の各々は、支持要素４６の対応するものの前面上に配置されたスポンジ層４９を備える。

図１乃至図３を参照すると、背中支持構造４０の前面の前にあるウエスト支持構造５０は、座部１０上に配置されている。ウエスト支持構造５０は、２つの枢動ベース５１及び支持プレート５２を備える。枢動ベース５１は、間隔を置いて座部１０上に配置されている。支持プレート５２は、２つの枢動ベース５１の間で枢動し、背中支持構造４０の前面に当接し、背部２２の前面に選択的に当接する。支持プレート５２は、本体５３及び２つの枢動部５４を備える。本体５３は、２つの枢動ベース５１の間に配置されている。枢動部５４は、それぞれ本体５３の２つの側部上に配置されており、それぞれ２つの枢動ベース５１に軸入されて枢動し、これにより支持プレート５２は２つの枢動ベース５１に対して枢動することが可能である。

図２、図３、及び図８を参照すると、２つの枢動ベース５１の各々は、内面、外面、枢動孔５６、及び半球状凹部５６１を備える。２つの枢動ベース５１の２つの内面は向かい合っている。２つの枢動ベース５１の外面は、それぞれ２つの枢動ベース５１の２つの内面と対向している。２つの枢動孔５６は、それぞれ２つの枢動ベース５１の２つの内面上に形成されている。２つの半球状凹部５６１は、それぞれ２つの枢動ベース５１の２つの外面上に形成されており、それぞれ２つの枢動孔５６に連通している。２つの枢動部５４は、それぞれ２つの枢動ベース５１の２つの枢動孔５６に挿入されている。支持プレート５２は２つの位置決めブロック５７を備える。２つの位置決めブロック５７は、半球状であり、それぞれ２つの枢動部５４上に配置されており、それぞれ２つの半球状凹部５６１に挿入されている。

図９及び図１０を参照すると、本体５３は、上端及び凹面部５８を備える。凹面部５８は、本体５３の上端上に形成されており、下方に張り出している。本体５３は、下端及び複数のギャップ５９を備える。ギャップ５９は、間隔を置いて本体５３の下端を貫通して形成されており、上方に延伸している。本体５３は中心を有する。ギャップ５９の長さは、本体５３の中心から本体５３の２つの側部に向かって次第に減少する。つまり、本体５３の中心に配置されたギャップ５９の長さは、本体５３の２つの側部に配置されたギャップ５９の長さより大きい。支持プレート５２の本体５３は前面を備え、本体５３の前面は上面視において弓状をなすように湾曲している。

図１乃至図３を参照し、ユーザが椅子に座ると、背中支持構造４０はユーザの背中及びウエストを支持し得る。ウエスト支持構造５０は、ユーザの後腰部を支持し得る。曲げ要素４１及び支持ストリップ４２は、ユーザによって同時に押圧される。曲げ要素４１は、ユーザの背中の湾曲に適合する弾性曲げ変形を生じ得る。支持ストリップ４２の支持部４７は、ユーザの背中及びウエストを支持するように延在し得る。支持プレート５２は、ユーザの後腰部に適合及び当接するように枢動する。ウエスト支持構造５０は、椅子の快適性が増すように、ユーザの後腰部を支持し得る。

図４乃至図６を参照すると、背中支持構造４０の曲げ要素４１は、ユーザの背中の様々な湾曲に適合するように様々な弾性曲げ変形を生じ得る。背中支持構造４０は、人間工学に適合し、良好な順応性、良好な支持効果、及び良好な座り心地を有する。

図６を参照すると、曲げ要素４１は、ユーザの背中の湾曲に十分に適合及び当接し得る。曲げ要素４１の曲げ力をクッションブロック４５によって増加させて、曲げ要素４１の弾性変形が曲げ要素４１の塑性変形に転換するのを防止することが可能である。この場合に、曲げ要素４１の寿命が増加する。図７を参照すると、ユーザは支持要素４６の凹面４８にもたれかかる。支持要素４６の各々の２つの支持部４７は、ユーザの背中と接触する支持ストリップ４２の接続面積を増加させるように拡がっている。支持ストリップ４２は、ユーザの動作によって僅かに拡縮して、ユーザの背中に適合するとともにユーザの背中をマッサージし得る。スポンジ層４９は、柔軟な感触を与えて、支持要素４６がユーザの背中を直接に押圧するのを防止する。

図１及び図９を参照すると、凹面部５８は、椅子の快適性が増すように、ユーザの腰及びウエストを支持するとともにユーザの腰及びウエストに適合し得る。

図１、図９、及び図１０を参照し、ユーザが支持プレート５２にもたれると、本体５３はユーザの様々な湾曲に適合するように変形し得る。ギャップ５９が、本体５３に十分な変形スペースを与え、本体５３が過度に変形するのを防止することにより、損傷を回避し得る。

図４を参照すると、支持プレート５２は、様々なユーザに適合するように様々な変形を生じる。支持プレート５２が過度に変形するのを防止するように支持プレート５２の安定性を増大させることにより、損傷を回避する。枢動部５４及び枢動ベース５１の破壊も防止される。

また、本体５３の前面は、上面視において弓状をなすように湾曲しており、ユーザの腰及びウエストに適合し得る。

図４乃至図６を参照すると、上接続部４３上に２つの突起４３１が配置されている。下接続部４４の底部上に係合溝４４１が形成されている。背もたれ２０上で背中支持構造４０を枢動させるように、突起４３１及び接続ロッド２５に枢動ロッドが挿通されている。リフト構造３０は係合溝４４１に挿入され得る。背中支持構造４０は、背もたれ２０とリフト構造３０との間に容易に配置される。

図２及び図３を参照すると、曲げ要素４１の下端の高さを調節して、様々なユーザに背中支持構造４０の調節可能な支持力を充足させ得る。

図１及び図２を参照すると、２つのノッチ２４は、それぞれ頭部２１の２つの側部上に形成されている。ユーザの腕は自由に振り動かすことが可能であって、背もたれ２０によって阻害されないことにより、椅子の座り心地が増す。したがって、曲げ要素４１は曲げられて変形し得る。支持ストリップ４２は支持効果を与える。背中支持構造４０は、様々な大きさのユーザに適合し、良好な座り心地を提供することが可能である。また、ウエスト支持構造５０の支持プレート５２は、ユーザの腰及び後腰部に適合するとともにユーザの腰及び後腰部を支持するように枢動し得る。したがって、ウエスト支持構造５０によって椅子の快適性が増す。ウエスト支持構造５０は、背中及びウエストの脊椎疾患を防止し得る。

１０ 座部
２０ 背もたれ
３０ リフト構造
４０ 背中支持構造
５０ ウエスト支持構造
６０ 脚アセンブリ

Claims (10)

1. 椅子であって、
   後面を備える座部と、
   前記座部の前記後面の後ろに配置された背もたれであって、
   前記座部の上方に配置された頭部と、
   前記背もたれの前記頭部の下方に形成されており、前記座部の前記後面の後ろに位置する背部であって、
   前面、
   底部、及び
   前記背もたれの前記背部を貫通して形成されており、前記背部の前記底部の上方に位置する間隙
   を有する背部と、
   前記背もたれの前記頭部と前記背部との間に形成されており、前記背部の前記間隙の上方に位置する接続ロッドとを有する背もたれと、
   前記背もたれの前記背部の前記底部上に配置されたリフト構造と、
   前記背もたれと前記リフト構造との間に配置されており、前記背部の前記間隙内に位置する背中支持構造であって、
   前面と、
   前記接続ロッド及び前記リフト構造に接続されており、弾性変形及び曲げ変形する曲げ要素であって、
   上端、
   下端、
   前面、
   ２つの側面、
   前記曲げ要素の前記上端上に配置されており、前記背もたれの前記接続ロッドに接続された上接続部、及び
   前記曲げ要素の前記下端上に配置されており、前記リフト構造に接続された下接続部
   を有する曲げ要素と、
   前記曲げ要素の前記上端から前記曲げ要素の前記下端まで、間隔を置いて前記曲げ要素の前記前面上に配置された複数の支持ストリップであって、各支持ストリップが、
   前記曲げ要素の前記前面上に配置された支持要素であって、
   ２つの側部、及び
   それぞれ前記支持要素の前記２つの側部上に形成されており、それぞれ前記曲げ要素の前記２つの側面の外側に延伸する２つの支持部
   を有する支持要素
   を有する支持ストリップと
   を備えた背中支持構造と、
   前記座部上に配置されており、前記背中支持構造の前記前面の前にあるウエスト支持構造であって、
   間隔を置いて前記座部上に配置された２つの枢動ベースと、
   前記２つの枢動ベースの間で枢動し、前記背中支持構造の前記前面に当接し、前記背部の前記前面に選択的に当接する支持プレートであって、
   前記２つの枢動ベースの間に配置されており、２つの側部を有する本体、及び
   それぞれ前記本体の前記２つの側部上に配置されており、それぞれ前記２つの枢動ベース内に枢動軸を配置した２つの枢動部
   を有する支持プレートと
   を備えたウエスト支持構造と
   を備える椅子。
2. 請求項１に記載の椅子であって、
   前記曲げ要素は
   後面と、
   間隔を置いて前記曲げ要素の前記前面上に形成された複数の内側凹部と、
   間隔を置いて前記曲げ要素の前記後面上に形成された複数の外側凹部と
   を備える椅子。
3. 請求項２に記載の椅子であって、
   前記内側凹部と前記外側凹部とは、前記曲げ要素の前記上端から前記曲げ要素の前記下端まで交互に配置されている椅子。
4. 請求項３に記載の椅子であって、
   前記内側凹部及び前記外側凹部の各々に選択的にクッションブロックが充填されている椅子。
5. 請求項１に記載の椅子であって、
   前記支持要素の各々は、前面と、前記支持要素の前記前面上に形成された凹面と、前記支持要素の対応するものの前記前面上に配置されたスポンジ層とを備える椅子。
6. 請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の椅子であって、
   前記本体は上端及び凹面部を備え、前記凹面部は前記本体の前記上端上に形成されて下方に張り出している椅子。
7. 請求項６に記載の椅子であって、
   前記本体は下端及び複数のギャップを備え、前記ギャップは間隔を置いて前記本体の前記下端を貫通して形成されて上方に延伸しており、前記本体は中心を有し、前記ギャップの長さは前記本体の前記中心から前記本体の前記２つの側部に向かって次第に減少する椅子。
8. 請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の椅子であって、
   前記２つの枢動ベースは、
   向かい合う、前記２つの枢動ベースの２つの内面と、
   ２つの外面と、
   それぞれ前記２つの枢動ベースの前記２つの内面上に形成された２つの枢動孔と、
   それぞれ前記２つの枢動ベースの前記２つの外面上に形成されており、それぞれ前記２つの枢動孔に連通した２つの半球状凹部と
   を備え、
   前記２つの枢動部は、それぞれ前記２つの枢動ベースの前記２つの枢動孔に挿入されており、
   前記支持プレートは、それぞれ前記２つの枢動部上に配置されてそれぞれ前記２つの半球状凹部に挿入された、半球状をなす２つの位置決めブロックを備える椅子。
9. 請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の椅子であって、
   前記本体は、上面視において弓状をなすように湾曲した前面を備える椅子。
10. 請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の椅子であって、
    前記頭部の横幅は前記背部の横幅より短く、前記頭部は２つの側部及び２つのノッチを備え、前記ノッチは、それぞれ前記頭部の前記２つの側部上に形成されて前記背部に向かって延伸している椅子。