JP2004140527A - 番組記録装置及び記録番組管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】番組情報メディアから提供される電子番組表データに基づいて構成される番組表において、録画用メディアに録画した番組と録画していない番組とを容易に区別できるようにする。
【解決手段】録画用メディアに対して、放送される内容を録画しつつ、その録画内容に対応づけて、録画を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な録画IDを記録する録画・再生部13と、番組情報メディアから電子番組表データを取得する再生部12と、録画用メディアから録画IDを抽出するとともに、番組情報メディアから各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な番組IDを抽出するID抽出部23と、抽出した録画IDと番組IDとに基づいて、録画用メディアに録画されている録画内容と電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識するID比較部22とを番組録画装置1に備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送などで放送される番組を記録媒体に記録する番組記録装置、及び記録した番組を管理する記録番組管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン放送の番組をビデオデッキ(VCR)等の番組録画機器に録画することは、一般家庭においても日常的に行われている。番組を事前に録画予約する場合には、一般に、新聞や雑誌の番組欄を見て、ユーザの嗜好に沿って所望の番組を探し出すとともに、その番組の放送時間を確認し、VCRに対してチャンネル番号、放送年月日、録画開始時刻、録画終了時刻を設定するという手続を行うことになる。すなわち、VCRの表示部、あるいはVCRを接続したテレビジョン(TV)の画面に対し、VCRで記憶している日付、曜日、録画開始時刻、録画終了時刻、チャンネル番号等の予約リストを転送して表示させ、この予約リストにおける各項目データをユーザに入力させることで、所望の番組の録画予約を行っている。
【0003】
また、この予約操作を簡単にするために、新聞の番組欄やテレビ雑誌等に番組毎に掲載されている8桁以下のGコードと呼ばれる数字をリモートコントローラ等に入力し、VCR本体に転送することで、番組の録画予約を行う方法もある。
【0004】
ところで、上記のようにして録画予約を行う場合、ユーザは、所望の番組に関するチャンネル番号、放送年月日、録画開始時刻、録画終了時刻等の情報を、新聞や雑誌等で確認しながら個々に入力する、あるいはGコードの数値配列を入力するといった操作が必要になる。このため、入力操作のミスにより録画予約の内容が誤って設定されることがある。
【0005】
一方、最近では、ケーブルTVやデジタル衛星放送など、TV放送で提供される番組数が100チャンネルを越えることもよくある。チャンネル数が少ないときは、単に各チャンネルで放送されている内容を順次確認して所望の番組を選択すればよかったが、チャンネル数が多くなると、このような方法ではすべての番組を確認することが困難になる。
【0006】
そこで、このような不便さを補って番組の選択を先導するものとして、EPG(Electronic Program Guide)などの視聴ナビゲーションが提案されている。EPGとしては、番組情報をテキスト(Hyper Text Markup Language ;HTMLなど)で記述するものと、提供するマルチメディアの画面(MHEG−5及び拡張HTML)を記述するものとの、大きく分けて2通りの形態が提案されている。
このEPGは、映像データや音声データとあわせて放送電波に多重化されて送信される。そして、この放送電波の受信器であるデジタル放送に対応するTV側で、EPGのデータ部分を抽出し、解釈して、視聴ナビゲーション用の画面を表示する(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
そして、EPG等により提供される番組情報に基づき、番組のカテゴリやキーワードに沿って所望の番組を選択できるようにするとともに、選択された番組について番組情報に基づいて録画予約等をできるようにした技術もある(例えば、特許文献1又は2)。
【0008】
また、番組情報をDVD−RAM等の記録媒体に記録しておき、この番組情報に基づいて録画予約等をできるようにするとともに、実際に録画する際には、上記番組情報が記録された記録媒体中の「動画記録領域」に動画像を記録する技術が、特許文献3に開示されている。この技術では、記録媒体の「番組及びインデックス情報記録領域」に録画予約情報や、録画後のインデックス情報が記録されるようになっている。インデックス情報としては、番組情報や録画予約情報に基づいて記録される、録画した各番組の「番組タイトル」「種類」「録画日時」「録画開始位置」「録画時間」等が記録される。これにより、番組情報に基づいて作成される番組表から所望の番組を直接指定して録画予約を行い、その録画予約情報をインデックス情報記録領域に記録された指定番組の番組情報に対応させて管理でき、しかも、この録画予約情報にしたがって実際に番組が録画される際には、録画予約した番組の画像が動画記録領域に記録されるとともに、対応する番組情報に付加する形態で、上記インデックス情報を記録して管理できるようになっている。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−115646号公報(公開日2000年4月21日)
【0010】
【特許文献2】
特開平7−135621号公報(公開日1995年5月23日)
【0011】
【特許文献3】
特開平10−93905号公報(公開日1998年4月10日)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記EPGは、録画予約を正確かつ簡単に行うことを可能とするという点では優れた技術である。しかし、EPGでは、既に録画した番組と録画していない番組とを区別する、あるいは録画した番組についてその内容を素早く把握できるようにする、といったことはできなかった。
【0013】
すなわち、番組の録画に用いられつつある光ディスク等の記録媒体は高密度記録が可能なため、ユーザはこれまで以上に1つの記録媒体に対して多くの番組を録画しがちである。また、録画した番組を、他の番組の録画前に視聴し、削除することは稀である。その結果、1つの記録媒体に録画される番組数は大幅に増加することになる。このような状況は、例えば、1つの記録媒体に多数の番組をまとめ撮りしておいて、週末や長期休暇中に集中して視聴するという場合において生じやすい。
【0014】
このような状況においては、保存の必要性を判断する、視聴の優先順位をつける、あるいは連続ドラマであれば放送順を確認するなどのため、各番組の内容を把握する必要が生じ得る。内容把握を行う方法としては、従来、録画されている各番組内容の一部分を順次再生していくことにより、内容の把握・確認を行って、上記保存の必要性の判断等を行っていた。
【0015】
しかし、この方法では、録画されている番組内容の一部分を順次再生する必要があるため、内容の把握が迅速に行えないという問題がある。また、上述したように、多数の番組が録画されている場合には、内容の把握を行うだけで多くの時間を消費してしまうという問題があった。
【0016】
さらに、間もなく始まる番組を是非とも録画したいが、記録媒体の残容量が少なくこのままでは録画が行えないため、不要な番組を消去することにより記録可能な容量を回復させたいという状況が生じ得る。このような状況において、上記のように録画されている各番組内容の一部分を再生することにより内容の把握・確認を行って、保存の必要性を判断していたのでは、番組開始時刻に間に合わないといった不具合も生じ得る。
【0017】
一方、上記特許文献3に開示された技術では、番組情報とインデックス情報とをリンクさせることにより、表示する番組情報の一覧表に記録済のマークを付けたり、色を変えて画像出力したりすることによって、番組が録画済か否かを容易に判断できるようにすることが可能となっている。
【0018】
ところが、この技術では、番組情報が記録された記録媒体に動画像を記録することにより、番組情報とインデックス情報との関連付けを可能としているため、事前に番組情報が記録されている記録媒体に番組を録画しなければならないといった録画時の制約がある。そのため、事前に記録媒体に番組情報を記録しておかなければならないという不便さがあった。この場合、番組情報を記録することにより記録媒体の空き容量が減少し、実際に番組を記録できる容量が少なくなってしまうという問題も生じる。
【0019】
また、この技術では、録画予約情報に基づいてインデックス情報が記録媒体に記録されるようになっているため、録画予約をして録画しなければならないといった録画時の制約がある。つまり、録画予約をすることなく、番組視聴中にユーザが録画ボタンを押すことで録画を行った場合には、インデックス情報に基づく管理ができなくなってしまう。
【0020】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、録画時の上記のような制約を受けることなく、記録媒体に記録している番組とそうでない番組とを容易に識別できる番組記録装置や記録番組管理方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の番組記録装置は、放送される内容を記録媒体に記録するとともに、その記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得する電子番組表データ取得手段と、前記記録媒体から前記第1識別情報を抽出するとともに、前記取得した電子番組表データから、前記各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な前記各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、前記記録媒体に記録されている記録内容と、前記電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識する認識手段とを備えることを特徴としている。
【0022】
また、本発明の記録番組管理方法は、放送される内容を記録媒体に記録するとともに、その記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を前記記録媒体に記録するステップと、放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得するステップと、前記記録媒体から前記第1識別情報を抽出するとともに、前記取得した電子番組表データから、前記各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な前記各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出するステップと、前記抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、前記記録媒体に記録されている記録内容と、前記電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識するステップとを含むことを特徴としている。
【0023】
上記の構成又は方法では、第1識別情報と第2識別情報とに基づくことにより、既に記録媒体に記録した記録内容が、番組表を構成するための電子番組表データにおけるどの番組に対応しているのかを認識することができる。したがって、この認識結果を利用することにより、例えば、番組表において既に記録している番組とそうでない番組とを区別して表示するなどといったことが可能になる。
【0024】
ここで、第1識別情報は、記録内容に対応づけて記録媒体に記録されており、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能にする情報である。また、第2識別情報は、各番組に対応づけられており、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能にする情報である。したがって、第1識別情報と第2識別情報とを比較することにより、記録内容にどの番組が含まれているか、といったことを容易に判断することができる。
【0025】
このような第1識別情報と第2識別情報とに基づいて記録内容と番組との対応関係を認識することにより、第1識別情報及び記録内容が記録されている記録媒体には第2記録情報を含んだ電子番組表データが記録されていない場合でも、対応関係の認識が可能になる。つまり、記録内容を、第2識別情報を含んだ電子番組表データが予め記録された記録媒体に対して記録しなければならない、といった制約を排除することができるようになる。したがって、記録媒体に記録可能な容量が、第2識別情報を含む電子番組表データを記録することにより減少することも回避することができる。また、記録内容を記録した後で電子番組表データを取得して対応関係を認識するといったことも可能になる。
【0026】
また、第1識別情報及び記録内容が第2識別情報とは無関係に記録媒体に記録されている場合などにおいても、対応関係の認識が可能になる。つまり、第2識別情報に基づいて記録の予約などを行った上で記録しなければならない、といった制約を排除することができるようになる。
【0027】
なお、第1識別情報と第2識別情報とを比較する際には、記録内容の記録を行った時間帯と番組の放送時間帯とが完全に一致する場合のほか、これらの時間帯の一部が一致する場合にも、対応関係があるものと認識した方が好ましい場合もある。番組の放送時間帯と、記録を行った時間帯とが正確に一致していなくても、実質的には対応しているものとみなせることが多いからである。例えば、番組記録装置において時刻等の情報を発生する手段が誤差を含んだ情報を発生している、あるいは、コマーシャル等の時間を考慮して記録の開始や終了時刻を調整するといったことが想定されるからである。
【0028】
本発明の番組記録装置は、前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることが望ましい。
【0029】
また、本発明の記録番組管理方法は、前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施すステップを含むことが望ましい。
【0030】
上記の構成又は方法では、番組表を表示する際に、記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組を、他の番組とは異なる表示方法、つまり、視角上の差異が生じるような表示方法で表示することができる。これにより、表示された番組表を見たユーザは、記録媒体に記録した番組と、記録していない番組とを容易に判別できるようになる。
【0031】
なお、表示方法を異ならせるには、例えば、番組をセルごとに表示するスタイルの番組表において、セルの背景の色を異ならせる、セル内の番組名等の書体や色を異ならせる、特定のセルにハッチング等を付する、特定のセルを立体表示させるなどといった方法が考えられる。また、記録内容に対応する番組に対しては、電子番組表データに含まれるその番組に関連する情報を表示し、対応しない番組に対しては、そのような表示を行わないといった方法でもよい。
【0032】
また、番組表の表示スタイルとしては、新聞や雑誌等の表示形式にしたがったものが好ましい。これによると、単に番組をリスト表示する場合に比べ、違和感がなく、記録済であるかどうかも確認しやすい。
【0033】
本発明の番組記録装置は、前記電子番組表データに含まれ、かつ、前記各第2識別情報に対応づけられている付加情報に対して、ユーザの入力した条件のもとで検索を行って、特定の第2識別情報を選択する検索手段と、前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識され、かつ、前記選択された特定の第2識別情報に対応する番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることが望ましい。
【0034】
上記の構成では、番組表を表示する際に、記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識され、かつ、ユーザの入力した条件に適合する番組を、他の番組とは異なる表示方法で表示することができる。これにより、表示された番組表を見たユーザは、記録媒体に記録した番組の中で、ユーザの入力した条件に適合する番組を容易に探し当てることができるようになる。
【0035】
なお、上記「他の番組」には、記録媒体に記録されているがユーザの入力した条件に適合しない番組、及び記録媒体に記録されていない番組が含まれる。これらを同じ表示方法で表示してもよく、互いに異なる表示方法で表示してもよい。
【0036】
本発明の番組記録装置は、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組に関する付加情報を、前記電子番組表データから取得する情報取得手段を備えることが望ましい。
【0037】
上記の構成では、記録媒体に記録された記録内容についての付加情報を取得することができ、これを表示するなどすることにより、ユーザは、記録内容に関する付加情報を得ることができる。したがって、記録内容を実際に再生することなく、付加情報に基づいて記録内容が必要かどうかを判断し、不要な記録内容を消去するといったことを簡単に行うことができるようになる。付加情報としては、番組の概略内容や、出演者の詳細情報、番組の1シーン等が考えられる。
【0038】
本発明の番組記録装置は、前記記録手段は、前記取得した付加情報を前記記録媒体に記録することが望ましい。
【0039】
上記の構成では、記録媒体に付加情報を記録しておくことにより、後に電子番組表データを取得できないような状況においても、付加情報を記録媒体から取得して用いることができるようになる。
【0040】
本発明の番組記録装置は、前記記録手段により、放送される複数の番組にまたがって前記記録媒体への記録が行われた場合に、当該記録内容に対応づけられた第1識別情報と、前記電子番組表データから抽出された第2識別情報とに基づいて、当該記録内容を分割し、分割された各記録内容に対して新たに第1識別情報を付与する番組分割手段を備えることが望ましい。
【0041】
上記の構成では、放送される複数の番組を連続して記録したような場合に、各番組の放送時間帯を特定可能な第2識別情報に基づいて、記録内容を各番組ごとに分割し、改めて第1識別情報を付与することができる。したがって、改めて付与した第1識別情報に基づいて各番組の頭出し等を容易に行うことができるようになる。
【0042】
本発明の番組記録装置は、前記電子番組表データには、番組が再放送番組である場合に、その再放送番組の前記第2識別情報に対応づけて、その再放送番組と同一内容で以前に放送された前回放送番組の第2識別情報が含まれており、前記再放送番組の第2識別情報と、前記前回放送番組の第2識別情報とに基づいて、前記第1識別情報に対応する記録内容に前回放送番組の未記録部分があった場合に、その未記録部分を記録するように前記記録手段を制御する記録制御手段を備えることが望ましい。
【0043】
上記の構成では、放送された番組(前回放送番組)の一部を記録し損ねたような場合に、後に同一内容の番組(再放送番組)が放送されたときに記録し損ねた部分(未記録部分)を補うように記録することができる。すなわち、再放送番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な再放送番組の第2識別情報と、前回放送番組が放送された時間帯及びチャンネルを特定可能な前回放送番組の第2識別情報と、記録内容の記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報とに基づくことにより、未記録部分を認識してその部分を記録することが可能になる。
【0044】
本発明の番組記録装置は、ユーザを識別する識別手段と、前記記録媒体又はその記録媒体に記録された記録内容が、前記識別手段により識別されたユーザが利用できるものであるか否かを判別する認証手段とを備えることが望ましい。
【0045】
上記の構成では、ユーザごとに記録媒体や記録内容を管理することができ、他のユーザが誤って記録媒体への記録を行ったり、記録内容を削除してしまったりすることを防止することができる。また、他のユーザには記録内容を再生できないようにすることもできる。
【0046】
【発明の実施の形態】
本実施形態の番組録画装置1の構成について説明する。図1に番組録画装置1のブロック構成を、図2に番組録画装置1の外観を示す。
【0047】
図2に示すように、番組録画装置1は、本体2及びリモコン3から構成されている。ここで、本体2は、各種表示を行う表示窓2a、リモコン3からの信号を受信する受信窓2b、録画開始ボタン2c、停止ボタン2d、光ディスク等の記録媒体を挿入するための第1及び第2挿入口2e・2f等を備えている。
【0048】
また、リモコン3は、ユーザによる各種入力に基づく入力信号を、赤外線などによって本体2に送信するためのものである。リモコン3には、選択ボタン3a、録画開始ボタン3b、停止ボタン3c、テンキー3d等を備えている。
【0049】
番組録画装置1のブロック構成は図1のようになる。番組録画装置1は、番組録画装置1の各種制御や処理を行う制御部11、第1挿入口2eに挿入される記録媒体に記録されている映像情報や番組情報などを再生する再生部12、第2挿入口2fに挿入される記録媒体に番組を録画し、また録画した番組を再生するための録画・再生部13、現在の時刻や日付等を示す日時情報を生成する日時情報生成部14、制御部11における各種制御や処理に用いられる情報を記憶するためのメモリ15、選択されたチャンネルのテレビジョン放送を受信するための放送受信部16、ユーザによる各種入力を受け付ける入力部17、各種表示や再生部12及び録画・再生部13で再生した映像の表示を行う表示部18等を備えている。
【0050】
なお、図2に示したリモコン3、受信窓2b、録画開始ボタン2c、及び停止ボタン2dは入力部17に含まれている。図2に示すリモコン3以外の構成は、本体2に備えられている。
【0051】
また、ここでは表示部18として、本体2に接続されたテレビジョン(図示せず)の画面に表示を行うための表示データを、テレビジョンに対して出力するための構成を想定するが、本体2の表示窓2aに表示を行うものであってもよい。
【0052】
再生部12は、多数のチャンネルで一定期間内に放送される番組の番組表を構成するために、放送関係の情報提供業者などによって予め作成された電子番組表データが記録された記録媒体(番組情報メディア)を主に再生するものである。
【0053】
また、録画・再生部13は、放送される番組を録画できる記録媒体(録画用メディア)に対して、放送受信部16で受信した番組を録画し、また、録画した録画内容を再生するものである。
【0054】
制御部11は、再生部12で再生された電子番組表データを用いた各種処理を行う番組情報処理部21、電子番組表データに基づく番組表を表示するための表示データを生成する表示画面生成部25、放送受信部16によって受信するチャンネルを制御するチャンネル制御部27、録画用メディアへの録画や録画用メディアからの再生の各種処理を行う録画・再生処理部26、番組情報メディア及び録画用メディアにそれぞれ含まれている番組ID及び録画IDに関する各種処理を行うID比較部22、ID抽出部23、及びID生成部24を含んでいる。
【0055】
再生部12によって番組情報メディアから読み出される電子番組表データに含まれる番組情報のフォーマットの例を図3に示す。この番組情報の集合を含んで電子番組表データが構成されている。
【0056】
番組情報は、各番組に対応したものであり、従来の新聞や雑誌の番組欄等に表示されているチャンネル及び放送時間帯を特定できる情報である番組IDを含んでいる。番組IDは、放送時間帯が、2002年6月20日18:00から18:54であり、放送チャンネルが2チャンネルの番組を想定した場合、例えば、これらの数字を並べて構成される「02062018001854002」等の数字列として与えられる。なお、放送チャンネルは、地上波放送や衛星放送、CATV等において、例えば放送局ごとに割り当てられているチャンネルを意味する。また、番組情報は、番組に関する情報としての付加情報1から3を含んでいる。付加情報1は番組名や出演者の情報を、付加情報2は番組内容やジャンル、キーワード等の情報を、付加情報3は番組の1シーン(静止画又は動画)を含んでいる。
【0057】
なお、ここでは放送チャンネルの番号として、例えば2チャンネルに対しては「002」を対応させているが、これに地域を区別するための数字を追加するようにしてもよい。例えば、関西で放送される番組に対しては「06」を追加して「06002」とし、関東で放送される番組に対しては「03」を追加して「03002」としてもよい。これにより、受信地域ごとに放送チャンネルが異なる場合にも、正確に番組を特定することができるようになる。
【0058】
この番組情報は、再生部12によって番組情報メディアから再生され、番組情報処理部21によってその内容が認識される。そして、番組情報処理部21によって認識された内容に基づいて、表示画面生成部25によって図4に示すような番組表31の表示画面が構成され、表示部18によって表示される。なお、図4には、約1日分の番組表を図示しているが、例えば画面をスクロールするなどの方法により、1週間分や1ヶ月分など、より長期間の番組表を表示できることが望ましい。
【0059】
番組表31に表示される情報としては、番組IDから得られるチャンネルや放送時間帯の他、付加情報1の情報である番組名32や出演者33がある。各番組の情報は、番組表31において放送時間帯や放送チャンネルによって区切られる番組セル35内に表示される。
【0060】
番組情報にその他の付加情報が含まれている場合には、その付加情報に相当するアイコン34も番組セル35内に表示される。そして、ユーザが、番組表31上に表示されている選択用カーソル36をリモコン3の選択ボタン3a(図2参照)により操作して、特定のアイコン34を選択することで、図5に示すように、付加情報用画面37に付加情報が表示される。なお、図4及び図5では、アイコン34を「▲1▼、▲2▼、▲3▼」のように簡単に図示しているが、アイコン34は番組情報に対応したデザインのものであってもよい。
【0061】
番組録画装置1では、この番組表31を用いて録画予約を行うことができるようになっている。すなわち、ユーザがリモコン3の選択ボタン3aにより選択用カーソル36を操作し、録画したい番組の番組名32を選択することで、録画予約することができるようになっている。このとき、番組情報処理部21は、番組IDに基づく放送開始時刻、放送終了時刻及び放送チャンネルを録画・再生処理部26に設定する。これにより、録画・再生処理部26は、放送開始時刻になると、放送受信部16で受信するチャンネルを録画予約で設定されたチャンネルに設定するとともに、録画・再生部13による録画を開始させる。そして、放送終了時刻になると、録画・再生部13による録画を停止させる。
【0062】
これにより、従来のように、新聞や雑誌の番組欄から番組名を選択し、放送開始時刻を入力する、あるいはGコードを入力するといった煩雑な操作をすることなく、録画予約を容易に行うことができるようになる。
【0063】
番組録画装置1では、録画・再生部13で録画用メディアに録画を行うと、ID生成部24によりその一連の録画内容(録画開始から録画終了までの一連の録画内容)に対して1つの録画IDを付与し、この録画IDを録画・再生処理部26が録画内容と対応付けて記録するようになっている。録画内容及び録画IDのフォーマットの例を図6に示す。録画IDは、録画時間帯が、2002年6月20日18:00から18:54であり、録画チャンネルが2チャンネルを想定した場合、例えば、これらの数字を並べて構成される「02062018001854002」等の数字列として与えられる。このように、録画IDは、番組情報の番組IDと同様の形式で定められる数字列であり、録画IDと番組IDとを比較することによって、録画した内容と番組情報との一致、不一致等を判別できるようになっている。
【0064】
次に、番組録画装置1の処理動作について説明する。まず、番組録画装置1の全体的な処理動作について図7に基づいて説明する。番組録画装置1に電源が投入されることで、ステップS1に移行する(以下では、「ステップ」を省略して単に「S1」等と記す)。S1では、再生部12に記録媒体が挿入されているかどうかを判断する。挿入されている場合、その記録媒体が番組情報メディアであるかどうかをさらに判断する(S2)。番組情報メディアであれば、S3に移行し、番組情報処理部21が番組情報を抽出し、表示画面生成部25が番組表の表示画面を作成して表示部18により表示を行う。そして、録画・再生部13に録画用メディアが挿入されているかどうかを判断する(S4)。ここで、録画・再生部13にも録画用メディアが挿入されており、その録画用メディアに録画内容が含まれていて番組情報メディアとのリンクが可能である場合(S5)、後述する記録媒体間のリンクを行う動作(記録媒体間リンクルーチン、図8参照)に移行する(S6)。録画用メディアに録画内容が含まれておらず番組情報メディアとのリンクが不可能である場合(S5)、後述する番組録画ルーチン(図10参照)に移行して番組を録画できるようにする(S11)。
【0065】
また、再生部12及び録画・再生部13の何れにも記録媒体が挿入されていない場合は、記録媒体が挿入されていないことをユーザに通知する(S7,S12)。この通知の方法としては、表示部18において、記録媒体が挿入されていないことを示すエラーメッセージを表示する、あるいは、本体2の所定箇所に設けた警告ランプを点灯又は消灯する、といった方法が考えられる。
【0066】
再生部12には番組情報メディアが挿入されておらず、録画・再生部13には録画用メディアが挿入されている場合には(S7)、後述する番組録画ルーチン(図10参照)に移行して番組を録画できるようにする(S8)。
【0067】
また、再生部12に挿入されている記録媒体が、番組情報メディアではなく、映像情報を記録した記録媒体(DVD−video等)であれば、再生モードに移行し、再生部12により映像情報の再生を開始するとともに、番組録画装置1に接続されたテレビジョン(図示せず)に対して映像情報を出力する(S9,S10)。
【0068】
上記記録媒体間リンクルーチンのフローチャートを図8に示す。このルーチンでは、再生部12の番組情報メディアと、録画・再生部13の録画用メディアとの間で記録媒体間の情報をリンクさせる。
【0069】
再生部12の番組情報メディアから読み出される番組情報には、図3で説明したように番組を識別するための番組IDが与えられている。また、録画・再生部13の録画用メディアには、図6で説明したように録画内容に対応付けられた録画IDが記録されている。この番組IDと録画IDとを比較することで、録画・再生部13が録画した録画内容と、番組情報メディアの番組情報とをリンクさせる、つまり、録画・再生部13が録画した録画内容と、番組表中の番組との対応関係を認識することができる。
【0070】
処理動作としては、まず、ID抽出部23が、番組情報処理部21の取得した番組情報から番組IDを抽出し、メモリ15に記録しておく(S21)。続いて、ID抽出部23が、録画・再生部13の録画用メディアに記録されている録画IDを抽出し、メモリ15に記録する(S22)。
【0071】
番組ID及び録画IDの抽出が完了すると、ID比較部22が番組IDと録画IDとの比較を行う(S23)。ここで、例えば、録画・再生部13の録画用メディアに2002年6月20日18:30から18:50まで2チャンネルの放送が録画されていた場合には、録画IDとして「02062018301850002」が含まれていることになる。一方、番組情報メディアの番組情報として、2002年6月20日18:00から18:54までの2チャンネルの番組が存在したとすると、その番組IDは、「02062018001854002」となる。
【0072】
ID比較部22は、これらを比較し、録画IDのチャンネル番号と番組IDのチャンネル番号とが一致し、かつ、録画IDの時間帯が番組IDの時間帯と一部重複する場合に、録画IDに対応する録画内容と、番組IDに対応する番組情報とをリンクさせる。このように、録画内容と番組情報との間のリンクは、録画IDと番組IDとが完全に一致する場合のみならず、録画ID及び番組IDのチャンネル番号が一致し、かつ、時間帯が一部重複している場合にも成立するようにすることが望ましい。番組の放送時間帯と、録画時間帯とが正確に一致していなくても、実質的には対応しているものとみなせることが多いからである。例えば、録画IDを生成する際に参照する日時情報生成部14からの時刻に関する情報が誤差を含んでいる、あるいは、コマーシャル等の時間を考慮して録画の開始や終了時刻を調整するといったことが想定されるからである。
【0073】
なお、録画ID及び番組IDは、通常それぞれ複数記録されているため、記録されている全ての録画IDと番組IDとの組み合わせについてS23の比較を行う。このようにして全ての組み合わせについて比較を行い、リンクが完了すると、ID比較部22は、そのリンク結果、つまり録画IDと番組IDとの対応関係をメモリ15に保存する。
【0074】
そして、番組表作成手段としての表示画面生成部25が、番組情報処理部21の取得した電子番組表データに基づいた番組表を表示するための表示データを生成しつつ、メモリ15に保存されたリンク結果に基づいて、リンクが成立した番組情報の番組が他の番組とは異なる表示方法で表示されるように表示データに編集を施す(S24)。
【0075】
番組を異なる表示方法で表示するためには、番組表において、対象となる番組名を他の番組の番組名と異なる文字色で表示する、対象となる番組の番組セルを他の番組の番組セルと異なる背景色にする、対象となる番組の番組セルにハッチングを付す、対象となる番組の番組セルを立体表示させる、対象となる番組に対してのみ番組名等の付加情報を表示するなどといった方法が考えられる。そして、編集した番組表を表示部18が表示する(S25)。
【0076】
表示部18によって表示される番組表は、例えば図9のようになる。図9では、リンクが成立した番組情報の番組セルに斜線を付している。これにより、ユーザは、リンクが成立した番組、つまり、既に録画した番組を他の番組から一目で区別できるようになる。
【0077】
このように、記録媒体間でリンクが成立すると、このリンクを用いて、録画・再生部13側の記録媒体に録画された番組の番組名や出演者、番組内容等の付加情報を、再生部12側の番組情報メディアから、情報取得手段としての番組情報処理部21により読み出すことができる(S26)。このため、ユーザは、録画した番組に関する情報を容易に入手できる。したがって、録画・再生部13の録画用メディアに複数の番組を録画した場合でも、リンクが成立している番組情報を用いることで、録画した番組の一部を再生せずとも番組内容を把握することができる。そして、把握した番組内容に基づいて、再生したい番組を再生したり、不要な番組を削除したりすることを容易に行うことができる。なお、番組の再生や削除は、リンクが成立した番組を選択用カーソル36で選択することにより行うことができるようになっている。
【0078】
なお、上記では、リンクが成立した番組情報の番組が他の番組とは異なる表示方法で表示されるようにしているが、リンクが成立した番組情報の番組であり、かつ、検索によって図3の付加情報1から3が所定の条件に適合する番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるようにしてもよい。そのためには、電子番組表データに含まれ、かつ、各番組IDに対応づけられている付加情報1から3に対して、ユーザの入力した条件のもとで検索を行って、特定の番組IDを選択する検索手段として番組情報処理部21を機能させ、番組表作成手段としての表示画面生成部25により、番組情報処理部21の取得した電子番組表データに基づいた番組表を表示するための表示データを生成しつつ、ID比較部22により録画用メディアに録画されている録画内容に対応すると認識され、かつ、番組情報処理部21により上記のように選択された特定の番組IDに対応する番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように表示データに編集を施すようになっておればよい。
【0079】
これにより、表示された番組表を見たユーザは、録画用メディアに録画した番組の中で、ユーザの入力した条件に適合する番組を容易に探し当てることができるようになる。なお、録画用メディアに録画されているがユーザの入力した条件に適合しない番組、及び録画用メディアに録画されていない番組は、同じ表示方法で表示してもよく、互いに異なる表示方法で表示してもよい。
【0080】
また、録画・再生処理部26は、リンクが成立した番組について番組情報処理部21により読み出した付加情報を、録画内容に対応づけて録画用メディアに記録するようにしてもよい。これにより、後に電子番組表データを取得できないような状況においても、付加情報を録画用メディアから読み出して用いることができるようになる。
【0081】
S23においてリンクが成立しない録画用メディアについて、リンクを用いたS26の処理を行うことはできないが(S27)、この録画用メディアに新たに番組の録画を行った場合には、その録画内容に対して録画IDが付与されるため、その後はリンクが成立することとなり、リンクを用いたS26の処理を行うことが可能になる。
【0082】
次に、番組録画装置1による録画の処理について説明する。録画を行う際には、図10に示すように、本体2の録画開始ボタン2c又はリモコン3の録画開始ボタン3b(図2参照、以下、単に「録画開始ボタン」と記す。)による録画、表示部18で表示する番組表に基づく予約録画、キーワード検索による予約録画の何れであるかを判別し(S31,S32,S33)、それぞれに該当するルーチンへ移行する(S34,S35,S36)。
【0083】
それぞれの録画ルーチンについて説明する前に、各録画ルーチンにおいて共通の録画ルーチンについて図11のフローチャートに基づいて説明する。録画動作を開始する際には、まず、録画開始時刻をID生成部24が日時情報生成部14から取得してメモリ15に記録する(S41)。そして、録画・再生処理部26が録画・再生部13による番組録画を開始し、録画用メディアへの録画を始める(S42)。番組録画中に本体2の停止ボタン2d又はリモコン3の停止ボタン3c(図2参照、以下、単に「停止ボタン」と記す。)が押された場合や、録画予約で設定された放送終了時間になった場合には、録画・再生処理部26が録画・再生部13による番組録画を終了し(S43)、録画終了時刻をID生成部24が日時情報生成部14から取得してメモリ15に記録する(S44)。そして、ID生成部24は、日時情報生成部14から現在の日付を取得するとともに、チャンネル制御部27から録画したチャンネルを取得し、これらと、メモリ15に記録された録画開始時刻及び録画終了時刻とに基づいて録画IDを作成し、作成した録画IDを録画内容と対応づけて録画用メディアに記録する(S45)。
【0084】
次に、図10に示したそれぞれの録画ルーチンについて以下に説明する。まず、録画開始ボタンによる録画ルーチン(図10のS34)について図12のフローチャートに基づいて説明する。このルーチンでは、録画開始ボタンが押されたかどうかを判断し(S51)、録画開始ボタンが押されると、上記図11の録画ルーチンに移行する(S52)。
【0085】
このように、録画開始ボタンを用いて手動で録画が行われた場合でも、その録画内容には録画IDが付与されて録画用メディアに記録されることになるため、後に、再生部12の番組情報メディアとのリンクが可能になり、その番組に関連する情報を入手することなどができるようになる。
【0086】
次に、番組表による録画ルーチン(図10のS35)について図13のフローチャートに基づいて説明する。このルーチンは、再生部12で再生された番組情報をもとにして表示画面生成部25で作成され、表示部18が表示した図4の番組表31に基づいて、番組表31内の番組名32などを選択することで録画予約を行うものである。
【0087】
このルーチンでは、まず、ユーザがリモコン3の選択ボタン3a(図2参照)により選択用カーソル36を操作して、番組表31内の番組名32を選択したかどうかを判断し(S61)、番組名32が選択されると、再生部12の番組情報メディアで再生され、番組情報処理部21が取得した番組情報のうち、選択された番組に対応する番組情報に基づいて、録画・再生処理部26が録画予約を行う(S62)。具体的には、選択された番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻、放送チャンネル等を、録画予約情報としてメモリ15に記録する。
【0088】
その後、録画・再生処理部26が、メモリ15に記録した録画予約情報と、日時情報生成部14の生成する日時情報とに基づいて、録画予約された番組の放送開始年月日の放送開始時刻になるのを待って(S63)、上記図11の録画ルーチンに移行する(S64)。録画ルーチン終了後、録画・再生処理部26は、録画予約中の番組が他にあるかどうかを判断し(S65)、ある場合にはS63に移行する。
【0089】
このルーチンにおいても、録画内容に録画IDが付与されて録画用メディアに記録されることになるため、後に、再生部12の番組情報メディアとのリンクが可能になり、その番組に関連する情報を入手することなどができるようになる。
【0090】
次に、キーワード検索による録画ルーチン(図10のS36)について図14のフローチャートに基づいて説明する。このルーチンは、ユーザが入力するキーワードをもとにして、再生部12の番組情報メディアに含まれている番組情報に対して検索を行い、検索結果に基づいて録画する番組をピックアップし、その番組を録画予約するものである。
【0091】
このルーチンでは、ユーザがリモコン3の選択ボタン3a(図2参照)により選択用カーソル36を操作して、「検索メニューボタン」(図示せず)を押すことにより、表示画面生成部25及び表示部18により図15のような検索メニュー画面が表示される。この検索メニュー画面において、ユーザは、「出演者の名前」、「番組内容」、「ジャンル」等のキーワードを、リモコン3のテンキー3d(文字入力可能なもの)により入力する。
【0092】
番組情報処理部21は、上記のようにしてキーワードが入力され、検索実行ボタンが押されたかどうかを判断し(S71)、検索実行ボタンが押されると、入力されたキーワードに基づいて、再生部12の番組情報メディアから取得した番組情報に対して検索を行い(S72)、検索結果を表示する(S73)。検索結果は、図16のような検索結果一覧画面として表示される。この検索結果一覧画面からは、表示された全ての番組の録画予約を行う、表示された番組の中から選択した一部の番組について録画予約を行う、あるいは、表示された番組に対してさらに絞込み検索を行うことが可能となっている。番組情報処理部21は、これらの何れが選択されたかを判断し(S74〜S77)、それぞれの方法での番組の選択を可能とする。
【0093】
このようにして番組が選択されると、再生部12の番組情報メディアで再生され、番組情報処理部21が取得した番組情報のうち、選択された番組に対応する番組情報に基づいて、録画・再生処理部26が録画予約を行う(S78)。なお、S78からS81は、図13で説明したS62からS65と同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0094】
このルーチンにおいても、録画内容に録画IDが付与されて録画用メディアに記録されることになるため、後に、再生部12の番組情報メディアとのリンクが可能になり、その番組に関連する情報を入手することなどができるようになる。
【0095】
このルーチンにおいては、検索結果に基づいて選択された番組の合計の録画時間が、録画用メディアの空き容量を越えるような場合には、その旨の警告を表示するとともに、図16の検索結果一覧画面において、録画時間の長い順や録画曜日順にリストを表示するようにしてもよい。このリストにおいて、番組情報に基づいて各番組に関連する情報を確認し、その情報に基づいてユーザが不要と判断した番組について、選択を解除できるようになっていてもよい。また、キーワード検索の後、録画したい番組を番組表からさらに追加できるようになっていてもよい。
【0096】
なお、上記番組表による録画ルーチン及びキーワード検索による録画ルーチンでは、録画予約における録画予約情報をメモリ15に記録するようにしているが、これ以外に、録画・再生部13の録画用メディアに記録するようにしてもよい。これによると、録画用メディアを録画・再生部13から一旦取り出した場合に、再度挿入された時点で、その録画予約情報を読み出し、引き続き録画予約することも可能になる。また、録画用メディアを取り出している期間に放送開始時刻が過ぎた場合については、録画されていない情報を表示部18を用いて、ユーザに知らせることも可能である。
【0097】
このように、番組録画装置1では、再生部1の番組情報を記録された番組情報メディアと、録画・再生部13で番組が録画された録画用メディアとの間で録画日時等が一致している場合には、録画用メディアに録画された番組に関連する情報を、再生部12の番組情報メディアから入手することができる。これにより、番組情報に含まれる情報を参照しながら、録画用メディアに録画した番組の中から不要な番組を削除することが可能となる。また、この番組情報を用いることで、多チャンネルにて提供さえる膨大、多様化した番組の中から、所望の番組について容易に録画予約を行うことが可能となる。
【0098】
なお、上記の説明では、番組情報処理部21が番組情報を取得する際は、常に再生部12の番組情報メディアから取得するものとしているが、番組を録画する際に、番組情報処理部21が取得した番組情報を録画・再生部13の録画用メディアに記録するようにしてもよい。この場合、再生時に再生部12に番組情報メディアが挿入されてなくても、番組情報を入手することができる。このとき、番組を録画する際に、ユーザの設定により、必要な番組情報のみを録画・再生部13の録画用メディアに記録するようにしておくことで、必要最小限の情報のみを録画用メディアに記録することができ、録画用メディア内の録画可能時間の減少を緩和することができる。
【0099】
以上のように、番組録画装置1(番組記録装置)は、放送される内容を録画用メディア(記録媒体)に記録するとともに、その録画内容(記録内容)に対応づけて、その録画(記録)を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な録画ID(第1識別情報)を録画用メディアに記録する記録手段としての録画・再生部13及び録画・再生処理部26と、放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得する電子番組表データ取得手段としての再生部12及び番組情報処理部21と、録画用メディアから録画IDを抽出するとともに、取得した電子番組表データから、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な各番組に対応づけられた番組ID(第2識別情報)を抽出する識別情報抽出手段としてのID抽出部23と、抽出した録画IDと番組IDとに基づいて、録画用メディアに記録されている録画内容と、電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識する認識手段としてのID比較部22とを備えるものである。
【0100】
この番組録画装置1では、録画IDと番組IDとに基づくことにより、既に録画用メディアに録画した録画内容が、番組表におけるどの番組に対応しているのかを認識することができる。したがって、この認識結果を利用することにより、例えば、番組表において既に録画している番組とそうでない番組とを区別して表示するなどといったことが可能になる。
【0101】
ここで、録画IDは、録画内容に対応づけて録画用メディアに記録されており、その録画を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な情報である。また、番組IDは、各番組に対応づけられており、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な情報である。したがって、録画IDと番組IDとを比較することにより、録画内容にどの番組が含まれているか、といったことを容易に判断することができる。
【0102】
このような録画IDと番組IDとに基づいて録画内容と番組との対応関係を認識することにより、録画ID及び録画内容が記録されている録画用メディアには番組IDを含んだ電子番組表データが記録されていない場合でも、対応関係の認識が可能になる。つまり、録画内容を、番組IDを含んだ電子番組表データが予め記録された番組情報メディアに対して記録しなければならない、といった制約を排除することができるようになる。したがって、記録媒体に録画可能な容量が、電子番組表データを記録することにより減少することも回避することができる。また、録画内容を録画した後で電子番組表データを取得して対応関係を認識するといったことも可能になる。
【0103】
また、録画ID及び録画内容が番組IDとは無関係に録画用メディアに記録されている場合などにおいても、対応関係の認識が可能になる。つまり、番組IDに基づいて録画予約などを行った上で録画しなければならない、といった制約を排除することができるようになる。
【0104】
なお、本発明は、記録番組管理方法として捉えることもできる。この記録番組管理方法は、放送される内容を録画用メディアに記録するとともに、その録画内容に対応づけて、その録画を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な録画IDを録画用メディアに記録するステップと、放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得するステップと、録画用メディアから録画IDを抽出するとともに、取得した電子番組表データから、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な各番組に対応づけられた番組IDを抽出するステップと、抽出した録画IDと番組IDとに基づいて、録画用メディアに記録されている録画内容と、電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識するステップとを含むものである。
【0105】
次に、番組録画装置1が行うことのできる他の処理について説明する。まず、連続して録画した録画内容を、番組ごとに分割する処理について説明する。例えば、録画開始ボタンによる録画ルーチン(図12参照)では、図17に示すように、番組ごとに区分せずに複数の番組を連続して録画することがある。図17は、20:00から21:54まで連続して4チャンネルが録画された場合を示している。図17において破線で区分した領域は、録画時間帯中に含まれるA〜C番組の複数の番組の内容に相当する。
【0106】
図17の内容が録画された録画用メディアと、番組情報メディアとの間で図8のリンクルーチンが行われることにより、ID比較部22によって録画用メディアの録画IDと、番組情報メディアの番組IDとが比較され、A〜C番組が録画用メディアの録画内容に含まれていることを認識することができる。すなわち、録画内容は20:00から21:54までであり、A番組の放送時間帯が20:00から20:54まで、B番組の放送時間帯が20:54から21:00まで、C番組の放送時間帯が21:00から21:54までであることを認識することができる。
【0107】
この情報をもとにして、録画・再生処理部26は、一連の録画内容を番組ごとに分割し、各番組に対応する録画内容ごとに録画IDを付与し、この録画IDを各録画内容に対応づけて録画・再生部13により録画用メディアに記録する。その結果、録画用メディアの録画内容は、図18のようになる。
【0108】
このように、番組情報に基づいて録画内容を各番組に分割して録画IDを付与することで、録画内容を再生する際には、この録画IDから得られる情報をもとに、B番組やC番組から視聴を開始することができるようになる。これにより、複数の番組を連続して録画した場合に、いちいち開始時刻を検索することなく頭出しをすることができるようになる。また、録画内容を番組ごとに分割しておくことにより、不要な番組のみの削除を容易に行うことができるようになる。
【0109】
このように、番組録画装置1は、放送される複数の番組にまたがって録画用メディアへの録画が行われた場合に、この録画内容に対応づけられた録画IDと、電子番組表データから抽出された番組IDとに基づいて、この録画内容を分割し、分割された各録画内容に対して新たに録画IDを付与する番組分割手段としてのID比較部22及び録画・再生処理部26を備えることが望ましい。
【0110】
これにより、放送される複数の番組を連続して録画したような場合に、各番組の放送時間帯を特定可能な番組IDに基づいて、録画内容を各番組に分割し、改めて録画IDを付与することができる。したがって、改めて付与した録画IDに基づいて各番組の頭出し等を容易に行うことができるようになる。
【0111】
次に、番組の一部に未録画部分がある場合に、再放送により未録画部分を補う処理について説明する。番組情報に、その番組が再放送である情報を付加情報4として付加した場合の番組情報のフォーマットを図19に示す。この付加情報4は、以前に放送された同じ番組の番組IDであり、最近のものから順次、番組ID1、番組ID2、…として付加される。なお、同じ番組が繰り返し再放送されている場合は、付加情報4の情報量が多くなるのを避けるため、より新しい放送分から数回分の番組IDのみが含まれるようになっていてもよい。
【0112】
録画IDには、録画開始時刻及び録画終了時刻を特定するための情報が含まれているため、以前の放送(本放送)で番組の一部のみを録画したときの録画IDと、再放送についての番組情報における番組ID及び付加情報4に基づいて、録画時間帯から未記録時間を録画・再生処理部26によって計算し、図20に示すように、再放送の番組から未録画の部分のみを録画することもできる。
【0113】
このとき、設定時間の誤差や、コマーシャルの時間との関係等により未録画時間に誤差が生じることも考えられるため、再放送の番組を録画するにあたって多少の重複録画部分を設定し、未録画時間部分が生じないようにすることが望ましい。これらの重複録画部分をどの程度の時間に設定するかは、ユーザが自由に設定することができ、重複録画部分については、ユーザが録画内容を再生しながら削除することも可能である。
【0114】
このように、番組録画装置1は、番組が再放送番組である場合に、その再放送番組の番組IDに対応づけて、その再放送番組と同一内容で以前に放送された本放送番組(前回放送番組)の番組IDを含んでいる電子番組表データを利用するものであってもよい。そして、再放送番組の番組IDと、本放送番組の番組IDとに基づいて、録画IDに対応する録画内容に本放送番組の未録画部分があった場合に、その未録画部分を録画するように録画・再生部13を制御する記録制御手段としての録画・再生処理部26を備えることが望ましい。
【0115】
これにより、本放送番組の一部を録画し損ねたような場合に、後に同一内容の再放送番組が放送されたときに、録画し損ねた未録画部分を補うように録画することができる。すなわち、再放送番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な再放送番組の番組IDと、本放送番組が放送された時間帯及びチャンネルを特定可能な本放送番組の番組IDと、録画内容の録画を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な録画IDとに基づくことにより、未録画部分を認識してその部分を録画することが可能になる。
【0116】
次に、図1に示した番組録画装置1の一変形例を図21に示す。図21の番組録画装置51には、個人識別部52及び認証処理部53が新たに追加されている。なお、図1又は図2で説明した構成要素と同等の機能を有する構成要素については、図1又は図2で用いた符号と同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0117】
個人識別部52は、パスワードや指紋認証等で個人を識別するものであり、例えば、図22に示すように、リモコン3の一部に設けられている。この個人識別部52は、指紋認証用のデバイスで構成されおり、この個人識別部52に指をあてることで、その指の指紋に基づいて個人を識別できるようになっている。
【0118】
なお、個人識別部52は、テンキー3dを用いてパスワードの入力を受け付け、入力されたパスワードで個人を識別できるようになっていてもよい。
【0119】
この番組録画装置51によると、例えば、複数人の家族で共用する場合、予め個人識別部52で家族全員の識別を行い、メモリ15に各人の指紋を登録しておく。そして、実際に番組録画装置51を利用際には、認証処理部53が、個人識別部52による識別結果に応じて、挿入されている録画用メディアが本人のものであるかどうかを確認し、本人のものでなければ、録画や削除ができないような制御を行うことで、誤った録画や削除の防止を図ることができる。また、再生時においても、本人でなければ再生できないような設定を行うことも可能である。
【0120】
また、録画用メディアごとではなく、同一録画用メディア内においても、番組ごとにその番組を録画したユーザ(管理者)を定め、録画内容と管理者とを対応づけて録画用メディアに記録しておくことも可能である。このように、番組ごとに管理者が設定されている場合には、例えば、番組表において管理者が設定されて録画された番組には、管理者名のみが表示されるようにすることができる。また、管理者の設定に応じて、個人認証が行われないと録画内容を削除できないように設定することもできる。これによって、同一録画用メディア内においても、誤消去等を防ぐことができる。
【0121】
このように、番組録画装置51(番組記録装置)は、ユーザを識別する識別手段としての個人識別部52と、録画用メディア又はその録画用メディアに録画された録画内容が、個人識別部52により識別されたユーザが利用できるものであるか否かを判別する認証手段としての認証処理部53を備えることが望ましい。
【0122】
これにより、ユーザごとに録画用メディアや録画内容を管理することができ、他のユーザが誤って録画用メディアへの録画を行ったり、録画内容を削除してしまったりすることを防止することができる。また、他のユーザには録画内容を再生できないようにすることもできる。
【0123】
なお、上記の説明では、再生部12の番組情報メディアから番組情報を取得する場合を想定して説明したが、本発明の電子番組表データ取得手段としては、これに限らず、インターネット等のネットワークを介して番組情報を取得するものであってもよい。また、上記の説明では、記録媒体である番組情報メディア及び録画用メディアとして、光ディスクを想定して説明したが、記録媒体としては、これに限らず、固体メモリ等であってもよい。
【0124】
【発明の効果】
以上のように、本発明の番組記録装置は、記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を記録媒体に記録する記録手段と、電子番組表データを取得する電子番組表データ取得手段と、記録媒体から第1識別情報を抽出するとともに、取得した電子番組表データから、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、記録媒体に記録されている記録内容と、電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識する認識手段とを備える構成である。
【0125】
また、本発明の記録番組管理方法は、記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を記録媒体に記録するステップと、電子番組表データを取得するステップと、記録媒体から第1識別情報を抽出するとともに、取得した電子番組表データから、各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出するステップと、抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、記録媒体に記録されている記録内容と、電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識するステップとを含む方法である。
【0126】
上記の構成又は方法では、第1識別情報と第2識別情報とに基づくことにより、既に記録媒体に記録した記録内容が、番組表を構成するための電子番組表データにおけるどの番組に対応しているのかを認識することができる。また、第1識別情報と第2識別情報とを比較することにより、記録内容にどの番組が含まれているか、といったことを容易に判断することができる。
【0127】
このような第1識別情報と第2識別情報とに基づいて記録内容と番組との対応関係を認識することにより、第1識別情報及び記録内容が記録されている記録媒体には第2記録情報を含んだ電子番組表データが記録されていない場合でも、対応関係の認識が可能になるという効果を奏する。したがって、記録媒体に記録可能な容量が、第2識別情報を含む電子番組表データを記録することにより減少することも回避することができるという効果を奏する。また、記録内容を記録した後で電子番組表データを取得して対応関係を認識するといったことも可能になるという効果を奏する。
【0128】
また、第1識別情報及び記録内容が第2識別情報とは無関係に記録媒体に記録されている場合などにおいても、対応関係の認識が可能になるという効果を奏する。
【0129】
本発明の番組記録装置は、番組表を表示するための表示データを生成しつつ、記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることが望ましい。
【0130】
また、本発明の記録番組管理方法は、番組表を表示するための表示データを生成しつつ、記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように表示データに編集を施すステップを含むことが望ましい。
【0131】
上記の構成又は方法では、番組表を表示する際に、記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組を、他の番組とは異なる表示方法、つまり、視角上の差異が生じるような表示方法で表示することができる。これにより、表示された番組表を見たユーザは、記録媒体に記録した番組と、記録していない番組とを容易に判別できるようになる。
【0132】
本発明の番組記録装置は、付加情報に対してユーザの入力した条件のもとで検索を行って特定の第2識別情報を選択する検索手段と、番組表を表示するための表示データを生成しつつ、記録内容に対応すると認識され、かつ、上記で選択された特定の第2識別情報に対応する番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることが望ましい。
【0133】
上記の構成では、表示された番組表を見たユーザは、記録媒体に記録した番組の中で、ユーザの入力した条件に適合する番組を容易に探し当てることができるようになる。
【0134】
本発明の番組記録装置は、記録内容に対応すると認識された番組に関する付加情報を、電子番組表データから取得する情報取得手段を備えることが望ましい。
【0135】
上記の構成では、ユーザが、記録内容に関する付加情報を得ることができる。
したがって、記録内容を実際に再生することなく、付加情報に基づいて記録内容が必要かどうかを判断し、不要な記録内容を消去するといったことを簡単に行うことができるようになる。
【0136】
本発明の番組記録装置は、取得した付加情報を記録手段が記録媒体に記録することが望ましい。
【0137】
上記の構成では、記録媒体に付加情報を記録しておくことにより、後に電子番組表データを取得できないような状況においても、付加情報を記録媒体から取得して用いることができるようになる。
【0138】
本発明の番組記録装置は、記録手段により、放送される複数の番組にまたがって記録媒体への記録が行われた場合に、当該記録内容に対応づけられた第1識別情報と、電子番組表データから抽出された第2識別情報とに基づいて、当該記録内容を分割し、分割された各記録内容に対して新たに第1識別情報を付与する番組分割手段を備えることが望ましい。
【0139】
上記の構成では、放送される複数の番組を連続して記録したような場合に、各番組の放送時間帯を特定可能な第2識別情報に基づいて、記録内容を各番組ごとに分割し、改めて第1識別情報を付与することができる。
【0140】
本発明の番組記録装置は、電子番組表データには、番組が再放送番組である場合に、その再放送番組の第2識別情報に対応づけて、その再放送番組と同一内容で以前に放送された前回放送番組の第2識別情報が含まれており、再放送番組の第2識別情報と、前回放送番組の第2識別情報とに基づいて、第1識別情報に対応する記録内容に前回放送番組の未記録部分があった場合に、その未記録部分を記録するように記録手段を制御する記録制御手段を備えることが望ましい。
【0141】
上記の構成では、放送された番組(前回放送番組)の一部を記録し損ねたような場合に、後に同一内容の番組(再放送番組)が放送されたときに記録し損ねた部分(未記録部分)を補うように記録することができる。
【0142】
本発明の番組記録装置は、ユーザを識別する識別手段と、記録媒体又はその記録媒体に記録された記録内容が、識別手段により識別されたユーザが利用できるものであるか否かを判別する認証手段とを備えることが望ましい。
【0143】
上記の構成では、ユーザごとに記録媒体や記録内容を管理することができ、他のユーザが誤って記録媒体への記録を行ったり、記録内容を削除してしまったりすることを防止することができる。また、他のユーザには記録内容を再生できないようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における番組録画装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態における番組録画装置の外観を説明するための図面である。
【図3】本発明の実施の一形態における電子番組表データに含まれる番組情報のフォーマットの例を示す概念図である。
【図4】図1の番組録画装置により作成される番組表の例を示す図面である。
【図5】図4の番組表に重ねて付加情報用画面が表示されている状態を示す図面である。
【図6】図1の番組録画装置で録画用メディアに録画される録画内容及び録画IDのフォーマットの例を示す概念図である。
【図7】図1の番組録画装置による処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図1の番組録画装置により実行される記録媒体間リンクルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】図1の番組録画装置により作成される番組表の他の例を示す図面である。
【図10】図1の番組録画装置により実行される番組録画ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図1の番組録画装置により実行される録画ルーチン(共通部分)の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】図1の番組録画装置により実行される録画開始ボタンによる録画ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】図1の番組録画装置により実行される番組表による録画ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】図1の番組録画装置により実行されるキーワード検索からの予約録画ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】図1の番組録画装置において検索を行う際に表示される検索メニュー画面を示す図面である。
【図16】図1の番組録画装置において検索を実行した際に表示される検索結果一覧画面を示す図面である。
【図17】図1の番組録画装置により、録画用メディアに複数の番組を連続して録画したときの録画内容及び録画IDのフォーマットの例を示す概念図である。
【図18】図1の番組録画装置により、連続して録画された複数の番組を分割したときの録画内容及び録画IDのフォーマットの例を示す概念図である。
【図19】本発明の実施の一形態における電子番組表データに含まれる番組情報のフォーマットの他の例を示す概念図である。
【図20】図1の番組録画装置により、本放送において未録画であった部分を再放送において録画する際の録画内容の関係を説明するための図面である。
【図21】図1の番組録画装置の一変形例を示すブロック図である。
【図22】図21の番組録画装置におけるリモコンの外観を示す平面図である。
【符号の説明】
1   番組録画装置(番組記録装置)
2   本体
3   リモコン
11   制御部
12   再生部(電子番組表データ取得手段)
13   録画・再生部(記録手段)
14   日時情報生成部
15   メモリ
16   放送受信部
17   入力部
18   表示部
21   番組情報処理部(電子番組表データ取得手段、情報取得手段、検索手段)
22   ID比較部(認識手段、番組分割手段)
23   ID抽出部(識別情報抽出手段)
24   ID生成部
25   表示画面生成部(番組表作成手段)
26   録画・再生処理部(記録手段、番組分割手段、記録制御手段)
27   チャンネル制御部
51   番組録画装置(番組記録装置)
52   個人識別部(識別手段)
53   認証処理部(認証手段)

Claims (10)

  1. 放送される内容を記録媒体に記録するとともに、その記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、
    放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得する電子番組表データ取得手段と、
    前記記録媒体から前記第1識別情報を抽出するとともに、前記取得した電子番組表データから、前記各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な前記各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、前記記録媒体に記録されている記録内容と、前記電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識する認識手段とを備えることを特徴とする番組記録装置。
  2. 前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  3. 前記電子番組表データに含まれ、かつ、前記各第2識別情報に対応づけられている付加情報に対して、ユーザの入力した条件のもとで検索を行って、特定の第2識別情報を選択する検索手段と、
    前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識され、かつ、前記選択された特定の第2識別情報に対応する番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施す番組表作成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  4. 前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組に関する付加情報を、前記電子番組表データから取得する情報取得手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  5. 前記記録手段は、前記取得した付加情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項4に記載の番組記録装置。
  6. 前記記録手段により、放送される複数の番組にまたがって前記記録媒体への記録が行われた場合に、当該記録内容に対応づけられた第1識別情報と、前記電子番組表データから抽出された第2識別情報とに基づいて、当該記録内容を分割し、分割された各記録内容に対して新たに第1識別情報を付与する番組分割手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  7. 前記電子番組表データには、番組が再放送番組である場合に、その再放送番組の前記第2識別情報に対応づけて、その再放送番組と同一内容で以前に放送された前回放送番組の第2識別情報が含まれており、
    前記再放送番組の第2識別情報と、前記前回放送番組の第2識別情報とに基づいて、前記第1識別情報に対応する記録内容に前回放送番組の未記録部分があった場合に、その未記録部分を記録するように前記記録手段を制御する記録制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  8. ユーザを識別する識別手段と、
    前記記録媒体又はその記録媒体に記録された記録内容が、前記識別手段により識別されたユーザが利用できるものであるか否かを判別する認証手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  9. 放送される内容を記録媒体に記録するとともに、その記録内容に対応づけて、その記録を行った時間帯及びチャンネルを特定可能な第1識別情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    放送される複数の番組の番組表を構成するために予め作成された電子番組表データを取得するステップと、
    前記記録媒体から前記第1識別情報を抽出するとともに、前記取得した電子番組表データから、前記各番組が放送される時間帯及びチャンネルを特定可能な前記各番組に対応づけられた第2識別情報を抽出するステップと、
    前記抽出した第1識別情報と第2識別情報とに基づいて、前記記録媒体に記録されている記録内容と、前記電子番組表データにより構成される番組表中の番組との対応関係を認識するステップとを含むことを特徴とする記録番組管理方法。
  10. 前記電子番組表データに基づいて前記番組表を表示するための表示データを生成しつつ、前記認識手段にて前記記録媒体に記録されている記録内容に対応すると認識された番組が、他の番組とは異なる表示方法で表示されるように前記表示データに編集を施すステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の記録番組管理方法。
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