JP2004140479A - 固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】CMOS型固体撮像素子のフォーカルプレインシャッタによる画像の変形を減少する。また、AF制御専用の撮像手段を用いることなく、撮像動作中に測距フレームを取得して効率的にAF制御を行う。
【解決手段】所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子102におけるシャッタ動作や読み出し動作を行い、この高速で読み出した画像データを記憶装置105に一時格納する。そして、この記憶装置105の画像データをフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力することにより、動きのある被写体に対して画像の変形を減少する。また、シャッタ動作や読み出し動作を高速に行った場合のブランク期間を利用してAF制御に用いる測距用画像の読み出しを行い、撮像動作を止めることなく、AF制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子102におけるシャッタ動作や読み出し動作を行い、この高速で読み出した画像データを記憶装置105に一時格納する。そして、この記憶装置105の画像データをフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力することにより、動きのある被写体に対して画像の変形を減少する。また、シャッタ動作や読み出し動作を高速に行った場合のブランク期間を利用してAF制御に用いる測距用画像の読み出しを行い、撮像動作を止めることなく、AF制御を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元画素アレイの順次走査によって各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行うCMOS型イメージセンサ等の固体撮像装置、並びにその固体撮像装置を用いたカメラ装置、及びそれらの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CMOS型イメージセンサの撮像動作は、いわゆるローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)により2次元画素アレイを画像行(または画素列)単位で走査して各画素のシャッタ動作を行い、その後、一定の露光時間を経て再度2次元画素アレイを画像行(または画素列)単位で走査し、各画素の信号を読み出すような動作となる(たとえば特許文献1)。
また、動画の撮像時においては、このようなシャッタ動作と読み出し動作を1フレーム周期(通常は1/30秒)毎に行う。なお、1フレーム期間とは、完成された映像の1フレームが出力されるためにかかる期間をいう。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−41493号公報
【0004】
図13は、このような従来の動画撮像動作を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。そして、斜めの破線402がシャッタ行の走査位置、斜めの実線401が読み出し行の走査位置を示している。また、破線402と実線401の間の間隔403が露光時間である。
シャッタ行で各画素のシャッタ動作を行い、各画素信号をリセットした後、露光時間403を経て読み出し動作を行うことにより、各画素信号を読み出すようになっている。
そして、画素行0から画素行Nまでの1回の走査で、ちょうど1フレーム期間404が経過するような同期速度で走査を行い、所定のフレームレートによって各画素信号の出力動作を行う。
なお、このような動作で2次元画素アレイから読み出された画素信号は、ノイズ除去、利得制御、A/D変換等の処理を経て、後段の信号処理回路(DSP等)に入力され、カラー信号処理、利得調整、ホワイトバランス等の処理を施された後、画像出力機器に出力される。
図14は、図13に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング503で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷502)が廃棄され、ここから信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング504において、それまでの露光時間505の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷501)が読み出される。この後、シャッタ行タイミング503までが廃棄電荷502の蓄積動作となる。
このようにして、1フレーム期間506の間に1回の読み出し動作が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)を用いたシステムでは、先頭の画素行を撮像するタイミングと最後の画素行を撮像するタイミングとが、1フレーム分の時間差を有することになるため、動いている被写体に対し、画像が変形するという欠点がある。
【0006】
また、上述のようなシステムにおいて、コントラスト検出方式による自動焦点調節(オートフォーカス;AF)機能を設けたものが知られている。これは、実際に測距フレーム用の画像を撮像し、隣接画素間のばらつき(差分)から画像のコントラストを検出してAFに利用するようにしたものである。
しかしながら、このコントラスト検出方式を採用した場合、単体の撮像装置を用いている場合には、映像を途切らすことなしに高速なAFが実現できないという問題があった。
これは、有効画像から測距フレームに相当する部分を切り出してAFのコントラスト検出に使用する方式であるため、図13及び図14に示した従来例の動作では、有効画像のフレームレートと同じフレームレートの測距フレーム画像を得る必要があり、この動作に時間がかかるためである。
例えば、通常のビデオカメラでは映像のフレームレートは60fps であり、固体撮像素子の出力も、ほぼ60fps であり、測距フレームのデータも同様に1秒間に60枚程度しか得られない。
【0007】
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能な固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、出力用の画像の撮像動作中に測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能な固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置及びカメラ装置の制御方法であって、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積し、さらに前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力することを特徴とする。
【0011】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置及びカメラ装置の制御方法であって、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積するとともに、前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、さらに前記測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うことを特徴とする。
【0012】
本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法では、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によってシャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を一旦画像蓄積手段に蓄積し、その後、この画像記録手段に蓄積された画像信号をフレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力するようにしたことから、フレームレートに拘束されることなく固体撮像素子のシャッタ動作及び読み出し動作を高速化することができ、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能となる。
【0013】
また、本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法では、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作を行い、それを画像記憶手段に蓄積するとともに、上述した画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、この測距用画像から固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うようにしたことから、測距専用の撮像手段を用いることなく、出力用の画像の撮像動作中に動作を止めずに測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法の実施の形態例について説明する。
(第1の実施の形態例)
まず、本発明の第1の実施の形態例は、CMOS型固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少するためのカメラシステムを提供するものである。
すなわち、本発明の第1の実施の形態例では、所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子から画素データを読み出し、この高速で読み出した画像データを記憶装置(画像記憶手段;画像メモリ)に一時格納する。そして、この記憶装置から上述した完成された画像データのフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力することにより、動きのある被写体に対して画像の変形を減少する。
【0015】
例えば、カメラシステムの出力フレームレートが10fps (frames per second )の場合、固体撮像素子の出力を10倍に高速化して読み出し、100fps (1画面を1/100秒)で出力する。
これにより、出力される画像が10fps であるにも関わらず、動きのある被写体に対しては100fps 相当の画像となり、乱れのない画像を得ることが可能となる。
なお、上述のように固体撮像素子からの画像データは高速で出力され、データの間隔は短くなるが、画素の露光時間は従来と同等に確保できる。
例えば、カメラシステムの出力が10fps の場合、露光期間は1フレームあたり約1/10秒が最大であり、100fps のカメラシステムでは1フレームあたり約1/100秒が最大である。
しかし、本例のカメラシステムでは、出力のフレームレートに応じて1フレームあたりの最大露光時間を決定できるため、固体撮像素子の出力を10倍にし、画像の乱れを少なくしても、カメラシステムの出力が10fps であれば、1フレームあたりの最大露光時間の約1/10秒が確保される。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第1の構成例を示すブロック図である。
このカメラシステムは、撮像レンズ系101、固体撮像素子102、アナログ回路103、A/Dコンバータ104、画像メモリ105、カメラ信号処理回路106、圧縮伸長回路107、及び記憶媒体108を有している。
まず、撮像レンズ系101から入射した光線は、固体撮像素子102の2次元画素アレイに結像する。固体撮像素子102はCMOS型イメージセンサなどのローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)を有する半導体素子であり、2次元画素アレイを順次走査し、画素列(または画素行)単位でシャッタ動作と読み出し動作を行い、画像信号をアナログ回路103に出力する。
【0017】
アナログ回路103では、CDS(相関二重サンプリング)やAGC(オートゲインコントロール)などの処理を行う。そして、このアナログ回路103で処理された画像信号は、A/Dコンバータ104によりアナログデータからデジタルデータに変換され、画像メモリ105に出力される。
画像メモリ105は、半導体メモリなどの記憶装置であり、A/Dコンバータ104からの画像データを格納し、そのレートを出力される映像のフレームレートに変換して出力するものである。この画像メモリ105からの画像データは、カメラ信号処理回路106に出力される。
カメラ信号処理回路106では、固体撮像素子102の出力データから映像信号へ変換するための色信号処理、ゲイン制御処理、ホワイトバランス処理等の信号処理を行う回路である。
圧縮伸長回路107は、カメラ信号処理回路106で処理された画像データの圧縮もしくは伸長を行い、画像を記憶媒体108に記憶できるフォーマットに変換する回路である。記憶媒体108は、画像データを出力させる画像出力手段の一例であるが、画像出力手段としては例えば表示パネルや各種ネットワーク等であってもよい。
【0018】
図2は、本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第2の構成例を示すブロック図である。なお、図1と共通の要素については同一符号を付してある。
この構成例は、図1に示すカメラ信号処理回路106を画像メモリ105の前段に設けたものであり、カメラ信号処理回路106によるカメラ信号処理を行なってから画像メモリ105に格納するものである。なお、その他は、図1の例と同様であるので説明は省略する。
【0019】
図3は、固体撮像素子102のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)露光制御動作を説明する図であり、2次元画素アレイの構造を模式的に示したものである。
図中の領域301は固体撮像素子102の撮像領域(2次元画素アレイ)であり、画素セルが2次元マトリクス状に分布している。なお、便宜的に縦方向に0行からN行とし、横方向に0列からM列としている。
また、画素行302は「シャッタ行」と呼ばれる画素行であり、画素行303は「読み出し行」と呼ばれる画素行である。各画素行は0行目からN行目の方向に走査される。ただし、映像の上下を反転する場合には逆方向の走査となる。
【0020】
図4は、本実施の形態例における露光制御方式において走査される画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。
そして、斜めの破線602がシャッタ行の走査位置、斜めの実線601が読み出し行の走査位置を示している。また、破線602と実線601の間の間隔603が露光時間である。
図示のように、露光時間603だけ、シャッタ行602が読み出し行601より先行しており、シャッタ行602では画素に蓄積された不要な電荷が排出され、読み出し行601では画素に蓄積された電荷を読み取る。また、シャッタ行602で電荷を排出してから読み出し行601で読み取られるまでが映像の露光時間603となる。
【0021】
また、図中の1フレーム期間604は、完成された映像の1フレームが出力されるためにかかる期間を示す。
そして、本例のカメラシステムでは、固体撮像素子102のシャッタ行602と読み出し行601の走査速度をフレームレートの例えば10倍としたものである。
これにより、図4では、シャッタ行の走査位置を示す破線602と読み出し行の走査位置を示す実線601の角度が図13に従来例に比較して大きく表されており、1フレーム分の撮像動作は、1フレーム期間604に対して短い時間で終了することになる。
【0022】
図5は、図4に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング703で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷702)が廃棄され、ここから信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング704において、それまでの露光時間705の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷701)が読み出される。この後、シャッタ行タイミング703までが廃棄電荷702の蓄積動作となる。このようにして、1フレーム期間706毎に1回の読み出し動作が実行される。
【0023】
上述した図13及び図14に示す従来例と図4及び図5に示す本実施の形態例とを比較すると、本実施の形態例の場合ではシャッタ行と読み出し行の走査速度が10倍になっているため、隣り合う行が読み出される時間の差は従来例に比して1/10になる。
これにより、動く被写体に対して画像が乱れる程度が10分の1に改善される(換言すれば、本実施の形態例を適用した場合、画像が従来例と同程度に乱れるには、従来例に比べて被写体が10倍の速度で動く必要がある)。
また、シャッタ行と読み出し行の走査速度が速くなっても、2つの行の間隔は従来どおりに設定されるため、露光時間は従来と同等に設定可能である。
この結果、本発明の第1の実施の形態例では、ローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ、順次読み出し)特有の動きのある被写体に対する画像が乱れを改善でき、画質の向上を図ることができる利点がある。
また、本実施の形態例を適用しても、従来と同じように露光時間を設定することができるという利点がある。
【0024】
(第2の実施の形態例)
次に、本発明の第2の実施の形態例は、上述した第1の実施の形態例で説明したように固体撮像素子の走査を高速(本例では3倍)で行う構成を用いて、各フレーム毎のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を利用して測距用の画像を読み出してAF制御に用いることにより、出力用の画像の撮像動作中に映像を途切らすことなく、測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能なカメラシステムを提供するものである。
【0025】
すなわち、本発明の第2の実施の形態例では、所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子から画素データを読み出し、この高速で読み出した画像データを記憶装置(画像記憶手段;画像メモリ)に一時格納し、この記憶装置から上述した完成された画像データのフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力する構成により、AF用の測距フレームを出力する期間を確保する。
そして、この確保した期間(本例ではブランク期間という)内に、有効映像の露光期間と重ならないように測距フレームの露光と読み出し動作を数回にわたって行い、この測距フレームによって固体撮像素子の撮像レンズ系を駆動制御し、コントラスト検出方式による自動焦点調整動作を行う。なお、測距フレームの位置は、画像フレーム中の任意の位置に自在に設定できるようにする。
【0026】
図6は、本発明の第2の実施の形態例によるカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
このカメラシステムは、撮像レンズ系1101、固体撮像素子1102、カメラ信号処理回路1103、画像メモリ1104、圧縮伸長回路1105、記憶媒体1106、フォーカスモータ駆動回路1107、及びフォーカスモータ1108を有している。
このうち、カメラ信号処理回路1103、フォーカスモータ駆動回路1107、及びフォーカスモータ1108が上述した第1の実施の形態例と異なる部分であるので、以下はこれらを中心に説明する。なお、図6では省略しているが、本例においても図1及び図2に示したアナログ回路やA/Dコンバータが設けられているものとする。
【0027】
カメラ信号処理回路1103は固体撮像素子1102から出力された信号を映像信号に変換するための信号処理を行うものであり、基本的には、図1及び図2のカメラ信号処理回路106と同様であるが、特に本例ではコントラスト検出方式によるAF制御機能を有しており、上述した画像出力用の撮像動作のブランク期間に得られる測距フレームからフォーカスモータ駆動回路1107のAF制御信号を生成するものである。
フォーカスモータ駆動回路1107は、カメラ信号処理回路1103から出力されるAF制御信号に基づいてフォーカスモータ1108を駆動し、撮像レンズ系1101のフォーカス制御を行うものである。
【0028】
図7は、固体撮像素子1102のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)露光制御動作を説明する図であり、2次元画素アレイの構造を模式的に示したものである。
基本的には図3で示すものと同様であり、図中の領域1501は固体撮像素子1102の撮像領域(2次元画素アレイ)で、画素行1502は「シャッタ行」、画素行1503は「読み出し行」である。
そして、撮像領域1501の中央部には、測距フレーム1504が設定されている。
【0029】
図8は、本実施の形態例における露光制御方式において走査する画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。
そして、斜めの破線1602がシャッタ行の走査位置、斜めの実線1601が読み出し行の走査位置を示している。また、破線1602と実線1601の間の間隔1603が露光時間である。
本例では、シャッタ行1602と読み出し行1601の走査速度を3倍とし、フレーム周期の約3分の1の時間で出力用画像の撮像動作を行い、残りの約3分の2の時間をブランク期間として用い、AF用の測距フレーム(N/10行×M/10列、すなわち完成された画像フレームの100分の1のフレーム)を10フレーム分読み出し、この測距フレームによってAF制御を行う。
【0030】
なお、測距フレームとして使用する領域は、固体撮像素子1102の水平スキャナ及び垂直スキャナの動作によって選択することが可能である。
例えば、本例の場合、2次元画素アレイを垂直スキャナによって画素行単位で巣直(縦)方向に走査する構成であり、各画素列毎に信号電荷を読み出し、各画素列毎に設けられたCDS・AGC回路等によってノイズ除去や利得制御等を行う。したがって、垂直スキャナによって読み出す画素行を選択し、水平スキャナによって読み出す画素列を選択することにより、2次元画素アレイの特定領域を測距フレームとして読み出すことが可能である。
このような領域選択は、例えば設定キー等によって垂直スキャナ及び水平スキャナへのアドレス設定によって適宜行うことが可能であるものとする。
【0031】
また、図8では、具体的なシャッタ行1601と読み出し行1602の走査方法を示している。
すなわち、図8において、読み出し行1601がN行目まで走査した後、測距フレームの行を走査する(測距フレーム読み出し行1603)。そして、この測距フレームの行を11回走査する(これは、1回目の走査の露光時間が長目の画像となるので、2回目以降のデータを用いるためである)。
この際、測距フレームの水平方向はM/10行であるため、水平方向の走査に要する時間は1/10になる。
また、走査の回数や走査をする時間的間隔は撮影対象に合わせて任意に調整可能であるものとし、設定キー等によって選択できるものとする。
【0032】
図9は、図8に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング1704で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷1702)が廃棄され、ここから映像用の信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング1705において、それまでの露光時間707の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷1701)が読み出される。
この後、一定の露光時間の経過によって廃棄電荷1702が蓄積された後、測距フレーム用のシャッタ動作に移行し、その最初のシャッダ動作で廃棄電荷1702が廃棄された後、細かいシャッタ動作を繰り返すことにより、測距フレーム用読み出し電荷1703が読み出される。
この後、再度一定の露光時間の経過によって廃棄電荷1702が蓄積された後、映像用の信号電荷の蓄積、読み出し動作を行う。
このようにして、1フレーム期間1708毎に、映像用信号の1回の読み出し動作と、測距フレーム用の複数回(本例では11回)の読み出し動作が実行される。
【0033】
なお、以上の図7〜図9に示す例では、2次元画素アレイの中央部に測距用フレームを設定した例を説明したが、上述のように測距用フレームとして読み出す領域は、水平方向、垂直方向に自在に選択が可能である。
図10は、測距用フレームを画素領域中で任意に移動できる様子を示す説明図である。なお、図7と共通の符号を用いている。上述した垂直スキャナ及び水平スキャナへのアドレス設定等の操作により、中央の測距用フレーム1504を上下、左右に移動(移動a〜移動e)できる。
また、図11は、図10において測距用フレームの位置を移動した場合の画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。なお、図8と共通の符号を用いている。
図示のように、映像出力用のシャッタ行及び読み出し行に重ならない範囲(すなわち、本例ではブランク期間という)内で、測距用フレームの読み出し動作タイミングを変更し、測距用フレームに用いる画像領域を移動する。
ただし、この図11では、図10に示す画素行方向に移動(すなわち、移動a、移動b)した読み出し動作だけが表れており、画素列方向については、読み出し動作の各走査毎に読み出す画素列のアドレス(読み出し開始位置、終了位置)を指定することにより行うことになる。
【0034】
また、図12は、測距用フレームの読み出し行の期間を大きくした例を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。なお、図8と共通の符号を用いている。
図示のように、映像出力用のシャッタ行及び読み出し行に重ならない範囲(すなわち、本例ではブランク期間という)内で、測距用フレームの読み出し周期、読み出し回数を変更し、AF制御に用いる画像の枚数等を適宜変更することが可能である。
【0035】
さらに、図示は省略するが、有効映像の露光時間(シャッタ行1601から読み出し行1602までの期間)、1フレーム期間に出力される測距フレームのフレーム数、測距フレームの露光時間(測距フレーム読み出し行1603の間隔)、測距フレームの大きさ等は、カメラのアプリケーションや使用環境に合わせて調整可能であるものとする。
以上のような本発明の第2の実施の形態例では、単一の固体撮像素子で映像を途切らすことなく、高速なAFを実現できるという利点がある。また、測距フレームの位置を自在に設定できるという利点がある。
【0036】
なお、以上の実施の形態例は、本発明をカメラ装置として説明したが、本発明の特徴となる構成は固体撮像装置単体としての構成においても実現できるものであり、本発明の範囲に含まれるものとする。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法によれば、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によってシャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を一旦画像蓄積手段に蓄積し、その後、この画像記録手段に蓄積された画像信号をフレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力するようにしたことから、フレームレートに拘束されることなく固体撮像素子のシャッタ動作及び読み出し動作を高速化することができ、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能となり、動く被写体の乱れの少ない画像を出力できる効果がある。
【0038】
また、本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法によれば、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作を行い、それを画像記憶手段に蓄積するとともに、上述した画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、この測距用画像から固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うようにしたことから、測距専用の撮像手段を用いることなく、出力用の画像の撮像動作中に動作を止めずに測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第1の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第2の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図5】図4に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態例によるカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図9】図8に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態例の第1の変形例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態例の第2の変形例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態例の第3の変形例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図13】従来のカメラシステムにおける露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図14】図13に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【符号の説明】
101、1101……撮像レンズ系、102、1102……固体撮像素子、103……アナログ回路、104……A/Dコンバータ、105、1104……画像メモリ、106、1103……カメラ信号処理回路、107、1105……圧縮伸長回路、108、1106……記憶媒体、1107……フォーカスモータ駆動回路、1108……フォーカスモータ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元画素アレイの順次走査によって各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行うCMOS型イメージセンサ等の固体撮像装置、並びにその固体撮像装置を用いたカメラ装置、及びそれらの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CMOS型イメージセンサの撮像動作は、いわゆるローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)により2次元画素アレイを画像行(または画素列)単位で走査して各画素のシャッタ動作を行い、その後、一定の露光時間を経て再度2次元画素アレイを画像行(または画素列)単位で走査し、各画素の信号を読み出すような動作となる(たとえば特許文献1)。
また、動画の撮像時においては、このようなシャッタ動作と読み出し動作を1フレーム周期(通常は1/30秒)毎に行う。なお、1フレーム期間とは、完成された映像の1フレームが出力されるためにかかる期間をいう。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−41493号公報
【0004】
図13は、このような従来の動画撮像動作を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。そして、斜めの破線402がシャッタ行の走査位置、斜めの実線401が読み出し行の走査位置を示している。また、破線402と実線401の間の間隔403が露光時間である。
シャッタ行で各画素のシャッタ動作を行い、各画素信号をリセットした後、露光時間403を経て読み出し動作を行うことにより、各画素信号を読み出すようになっている。
そして、画素行0から画素行Nまでの1回の走査で、ちょうど1フレーム期間404が経過するような同期速度で走査を行い、所定のフレームレートによって各画素信号の出力動作を行う。
なお、このような動作で2次元画素アレイから読み出された画素信号は、ノイズ除去、利得制御、A/D変換等の処理を経て、後段の信号処理回路(DSP等)に入力され、カラー信号処理、利得調整、ホワイトバランス等の処理を施された後、画像出力機器に出力される。
図14は、図13に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング503で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷502)が廃棄され、ここから信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング504において、それまでの露光時間505の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷501)が読み出される。この後、シャッタ行タイミング503までが廃棄電荷502の蓄積動作となる。
このようにして、1フレーム期間506の間に1回の読み出し動作が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)を用いたシステムでは、先頭の画素行を撮像するタイミングと最後の画素行を撮像するタイミングとが、1フレーム分の時間差を有することになるため、動いている被写体に対し、画像が変形するという欠点がある。
【0006】
また、上述のようなシステムにおいて、コントラスト検出方式による自動焦点調節(オートフォーカス;AF)機能を設けたものが知られている。これは、実際に測距フレーム用の画像を撮像し、隣接画素間のばらつき(差分)から画像のコントラストを検出してAFに利用するようにしたものである。
しかしながら、このコントラスト検出方式を採用した場合、単体の撮像装置を用いている場合には、映像を途切らすことなしに高速なAFが実現できないという問題があった。
これは、有効画像から測距フレームに相当する部分を切り出してAFのコントラスト検出に使用する方式であるため、図13及び図14に示した従来例の動作では、有効画像のフレームレートと同じフレームレートの測距フレーム画像を得る必要があり、この動作に時間がかかるためである。
例えば、通常のビデオカメラでは映像のフレームレートは60fps であり、固体撮像素子の出力も、ほぼ60fps であり、測距フレームのデータも同様に1秒間に60枚程度しか得られない。
【0007】
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能な固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、出力用の画像の撮像動作中に測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能な固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置及びカメラ装置の制御方法であって、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積し、さらに前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力することを特徴とする。
【0011】
また本発明は、2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置及びカメラ装置の制御方法であって、前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積するとともに、前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、さらに前記測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うことを特徴とする。
【0012】
本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法では、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によってシャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を一旦画像蓄積手段に蓄積し、その後、この画像記録手段に蓄積された画像信号をフレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力するようにしたことから、フレームレートに拘束されることなく固体撮像素子のシャッタ動作及び読み出し動作を高速化することができ、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能となる。
【0013】
また、本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法では、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作を行い、それを画像記憶手段に蓄積するとともに、上述した画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、この測距用画像から固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うようにしたことから、測距専用の撮像手段を用いることなく、出力用の画像の撮像動作中に動作を止めずに測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法の実施の形態例について説明する。
(第1の実施の形態例)
まず、本発明の第1の実施の形態例は、CMOS型固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少するためのカメラシステムを提供するものである。
すなわち、本発明の第1の実施の形態例では、所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子から画素データを読み出し、この高速で読み出した画像データを記憶装置(画像記憶手段;画像メモリ)に一時格納する。そして、この記憶装置から上述した完成された画像データのフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力することにより、動きのある被写体に対して画像の変形を減少する。
【0015】
例えば、カメラシステムの出力フレームレートが10fps (frames per second )の場合、固体撮像素子の出力を10倍に高速化して読み出し、100fps (1画面を1/100秒)で出力する。
これにより、出力される画像が10fps であるにも関わらず、動きのある被写体に対しては100fps 相当の画像となり、乱れのない画像を得ることが可能となる。
なお、上述のように固体撮像素子からの画像データは高速で出力され、データの間隔は短くなるが、画素の露光時間は従来と同等に確保できる。
例えば、カメラシステムの出力が10fps の場合、露光期間は1フレームあたり約1/10秒が最大であり、100fps のカメラシステムでは1フレームあたり約1/100秒が最大である。
しかし、本例のカメラシステムでは、出力のフレームレートに応じて1フレームあたりの最大露光時間を決定できるため、固体撮像素子の出力を10倍にし、画像の乱れを少なくしても、カメラシステムの出力が10fps であれば、1フレームあたりの最大露光時間の約1/10秒が確保される。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第1の構成例を示すブロック図である。
このカメラシステムは、撮像レンズ系101、固体撮像素子102、アナログ回路103、A/Dコンバータ104、画像メモリ105、カメラ信号処理回路106、圧縮伸長回路107、及び記憶媒体108を有している。
まず、撮像レンズ系101から入射した光線は、固体撮像素子102の2次元画素アレイに結像する。固体撮像素子102はCMOS型イメージセンサなどのローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)を有する半導体素子であり、2次元画素アレイを順次走査し、画素列(または画素行)単位でシャッタ動作と読み出し動作を行い、画像信号をアナログ回路103に出力する。
【0017】
アナログ回路103では、CDS(相関二重サンプリング)やAGC(オートゲインコントロール)などの処理を行う。そして、このアナログ回路103で処理された画像信号は、A/Dコンバータ104によりアナログデータからデジタルデータに変換され、画像メモリ105に出力される。
画像メモリ105は、半導体メモリなどの記憶装置であり、A/Dコンバータ104からの画像データを格納し、そのレートを出力される映像のフレームレートに変換して出力するものである。この画像メモリ105からの画像データは、カメラ信号処理回路106に出力される。
カメラ信号処理回路106では、固体撮像素子102の出力データから映像信号へ変換するための色信号処理、ゲイン制御処理、ホワイトバランス処理等の信号処理を行う回路である。
圧縮伸長回路107は、カメラ信号処理回路106で処理された画像データの圧縮もしくは伸長を行い、画像を記憶媒体108に記憶できるフォーマットに変換する回路である。記憶媒体108は、画像データを出力させる画像出力手段の一例であるが、画像出力手段としては例えば表示パネルや各種ネットワーク等であってもよい。
【0018】
図2は、本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第2の構成例を示すブロック図である。なお、図1と共通の要素については同一符号を付してある。
この構成例は、図1に示すカメラ信号処理回路106を画像メモリ105の前段に設けたものであり、カメラ信号処理回路106によるカメラ信号処理を行なってから画像メモリ105に格納するものである。なお、その他は、図1の例と同様であるので説明は省略する。
【0019】
図3は、固体撮像素子102のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)露光制御動作を説明する図であり、2次元画素アレイの構造を模式的に示したものである。
図中の領域301は固体撮像素子102の撮像領域(2次元画素アレイ)であり、画素セルが2次元マトリクス状に分布している。なお、便宜的に縦方向に0行からN行とし、横方向に0列からM列としている。
また、画素行302は「シャッタ行」と呼ばれる画素行であり、画素行303は「読み出し行」と呼ばれる画素行である。各画素行は0行目からN行目の方向に走査される。ただし、映像の上下を反転する場合には逆方向の走査となる。
【0020】
図4は、本実施の形態例における露光制御方式において走査される画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。
そして、斜めの破線602がシャッタ行の走査位置、斜めの実線601が読み出し行の走査位置を示している。また、破線602と実線601の間の間隔603が露光時間である。
図示のように、露光時間603だけ、シャッタ行602が読み出し行601より先行しており、シャッタ行602では画素に蓄積された不要な電荷が排出され、読み出し行601では画素に蓄積された電荷を読み取る。また、シャッタ行602で電荷を排出してから読み出し行601で読み取られるまでが映像の露光時間603となる。
【0021】
また、図中の1フレーム期間604は、完成された映像の1フレームが出力されるためにかかる期間を示す。
そして、本例のカメラシステムでは、固体撮像素子102のシャッタ行602と読み出し行601の走査速度をフレームレートの例えば10倍としたものである。
これにより、図4では、シャッタ行の走査位置を示す破線602と読み出し行の走査位置を示す実線601の角度が図13に従来例に比較して大きく表されており、1フレーム分の撮像動作は、1フレーム期間604に対して短い時間で終了することになる。
【0022】
図5は、図4に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング703で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷702)が廃棄され、ここから信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング704において、それまでの露光時間705の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷701)が読み出される。この後、シャッタ行タイミング703までが廃棄電荷702の蓄積動作となる。このようにして、1フレーム期間706毎に1回の読み出し動作が実行される。
【0023】
上述した図13及び図14に示す従来例と図4及び図5に示す本実施の形態例とを比較すると、本実施の形態例の場合ではシャッタ行と読み出し行の走査速度が10倍になっているため、隣り合う行が読み出される時間の差は従来例に比して1/10になる。
これにより、動く被写体に対して画像が乱れる程度が10分の1に改善される(換言すれば、本実施の形態例を適用した場合、画像が従来例と同程度に乱れるには、従来例に比べて被写体が10倍の速度で動く必要がある)。
また、シャッタ行と読み出し行の走査速度が速くなっても、2つの行の間隔は従来どおりに設定されるため、露光時間は従来と同等に設定可能である。
この結果、本発明の第1の実施の形態例では、ローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ、順次読み出し)特有の動きのある被写体に対する画像が乱れを改善でき、画質の向上を図ることができる利点がある。
また、本実施の形態例を適用しても、従来と同じように露光時間を設定することができるという利点がある。
【0024】
(第2の実施の形態例)
次に、本発明の第2の実施の形態例は、上述した第1の実施の形態例で説明したように固体撮像素子の走査を高速(本例では3倍)で行う構成を用いて、各フレーム毎のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を利用して測距用の画像を読み出してAF制御に用いることにより、出力用の画像の撮像動作中に映像を途切らすことなく、測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことが可能なカメラシステムを提供するものである。
【0025】
すなわち、本発明の第2の実施の形態例では、所定の動画規格に基づいて完成された画像データのフレームレートよりも高速レートで固体撮像素子から画素データを読み出し、この高速で読み出した画像データを記憶装置(画像記憶手段;画像メモリ)に一時格納し、この記憶装置から上述した完成された画像データのフレームレートに速度を遅くして読み出し、これを後段に出力する構成により、AF用の測距フレームを出力する期間を確保する。
そして、この確保した期間(本例ではブランク期間という)内に、有効映像の露光期間と重ならないように測距フレームの露光と読み出し動作を数回にわたって行い、この測距フレームによって固体撮像素子の撮像レンズ系を駆動制御し、コントラスト検出方式による自動焦点調整動作を行う。なお、測距フレームの位置は、画像フレーム中の任意の位置に自在に設定できるようにする。
【0026】
図6は、本発明の第2の実施の形態例によるカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
このカメラシステムは、撮像レンズ系1101、固体撮像素子1102、カメラ信号処理回路1103、画像メモリ1104、圧縮伸長回路1105、記憶媒体1106、フォーカスモータ駆動回路1107、及びフォーカスモータ1108を有している。
このうち、カメラ信号処理回路1103、フォーカスモータ駆動回路1107、及びフォーカスモータ1108が上述した第1の実施の形態例と異なる部分であるので、以下はこれらを中心に説明する。なお、図6では省略しているが、本例においても図1及び図2に示したアナログ回路やA/Dコンバータが設けられているものとする。
【0027】
カメラ信号処理回路1103は固体撮像素子1102から出力された信号を映像信号に変換するための信号処理を行うものであり、基本的には、図1及び図2のカメラ信号処理回路106と同様であるが、特に本例ではコントラスト検出方式によるAF制御機能を有しており、上述した画像出力用の撮像動作のブランク期間に得られる測距フレームからフォーカスモータ駆動回路1107のAF制御信号を生成するものである。
フォーカスモータ駆動回路1107は、カメラ信号処理回路1103から出力されるAF制御信号に基づいてフォーカスモータ1108を駆動し、撮像レンズ系1101のフォーカス制御を行うものである。
【0028】
図7は、固体撮像素子1102のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)露光制御動作を説明する図であり、2次元画素アレイの構造を模式的に示したものである。
基本的には図3で示すものと同様であり、図中の領域1501は固体撮像素子1102の撮像領域(2次元画素アレイ)で、画素行1502は「シャッタ行」、画素行1503は「読み出し行」である。
そして、撮像領域1501の中央部には、測距フレーム1504が設定されている。
【0029】
図8は、本実施の形態例における露光制御方式において走査する画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。
そして、斜めの破線1602がシャッタ行の走査位置、斜めの実線1601が読み出し行の走査位置を示している。また、破線1602と実線1601の間の間隔1603が露光時間である。
本例では、シャッタ行1602と読み出し行1601の走査速度を3倍とし、フレーム周期の約3分の1の時間で出力用画像の撮像動作を行い、残りの約3分の2の時間をブランク期間として用い、AF用の測距フレーム(N/10行×M/10列、すなわち完成された画像フレームの100分の1のフレーム)を10フレーム分読み出し、この測距フレームによってAF制御を行う。
【0030】
なお、測距フレームとして使用する領域は、固体撮像素子1102の水平スキャナ及び垂直スキャナの動作によって選択することが可能である。
例えば、本例の場合、2次元画素アレイを垂直スキャナによって画素行単位で巣直(縦)方向に走査する構成であり、各画素列毎に信号電荷を読み出し、各画素列毎に設けられたCDS・AGC回路等によってノイズ除去や利得制御等を行う。したがって、垂直スキャナによって読み出す画素行を選択し、水平スキャナによって読み出す画素列を選択することにより、2次元画素アレイの特定領域を測距フレームとして読み出すことが可能である。
このような領域選択は、例えば設定キー等によって垂直スキャナ及び水平スキャナへのアドレス設定によって適宜行うことが可能であるものとする。
【0031】
また、図8では、具体的なシャッタ行1601と読み出し行1602の走査方法を示している。
すなわち、図8において、読み出し行1601がN行目まで走査した後、測距フレームの行を走査する(測距フレーム読み出し行1603)。そして、この測距フレームの行を11回走査する(これは、1回目の走査の露光時間が長目の画像となるので、2回目以降のデータを用いるためである)。
この際、測距フレームの水平方向はM/10行であるため、水平方向の走査に要する時間は1/10になる。
また、走査の回数や走査をする時間的間隔は撮影対象に合わせて任意に調整可能であるものとし、設定キー等によって選択できるものとする。
【0032】
図9は、図8に示す動作によって読み出される1つの画素(例えば固体撮像素子の中央に位置する画素)の信号波形を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は信号レベルを示している。
図中のシャッタ行タイミング1704で、それまでの蓄積電荷(廃棄電荷1702)が廃棄され、ここから映像用の信号として用いる電荷の蓄積が開始される。そして、読み出し行タイミング1705において、それまでの露光時間707の間に蓄積された信号電荷(読み出し電荷1701)が読み出される。
この後、一定の露光時間の経過によって廃棄電荷1702が蓄積された後、測距フレーム用のシャッタ動作に移行し、その最初のシャッダ動作で廃棄電荷1702が廃棄された後、細かいシャッタ動作を繰り返すことにより、測距フレーム用読み出し電荷1703が読み出される。
この後、再度一定の露光時間の経過によって廃棄電荷1702が蓄積された後、映像用の信号電荷の蓄積、読み出し動作を行う。
このようにして、1フレーム期間1708毎に、映像用信号の1回の読み出し動作と、測距フレーム用の複数回(本例では11回)の読み出し動作が実行される。
【0033】
なお、以上の図7〜図9に示す例では、2次元画素アレイの中央部に測距用フレームを設定した例を説明したが、上述のように測距用フレームとして読み出す領域は、水平方向、垂直方向に自在に選択が可能である。
図10は、測距用フレームを画素領域中で任意に移動できる様子を示す説明図である。なお、図7と共通の符号を用いている。上述した垂直スキャナ及び水平スキャナへのアドレス設定等の操作により、中央の測距用フレーム1504を上下、左右に移動(移動a〜移動e)できる。
また、図11は、図10において測距用フレームの位置を移動した場合の画素行の時間的変化を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。なお、図8と共通の符号を用いている。
図示のように、映像出力用のシャッタ行及び読み出し行に重ならない範囲(すなわち、本例ではブランク期間という)内で、測距用フレームの読み出し動作タイミングを変更し、測距用フレームに用いる画像領域を移動する。
ただし、この図11では、図10に示す画素行方向に移動(すなわち、移動a、移動b)した読み出し動作だけが表れており、画素列方向については、読み出し動作の各走査毎に読み出す画素列のアドレス(読み出し開始位置、終了位置)を指定することにより行うことになる。
【0034】
また、図12は、測距用フレームの読み出し行の期間を大きくした例を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は0からNまでの画素行を示している。なお、図8と共通の符号を用いている。
図示のように、映像出力用のシャッタ行及び読み出し行に重ならない範囲(すなわち、本例ではブランク期間という)内で、測距用フレームの読み出し周期、読み出し回数を変更し、AF制御に用いる画像の枚数等を適宜変更することが可能である。
【0035】
さらに、図示は省略するが、有効映像の露光時間(シャッタ行1601から読み出し行1602までの期間)、1フレーム期間に出力される測距フレームのフレーム数、測距フレームの露光時間(測距フレーム読み出し行1603の間隔)、測距フレームの大きさ等は、カメラのアプリケーションや使用環境に合わせて調整可能であるものとする。
以上のような本発明の第2の実施の形態例では、単一の固体撮像素子で映像を途切らすことなく、高速なAFを実現できるという利点がある。また、測距フレームの位置を自在に設定できるという利点がある。
【0036】
なお、以上の実施の形態例は、本発明をカメラ装置として説明したが、本発明の特徴となる構成は固体撮像装置単体としての構成においても実現できるものであり、本発明の範囲に含まれるものとする。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法によれば、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によってシャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を一旦画像蓄積手段に蓄積し、その後、この画像記録手段に蓄積された画像信号をフレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力するようにしたことから、フレームレートに拘束されることなく固体撮像素子のシャッタ動作及び読み出し動作を高速化することができ、固体撮像素子のローリングシャッタ(フォーカルプレインシャッタ)による画像の変形を減少することが可能となり、動く被写体の乱れの少ない画像を出力できる効果がある。
【0038】
また、本発明の固体撮像装置、カメラ装置、及びその制御方法によれば、固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作を行い、それを画像記憶手段に蓄積するとともに、上述した画像出力用のシャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、この測距用画像から固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行うようにしたことから、測距専用の撮像手段を用いることなく、出力用の画像の撮像動作中に動作を止めずに測距用の画像を効率的に取得でき、迅速なAF制御を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第1の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例によるカメラシステムの第2の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図5】図4に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態例によるカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図9】図8に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態例の第1の変形例における固体撮像素子の露光制御動作を説明する2次元画素アレイの正面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態例の第2の変形例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態例の第3の変形例における露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図13】従来のカメラシステムにおける露光制御方式の画素行の時間的変化を示す説明図である。
【図14】図13に示す動作によって読み出される1つの画素の信号波形を示す説明図である。
【符号の説明】
101、1101……撮像レンズ系、102、1102……固体撮像素子、103……アナログ回路、104……A/Dコンバータ、105、1104……画像メモリ、106、1103……カメラ信号処理回路、107、1105……圧縮伸長回路、108、1106……記憶媒体、1107……フォーカスモータ駆動回路、1108……フォーカスモータ。
Claims (36)
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、
前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段と、
を有することを特徴とする固体撮像装置。 - 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段に出力するA/D変換手段を有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号に画像出力用の所定の信号処理を行う信号処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号処理手段で信号処理した後に前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号記憶手段に蓄積し、その後、前記信号処理手段で信号処理することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、
前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する出力制御手段と、
を有することを特徴とするカメラ装置。 - 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段に出力するA/D変換手段を有することを特徴とする請求項6記載のカメラ装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号に画像出力用の所定の信号処理を行う信号処理手段を有することを特徴とする請求項6記載のカメラ装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号処理手段で信号処理した後に前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項6記載のカメラ装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号記憶手段に蓄積し、その後、前記信号処理手段で信号処理することを特徴とする請求項6記載のカメラ装置。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、
前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行う測距用画像読み出し手段と、
前記測距用画像読み出し手段によって読み出された測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行う自動焦点制御手段と、
を有することを特徴とする固体撮像装置。 - 前記測距用画像読み出し手段は、前記画像記憶手段の前段で前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行うことを特徴とする請求項11記載の固体撮像装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段及び前記測距用画像読み出し手段に出力するA/D変換手段を有することを特徴とする請求項11記載の固体撮像装置。
- 前記測距用画像読み出し手段は、前記測距用画像を読み出す画像フレーム中の領域を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項11記載の固体撮像装置。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子と、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を蓄積する画像記憶手段と、
前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行う測距用画像読み出し手段と、
前記測距用画像読み出し手段によって読み出された測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行う自動焦点制御手段と、
を有することを特徴とするカメラ装置。 - 前記測距用画像読み出し手段は、前記画像記憶手段の前段で前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行うことを特徴とする請求項15記載のカメラ装置。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段及び前記測距用画像読み出し手段に出力するA/D変換手段を有することを特徴とする請求項15記載のカメラ装置。
- 前記測距用画像読み出し手段は、前記測距用画像を読み出す画像フレーム中の領域を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項15記載のカメラ装置。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置の制御方法であって、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積し、さらに前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する、
ことを特徴とする固体撮像装置の制御方法。 - 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項19記載の固体撮像装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号に画像出力用の所定の信号処理を行うことを特徴とする請求項19記載の固体撮像装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号処理した後に前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項19記載の固体撮像装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号記憶手段に蓄積し、その後、前記信号処理することを特徴とする請求項19記載の固体撮像装置の制御方法。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有するカメラ装置の制御方法であって、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積し、さらに前記画像記録手段に蓄積された画像信号を前記フレーム周期に対応するフレームレートで読み出し出力する、
ことを特徴とするカメラ装置の制御方法。 - 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項24記載のカメラ装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号に画像出力用の所定の信号処理を行うことを特徴とする請求項24記載のカメラ装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号処理した後に前記画像記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項24記載のカメラ装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号を前記信号記憶手段に蓄積し、その後、前記信号処理することを特徴とする請求項24記載のカメラ装置の制御方法。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有する固体撮像装置の制御方法であって、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積するとともに、前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、さらに前記測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行う、
ことを特徴とする固体撮像装置の制御方法。 - 前記画像記憶手段の前段で前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行うことを特徴とする請求項29記載の固体撮像装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して画像記憶手段に蓄積するとともに、前記A/D変換された測距用画像から自動焦点調節制御を行うことを特徴とする請求項29記載の固体撮像装置の制御方法。
- 前記測距用画像を読み出す画像フレーム中の領域を選択して読み出すことを特徴とする請求項29記載の固体撮像装置の制御方法。
- 2次元配列の画素アレイ部を有し、前記画素アレイ部を画素列単位または画素行単位で走査して各画素のシャッタ動作及び読み出し動作を行う固体撮像素子を有するカメラ装置の制御方法であって、
前記固体撮像素子で1フレーム周期毎に高速走査によって前記シャッタ動作及び読み出し動作を行い、その画像信号を画像記憶手段に蓄積するとともに、前記固体撮像素子における1フレーム周期の前記シャッタ動作及び読み出し動作のブランク期間を用いて前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行い、さらに前記測距用画像から前記固体撮像素子の光学系を制御して自動焦点調節制御を行う、
ことを特徴とするカメラ装置の制御方法。 - 前記画像記憶手段の前段で前記固体撮像素子から測距用画像の読み出し動作を行うことを特徴とする請求項33記載のカメラ装置の制御方法。
- 前記固体撮像素子より出力された画像信号にA/D変換を施して画像記憶手段に蓄積するとともに、前記A/D変換された測距用画像から自動焦点調節制御を行うことを特徴とする請求項33記載のカメラ装置の制御方法。
- 前記測距用画像を読み出す画像フレーム中の領域を選択して読み出すことを特徴とする請求項33記載のカメラ装置の制御方法。
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