JP2004140603A - 画像記録再生装置 - Google Patents

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JP2004140603A JP2002303457A JP2002303457A JP2004140603A JP 2004140603 A JP2004140603 A JP 2004140603A JP 2002303457 A JP2002303457 A JP 2002303457A JP 2002303457 A JP2002303457 A JP 2002303457A JP 2004140603 A JP2004140603 A JP 2004140603A
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Akio Aoki
青木 昭夫
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Abstract

【課題】テープ型媒体を用いたカムコーダにおいて再生特のアクセス性を改善する。
【解決手段】撮影した動画像と、動画像の記録開始から記録終了までの期間の動画の内容を代表して表す静止画である代表画像と、動画像の撮影順序を表す撮影順序情報と、動画像のテープ型記録媒体への記録開始位置を表す記録開始位置情報とをテープ型記録媒体に記録する記録部1と、テープ型記録媒体から読み出された代表画像と、撮影順序情報と記録開始位置情報の少なくとも1つとを関連付けて印刷することにより第1の印刷物を作成すると共に、代表画像と撮影順序情報と記録開始位置情報の少なくとも1つと所定の枠とを印刷することにより第2の印刷物を作成する印刷部24と、第2の印刷物を撮像部5で撮影し、撮影された第2の印刷物の画像情報に基づいて動画像を再生順序に従って再生する再生部1とを備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像記録再生技術に関し、特に磁気テープやディスク媒体、メモリーカード等に動画像を記録するディジタルビデオカムコーダ等における画像記録再生技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より動画像を撮影して磁気テープカセットやディスク型記録媒体、或いはカード型記録媒体に記録するディジタルビデオカムコーダが普及している。これらを用いて撮影した動画像は失敗シーンや冗長な場面が多く含まれるため、鑑賞する前に編集を行うことが必要とされる。
【0003】
磁気テープを用いたカムコーダで撮影した場合は、シーケンシャルアクセスであるため本質的にアクセス性が悪く(所望のシーンにすぐにアクセスできない)、特に再生時のアクセス性改善や編集が重要とされる。磁気テープ型カムコーダで撮影された素材を編集する場合は、通常シリアル通信インタフェースなどを介してパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)にビデオ素材を取り込んだ後、PC上の編集ソフトウェアを用いて編集が行われる。
【0004】
一方、近年アクセス性に優れたDVD−RW、DVD−RAMなどの記録可能なディスク媒体を用い、主としてテレビ放送録画を行うための据え置き型のディスク型動画レコーダが急速に普及しつつあり、コンパクトなメディアの収納性の良さも消費者に好まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらテープ型カムコーダの場合、IEEE1394などのシリアル通信インタフェースを有するPCは、高価である、PCでの編集作業が難しい、等の理由で実際にビデオ編集を行っているカムコーダユーザーは極めて少数である。
【0006】
また、据え置き型のディスク型動画レコーダは、放送録画機能のほかに、DV端子を装備し、このDV端子を介してDVD−RWなどの媒体にコピーする機能を有するVTRがあるものの、丸ごとコピーした後で編集する機能が貧弱であり、ディスク型レコーダ上で実用的な編集を行うことは困難である。
【0007】
一方、通常多くのカムコーダユーザーが必要とする編集は、ワイプやディゾルブなどの画面効果挿入などよりも、もっと単純な、失敗シーンや冗長なシーンのカットやショットの並べ替え程度であり、このような基本的な編集機能を簡単な操作で行えることが要望されている。
【0008】
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、テープ型媒体を用いたカムコーダにおいて再生特のアクセス性を改善することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、テープ型媒体を用いたカムコーダおいて、PCを必要とすることなく極めて簡単で直感的な操作でビデオ編集をできるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は先に示した請求項1の構成を備えるが、本願明細書は次のような発明をも開示するものである。即ち、
(発明1) 動画像を撮影手段により撮影してテープ型記録媒体に記録すると共に、該テープ型記録媒体から動画像を再生する画像記録再生装置において、
撮影した動画像と、該動画像の記録開始から記録終了までの期間の動画の内容を代表して表す静止画である代表画像と、前記動画像の撮影順序を表す撮影順序情報と、前記動画像の前記テープ型記録媒体への記録開始位置を表す記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体に記録する記録手段と、
前記テープ型記録媒体に記録されている前記代表画像と、前記撮影順序情報と、前記記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体から読み出す読み出し手段と、
該読み出し手段により読み出された前記代表画像と、前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つとを関連付けて印刷することにより第1の印刷物を作成すると共に、前記代表画像と前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つと所定の枠とを印刷することにより第2の印刷物を作成する印刷手段と、
前記所定の枠内に前記動画像の再生順序が記入された前記第2の印刷物を前記撮像手段で撮影し、撮影された前記第2の印刷物の画像情報に基づいて前記動画像を前記再生順序に従って再生する再生手段とを備えることを特徴とする画像記録再生装置。
【0011】
(発明2) 前記再生手段によって前記再生順序に従って再生された動画像をその順序で記録する編集記録手段をさらに備えることを特徴とする発明1に記載の画像記録再生装置。
【0012】
(発明3) 前記代表画像は、各動画像の先頭の画像であることを特徴とする発明1に記載の画像記録再生装置。
【0013】
(発明4) 前記記録開始位置情報は、タイムコードであることを特徴とする発明1に記載の画像記録再生装置。
【0014】
(発明5) 動画像を撮影手段により撮影してテープ型記録媒体に記録すると共に、該テープ型記録媒体から動画像を再生する画像記録再生方法において、
撮影した動画像と、該動画像の記録開始から記録終了までの期間の動画の内容を代表して表す静止画である代表画像と、前記動画像の撮影順序を表す撮影順序情報と、前記動画像の前記テープ型記録媒体への記録開始位置を表す記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体に記録する記録ステップと、
前記テープ型記録媒体に記録されている前記代表画像と、前記撮影順序情報と、前記記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体から読み出す読み出しステップと、
該読み出しステップにおいて読み出された前記代表画像と、前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つとを関連付けて印刷することにより第1の印刷物を作成すると共に、前記代表画像と前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つと所定の枠とを印刷することにより第2の印刷物を作成する印刷ステップと、
前記所定の枠内に前記動画像の再生順序が記入された前記第2の印刷物を前記撮像手段で撮影し、撮影された前記第2の印刷物の画像情報に基づいて前記動画像を前記再生順序に従って再生する再生ステップとを備えることを特徴とする画像記録再生方法。
【0015】
(発明6) 前記再生ステップにおいて前記再生順序に従って再生された動画像をその順序で記録する編集記録ステップをさらに備えることを特徴とする発明5に記載の画像記録再生方法。
【0016】
(発明7) 前記代表画像は、各動画像の先頭の画像であることを特徴とする発明5に記載の画像記録再生方法。
【0017】
(発明8) 前記記録開始位置情報は、タイムコードであることを特徴とする発明5に記載の画像記録再生方法。
【0018】
(発明9) 発明5乃至8のいずれか1つに記載の画像記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【0019】
(発明10) 発明9に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係わるテープ型記録媒体を用いるディジタルカムコーダの構成を示すブロック図である。
【0022】
ドライブユニット1はメカ機構とサーボ機構、ヘッド等から成り、主制御部2によって、磁気テープ3とともに制御される。主制御部2はドライブユニット1やシステム全体を制御するためのシステム制御部21の他に、動画に関する処理を行う動画処理部22、静止画に関する処理を行うための静止画処理部23、印刷を行うための印刷処理部24、ユーザの操作をサポートする表示処理部25、ユーザーの指示に従ってテープを自動再生するスキップ再生処理部28を有する。主制御部は図2に示すように内部にCPU41とROM42、RAM43を有し、これらの処理は内部のROM42にプログラムとして格納されている。
【0023】
システム制御部21は図3に示すようにドライブ制御部201、信号処理制御部202、入力処理部203、タイムコードカウンタ204、ショットNO.カウンタ205、再生ショットカウンタ206、Tstレジスタ207、Tendレジスタ208、タイムコード検出部209などから構成されている。
【0024】
動画処理部22は図4に示すように、空間フィルタ221、マルチプレクサ222、デマルチプレクサ223、DV圧縮伸長部224等から構成されている。
【0025】
静止画処理部23は図5に示すように代表画像抽出部231、JPEG圧縮伸長部232、サムネール作成部233等から構成されている。
【0026】
まず、撮影対象の動画の記録再生過程を説明する。
【0027】
被写体からの反射光は光学系4を通して撮像素子5に投影され、電気信号に変換される。
【0028】
撮像素子5は標準TV信号の解像度に対する画素数(水平720,垂直480)以上の画素数を有するものとする。
【0029】
入力部7の“撮影開始”ボタン71が押されると、撮像素子5からはTV信号の1フレーム期間の全ての画素が順次走査で読み出され、撮像系処理回路6にてディジタル化された輝度信号と色差信号が生成される。
【0030】
図6は撮像系処理回路の内部の詳細ブロック図である。撮像素子5から読み出された撮像信号はCDS(相関二重サンプル)回路61にてノイズを除去され、AGC(自動利得)回路62にて自動的にゲイン調整された後A/D変換器63にてディジタル映像信号となる。続いてY−C分離回路64により輝度信号と色差信号に分離され、カメラ信号処理部65にて輪郭強調、ホワイトバランス、ガンマ補正などの処理を施されて前記のディジタル化された輝度信号(Y)と色差信号(Pr、Pb)が生成される。
【0031】
輝度信号(Y)と色差信号(Pr、Pb)はそれぞれ、主制御部2の動画処理部22(以下、内部の構成は図4を参照)の空間フィルタフィルタ221により図7に示すごとく帯域制限される。即ち、DV規格で標準動画を記録する場合、折り返しノイズを考慮して輝度信号は水平6.75MHz、垂直240本に(同図の斜線部)、色差信号はPrとPbが点順次化されているため水平は更に3.375MHzに帯域制限される。なお、色差信号についての説明は省略する。
【0032】
帯域制限された、輝度信号と点順次色差信号は動画処理部22のマルチプレクサ222にて多重化され、4:2:2フォーマットのY/Pr/Pbデータが生成される。このY/Pr/Pbデータはバッファメモリ8に蓄積された後、主制御部の動画処理部22のDV圧縮伸長部224にて標準のDVフォーマットに適用されるDCTを用いた圧縮アルゴリズムによって圧縮され、最後に記録信号処理回路9にて同期符号やエラー訂正符号の付加、シャフリング、変調などが行われてドライブユニット1を介して磁気テープ3上の映像記録領域に記録される。なお、音声信号の記録については本発明とは直接関係がないので説明を省略する。
【0033】
このようにして“撮影終了”ボタン72が押されるまで動画が記録される。なお、“撮影開始”ボタンの再押下により終了するようにしてもよい。
【0034】
なお、後述の方法で生成したタイムコードが同時にテープ上の所定の領域(例えば不図示のサブコード領域)に記録される。
【0035】
再生は上記と逆の処理を行えば良いので説明は省略する。
【0036】
次に、印刷用の静止画と時間情報の記録過程を説明する。
【0037】
最初に“撮影開始”ボタンが押され、サーボ機構が安定して上記の動画記録が開始すると、主制御部2のシステム制御部21のタイムコードカウンタ204とショットNO.カウンタ205がカウント開始される(ショットNO.カウンタは1カウントのみ)とともに、そのタイムコードカウンタ204の初期値(この場合“0”)とショットNO.(最初は“1“)がシステム上の所定の領域、例えば内蔵フラッシュメモリ(途中で電源を落としても内容が消えないように不揮発性)11上の所定領域に書き込まれる。併行して主制御部2の静止画処理部23(以下、内部の構成は図5を参照)の代表画像抽出部231により最初のフレーム画像が代表静止画として抽出され、続いてJPEG圧縮伸長部232により圧縮された後、サムネール作成部233により縮小されたサムネール画像として生成され、前記のシステム上の所定の領域に追記される。
【0038】
また、上記の撮影中にフレーム単位でカウントアップされているタイムコードは、前述したように動画記録と同時にテープ上の所定の領域、例えば不図示のサブコード領域にフレーム毎に記録される。
【0039】
以下に続くショットでも同様である。
【0040】
“撮影終了”ボタン72の押下によってタイムコードカウンタ204は停止する(停止値を“n”とする)。
【0041】
再び“撮影開始”ボタン71が押下されると、タイムコードカウンタ204は上記の停止値からカウントアップを再開し、カウントアップ初期値“n+1”とその時の最初のフレーム画像のサムネール画像を、上記と同様にしてシステム上の所定の領域に書き加える。
【0042】
また、ショットNO.カウンタ205も1カウントし、ショットNO.“2”が所定領域に書き込まれる。
【0043】
以上を繰り返すことにより、“撮影開始”ボタンを押下するごとに各ショットの代表静止画としての最初のフレーム画像のサムネール画像とともに、各ショットのテープ上の開始位置を表わすタイムコードと、ショットNO.とがシステム上の所定の領域、例えば内蔵フラッシュメモリ11上の所定領域に追記されて行く。
【0044】
結果を図8に示す。なお、実際の数値は後述のスキップ再生の具体例に合わせてある。
【0045】
撮影終了後に、例えば“一括記録”ボタン押下(不図示)により、上記のサムネール画像と、各ショットのテープ上の開始位置を表わすタイムコードと、ショットNO.とが、テープ上の所定の領域に、例えば先頭領域にまとめて記録される。
【0046】
次に、サムネール画像とタイムコード情報の印刷過程について説明する。
【0047】
まず、ユーザーの早送り操作によりテープが巻き戻される。ユーザーが入力部7の“印刷”ボタン73を押下すると、主制御部2のシステム制御部21(以下、内部の構成は図3を参照)の入力処理部203がこれを検出してドライブユニット1を制御し、テープ3上の先頭領域が再生され、サムネール画像データと、各ショットのテープ上の開始位置を表わすタイムコードと、それぞれに対応したショットNO.がRAM43に読み込まれる。一方、主制御部2の印刷処理部24(以下、内部の構成は図9を参照)が起動され、その中の印刷条件設定部241が表示処理部25、出力回路14を介して表示部15に“サムネール一覧を印刷しますか?”のメッセージを表示する。ユーザーが“OK”ボタン75を押下すると印刷処理部24のデータ伸長部242により、JPEG圧縮されているサムネールデータが順次伸長され、元の縮小されたサムネール画像に復号される。
【0048】
このサムネール画像はY/Pr/Pb信号であるため、マトリクス変換部243によりプリンタ13に適したR,G,B信号に変換される。次に、ラスタライザ244によりR,G,B変換された画像データは、R,G,B毎にラスタ化された多階調(例えば64階調)のビットイメージデータとなり、続く色補正処理部245によりインクに対応した印刷用のY,M,C,Kの多階調ビットイメージデータに変換される。この多階調ビットイメージデータは各色毎に、ハーフトーン処理部246によりディザ法や誤差拡散法などにて2値化されたビットマップデータに変換される。ハーフトーン処理が終わると、データ送信部247により2値化されたビットマップデータとなったサムネール画像データは、キャラクタデータであるショットNO.及びタイムコード情報とともに所定の印字フォーマットに変換され、通信インタフェース部12を介してプリンタ13に送信され、プリンタ13により印刷用紙に印刷が行われる。
【0049】
なお、通信インタフェースとしては汎用のIEEE1394やUSBなどを使用することが出来る。
【0050】
図10に印刷例(サムネール一覧と称す)を示す。
【0051】
この例では、A4用紙1枚に30個のサムネール画像と、対応したショットNO.がその上に、またそれぞれのテープ上の開始位置を示すタイムコードが対応したサムネール画像の下に印刷されている。例えばショットNO.01は00:00:00(単位は、分:秒:フレーム)で始まり、04:59:29で終了、ショットNO.02は05:00:00で始まり、07:05:27で終了することを表わしている。
【0052】
次に入力フォームの印刷過程とスキップ再生データの入力及びスキップ再生過程について述べる。
【0053】
図1において、印刷処理部24はショットNO.を枠付きで、続けてその下に空欄枠を、ショットの順番に並べて印刷できるように印刷データを生成し、通信インタフェース12を介してプリンタ13に送信し、プリンタ13は図11に示すようなフォーマット(以下、入力フォームと称す)でプリント用紙に印刷する。
【0054】
ユーザーはこの印刷結果の入力フォームと前記のサムネール一覧を照合し、スキップ再生にあたってカットしたいショットや残したいショットの順番を直感的に判断することが出来る。その結果、例えばショットNO.03をカットし、ショットNO.01、02、05、04の順番に編集したいものとすると、図12のようにショットNO.03の空欄は未記入のままとし、ショットNO.01の空欄に“01”、ショットNO.02の空欄に“02”、ショットNO.05の空欄に“03”、ショットNO.04の空欄に“04”を、それぞれ手書きで記入する。
【0055】
次にユーザーは、記入済みの入力フォーム全体がほぼフル画面となるようにズーム機構を操作してカムコーダの静止画撮影機能を用いて静止画撮影を行う。
【0056】
撮影が終了すると、取り込まれだ静止画像としての入力フォームはバッファメモリ8に蓄積される。
【0057】
ユーザーが入力部の“スキップ再生”ボタン77を押下すると、主制御部2の編集処理部26が起動される。スキップ再生処理部28は図13に示すような機能で構成されており、スキップ再生データ入力部281により入力フォームの静止画データをバッファメモリ8から認識処理部27に送信すると、一旦処理を認識処理部27に引き継ぐ。
【0058】
認識処理部27は図14に示す機能で構成されている。
【0059】
まず、二値化部271にて二値化が行われ、続いて図形抽出部272にて図12におけるショットNO.枠(奇数行目)と、編集順序指定枠(偶数行目)とが抽出される。これらの枠は予め形状とサイズが決まっているので認識は容易である。
【0060】
次に、数字切り出し部273により上記の各枠内の数字の切り出しが行われる。これも予めサイズと桁数が決まっているので切り出しは容易である。
【0061】
切り出された数字は数字認識部274にて、不図示の特徴抽出や、いくつかの候補との比較が行われ、最後に前後関係などから認識決定部275により認識数字が決定される。
【0062】
なお、上記において数字はビデオカメラの解像度に対して十分大きいサイズで記述されているので高精度で検出することが可能であり、公知の技術を用いて上記の数字認識が可能である。
【0063】
以上の結果、ショットNO.と、ショットNO.から図8のテーブルを参照して得られたタイムコード情報と、スキップ再生順序とが認識されると、処理は再び主制御部2のスキップ再生処理部28に引き渡される。
【0064】
スキップ再生処理部28では、スキップ再生テーブル生成部282によりスキップ再生手順を示すスキップ再生テーブルが生成される。
【0065】
即ち、図15に示すように、選択ショット情報領域に選択されたショット番号が指定された順番に(01−02−05−04−21−22)、また、選択総ショット数領域に選択された総ショット数“6”が、システム上の所定の領域、例えば内蔵フラッシュメモリ11上の所定領域に追記されて行く。
【0066】
続いてスキップ再生制御部283が、作成されたスキップ再生テーブルを用いてシステム制御部21のドライブ制御部201、信号処理制御部202と連携して実際に画像データのスキップ再生を遂行する。
【0067】
次にその詳細を図16のフローチャートを用いて説明する。
【0068】
まず図15を参照して、選択された総ショット数“6”が再生ショットカウンタ206(システム制御部21内にある)にセットされ、また、選択された最初のショット“01”を再生すべく、図8を参照してショット“01”の開始タイムコード“00:00:00”がTstレジスタ207に、終了タイムコード“04:59:29”がTendレジスタ208(レジスタはいずれもシステム制御部21内にある)に、それぞれセットされる。
【0069】
次に、システム制御部21のドライブ制御部201はドライブユニット1を制御して磁気テープ3の駆動を開始し、タイムコード検出部209(システム制御部21内にある)にてサブコード領域に記録されている現在のタイムコード(Tcur)を検出する。
【0070】
TcurとTstが比較され、ドライブ制御部201はTcur>TstであればFast Reverse(高速巻き戻し)で、Tcur<TstであればFast Forward(高速送り)で、Tcur=Tstとなるまでテープ3を駆動する。
【0071】
Tcur=Tstになるとカムコーダを再生モードにし、Tcur=Tendになるまで再生を続ける。
【0072】
Tcur=Tendになると、カムコーダを一旦停止し、再生ショットカウンタ206を一つデクリメントし、二番目の選択ショット“02”を再生すべく、図8を参照してショット“02” の開始タイムコード“05:00:00”がレジスタTstに、終了タイムコード“07:05:27”がレジスタTendに、それぞれセットされ、上記と同様にしてショット“02”が再生される。
【0073】
同様の動作を繰り返し、再生ショットカウンタ206が0になるまで、即ちショット“22”のタイムコードTendまで(総ショット数は“6”)再生すると、スキップ再生は終了する。
【0074】
なお、スキップ再生テーブルは不揮発性のフラッシュメモリに保存されるため、一度電源を切った後再投入してからも、繰り返しスキップ再生をすることが可能であり、また一つの素材に対して複数の再生テーブルを作成しておき、好みの再生テーブルを選択してスキップ再生するようにすることももちろん可能である。
【0075】
本実施形態においては、印刷されたサムネール一覧と入力フォームを見比べ、入力フォームの空欄に単にスキップ再生順序を手書きで記入するだけ、という極めて簡単かつ直感的な操作で指示を行い、これを静止画撮影するだけで自動的にスキップ再生が行われるため、一般のユーザーでも極めて手軽にビデオ編集を行うことが可能である。
【0076】
また、カムコーダとプリンタだけで操作が行えるため、従来のようなPCを使うわずらわしさからユーザーを解放することが可能となる。
【0077】
(第2の実施形態)
図17は本発明の第2の実施形態に係わるディジタルカムコーダの構成を示すブロック図である。第1の実施形態と共通する部分には同じ番号を付与している。
【0078】
ブロック構成としてはDVDレコーダ17を制御するための外部機器制御部29と通信インタフェース部16が新たに導入されている。通信インタフェース16は、例えば標準化されているIEEE1394を使用してAV/Cコマンドプロトコルを利用してDVDレコーダ17を制御する。
【0079】
また、入力フォームの認識までの過程は第1の実施形態と同じであるため、第1の実施形態と異なる動作、即ちスキップ再生とDVDレコーダの連携制御について図18のフローチャートを用いて説明する。
【0080】
まず図15を参照して、選択された総ショット数“6”が再生ショットカウンタ206(システム制御部21内にある)にセットされ、また、選択された最初のショット“01”を再生すべく、図8を参照してショット“01”の開始タイムコード“00:00:00”がTstレジスタ207に、終了タイムコード“04:59:29”がTendレジスタ208(レジスタはいずれもシステム制御部21内にある)に、それぞれセットされる。
【0081】
次に、システム制御部21のドライブ制御部201はドライブユニット1を制御して磁気テープ3の駆動を開始し、タイムコード検出部209(システム制御部21内にある)にてサブコード領域に記録されている現在のタイムコード(Tcur)を検出する。
【0082】
TcurとTstが比較され、ドライブ制御部201はTcur>TstであればFast Reverse(高速巻き戻し)で、Tcur<TstであればFast Forward(高速送り)で、Tcur=Tstとなるまでテープ3を駆動する。
【0083】
Tcur=Tstになるとスキップ再生処理部28はカムコーダを一旦停止し、外部機器制御部29はDVDレコーダ17にAV/Cコマンドの“REC”コマンドを送出する。DVDレコーダ17で記録の準備が整ったことを確認すると、スキップ再生処理部28はTcur=Tendになるまでショット“01”の再生を続けると同時にDVDレコーダ17に記録される。
【0084】
Tcur=Tendになると、スキップ再生処理部28はカムコーダを一旦停止し、外部機器制御部29がDVDレコーダ17に“PAUSE”コマンドを送出して一時停止させた後、再生ショットカウンタ206を一つデクリメントし、二番目の選択ショット“02”を再生すべく、図8を参照してショット“02” の開始タイムコード“05:00:00”がTstレジスタ207に、終了タイムコード“07:05:27”がTendレジスタ208に、それぞれセットされ、上記と同様にしてショット“02”が再生されるとともに、DVDレコーダ17に記録される。
【0085】
同様の動作を繰り返し、再生ショットカウンタ206が0になるまで、即ちショット“22”のタイムコードTendまで(総ショット数は“6”)再生するとともに、DVDレコーダ17に記録されて終了する。
【0086】
本実施形態においては、印刷されたサムネール一覧と入力フォームを見比べ、入力フォームの空欄に単にスキップ再生順序を手書きで記入するだけ、という極めて簡単かつ直感的な操作で指示を行い、これを静止画撮影するだけで自動的にディスク型動画レコーダと連携して、操作が極めて簡単なビデオ編集が行えるため、一般のユーザーでも極めて手軽にビデオ編集を行うことが可能である。
【0087】
なお、上記実施形態ではサムネール一覧の中に、サムネール画像と共に、ショットNO.とタイムコードの両方を印字しているが、いずれか一方でも十分であることは上記の説明から明白である。
【0088】
また、サムネール一覧と入力フォームを別々に印刷したが、入力フォームにサムネール画像も付加して印刷して1枚に収めても良い。
【0089】
また、代表静止画として先頭フレームを用いたが、必ずしも先頭である必要はなく、画像認識手段を用いて検出した、ショットの中間の画像であっても良い。
【0090】
また、記録媒体上の開始位置または開始時間を表わす情報としてタイムコードを用いたが、その他の情報、例えば実時間(時計)であってもよい。
【0091】
また、数字認識を容易にするためにショットNO.を枠付きで印刷したが、認識側で工夫することによりこれを省くことも可能である。
【0092】
以上詳述したように、上記の実施形態によれば、録画開始から録画終了までの期間の動画(ショット)の内容を代表して表わす静止画(代表静止画)のサムネール画像と、各ショットの撮影順序を示す情報(ショット番号)と、各ショットの記録媒体上の開始位置または開始時間を表わす情報から成るインデックス情報を記録する記録手段と、少なくとも各ショットの代表静止画のサムネール画像とその近傍に配置された対応ショット番号から成る第1のフォーマットと、少なくとも各ショット番号と、所定の枠とを含む第2のフォーマットの、2つのフォーマット、または、該第2のフォーマットに各ショットの代表静止画のサムネール画像が付加されて成る第3のフォーマットにより、プリンタに印刷する印刷手段とを有し、第2又は第3のフォーマットで印刷された用紙上の所定の枠内に、指定した順序に従って再生(スキップ再生)するための順序情報を記入し(入力フォーム)、該入力フォームを自身(の画像記録再生装置)で撮影し、文字認識手段により認識された前記の順序情報に基づいて、通常再生機能と高速テープ搬送機能(早送り、早戻し等)を併用してスキップ再生することによって、テープ型媒体を用いたカムコーダに対して再生特のアクセス性を大幅に改善することが可能となる。
【0093】
また、通常再生機能と高速テープ搬送機能(早送り、早戻し等)に連動して外部記録装置を制御する手段を有し、通常再生部分の動画像を外部記録装置に記録することによって、アクセス性の悪いテープ型媒体を用いたカムコーダに対して、PCを必要とすることなく操作の極めて簡単で直感的なビデオ編集方法を提供することが可能となる。
【0094】
【他の実施形態】
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、単体の機器から成る装置に適用しても良いしLANなどのネットワークを介して処理が行われるシステムに適用しても良い。
【0095】
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テープ型媒体を用いたカムコーダにおいて再生特のアクセス性を改善することが可能となる。
【0099】
また、テープ型媒体を用いたカムコーダおいて、PCを必要とすることなく極めて簡単で直感的な操作でビデオ編集をできるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のカムコーダのブロック図である。
【図2】主制御部のブロック図である。
【図3】主制御部の中のシステム制御部の構成図である。
【図4】主制御部の中の動画制御部の構成図である。
【図5】主制御部の中の静止画制御部の構成図である。
【図6】撮像系処理回路のブロック図である。
【図7】空間フィルタの特性を示す図である。
【図8】フラッシュメモリの記録領域の模式図である。
【図9】主制御部の中の印刷処理部の構成図である。
【図10】サムネール画像(インデックスプリント)の印刷例を示す図である。
【図11】入力フォームの印刷例を示す図である。
【図12】入力フォームの記入例を示す図である。
【図13】スキップ再生処理部の構成図である。
【図14】主制御部の認識処理部の構成図である。
【図15】フラッシュメモリのスキップ再生テーブル領域の模式図である。
【図16】スキップ再生のフローチャートである。
【図17】第2の実施形態のカムコーダのブロック図である。
【図18】外部機器との連携編集のフローチャートである。

Claims (1)

  1. 動画像を撮影手段により撮影してテープ型記録媒体に記録すると共に、該テープ型記録媒体から動画像を再生する画像記録再生装置において、
    撮影した動画像と、該動画像の記録開始から記録終了までの期間の動画の内容を代表して表す静止画である代表画像と、前記動画像の撮影順序を表す撮影順序情報と、前記動画像の前記テープ型記録媒体への記録開始位置を表す記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体に記録する記録手段と、
    前記テープ型記録媒体に記録されている前記代表画像と、前記撮影順序情報と、前記記録開始位置情報とを前記テープ型記録媒体から読み出す読み出し手段と、
    該読み出し手段により読み出された前記代表画像と、前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つとを関連付けて印刷することにより第1の印刷物を作成すると共に、前記代表画像と前記撮影順序情報と前記記録開始位置情報の少なくとも1つと所定の枠とを印刷することにより第2の印刷物を作成する印刷手段と、
    前記所定の枠内に前記動画像の再生順序が記入された前記第2の印刷物を前記撮像手段で撮影し、撮影された前記第2の印刷物の画像情報に基づいて前記動画像を前記再生順序に従って再生する再生手段とを備えることを特徴とする画像記録再生装置。
JP2002303457A 2002-10-17 2002-10-17 画像記録再生装置 Withdrawn JP2004140603A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154097A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Toshiba Corp カメラ装置およびカメラ装置における再生制御方法

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