JP2004140025A - プラズマ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッチングレート、対SiO選択比および対有機物選択比のいずれもが高いSiCのプラズマエッチング方法を提供すること。
【解決手段】CHFを含むエッチングガス、CHFとNとを含むガス、例えばCHFとNとArの混合ガス、またはCとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスをプラズマ化してSiCをエッチングする。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造工程でエッチングを行うプラズマ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、SiCをプラズマエッチングするエッチングガスとしては、CFとOの混合ガス(特許文献1)、CHFとOの混合ガス(特許文献2)等が用いられていた。
【0003】
【特許文献1】
特開昭57−124438号公報
【特許文献2】
特開昭62−216335号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらのエッチングガスを用いた場合、SiCのエッチングレート、SiCのSiOに対するエッチング選択比(SiCのエッチングレート/SiOのエッチングレート)、SiCの有機マスクに対するエッチング選択比(SiCのエッチングレート/有機マスクのエッチングレート)があまり高くないという問題があった。
【0005】
本発明では、これらの課題を解決し、SiCのエッチングレート、SiCのSiOに対するエッチング選択比、SiCの有機物に対するエッチング選択比のいずれもが高いSiCのプラズマエッチングを含むプラズマ処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は、SiC層と、SiO層とを有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、前記処理容器内に導入されたCHFを含むエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層を前記SiO層に対して選択的にエッチングする工程と、を備えたプラズマ処理方法である。
【0007】
CHFを含むエッチングガスを用いることで、SiC層のSiO層に対するエッチング選択比(SiC層のエッチングレート/SiO層のエッチングレート)を高くすることができる。なお、CHFを用いた場合には、CHやCHFを用いた場合と比べて、エッチングが進行するとともにエッチングレートがゼロになるいわゆるエッチングストップが生じにくい。
【0008】
また、SiC層のSiO層に対するエッチング選択比が高いため、被処理体中のSiO層が露出している、すなわちエッチングガスに曝されている状態であってもSiC層をSiO層に対して選択的にエッチングすることができる。これは、SiO層がSiC層のマスク層である場合やSiO層がSiC層の下地層である場合も同様である。
【0009】
エッチングガスはNを有する物質を含むことが好ましい。SiC層のエッチングレートやSiC層の有機マスク層に対するエッチング選択比が高くなるからである。Nを有する物質としてはNが安全性や取り扱い性等の面で好ましい。このとき、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比(CHFの流量/Nの流量)は好ましくは0.2〜0.6であり、より好ましくは0.4〜0.6である。SiC層のSiO層に対するエッチング選択比が顕著に高いからである。
【0010】
第2の発明は、SiC層を有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、前記処理容器内に導入されたCHFとNとを含むエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層をエッチングする工程と、を備えたプラズマ処理方法である。
【0011】
このように、CHFとNとを含むエッチングガスを用いることでSiC層のエッチングレートを高くすることができる。エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.8であり、最も好ましくは0.4〜0.6である。この範囲においてSiC層のエッチングレートが顕著に高いからである。
【0012】
また、CHFとNとを含むエッチングガスを用いるとSiC層の有機層に対するエッチング選択比も高いため、SiC層を有機層に対して選択的にエッチングすることができる。具体的には、被処理体中で有機層が露出している場合、有機層がSiC層のマスク層である場合及び有機層が前記SiC層の下地層である場合の被処理体に適用できる。エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.6である。この範囲でSiC層の有機層に対するエッチング選択比が顕著に高いからである。なお、有機層として低誘電体層を用いればデバイスの高性能化の点で好ましい。
【0013】
さらに、CHFとNとを含むエッチングガスを用いるとSiC層のSiO層に対するエッチング選択比も高いため、SiC層をSiO層に対して選択的にエッチングすることができる。具体的には、被処理体中でSiO層が露出している場合、SiO層がSiC層のマスク層である場合およびSiO層が前記SiC層の下地層である場合に適用できる。エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.6であり、より好ましくは0.4〜0.6である。この範囲でSiC層のSiO層に対するエッチング選択比が顕著に高いからである。
【0014】
第3の発明は、SiC層を有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、前記処理容器内に導入されたCとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層をエッチングする工程と、を備えたプラズマ処理方法である。
【0015】
CとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスを用いることにより、SiC層のエッチングレートを高くすることができる。CとHとFとを有する物質としてはCHFが、Nを有する物質としてはNが好ましい。このとき、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は、好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.8であり、最も好ましくは0.4〜0.6である。この範囲でSiC層のエッチングレートが顕著に高いからである。
【0016】
また、CとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスを用いることで、SiC層を有機層に対して選択的にエッチングすることができる。具体的には、被処理体中で有機層が露出している場合、有機層がSiC層のマスク層である場合及び有機層が前記SiC層の下地層である場合に適用できる。CとHとFとを有する物質としてはCHFが、Nを有する物質としてはNが好ましい。このとき、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.6である。この範囲でSiC層の有機層に対するエッチング選択比が顕著に高いからである。有機層として低誘電体層を用いればデバイスの高性能化の点で好ましい。
【0017】
さらに、CとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスを用いることで、SiC層をSiO層に対して選択的にエッチングすることができる。具体的には、被処理体中でSiO層が露出している場合、SiO層がSiC層のマスク層である場合及びSiO層が前記SiC層の下地層である場合に適用できる。CとHとFとを有する物質としてはCHFが、Nを有する物質としてはNが好ましい。このとき、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.6であり、より好ましくは0.4〜0.6である。この範囲でSiC層のSiO層に対するエッチング選択比が顕著に高いからである。
【0018】
このように、エッチングガス中にOやCO等のOを有する物質を含まないため、SiC層の下地層がCu層である場合には、エッチング工程中でのCuの酸化を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を実施するために用いられるプラズマエッチング装置1を示す断面図である。処理容器2は金属、例えば、表面が酸化処理されたアルミニウムにより形成されている。この処理容器2は接地されている。処理容器2内の底部には導電体のベローズ4に囲まれた上下駆動機構6を介して、導電体11、絶縁体9およびサセプタ8が下から順に設けられている。サセプタ8は、平行平板電極の下部電極として機能する。導電体11はベローズ4を介して接地されおり、また、サセプタ8と導電体11は絶縁体9により電気的に絶縁されている。下部電極であるサセプタ8には、整合器50を介して高周波電源52が接続されている。
【0020】
このサセプタ8の上には静電チャック10が設けられ、その上には半導体ウエハ等の被処理体Wが載置されている。静電チャック10は、絶縁体間に電極12が介在された構成をしており、電極12に接続された直流電源14から直流電圧を印加することにより、クーロン力で被処理体Wを静電吸着する。そして、被処理体Wを囲むようにフォーカスリング16が配置されている。このフォーカスリング16はSiやSiO等からなり、エッチングの均一性を向上させている。
【0021】
また、サセプタ8の上方には、サセプタ8と対向して上部電極板18が設けられている。この上部電極板18は、処理容器2の天井部2aに固定されている。すなわち、この装置では処理容器2の天井部2aが平行平板電極の上部電極として機能している。
【0022】
処理容器2の天井部2aの上部にはガス導入口20が設けられ、このガス導入口20には、ガス供給管22が接続されており、このガス供給管22には、バルブ24、マスフローコントローラ28、エッチングガス供給源30が接続されている。このエッチングガス供給源30からは、例えばCHF、N、Ar等が供給される。処理容器2内に供給されるエッチングガスは上部電極板18の孔を通って被処理体Wに対して均等に噴出される。
【0023】
一方、処理容器2の底部には排気管40が接続されており、この排気管40には排気装置42が接続されている。また、処理容器2の側壁にはゲートバルブ46が設けられており、このゲートバルブ46を開にした状態で被処理体Wが隣接するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるようになっている。
【0024】
プラズマ処理領域の周囲で処理容器2の外側にはダイポールリング磁石60が配置されている。ダイポールリング磁石60は、複数の異方性セグメント柱状磁石をリング状に配置したものであり、これら複数の異方性セグメント柱状磁石の磁化の方向を少しずつずらして全体として一様な水平磁場を形成するものである。このダイポールリング磁石60によりプラズマ処理領域に直交電磁界が形成されてそれに伴う電子のドリフト運動により高エネルギーのマグネトロン放電が生じ高密度のプラズマが生成される。ダイポールリング磁石60を回転させることにより、均一な磁場を形成することができる。
【0025】
次に、上記のプラズマエッチング装置1を用いて、図2のようなSiO層61とこれを覆うSiC層63とさらにこれを覆うフォトレジスト層65とを有する被処理体Wにおいて、フォトレジスト層65の開口パターンを介してSiC層63をエッチングする工程について説明する。
【0026】
サセプタ8を上下駆動機構6により下げた状態でゲートバルブ46を開放して、被処理体Wを処理容器2内に搬入し、静電チャック10上に配置する。次いで、ゲートバルブ46を閉じ、サセプタ8を処理位置まで上昇させて、排気装置42によって処理容器2内を減圧した後、バルブ24を開放し、エッチングガス供給源30からCHFを含むエッチングガス、好ましくはCHFの他にNを有する物質を含むガス、例えばCHFとNとArの混合ガスを供給し、処理容器2内の圧力を所定の値、例えば6.66Pa(50mTorr)とする。この場合に、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は、高いエッチングレートを得る観点からは、好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.8であり、最も好ましくは0.4〜0.6である。
【0027】
この状態で、ダイポールリング磁石60を回転させ、下部電極であるサセプタ8に高周波電力を印加し、エッチングガスをプラズマ化して被処理体W中のSiC層63をエッチングする。一方、高周波電力を印加するタイミングの前後に、直流電源14より直流電圧を静電チャック10内の電極12に印加して、被処理体Wを静電チャック10上に静電吸着する。エッチング中に、所定の発光強度を終点検出器(図示せず)によって検出し、これに基づいてエッチングを終了する。
【0028】
このようにしてCHFを含むエッチングガスを用いてSiC層63をエッチングすることで、SiC層のSiO層に対するエッチング選択比を高くすることができ、エッチングストップも生じにくい。また、エッチングガスとしてCHFとNを有する物質例えばNとを含むガスを用いることで、SiC層63のエッチングレートを高くすることができる。この場合に、CHFとNとを含むガスに限らず、CとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないガスを用いれば、SiC層63のエッチングレートを高くすることができる。
【0029】
なお、被処理体は図2の構造の物には限らない。SiC層のマスク層がSiO層である場合、SiC層の下地層が有機層やCu層である場合、SiC層と有機層が離れた部分で共に露出している場合、SiC層とSiO層が離れた部分でともに露出している場合にも適用できる。なお、SiC層を有機層に対して選択的にエッチングする場合には、エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は好ましくは0.2〜0.8であり、より好ましくは0.4〜0.6である。
【0030】
【実施例】
図2のような被処理体を以下の条件でエッチングした。すなわち、処理容器内の圧力を6.66Pa(50mTorr)にするとともに、エッチングガスとしてCHFとNとArの混合ガスを処理容器内に供給し、下部電極には13.56MHzの周波数の高周波電源から500Wの高周波電力を印加した。
【0031】
エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比(CHFの流量/Nの流量)は0.2、0.4、0.6、0.8、2.0と変化させた。Arの流量は100mL/min(sccm)で固定した。
【0032】
様々な上記流量比におけるSiC層のエッチングレートを図3に、SiC層のSiO層に対するエッチング選択比を図4に、SiC層のフォトレジスト(PR)層に対するエッチング選択比を図5に示す。
【0033】
図3より、上記流量比が0.2〜0.8のときにSiCのエッチングレートが高く、その中でも0.4〜0.8のときにより高く、0.4〜0.6のときに特に高いことがわかる。
【0034】
図4より、上記流量比が0.2〜0.6のときにSiCのSiOに対するエッチング選択比が高く、その中でも0.4〜0.6のときに特に高いことがわかる。
【0035】
図5より、上記流量比が0.2〜0.8のときにSiCのフォトレジストに対するエッチング選択比が高く、その中でも0.4〜0.6のときに特に高いことがわかる。
【0036】
また、比較例として、処理容器内の圧力を6.66Pa(50mTorr)に、エッチングガスをCF(流量5mL/min(sccm))とCH(同20mL/min(sccm))とO(同15mL/min(sccm))とAr(同100mL/min(sccm))の混合ガスに、印加高周波電力を300Wにして図2の被処理体をエッチングした。その結果、SiC層のエッチングレートは35nm/min、SiC層のSiO層に対するエッチング選択比は1.0、SiC層のフォトレジスト層に対するエッチング選択比は0.4であった。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、CHFを含むエッチングガスを用いてSiCをプラズマエッチングすることで、SiOに対して選択的にエッチングできる。また、CHFとNとを含むエッチングガスやCとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスを用いることで、SiCを高レートでプラズマエッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いられるプラズマエッチング装置を示すの概略断面図。
【図2】被処理体のエッチング対象部を模式的に示す断面図。
【図3】CHFの流量/Nの流量の値とSiCのエッチングレートとの関係を示すグラフ。
【図4】CHFの流量/Nの流量の値とSiC層のSiO層に対するエッチング選択比との関係を示すグラフ。
【図5】CHFの流量/Nの流量の値とSiC層のフォトレジスト(PR)層に対するエッチング選択比との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1;プラズマエッチング装置
8;サセプタ
10;静電チャック
16;フォーカスリング
18;上部電極板
30;エッチングガス供給源
52;高周波電源
60;ダイポールリング磁石
61;SiO
63;SiC層
65;フォトレジスト層
W:被処理体

Claims (49)

  1. SiC層と、SiO層とを有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、
    前記処理容器内に導入されたCHFを含むエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層を前記SiO層に対して選択的にエッチングする工程と、
    を備えたプラズマ処理方法。
  2. 前記SiO層は露出していることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  3. 前記SiO層は開口パターンが形成された前記SiC層のマスク層であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  4. 前記SiO層は前記SiC層の下地層であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  5. 前記エッチングガスはNを有する物質を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  6. 前記Nを有する物質はNであることを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理方法。
  7. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.6であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ処理方法。
  8. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ処理方法。
  9. SiC層を有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、前記処理容器内に導入されたCHFとNとを含むエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層をエッチングする工程と、
    を備えたプラズマ処理方法。
  10. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.8であることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ処理方法。
  11. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.8であることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ処理方法。
  12. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ処理方法。
  13. 前記被処理体は有機層を有し、前記SiC層をこの有機層に対して選択的にエッチングすることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ処理方法。
  14. 前記有機層は露出していることを特徴とする請求項13に記載のプラズマ処理方法。
  15. 前記有機層は開口パターンが形成されたSiC層のマスク層であることを特徴とする請求項13に記載のプラズマ処理方法。
  16. 前記有機層は前記SiC層の下地層であることを特徴とする請求項13に記載のプラズマ処理方法。
  17. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.8であることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  18. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  19. 前記有機層は低誘電体層であることを特徴とする請求項13から18のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  20. 前記被処理体はSiO層を有し、前記SiC層をこのSiO層に対して選択的にエッチングすることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ処理方法。
  21. 前記SiO層は露出していることを特徴とする請求項20に記載のプラズマ処理方法。
  22. 前記SiO層は開口パターンが形成されたSiC層のマスク層であることを特徴とする請求項20に記載のプラズマ処理方法。
  23. 前記SiO層は前記SiC層の下地層であることを特徴とする請求項20に記載のプラズマ処理方法。
  24. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.6であることを特徴とする請求項20から23のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  25. 前記エッチングガス中のNの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項20から23のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  26. SiC層を有する被処理体を処理容器内に配置する工程と、
    前記処理容器内に導入されたCとHとFとを有する物質とNを有する物質とを含みOを有する物質を含まないエッチングガスをプラズマ化し、前記SiC層をエッチングする工程と、
    を備えたプラズマ処理方法。
  27. 前記CとHとFとを有する物質はCHFであることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  28. 前記Nを有する物質はNであることを特徴とする請求項26または27のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  29. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.8であることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  30. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.8であることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  31. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  32. 前記被処理体は有機層を有し、前記SiC層をこの有機層に対して選択的にエッチングすることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  33. 前記有機層は露出していることを特徴とする請求項27に記載のプラズマ処理方法。
  34. 前記有機層は開口パターンが形成されたSiC層のマスク層であることを特徴とする請求項27に記載のプラズマ処理方法。
  35. 前記有機層は前記SiC層の下地層であることを特徴とする請求項27に記載のプラズマ処理方法。
  36. 前記CとHとFとを有する物質はCHFであることを特徴とする請求項32から35のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  37. 前記Nを有する物質はNであることを特徴とする請求項32から36のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  38. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.8であることを特徴とする請求項32から35のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  39. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項32から35のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  40. 前記有機層は低誘電体層であることを特徴とする請求項32から39のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  41. 前記被処理体はSiO層を有し、前記SiC層をこのSiO層に対して選択的にエッチングすることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
  42. 前記SiO層は露出していることを特徴とする請求項41に記載のプラズマ処理方法。
  43. 前記SiO層は開口パターンが形成されたSiC層のマスク層であることを特徴とする請求項41に記載のプラズマ処理方法。
  44. 前記SiO層は前記SiC層の下地層であることを特徴とする請求項41に記載のプラズマ処理方法。
  45. 前記CとHとFとを有する物質はCHFであることを特徴とする請求項41から44のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  46. 前記Nを有する物質はNであることを特徴とする請求項41から45のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  47. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.2〜0.6であることを特徴とする請求項41から44のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  48. 前記エッチングガス中の前記CとHとFとを有する物質はCHFで、前記Nを有する物質はNであり、Nの流量に対するCHFの流量の比は0.4〜0.6であることを特徴とする請求項41から44のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  49. 前記SiC層の下地層はCu層であることを特徴とする請求項26に記載のプラズマ処理方法。
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