JP2004137063A - トップチェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】トップ部品に対し用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる構造のトップチェーンを提供する。
【解決手段】一部または全部のトップ部品3のトップ部9に機能付加部品20が取り付けられている。取付けは、トップ部品3のトップ部9に貫通孔21が備えられると共に、機能付加部品20には前記貫通孔21に嵌合する嵌合凸部22が備えられ、機能付加部品20の嵌合凸部22が、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合されると共に、トップ部9の貫通孔21を越えてチェーン2の内リンクプレート4,4間に嵌合されており、これら嵌合作用によって、トップ部品3がチェーン2に対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されている。
【選択図】 図1
【解決手段】一部または全部のトップ部品3のトップ部9に機能付加部品20が取り付けられている。取付けは、トップ部品3のトップ部9に貫通孔21が備えられると共に、機能付加部品20には前記貫通孔21に嵌合する嵌合凸部22が備えられ、機能付加部品20の嵌合凸部22が、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合されると共に、トップ部9の貫通孔21を越えてチェーン2の内リンクプレート4,4間に嵌合されており、これら嵌合作用によって、トップ部品3がチェーン2に対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトップチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々のトップチェーンが提供されているが、なかでも、鋼製又はステンレス鋼製のローラーチェーンに、樹脂などからなる多数のトップ部品をチェーンの延びる方向に2ピッチ単位、あるいは、1ピッチ単位で取り付けていった構造のトップチェーンが、プラスチックチェーンに比べてはるかに高い引張り強度を発揮でき、一つの駆動部で長いコンベア機長を実現しうる等の利点を評価されて、従来より、提供されている(例えば特公昭35−6076号公報、特開平8−121542号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のトップチェーンは様々な用途に用いられ、そのため、そのトップ部品は、これを、それぞれの用途に応じた機能を備えたものに個別に、設計、製作をしなければならず、コストが高くついてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑み、トップ部品に対し用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる構造のトップチェーンを提供することを課題の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記チェーンの各ピンの両端はリンクから側方に突出しており、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備え、
各脚部にはチェーンの前記ピン突出端を嵌合させる嵌合部が備えられ、
各トップ部品は、各脚部の嵌合部がチェーンのピン突出端に嵌合状態となってチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が着脱可能に取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによって解決される。
【0006】
このトップチェーンでは、トップ部品のトップ部に機能付加部品を取り付けるようになされているので、この機能付加部品の取付けによって、用途に応じてトップ部品に求められる機能を実現することができる。
【0007】
しかも、用途に応じて求められる機能をトップ部品への機能付加部品の取付けによって実現するものであるため、トップ部品の部品共通化を図ることができ、それによって、求められる機能をコスト的に有利に実現することができる。
【0008】
また、機能付加部品がトップ部品のトップ部に対して着脱可能に取り付けられている場合は、必要に応じて、求められる他の機能を実現しうる別の機能付加部品と交換することも可能であり、一つのトップチェーンで多機能を実現することができる。
【0009】
更に、トップ部品のトップ部に貫通孔が備えられると共に、前記機能付加部品には前記貫通孔に嵌合する嵌合凸部が備えられ、
該機能付加部品の嵌合凸部が、トップ部の貫通孔に差込み嵌合されると共に、トップ部の貫通孔を越えてチェーンの内リンクプレート間に嵌合されており、これら嵌合作用によって、トップ部品がチェーンに対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されているとよい。
【0010】
この場合は、機能付加部品に備えさせた嵌合凸部をトップ部品のトップ部の貫通孔に嵌合状態にするだけで、トップ部品への機能付加部品の取付けと、チェーンに対するピン軸線方向におけるトップ部品の位置決めとが実現されて、これら取付けと位置決めとを簡素な構造で実現することができる。
【0011】
更に、機能付加部品の嵌合凸部において、トップ部の貫通孔を越えた部分において抜止め部品が取り付けられている場合は、貫通孔への嵌合凸部の嵌合という簡素な取付け構造において、周回するトップチェーンのトップ部品からの機能付加部品の脱落を確実に防ぐことができる。
【0012】
なお、上記の課題は、基本的には、リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備えて、脚部をチェーンに嵌合させてチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによって解決される。
【0013】
即ち、トップ部品は、チェーンのピンに嵌合させて取り付けられていてもよいし、リンクプレート等に嵌合されて取り付けられていてもよく、要は、チェーンに対して取り付けられていればよい。
【0014】
更に、上記の課題は、一部又は全部のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによっても同様に解決される。即ち、トップチェーンは、チェーンにトップ部品を取り付けて構成されたものであってもよいし、多数のトップ部品をピンで連結して構成されたものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1乃至図4に示す第1実施形態のトップチェーン1において、2はチェーン、3はトップ部品、20は機能付加部品である。
【0017】
チェーン2は、リンク同士をピンにて連結して構成されたもので、本実施形態では、一対の内リンクプレート4,4がブッシュ5,5(図4参照)で結合され、各ブッシュ5の外周側にローラー6が回転自在に設けられたローラーリンクと、一対の外リンクプレート7,7がピン8,8で結合されたピンリンクとを、ピン8をブッシュ5に通して交互につないで連結していき、しかも、連結部において外リンクプレート7と内リンクプレート4との間に遊びをもたせて側方にカーブさせることができるようになされたカーブドローラーチェーンからなっており、いわゆる昇降やカーブ等の三次元的な動きをすることができるようになされている。その材質は、一つの駆動部で長いコンベア機長を実現しうるよう、プラスチックチェーンに比べてはるかに高い引張り強度を発揮し得る、鋼製又はステンレス鋼製のものからなっている。
【0018】
このチェーン2において、ピン8は、その両端部8aが、外リンクプレート7の外面から側方に突出している。なお、ピン8aは外リンクプレート7への圧入によって外リンクプレート7と結合一体化されている。
【0019】
トップ部品3は、樹脂あるいは金属などからなる部品で、多数備えられ、各トップ部品3は、図3(イ)に示すように、チェーン2の周回時外周側となる側に位置するトップ部9と、トップ部9からチェーン2の各側部に突出する脚部10,10とを備え、これらトップ部品3…がチェーン2に対してその延びる方向に2ピッチ単位で取り付けられることでトップチェーン1を構成するものとなされている。この2ピッチ単位での取付けのため、トップ部品3の各脚部10には、チェーン2の隣り合うピン突出端8a,8aを嵌合させる嵌合部11,12が備えられると共に、各嵌合部11,12についてそれぞれピン端導入口13,14が備えられている。なお、各トップ部品3…は、外リンクプレート7の両端のピン突出端8aを嵌合させるようにして取り付けられる。
【0020】
トップ部品3のトップ部9は、図2に示すように、上面が平坦で、トップチェーン1を、上述のように、チェーン2の機能を生かし、上り傾斜や下り傾斜、カーブを行う三次元カーブドトップチェーンとして用いるための形態を備え、そして、このトップ部9の中央部に上下方向に貫通する横向きスリット状の貫通孔21が備えられている。
【0021】
本実施形態の機能付加部品20は、上り傾斜の搬送路あるいは下り傾斜の搬送路において、搬送物が傾斜方向の下方に動いてしまうのをせき止めて防ぐ、板状の仕切り部品からなっている。そして、この機能付加部品20の下縁の中央部に、前記トップ部9の貫通孔21に嵌合される嵌合凸部22が一体に連設されて備えられている。
【0022】
この嵌合凸部22は、図4に示すように、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合し、機能付加部品20の本体部20aの下部をトップ部9の上面に当接させた状態で、トップ部9の貫通孔21を越えてチェーン2の内リンクプレート4,4間にしっくりと嵌合されるようになされており、かつ、嵌合凸部22において、トップ部9の貫通孔21を越えた部分において、図2及び図4に示すように、バネピンなどによる抜止め部品23を取り付けるための孔24が備えられている。
【0023】
トップ部品3への機能付加部品20の取付けは、図2及び図4に示すように、機能付加部品20の嵌合凸部22を、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合する。そして、嵌合凸部22において、トップ部9の貫通孔21を越えた部分に位置している孔24に抜止め部品23を差し込んで取り付ける。これにより、機能付加部品20は抜止め部品23による抜止め作用によって、周回するトップチェーン1のトップ部品3からの脱落が確実に防がれる。
【0024】
なお、機能付加部品20の嵌合凸部22は、トップ部9の貫通孔21に対し抜き差し可能に、即ち着脱可能に嵌合されるようになされていて、孔24への抜止め部品23の着脱可能な取付けによって取り付けられるようになされている。しかし、これに限らず、嵌合凸部22をトップ部9の貫通孔21に圧入することで取外し困難ないし不能に取り付けられるようにしてもよく、その場合には、孔24や抜止め部品23は省略されてもよいし、万一の抜出を防ぐため省略せずに備えさせるようにしてもよい。
【0025】
そして、チェーン2に対して、トップ部品3と機能付加部品20とが取り付けられた状態で、機能付加部品20の嵌合凸部22は、図4(イ)(ロ)に示すように、トップ部9の貫通孔21を越えた部分がチェーン2の内リンクプレート4,4間に嵌合され、嵌合凸部22とトップ部品3との嵌合による係合、及び、内リンクプレート4,4間への嵌合凸部22の嵌合によって、トップ部品3がチェーン2に対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されている。
【0026】
なお、トップ部品3への機能付加部品20の取付けを、チェーン2へのトップ部品3の取付けに先行して行うようにしてもよいし、チェーン2へのトップ部品3の取付けを、トップ部品3への機能付加部品20の取付けに先行して行うようにしてもよく、都合の良い順序で行えばよい。また、機能付加部品20は、図示するように一部のトップ部品に備えられていてもよいし、あるいは、すべてのトップ部品3に備えられていてもよい。
【0027】
このように、上記のトップチェーン1では、トップ部品3のトップ部9に機能付加部品20を取り付けるようになされているので、この機能付加部品20の取付けによって、用途に応じてトップ部品に求められる機能を実現することができ、しかも、用途に応じて求められる機能をトップ部品3への機能付加部品20の取付けによって実現するものであるから、トップ部品3の部品共通化を図ることができ、それによって、求められ機能をコスト的に有利に実現することができる。
【0028】
また、機能付加部品20がトップ部品3のトップ部9に対して着脱可能に取り付けられているので、必要に応じて、求められる他の機能を実現しうる別の機能付加部品と交換することが可能であり、一つのトップチェーンで多機能を実現することができる。
【0029】
更に、機能付加部品20に備えさせた嵌合凸部22をトップ部品3のトップ部9の貫通孔21に嵌合状態にするだけで、トップ部品3への機能付加部品20の取付けと、チェーン2に対するピン軸線方向におけるトップ部品3の位置決めとが実現されて、これら取付けと位置決めとを簡素な構造で実現することができる。しかも、トップ部9には機能付加部品20の取付けのため、貫通孔21を備えさせているから、機能付加部品20を取り付けないときにはトップ部9の上面を突出のないフラット面にすることができる。なお、本実施形態では、機能付加部品の取付けのため、トップ部品のトップ部に貫通の凹所である貫通孔21を備えさせた場合を示しているが、トップ部の上面に開口する有底の凹所であってもよいし、もちろん、トップ部の上面に設けられた凸で機能付加部品を取付け構造としてもよい。
【0030】
図5及び図6に示す第2実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、側面視櫛歯状のものからなっていて、この機能付加部品20を使用することにより、板状物等を櫛歯25…間に差し込んで立てた状態で搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部には、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0031】
また、図7及び図8に示す第3実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、上面に円弧状の溝26を備えたものからなっていて、この機能付加部品20を使用することで、丸棒などを搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部にも、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0032】
更に、図9及び図10に示す第4実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、上面に球面凹所27を備えたものからなっていて、この機能付加部品20を使用することで、球状物などを搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部にも、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0033】
このように、トップチェーン1において、機能付加部品20を変えるだけで、トップ部品に用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる。
【0034】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、本発明におけるトップ部品ないしはトップチェーンは、トップ部を載荷部とする搬送用のものとして構成されてもよいし、トップ部と脚部とでチェーンを隠すチェーンカバーとしての機能をもった伝動用として構成されてもよく、「トップチェーン」や「トップ部品」「トップ部」の語は、そのような意味において解釈すべきものである。また、「機能付加部品」の語も、搬送に関して求められる機能を実現する部品に限らず、伝動に関して求められる機能を実現する部品などであってもよい。
【0035】
また、上記の実施形態では、チェーン2としてローラーチェーンを用いた場合を示しているが、その他、サイレントチェーンやリーフチェーン、ブッシュドチェーンなど、各種チェーンであってよいし、単列チェーンであっても、複数列チェーンであってもよい。また、本発明は、トップ部品をチェーンに1ピッチ単位で取り付けていった構造のものに適用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明のトップチェーンは、以上のとおりのものであるから、トップ部品やトップ部に対し用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図2】トップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図である。
【図3】図(イ)はトップ部品の斜視図、図(ロ)はチェーンの斜視図である。
【図4】図(イ)はトップチェーンの断面正面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面矢視図である。
【図5】第2実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図6】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【図7】第3実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図8】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【図9】第4実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図10】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【符号の説明】
1…トップチェーン
2…チェーン
3…トップ部品
4…内リンクプレート(リンク)
7…外リンクプレート(リンク)
8…ピン
8a…ピン突出端
20…機能付加部品
21…貫通孔
22…嵌合凸部
23…抜止め部品
【発明の属する技術分野】
本発明はトップチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々のトップチェーンが提供されているが、なかでも、鋼製又はステンレス鋼製のローラーチェーンに、樹脂などからなる多数のトップ部品をチェーンの延びる方向に2ピッチ単位、あるいは、1ピッチ単位で取り付けていった構造のトップチェーンが、プラスチックチェーンに比べてはるかに高い引張り強度を発揮でき、一つの駆動部で長いコンベア機長を実現しうる等の利点を評価されて、従来より、提供されている(例えば特公昭35−6076号公報、特開平8−121542号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のトップチェーンは様々な用途に用いられ、そのため、そのトップ部品は、これを、それぞれの用途に応じた機能を備えたものに個別に、設計、製作をしなければならず、コストが高くついてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑み、トップ部品に対し用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる構造のトップチェーンを提供することを課題の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記チェーンの各ピンの両端はリンクから側方に突出しており、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備え、
各脚部にはチェーンの前記ピン突出端を嵌合させる嵌合部が備えられ、
各トップ部品は、各脚部の嵌合部がチェーンのピン突出端に嵌合状態となってチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が着脱可能に取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによって解決される。
【0006】
このトップチェーンでは、トップ部品のトップ部に機能付加部品を取り付けるようになされているので、この機能付加部品の取付けによって、用途に応じてトップ部品に求められる機能を実現することができる。
【0007】
しかも、用途に応じて求められる機能をトップ部品への機能付加部品の取付けによって実現するものであるため、トップ部品の部品共通化を図ることができ、それによって、求められる機能をコスト的に有利に実現することができる。
【0008】
また、機能付加部品がトップ部品のトップ部に対して着脱可能に取り付けられている場合は、必要に応じて、求められる他の機能を実現しうる別の機能付加部品と交換することも可能であり、一つのトップチェーンで多機能を実現することができる。
【0009】
更に、トップ部品のトップ部に貫通孔が備えられると共に、前記機能付加部品には前記貫通孔に嵌合する嵌合凸部が備えられ、
該機能付加部品の嵌合凸部が、トップ部の貫通孔に差込み嵌合されると共に、トップ部の貫通孔を越えてチェーンの内リンクプレート間に嵌合されており、これら嵌合作用によって、トップ部品がチェーンに対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されているとよい。
【0010】
この場合は、機能付加部品に備えさせた嵌合凸部をトップ部品のトップ部の貫通孔に嵌合状態にするだけで、トップ部品への機能付加部品の取付けと、チェーンに対するピン軸線方向におけるトップ部品の位置決めとが実現されて、これら取付けと位置決めとを簡素な構造で実現することができる。
【0011】
更に、機能付加部品の嵌合凸部において、トップ部の貫通孔を越えた部分において抜止め部品が取り付けられている場合は、貫通孔への嵌合凸部の嵌合という簡素な取付け構造において、周回するトップチェーンのトップ部品からの機能付加部品の脱落を確実に防ぐことができる。
【0012】
なお、上記の課題は、基本的には、リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備えて、脚部をチェーンに嵌合させてチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによって解決される。
【0013】
即ち、トップ部品は、チェーンのピンに嵌合させて取り付けられていてもよいし、リンクプレート等に嵌合されて取り付けられていてもよく、要は、チェーンに対して取り付けられていればよい。
【0014】
更に、上記の課題は、一部又は全部のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーンによっても同様に解決される。即ち、トップチェーンは、チェーンにトップ部品を取り付けて構成されたものであってもよいし、多数のトップ部品をピンで連結して構成されたものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1乃至図4に示す第1実施形態のトップチェーン1において、2はチェーン、3はトップ部品、20は機能付加部品である。
【0017】
チェーン2は、リンク同士をピンにて連結して構成されたもので、本実施形態では、一対の内リンクプレート4,4がブッシュ5,5(図4参照)で結合され、各ブッシュ5の外周側にローラー6が回転自在に設けられたローラーリンクと、一対の外リンクプレート7,7がピン8,8で結合されたピンリンクとを、ピン8をブッシュ5に通して交互につないで連結していき、しかも、連結部において外リンクプレート7と内リンクプレート4との間に遊びをもたせて側方にカーブさせることができるようになされたカーブドローラーチェーンからなっており、いわゆる昇降やカーブ等の三次元的な動きをすることができるようになされている。その材質は、一つの駆動部で長いコンベア機長を実現しうるよう、プラスチックチェーンに比べてはるかに高い引張り強度を発揮し得る、鋼製又はステンレス鋼製のものからなっている。
【0018】
このチェーン2において、ピン8は、その両端部8aが、外リンクプレート7の外面から側方に突出している。なお、ピン8aは外リンクプレート7への圧入によって外リンクプレート7と結合一体化されている。
【0019】
トップ部品3は、樹脂あるいは金属などからなる部品で、多数備えられ、各トップ部品3は、図3(イ)に示すように、チェーン2の周回時外周側となる側に位置するトップ部9と、トップ部9からチェーン2の各側部に突出する脚部10,10とを備え、これらトップ部品3…がチェーン2に対してその延びる方向に2ピッチ単位で取り付けられることでトップチェーン1を構成するものとなされている。この2ピッチ単位での取付けのため、トップ部品3の各脚部10には、チェーン2の隣り合うピン突出端8a,8aを嵌合させる嵌合部11,12が備えられると共に、各嵌合部11,12についてそれぞれピン端導入口13,14が備えられている。なお、各トップ部品3…は、外リンクプレート7の両端のピン突出端8aを嵌合させるようにして取り付けられる。
【0020】
トップ部品3のトップ部9は、図2に示すように、上面が平坦で、トップチェーン1を、上述のように、チェーン2の機能を生かし、上り傾斜や下り傾斜、カーブを行う三次元カーブドトップチェーンとして用いるための形態を備え、そして、このトップ部9の中央部に上下方向に貫通する横向きスリット状の貫通孔21が備えられている。
【0021】
本実施形態の機能付加部品20は、上り傾斜の搬送路あるいは下り傾斜の搬送路において、搬送物が傾斜方向の下方に動いてしまうのをせき止めて防ぐ、板状の仕切り部品からなっている。そして、この機能付加部品20の下縁の中央部に、前記トップ部9の貫通孔21に嵌合される嵌合凸部22が一体に連設されて備えられている。
【0022】
この嵌合凸部22は、図4に示すように、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合し、機能付加部品20の本体部20aの下部をトップ部9の上面に当接させた状態で、トップ部9の貫通孔21を越えてチェーン2の内リンクプレート4,4間にしっくりと嵌合されるようになされており、かつ、嵌合凸部22において、トップ部9の貫通孔21を越えた部分において、図2及び図4に示すように、バネピンなどによる抜止め部品23を取り付けるための孔24が備えられている。
【0023】
トップ部品3への機能付加部品20の取付けは、図2及び図4に示すように、機能付加部品20の嵌合凸部22を、トップ部9の貫通孔21に差込み嵌合する。そして、嵌合凸部22において、トップ部9の貫通孔21を越えた部分に位置している孔24に抜止め部品23を差し込んで取り付ける。これにより、機能付加部品20は抜止め部品23による抜止め作用によって、周回するトップチェーン1のトップ部品3からの脱落が確実に防がれる。
【0024】
なお、機能付加部品20の嵌合凸部22は、トップ部9の貫通孔21に対し抜き差し可能に、即ち着脱可能に嵌合されるようになされていて、孔24への抜止め部品23の着脱可能な取付けによって取り付けられるようになされている。しかし、これに限らず、嵌合凸部22をトップ部9の貫通孔21に圧入することで取外し困難ないし不能に取り付けられるようにしてもよく、その場合には、孔24や抜止め部品23は省略されてもよいし、万一の抜出を防ぐため省略せずに備えさせるようにしてもよい。
【0025】
そして、チェーン2に対して、トップ部品3と機能付加部品20とが取り付けられた状態で、機能付加部品20の嵌合凸部22は、図4(イ)(ロ)に示すように、トップ部9の貫通孔21を越えた部分がチェーン2の内リンクプレート4,4間に嵌合され、嵌合凸部22とトップ部品3との嵌合による係合、及び、内リンクプレート4,4間への嵌合凸部22の嵌合によって、トップ部品3がチェーン2に対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されている。
【0026】
なお、トップ部品3への機能付加部品20の取付けを、チェーン2へのトップ部品3の取付けに先行して行うようにしてもよいし、チェーン2へのトップ部品3の取付けを、トップ部品3への機能付加部品20の取付けに先行して行うようにしてもよく、都合の良い順序で行えばよい。また、機能付加部品20は、図示するように一部のトップ部品に備えられていてもよいし、あるいは、すべてのトップ部品3に備えられていてもよい。
【0027】
このように、上記のトップチェーン1では、トップ部品3のトップ部9に機能付加部品20を取り付けるようになされているので、この機能付加部品20の取付けによって、用途に応じてトップ部品に求められる機能を実現することができ、しかも、用途に応じて求められる機能をトップ部品3への機能付加部品20の取付けによって実現するものであるから、トップ部品3の部品共通化を図ることができ、それによって、求められ機能をコスト的に有利に実現することができる。
【0028】
また、機能付加部品20がトップ部品3のトップ部9に対して着脱可能に取り付けられているので、必要に応じて、求められる他の機能を実現しうる別の機能付加部品と交換することが可能であり、一つのトップチェーンで多機能を実現することができる。
【0029】
更に、機能付加部品20に備えさせた嵌合凸部22をトップ部品3のトップ部9の貫通孔21に嵌合状態にするだけで、トップ部品3への機能付加部品20の取付けと、チェーン2に対するピン軸線方向におけるトップ部品3の位置決めとが実現されて、これら取付けと位置決めとを簡素な構造で実現することができる。しかも、トップ部9には機能付加部品20の取付けのため、貫通孔21を備えさせているから、機能付加部品20を取り付けないときにはトップ部9の上面を突出のないフラット面にすることができる。なお、本実施形態では、機能付加部品の取付けのため、トップ部品のトップ部に貫通の凹所である貫通孔21を備えさせた場合を示しているが、トップ部の上面に開口する有底の凹所であってもよいし、もちろん、トップ部の上面に設けられた凸で機能付加部品を取付け構造としてもよい。
【0030】
図5及び図6に示す第2実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、側面視櫛歯状のものからなっていて、この機能付加部品20を使用することにより、板状物等を櫛歯25…間に差し込んで立てた状態で搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部には、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0031】
また、図7及び図8に示す第3実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、上面に円弧状の溝26を備えたものからなっていて、この機能付加部品20を使用することで、丸棒などを搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部にも、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0032】
更に、図9及び図10に示す第4実施形態のトップチェーン1は、機能付加部品20の本体部20aが、上面に球面凹所27を備えたものからなっていて、この機能付加部品20を使用することで、球状物などを搬送することができるようになされている。この機能付加部品20の下部にも、第1実施形態の機能付加部品20と同様の嵌合凸部22が備えられている。なお、機能付加部品20は、図示するようにすべてのトップ部品3に備えられていてもよいし、あるいは、一部のトップ部品に備えられていてもよい。その他は、第1実施形態と同様である。
【0033】
このように、トップチェーン1において、機能付加部品20を変えるだけで、トップ部品に用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる。
【0034】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、本発明におけるトップ部品ないしはトップチェーンは、トップ部を載荷部とする搬送用のものとして構成されてもよいし、トップ部と脚部とでチェーンを隠すチェーンカバーとしての機能をもった伝動用として構成されてもよく、「トップチェーン」や「トップ部品」「トップ部」の語は、そのような意味において解釈すべきものである。また、「機能付加部品」の語も、搬送に関して求められる機能を実現する部品に限らず、伝動に関して求められる機能を実現する部品などであってもよい。
【0035】
また、上記の実施形態では、チェーン2としてローラーチェーンを用いた場合を示しているが、その他、サイレントチェーンやリーフチェーン、ブッシュドチェーンなど、各種チェーンであってよいし、単列チェーンであっても、複数列チェーンであってもよい。また、本発明は、トップ部品をチェーンに1ピッチ単位で取り付けていった構造のものに適用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明のトップチェーンは、以上のとおりのものであるから、トップ部品やトップ部に対し用途に応じた機能をコスト的に有利に備えさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図2】トップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図である。
【図3】図(イ)はトップ部品の斜視図、図(ロ)はチェーンの斜視図である。
【図4】図(イ)はトップチェーンの断面正面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面矢視図である。
【図5】第2実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図6】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【図7】第3実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図8】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【図9】第4実施形態のトップチェーンを示す斜視図である。
【図10】図(イ)はトップ部品と機能付加部品とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は機能付加部品の斜視図である。
【符号の説明】
1…トップチェーン
2…チェーン
3…トップ部品
4…内リンクプレート(リンク)
7…外リンクプレート(リンク)
8…ピン
8a…ピン突出端
20…機能付加部品
21…貫通孔
22…嵌合凸部
23…抜止め部品
Claims (5)
- リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記チェーンの各ピンの両端はリンクから側方に突出しており、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備え、
各脚部にはチェーンの前記ピン突出端を嵌合させる嵌合部が備えられ、
各トップ部品は、各脚部の嵌合部がチェーンのピン突出端に嵌合状態となってチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーン。 - リンク同士をピンにて連結して構成された鋼製又はステンレス鋼製のチェーンに、多数のトップ部品がチェーンの延びる方向に隣り合うように取り付けられたトップチェーンであって、
前記各トップ部品は、チェーンの周回時外周側となる側に位置するトップ部と、トップ部からチェーンの各側部に突出する脚部とを備えて、脚部をチェーンに嵌合させてチェーンに取り付けられ、かつ、
一部または全部のトップ部品のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーン。 - 前記トップ部品のトップ部に貫通孔が備えられると共に、前記機能付加部品には前記貫通孔に嵌合する嵌合凸部が備えられ、
該機能付加部品の嵌合凸部が、トップ部の貫通孔に差込み嵌合されると共に、トップ部の貫通孔を越えてチェーンの内リンクプレート間に嵌合されており、これら嵌合作用によって、トップ部品がチェーンに対しピン軸線方向において位置決め状態に保持されている請求項1又は2に記載のトップチェーン。 - 機能付加部品の嵌合凸部において、トップ部の貫通孔を越えた部分において抜止め部品が取り付けられている請求項3に記載のトップチェーン。
- 一部又は全部のトップ部に機能付加部品が取り付けられていることを特徴とするトップチェーン。
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2002
- 2002-10-18 JP JP2002304962A patent/JP2004137063A/ja active Pending
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