JP2004137903A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】二酸化炭素冷媒を吸入圧縮する密閉型圧縮機において、コイルエンド部に形成した絶縁層により冷凍機油が劣化することを防止することが可能な密閉型電動圧縮機を提供すること。
【解決手段】ステータのコイル143のコイルエンド部143bは、導体セグメントである被覆導体143aの接合端部143dを覆うように粉体エポキシ樹脂を塗布硬化して形成した絶縁層144と、絶縁層144を覆うように耐冷媒性ワニスを塗布硬化して形成した保護材層145とを備えている。これにより、絶縁層144によりコイルエンド部143bを絶縁固定し、保護材層145により絶縁層144を冷媒や冷凍機油から隔離保護して絶縁層144中の成分溶出を防止することができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二酸化炭素冷媒を吸入圧縮する密閉型電動圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フッ素化炭化水素(例えば、HFC134a)からなる冷媒を吸入圧縮する圧縮機構と、この圧縮機構を駆動する固定子と回転子とからなるモータとを有する密閉型電動圧縮機がある。このような密閉型電動圧縮機としては、固定子のコア部(鉄心)に巻回されたコイルのうちコア部から突出するコイルエンド部を確実に絶縁および固定するために、コイルエンド部に耐冷媒ワニスを塗布硬化して絶縁層を形成したものが知られている。
【0003】
また、重量容積の小型化に効果の高いセグメントコンダクタ巻線電動機は、主に自動車用発電機として近年市場に出回っている。このセグメントコンダクタ巻線の端部には、溶接部を絶縁するために粉体エポキシ樹脂が用いられている。
【0004】
また、近年、二酸化炭素を冷媒とし、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧以上となる蒸気圧縮式冷凍サイクル(所謂超臨界冷凍サイクル)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者が、重量容積の小型化を目的として、上記従来技術のセグメントコンダクタ巻線電動機を密閉型電動圧縮機に搭載し、二酸化炭素を冷媒とする上記超臨界冷凍サイクルへ適用する検討を行なったところ、冷凍機油の劣化が著しく、冷媒配管の一部が閉塞状態となる場合があるという不具合が発生した。本発明者は、この不具合の原因について鋭意調査検討を行なったところ、コイルのコイルエンド部に形成した絶縁層から成分の一部が溶出し、冷凍サイクル中においてオリゴマを生成していることが明らかとなった。
【0006】
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであって、コイルエンド部に形成した絶縁層により冷媒配管の詰まりと冷凍機油が劣化することを防止することが可能な密閉型電動圧縮機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
二酸化炭素からなる冷媒を吸入圧縮する圧縮機構(110)と、この圧縮機構(110)を駆動する回転子(130)と固定子(140)とからなるモータ(120)とを有する密閉型電動圧縮機(100)であって、
固定子(140)は、
コア部(141)と、このコア部(141)に巻回されたコイル(143)と、
コイル(143)のうちコア部(141)から突出したコイルエンド部(143b)に設けられ、粉体エポキシ樹脂を塗布硬化して形成された絶縁層(144)と、
絶縁層(144)の外面に設けられ、冷媒を絶縁層(144)から隔離するように形成された保護材層(145)とを備えることを特徴としている。
【0008】
これによると、保護材層(145)により、冷媒が循環するサイクル中に絶縁層(144)の成分が溶出することを防止することが可能であり、冷凍機油が劣化することを防止することが可能である。
【0009】
また、請求項2に記載の発明では、密閉型電動圧縮機(100)は、冷凍機油としてポリアルキレングリコール系油を用いることを特徴としている。
【0010】
ポリアルキレングリコール系油には、粉体エポキシ樹脂を塗布硬化して形成された絶縁層(144)の成分の一部が溶出し易い。したがって、本発明により、冷媒配管の詰まりと冷凍機油が劣化することを防止することが可能となる効果は大きい。
【0011】
また、請求項3に記載の発明では、保護材層(145)は、耐冷媒特性を有するワニスを塗布硬化して形成されることを特徴としている。
【0012】
これによると、保護材層(145)を容易に形成することが可能である。
【0013】
また、請求項4に記載の発明のように、具体的には、ワニスは、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂を含有するワニスとすることができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明では、コイル(143)は、複数の導体セグメント(143a)を有し、コイルエンド部(143b)において複数の導体セグメント(143a)の端部(143d)を相互に接合してコイル(143)を形成していることを特徴としている。
【0015】
コイル(143)を複数の導体セグメント(143a)で形成するときには、複数の導体セグメント(143a)の端部(143d)を相互に接合する必要があり、導体セグメント(143a)に絶縁皮膜が形成されている場合には、接合部となる端部(143d)の絶縁皮膜を除去する必要がある。したがって、本発明により、接合部となるコイルエンド部(143b)に絶縁層(144)と保護材層(145)とを備え、コイルエンド部(143b)を絶縁固定しつつ、冷凍機油が劣化することを防止することが可能となる効果は大きい。
【0016】
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る密閉型電動圧縮機(以下、圧縮機と略す。)100を用いた二酸化炭素(CO)を冷媒とし、冷凍機油としてポリアルキレングリコール系油を用いた蒸気圧縮式の冷凍サイクル1の概略構成を示す模式図である。
【0019】
図1中、100は、冷媒を圧縮する圧縮機であり、200は、圧縮機100にて圧縮された冷媒を冷却する放熱器(ガスクーラ)である。300は、放熱器200から流出する冷媒を減圧するとともに、高圧側の冷媒圧力を制御する圧力制御弁である。なお、高圧側の冷媒圧力とは、圧縮機100の吐出側から圧力制御弁300の冷媒入口側に至る圧力制御弁300にて減圧される前の冷媒圧力を言うものである。
【0020】
400は、圧力制御弁300にて減圧された(液相の)冷媒を蒸発させる蒸発器であり、500は、蒸発器400から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を圧縮機100の吸入側に流出させるとともに、冷凍サイクル1中の余剰冷媒を蓄えるアキュームレータ(気液分離手段)である。
【0021】
600は、アキュームレータ500から流出する低圧側の冷媒と圧力制御弁300にて減圧される前の高圧側の冷媒とを熱交換する内部熱交換器であり、この内部熱交換器600により蒸発器400入口側での冷媒のエンタルピを低下させて、冷凍サイクル1の冷凍能力を向上させている。
【0022】
ここで、圧縮機100の構造について説明する。
【0023】
図2は、圧縮機100の縦断面図である。
【0024】
図1、図2に示すように、圧縮機100は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機構110(本例ではスクロール型圧縮機構)と、この圧縮機構110を駆動する電気式のモータ120とを備えている。
【0025】
111は、圧縮機構110を収納する圧縮機構ハウジングであり、121は、モータ120を収納するモータハウジングである。圧縮機構ハウジング111とモータハウジング121とにより、圧縮機100の密閉容器を構成している。
【0026】
図1、図2に示すように、モータハウジング121には、内部熱交換器600の冷媒出口側に接続される吸入口123が形成されており、圧縮機構ハウジング111には、放熱器200の冷媒入口側に接続される吐出口112が形成されている。
【0027】
図2に示すように、スクロール型の圧縮機構110は、固定スクロール110aに対して旋回スクロール110bを旋回稼働させることにより作動室110cの体積を拡大縮小させて冷媒を吸入圧縮するもので、固定スクロール110aは圧縮機構ハウジング111の一部を兼ねている。
【0028】
モータ120は、ロータ(回転子)130とステータ(固定子)140とにより構成されており、ロータ130は、旋回スクロール110bに接続された回転シャフト122の外周に一体的に配置されている。一方、ステータ140は、モータハウジング121の内側に内接するように配置されている。
【0029】
ステータ140は、積層鉄心であるコア部141と、コイル141に巻回されたコイル143とを備えている。コア部141には鉄心積層方向に貫いて延びる複数のスロット141aが形成されており、コイル143は、これらのスロット141a内にポリエチレンテレフタレート製のインシュレータ142を介して挿設されている。なお、コイル143の導体端部は図示しない給電端子であるターミナル部に接続している。
【0030】
コイル143のうち、コア部141の端部から突出した部分はコイルエンド部143b、143cとなっており、後述する導体セグメントをなす被覆導体143aの端部接合点は図2中右側(冷媒吸入側)のコイルエンド部143bに形成されている。図3は、コイルエンド部143bの一部を示す斜視図である。
【0031】
図3に示すように、コイル143は、導体セグメントをなす複数の略U字状の被覆導体143aの端部143d相互を接合加工により電気的に接続して形成されている。接合方法としては超音波溶接、アーク溶接、ろう付け等を採用することができる。なお、被覆導体143aは、絶縁被覆としてポリアミドイミド樹脂層を有する平角銅線である。上記のコイル143形成方法(所謂セグメントコンダクタ方式)により、ステータ140は製造性、占積率等に優れるものとなっている。
【0032】
コア部141のスロット141a内にはインシュレータ142を介して被覆導体143aが挿設され、コイルエンド部143bにおいて接合されている被覆導体143aの端部143dは、接合時に絶縁被覆が除去されている。そして、コイルエンド部143bには、接合された端部143dを覆うように粉体エポキシ樹脂を塗布硬化した絶縁層144が形成され、コイルエンド部143aを確実に絶縁するとともに、接合端部が固定されて位置規制されている。
【0033】
さらに、絶縁層144の外側には、絶縁層144の全域を覆うように、耐冷媒特性を有するワニスを塗布硬化した保護材層145が形成されている。なお、絶縁層144および保護材層145は、被覆導体143aのU字状部からなる圧縮機構側のコイルエンド部143cにも形成されている。
【0034】
ここで、コイルエンド部143bへの絶縁層144および保護材層145の形成方法を簡単に説明する。
【0035】
絶縁層144は、例えば、ビスフェノール型のエポキシ樹脂を主成分とする粉体エポキシ樹脂(本例では、ソマール社製のエピフォームF−6975(商標))を、190℃雰囲気で約40分間予熱したステータ140のコイルエンド部143bに塗布した後、190℃で約20分間加熱して硬化することにより形成している。
【0036】
保護材層145は、例えば、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂を主成分とするワニス(本例では、菱電化成社製のYE−2LH3(商標))を、絶縁層144を形成したステータ140のコイルエンド部143bに塗布した後、150〜160℃で約40分加熱硬化することにより形成している。
【0037】
次に、上記構成に基づき圧縮機100の作動について説明する。
【0038】
圧縮機100のモータ120が給電により駆動すると、モータ120は回転シャフト122に連結した圧縮機構110を駆動し、圧縮機構110に冷媒を吸入する。これに伴ない、吸入口123からガス状の低温冷媒(吸入冷媒)が流入する。吸入口123から流入した冷媒は、モータハウジング121内を流れながらモータ120を冷却した後、圧縮機構110に吸入圧縮され、高温のガス状冷媒となって吐出口112から吐出されるようになっている。
【0039】
また、圧縮機100内に封入された冷凍機油は、一部が冷媒とともにサイクル中を循環するものの、残部は圧縮機構ハウジング111およびモータハウジング121の下方側に溜まり、圧縮機100の作動に伴なって圧送され、各種摺動部において潤滑剤として機能し、一部ではシール材としても機能する。
【0040】
したがって、圧縮機100の作動時には、ステータ140のコイルエンド部143b、143cは、冷媒と冷凍機油とにさらされる。
【0041】
上述の構成および作動によれば、ステータ140のコイルエンド部143b、143cは、圧縮機100の作動時には冷媒と冷凍機油とにさらされるが、保護材層145により、二酸化炭素冷媒とポリアルキレングリコール系冷凍機油が循環するサイクル中に絶縁層144の成分が溶出することを防止することができる。したがって、溶出成分により冷凍機油が劣化することを防止することが可能である。
【0042】
また、絶縁層144は粉体エポキシ樹脂の塗布硬化により、保護材層145はワニスの塗布硬化により容易に形成することができる。
【0043】
また、本実施形態のコイル143は、製造性向上、高占積化等を目的として所謂セグメントコンダクタ方式により形成されている。コイル143を複数の導体セグメント143aで形成するときには、複数の導体セグメント143aの端部143dを相互に接合する必要があり、接合部となる端部143dの絶縁皮膜は接合時に除去される。したがって、この接合端部に絶縁層144を形成してコイルエンド部143bを確実に絶縁するとともに固定することができるので、信頼性を向上することが可能である。なお、コイルエンド部143cも確実に絶縁するとともに固定することができる。
【0044】
コイルエンド部の構成として、冷凍機油を劣化させる成分を含む粉体エポキシ樹脂からなる絶縁層144を形成せず、耐冷媒性を有するワニスからなる保護材層145のみ形成して、保護材層145によりコイルエンド部の絶縁を確保する構成も考えられるが、本発明者は評価試験を行ない、ワニスからなる保護材層145は、破断強度、破断伸びとも絶縁層144の約10分の1であり、コイルエンド部に保護材層のみ形成した場合には、圧縮機製造時等にコイルエンド部に変形応力が付勢されたときに、保護材層は簡単に亀裂を発生しコイルエンド部から剥離しやすいことを確認している。
【0045】
したがって、コイルエンド部を絶縁固定する絶縁層144と、この絶縁層144を冷媒や冷凍機油から隔離保護する保護材層145とからなる構成が好ましい。
【0046】
(他の実施形態)
上記一実施形態において、圧縮機100に用いる冷凍機油はポリアルキレングリコール系油であったが、二酸化炭素冷媒を溶解し易い冷凍機油であれば本発明を適用することができる。
【0047】
また、上記一実施形態において、コイル143を構成する導体セグメントとして被覆平角銅線を採用していたが、占積率等を満足するのであれば平角以外の形状の導体であってもよい。
【0048】
また、上記一実施形態において、コイル143の両コイルエンド部143b、143cに絶縁層144と保護材層145とを形成したが、接合端部ではないコイルエンド部153cにおいては、絶縁性向上や固定等が必要なければ、絶縁層144および保護材層145を省略するものであってもよい。
【0049】
また、上記一実施形態において、コイル143を導体セグメントをなす複数の被覆導体143aを接合する所謂セグメントコンダクタ方式で形成し、このコイルエンド部を絶縁固定されるものであったが、セグメントコンダクタ方式以外で形成したコイルであっても、コイルエンド部の絶縁と固定とを必要とするものにおいては、本発明を適用することが可能である。
【0050】
また、上記一実施形態において、圧縮機構110は、スクロール型であったが、これに限らず、ベーン型や斜板式可変容量型等としても良い。また、吐出口112、吸入口123の位置は、吸入冷媒がモータハウジング121内を流れる構造であるならば上記一実施形態の位置に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における密閉型電動圧縮機を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルの模式図である。
【図2】本発明の一実施形態における密閉型電動圧縮機の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施形態における密閉型電動圧縮機の要部であるコイルエンド部の斜視図である。
【符号の説明】
100 密閉型電動圧縮機
110 圧縮機構
120 モータ
130 ロータ(回転子)
140 ステータ(固定子)
141 コア部
143 コイル
143a 被覆導体(導体セグメント)
143b、143c コイルエンド部
143d 端部
144 絶縁層
145 保護材層

Claims (5)

  1. 二酸化炭素からなる冷媒を吸入圧縮する圧縮機構(110)と、
    前記圧縮機構(110)を駆動する回転子(130)と固定子(140)とからなるモータ(120)とを有する密閉型電動圧縮機(100)であって、
    前記固定子(140)は、
    コア部(141)と、
    前記コア部(141)に巻回されたコイル(143)と、
    前記コイル(143)のうち前記コア部(141)から突出したコイルエンド部(143b)に設けられ、粉体エポキシ樹脂を塗布硬化して形成された絶縁層(144)と、
    前記絶縁層(144)の外面に設けられ、前記冷媒を前記絶縁層(144)から隔離するように形成された保護材層(145)とを備えることを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 冷凍機油としてポリアルキレングリコール系油を用いることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 前記保護材層(145)は、耐冷媒特性を有するワニスを塗布硬化して形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 前記ワニスは、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項3に記載の密閉型電動圧縮機。
  5. 前記コイル(143)は、複数の導体セグメント(143a)を有し、
    前記コイルエンド部(143b)において前記複数の導体セグメント(143a)の端部(143d)を相互に接合して前記コイル(143)を形成していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の密閉型電動圧縮機。
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