JP2004136884A - 自動二輪車 - Google Patents

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Keiichiro Ishii
石井 啓一郎
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Abstract

【課題】バスケットやキャリアが設けられていても車幅感覚を把握し易くし、また機敏なハンドル操作を行え、しかもキャリアが乗員の足に干渉しないようにする。
【解決手段】前輪の上方であって車体フレームの前頭部前方に配置され、前輪を操舵するハンドルバー5のグリップ間寸法と横幅が同じに、かつ、縦幅が横幅より小さくされた荷物積載用のバスケット18と、ハンドルバーと着座シート11との間で下方に深く湾入した車体フレームの湾入部の両側に乗員の足を載せるためのフットレスト12と、着座シートの後方かつ後輪7の上方に配置された荷物積載用のキャリア22とを備え、キャリア22の横幅を着座シートの横幅よりも広く、かつフットレスト間の寸法と同じにしたものである。
【選択図】図2

Description

 本発明は、前輪の上方にバスケットが設けられ、着座シートの後方にキャリアが設けられた自動二輪車に関する。
 買い物や配達等に用いられる小型の自動二輪車は、前輪の上方に荷物積載用のバスケットを設けたり、着座シートの後方に荷物積載用のキャリアを設けたものが多い。
 しかしながら、このように車体の前後にバスケットやキャリアが設けられていると、自動二輪車の車幅が部分的に拡がるため、自動二輪車の乗員が車幅感覚を把握しにくくなり、狭い場所を通行する際にバスケットやキャリアをぶつける等して破損させるおそれがあった。
 そこで、バスケットの縦幅(前後の幅)を横幅よりも大きくし、車幅を増大させずに荷物の積載量を多くした自動二輪車がある。ところが、バスケットの縦幅を大きくすると、バスケットに積まれた荷物の重心がフロントフォークの回動中心軸から遠のくため、ハンドル操作に応じてフロントフォークがバスケットとともに左右に回動する際にフロントフォークの回動慣性重量が重くなり、機敏なハンドル操作が行いにくくなる。
 一方、キャリアの幅を広くして荷物の積載量を増やした場合には、やはり車幅感覚を把握しにくくなるとともに、幅広なキャリアによって乗員の乗り降りが妨げられたり、乗車中の乗員の足にキャリアが干渉する等の懸念があった。
 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、バスケットやキャリアが設けられていても車幅感覚を把握し易く、また機敏なハンドル操作を行うことができ、しかもキャリアが乗員の足に干渉することのない自動二輪車を提供することを目的とする。
 本発明に係る自動二輪車は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、車体フレームの前頭部に左右回動自在に支承されて前輪が軸支されるフロントフォークと、上記前輪の上方に配置され、前輪を操舵するハンドルバーのグリップ間寸法と横幅が同じに、かつ、縦幅が横幅より小さくされた荷物積載用のバスケットと、このバスケットと前輪との間に配置される前照灯および方向指示ランプと、上記ハンドルバーと乗員が着座する着座シートとの間で下方に深く湾入した車体フレームの湾入部の両側に乗員の足を載せるためのフットレストと、上記着座シートの後方かつ後輪の上方に配置された荷物積載用のキャリアとを備え、車体フレームの後方下部にパワーユニットが設置され、上記パワーユニットの後部に後輪が軸支された自動二輪車において、上記バスケットを上記前輪の上端よりも上方であって車体フレームの前頭部前方に配置する一方、上記キャリアの横幅を上記着座シートの横幅よりも広く、かつフットレスト間の寸法と同じにしたものである。
 また、上述した課題を解決するために、本発明に係る自動二輪車は、請求項2に記載したように、前記キャリアは、センタープレートを有するとともに、キャリアの外枠には下方に延びる数本の突起が設けられたものである。
 本発明に係る自動二輪車によれば、バスケットの横幅がハンドルバーのグリップを握る乗員の両手の間隔とほぼ同じになるため、乗員が自動二輪車の車幅感覚を把握し易くなる。また、バスケットの縦幅が横幅よりも小さいため、バスケットに積載された荷物の重心がフロントフォークの回動中心軸に近付く。このため、フロントフォークの回動慣性重量が大きくなりにくく、機敏なハンドル操作を行うことができる。
 しかも、キャリアの横幅がフットレスト間の寸法、つまり乗員の両足の間隔と同じにされているため、乗員が自動二輪車の車幅感覚を把握し易くなり、キャリアが乗員の足に干渉しにくくなる。
 本発明に係る自動二輪車の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
 図1〜図4は、本発明に係る自動二輪車の左側面図、平面図、前面図および後面図をそれぞれ示す図である。
 この自動二輪車1は、アンダーボーン型の車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前頭部にフロントフォーク3が左右回動自在に支承され、このフロントフォーク3の下端部に前輪4が軸支されている。また、フロントフォーク3の上部には上記前輪4を操舵するハンドルバー5が設けられている。
 一方、車体フレーム2の後方下部にはパワーユニット6が設置され、このパワーユニット6の後部に後輪7が軸支されている。上記パワーユニット6は、スクータ等に一般的に用いられているもので、エンジンと動力伝達装置とが一体に構成されている。パワーユニット6の前端部はリンク等を介して車体フレーム2に枢着される一方、パワーユニット6の後部はショックアブソーバ8を介して車体フレーム2に連結される。
 パワーユニット6の後部は後輪7とともに上下に揺動し、上記ショックアブソーバ8がパワーユニット6と後輪7の上下揺動を緩衝、復元させる。なお、後輪7の径は前輪4の径よりも小さくされており、走行時の安定化が図られている。
 車体フレーム2の中間部上方には乗員が着座する着座シート11が設けられており、車体フレーム2は前記ハンドルバー5と着座シート11との間で下方に深く湾入し、この湾入部の両側に乗員の足を載せるフットレスト12が設けられている。
 車体フレーム2は合成樹脂製のカバー部材13,14,15等によって全面的に覆われ、これによって自動二輪車1の外観が整えられる。なお、前方のカバー部材13には乗員の足の前方を覆うレッグシールド16が一体的に設けられる。
 前輪4の上方には荷物積載用のバスケット18が設置されている。このバスケット18は、図示しないブラケットやステー等を介してフロントフォーク3に固定される。そして、バスケット18の下部に前照灯19や方向指示ランプ20が設けられている。
 ここで、図2に示すようにバスケット18の横幅W1は、前記ハンドルバー5のグリップ間寸法w1と同じにされている。また、バスケット18の縦幅Lは、上記横幅W1よりも小さくされている。本実施例では、バスケット18の縦幅Lが横幅W1の約2分の1にされている。
 このようにした場合、バスケット18の横幅W1がハンドルバー5のグリップを握る乗員の両手の間隔とほぼ同じになるため、乗員が自動二輪車1の車幅感覚を把握し易くなる。
 また、バスケット18の縦幅Lが横幅W1よりも小さいため、バスケット18に積載された荷物の重心がフロントフォーク3の回動中心軸に近付く。このため、バスケット18に積載された荷物の重量によってフロントフォーク3の回動慣性重量が大きくなりにくく、機敏なハンドル操作を行うことができる。
 一方、着座シート11の後方にも荷物積載用のキャリア22が設けられている。このキャリア22は、例えば中央部に位置するセンタープレート23の周囲に外枠24が固定され、さらにセンタープレート23の後部と外枠24との間に2本のブリッジ部材25,26が固定された構成となっていて、4本のボルト27により車体フレーム2の後部に固定されている。上記外枠24には下方に延びる数本の突起28が設けられていて、キャリア22上に積載した荷物を束縛するゴムロープ等を掛止できるようになっている。
 ここで、キャリア22の横幅W2は着座シート11の横幅w2よりも広くとられ、かつ左右のフットレスト12間の寸法w3と同じにされている。また、キャリア22の左右両側を縁取っている外枠24は前方に向かって延長されており、左右の延長部24aがそれぞれ内側に角度付けられている。
 このようにキャリア22の横幅W2を着座シート11の横幅w2よりも広くし、しかも左右のフットレスト12間の寸法w3と同じにすることにより、キャリア22の上により多くの荷物を積載可能になると同時に、キャリア22の横幅W2が左右のフットレスト12に載せられた乗員の両足の間隔と同じになるため、乗員が自動二輪車1の車幅感覚を把握し易くなる。
 また、キャリア22の外枠24を前方に向かって延長し、この延長部24aが内側に角度付けられているので、キャリア22の前部が前方に向かって収斂する形状となる。このため、キャリア22の横幅W2を大きく取っても乗員の乗り降りが妨げられなくなる上、着座シート11に着座した乗員の足にキャリア22が干渉しにくくなる。
 本発明に係る自動二輪車1は、前輪4を操舵するハンドルバー5と、乗員が着座する着座シート11との間で車体フレーム2が下方に深く湾入し、この湾入部の両側に乗員の足を載せるフットレスト12が設けられるとともに、上記前輪4の上方に荷物積載用のバスケット18が設けられたものである。上記バスケット18の横幅を上記ハンドルバー5のグリップ間寸法と同じにするとともに、バスケット18の縦幅を横幅よりも小さくしたものである。
 このため、バスケット18の横幅がハンドルバー5のグリップを握る乗員の両手の間隔とほぼ同じになり、乗員が自動二輪車1の車幅感覚を把握し易くなる。また、バスケット18の縦幅が横幅よりも小さいため、バスケット18に積載された荷物の重心がフロントフォーク3の回動中心軸に近付き、フロントフォーク3の回動慣性重量が大きくなりにくくなって機敏なハンドル操作を行うことができる。
 また、本発明に係る自動二輪車1は、前輪4を操舵するハンドルバー5と、乗員が着座する着座シート11との間で車体フレーム3が下方に深く湾入し、この湾入部の両側に乗員の足を載せるフットレスト12が設けられるとともに、上記着座シート11の後方に荷物積載用のキャリア22が設けられる。この自動二輪車1は、上記キャリア22の横幅を着座シート11の横幅よりも広くし、かつ左右のフットレスト12間の寸法と同じにするとともに、キャリア22の左右両側を縁取る外枠24を前方に延長させ、この延長部を内側に角度付けたものである。
 このため、キャリア22の横幅がフットレスト12に載せられた乗員の両足の間隔と同じになり、乗員が自動二輪車1の車幅感覚を把握し易くなる。また、キャリア22の前部が前方に向かって収斂する形状になるので、キャリア22が乗員の足に干渉しにくくなる。
本発明に係る自動二輪車の一実施形態を示す左側面図。 本発明の自動二輪車の一実施形態を示す平面図。 上記自動二輪車の前面図。 上記自動二輪車の後面図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 フロントフォーク
4 前輪
5 ハンドルバー
6 パワーユニット
7 後輪
11 着座シート
12 フットレスト
18 バスケット
22 キャリア
24 外枠
24a 外枠の延長部
W1 バスケットの横幅
W2 キャリアの横幅
L バスケットの縦幅
w1 ハンドルバーのグリップ間寸法
w2 着座シートの横幅
w3 フットレスト間寸法

Claims (2)

  1. 車体フレームの前頭部に左右回動自在に支承されて前輪が軸支されるフロントフォークと、上記前輪の上方に配置され、前輪を操舵するハンドルバーのグリップ間寸法と横幅が同じに、かつ、縦幅が横幅より小さくされた荷物積載用のバスケットと、このバスケットと前輪との間に配置される前照灯および方向指示ランプと、上記ハンドルバーと乗員が着座する着座シートとの間で下方に深く湾入した車体フレームの湾入部の両側に乗員の足を載せるためのフットレストと、上記着座シートの後方かつ後輪の上方に配置された荷物積載用のキャリアとを備え、車体フレームの後方下部にパワーユニットが設置され、上記パワーユニットの後部に後輪が軸支された自動二輪車において、
     上記バスケットを上記前輪の上端よりも上方であって車体フレームの前頭部前方に配置する一方、上記キャリアの横幅を上記着座シートの横幅よりも広く、かつフットレスト間の寸法と同じにしたことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記キャリアは、センタープレートを有するとともに、キャリアの外枠には下方に延びる数本の突起が設けられたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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