JP2004138911A - 送風装置及びこの送風装置を備えたプロジェクタ - Google Patents

送風装置及びこの送風装置を備えたプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】騒音の低減を図ることができる送風装置およびこの送風装置を有するプロジェクタを提供すること。
【解決手段】送風装置7は、一対のシロッコファン7A,7Bと、これらの一対のシロッコファン7A,7Bが取り付けられる吸気ダクト8と、送風ダクトとを有する。シロッコファン7A,7Bは、吸気ダクト8の投写レンズ設置部分81を挟むように吸気ダクト8に取り付けられている。また、シロッコファン7A,7Bの回転軸は左右上下方向にずれている。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送風装置及びこの送風装置を備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】
従来、例えば画像情報に応じて液晶パネルなどの光学装置で変調された色光をプリズムなどにて合成し、投写レンズを介してカラー画像を拡大投写する、いわゆる三板式のプロジェクタが知られている。このような三板式のプロジェクタは、光源を含む照明光学系、ダイクロイックミラーを含む色分離光学系、複数の光変調装置(液晶パネル)やプリズム等を含む光学装置及び投写光学系を備えている。照明光学系の光源から出射された光束は、色分離光学系によって赤(R)、緑(G)および青(B)の三原色の色光に分離され、光学装置の三枚の液晶パネルにより各色光毎に画像情報に応じて変調される。変調後の光束はクロスダイクロイックプリズムで合成され、投写光学系の投写レンズを介して投写される。
【0003】
このようにプロジェクタでは、熱に対して比較的に弱い液晶パネルを利用している。光源から発生する熱等による液晶パネルの損傷を防止するために、従来のプロジェクタは、液晶パネル近傍に送風して冷却するファンを備えている。通常、このファンは、投写レンズに隣接させて配設されており、ファンの排気側には、ダクトが設けられている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−160793号公報(第4,5頁、図4,5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のプロジェクタでは、1つのファンにより光学装置を冷却するので、光学装置にある程度の風量で送風する必要があり、ファンを高回転数で駆動しなければならない。そのため、騒音の低減が図れない問題という問題がある。
【0006】
本発明は、騒音の低減を図ることができる送風装置およびこの送風装置を有するプロジェクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の送風装置は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、変調後の光束を後段に配置される投写レンズによって投写する光学装置を冷却するための送風装置であって、吸気口が形成された吸気ダクトと、この吸気ダクトの吸気口に対して垂直な吸気面を有し、この吸気面が互いに対向配置された一対のファンと、前記一対のファンに接続され前記光学装置に各ファンからの冷却空気を導く送風ダクトとを備え、前記各ファンの吸気面の外径は略等しく、前記一対のファンは、それぞれの回転軸がずれた位置に配置されていることを特徴とする。
【0008】
この本発明によれば、送風装置は2つファンを有しているため、各ファンを低回転数で回転させても風量を確保することができる。従って、騒音の低減を図ることができる。
また、本発明では、一対のファンは吸気面の外径が略等しいので、使用するファンの種類を一種類にすることができる。
さらに、このように吸気面の外径が略等しいファン使用する場合には、回転軸を一致させて設置すると、ファンから出る風切り音等が共振し、騒音が増加する虞がある。これに対し、本発明では、回転軸をずらして配置しているため、風切り音等の共振を防止でき、騒音の増加を防ぐことができる。なお、回転軸は、左右方向にずれていてもよく、また、上下方向にずれていてもよい。さらには、上下左右方向にずれていてもよい。
【0009】
本発明では、前記吸気ダクトには、前記投写レンズが設置される投写レンズ設置部分が形成され、前記一対のファンは、前記投写レンズ設置部分を挟んで前記吸気ダクトに固定部材により固定され、前記各ファンの回転軸方向から見たときに、他方のファンの固定部材が露出していることが好ましい。
この本発明によれば、一方のファンの回転軸方向から見たときに、他方のファンの固定部材が露出しているので、固定部材を確認しながらファンと吸気ダクトとの固定作業を行うことができる。従って、固定作業を容易かつ正確に行うことができる。
なお、このような本発明の一対のファンとしては、例えば、シロッコファンを使用することができる。
【0010】
本発明のプロジェクタは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光学装置と、この光学装置により変調された前記光束を投写する投写レンズと、上述した何れかの送風装置とを備えることを特徴とする。
本発明では、プロジェクタは上述した何れかの送風装置を有するため、送風装置と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、ファンの回転数を低くすることができ、騒音の低減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
(1)外観構成
図1および図2には、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1が示されており、図1は上方前面側から見た斜視図であり、図2は下方背面側から見た斜視図である。
このプロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、スクリーン等の投写面上に拡大投写する光学機器であり、後述する光学エンジンを含む装置本体を内部に収納する外装ケース2および外装ケース2から露出する投写レンズ3を備えている。
投写レンズ3は、後述する光変調装置としての液晶パネルにより光源から射出された光束を画像情報に応じて変調形成された光学像を拡大投写する投写光学系としての機能を具備するものであり、筒状体内部に複数のレンズが収納された組レンズとして構成される。
【0012】
筐体としての外装ケース2は、投写方向に直交する幅方向の寸法が投写方向寸法よりも大きい幅広の直方体形状をなし、装置本体の上部を覆うアッパーケース21と、装置本体の下部を覆うロアーケース22と、装置本体の前面部分を覆うフロントケース23とを備えている。これら各ケース21〜23は、射出成形等によって成形された合成樹脂製の一体成形品である。
【0013】
アッパーケース21は、装置本体の上部を覆う上面部21Aと、この上面部21Aの幅方向端部から略垂下する側面部21B、21Cと、上面部21Aの後端部から略垂下する背面部21Dとを備えている。
上面部21Aの投写方向前側には、プロジェクタ1の起動・調整操作を行うための操作パネル24が設けられている。この操作パネル24は、起動スイッチ、画像・音声等の調整スイッチを含むの複数のスイッチを備え、プロジェクタ1による投写時には、操作パネル24中の調整スイッチ等を操作することにより、画質・音量等の調整を行うことができる。
【0014】
また、上面部21Aの操作パネル24の隣には、複数の孔241が形成されていて、この内部には、図示を略したが、音声出力用のスピーカが収納されている。
これら操作パネル24およびスピーカは、後述する装置本体を構成する制御基板と電気的に接続され、操作パネル24による操作信号はこの制御基板で処理される。
背面部21Dには、略中央部分に上面部21A側に切り欠かれた凹部が形成され、この凹部には、後述する制御基板に接続されたインターフェース基板上に設けられたコネクタ群25が露出する。
【0015】
ロアーケース22は、アッパーケース21との係合面を中心として略対称に構成され、底面部22A、側面部22B、22C、および背面部22Dを備えている。そして、側面部22B、22C、および背面部22Dは、その上端部分でアッパーケース21の側面部21B、21C、および背面部21Dの下端部分と係合し、外装ケース2の側面部分および背面部分を構成する。
【0016】
底面部22Aには、プロジェクタ1の後端側略中央に固定脚部26が設けられているとともに、先端側幅方向両端に調整脚部27が設けられている。
この調整脚部27は、底面部22Aから面外方向に進退自在に突出する軸状部材から構成され、軸状部材自体は、外装ケース2の内部に収納されている。このような調整脚部27は、プロジェクタ1の側面部分に設けられる調整ボタン271を操作することにより、底面部22Aからの進退量を調整することができる。
これにより、プロジェクタ1から射出された投写画像の上下位置を調整し、適切な位置に投写画像を形成することができるようになる。
【0017】
また、底面部22Aには、外装ケース2の内部と連通する開口部28、29、30が形成されている。
開口部28は、プロジェクタ1の光源を含む光源装置を着脱する部分であり、通常は、ランプカバー281によって塞がれている。
開口部29、30は、スリット状の開口部として構成される。
開口部29は、光源ランプから射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置としての液晶パネルを含む光学装置を冷却するための冷却空気取込用の吸気用開口部である。
開口部30は、プロジェクタ1の装置本体を構成する電源ユニット、光源駆動回路を冷却するための冷却空気取込用の吸気用開口部である。
尚、開口部29、30は、そのスリット状開口部分で常時プロジェクタ1内部と連通しているため、塵埃等が内部に侵入しないように、それぞれの内側に防塵フィルタが設けられている。なお、開口部30には、必要に応じて防塵フィルタを設ければよく、この防塵フィルタはなくてもよい。防塵フィルタを設けない場合にはコスト低減を図ることができる。
【0018】
さらに、底面部22Aには、底面部22Aに対して外側にスライド自在に取り付けられた蓋部材31が設けられていて、この蓋部材31の内部には、プロジェクタ1を遠隔操作するためのリモートコントローラが収納されるようになっている。尚、図示しないリモートコントローラには、前述した操作パネル24に設けられる起動スイッチ、調整スイッチ等と同様のものが設けられていて、リモートコントローラを操作すると、この操作に応じた赤外線信号がリモートコントローラから出力され、赤外線信号は、外装ケース前面および背面に設けられる受光部311を介して制御基板で処理される。
【0019】
背面部22Dには、アッパーケース21の場合と同様に、略中央部分に底面部22A側に切り欠かれた凹部が形成され、前記インターフェース基板上に設けられたコネクタ群25が露出するとともに、端部近傍にもさらに開口部32が形成されていて、この開口部32からインレットコネクタ33が露出している。インレットコネクタ33は、外部電源からプロジェクタ1に電力を供給する端子であり、後述する電源ユニットと電気的に接続される。
【0020】
フロントケース23は、前面部23Aおよび上面部23Bを備えて構成され、上面部23Bの投写方向後端側で前述したアッパーケース21およびロアーケース22の投写方向先端部分と係合する。
前面部23Aには、投写レンズ3を露出させるための略円形状の開口部34、およびその隣に形成された複数のスリットから構成される開口部35が形成されている。
【0021】
開口部34は、その上面側がさらに開口され、投写レンズ3の鏡筒の一部が露出していて、鏡筒周囲に設けられたズーム・フォーカス調整用のつまみ3A、3Bを外部から操作することができるようになっている。
開口部35は、装置本体を冷却した空気を排出する排気用開口部として構成され、後述するプロジェクタ1の構成部材である光学系、制御系、および電源ユニット・ランプ駆動ユニットを冷却した空気は、この開口部35からプロジェクタ1の投写方向に排出される。
【0022】
(2)内部構成
このような外装ケース2の内部には、図3〜図5に示されるように、プロジェクタ1の装置本体が収納されており、この装置本体は、図3に示される光学ユニット4、制御基板5、および、図4に示される電源ブロック6を備えて構成される。
(2−1)光学ユニット4の構造
光学エンジンとしての光学ユニット4は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、投写レンズ3を介してスクリーン上に投写画像を形成するものであり、図4に示されるライトガイド40という光学部品用筐体内に、光源装置や、種々の光学部品等を組み込んだものとして構成される。
このライトガイド40は、下ライトガイド401、および図4では図示を略した上ライトガイドから構成され、それぞれは、射出成形等による合成樹脂製品である。
【0023】
下ライトガイド401は、光学部品を収納する底面部401A及び側壁部401Bからなる上部が開口された容器状に形成され、側壁部401Bには、複数の溝部401Cが設けられている。この溝部401Cには、光学ユニット4を構成する種々の光学部品が装着され、これにより各光学部品は、ライトガイド40内に設定された照明光軸上に精度よく配置される。上ライトガイドは、この下ライトガイド401に応じた平面形状を有し、下ライトガイド401の上面を塞ぐ蓋状部材として構成される。
また、下ライトガイド401の底面部401Aの光束射出側端部には、円形状の開口部が形成された前面壁が設けられていて、この前面壁には、投写レンズ3の基端部分が接合固定される。
【0024】
このようなライトガイド40内は、図5に示されるように、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光変調光学系および色合成光学系を一体化した光学装置44とに機能的に大別される。尚、本例における光学ユニット4は、三板式のプロジェクタに採用されるものであり、ライトガイド40内で光源から射出された白色光を三色の色光に分離する空間色分離型の光学ユニットとして構成されている。
インテグレータ照明光学系41は、光源から射出された光束を照明光軸直交面内における照度を均一にするための光学系であり、光源装置411、第1レンズアレイ412、第2レンズアレイ413、偏光変換素子414、および重畳レンズ415を備えて構成される。
【0025】
光源装置411は、放射光源としての光源ランプ416およびリフレクタ417を備え、光源ランプ416から射出された放射状の光線をリフレクタ417で反射して略平行光線とし、外部へと射出する。本例では、光源ランプ416として高圧水銀ランプを採用しているが、これ以外にメタルハライドランプやハロゲンランプを採用することもある。また、本例では、リフレクタ417として放物面鏡を採用しているが、楕円面鏡からなるリフレクタの射出面に平行化凹レンズを配置した構成も採用することもできる。
【0026】
第1レンズアレイ412は、照明光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状に配列された構成を具備している。各小レンズは、光源ランプ416から射出された光束を部分光束に分割し、照明光軸方向に射出する。各小レンズの輪郭形状は、後述する液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定される。例えば、液晶パネル441の画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定される。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と略同様の構成であり、小レンズがマトリクス状に配列された構成を具備する。この第2レンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル441上に結像させる機能を有する。
【0027】
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413からの光を1種類の偏光光に変換するものであり、これにより、光学装置44での光の利用率が高められている。
具体的に、偏光変換素子414によって1種類の偏光光に変換された各部分光束は、重畳レンズ415によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源ランプ416からの光束の略半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、光源ランプ416から射出された光束を全て1種類の偏光光に変換し、光学装置44における光の利用効率を高めている。なお。このような偏光変換素子414は、例えば、特開平8−304739号公報に紹介されている。
【0028】
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ダイクロイックミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー432、434とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有している。
【0029】
この際、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した青色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ418は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G、441Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。
【0030】
また、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ418を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ418を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達する。
なお、赤色光にリレー光学系43が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの色光のうちの赤色光を通す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
【0031】
光学装置44は、入射された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つの入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段に配置される光変調装置としての液晶パネル441R、441G、441Bと、各液晶パネル441R、441G、441Bの後段に配置される射出側偏光板443と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム444とを備える。
【0032】
液晶パネル441R、441G、441Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、図示を略したが、対向配置される一対の透明基板内に液晶が密封封入されたパネル本体を、保持枠内に収納して構成される。
光学装置44において、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441B、入射側偏光板442、および射出側偏光板443によって画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
【0033】
入射側偏光板442は、色分離光学系42で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイアガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。また、基板を用いずに、偏光膜をフィールドレンズ418に貼り付けてもよい。
射出側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441(441R,441G,441B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。また、基板を用いずに、偏光膜をクロスダイクロイックプリズム444に貼り付けてもよい。
これらの入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互いの偏光軸の方向が直交するように設定されている。
【0034】
クロスダイクロイックプリズム444は、射出側偏光板443から射出され、各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成される。
【0035】
以上説明した光学装置44の液晶パネル441、射出側偏光板443およびクロスダイクロイックプリズム444は、一体的にユニット化された光学装置本体45として構成されている。図6は、光学装置本体45を示す斜視図である。
光学装置本体45は、図6に示すように、上述した液晶パネル441、射出側偏光板443、クロスダイクロイックプリズム444の他に、台座445と、保持枠446と、保持部材としてのパネル固定板447とを備えている。そして、保持枠446は、液晶パネル441を収納し、パネル固定板447を介してクロスダイクロイックプリズム444の光束入射端面に一体的に固定される。
【0036】
台座445は、クロスダイクロイックプリズム444の下面に固定され、一体化された光学装置44を下ライトガイド401に固定する。この台座445は、略矩形状に形成された板材であり、その四隅から延出する延出部445Aを備えている。そして、この延出部445Aは、先端部分に孔445Bが形成され、下ライトガイド401の底面部401Aに形成された図示しない孔と該孔445Bとをねじ等により螺合することで、光学装置本体45が下ライトガイド401に固定される。
保持枠446は、液晶パネル441を収納する。この保持枠446は、液晶パネル441を収容する凹型枠体446Aと、凹型枠体446Aと係合し収納した液晶パネル441を押圧固定する支持板446Bとを備えている。凹型枠体446Aの四隅には、孔446Dが形成されている。
【0037】
パネル固定板447は、液晶パネル441を収納する保持枠446を保持固定する。このパネル固定板447は、矩形板状体447Aと、この矩形板状体447Aの四隅から突設され、保持枠446の孔446Dに挿入されるピン447Bとを備えている。ここで、ピン447Bの位置は、矩形板状体447Aの隅である必要はない。また、ピン447Bの数は、4つに限らず、2つ以上であれば良い。すなわち、設計に応じて、保持枠446の孔446Dと対応するように形成すればよい。
【0038】
(2−2)制御基板5の構造
制御基板5は、図3に示すように、光学ユニット4の上側を覆うように配置され、演算処理装置、液晶パネル441駆動用ICが実装されたメイン基板51と、このメイン基板51の後端側で接続され、外装ケース2の背面部21D、22Dに起立するインターフェース基板52とを備えている。
インターフェース基板52の背面側には、前述したコネクタ群25が実装されていて、コネクタ群25から入力する画像情報は、このインターフェース基板52を介してメイン基板51に出力される。
【0039】
メイン基板51上の演算処理装置は、入力した画像情報を演算処理した後、液晶パネル駆動用ICに制御指令を出力する。駆動用ICは、この制御指令に基づいて駆動信号を生成出力して液晶パネル441を駆動させ、これにより、画像情報に応じて光変調を行って光学像が形成される。
このようなメイン基板51は、パンチングメタルを折り曲げ加工した板金53によって覆われ、この板金53は、メイン基板51上の回路素子等によるEMI(電磁障害)を防止するために設けられている。
【0040】
(2−3)電源ブロック6の構造
電源ブロック6は、図7に示される電源回路を備えた電源ユニット61と、この電源ユニット61の下方に配置される図8に示される光源駆動回路を備えたランプ駆動ユニット62とを備えている。
電源ユニット61は、前述したインレットコネクタ33に接続された図示しない電源ケーブルを通して外部から供給された電力を、前記ランプ駆動ユニット62や制御基板5等に供給するものである。
【0041】
ランプ駆動ユニット62は、前述した光源装置411に安定した電圧で電力を供給するための変換回路であり、電源ユニット61から入力した商用交流電流は、このランプ駆動ユニット62によって整流、変換されて、直流電流や交流矩形波電流となって光源装置411に供給される。
【0042】
また、ランプ駆動ユニット62は、ロアーケース22の底面部22A内面に立設された複数の板状体64によって囲まれているとともに、複数の板状体64は、底面部22Aに形成された吸気用の開口部30をも囲むように設けられていて、開口部30近傍の空間およびランプ駆動ユニット62が配置された空間は、これら複数の板状体64によってロアーケース22内で他の空間から独立している。
尚、複数の板状体64は、ロアーケース22の射出成形時に同時に一体的に成形して構成されたものである。
【0043】
(2−4)冷却構造
前述したプロジェクタ1には、図9に示されるように、内部に光学装置44の冷却系Aと、電源ブロック6の冷却系Bとが設定されている。
(2−4−1)冷却系Bの構成
冷却系Bは、電源ユニット61に設けられた吸気ファン(図示略)によって開口部30から取り込まれた冷却空気の流れであり、電源ユニット61およびランプ駆動ユニット62を冷却する系である。吸気ファンにより開口部30から取り込まれた空気の一部は、電源ユニット61の図示しない基板に実装された回路素子を冷却した後、直接フロントケース23に形成された開口部35から外部に排出される。
【0044】
(2−4−2)冷却系Aの構成
冷却系Aは、送風装置7によって開口部29から吸気された冷却空気の流れである。
図10から図14を参照して送風装置7について説明する。
送風装置7は、図10に示すように、一対のシロッコファン7A,7Bと、これらの一対のシロッコファン7A,7Bが取り付けられる吸気ダクト8と、送風ダクト9とを有する。
【0045】
図11にも示すように、シロッコファン7Aは、羽根712を有するファン本体71と、ファン本体71が収納されるケース72とを有する。
ファン本体71は、電動部711とこの電動部711の図示しない回転軸に一体的に取り付けられた羽根712とを有する。
ケース72は、中空略円筒形状であり、ファン本体71の回転軸の軸方向の一端面は、開口されて吸気面721となっている。この吸気面721は、後述する吸気ダクト8の吸気口85に対し垂直な面である。また、ファン本体71の回転軸の接線側も開口されており、排気面723となっている。さらに、ケース72の上部及び下部には、シロッコファン7Aを吸気ダクト8に固定するためのナット73が設けられている。このナット73はファン本体71の回転軸を挟んで対向する位置に設けられている。
【0046】
シロッコファン7Bもシロッコファン7Aと同様に、ファン本体71とケース72とを有している。すなわち、シロッコファン7Aとシロッコファン7Bとは吸気面721の外径が等しい同一形状、同一性能のファンである。
これらの一対のシロッコファン7A,7Bは、吸気面721を対向配置させ、後述する投写レンズ設置部分81を挟んで吸気ダクト8に取り付けられている。
【0047】
吸気ダクト8は、外装ケース2の底面部22Aの開口部29からシロッコファン7A,7Bの吸気面721までの空気の流路を形成するものである。この吸気ダクト8は、底面が開口した中空の直方体の上面を円弧状に湾曲させた形状となっている。この底面の開口が送風装置7の吸気口85であり(図13,14参照)、この吸気口85は、外装ケース2の開口部29に連通する。また、円弧状の湾曲部分は、投写レンズ3が設置される投写レンズ設置部分81である。
【0048】
さらに、吸気ダクト8の両側面には、開口82が形成されている。この開口82の上部及び下部には、係合穴が形成された係合部84が設けられている。この係合部84は開口82の中心部を挟んで対向する位置に設けられている。係合部84に固定部材、例えば、ねじを通し、係合穴にねじの頭を係合させ、シロッコファン7A,7Bのナット73にねじを螺合することで、吸気ダクト8の両側面に形成された開口82にシロッコファン7A,7Bの吸気面721が接続されることとなる。
シロッコファン7Aと吸気ダクト8とを固定するためのねじは、シロッコファン7Bの回転軸方向Qから見た場合に、露出しており、また、シロッコファン7Bと吸気ダクト8とを固定するためのねじはシロッコファン7Aの回転軸方向Pから見た場合に露出している。
【0049】
また、吸気ダクト8の両側面の開口82の位置は、その中心点が左右上下方向にずれるように形成されている。すなわち、図12及び図13に示すようにこの開口82に取り付けられるシロッコファン7A,7Bの回転軸は左右上下方向にずれることとなる。なお、図12は、送風装置7を図10の矢印R方向から見た側面図であり、図13は、送風装置7を下方から見た平面図である。また、図12及び図13中、符号Sはシロッコファン7Aの回転軸の中心を通る直線であり、符号Tはシロッコファン7Bの回転軸の中心を通る直線である。
【0050】
また、図13及び図14に示すように、投写レンズ設置部分81の下面には、上下方向に沿った平面を有する整流板83が取り付けられている。この整流板83は、投写レンズ3の軸方向に沿って配置されており、投写レンズ設置部分81の下方の空間を二分割している。すなわち、空気の流路は整流板83により、吸気口85からシロッコファン7Aの吸気面721までの第1流路と、吸気口85からシロッコファン7Bの吸気面721までの第2流路に分割される。
【0051】
次に、図13及び図14に加え、図10,11をも参照して送風ダクト9について説明する。送風ダクト9は、シロッコファン7A,7Bからの冷却空気を光学装置本体45に導くものであり、吸気ダクト8と一体的に形成されている。この送風ダクト9は、シロッコファン7Aに接続される第1送風ダクト91と、シロッコファン7Bに接続される第2送風ダクト92とを有する。
第1送風ダクト91は、平面L字形の筒状に形成されており、投写レンズ3の軸方向に延びる案内部911と、この案内部911から投写レンズ3の軸方向と直交する方向に延びる排出部912とを有する。案内部911は、シロッコファン7Aの排気面723と連通している。
【0052】
第2送風ダクト92も平面L字形の筒状に形成されており、投写レンズ3の軸方向に延びる案内部921と、この案内部921から投写レンズ3の軸方向と直交する方向に延びる排出部922とを有する。
案内部921は、シロッコファン7Bの排気面723と連通している。この案内部921は、排出部922につながる第1案内部921Aと、偏光変換素子414や、光源ランプ416へ空気を送る第2案内部921Bとに2分割されている。
排出部922は、第1送風ダクト91の排出部912と平行に隣接して配置されている。なお、第2送風ダクト92の排出部922は、第1送風ダクト91の排出部912よりも投写レンズ設置部分81側に位置している。
【0053】
このような第1送風ダクト91の案内部911、排出部912、第2送風ダクト92の案内部921、排出部922の下面には、図示しないがこれらを一体的に覆う下抑え板が設けられている。また、第1送風ダクト91の排出部912、及び第2送風ダクト92の排出部922には、これらに一体成形され、かつ、これらの上面を一体的に覆う上抑え板93が設けられている。
この上抑え板93には、3つの排出口931R,931G,931Bが形成されている。これらの3つの排出口931R,931G,931Bは、光学装置本体45を下ライトガイド401の底面部にねじ止め固定した際に、それぞれが光学装置本体45の液晶パネル441R、441G、441Bの下面となるように形成されている。
【0054】
また、これらの3つの排出口931R,931G,931Bのうち、排出口931Gは、第2送風ダクト92の排出部922上に位置している。また、排出口931R,931Gは、第1送風ダクト91の排出部912上に位置している。すなわち、シロッコファン7Aからの空気は第1送風ダクト91の案内部911、排出部912を通り、上抑え板93の排出口931Gから排出される。一方、シロッコファン7Bからの空気は第2送風ダクト92の第1案内部921A、排出部922を通り、上抑え板93の排出口931R,931Bから排出される。
このような排出口931R,931G,931Bの周縁には上方に延びる一対の立上片932が形成されている。
【0055】
次に、送風装置7の冷却動作について説明する。
シロッコファン7A,7Bに電力を供給して羽根712を回転させると、ケース72内の空気が排気面723を介して送風ダクト9に流れる。これにより、ケース72内の大気圧に対する負圧が増大する。さらに、ケース72の吸気面721に連通する吸気ダクト8内も大気圧に対する負圧が増加する。そして、外装ケース2の開口部29から外部の空気が吸気される。この空気は、吸気口85に取り込まれ、整流板83により、二等分されて、それぞれ、第1流路と第2の流路に流れていく。すなわち、吸気された空気のうち半分はシロッコファン7Aのケース72内へ、残りの半分はシロッコファン7Bのケース72へ流れる。
【0056】
さらに、このケース72内に流れた空気は、それぞれ、第1送風ダクト91、第2送風ダクト92へ流れていく。第1送風ダクト91の案内部911及び排出部912へ流れた空気は、排出口931Gから排出される。
また、第2送風ダクト92の案内部921の第1案内部921A及び排出部922へ流れた空気は2つの排出口931R,931Bから排出される。なお、第2送風ダクト92の第2案内部921Bに流れた空気は、偏光変換素子414や、光源ランプ416側へ流れていく。
【0057】
排出口931R,931Bから排出された空気は、クロスダイクロイックプリズム444の光束入射端面と、液晶パネル441R、441Bとの間の隙間を通り、液晶パネル441R、441B、射出側偏光板443、入射側偏光板442を冷却する。
排出口931Gから排出された空気は、クロスダイクロイックプリズム444の光束入射端面と、液晶パネル441Gとの間の隙間を通り、液晶パネル441G、射出側偏光板443、入射側偏光板442を冷却する。なお、この空気はクロスダイクロイックプリズム444の光束入射端面に沿って下方から上方に流れる。
【0058】
クロスダイクロイックプリズム444の上方に流れた空気は、制御基板5を構成するメイン基板51にあたってその流れ方向が直角に曲折され、メイン基板51に実装された種々の回路素子を冷却する。
メイン基板51に沿って流れる空気は、排気ファン11および排気ダクト12を備えた排気ダクトユニット10によって集荷され、フロントケース23の開口部35からプロジェクタ1の外部に排出される(図9に示す経路A1)。
【0059】
また、第2送風ダクト92の案内部921の第2案内部921Bに流れた空気はロアーケース22の底面部22Aと、下ライトガイド401の下面との間に形成された隙間を流れ、その途中でさらに2方向に分岐する。一方の分岐した空気は、偏光変換素子414に応じた位置の下ライトガイド401の下面に形成されたスリット孔からライトガイド40内部に供給され、偏光変換素子414を冷却する。その後、光源装置411に供給されて光源ランプ416を冷却する(図9に示す経路A2)。
他方に分岐した空気は、直接光源装置411に供給されて同様に光源ランプ416を冷却する(図9に示す経路A3)。
このように光源ランプ416を冷却した空気は、排気ファン11および排気ダクト12を備えた排気ダクトユニット10によって集荷され、フロントケース23の開口部35からプロジェクタ1の外部に排出される。
【0060】
(3)実施形態の効果
前述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
送風装置7は2つのシロッコファン7A,7Bを有しているため、各シロッコファン7A,7Bを低回転数で回転させても風量を確保することができる。従って、騒音の低減を図ることができる。
また、一対のファン7A,7Bは同一形状、同一性能のファンとしているので、使用するファンの種類を一種類にすることができる。
【0061】
さらに、このように同一形状のファン7A,7B使用する場合には、回転軸を一致させて設置すると、ファン7A,7Bから出る風切り音等が共振し、騒音が増加する虞がある。これに対し、本実施形態では、ファン7A,7Bの回転軸を上下左右方向にずらして配置しているため、騒音の共振を防止でき、騒音の増加を防ぐことができる。
シロッコファン7A,7Bは、外装ケース2の底面部22Aの開口部29を介して空気を吸気している。開口部29は、底面部22Aに形成されていることから、空気中の粉塵が入りにくく、シロッコファン7A,7B等に粉塵が付着して冷却効率が低下したりすることを防止できる。
【0062】
一方のファン、例えばシロッコファン7Aの回転軸方向Pから見たときに、他方のファン、例えばシロッコファン7Bのねじが露出しているので、ねじを見ながらシロッコファン7Bと吸気ダクト8との固定作業を行うことができる。従って、固定作業を容易かつ正確に行うことができる。
【0063】
さらに、シロッコファン7A,7Bと吸気ダクト8とは、ねじにより固定されることが多いが、ファン7A,7B側から吸気ダクト8に向かってねじを螺合する場合には、投写レンズ3との干渉を避けなければならないため、吸気ダクト8には所定以上の長さのナットを設けることができない。従って、所定以上の取り付け強度を確保するために、シロッコファン7A,7Bと吸気ダクト8の双方にナットを取り付ける必要がある。
これに対し、吸気ダクト8側からシロッコファン7A,7B側に向かってねじを螺合する場合には、シロッコファン7A,7Bに十分な長さのナットを設けることができるので、吸気ダクト8側には単にねじの頭を係合する係合部84を形成するだけでよい。従って、吸気ダクト8側にはナットが不要となり、部材点数の削減を図ることができる。
【0064】
さらに、整流板83を設け、さらに、第2送風ダクト92の案内部921を第1案内部921Aと第2案内部921Bに2分割したので、吸気口85から吸気された空気のうち、1/4は、排出口931R,931Bへ流れ、半分は、排出口931Gに流れる。従って、液晶パネル441R、441Bは、それぞれ吸気された空気の1/8の空気で冷却され、液晶パネル441Gは1/2の空気で冷却されることとなる。通常、光源ランプ416からは、赤色光R、青色光B、緑色光Gのうち、緑色光Gが最も強く射出されるので、緑色光Gが透過する液晶パネル441Gが最も温度が上がりやすい。したがって、本実施形態のように、液晶パネル441Gを吸気された空気の1/2で冷却することで、効果的に液晶パネル441Gを冷却することができる。
【0065】
また、排出口931R,931G,931Bには、上方に延びる一対の立上片932が形成されているので、排出口931R,931G,931Bから排出される冷却空気を上方の液晶パネル441R,441G,441B側に確実に案内でき、効率的に冷却することができる。
【0066】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、シロッコファン7Aと吸気ダクト8とを固定するためのねじは、シロッコファン7Bの回転軸方向Qから見た場合に、露出しているとしたが、これに限らず、前記ねじがシロッコファン7Bにより隠れてしまう位置に形成されていてもよい。この場合には、吸気ダクト8を上側から覗き込むようにしてねじを螺合すればよい。
また、前記実施形態では、固定部材としてねじを採用したが、これには限らず、吸気ダクト8とシロッコファン7A,7Bとを固定できるものであればよく、例えば、リベット等であってもよい。
【0067】
また、前記実施形態では、整流板83を設け、開口部29から吸気された空気のうち、1/4は、排出口931R,931Bへ流れ、半分は、排出口931Gに流れる構成としたが、これに限らず、3つの排出口931R,931G,931Bに均等に空気が流れるものとしてもよい。
【0068】
さらに、前記実施形態では、シロッコファン7A,7Bの回転軸が上下左右方向にずれているとしたが、これに限らず、左右方向のみ、又は上下方向のみずれているものであってもよい。ただし、この場合、音の共振を確実に防ぐには、対向配置されるシロッコファン7Aとシロッコファン7Bの回転軸のずれを大きくとる必要があり、送風装置が大型化する可能性がある。これに対し、本実施形態のように、上下左右方向に回転軸をずらせば、回転軸のずれが小さくても確実に共振を防ぐことができる。従って、送風装置7が大型化しないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプロジェクタの外観構成を表す概要斜視図。
【図2】前記実施形態におけるプロジェクタの外観構成を表す概要斜視図。
【図3】前記実施形態におけるプロジェクタの内部構成を表す概要斜視図。
【図4】前記実施形態におけるプロジェクタの内部構成を表す概要斜視図。
【図5】前記実施形態におけるプロジェクタの光学系の構造を表す模式図。
【図6】前記実施形態における光学装置本体を示す斜視図。
【図7】前記実施形態における電源回路の配置を表す概要斜視図。
【図8】前記実施形態における光源駆動回路の配置を表す概要斜視図。
【図9】プロジェクタの冷却系を表す概要斜視図。
【図10】送風装置を示す斜視図。
【図11】前記送風装置の分解斜視図。
【図12】前記送風装置の側面図。
【図13】前記送風装置の平面図。
【図14】前記送風装置を下面から見た場合の斜視図。
【符号の説明】
1…プロジェクタ、3…投写レンズ、7A,7B…シロッコファン、7…送風装置、8…吸気ダクト、9…送風ダクト、44…光学装置、81…投写レンズ設置部分、85…吸気口、721…吸気面。

Claims (4)

  1. 光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、変調後の光束を後段に配置される投写レンズによって投写する光学装置を冷却するための送風装置であって、
    吸気口が形成された吸気ダクトと、この吸気ダクトの吸気口に対して垂直な吸気面を有し、この吸気面が互いに対向配置された一対のファンと、前記一対のファンに接続され前記光学装置に各ファンからの冷却空気を導く送風ダクトとを備え、
    前記各ファンの吸気面の外径は略等しく、前記一対のファンは、それぞれの回転軸がずれた位置に配置されていることを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置であって、
    前記吸気ダクトには、前記投写レンズが設置される投写レンズ設置部分が形成され、
    前記一対のファンは、前記投写レンズ設置部分を挟んで前記吸気ダクトに固定部材により固定され、
    前記各ファンの回転軸方向から見たときに、他方のファンの固定部材が露出していることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1又は2に記載の送風装置であって、
    前記一対のファンはシロッコファンであることを特徴とする送風装置。
  4. 光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光学装置と、この光学装置により変調された前記光束を投写する投写レンズと、
    請求項1から3の何れかに記載の送風装置とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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