JP2004139633A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク状記録媒体のローディング時、ローディングしたディスク状記録媒体への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時であっても、確実に対物レンズとディスク状記録媒体との衝突を回避する、小型でかつ簡単な構成からなる情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】情報記録再生装置1には、筐体の一部であるベース11上にシャーシ3が配設され、このシャーシ3に、光ディスク2に光を照射させて情報の記録再生を行なう光ピックアップ4と、光ディスク2を保持して回転させる回転保持部5と、光ディスク2をターンテーブル51に保持する際、このターンテーブル51を設けた回転保持部5および光ピックアップ4とを光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させる移動手段6と、が設けられている。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報記録再生装置は、CDあるいはDVD等の光ディスク状記録媒体(以下、光ディスクという)をローディングし、光ディスクに記録された情報を再生、または光ディスクに情報を記録するものである。
【0003】
この情報記録再生装置への光ディスクのローディングは次のようにして行なわれる。
【0004】
光ディスクを、情報記録再生装置に設けられたローディング機構により情報記録再生装置内にローディングする。光ディスクが情報記録再生装置内にローディングすると、情報記録再生装置のシャーシに設けられたターンテーブルに光ディスクをチャッキングしようと情報記録再生装置内ではシャーシが支点を軸に、ローディングされた光ディスクにターンテーブルを接近させるよう回動する。シャーシの回動によりターンテーブルをローディングした光ディスクに接近させ、ターンテーブルのマグネットとクランパに内蔵された磁性体との間に光ディスクを挟むことによって光ディスクをクランプして、光ディスクをローディングする。
【0005】
また、この情報記録再生装置では、ローディングした光ディスクに情報を記録再生するために用いる光ビームを集光する対物レンズが設けられている。この対物レンズは、レンズホルダに保持されるとともに、フォーカシングおよびトラッキング方向に移動可能に弾性支持部材などからなるガイドにより支持され、対物レンズおよびレンズホルダを含む可動部の自重により重力方向に移動する。
【0006】
ここで用いる弾性支持部材に、例えば板バネやワイヤを用いた場合、自重による移動量は、1次共振周波数の値に関係するが一般的に約0.2mm〜0.4mmである。また、光ディスクと対物レンズとの作動距離(ワーキングディスタンス)と自重による光ディスクと対物レンズとの距離とは、一般的に約0.3mm〜0.5mmである。
【0007】
ところで、光ディスクを完全にクランプするまでの間、光ディスクを通常のクランプする状態より傾いてクランプする場合がある。この場合、上記した対物レンズの移動量や、光ディスクと対物レンズとの距離の設定値では、図11に示すように光ディスクが対物レンズに接して対物レンズあるいは光ディスクを破損させることがある。図中の符号91は、光ディスクを示し、符号92は、ターンテーブルを示し、符号93は、対物レンズを示し、符号94は、光ピックアップを示し、符号95は、ガイド軸を示す。
【0008】
また、光ディスクをクランプする際に生じる衝撃により、その反動で対物レンズがクランプした光ディスクに向かう方向に移動して光ディスクと接し、対物レンズあるいは光ディスクを破損させる。また、電源をOFFしている時に、例えば本情報記録再生装置を落とすなど情報記録再生装置に衝撃を与えると、対物レンズがクランプした光ディスクに向かう方向に移動して光ディスクと接し、対物レンズあるいは光ディスクを破損させる。
【0009】
そこで、上記した対物レンズと光ディスクとの衝突を回避する対物レンズ駆動装置が提案された(例えば、特許文献1、2参照。)。
【0010】
特許文献1に記載された対物レンズ駆動装置の場合、光ディスクおよび対物レンズの破損を回避するために、シリコン樹脂材料で形成されたストッパー部材の上面が対物レンズの頂点より高くなるように備えられている。しかし、この対物レンズ駆動装置では、光ディスクをクランプする際に生じる衝撃や、電源をOFFしている時の情報記録再生装置への衝撃時に、ローディングした光ディスクと可動部側に設けられたストッパー部材の衝突は回避できない。そのため、可動部を支持する板バネあるいはワイヤに無理な付加がかかり、対物レンズ駆動装置を破損させる場合がある。
【0011】
また、特許文献2に記載された対物レンズ駆動装置の場合、ローディング動作の開始から完了までの間に、対物レンズを保持した可動部を光ディスクから離れる方向に移動させることで、ローディングした光ディスクと対物レンズとの接触を回避することができる。しかし、この対物レンズ駆動装置内において、可動部の可動量を光ディスクから離れる方向に十分な可動量の範囲で設定する必要があり、この可動部を稼動させるために磁気回路を大型化する必要がある。そのため、マグネットサイズが大きくなることによるコストアップおよび、対物レンズ駆動装置のサイズが大きくなることによる装置の小型化の妨げの要因となる。また、可動部を板バネあるいは、ワイヤで支持する方式を採用した対物レンズ駆動装置の場合、可動部を大きく移動させることで板バネあるいはワイヤに付加がかかり支持部材が塑性変形する場合がある。さらに、ローディング動作開始の信号を受けて電気的に可動部退避動作を行う構成であるため、システムの不具合等により動作しない場合がある。また、この対物レンズ駆動装置は、ローディング動作開始の信号を受けて電気的に可動部退避動作を行う構造になっているため、電源をOFFしている時の対物レンズ駆動装置への衝撃時に、対物レンズとローディングした光ディスクとの衝突を回避することができない。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−319355号公報
【特許文献2】
特開平3−52123号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
そこで上記課題を解決するために本発明は、ディスク状記録媒体のローディング時、ローディングしたディスク状記録媒体への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時であっても、対物レンズとディスク状記録媒体との衝突を確実に回避する、小型でかつ簡単な構成からなる情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係る情報記録再生装置は、情報を記録再生するディスク状記録媒体を保持する保持部と、この保持部に保持したディスク状記録媒体を回転させる回転部とから構成される回転保持部と、この保持部に保持したディスク状記録媒体に情報を記録再生するピックアップ部と、がシャーシに設けられてなる情報記録再生装置において、前記回転保持部を、前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させる移動手段が設けられ、この移動により前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面と前記ピックアップ部との距離を調節することを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、回転保持部とピックアップ部と移動手段とが設けられているので、ピックアップ部によって保持部に保持したディスク状記録媒体から情報を記録再生する時以外は、移動手段により保持部に保持したディスク状記録媒体の面と対物レンズとの距離を離すことが可能となり、その結果、ピックアップ部と保持部に保持したディスク状記録媒体との衝突を回避することが可能となる。特に、ディスク状記録媒体と対物レンズとの作動距離(ワーキングディスタンス)が小さい高密度情報記録再生装置においてその効果が顕著に現れる。
【0016】
上記構成において、上記移動手段は、上記回転部とその複数の箇所で当接して上記回転保持部を上記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させてもよい。
【0017】
この場合、移動手段が回転部とその複数の箇所で当接するので、一点で当接する場合と比較して、ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に傾くことなく移動することが可能となる。また、一点で回転保持部を垂直方向に移動させる場合と比較して、垂直移動することによる回転部と軸受けとの摺動によって生じる摩耗等を防止することが可能となる。
【0018】
上記構成において、上記回転部には、上記移動手段と直接当接する軸受板が設けられるとともに、先端が半球状に形成された上記垂直方向に延出した棒状の回転軸が設けられ、上記移動手段により上記回転軸の先端を上記軸受板に当接させた状態で移動させることで、上記回転保持部を上記保持部に保持した上記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させてもよい。
【0019】
この場合、回転部の軸受板を介して、軸受板と回転軸を同時に垂直移動(昇降)させるため、回転部の上昇時でも回転部を回転させることが可能となり、ピックアップ部のフォーカスを合わせながらディスク状記録媒体をピックアップ部に近づけることが可能になり、ディスク状記録媒体とピックアップ部との衝突をより防止することが可能となる。
【0020】
上記構成において、上記移動手段により上記保持部に保持したディスク状記録媒体を、上記ピックアップ部に接近させて情報の記録再生を可能な状態では、上記移動手段と上記回転部とは非接触状態となってもよい。
【0021】
この場合、情報の記録再生を可能な状態にした際、移動手段と回転部とは非接触状態となるので、回転部では移動手段との当接による負荷の影響を受けることなく保持部に保持したディスク状記録媒体を回転させることが可能となる。
【0022】
上記構成において、上記ディスク状記録媒体を上記保持部に保持した後に、上記移動手段により上記回転保持部を、上記保持部に保持した上記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させてもよい。
【0023】
この場合、ディスク状記録媒体を傾くことなく保持部に保持した後に、回転軸が保持したディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動するので、ディスク状記録媒体の傾きによって生じるディスク状記録媒体とピックアップ部との衝突を回避することが可能となる。
【0024】
上記構成において、上記移動手段による上記回転保持部の移動は、上記ディスク状記録媒体をローディング/アンローディングするモータの稼動に連動して行なわれてもよい。
【0025】
この場合、移動手段による回転保持部の移動がディスク状記録媒体をローディング/アンローディングするモータの稼動に連動して行なわれるので、ディスク状記録媒体のローディング/アンローディング時のみ、保持部に保持したディスク状記録媒体をピックアップ部から離れる方向に移動させることが可能となる。
【0026】
上記構成において、上記ディスク状記録媒体への情報の記録再生時のみ、上記移動手段によって上記回転保持部をディスク状記録媒体に接近する方向に移動させてもよい。
【0027】
この場合、ディスク状記録媒体への情報の記録再生時のみ、移動手段によって回転保持部をディスク状記録媒体に接近する方向に移動させるので、ディスク状記録媒体のローディング時、ローディングしたディスク状記録媒体への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時に、ピックアップ部とディスク状記録媒体との衝突を確実に回避することが可能となる。
【0028】
上記構成において、上記ディスク状記録媒体はカートリッジに格納されてなり、上記移動手段による上記回転保持部の移動量は、上記カートリッジの内壁と上記ディスク状記録媒体との隙間幅以下に設定されてもよい。
【0029】
この場合、ディスク状記録媒体を格納したカートリッジを用いた場合であっても、移動手段による回転保持部の移動量がカートリッジの内壁とディスク状記録媒体との隙間幅以下に設定されているので、ディスク状記録媒体のローディング時、ローディングしたディスク状記録媒体への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時に、カートリッジの内壁にディスク状記録媒体が当たらない状態でピックアップ部とディスク状記録媒体との衝突を確実に回避することが可能となる。
【0030】
上記構成において、上記移動手段により、上記保持部に保持した上記ディスク状記録媒体を上記ピックアップ部に接近させる方向に移動させる際、上記回転部では移動完了するまでに予め設定した回転数となるよう構成されてもよい。
【0031】
この場合、ピックアップ部のフォーカスを合わせながら、移動手段により保持部に保持したディスク状記録媒体をピックアップ部に接近させることが可能となり、ピックアップ部のフォーカスの合致に対応するよう移動手段の移動を制限させることが可能となる。その結果、ディスク状記録媒体とピックアップ部との衝突を回避することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施の形態では、ディスク状記録媒体として、例えばCDあるいはDVDと同様の直径が120mmであって、中心孔が形成された光ディスクを用いる。しかし、このディスク状記録再生媒体は、その形状がディスク状に形成されていれば、情報の記録再生方法が光の入反射によるものに限定されず、また、その直径も120mmに限定されるものではない。
<実施の形態1>
本実施の形態1にかかる情報記録再生装置を、図1、図2に示す。図1は、情報記録再生装置1の平面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。
【0033】
この情報記録再生装置1には、図1、図2に示すように筐体の一部であるベース11上にシャーシ3が配設され、このシャーシ3に、光ディスク2に光を照射させて情報の記録再生を行なう光ピックアップ4と、光ディスク2を保持して回転させる回転保持部5と、が設けられている。
【0034】
光ピックアップ4は、図3、図4に示すように、光ディスク2への情報の記録再生を行うにあたってレーザ光を集光する対物レンズ41と、この対物レンズ41を保持しフォーカシング方向及びトラッキング方向に集光するレーザ光の軌道を補正するよう駆動する対物レンズ駆動装置42と、光ディスク2からの反射光に基づく情報の記録再生を行う光学ブロック(図示省略)とから構成されている。
【0035】
また、この光ピックアップ4にはガイド孔43が形成され、このガイド孔43に、回転保持部5に保持した状態の光ディスク2の半径方向に光ピックアップ4を案内するガイド軸44が挿通され、光ピックアップ4がガイド軸44によって回転保持部5に保持した状態の光ディスク2の半径方向に走査される。
【0036】
回転保持部5は、図3、図4に示すように、光ディスク2を保持するターンテーブル51と、ターンテーブル51に連結され、モータ駆動回路(図示省略)によって回転駆動し、ターンテーブル51に保持された光ディスク2を回転させるスピンドルモータ52と、から構成されている。
【0037】
ターンテーブル51には、図3、図4に示すように、その内部にチャッキングマグネット45が設けられ、このチャッキングマグネット45の上方にクランパ54が設けられ、このチャッキングマグネット45の外方に光ディスク2の中心孔2aを嵌める傾斜片55が、保持する光ディスク2の面に対して垂直方向(X方向、図3、図4参照)に移動可能に設けられている。光ディスク2はチャッキングマグネット45にクランパ54が吸着することによってターンテーブル51に保持されるとともに、光ディスク2の中心孔2aの周縁が傾斜片55に嵌合されることによって情報記録再生装置1内における光ディスク2の位置決めがされる。
【0038】
スピンドルモータ52は、その外周側が、モータ磁気回路用ロータマグネット56(以下、ロータマグネットという)が圧入等により外周側の内側面に固着したロータケース57により構成され、ロータケース57の中心部にシャフト58が設けられている。このシャフト58は、その軸方向(X方向、図3、図4参照)であってその下方側の先端58aが半球状に形成されてなる。
【0039】
このシャフト58の外周側には、数μm程度の隙間をあけてメタル軸受59が設けられ、シャフト58の先端58aが、スラスト板510を介して回転保持部5の筐体面であるステータ板511の板面に接している。なお、この接触は、ロータマグネット56と下記するコア512とが吸引される際、ロータマグネット56のシャフト58の軸方向(X方向)の中心位置とコア512のシャフト58の軸方向(X方向)の中心位置がずれて、ロータケース57が軸方向(X方向)であってその下方側に吸引されるために起こる。
【0040】
また、このステータ板511の上方であってメタル軸受59の外周側には、軸受ホルダ513が設けられ、この軸受ホルダ513の外周側には、シャフト58の軸方向(X方向)に駆動コイル514を巻回したコア512が設けられている。
【0041】
さらに、この情報記録再生装置1には、光ディスク2をターンテーブル51に保持する際、このターンテーブル51を設けた回転保持部5および光ピックアップ4とを光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させる移動手段6が設けられている。
【0042】
この移動手段6は、上記したシャーシ3と、光ディスク2のローディング/アンローディングを行なうモータ61と、このモータ61の駆動に連動してシャーシ3を光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させるようシャーシ3を案内するスライド板63と、このスライド板63によるシャーシ3の垂直方向の移動に連動して回転保持部5を光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させる昇降レバー64と、から構成されている。
【0043】
シャーシ3は、その一端において回転保持部5に保持する光ディスク2の面に対して垂直方向に移動可能にする板バネ65を介してベース11に設けられている。
【0044】
モータ61には、ローディング/アンローディングする際に生じるその回転にともない下記するスライド板63のラック部63cをスライドさせる中継ギア62が設けられている。
【0045】
スライド板63は、シャーシ3を光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させるよう案内する操作部63aと、シャーシ3の他端に設けられる2本の駆動ピン3aが係合された2つの同形状のカム部63bと、ローディング/アンローディングする際に駆動するモータ61の中継ギア62に係合されたラック部63cとから構成されている。
【0046】
昇降レバー64は、シャーシ3上の支点に回転可能な状態で設けられ、その一端部が二股に分かれている。この一端部の各先端64aには低摩擦部材64bが設けられてなり、これら各先端64aがロータケース57の下部の空間(図3、図4参照)に入り込みロータケース57に係合可能に配されている。また、昇降レバー64の他端部は、スライド板63の操作部63aと係合可能な位置に配されている。
【0047】
また、シャーシ3上の支点にはねじりバネ64cが備えられている。このねじりバネ64cの一端は昇降レバー64に掛けられ、その他端はシャーシ3に掛けられており、このねじりバネ64cにより昇降レバー64は反時計回り方向に付勢されている。この付勢により、昇降レバー64の一端部の各先端64aがロータケース57を上昇させている。
【0048】
次に、図1乃至図8を用いて、この情報記録再生装置1における光ディスク2のローディング/アンローディングの工程を説明する。
【0049】
光ディスク2を情報記録再生装置1にローディングしていない時、スライド板63は図5、図6に示す状態に配され、光ディスク2のローディングが可能な状態となっている。また、シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63のカム部63bに案内されて最下方に配されており、シャーシ3は、図6に示すようにベース11に対して傾斜した状態になっている。この時、昇降レバー64はねじりバネ64cにより反時計回り方向に付勢されており(図4参照)、その一端側が上昇し、この上昇している昇降レバー64の一端がロータケース57を押上げる。その結果、ロータケース57はシャーシ3から離れる方向(X方向、図4参照)に上昇している。また、スピンドルモータ52では、図4に示すように、ロータマグネット56と駆動コイル514の吸引力によりロータケース57をステータ板511の方向に吸引する。
【0050】
この情報記録再生装置1の状態において、ディスク搬送機構(図示省略)により光ディスク2をローディングする。そして、光ディスク2をローディングするためにモータ61が時計回り方向に回動し始め、このモータ61に連動して、中継ギア62を介してスライド板63のラック部63cがY方向にスライド動作を行う(図5参照)とともに、シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63のカム部63bに案内されてZ方向に上昇する(図6参照)。この時、図2に示すように、光ディスク2はスピンドルモータ52のターンテーブル51上にセンタリングされた状態で、クランパ54との間に保持(図4参照)される。
【0051】
そして、継続してモータ61が回動することによりスライド板63がスライド動作を行なう。このスライド動作により、そのカム部63bに係合されているシャーシ3の駆動ピン3aが、情報記録再生装置1におけるスライド板63の操作部63aが設けられた高さまで上昇する(図1、図2、参照)。シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63の操作部63aが設けられた高さまで上昇すると、昇降レバー64の他端部の下部にスライド板63の操作部63aが入り込む。この時、昇降レバー64は、ねじりバネ64cの付勢力に抗して時計回り方向に回動し(図7、図8、参照)、図4に示すように、昇降レバー64の一端64aはロータケース57から離れた状態となり、ロータマグネット56と駆動コイル514の吸引力によりロータケース57が下方向に吸引されて、シャフト58の先端球面58aがスラスト板510に当接する位置まで下降して、これにより光ディスク1と対物レンズ6との距離は所定の距離となり(図3参照)、情報記録再生装置1における光ディスク2のローディングを終える。
【0052】
また、この情報記録再生装置1における光ディスク2のアンローディングは、上記した光ディスク2のローディングの工程と逆となる工程によって行われる。したがって、光ディスク2のアンローディング工程の説明を省略する。
【0053】
上述したように、この情報記録再生装置1によれば、回転保持部5と光ピックアップ4と移動手段6とが設けられているので、光ピックアップ4によってターンテーブル51に保持した光ディスク2から情報を記録再生する時以外は、移動手段6によりターンテーブル51に保持した光ディスク2の面と対物レンズ41との距離を離すことができ、その結果、光ピックアップ4とターンテーブル51に保持した光ディスク2との衝突を回避することができる。特に、光ディスク2と対物レンズ41との作動距離(ワーキングディスタンス)が小さい高密度情報記録再生装置においてその効果が顕著に現れる。
【0054】
また、移動手段6がスピンドルモータ52とその複数の箇所で当接しているので、一点で当接する場合と比較して、光ディスク2の面に対して垂直方向(X方向、図3、図4参照)に傾くことなく移動することができる。また、一点で回転保持部5を垂直方向に移動させる場合と比較して、垂直移動することによるスピンドルモータ52のシャフト58とスラスト板510との摺動によって生じる摩耗等を防止することができる。
【0055】
また、スピンドルモータ52のスラスト板510を介して、スラスト板510とシャフト58を同時に垂直移動(昇降)させるため、光ディスク2を光ピックアップ4に接近させる方向に移動させる時(X方向下方、図3、図4参照)であっても、スピンドルモータ52を回転させることができ、光ピックアップ4のフォーカスを合わせながら光ディスク2を光ピックアップに近づけることができ、光ディスク2と対物レンズ41の衝突をより防止することができる。
【0056】
また、情報の記録再生を可能な状態にした際、移動手段6とスピンドルモータ52とは非接触状態となるので、スピンドルモータ52は移動手段6との当接による負荷の影響を受けることなくターンテーブル51に保持した光ディスク2を回転させることができる。
【0057】
また、光ディスク2を傾くことなくターンテーブル51に保持した後に、シャフト58が保持した光ディスク2の面に対して垂直方向に移動するので、光ディスク2の傾きによって生じる光ディスク2と光ピックアップ4との衝突を回避することができる。
【0058】
また、移動手段6の移動が光ディスク2をローディング/アンローディングするモータ61の稼動に連動して行なわれるので、光ディスク2のローディング/アンローディング時のみ、モータロータ(図示省略)を上昇させて、ターンテーブル51に保持した光ディスク2を光ピックアップ4から離れる方向に移動させることができる。
【0059】
また、本実施の形態1では、スライド板63に操作部63aを設け、モータ61の稼動に連動させて昇降レバー64を動作させたが、これに限定されるものではなく、昇降レバー64を動作させるためのモータ等の専用駆動源を設けてもよい。
【0060】
また、本実施の形態1では、光ディスク2に光ディスク2単体を用いているが、これに限定されるものではなく、カートリッジに格納された光ディスク2を用いてもよい。本実施の形態1にかかる情報記録再生装置1では、移動手段の移動量を任意に設定(例えば、カートリッジの内壁と光ディスク2との隙間幅以下に設定)することができるので、光ディスク2を格納したカートリッジを用いた場合であっても、光ディスク2のローディング時、ローディングした光ディスク2への非記録再生時、および本情報記録再生装置1の電源をOFFしている時に、カートリッジの内壁に光ディスク2が当たらない状態で光ピックアップ4と光ディスク2との衝突を確実に回避することができる。
【0061】
また、スライド板63のスライド動作(図1、図2、図5、図6、図7及び図8参照)を光ディスク2へ情報を記録再生するスイッチ(図示省略)に連動させてもよい。この場合、図8に示すように記録再生の際、モータロータを下降させることにより光ディスク2を対物レンズ41に近接させ、その他の状態においてはモータロータを上昇させることにより光ディスク2を対物レンズ41から離す。すなわち、光ディスク2への情報の記録再生時のみ、移動手段6によって回転保持部5を下降させるので、光ディスク2のローディング時、ローディングした光ディスク2への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時に、光ピックアップ4と光ディスク2との衝突を確実に回避することができる。
【0062】
また、本実施の形態1では、回転保持部5に光ディスク2を保持し、モータロータを下降させることにより光ディスク2を対物レンズ41に接近させた後に、スピンドルモータ52により光ディスク2を回転させているが、これに限定されるものではなく、移動手段6により回転保持部5を、保持する光ディスク2に接近する方向に移動させる際、上記スピンドルモータ52では移動完了するまでに予め設定した回転数になるよう構成されてもよい。この場合、昇降レバー64の一端64aに低摩擦部材64b(図3、図4参照)が設けられているので、光ピックアップ4のフォーカスを合わせながら、移動手段6によりターンテーブル51に保持した光ディスク2を光ピックアップ4に接近させることができ、光ピックアップ4のフォーカスの合致に対応するよう移動手段6の移動を制限させることができる。その結果、光ディスク2と光ピックアップ4との衝突を回避することができる。なお、低摩擦部材64bの代わりに回転ローラ等を設けても同様の効果を有する。
【0063】
次に、本実施の形態1にかかる情報記録再生装置1と同様の効果を有する他の情報記録再生装置を説明する。
<実施の形態2>
実施の形態2にかかる情報記録再生装置1は、上記実施の形態1にかかる情報記録再生装置1と、回転保持部5と昇降レバー64との点が異なるだけで他の構成は同一である。従って、ここでは実施の形態1にかかる情報記録再生装置1と異なる構成についてのみ詳説し、同一の構成についての詳細な説明は省略する。
【0064】
この情報記録再生装置1には、ベース11上にシャーシ3が配設され、このシャーシ3に光ピックアップ4と回転保持部5とが設けられている。
【0065】
回転保持部5は、図9、図10に示すように、ターンテーブル51とスピンドルモータ52とから構成されている。
【0066】
ターンテーブル51には、図9、図10に示すように、その内部にチャッキングマグネット45が設けられ、このチャッキングマグネット45の上方にクランパ54が設けられ、このチャッキングマグネット45の外方に光ディスク2の中心孔2aを嵌める傾斜片55が設けられている。
【0067】
スピンドルモータ52は、その外周側が、ロータマグネット56が圧入等により外周側の内側面に固着したロータケース57により構成され、ロータケース57の中心部にシャフト58が設けられている。このシャフト58は、その軸方向(X’方向、図9、図10参照)であってその下方側の先端58aが半球状に形成されている。
【0068】
このシャフト58の外周側には、数μm程度の隙間をあけてメタル軸受59が設けられ、シャフト58の先端58aが、スラスト板510を介してスラスト板保持部515の板面に接している。
【0069】
また、このステータ板511の上方であってメタル軸受59の外周側には、軸受ホルダ513が設けられ、この軸受ホルダ513の外周側には、シャフト58の軸方向(X’方向)に駆動コイル514を巻回したコア512が設けられている。また、軸受ホルダ513のスラスト板保持部515を配する位置には、スラスト板保持部515がシャフト58の軸方向(X’方向)に移動可能な移動エリアDが形成されている。
【0070】
さらに、この情報記録再生装置1には、光ディスク2をターンテーブル51に保持する際、このターンテーブル51を設けた回転保持部5および光ピックアップ4とを光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させる移動手段6が設けられている。
【0071】
この移動手段6は、上記したシャーシ3と、光ディスク2のローディング/アンローディングを行なうモータ61と、このモータ61の駆動に連動してシャーシ3を光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させるようシャーシ3を案内するスライド板63と、このスライド板63によるシャーシ3の垂直方向の移動に連動して回転保持部5を光ディスク2の面に対して垂直方向に移動させる昇降レバー64とから構成されている。
【0072】
昇降レバー64は、シャーシ3上の支点に回転可能な状態で設けられている。この昇降レバー64の一端部の先端64aは球状体に形成され、その先端64aがステータ板511の中心部に設けられたスラスト板保持部材515の底面に当接されている。昇降レバー64の他端部は、スライド板63の操作部63aに係合する片である。
【0073】
また、シャーシ3上の支点にはねじりバネ64cが備えられている。このねじりバネ64cの一端は昇降レバー64に掛けられ、その他端はシャーシ3に掛けられており、このねじりバネ64cにより昇降レバー64は反時計回り方向に付勢されている。この付勢により、昇降レバー64の一端部の各先端64aがスラスト板保持部515を上昇させている。
【0074】
次に、図1、図2、図5、図6、図7、図8、図9及び図10を用いて、この情報記録再生装置1における光ディスク2のローディング/アンローディングの工程を説明する。
【0075】
光ディスク2を情報記録再生装置1にローディングしていない時、スライド板63は図5、図6に示す状態に配され、光ディスク2のローディングが可能な状態となっている。また、シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63のカム部63bに案内されて最下方に配されており、シャーシ3は、図6に示すようにベース11に対して傾斜した状態になっている。この時、昇降レバー64はねじりバネ64cにより反時計回り方向に付勢されており(図9参照)、その一端側が上昇し、この上昇している昇降レバー64の一端がスラスト板保持部515を押上げる。その結果、スラスト板保持部515はシャーシ3から離れる方向(X’方向、図9参照)に上昇している。また、スピンドルモータ52では、図9に示すように、ロータマグネット56と駆動コイル514の吸引力によりロータケース57をステータ板511の方向に吸引する。
【0076】
この情報記録再生装置1の状態において、ディスク搬送機構(図示省略)により光ディスク2をローディングする。そして、光ディスク2をローディングするためにモータ61が時計回り方向に回動し始め、このモータ61に連動して、中継ギア62を介してスライド板63のラック部63cがY方向にスライド動作を行う(図5参照)とともに、シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63のカム部63bに案内されてY方向に上昇する(図5参照)。この時、図1、図2に示すように、光ディスク2はスピンドルモータ52のターンテーブル51上にセンタリングされた状態で、クランパ54との間に保持される。
【0077】
そして、継続してモータ61が回動することによりスライド板63がスライド動作を行なう。このスライド動作により、そのカム部63bに係合されているシャーシ3の駆動ピン3aが、情報記録再生装置1におけるスライド板63の操作部63aが設けられた高さまで上昇する(図1、図2、参照)。シャーシ3の駆動ピン3aがスライド板63の操作部63aが設けられた高さまで上昇すると、昇降レバー64の他端部の下部にスライド板63の操作部63aが入り込む。この時、昇降レバー64は、ねじりバネ64cの付勢力に抗して時計回り方向に回動し(図7、図8、参照)、図9に示すように、ロータマグネット56と駆動コイル514の吸引力によりロータケース57が下方向に吸引されて、シャフト58の先端球面58aがスラスト板保持部510を介してスラスト板保持部515に当接した状態で下降して、これにより光ディスク1と対物レンズ6との距離は所定の距離となり(図10参照)、情報記録再生装置1における光ディスク2のローディングを終える。
【0078】
また、この情報記録再生装置1における光ディスク2のアンローディングは、上記した光ディスク2のローディングの工程と逆となる工程によって行われる。したがって、光ディスク2のアンローディング工程の説明を省略する。
【0079】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、ディスク状記録媒体のローディング時、ローディングしたディスク状記録媒体への非記録再生時、および装置の電源をOFFしている時であっても、対物レンズとディスク状記録媒体との衝突を確実に回避する、小型でかつ簡単な構成からなる情報記録再生装置を提供することができる。
【0080】
すなわち、本発明にかかる情報記録再生装置には、回転保持部とピックアップ部と移動手段とが設けられているので、ピックアップ部によって保持部に保持したディスク状記録媒体から情報を記録再生する時以外は、移動手段により保持部に保持したディスク状記録媒体の面と対物レンズとの距離を離すことができる。その結果、ピックアップ部と保持部に保持したディスク状記録媒体との衝突を回避することができる。特に、ディスク状記録媒体と対物レンズとの作動距離(ワーキングディスタンス)が小さい高密度情報記録再生装置においてその効果が顕著に現れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1にかかる情報記録再生装置の平面図であって、シャーシが上昇した状態の時の図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本実施の形態1にかかる情報記録再生装置に設けられたスピンドルモータの側面断面図である。
【図4】本実施の形態1にかかる情報記録再生装置に設けられたスピンドルモータのロータ部を上昇させた位置での側面断面図である。
【図5】本実施の形態1にかかる情報記録再生装置の平面図であって、光ディスクが情報記録再生装置内に挿入されていない状態の時の図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】本実施の形態1にかかる情報記録再生装置の平面図であって、光ディスクがターンテーブルにチャッキングされモータロータが下降した状態の時の図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】本実施の形態2にかかる情報記録再生装置に設けられたスピンドルモータのロータ部を上昇させた位置での側面断面図である。
【図10】本実施の形態2にかかる情報記録再生装置に設けられたスピンドルモータの側面断面図である。
【図11】従来の情報記録再生装置であって、光ピックアップにローディングした光ディスクが接触した状態の概略側面図である。
【符号の説明】
1 情報記録再生装置
11 ベース
2 光ディスク
2a 中心孔
3 シャーシ
3a 駆動ピン
4 光ピックアップ
41 対物レンズ
42 対物レンズ駆動装置
43 ガイド孔
44 ガイド軸
45 チャッキングマグネット
5 回転保持部
51 ターンテーブル
52 スピンドルモータ
54 クランパ
55 傾斜片
56 モータ磁気回路用ロータマグネット
57 ロータケース
58 シャフト
58a シャフトの先端
59 メタル軸受
510 スラスト板
511 ステータ板
513 軸受ホルダ
512 コア
514 駆動コイル
515 スラスト板保持部材
6 移動手段
61 モータ
62 中継ギア
63 スライド板
63a 操作部
63b カム部
63c ラック部
64 昇降レバー
64a 昇降レバーの先端部
64b 低摩擦部材
64c ねじりバネ
65 板バネ

Claims (9)

  1. 情報を記録再生するディスク状記録媒体を保持する保持部と、この保持部に保持したディスク状記録媒体を回転させる回転部とから構成される回転保持部と、この保持部に保持したディスク状記録媒体に情報を記録再生するピックアップ部と、がシャーシに設けられてなる情報記録再生装置において、
    前記回転保持部を、前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させる移動手段が設けられ、この移動により前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面と前記ピックアップ部との距離を調節することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記移動手段は、前記回転部とその複数の箇所で当接して上記回転保持部を前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記回転部には、前記移動手段と直接当接する軸受板が設けられるとともに、先端が半球状に形成された前記垂直方向に延出した棒状の回転軸が設けられ、
    前記移動手段により前記回転軸の先端を前記軸受板に当接させた状態で移動させることで、前記回転保持部を前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記移動手段により前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体を、前記ピックアップ部に接近させて情報の記録再生を可能な状態では、前記移動手段と前記回転部とは非接触状態となることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記ディスク状記録媒体を前記保持部に保持した後に、前記移動手段により前記回転保持部を、前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体の面に対して垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  6. 前記移動手段による前記回転保持部の移動は、前記ディスク状記録媒体をローディング/アンローディングするモータの稼動に連動して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  7. 前記ディスク状記録媒体への情報の記録再生時のみ、前記移動手段によって前記回転保持部をディスク状記録媒体に接近する方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  8. 前記ディスク状記録媒体はカートリッジに格納されてなり、
    前記移動手段による前記回転保持部の移動量は、前記カートリッジの内壁と前記ディスク状記録媒体との隙間幅以下に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  9. 前記移動手段により、前記保持部に保持した前記ディスク状記録媒体を前記ピックアップ部に接近させる方向に移動させる際、前記回転部では移動完了するまでに予め設定した回転数となるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
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