JP2004139317A - アンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラム - Google Patents

アンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者に対して負担や煩わしさを与えることなく、有効な回答を収集することが可能なアンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供する。
【解決手段】コンテンツ提供処理部25は、ネットワーク11を介して利用者端末10へ第一のコンテンツを提供する。プログラム送信処理部27は、利用者端末10において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知するフォーカス検知プログラムと、その検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示するアンケート表示プログラムと、利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御プログラムとを利用者端末10へ送信する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者端末からネットワークを介してアンケートを取得することを支援するアンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータネットワークの発達により、誰もが手軽に膨大な情報を閲覧することが可能となった。情報を発信する側は多くの顧客・利用者を獲得するためにより良いコンテンツを提供することを切望している。利用者の意見を収集する方法としてはアンケートを行うということが一般的に行われており、従来は紙媒体などで行われていたものが近年はコンピュータによるオンラインでのアンケートが多くなってきている。
【0003】
例えば、インターネットでのウェブサイトにおいて提供される商品やサービスに関する感想や意見などを求めるアンケートや、該ウェブサイトで提供しているコンテンツの評価や意見等を求めるアンケートを収集するということが行われている。ここで、上述したコンテンツとは、コンピュータプログラムなども含まれ、例えば、利用者がブラウザで閲覧可能な情報や、ダウンロードして利用可能なプログラムなどである。また、コンテンツには、ネットワークを介して提供される種々のサービスも含まれる。
【0004】
ところで、情報発信側にとってはこのアンケートという手法は意見収集に便利なものであるが、逆に利用者にとっては回答すること自体が煩わしいということから敬遠されるという傾向がある。そこで、上記のように敬遠されることを防ぐためにアンケートに答えたら懸賞を与えるというアンケート手法が見受けられる。
【0005】
上述したような懸賞を利用したアンケート手法として、懸賞を利用したアンケート調査等において、複数企業についてユーザが連動して広告情報に触れ、アンケートに回答していくように懸賞を実施する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−325397号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような懸賞付きのアンケート手法を用いた場合には、その懸賞を目的にアンケートに回答するという利用者の行為を惹起し、評価を望んだアンケート対象の商品等の吟味を十分にせずに、利用者が次々と回答だけを入力してしまうということもある。これにより、アンケート結果の信頼性を低下させてしまうという問題がある。
以上に示したように、従来のアンケート手法では、有効な(信頼性のある)回答を多く収集するということは非常に困難であった。
【0008】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、利用者に対して負担や煩わしさを与えることなく、有効な回答を収集することが可能なアンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明によるアンケート処理システムにおいては、ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へコンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システムであって、ネットワークを介して利用者端末へ第一のコンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知する検知機能と、利用者端末において検知機能の検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、利用者端末において利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを利用者端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
これにより、利用者端末へコンテンツを提供する際に、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知して、その検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケート(複数の選択肢を有する)を表示し、利用者が表示したアンケート中の選択肢を選択すると第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うことができるので、アンケートに回答することで利用者に対して負担や煩わしさを与えることなく、選択された有効な回答を収集することが可能となる。
【0011】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末に表示される第一のコンテンツは、第一のコンテンツの終了を実行する終了手段および第二のコンテンツへ画面遷移する画面遷移手段を含み、検知機能は、利用者の操作による終了手段へのフォーカスまたは画面遷移手段へのフォーカスを検知することを特徴とする。
これにより、グラフィックインターフェースのコンテンツにおいて、終了ボタン等である終了手段や、リンク等である画面遷移手段へのフォーカスを、利用者がコンテンツを終了しようとする操作または他のコンテンツへ画面遷移しようとする操作として検知することができる。
【0012】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記検知機能によるフォーカスの検知処理は、利用者が利用者端末の画面上において任意の位置へ移動可能なポインタがフォーカス対象の上に移動したことを検知する処理であり、選択肢表示機能は、ポインタにより選択可能な複数の選択肢を表示することを特徴とする。
【0013】
これにより、利用者にとっては、例えば終了ボタンやリンクへポインタでフォーカス後に押下する通常(アンケート無し)と同様の動作で選択肢を選択させることができる。すなわち、利用者に簡便な操作でアンケートへ回答させることができる。
【0014】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記終了手段は、ポインタでフォーカス後に押下することで終了処理を開始する終了アイコン或いは終了メニューであり、画面遷移手段は、第二のコンテンツの格納場所を指定するリンクであり、コンテンツ制御機能は、利用者が終了アイコン或いは終了メニューへのフォーカスにより表示された選択肢の一つを選択した場合には第一のコンテンツを終了する処理を行い、利用者がリンクへのフォーカスにより表示された選択肢の一つを選択した場合には、第二のコンテンツをリンク先より取得することで画面遷移を行うことを特徴とする。
【0015】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記コンテンツ制御機能は、第二のコンテンツが一つの次候補コンテンツのみ含み、利用者が選択肢のいずれか一つを選択した場合に、次候補コンテンツへ画面遷移させることを特徴とする。
これにより、利用者がどの選択肢を選択しても、同一のコンテンツ(次候補コンテンツ)へ画面遷移することができる。
【0016】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記コンテンツ制御機能は、第二のコンテンツが複数の次候補コンテンツを含み、利用者が選択肢のいずれか一つを選択した場合に、選択肢の選択に応じて異なる次候補コンテンツへ画面遷移させることを特徴とする。
これにより、選択される選択肢の内容に対応させた次のコンテンツ(次候補コンテンツ)へ画面遷移することができる。
【0017】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末より選択された選択肢に関する情報であるアンケート結果情報を受信する受信手段と、受信手段が受信したアンケート結果情報を、コンテンツを識別するコンテンツ識別子に関連付けて格納するアンケート結果データベースとを更に具備し、送信手段は、利用者端末において選択肢表示機能が表示した選択肢を利用者が選択し終えた場合に、選択された選択肢に関する情報であるアンケート結果情報を所定の宛先へ送信する送信機能を更に利用者端末へ送信することを特徴とする。
これにより、コンテンツ別にアンケート結果情報を収集することができる。
【0018】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記送信手段は、利用者端末においてコンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に利用者端末へ送信し、選択肢表示機能は、利用者端末において利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて形式や内容を変化させた複数の選択肢を表示することを特徴とする。
これにより、利用者のコンテンツの利用状況に応じてアンケートの選択肢を変更することができる。
【0019】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、コンテンツ制御機能は、利用者端末において選択肢表示機能が表示した選択肢における利用者の選択および利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させることを特徴とする。
これにより、利用者が選択した選択肢および利用者のコンテンツ利用状況に応じて内容を変化させた第二のコンテンツへ画面遷移させることができる。
【0020】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、送信手段は、利用者端末においてコンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に利用者端末へ送信し、コンテンツ制御機能は、利用者端末において利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させることを特徴とする。
これにより、利用者のコンテンツの利用状況に応じてコンテンツの内容を変更することができる。
【0021】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用状況情報は、第一のコンテンツの利用時間と、第一のコンテンツの利用中に利用者が第一のコンテンツをフォーカスした累積時間であるフォーカス時間と、第一のコンテンツの利用内容に関する情報である利用内容情報との少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする。
【0022】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、選択肢表示機能は、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへの画面遷移しようとする利用者の操作が、第一のコンテンツ表示開始から所定の時間内で行われた際には、第一のコンテンツに関するアンケートである選択肢を表示せずに、第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへの画面遷移するように機能することを特徴とする。
【0023】
また、本発明によるアンケート処理方法においては、ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へコンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システムを用いたアンケート処理方法であって、ネットワークを介して利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知する検知機能と、利用者端末において検知機能の検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、利用者端末において利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを利用者端末へ送信する第二の処理とを有することを特徴とする。
【0024】
また、本発明による記録媒体は、ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へコンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、ネットワークを介して利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知する検知機能と、利用者端末において検知機能の検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、利用者端末において利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを利用者端末へ送信する第二の処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0025】
また、本発明によるプログラムは、ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へコンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システム用のプログラムであって、ネットワークを介して利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知する検知機能と、利用者端末において検知機能の検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、利用者端末において利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを利用者端末へ送信する第二の処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0026】
以上に示したように、本発明によるアンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラムによれば、アンケートに回答することで利用者に対して負担や煩わしさを与えることなく、選択された有効な回答を収集することが可能であり、リンクや終了ボタンがフォーカスされるまでアンケートが表示されないので、画面デザインとして利用者に対してアンケートの強要性を与えにくくすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態におけるアンケート処理システムの概略構成について図を用いて説明する。尚、本実施形態のアンケート処理システムは、利用者端末よりネットワークを介して提供される種々のコンテンツ(例えば、ブラウザで閲覧可能なホームページなど)を利用する利用者へ、そのコンテンツへの評価・感想・意見・要望などを求めるアンケートの入力を促すアンケート処理システムである。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態におけるアンケート処理システムの概略構成を示す図である。図1において、符号10は、端末A、端末B、端末C、…(以下、利用者端末10とする)であり、利用者の操作するネットワーク11に接続可能なコンピュータ端末である。尚、ネットワーク11は、インターネット等の公衆網や専用回線などで構成される。また、利用者端末10は、ブラウザを具備し、そのブラウザでURL(Uniform Resource Locator)を指定することでネットワーク11を介して種々のコンテンツ(本実施形態ではウェブページ)を閲覧することができる。
【0029】
12は、アンケート処理システムであり、ネットワーク11を介して利用者端末10へコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ20と、利用者端末10より提供したコンテンツの評価または感想を求めたアンケート結果情報を受信して格納するアンケート集計サーバ30とを具備する。また、アンケート処理システム12は、利用者端末10においてコンテンツ提供サーバ20が提供したコンテンツへの評価や感想などを求めるアンケートの入力を利用者に促す種々のプログラム(利用状況取得プログラム(利用状況取得機能)、フォーカス検知プログラム(検知機能)、アンケート表示プログラム(選択肢表示機能)など)もコンテンツと一緒に利用者端末10へ送信する。更に、アンケート処理システム12は、利用者端末10において他のコンテンツへの画面遷移などを行うコンテンツ制御プログラム(コンテンツ制御機能)や、アンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ返信するアンケート送信プログラム(送信機能)も一緒に利用者端末10へ送信する。
【0030】
また、図1に示すように、コンテンツ提供サーバ20は、コンテンツデータベース23aと、利用者情報データベース23bとを具備する。コンテンツデータベース23aは、ネットワーク11を介して利用者端末10へ提供する種々のコンテンツを、コンテンツコード(コンテンツ識別子)に関連付けて格納する。利用者情報データベース23bは、利用者自身に関する情報や、利用者が過去に利用したコンテンツの履歴情報や、利用者が過去に利用したコンテンツを評価した評価情報などを、利用者を識別する利用者コード(利用者識別子)に関連付けて格納する。
【0031】
また、アンケート集計サーバ30は、アンケート情報データベース33を具備する。アンケート情報データベース33は、利用者端末10より受信したアンケート結果情報を、コンテンツコードに関連付けて格納する。また、アンケート結果情報を数値化して各コンテンツ別に集計した集計値などを求めて、更にコンテンツコードに関連付けて格納してもよい。また、本実施形態においては図1に示すようにコンテンツ提供サーバ20とアンケート集計サーバ30は、専用の通信線で相互に接続されており、アンケート結果情報などを授受することができる。
【0032】
以上、アンケート処理システム12の概略構成について説明したが、構成はこの限りではなく、コンテンツ提供サーバ20と、アンケート集計サーバ30を統合したサーバを設けてもよいし、コンテンツ提供サーバ20またはアンケート集計サーバ30が複数存在する構成でもよい。また、コンテンツ提供サーバ20とアンケート集計サーバ30がインターネット11を介して通信してもよい。
【0033】
尚、コンテンツ提供サーバ20や、アンケート集計サーバ30および利用者端末10は、図示していないが、マウスやキーボードなどの入力装置および、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイなどの表示装置を具備する。また、利用者端末10の表示装置にコンテンツが表示されている際に、マウス等により移動可能なポインタをコンテンツ上に移動させた状態をコンテンツへフォーカス中とし、利用者は、この状態の時にコンテンツを利用することができる。更に、コンテンツへフォーカス中にコンテンツに含まれるアイコン上またはリンク上にポインタを移動させた状態をアイコンにフォーカス中またはリンクにフォーカス中とし、利用者はこの状態の時にアイコンの押下やリンクをクリックすることができる。
【0034】
次に、図1に示したコンテンツ提供サーバ20の機能構成について図を用いて説明する。
図2は、図1に示したコンテンツ提供サーバ20の機能構成を示す図である。図2において、21は、制御部であり、コンテンツ提供サーバ20内の各処理部の制御やデータの流れの制御を行う。22は、送受信処理部であり、ネットワーク11を介して種々の情報を送受信する。23は、データベースであり、上述したコンテンツデータベース23aと利用者情報データベース23bを具備する。
【0035】
ここで、コンテンツデータベース23aおよび利用者情報データベース23bの具体的な構成例について説明する。
コンテンツデータベース23aは、コンテンツコードに関連付けて、例えばコンテンツの名称や属性(データ形式やバージョン情報)、記録形式、利用可能期限、最終更新日時、コンテンツデータなどの情報が格納されている。また、コンテンツがウェブページである場合は、コンテンツコードの替わりにURLに対応したディレクトリ名やファイル名によりコンテンツを特定してもよい。例えば、利用者端末10のブラウザにて指定されるURLに対応したコンテンツデータベース23a内のディレクトリ名の下にURLに対応したファイル名で所定のコンテンツが格納される。
【0036】
尚、上述した利用可能期限とは、例えばコンテンツデータベース23に登録された時点で、全てのコンテンツへ一律に一定期間与えられる期限であって、その後のアンケート結果によりコンテンツの評価が良いと期限が延長されるものである。またアンケート結果に関する情報は、上述したアンケート情報データベース33より取得する。また、期限が切れたコンテンツは、利用者から利用不可能な状態となり、圧縮処理や削除される。
【0037】
また、利用者情報データベース23bは、利用者コードに関連付けて、例えば利用者名や属性(性別、年齢など)に関する情報と、連絡先情報と、過去に利用したコンテンツ名やコンテンツコードや利用日時や利用回数などに関する情報である履歴情報と、過去に利用したコンテンツに対して回答したアンケート結果情報などを格納する。また、連続したコンテンツの利用状態(ページの遷移状態)に関する情報である利用状態情報も格納する。尚、上述したアンケート結果情報は、任意のタイミングでアンケート集計サーバ30より取得する。
【0038】
24は、利用者情報処理部であり、利用者端末10がコンテンツ提供サーバ20にアクセスを開始した際や、利用者端末10がコンテンツを要求する際に、利用者端末10より利用者コードを取得する。また、利用者情報処理部24は、利用者情報データベース23bの更新を行う。尚、利用者コードとは、例えば、利用者のメールアドレスや、利用者端末10へのログイン名などを用いて好適であり、更には、利用者端末10が利用者の専用端末であれば利用者端末10を特定する情報(IPアドレスなど)でもよい。
【0039】
25は、コンテンツ提供処理部(コンテンツ提供手段)であり、例えば、送受信処理部22が利用者端末10よりURLを含むコンテンツ送信要求を受信した場合に、コンテンツデータベース23aより受信したURLに対応するコンテンツを取得して、要求して来た利用者端末10へ取得したコンテンツを送信する。この時、コンテンツが圧縮されたものである場合には、圧縮されたコンテンツの解凍処理を行ってから送信する。
【0040】
26は、コンテンツ利用管理部であり、コンテンツ提供処理部25が利用者端末10へ提供したコンテンツの遷移などの情報である利用状態情報を取得し管理して、利用状態情報を利用者情報データベース23bへ格納する。また、利用者端末10においてアンケートとして表示される選択肢別にリンクされたコンテンツが異なる場合は、あるコンテンツaからあるコンテンツbへ遷移したという利用状態情報を基に利用者が選択した選択肢を特定することができる。これにより、コンテンツ利用管理部26は、利用状況情報を基に選択された選択肢を特定する処理を行う。これにより、コンテンツ利用管理部26は、送受信処理部22を介して特定した選択肢であるアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信してもよい。
【0041】
27は、プログラム送信処理部(送信手段)であり、利用者端末10において実行されるプログラムであって、利用状況取得プログラムや、コンテンツ制御プログラムや、フォーカス検知プログラムや、アンケート表示プログラムや、アンケート送信プログラムなどをコンテンツと一緒に利用者端末10へ送信する。尚、プログラム送信処理部27が、上述した複数のプログラムを送信するタイミングは、上述したように、コンテンツを送信するタイミングと一緒に全部まとめて送信してもよいし、別々に任意のタイミング(コンテンツ送信前、コンテンツ送信後など)で送信してもよい。
【0042】
ここで、利用状況取得プログラムは、利用者端末10におけるコンテンツの利用状況情報を取得するプログラムであり、後述する利用状況取得処理部15を実現する。また、コンテンツ制御プログラムは、利用者端末10においてコンテンツの表示や利用処理を行うプログラムであり、後述するコンテンツ制御処理部16を実現する。また、コンテンツ制御プログラムは、利用者端末10においてコンテンツの終了処理や他のコンテンツへの画面遷移処理も行う。尚、コンテンツ制御プログラムの処理の一部を利用者端末10にインストールされたブラウザが行ってもよい。
【0043】
また、フォーカス検知プログラムは、利用者端末10においてコンテンツを終了させる終了アイコンや他のコンテンツへ画面遷移するリンクへのフォーカスを検知するプログラムであり、後述するフォーカス検知処理部17を実現する。尚、本実施形態においては、フォーカス検知プログラムは、終了アイコンへのフォーカスを検知したが、この限りではなく、コンテンツを終了させるための終了メニューがあるならば、その終了メニューへのフォーカスを検知してもよい。
また、アンケート表示プログラムは、利用者端末10において利用状況等に応じて形式および内容を変化させたアンケートを利用者端末10の表示装置に表示するプログラムであり、後述するアンケート表示処理部18を実現する。
【0044】
また、アンケート送信プログラムは、利用者端末10においてアンケート表示プログラムの処理により表示したアンケートに利用者が入力し終えた場合に、アンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信するプログラムであり、後述するアンケート送信処理部19を実現する。
尚、以上に示した各プログラムの詳細な処理は、利用者端末10の具備する後述する利用状況取得処理部15、コンテンツ制御処理部16、フォーカス検知処理部17、アンケート表示処理部18、アンケート送信処理部19の処理として説明する。
【0045】
以上に説明した構成により、コンテンツ提供サーバ20は、利用者端末10へ提供するコンテンツと一緒に、該コンテンツの評価や感想を求めるアンケートの入力を利用者へ促す種々のプログラムを送信することができる。また、利用者端末10に表示される選択肢と選択肢の選択により利用者端末10に表示されるコンテンツの内容が一対一に対応している場合は、コンテンツ提供サーバ20は、利用状況情報に含まれるコンテンツの遷移履歴を参照して利用者端末10において選択された選択肢を特定することができ、特定した選択肢によるアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信することができる。
【0046】
次に、利用者端末10およびアンケート集計サーバ30においてコンテンツの評価や感想を求めるアンケート処理を実現するための機能構成について図を用いて説明する。
図3は、図1に示した利用者端末10およびアンケート集計サーバ30の機能構成について示す図である。まず、利用者端末10の機能構成について説明する。図3において、13は、制御部であり、利用者端末10内の各処理部およびデータの流れの制御を行う。14は、送受信処理部であり、ネットワーク11を介して種々のコンテンツや情報を送受信する。
【0047】
15は、利用状況取得処理部であり、上述したように、コンテンツ提供サーバ20より受信した利用状況取得プログラムを実行することにより実現する。ここで、利用状況情報とは、利用者端末10の表示装置に表示中のコンテンツの表示時間や、利用者端末10の表示装置に表示中のコンテンツにフォーカスした累積時間を測定したフォーカス時間情報や、コンテンツの操作内容の履歴である操作履歴情報など、コンテンツの利用状況や利用内容に関する情報である。尚、本実施形態においては、利用状況取得処理部15は、操作履歴情報を基に軽度(殆んど利用せず)、中度(簡便に利用した)、重度(詳細に利用した)の3段階の利用度を判定している。また、利用度は上述した3段階に限らず、任意の段数を用いてよい。
【0048】
16は、コンテンツ制御処理部であり、利用者端末10においてコンテンツの表示や利用処理を行う。また、コンテンツ制御処理部16は、利用者端末10においてコンテンツの終了処理や他のコンテンツへの画面遷移処理も行う。
【0049】
17は、フォーカス検知処理部であり、上述したように、利用者端末10において表示されるコンテンツに含まれるコンテンツを終了させる終了アイコンや他のコンテンツへ画面遷移するリンクへのフォーカスを検知する。すなわち、フォーカス検知処理部17は、利用者端末10において表示されるコンテンツを終了しようとする操作や他のコンテンツへ画面遷移しようとする操作を検知する。
【0050】
18は、アンケート表示処理部であり、上述したように、コンテンツ提供サーバ20より受信したアンケート表示プログラムを実行することにより実現する。これにより、アンケート表示処理部18は、利用者端末10においてフォーカス検知処理部17の検知に応じて図5〜図7に示すような複数の選択肢から成るアンケートを利用者端末10の表示装置に表示する。また、フォーカス表示処理部18は、利用者端末10において利用状況取得処理部15が取得した利用状況情報に含まれるフォーカス時間と利用度(軽度、中度、重度)に応じて、利用中のコンテンツの評価を得るためのアンケートの形式および内容を変更する。具体的には、フォーカス表示処理部17は、図6や図7に示すようにフォーカス時間と利用度に応じて変化させたアンケートの形式および内容を表示する。尚、図5〜図7の説明については後述する。
【0051】
ここで、図4〜図7を用いてコンテンツおよびアンケートの表示例について説明する。
まず、図4は、図1に示す利用者端末10においてコンテンツを表示した画面例を示す図である。図4において、40は、コンテンツ画面であり、コンテンツ制御処理部16およびブラウザの処理により利用者端末10に表示される。41は、ポインタであり、マウス等により利用者端末10の画面上における任意の位置を指定することができる。42は、リンク(画面遷移手段)であり、リンク先のコンテンツを利用者端末10に表示する属性を有する文字列である。43は、終了ボタン(終了手段)であり、これをポインタで指定して押下することでコンテンツ画面40を終了させることができるアイコン(終了アイコン)である。
【0052】
44は、戻るボタンであり、現在表示中のコンテンツの前に表示したコンテンツを再度表示するためのボタンである。45は、進むボタンであり、現在表示中のコンテンツが戻りボタン44により戻って表示したものである場合に、戻る前のコンテンツを再度表示するボタンである。46は、ブラウザ終了ボタンであり、コンテンツを表示中のブラウザを終了するボタンである。
この図4のコンテンツ画面40において、ポインタ41がリンク42の上に移動した場合、フォーカス検知処理部17がリンク42へのフォーカスを検知して、図5に示すようなアンケート50が表示される。
【0053】
ここで、図5は、利用度=中度でフォーカス時間が所定時間以内の場合におけるアンケート例を示す図である。図5において、符号40〜46は図4と同様であるので説明を省略する。50は、選択肢51を有するアンケートであり、利用者へ選択肢51の選択によるアンケートへの回答を促す。尚、選択肢51は2つの選択項目「分かりやすい」、「分かり難い」を有する。この図5のアンケート50の選択肢51において、どちらかを利用者がポインタ41により選択する操作例を図6に示す。図6においては、ポインタ41により選択項目「分かりやすい」を選択している。これにより、コンテンツ制御処理部16は、選択項目「分かりやすい」にリンクされたコンテンツを利用者端末10に表示する。
【0054】
また、図7は、利用度=重度でフォーカス時間が所定時間以上の場合におけるアンケート例を示す図である。図7において、符号40〜46は、図4と同様なので説明を省略する。50aは、選択肢51aを有するアンケートであり、利用者へ選択肢51aの選択によるアンケートへの回答を促す。尚、選択肢51aは4つの選択項目「非常に良い、広く普及すべし」、「分かりやすく役に立った」「分かり難いが、有用」、「良くない、不要」を有する。
尚、上述した実施形態においては、リンク42や終了ボタン43へのフォーカスを検知した場合にアンケートを表示したが、この限りではなく、戻るボタン44やブラウザ終了ボタン46へのフォーカスを検知した場合にも同様のアンケートを表示してもよい。
【0055】
以上に示したように、アンケート表示処理部18は、終了ボタンやリンクへのフォーカスを検知した場合に、利用者の利用状況に応じて形式および内容を変化させて利用者端末10にアンケートを表示することができる。また、コンテンツ制御処理部16は、利用者がアンケート内の選択肢をポインタで選択した後に、次のコンテンツを表示する。これにより、アンケート無しで次のコンテンツへ画面遷移する場合と比べても、利用者の操作に煩わしさが生じることなく、アンケートの入力を求めることができる。
【0056】
更に、利用状況に応じてアンケート形式や内容を変更できるので、コンテンツの利用が詳細で長時間におよぶほど、該コンテンツを適正に評価可能な利用者として、より詳細なアンケートを提示することができる。また、コンテンツをちょっと利用してみた利用者には、簡単なアンケートにすることでアンケート回答の負荷を軽減し、アンケートの回答率の向上を図ることができる。以上により、コンテンツついて利用者より簡便にアンケートを集めることができるので、コンテンツ提供者はアンケート結果(評価や意見)に応じて既存のコンテンツに対し修正や改良を行ったり、新たなコンテンツの提供を行ったりして、コンテンツの質を高めることができる。
【0057】
尚、アンケート利用度=軽度の場合には、アンケート表示処理部18は、アンケート画面を表示しない。また、利用状況に応じて選択するアンケート形式やアンケート内容は上述した限りではなく、コンテンツの内容や対象となる利用者に応じて最適なものとすればよい。さらにコンテンツを閲覧させる装置も図4〜図7に示すブラウザに限らず、コンテンツを見せるものであればよい。
【0058】
19は、アンケート送信処理部であり、上述したようにまた、利用者端末10においてコンテンツ提供サーバ20より受信したアンケート送信プログラムを実行することにより実現する。これにより、アンケート送信処理部19は、利用者端末10においてアンケート表示処理部18が表示したアンケートに利用者が入力し終えた場合に、アンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信する。尚、アンケート送信処理部19がアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信するタイミングは、利用者がアンケートの選択肢を選択した直後でもよいし、一連のコンテンツである場合などには、それらのコンテンツに対する複数のアンケート結果情報をまとめて送信するなど、任意のタイミングでよい。
【0059】
以上の構成により、利用者端末10は、利用者がコンテンツの利用を終了しようとする際に該コンテンツを評価するためのアンケートを表示させて、アンケートの入力を利用者に促すことができる。また、利用者端末10は、そのアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ任意のタイミングで送信することができる。
【0060】
次に、アンケート集計サーバ30の機能構成について説明する。図3において、31は、制御部であり、アンケート集計サーバ30内の各処理部およびデータの流れの制御を行う。32は、送受信処理部であり、ネットワーク11を介して種々のコンテンツや情報を送受信する。例えば、送受信処理部32は、利用者端末10より評価情報を受信する。33は、アンケート情報データベースであり、コンテンツに対する利用者のアンケート結果情報(アンケートへの回答情報)や、アンケート結果情報を入力した利用者を特定する利用者コードや、アンケート結果情報を登録した日時情報などを、該コンテンツを特定するコンテンツコード(またはURLやファイル名)に関連付けて格納する。
【0061】
34は、集計処理部であり、アンケート情報データベース33において各コンテンツに蓄積されるアンケート結果情報に対して数値化(アンケート結果情報が数値であれば必要なし)や統計処理(累計値、平均値、中央値、…などを求める処理)などをして、複数のコンテンツに対するアンケート結果を集計した集計値を求める処理を行う。また、集計処理部34は、集計値を求める処理においてコンテンツ提供サーバ20のコンテンツデータベース23aよりコンテンツの利用回数等の情報を参照してもよい。また、集計処理部34が求めた集計値は、アンケート情報データベース33にコンテンツコードに関連付けられて格納される。
【0062】
35は、アンケート情報処理部であり、送受信処理部32が受信したアンケート結果情報や集計処理部34が算出した比較評価値などを、アンケート情報データベース33に任意のタイミングで反映する処理を行う。
以上に示したように、アンケート集計サーバ30は、利用者端末10からアンケート結果情報を受信し、受信したアンケート結果情報をコンテンツコードに関連付けてアンケート情報データベース33に格納し、管理する。
【0063】
尚、図2、図3に示したコンテンツ提供サーバ20、アンケート集計サーバ30の各処理部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各処理部の機能を実現する為のプログラムをメモリに読み込んで実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。また、上述したように図3の利用者端末10の各処理部は、CPUがプログラムをメモリに読み込んで実行することにより実現する。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0064】
次に、上述したアンケート処理システム12の動作について説明する。
図8は、図1に示したアンケート処理システム12の動作を示す図である。まず、利用者端末10は、アンケート処理システム12の具備するコンテンツ提供サーバ20へネットワーク11を介して所望のコンテンツAの要求を送信する(t1)。これにより、コンテンツ提供サーバ20の送受信処理部22は、ネットワーク11を介して利用者端末10からのコンテンツ要求を受信する。尚、このコンテンツAの要求には、コンテンツAを特定するコンテンツコード(URL)および利用者コードおよびコンテンツ送信先などの情報が含まれている。
【0065】
次に、コンテンツ提供サーバ20のコンテンツ提供処理部25は、受信したコンテンツ要求に含まれるコンテンツコードを基に、コンテンツデータベース23aに格納されている利用者の所望のコンテンツAを取得する(t2)。次に、コンテンツ提供処理部25は、コンテンツ要求に含まれる利用者コードを基に、利用者情報データベース23bより利用者の過去のコンテンツAに対するアンケート結果情報や利用履歴情報が有れば参照して、それらの情報に応じてコンテンツAの内容の一部やアンケート形式や内容の一部を変更する処理を行う(t3)。
【0066】
次に、利用者端末10においてアンケートを促すための複数のプログラム(利用状況取得プログラム、フォーカス検知プログラム、アンケート表示プログラム、送信プログラム)(以下、アンケート支援プログラム群とする)を、利用者端末10へ送信する(t4)。尚、上記t1〜t4の動作はコンテンツ利用時にのみに限らず、事前に利用者端末10にダウンロードされていてもよい。
【0067】
以上により、利用者端末10の送受信処理部14は、コンテンツAおよびアンケート支援プログラム群を受信する。次に、利用者端末10において、利用者が図4に示すようにコンテンツAを表示して利用する(t5)。また、上述したアンケート支援プログラム群が実行されることで、図5〜図7に示したように、利用者がコンテンツAの利用を終えようとする際にアンケートの入力を利用者へ促す。尚、利用者端末10において、コンテンツを利用する際の動作の詳細および、アンケート処理の詳細については後述する。
【0068】
ここで、利用者端末10において、利用者が表示されたアンケートの選択肢を選択することで、利用者端末10は、選択された選択肢に関連付けられたURLで指定されるコンテンツBの要求をコンテンツ提供サーバ20へ送信する(t6a)。また、利用者端末10は、選択された選択肢により得られたアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信する(t6b)。尚、t6a,t6bの実施順序はどちらが先に来ても構わない。
【0069】
これにより、コンテンツ提供サーバ20の送受信処理部22は、ネットワーク11を介して利用者端末10からのコンテンツ要求を受信する。次に、コンテンツ提供サーバ20は、上述したt2と同様のコンテンツの取得処理および、t3と同様の利用者情報を参照した処理を行う(t7)。次に、コンテンツBおよびアンケート支援プログラム群を利用者端末10へ送信する(t8)。
【0070】
また、アンケート集計サーバ30の送受信処理部32は、アンケート結果情報を受信する。尚、アンケート結果情報と一緒に評価を行った利用者の利用者コードおよび評価の対象となったコンテンツのコンテンツコードを受信する。次に、集計処理部34は、送受信処理部32が受信したアンケート結果情報を基に集計値を算出する(t9)。次に、アンケート情報処理部35は、送受信処理部32が受信したアンケート結果情報や利用者コードおよび集計処理部34が算出した集計値をコンテンツコードに関連付けてアンケート情報データベース33へ登録することで、アンケート情報データベース33を更新する(t10)。以上により、アンケート集計サーバ30のアンケート情報データベース33には、コンテンツ毎にアンケート結果情報および集計値が蓄積されてゆく。
【0071】
次に、図8のt5(コンテンツAの利用)における利用者端末10の処理の詳細について図を用いて説明する。すなわち、利用者端末10においてコンテンツAを起動して、終了するまでの処理について説明する。
図9は、図8のt5における利用者端末10の処理の詳細について示す図である。図9に示すように、まず、コンテンツAの起動とほぼ同時に利用状況取得処理部15がコンテンツAへのフォーカス時間の測定を開始する(ステップS1)。次に、利用状況取得処理部15は、コンテンツAの操作内容の測定を開始する(ステップS2)。操作内容の測定とは、例えばコンテンツAが、複数ページからなるコンテンツである場合は、ページ遷移の測定などである。尚、上述したステップS1およびステップS2の処理順序は上述した限りではなく、同時または逆順でもよい。
【0072】
次に、利用者は、図4に示すようなコンテンツ画面40を表示してコンテンツAの利用を行う(ステップS3)。次に、利用者がコンテンツAの利用を終了するためポインタ41を終了ボタン43上に移動させた場合は、フォーカス検知処理部17が、終了ボタン43へのフォーカスを検知する。また、利用者がコンテンツAの次にコンテンツBを表示させようとポインタ41をリンク42上に移動させた場合には、フォーカス検知処理部17がリンク42へのフォーカスを検知する。また、終了ボタン43およびリンクへのフォーカスを検知しない間(ステップS4のNO)は、ステップS3においてコンテンツ画面40を表示し続ける(コンテンツAの利用を続ける)。
【0073】
また、上述したように、終了ボタン43またはリンク42へのフォーカスを検知した場合(ステップS4のYES)に、アンケート表示処理部18による図5や図7に示したアンケートの表示処理の後に、コンテンツ制御処理部16によるコンテンツAの終了処理またはコンテンツBへの画面遷移処理を行う(ステップS5のY)。また、アンケート表示処理部18による図5や図7に示したアンケートの表示処理の後に、選択肢が選択されなかった場合などはステップS3に戻る(ステップS5のX)。尚、上述したステップS5の処理については詳細を後述する。
【0074】
次に、利用状況取得処理部15は、コンテンツAの操作内容の測定を終了する(ステップS6)。次に、利用状況取得処理部15は、コンテンツAへのフォーカス時間の測定を終了する(ステップS7)。以上により、利用者端末10におけるコンテンツAの利用を終了する。尚、コンテンツBへ画面遷移した場合は、新たに、コンテンツBについて、コンテンツAと同様にステップS1〜ステップS7までの処理が行われる。
【0075】
次に、図9に示したステップS5(アンケート表示処理およびコンテンツ遷移・終了処理)における利用者端末10の詳細な処理について図を用いて説明する。
図10は、図9に示したステップS5における利用者端末10の詳細な処理を示す図である。図10に示すように、まず、利用状況取得処理部15は、測定中の操作内容の履歴である操作履歴情報を基に利用度(軽度、中度、重度)を判定する(ステップS51)。次に、アンケート表示処理部18は、利用状況取得処理部15が出力する利用度およびフォーカス時間を基に、アンケート形式およびアンケート内容を決定する(ステップS52)。
【0076】
ここで、利用度=重度の場合は、アンケート表示処理部18は、フォーカス検知処理部17の決定した図7に示すような形式および内容である充実した選択肢51aを有するアンケート50aを利用者端末10に表示する(ステップS53)。また、利用度=中度の場合は、アンケート表示処理部18は、フォーカス検知処理部17の決定した図5に示すような形式および内容である簡単な選択肢51を有するアンケート50を利用者端末10に表示する(ステップS54)。
【0077】
また、利用度=軽度の場合は、アンケート表示処理部18は、アンケートを表示しない。ここで、終了ボタン43へのフォーカス時に利用者が終了ボタン43を押下した場合(ステップS58のYES)には、コンテンツ制御処理部16は、コンテンツAを終了する(ステップS60)。また、リンク42へのフォーカス時に利用者がリンク42押下した場合(ステップS58のYES)には、コンテンツ制御処理部16は、リンク42へのフォーカス時はコンテンツBの要求をコンテンツ提供サーバ20へ送信し(ステップS59)、コンテンツBを利用者端末10に提示する(ステップS60)。以上によりコンテンツAの終了処理または画面遷移処理が終了する(図10のY)。また、利用者が終了ボタン43もリンク42も押下しない場合(ステップS58のNO)には、所定時間後またはフォーカスが外れたら図9のステップS3へ戻る(図10のX)。
【0078】
次に、ステップS53またはステップS54で利用者端末10に表示されたアンケートにおいて、利用者が選択肢を選択した場合(ステップS55のYES)には、アンケート表示処理部18は、アンケートの表示を消去する(ステップS56)。また、利用者が選択肢を選択していない場合(ステップS55のNO)には、アンケートを表示し続けるが、所定時間が経過したりフォーカスがリンク42から外れたりすることで、アンケートの表示を消去して、図9に示したステップS3へ戻る(図10のX)。
【0079】
ステップS56の次に、コンテンツ制御処理部16は、利用者が選択した選択肢に付与されたリンク先(例えば、URLで指定)のコンテンツBの要求をコンテンツ提供サーバ20へ送信する(終了ボタン43へのフォーカス時は不要)。また、アンケート送信処理部19は、利用者が選択した選択肢をアンケート結果情報として、アンケート集計サーバ30へ送信する(ステップS57)。また、アンケート送信処理部19は、上述したアンケート結果情報を一時的に記録媒体に保存して、その後、任意のタイミングで保存中のアンケート結果情報をアンケート集計サーバ30へ送信してもよい。次に、利用者端末10は、コンテンツAの終了またはステップS57での要求に応じてコンテンツ提供サーバ20より送信されたコンテンツBの提示処理を行う(ステップS60)。
【0080】
以上に示したように、利用者端末10は、コンテンツ提供サーバ20より受信したアンケート処理プログラム群を実行することで、コンテンツAを終了しようとする際またはコンテンツBへ画面遷移しようとする際に、コンテンツAの利用状況に応じた選択肢を有するアンケートを表示することができる。これにより、コンテンツAを少し利用した利用者には簡単なアンケート、コンテンツAをじっくり利用した利用者には充実したアンケートを提示することがでる。すなわち、利用者のコンテンツAの利用状況より、コンテンツAに対する利用者の興味具合を推測してアンケートを提示するので、アンケートの回答率や信頼性を向上させることができる。
【0081】
尚、コンテンツ提供サーバ20のプログラム送信処理部27は、アンケート支援プログラム群を利用者端末10へまとめて送信してもよいし、別々に送信してもよい。更に、プログラム送信処理部27は、上述したプログラムの一部が既に利用者端末10へ送信済みであることを確認した場合は差分プログラムのみを送信してもよい。
【0082】
また、本発明の実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送する伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
【0083】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0084】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0085】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるアンケート処理システム、アンケート処理方法、その記録媒体およびプログラムによれば、ネットワークを介して利用者端末へ第一のコンテンツを提供し、利用者端末において表示中の第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする利用者の操作を検知し、その検知に応じて第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示し、利用者が選択肢の一つを選択した際に第一のコンテンツの終了または第二のコンテンツへの画面遷移を行うプログラムを利用者端末へ送信するので、アンケートに回答することで利用者に対して負担や煩わしさを与えることなく、選択された有効な回答を収集することが可能となる。更には、リンクや終了ボタンがフォーカスされるまでアンケートが表示されないので、画面デザインとして利用者に対してアンケートの強要性を与えにくいという効果もある。
【0087】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末に表示される第一のコンテンツは、第一のコンテンツの終了を実行する終了手段および第二のコンテンツへ画面遷移する画面遷移手段を含み、利用者の操作による終了手段へのフォーカスまたは画面遷移手段へのフォーカスを検知するので、グラフィックインターフェースのコンテンツにおいて、終了ボタン等である終了手段や、リンク等である画面遷移手段へのフォーカスを、利用者がコンテンツを終了しようとする操作または他のコンテンツへ画面遷移しようとする操作として検知することができる。
【0088】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、上記検知機能によるフォーカスの検知処理は、利用者が利用者端末の画面上において任意の位置へ移動可能なポインタがフォーカス対象の上に移動したことを検知する処理であり、アンケート中にポインタにより選択可能な複数の選択肢を表示するので、利用者にとっては、例えば終了ボタンやリンクへポインタでフォーカス後に押下する通常(アンケート無し)と同様の動作で選択肢を選択させることができる。すなわち、利用者に簡便な操作でアンケートへ回答させることができる。
【0089】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、第二のコンテンツが一つの次候補コンテンツのみ含み、利用者が選択肢のいずれか一つを選択した場合に、次候補コンテンツへ画面遷移させるので、利用者がどの選択肢を選択しても、同一のコンテンツ(次候補コンテンツ)へ画面遷移することができる。
【0090】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、第二のコンテンツが複数の次候補コンテンツを含み、利用者が選択肢のいずれか一つを選択した場合に、選択肢の選択に応じて異なる次候補コンテンツへ画面遷移させるので、選択される選択肢の内容に対応させた次のコンテンツ(次候補コンテンツ)へ画面遷移することができる。
【0091】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末においてコンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に利用者端末へ送信し、選択肢表示機能は、利用者端末において利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて形式や内容を変化させた少なくとも1つ以上の選択肢を表示するので、利用者のコンテンツの利用状況に応じてアンケートの選択肢を変更することができる。
【0092】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末において選択肢表示機能が表示した選択肢における利用者の選択および利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させるので、利用者が選択した選択肢および利用者のコンテンツ利用状況に応じて内容を変化させた第二のコンテンツへ画面遷移させることができる。
【0093】
また、本発明によるアンケート処理システムにおいては、利用者端末においてコンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に利用者端末へ送信し、コンテンツ制御機能は、利用者端末において利用状況取得機能の取得した利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させるので、利用者のコンテンツの利用状況に応じてコンテンツの内容を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるアンケート処理システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示したコンテンツ提供サーバ20の機能構成を示す図である。
【図3】図1に示した利用者端末10およびアンケート集計サーバ30の機能構成について示す図である。
【図4】図1に示す利用者端末10においてコンテンツを表示した画面例を示す図である。
【図5】利用度=中度でフォーカス時間が所定時間以内の場合におけるアンケート例を示す図である。
【図6】図5の選択肢51において、どちらかを利用者がポインタ41により選択する操作例を示す図である。
【図7】利用度=重度でフォーカス時間が所定時間以上の場合におけるアンケート例を示す図である。
【図8】図1に示したアンケート処理システム12の動作を示す図である。
【図9】図8のt5における利用者端末10の処理の詳細について示す図である。
【図10】図9に示したステップS5における利用者端末10の詳細な処理を示す図である。
【符号の説明】
10  端末A、端末B、端末C、…(利用者端末10)
11  ネットワーク
12  アンケート処理システム
13  制御部
14  送受信処理部
15  利用状況取得処理部
16  コンテンツ制御処理部
17  フォーカス検知処理部
18  アンケート表示処理部
19  アンケート送信処理部
20  コンテンツ提供サーバ
21  制御部
22  送受信処理部
23  データベース
23a コンテンツデータベース
23b 利用者情報データベース
24  利用者情報処理部
25  コンテンツ提供処理部
26  コンテンツ利用管理部
27  プログラム送信処理部
30  アンケート集計サーバ
31  制御部
32  送受信処理部
33  アンケート情報データベース
34  集計処理部
35  アンケート情報処理部

Claims (16)

  1. ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へ前記コンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システムであって、
    前記ネットワークを介して前記利用者端末へ第一のコンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、
    前記利用者端末において表示中の前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする前記利用者の操作を検知する検知機能と、前記利用者端末において前記検知機能の検知に応じて前記第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、前記利用者端末において利用者が前記選択肢の一つを選択した際に前記第一のコンテンツの終了または前記第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを前記利用者端末へ送信する送信手段と
    を具備することを特徴とするアンケート処理システム。
  2. 前記利用者端末に表示される前記第一のコンテンツは、前記第一のコンテンツの終了を実行する終了手段および前記第二のコンテンツへ画面遷移する画面遷移手段を含み、
    前記検知機能は、前記利用者の操作による前記終了手段へのフォーカスまたは前記画面遷移手段へのフォーカスを検知すること
    を特徴とする請求項1に記載のアンケート処理システム。
  3. 前記検知機能による前記フォーカスの検知処理は、利用者が前記利用者端末の画面上において任意の位置へ移動可能なポインタがフォーカス対象の上に移動したことを検知する処理であり、
    前記選択肢表示機能は、前記ポインタにより選択可能な複数の前記選択肢を表示すること
    を特徴とする請求項2に記載のアンケート処理システム。
  4. 前記終了手段は、前記ポインタでフォーカス後に押下することで終了処理を開始する終了アイコン或いは終了メニューであり、
    前記画面遷移手段は、前記第二のコンテンツの格納場所を指定するリンクであり、
    前記コンテンツ制御機能は、前記利用者が前記終了アイコン或いは前記終了メニューへのフォーカスにより表示された前記選択肢の一つを選択した場合には前記第一のコンテンツを終了する処理を行い、前記利用者が前記リンクへのフォーカスにより表示された前記選択肢の一つを選択した場合には、前記第二のコンテンツを前記リンク先より取得することで画面遷移を行うこと
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載のアンケート処理システム。
  5. 前記コンテンツ制御機能は、前記第二のコンテンツが一つの次候補コンテンツのみ含み、利用者が前記選択肢のいずれか一つを選択した場合に、前記次候補コンテンツへ画面遷移させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  6. 前記コンテンツ制御機能は、前記第二のコンテンツが複数の次候補コンテンツを含み、利用者が前記選択肢のいずれか一つを選択した場合に、前記選択肢の選択に応じて異なる前記次候補コンテンツへ画面遷移させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  7. 前記利用者端末より選択された前記選択肢に関する情報であるアンケート結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記アンケート結果情報を、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別子に関連付けて格納するアンケート結果データベースと
    を更に具備し、
    前記送信手段は、前記利用者端末において前記選択肢表示機能が表示した前記選択肢を利用者が選択し終えた場合に、選択された前記選択肢に関する情報であるアンケート結果情報を所定の宛先へ送信する送信機能を更に前記利用者端末へ送信すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  8. 前記送信手段は、前記利用者端末において前記コンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に前記利用者端末へ送信し、
    前記選択肢表示機能は、前記利用者端末において前記利用状況取得機能の取得した前記利用状況情報に応じて形式や内容を変化させた少なくとも1つ以上の選択肢を表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  9. 前記コンテンツ制御機能は、前記利用者端末において前記選択肢表示機能が表示した前記選択肢における利用者の選択および前記利用状況取得機能の取得した前記利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させること
    を特徴とする請求項8に記載のアンケート処理システム。
  10. 前記送信手段は、前記利用者端末において前記コンテンツの利用状況情報を取得する利用状況取得機能を更に前記利用者端末へ送信し、
    前記コンテンツ制御機能は、前記利用者端末において前記利用状況取得機能の取得した前記利用状況情報に応じて異なる内容の第二のコンテンツへ画面遷移させること
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  11. 前記利用状況情報は、前記第一のコンテンツの利用時間と、前記第一のコンテンツの利用中に利用者が前記第一のコンテンツをフォーカスした累積時間であるフォーカス時間と、前記第一のコンテンツの利用内容に関する情報である利用内容情報との少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  12. 前記選択肢表示機能は、
    前記利用者端末において表示中の前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへの画面遷移しようとする前記利用者の操作が、前記第一のコンテンツ表示開始から所定の時間内で行われた際には、前記第一のコンテンツに関するアンケートである選択肢を表示せずに、前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへの画面遷移するように機能することを特徴とする請求項1に記載のアンケート処理システム。
  13. 前記検知機能、前記選択肢表示機能、前記コンテンツ制御機能、前記送信機能、前記利用状況取得機能の各機能は、コンピュータプログラムにより実現することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のアンケート処理システム。
  14. ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へ前記コンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システムを用いたアンケート処理方法であって、
    前記ネットワークを介して前記利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、
    前記利用者端末において表示中の前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする前記利用者の操作を検知する検知機能と、前記利用者端末において前記検知機能の検知に応じて前記第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、前記利用者端末において利用者が前記選択肢の一つを選択した際に前記第一のコンテンツの終了または前記第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを前記利用者端末へ送信する第二の処理と
    を有することを特徴とするアンケート処理方法。
  15. ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へ前記コンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記ネットワークを介して前記利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、
    前記利用者端末において表示中の前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする前記利用者の操作を検知する検知機能と、前記利用者端末において前記検知機能の検知に応じて前記第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、前記利用者端末において利用者が前記選択肢の一つを選択した際に前記第一のコンテンツの終了または前記第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを前記利用者端末へ送信する第二の処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. ネットワーク上のコンテンツを利用可能な利用者端末の利用者へ前記コンテンツに関するアンケートの入力を促すアンケート処理システム用のプログラムであって、
    前記ネットワークを介して前記利用者端末へ第一のコンテンツを提供する第一の処理と、
    前記利用者端末において表示中の前記第一のコンテンツを終了または第二のコンテンツへ画面遷移しようとする前記利用者の操作を検知する検知機能と、前記利用者端末において前記検知機能の検知に応じて前記第一のコンテンツに関するアンケートである複数の選択肢を表示する選択肢表示機能と、前記利用者端末において利用者が前記選択肢の一つを選択した際に前記第一のコンテンツの終了または前記第二のコンテンツへの画面遷移を行うコンテンツ制御機能とを前記利用者端末へ送信する第二の処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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