JP2006303572A - 番組受信記録再生装置および番組受信記録再生プログラム - Google Patents
番組受信記録再生装置および番組受信記録再生プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
番組受信記録再生装置を複数の利用者が共用して利用している際に、特に自動録画などによって複数の利用者により録画された多数の番組の中から、各利用者毎の嗜好にあった再生したいと考える所望の番組の選択性を向上させる。
【解決手段】
録画した番組の中で、利用者が不要と考える番組と、その番組に関連するジャンルやキーワードを含む番組を不要とするためのフィルタ条件を、各利用者毎に予め設定し、録画番組の再生のために録画番組リストを表示する際に前記フィルタ条件に合致した不要番組のタイトルを消去したり、ハーフトーンを掛けたり、タイトル名を伏せたりする処理を施す。
【選択図】 図1
番組受信記録再生装置を複数の利用者が共用して利用している際に、特に自動録画などによって複数の利用者により録画された多数の番組の中から、各利用者毎の嗜好にあった再生したいと考える所望の番組の選択性を向上させる。
【解決手段】
録画した番組の中で、利用者が不要と考える番組と、その番組に関連するジャンルやキーワードを含む番組を不要とするためのフィルタ条件を、各利用者毎に予め設定し、録画番組の再生のために録画番組リストを表示する際に前記フィルタ条件に合致した不要番組のタイトルを消去したり、ハーフトーンを掛けたり、タイトル名を伏せたりする処理を施す。
【選択図】 図1
Description
本発明は、放送番組の受信記録再生装置及び受信記録再生プログラムに係り、特に装置及びプログラムを複数の利用者が共用する際に、複数の利用者のそれぞれの指示により自動録画された多数の番組から、利用者が所望の番組を選択する際の選択性の向上を図ることが可能な番組受信記録再生装置及び番組受信記録再生プログラムに関するものである。
放送される番組を受信し録画可能な番組受信記録再生装置は、近年の記録媒体の大容量化に伴い、番組を大量、かつ長時間録画することが可能となった。また、利用者の嗜好に基づいた自動番組録画機能等によって、大量の番組を自動的に録画できる番組受信記録再生装置も出現している。
このような番組受信記録再生装置を使用する場合、利用者は多数の録画された番組の中から所望の番組を選択して視聴することになる。また、一台の番組受信記録再生装置を家族など複数の利用者間で共用し、それぞれが所望の番組を録画していくと、利用者毎に嗜好の異なる番組が同一の番組受信記録再生装置内に混在して録画されることになる。
このような状態で、録画番組の再生などを行なうために録画番組リストを表示すると、複数利用者向がそれぞれ録画した番組が混在して表示されてしまう。そのため、録画した番組が大量になってくると、録画番組リストの中から、利用者が再生したいと思う所望の番組を探し出すためにはかなりの労力を必要とする。
そこで、番組受信記録再生装置に利用者識別機能を搭載し、嗜好情報を利用者単位に管理し、視聴時に利用者毎の嗜好条件に合った番組を提示したりすることにより番組を探す労力を低減しようという方法が特許文献1で提案されている。
特開2000−287189
そこで、番組受信記録再生装置に利用者識別機能を搭載し、嗜好情報を利用者単位に管理し、視聴時に利用者毎の嗜好条件に合った番組を提示したりすることにより番組を探す労力を低減しようという方法が特許文献1で提案されている。
しかしながら、このような番組受信記録再生装置は、利用者識別機能と利用者毎の嗜好情報とを用いて各利用者の嗜好に合った番組を自動録画しようとする場合、各利用者毎の嗜好情報の精度を上げるには、それぞれの利用者によって積極的に装置が操作され多くの視聴履歴を取得することが必要である。従って、装置をあまり操作しない利用者の場合、装置は十分な視聴履歴を取得できないので嗜好情報の精度が向上せず、自動録画を行なった場合にその利用者が観たいと思う番組を録り逃してしまう可能性があるという課題がある。
また、利用者が装置に対して通常の操作を行なう度に、その操作がどの利用者によるものなのかを識別するための利用者識別情報の入力という操作が必要となる。すなわち、利用者が利用者識別情報の入力操作を通常の操作を行なう前に実行することによって初めてこの方法が有効となる。従って通常の操作に加えて1ステップ余分な操作が増えることになる。
本発明は上記の課題を解決することが可能となる番組受信記録再生装置および番組受信記録再生プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、下記の装置及びプログラムを提供するものである。
(1)番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生装置において、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成手段と(13、31、32、36、37、38)、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを複数記録する記録手段と(13、11、12)、
前記記録手段にて記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示手段と(14、15、11)、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生手段と(18、17、15、11)、
複数の利用者識別子毎に、前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定手段と(15)、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて記憶する利用者フィルタ記憶手段と(16)、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理手段と(15)、
を有し、
前記利用者フィルタ設定手段は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する手段であり、
前記録画番組リスト表示手段は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する手段であることを特徴とする番組受信記録再生装置。
(2)番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生プログラムにおいて、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成機能と(13、31、32、36、37、38)、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを記録手段に複数記録させる記録機能と(13、11、12)、
前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示機能と(14、15、11)、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生機能と(18、17、15、11)、
複数の利用者識別子毎に、前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定機能と(15)、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて利用者フィルタ記憶手段に記憶させる利用者フィルタ記憶機能と(16)、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶機能により前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理機能と(15)、
をコンピュータに実現させる為の番組受信記録再生プログラムであり、
前記利用者フィルタ設定機能は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する機能であり、
前記録画番組リスト表示機能は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する機能であることを特徴とする番組受信記録再生プログラム。
(1)番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生装置において、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成手段と(13、31、32、36、37、38)、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを複数記録する記録手段と(13、11、12)、
前記記録手段にて記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示手段と(14、15、11)、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生手段と(18、17、15、11)、
複数の利用者識別子毎に、前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定手段と(15)、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて記憶する利用者フィルタ記憶手段と(16)、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理手段と(15)、
を有し、
前記利用者フィルタ設定手段は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する手段であり、
前記録画番組リスト表示手段は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する手段であることを特徴とする番組受信記録再生装置。
(2)番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生プログラムにおいて、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成機能と(13、31、32、36、37、38)、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを記録手段に複数記録させる記録機能と(13、11、12)、
前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示機能と(14、15、11)、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生機能と(18、17、15、11)、
複数の利用者識別子毎に、前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定機能と(15)、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて利用者フィルタ記憶手段に記憶させる利用者フィルタ記憶機能と(16)、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶機能により前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理機能と(15)、
をコンピュータに実現させる為の番組受信記録再生プログラムであり、
前記利用者フィルタ設定機能は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する機能であり、
前記録画番組リスト表示機能は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する機能であることを特徴とする番組受信記録再生プログラム。
このような構成の本発明によれば、番組自動録画時には、利用者に共通する嗜好情報を用いることになる。この利用者に共通の嗜好情報は、従来例のように利用者毎に設定する嗜好情報に比較して範囲の広い嗜好情報である。従って各利用者が観たいと考える番組の録り逃しを防ぐ確立が高くなるという効果を得ることができる。
さらに、上記利用者に共通の嗜好情報で録画された録画番組を再生する場合に、各利用者毎のフィルタ情報により、利用者が必要ないと考える番組を録画番組リストに表示しない、または利用者が観たい番組と区別して表示するようにすることによって、利用者は容易に所望の番組を選択し再生することが可能となるという効果を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施例を示して詳細に説明する。
<全体構成>
図1は本実施例の番組受信記録再生装置の構成を示す図である。
番組受信記録再生装置1は受信部10、映像音声データ処理部11、記録部12、録画番組指定部13、録画番組リスト取得部14、録画番組リストフィルタ処理部15、利用者フィルタ保存部16、操作情報受信部17、入力装置18により構成される。
受信部10は、放送局からの放送信号aを選局受信し、受信信号を映像音声データ処理部11へ出力する。放送信号aはデジタル放送でもアナログ放送でも良い。デジタル放送の場合は、受信信号はMPEG−TS(Transport Stream)信号とよばれる映像データと音声データと番組情報データが含まれる付加データとが多重化されたデジタル信号である。またアナログ放送の場合は、受信信号はアナログ映像信号とアナログ音声信号とである。なお、アナログ映像信号には同期信号部分に番組情報データが重畳されているものとする。前記番組情報データを用いて、番組内容や放送時間を利用者に提示するための電子番組ガイド、すなわちEPG(Electric Program Guide)を生成することが可能である。番組情報データは、前述のように放送信号aから取得しても良いし、ここでは図示していないネットワーク経由で事業者が用意している番組情報提供用サーバから取得しても良い。
映像音声データ処理部11は、受信部10から入力する信号に各種処理を施す。この映像音声データ処理部11で行う処理は、受信する放送波aがデジタル放送であるかアナログ放送であるかによってその処理内容が異なる。
図1は本実施例の番組受信記録再生装置の構成を示す図である。
番組受信記録再生装置1は受信部10、映像音声データ処理部11、記録部12、録画番組指定部13、録画番組リスト取得部14、録画番組リストフィルタ処理部15、利用者フィルタ保存部16、操作情報受信部17、入力装置18により構成される。
受信部10は、放送局からの放送信号aを選局受信し、受信信号を映像音声データ処理部11へ出力する。放送信号aはデジタル放送でもアナログ放送でも良い。デジタル放送の場合は、受信信号はMPEG−TS(Transport Stream)信号とよばれる映像データと音声データと番組情報データが含まれる付加データとが多重化されたデジタル信号である。またアナログ放送の場合は、受信信号はアナログ映像信号とアナログ音声信号とである。なお、アナログ映像信号には同期信号部分に番組情報データが重畳されているものとする。前記番組情報データを用いて、番組内容や放送時間を利用者に提示するための電子番組ガイド、すなわちEPG(Electric Program Guide)を生成することが可能である。番組情報データは、前述のように放送信号aから取得しても良いし、ここでは図示していないネットワーク経由で事業者が用意している番組情報提供用サーバから取得しても良い。
映像音声データ処理部11は、受信部10から入力する信号に各種処理を施す。この映像音声データ処理部11で行う処理は、受信する放送波aがデジタル放送であるかアナログ放送であるかによってその処理内容が異なる。
入力信号がデジタル放送の場合のMPEG−TS信号の場合は、多重化されている映像データと音声データと付加データとを分離し、映像データと音声データとに関しては圧縮されているのでそれぞれのデータを伸長したのち、デコード処理を行い、アナログ映像信号とアナログ音声信号とに変換して、提示装置2に出力する。付加データはデータの種類に応じて適宜処理が施されるが、このうちの番組情報データを用いて前述したEPGを生成する。そして、生成したEPGは、前記アナログ映像信号に合成されて提示装置2に出力される。また、分離した映像データと音声データと付加データとをデジタル記録する為に、それぞれのデータの記録再生において必要な情報のみを残して、冗長な情報は削除する等の最適化処理がなされた後、再度多重化して記録用多重化信号を生成し、記録部12に出力する。
入力信号がアナログ放送の場合のアナログ映像信号とアナログ音声信号との場合は、画質調整処理や音量制御処理などの各種処理を施した後に提示装置2に出力する。またアナログビデオ信号の同期信号部分に重畳されている番組情報データを分離する。そして分離した番組情報データを用いて前述したEPGを生成する。そして、生成したEPGは、前記アナログ映像信号に合成されて提示装置2に出力される。また、アナログ映像信号とアナログ音声信号とをデジタル記録する為にデジタル変換処理を行う。またその後に必要であれば情報量を減らすための圧縮処理も行う。そして生成されたデジタル映像データとデジタル音声データと番組情報データを含む付加データとを多重化して記録用多重化信号を生成し、記録部12に出力する。なお多重化する番組情報データは録画する番組に関係した情報に留め、EPGは別途、録画番組指定部13の番組情報保存部37へ格納して管理する。記録部12に録画するデータ形式は例えばMPEG−PS(Program Stream)と呼ばれる多重化方式を使用する。なお、この多重化方式は、扱う信号がデジタル放送の場合と同様にMPEG−TSとしてもよい。
また、映像音声データ処理部11は、記録部12に録画されている記録用多重化信号の読み出しと再生も行なう。多重化されている映像データと音声データと付加データとを分離し、映像データと音声データとに関してデコード処理を行い、アナログ映像信号とアナログ音声信号とに変換して、提示装置2に出力する。この時、映像データと音声データとが圧縮されているデータの場合は、伸長処理も同時に行う。
記録部12は、上記映像音声データ処理部11から入力される各デジタルデータを録画する。
録画番組指定部13は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、受信している番組の録画指示があったならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。
また、録画番組指定部13は、番組録画予約機能を備えており、利用者がマニュアル操作で番組の録画予約をするか、もしくは利用者の操作履歴情報により番組嗜好の分析を行い、利用者の嗜好に合った番組の自動録画予約を行う。
録画番組指定部13は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、受信している番組の録画指示があったならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。
また、録画番組指定部13は、番組録画予約機能を備えており、利用者がマニュアル操作で番組の録画予約をするか、もしくは利用者の操作履歴情報により番組嗜好の分析を行い、利用者の嗜好に合った番組の自動録画予約を行う。
録画予約の場合、録画番組指定部13は、録画予約対象番組の放送時刻となったら、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
録画番組リスト取得部14は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、録画番組リスト表示の指示があったならば、録画番組のリストを取得する。そして、取得した録画番組リストを録画番組リストフィルタ処理部15へ送る
録画番組リストフィルタ処理部15は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、予め設定されている各利用者毎の不要番組を選択するための条件である利用者フィルタ(請求項の不要条件に相当)の使用指示と所定の利用者フィルタの選択指示とがあったならば、選択された利用者フィルタのフィルタ条件を利用者フィルタ保存部16より取得する。そして、その利用者フィルタ条件で、録画番組リストにある番組をフィルタ処理し、フィルタ条件にあった番組(不要番組)と合わない番組(必要番組)とを区別した録画番組リストを作成する。作成したフィルタ処理後の録画番組リストは映像音声データ処理部11を介して録画番組リスト画面として提示装置2に表示される。
操作情報受信部17は、利用者の操作により入力装置18から入力される操作情報を受信し、その操作情報の内容解読を行う。入力装置18は例えば、赤外線リモコンのような、インターフェース装置を想定している。この赤外線リモコンの概観は例えば図8のようなものである。
<録画処理>
次に、複数の利用者が1つの番組受信記録再生装置1を共用して、録画予約操作を行なう際の動作を説明する。録画予約処理には自動録画予約処理とマニュアル録画予約処理の二つがある。
[自動録画予約処理]
まず、利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行う際の処理方法を説明する。
録画番組リスト取得部14は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、録画番組リスト表示の指示があったならば、録画番組のリストを取得する。そして、取得した録画番組リストを録画番組リストフィルタ処理部15へ送る
録画番組リストフィルタ処理部15は、利用者から入力装置18、操作情報受信部17を介して、予め設定されている各利用者毎の不要番組を選択するための条件である利用者フィルタ(請求項の不要条件に相当)の使用指示と所定の利用者フィルタの選択指示とがあったならば、選択された利用者フィルタのフィルタ条件を利用者フィルタ保存部16より取得する。そして、その利用者フィルタ条件で、録画番組リストにある番組をフィルタ処理し、フィルタ条件にあった番組(不要番組)と合わない番組(必要番組)とを区別した録画番組リストを作成する。作成したフィルタ処理後の録画番組リストは映像音声データ処理部11を介して録画番組リスト画面として提示装置2に表示される。
操作情報受信部17は、利用者の操作により入力装置18から入力される操作情報を受信し、その操作情報の内容解読を行う。入力装置18は例えば、赤外線リモコンのような、インターフェース装置を想定している。この赤外線リモコンの概観は例えば図8のようなものである。
<録画処理>
次に、複数の利用者が1つの番組受信記録再生装置1を共用して、録画予約操作を行なう際の動作を説明する。録画予約処理には自動録画予約処理とマニュアル録画予約処理の二つがある。
[自動録画予約処理]
まず、利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行う際の処理方法を説明する。
利用者の嗜好を分析し自動録画を行う処理は録画番組指定部13で行う。この録画番組指定部13の内部構成を、図2に示す。利用者の番組に対する嗜好を学習する番組嗜好学習部31、その嗜好学習結果に基づき、番組の検索を行う嗜好番組検索部32、記録部12へ保存する番組に対する録画の開始と終了を制御する録画制御部33、利用者の機器操作履歴を保存する操作履歴保存部36、過去及び将来放送予定の番組の番組情報データを保存する番組情報保存部37、利用者の番組嗜好特性を保存する利用者番組嗜好情報保存部38、利用者がマニュアルで録画予約番組を登録するマニュアル録画予約リスト保存部35、嗜好番組検索結果の番組リストを保存する嗜好録画予約リスト保存部39、EPGを表示し、そのEPGから所望の番組を利用者に選択させて番組録画予約を行なう番組表示選択部34から構成されている。
複数の利用者はそれぞれ、図1に示す番組受信装置1の入力装置18を用いて番組の選局等の操作を行う。そしてその各利用者の操作情報は、逐次、操作履歴保存部36に操作履歴情報として記録される。このときの操作履歴は、複数の利用者の操作履歴となるが、この際の利用者は特定せず、共通の利用者の操作履歴として扱う。すなわち、どの利用者からの操作履歴かは判別せずに、共通利用者の操作履歴として操作履歴保存部36に記録する。
この操作履歴情報は、視聴した番組を区別する番組識別情報と、何の操作を行ったかを示す操作識別情報との組み合わせで構成される。操作識別情報は、例えば録画予約、番組の録画操作、放送の視聴、録画番組の視聴、録画番組の削除などの操作の情報であり、それぞれの操作に対して固有の識別子を当てる。また、番組識別情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報と番組情報との組み合わせで構成される。なお、このときの番組情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報とによって、番組情報保存部37に保存してある全ての番組情報を参照することにより得られる。
このようにして得られた各操作履歴情報の頻度を分析し、得られる共通利用者の番組嗜好情報を利用者番組嗜好情報保存部38へ保存する。番組嗜好情報には番組に対応する番組情報に含まれる番組ジャンル、キーワード、出演者などの出現頻度情報も含まれる。
複数の利用者はそれぞれ、図1に示す番組受信装置1の入力装置18を用いて番組の選局等の操作を行う。そしてその各利用者の操作情報は、逐次、操作履歴保存部36に操作履歴情報として記録される。このときの操作履歴は、複数の利用者の操作履歴となるが、この際の利用者は特定せず、共通の利用者の操作履歴として扱う。すなわち、どの利用者からの操作履歴かは判別せずに、共通利用者の操作履歴として操作履歴保存部36に記録する。
この操作履歴情報は、視聴した番組を区別する番組識別情報と、何の操作を行ったかを示す操作識別情報との組み合わせで構成される。操作識別情報は、例えば録画予約、番組の録画操作、放送の視聴、録画番組の視聴、録画番組の削除などの操作の情報であり、それぞれの操作に対して固有の識別子を当てる。また、番組識別情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報と番組情報との組み合わせで構成される。なお、このときの番組情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報とによって、番組情報保存部37に保存してある全ての番組情報を参照することにより得られる。
このようにして得られた各操作履歴情報の頻度を分析し、得られる共通利用者の番組嗜好情報を利用者番組嗜好情報保存部38へ保存する。番組嗜好情報には番組に対応する番組情報に含まれる番組ジャンル、キーワード、出演者などの出現頻度情報も含まれる。
嗜好番組検索部32は、利用者番組嗜好情報保存部38に保存されている共通利用者の番組嗜好情報と、番組情報保存部37に保存されている将来放送予定の全ての番組とに対し、相互の相関性を算出する。そして将来放送予定のその中から相関性の高い番組順に嗜好録画予約リスト保存部39へ保存する。例えば、当日、あるいは約1週間先までの番組について、共通利用者の嗜好と相関性の高い番組を検索し、相関の高い番組順に推薦番組として予約番組情報を嗜好録画予約リスト保存部39へ保存する。
この推薦番組結果を基に、対象となる番組の放送時間になったならば、録画制御部33は、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
以上のような処理により、共通利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行なう。
[マニュアル録画予約動作]
次に、録画番組指定部13において、上記で説明した自動録画予約機能は使用せず、利用者がマニュアル操作で録画予約する場合について図2を用いて説明する。
マニュアル操作での録画予約は、番組表示選択部34で生成するEPGを利用者に表示し、そのEPG表示画面から所望の番組を選択させることで行なう。EPGは番組情報保存部37から得られる番組情報から生成される。このときEPG表示画面に表示する番組は前述の嗜好録画予約リスト保存部39へ保存されている推薦番組のみを表示しても良い。また、利用者の番組選択情報は、図1に示す入力装置19、操作情報受信部18を介して、番組表示選択部34に入力される。
利用者は録画予約番組を選択した後、必要であれば、毎週録画設定、録画画質のモード設定などの各種録画予約設定を行う。必要な録画予約設定が終了したならば、その録画予約情報は、マニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録される。
なお、以上はEPGを用いたマニュアル録画予約方法の説明であるが、EPGを用いずに、放送局(チャンネル)と放送開始/終了時刻をマニュアル操作にて直接設定したものを予約情報としてマニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録するマニュアル録画予約方法でもよい。
以上のような処理により、共通利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行なう。
[マニュアル録画予約動作]
次に、録画番組指定部13において、上記で説明した自動録画予約機能は使用せず、利用者がマニュアル操作で録画予約する場合について図2を用いて説明する。
マニュアル操作での録画予約は、番組表示選択部34で生成するEPGを利用者に表示し、そのEPG表示画面から所望の番組を選択させることで行なう。EPGは番組情報保存部37から得られる番組情報から生成される。このときEPG表示画面に表示する番組は前述の嗜好録画予約リスト保存部39へ保存されている推薦番組のみを表示しても良い。また、利用者の番組選択情報は、図1に示す入力装置19、操作情報受信部18を介して、番組表示選択部34に入力される。
利用者は録画予約番組を選択した後、必要であれば、毎週録画設定、録画画質のモード設定などの各種録画予約設定を行う。必要な録画予約設定が終了したならば、その録画予約情報は、マニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録される。
なお、以上はEPGを用いたマニュアル録画予約方法の説明であるが、EPGを用いずに、放送局(チャンネル)と放送開始/終了時刻をマニュアル操作にて直接設定したものを予約情報としてマニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録するマニュアル録画予約方法でもよい。
録画制御部33はマニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組を参照し、予約番組の放送時間になったならば、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
なお、番組録画の優先度は、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組より、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組のほうを高く扱う。従って、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組とマニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の放送時間が重なった場合は、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の方を優先して録画する。
この場合も、録画予約操作中の利用者は区別しない。そのため、複数の利用者からの録画予約操作は共通利用者としての扱いとなる。そのため、記録部12へ記録する際の録画番組保存先も共通領域となる。
<フィルタ処理>
上記のような自動録画予約、マニュアル録画予約などによって録画された各番組を視聴する場合、利用者は提示される録画番組リストの中から所望の番組を選択させる処理が一般的に行われる。しかしながら、この録画番組リストは、複数の利用者によって録画された全ての番組のリストである。従ってある利用者にとっては全く視聴する意志のない番組も多数含まれている。また、誰の意向で録画したのかが不明になってしまっている番組も含まれている。
なお、番組録画の優先度は、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組より、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組のほうを高く扱う。従って、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組とマニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の放送時間が重なった場合は、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の方を優先して録画する。
この場合も、録画予約操作中の利用者は区別しない。そのため、複数の利用者からの録画予約操作は共通利用者としての扱いとなる。そのため、記録部12へ記録する際の録画番組保存先も共通領域となる。
<フィルタ処理>
上記のような自動録画予約、マニュアル録画予約などによって録画された各番組を視聴する場合、利用者は提示される録画番組リストの中から所望の番組を選択させる処理が一般的に行われる。しかしながら、この録画番組リストは、複数の利用者によって録画された全ての番組のリストである。従ってある利用者にとっては全く視聴する意志のない番組も多数含まれている。また、誰の意向で録画したのかが不明になってしまっている番組も含まれている。
このように、複数の利用者が録画した番組が混在している状態の録画番組リストをそのまま表示してしまうと、その中から利用者が自分の嗜好に合った所望の番組を見つけることが難しい状況となる。
この問題を解決するために、本実施例では、利用者が所望の録画番組を視聴しようとして録画番組リストを表示する際に、その利用者にとって不要と感じる番組を抽出して、その抽出した番組を表示しない、あるいは目立ちにくくする為のフィルタ処理機能を提供する。
この問題を解決するために、本実施例では、利用者が所望の録画番組を視聴しようとして録画番組リストを表示する際に、その利用者にとって不要と感じる番組を抽出して、その抽出した番組を表示しない、あるいは目立ちにくくする為のフィルタ処理機能を提供する。
以下、このフィルタ処理機能について説明する。
<表示モード>
まず録画されている各番組に対してフィルタ処理がなされた後の録画番組リストの表示モードについて説明する。本実施例では、録画番組リスト中の番組タイトルの表示状態によって4つのモードを持たせている。不要な番組の番組タイトルを全く表示しない“非表示モード”と、不要な番組の番組タイトル表示欄をハーフトーンにして目立たなくする“ハーフトーンモード”と、不要な番組の番組タイトルは伏せ、番組の存在だけを知らせる”匿名モード”と、フィルタ処理結果に関わらず全ての番組タイトルを表示する“全表示モード”の4つである。
<表示モード>
まず録画されている各番組に対してフィルタ処理がなされた後の録画番組リストの表示モードについて説明する。本実施例では、録画番組リスト中の番組タイトルの表示状態によって4つのモードを持たせている。不要な番組の番組タイトルを全く表示しない“非表示モード”と、不要な番組の番組タイトル表示欄をハーフトーンにして目立たなくする“ハーフトーンモード”と、不要な番組の番組タイトルは伏せ、番組の存在だけを知らせる”匿名モード”と、フィルタ処理結果に関わらず全ての番組タイトルを表示する“全表示モード”の4つである。
“非表示モード”は、フィルタ処理によって不要とされた番組の番組タイトルは録画番組リストには表示されないため、利用者はその番組の録画の存在自体を気にしなくて済むという特長がある。
“ハーフトーンモード”は、フィルタ処理によって不要とされた番組の番組タイトルも録画番組リストにうっすらと見える状態となるため、録画番組の全体量を把握可能であるという特長がある。この“ハーフトーンモード”の表示例を図4に示す。図4は利用者Aのフィルタ条件でフィルタ処理後の録画番組リスト95の表示例である。これは「民謡どんとこい」がフィルタ処理された番組で、ハーフトーンを掛けている例である。
“匿名モード”は、フィルタ処理によって不要とされた番組の番組タイトルについては何らかの録画番組存在していることは分かるが実際の番組タイトルは伏せて、例えば別の番組タイトルをつけるなどして表示するため、実際の番組タイトルを直接表示させたくない場合に有効であるという特長がある。
<フィルタ条件>
本実施例ではフィルタ条件種別として"ジャンル”と"キーワード”を用いる。"ジャンル”がフィルタ条件の場合は録画番組の番組情報に含まれるジャンル情報を参照し、予め各利用者毎に装置に設定されているジャンルと合致する番組を不要な番組とする。"キーワード”がフィルタ条件の場合は録画番組の番組情報に含まれる番組タイトルのテキストデータを参照し、予め各利用者毎に装置に設定されているキーワードがそのテキストデータに含まれている番組を不要な番組とする。なお、番組情報に番組説明など番組タイトル以外のテキストデータが含まれている場合は、そのテキストデータをフィルタ処理の対象にしても良い。また、フィルタ条件種別は、これら2つに限らず、番組情報として出演者情報や視聴制限情報などがある場合はそれらをフィルタ条件にしても良い。
<フィルタ処理機能>
次に、このフィルタ処理機能を実現させるための録画番組リストフィルタ処理部15の動作について説明する。
[フィルタ条件設定処理]
フィルタ処理を実行するために、予め各利用者毎にフィルタ条件を設定する。このフィルタ条件設定処理手順を説明する。
<フィルタ条件>
本実施例ではフィルタ条件種別として"ジャンル”と"キーワード”を用いる。"ジャンル”がフィルタ条件の場合は録画番組の番組情報に含まれるジャンル情報を参照し、予め各利用者毎に装置に設定されているジャンルと合致する番組を不要な番組とする。"キーワード”がフィルタ条件の場合は録画番組の番組情報に含まれる番組タイトルのテキストデータを参照し、予め各利用者毎に装置に設定されているキーワードがそのテキストデータに含まれている番組を不要な番組とする。なお、番組情報に番組説明など番組タイトル以外のテキストデータが含まれている場合は、そのテキストデータをフィルタ処理の対象にしても良い。また、フィルタ条件種別は、これら2つに限らず、番組情報として出演者情報や視聴制限情報などがある場合はそれらをフィルタ条件にしても良い。
<フィルタ処理機能>
次に、このフィルタ処理機能を実現させるための録画番組リストフィルタ処理部15の動作について説明する。
[フィルタ条件設定処理]
フィルタ処理を実行するために、予め各利用者毎にフィルタ条件を設定する。このフィルタ条件設定処理手順を説明する。
利用者は、録画番組リストフィルタ処理部15が録画番組リスト取得部14で取得した録画番組リストを提示装置2に表示させた録画番組リスト画面を見て、その画面内の各欄を選択していくことでフィルタ条件を設定する。
ここで、利用者が表示画面上の各欄を選択する手段としては入力装置18を用いるものとする。例えば図8に示す入力装置18において、利用者が上下左右カーソルキー181を用いて表示画面上のカーソルを所定の欄に移動し、その移動した欄で決定キー183を押下すると、その欄を選択決定したことになる。以降の説明で、例えば「図3に示す録画番組リスト画面40の中の利用者識別ボタン41を押す」という動作は上記のような手順で実現されることを示している。
実際の処理手順を図9のフローチャートと図3のフィルタ登録画面例と、図5、図6のフィルタ条件設定例とを用いて説明する。
まず、利用者によって図8に示す入力装置18のフィルタ登録キー186が押されると図3に示すフィルタ登録画面40を表示する(ステップS01)。フィルタ登録画面40には、利用者識別ボタンである41〜44と録画番組リスト45とを表示する。この録画番組リスト45には録画されている全ての番組の番組タイトルを表示する。
次に利用者によって、利用者識別ボタンである利用者A41、利用者B42、利用者C43、利用者D44のいずれかが押されると、その押された利用者識別ボタンに対応する利用者識別子を登録する。すなわち、これから設定しようとするフィルタ条件が、利用者A41、利用者B42、利用者C43、利用者D44のうちのどの利用者に属するものなのかを録画番組リストフィルタ処理部15に識別させる(ステップS02)。なお、この利用者識別ボタンは画面上の仮想ボタンではなく入力装置18に専用キーを設け、それらに直接割り振ってもかまわない。
ここで、利用者が表示画面上の各欄を選択する手段としては入力装置18を用いるものとする。例えば図8に示す入力装置18において、利用者が上下左右カーソルキー181を用いて表示画面上のカーソルを所定の欄に移動し、その移動した欄で決定キー183を押下すると、その欄を選択決定したことになる。以降の説明で、例えば「図3に示す録画番組リスト画面40の中の利用者識別ボタン41を押す」という動作は上記のような手順で実現されることを示している。
実際の処理手順を図9のフローチャートと図3のフィルタ登録画面例と、図5、図6のフィルタ条件設定例とを用いて説明する。
まず、利用者によって図8に示す入力装置18のフィルタ登録キー186が押されると図3に示すフィルタ登録画面40を表示する(ステップS01)。フィルタ登録画面40には、利用者識別ボタンである41〜44と録画番組リスト45とを表示する。この録画番組リスト45には録画されている全ての番組の番組タイトルを表示する。
次に利用者によって、利用者識別ボタンである利用者A41、利用者B42、利用者C43、利用者D44のいずれかが押されると、その押された利用者識別ボタンに対応する利用者識別子を登録する。すなわち、これから設定しようとするフィルタ条件が、利用者A41、利用者B42、利用者C43、利用者D44のうちのどの利用者に属するものなのかを録画番組リストフィルタ処理部15に識別させる(ステップS02)。なお、この利用者識別ボタンは画面上の仮想ボタンではなく入力装置18に専用キーを設け、それらに直接割り振ってもかまわない。
次に、利用者は表示された録画番組リスト45から以後表示させたくないと考える番組(不要番組)を選択する。例えば録画番組リスト45の中の「民謡どんとこい」という番組を不要番組にしたい場合、まず画面上のカーソルをこの番組の欄に移動させる(ステップS03)。
この状態で、利用者によって、図8に示す入力装置18の各種処理キー182が押されたならば、フィルタ条件種別選択画面46をサブウインドウとして表示する(ステップS04)。
次に利用者は、フィルタ条件種別選択画面46に表示している“ジャンルで非表示”か “キーワードで非表示”かのどちらかを選択する。条件設定を中止する場合は、図8に示す入力装置18の戻るキー187を押す(ステップS05)。
ステップS05で“ジャンルで非表示”が選択された場合、図3に示す録画番組リスト45の部分を、図5に示すフィルタ条件表示欄55に切り替える。そして選択した録画番組(民謡どんとこい)の番組情報からジャンル情報(音楽/民謡)を取得し(ステップS06)、その取得したジャンル情報(音楽/民謡)をフィルタ条件表示欄55に表示する(ステップS07)。
利用者により 確定ボタン57が押されたならば、上記表示したフィルタ条件を登録する。またフィルタ条件表示欄55を元の録画番組リスト45に戻す(ステップS11)。
ステップS05にて“キーワードで非表示”が選択された場合、図3に示す録画番組リスト45の部分を、図6に示すフィルタ条件表示欄65に切り替える。そして選択した録画番組(民謡どんとこい)の番組情報から番組タイトル(民謡どんとこい)を取得し(ステップS08)、その取得した番組タイトル(民謡どんとこい)をキーワードとしてフィルタ条件表示欄65に表示する(ステップS09)。
利用者が、表示されたキーワード(番組タイトル)を編集したい場合は編集ボタン68を押し、キーワード(番組タイトル)を編集する(ステップS10)。 この場合、文字入力のための日本語変換入力は、入力装置18のテンキーで入力したり、カーソルの移動と選択で入力したりする方法が考えられるが、この日本語入力の具体的な実現方法については本実施例の内容とは直接関係がないので説明は省略する。このキーワードは番組タイトル名とは関係なく、利用者がフィルタ条件として所望する別のキーワードに入れ替えて登録してもよい。
ステップS05にて“キーワードで非表示”が選択された場合、図3に示す録画番組リスト45の部分を、図6に示すフィルタ条件表示欄65に切り替える。そして選択した録画番組(民謡どんとこい)の番組情報から番組タイトル(民謡どんとこい)を取得し(ステップS08)、その取得した番組タイトル(民謡どんとこい)をキーワードとしてフィルタ条件表示欄65に表示する(ステップS09)。
利用者が、表示されたキーワード(番組タイトル)を編集したい場合は編集ボタン68を押し、キーワード(番組タイトル)を編集する(ステップS10)。 この場合、文字入力のための日本語変換入力は、入力装置18のテンキーで入力したり、カーソルの移動と選択で入力したりする方法が考えられるが、この日本語入力の具体的な実現方法については本実施例の内容とは直接関係がないので説明は省略する。このキーワードは番組タイトル名とは関係なく、利用者がフィルタ条件として所望する別のキーワードに入れ替えて登録してもよい。
利用者により 確定ボタン57が押されたならば、上記表示したフィルタ条件を登録する。またフィルタ条件表示欄55を元の録画番組リスト45に戻す(ステップS11)。
ステップS05にてフィルタ条件種別が選択されずに図8に示す入力装置18の戻るキー187が押されたならば、そのままフィルタ登録処理を終了する。
上記手順により、ステップS02で登録した利用者識別子に対応するフィルタ条件が、利用者用フィルタ保存部16に登録される。
ステップS05にてフィルタ条件種別が選択されずに図8に示す入力装置18の戻るキー187が押されたならば、そのままフィルタ登録処理を終了する。
上記手順により、ステップS02で登録した利用者識別子に対応するフィルタ条件が、利用者用フィルタ保存部16に登録される。
これにより、上記手順で選択した番組が不要番組となるとともに、この番組に関連して設定したジャンルまたはキーワードを含む番組情報を伴う番組は全て不要番組となる。
[表示モードの選択処理]
次に、表示モードの選択手順を説明する。
表示モードの選択は図7に示す表示モード欄75から利用者が所望のモードを選択する。この表示モード欄75は右上の「表示モード」と表示されているタブを利用者により選択された場合に、図5、図6に示すフィルタ条件欄55、65から切り替えて表示する。なお、左上の「フィルタ条件」と表示されているタブを選択された場合、再度フィルタ条件欄55、65に表示を切り替える。
表示モードは、“非表示モード”、 “ハーフトーンモード” 、“匿名モード”、及び“全表示モード”の4種類より選択される。選択された設定結果は利用者用フィルタ保存部16に保存する。
[表示モードの選択処理]
次に、表示モードの選択手順を説明する。
表示モードの選択は図7に示す表示モード欄75から利用者が所望のモードを選択する。この表示モード欄75は右上の「表示モード」と表示されているタブを利用者により選択された場合に、図5、図6に示すフィルタ条件欄55、65から切り替えて表示する。なお、左上の「フィルタ条件」と表示されているタブを選択された場合、再度フィルタ条件欄55、65に表示を切り替える。
表示モードは、“非表示モード”、 “ハーフトーンモード” 、“匿名モード”、及び“全表示モード”の4種類より選択される。選択された設定結果は利用者用フィルタ保存部16に保存する。
“非表示モード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理で、非表示と設定した番組は、その後の録画番組リストに表示しない。
“ハーフトーンモード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理で、非表示と設定した番組を録画番組リストにハーフトーンで表示する。
“ハーフトーンモード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理で、非表示と設定した番組を録画番組リストにハーフトーンで表示する。
“匿名モード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理で、非表示と設定した番組を録画番組リストに匿名で表示する。
“全表示モード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理の設定に関係なく全ての番組を録画番組リストに表示する。
[フィルタ条件変更処理]
なお、利用者の好みが変化して、以前は表示不要と考えてフィルタ条件に設定していたジャンルやキーワードにマッチする番組を観たくなる場合もある。このために、フィルタ条件は随時変更可能である。
“全表示モード”が選択された場合、上記フィルタ条件設定処理の設定に関係なく全ての番組を録画番組リストに表示する。
[フィルタ条件変更処理]
なお、利用者の好みが変化して、以前は表示不要と考えてフィルタ条件に設定していたジャンルやキーワードにマッチする番組を観たくなる場合もある。このために、フィルタ条件は随時変更可能である。
以下にこのフィルタ条件変更処理手順を説明する。
まず、利用者は現在のフィルタ条件を確認する。フィルタ条件を確認するためには、図3のフィルタ登録画面40のフィルタ条件ボタン47を押す。
まず、利用者は現在のフィルタ条件を確認する。フィルタ条件を確認するためには、図3のフィルタ登録画面40のフィルタ条件ボタン47を押す。
このフィルタ条件ボタン47が押されたことを検出したら、図5のフィルタ条件表示欄55を表示する。
利用者は、このフィルタ条件表示欄55から変更したいフィルタ条件の欄を選択した後、編集ボタン58を押す。このとき、選択されたフィルタ条件の欄のフィルタ条件種別が"ジャンルで非表示”か "キーワードで非表示”かによって編集ボタン58が押された時の動作が異なる。"ジャンルで非表示”の場合には、その選択した欄の条件を消去する。"ジャンル”種別の場合の再設定は、再度フィルタ条件設定処理を実行することで行なう。"キーワードで非表示”の場合は、カーソルを選択したフィルタ条件の欄に表示する。そして利用者はこのカーソルによってキーワードを編集する。
利用者は、このフィルタ条件表示欄55から変更したいフィルタ条件の欄を選択した後、編集ボタン58を押す。このとき、選択されたフィルタ条件の欄のフィルタ条件種別が"ジャンルで非表示”か "キーワードで非表示”かによって編集ボタン58が押された時の動作が異なる。"ジャンルで非表示”の場合には、その選択した欄の条件を消去する。"ジャンル”種別の場合の再設定は、再度フィルタ条件設定処理を実行することで行なう。"キーワードで非表示”の場合は、カーソルを選択したフィルタ条件の欄に表示する。そして利用者はこのカーソルによってキーワードを編集する。
以上のフィルタ条件変更処理が終了したら、利用者は確定ボタン57を押して変更内容を確定する。この確定された設定は再度、利用者フィルタ部16へ保存される。
また利用者は、“現在の設定”画面から“表示条件”を選択し、図7を表示させ、表示モードを変更することにより、表示状態を変更することが可能である。変更された表示条件は同様に利用者フィルタ部16へ保存される。
[番組選択処理]
次に、上記で登録したフィルタ条件を用いて録画番組をフィルタ処理し、所望の番組を選択して再生するまでの動作について、フローチャート図10を用いて説明する。
また利用者は、“現在の設定”画面から“表示条件”を選択し、図7を表示させ、表示モードを変更することにより、表示状態を変更することが可能である。変更された表示条件は同様に利用者フィルタ部16へ保存される。
[番組選択処理]
次に、上記で登録したフィルタ条件を用いて録画番組をフィルタ処理し、所望の番組を選択して再生するまでの動作について、フローチャート図10を用いて説明する。
まず、利用者によって図8に示す入力装置18の番組リスト表示キー185が押されると図4に示す録画番組リスト画面90を表示する(ステップS01)。録画番組リスト画面90には、利用者識別ボタンである41〜44と録画番組リスト95とを表示する。この録画番組リスト95には現段階では録画されている全ての番組の番組タイトルを表示している。
次に利用者によって、利用者識別ボタンである利用者A41、利用者B42、利用者C43、利用者D44のいずれかが押されると、その押された利用者識別ボタンに対応する利用者識別子を設定する(ステップS12)。
次に、設定した利用者識別子に対応するフィルタ条件を利用者フィルタ保存部16から読み込む(ステップS13)。
そして、全録画番組の番組情報を参照し、前記フィルタ条件に合致して利用者が必要ないと判断できる番組(不要番組)を抽出する(ステップS14)。
そして、全録画番組の番組情報を参照し、前記フィルタ条件に合致して利用者が必要ないと判断できる番組(不要番組)を抽出する(ステップS14)。
次に、予め設定されている表示モードを判別する(ステップS15)。
ステップS15の判別結果が“非表示モード”の場合は、録画番組リストからステップS14で抽出した不要番組の番組タイトルを削除する(ステップS16)。
ステップS15の判別結果が“非表示モード”の場合は、録画番組リストからステップS14で抽出した不要番組の番組タイトルを削除する(ステップS16)。
ステップS15の判別結果が“ハーフトーンモード”の場合は、録画番組リストのステップS14で抽出した不要番組の番組タイトルの欄にハーフトーン処理を施す(ステップS17)。
ステップS15の判別結果が“匿名モード”の場合は、録画番組リストのステップS14で抽出した不要番組の番組タイトを特定の名称に挿げ替える処理を施す(ステップS18)。 例えば、該当するタイトル名を“タイトル表示なし”などに変更する。
ステップS15の判別結果が“全表示モード”の場合は、録画番組リストに対してなにも処理を施さずに次ステップへ移行する。
以上の各フィルタ処理が施された後の録画番組リストを表示する(ステップS19)。
以上の各フィルタ処理が施された後の録画番組リストを表示する(ステップS19)。
利用者は上記録画番組リストから再生したい所望の番組を選択する(ステップS20)。
この状態で図9に示す入力装置18の再生キー184が押されたならば、その録画番組の再生を開始する(ステップ22)。このとき、再生キー以外のキーが押された場合は処理を終了する。
この状態で図9に示す入力装置18の再生キー184が押されたならば、その録画番組の再生を開始する(ステップ22)。このとき、再生キー以外のキーが押された場合は処理を終了する。
また、本発明は上記した番組受信記録装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読み取られてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
以上のように、本発明によれば、各利用者は装置の通常操作の度に利用者識別入力の操作を必要とせずに、各利用者の嗜好にあった所望の番組を録画番組リストから容易に選択し再生することが可能となる。
1 番組受信記録再生装置
2 提示装置
10 受信部
11 映像音声データ処理装置
12 記録部
13 録画番組指定部
14 録画番組リスト取得部
15 録画番組リストフィルタ処理部
16 利用者フィルタ保存部
17 操作情報受信部
18 入力装置
2 提示装置
10 受信部
11 映像音声データ処理装置
12 記録部
13 録画番組指定部
14 録画番組リスト取得部
15 録画番組リストフィルタ処理部
16 利用者フィルタ保存部
17 操作情報受信部
18 入力装置
Claims (2)
- 番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生装置において、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成手段と、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを複数記録する記録手段と、
前記記録手段にて記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示手段と、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生手段と、
複数の利用者識別子毎に、前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定手段と、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて記憶する利用者フィルタ記憶手段と、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理手段と、
を有し、
前記利用者フィルタ設定手段は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する手段であり、
前記録画番組リスト表示手段は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理手段にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する手段であることを特徴とする番組受信記録再生装置。 - 番組と、その番組の少なくとも番組タイトルを含む番組情報である第一の番組情報とを受信し記録再生する機能と、将来放送予定の番組の番組情報である第二の番組情報を受信し再生する機能とを有する番組受信記録再生プログラムにおいて、
複数の利用者が前記番組の選局、記録、再生を行なった際の操作履歴情報と、前記操作を受けた番組の前記第一の番組情報とを用いて、前記複数の利用者に共通する共通番組嗜好情報を生成する嗜好情報生成機能と、
前記共通番組嗜好情報と合致する将来放送予定の番組を、前記第二の番組情報から抽出し、抽出した前記番組とこの抽出した番組に伴う前記第一の番組情報とを記録手段に複数記録させる記録機能と、
前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報から得られる番組タイトルのリストである録画番組リストを表示する録画番組リスト表示機能と、
前記録画番組リストに表示した複数の番組タイトルから選択された番組タイトルに対応する録画番組を再生する録画番組再生機能と、
複数の利用者識別子毎に、前記記録機能により前記記録手段に記録されている録画番組が不要か否かを判別するための情報である不要条件を設定する利用者フィルタ設定機能と、
前記複数の利用者識別子とこの複数の利用者識別子毎に設定した不要条件とを対応付けて利用者フィルタ記憶手段に記憶させる利用者フィルタ記憶機能と、
録画番組再生のために、前記利用者フィルタ記憶機能により前記利用者フィルタ記憶手段に記憶されている複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子に対応する不要条件を取得して、その不要条件が前記記録手段に記録されている録画番組の前記第一の番組情報に含まれているか否かを判断して、前記不要条件が含まれていると判断した前記第一の番組情報に対応する各録画番組を不要番組として抽出するフィルタ処理機能と、
をコンピュータに実現させる為の番組受信記録再生プログラムであり、
前記利用者フィルタ設定機能は、前記複数の利用者識別子と、前記記録手段に記録されている全ての録画番組の番組タイトルを表示する録画番組リストとを表示して、前記表示した複数の利用者識別子のうちから選択されたひとつの利用者識別子を取得すると共に、 前記表示した録画番組リストから不要として選択された番組タイトルに対応する録画番組の前記第一の番組情報を取得して、取得した前記第一の番組情報から生成する前記不要条件の候補を表示し、前記表示した不要条件の候補のうちから選択された不要条件の候補を、前記取得した利用者識別子に対応する不要条件として確定して設定する機能であり、
前記録画番組リスト表示機能は、表示する録画番組リストを、全録画番組の番組タイトルのうち前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組以外の録画番組に対応する番組タイトルを表示する、又は前記フィルタ処理機能にて抽出した前記不要番組に対応する番組タイトルと前記不要番組以外の番組に対応する番組タイトルとを異なる表示状態で表示する機能であることを特徴とする番組受信記録再生プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008205621A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 番組推薦装置及び番組推薦方法 |
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2005
- 2005-04-15 JP JP2005118185A patent/JP2006303572A/ja not_active Withdrawn
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