JP2004136030A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クラブヘッドの本体部を形成する金属材料製のヘッド本体48と、このヘッド本体48の表面に設けられて、金属材料よりも高硬質でかつ表面を微小な凹凸状態に形成された硬質層50と、この硬質層50を覆い、表面が凹凸状態に形成された極薄のセラミック被膜層52とを備えるゴルフクラブ。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフクラブに関し、特にクラブヘッドが金属材料製のヘッド本体を有するゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ゴルフシャフト等のゴルフ用物品の外観を向上させるため、種々の装飾を施した物品が提案されている。
例えばゴルフクラブシャフト、釣竿、スキーポール等の管状体、リール、ルアー等の釣り道具、テニスラケット、自転車フレーム等の各種スポーツ用品を含むこれらの物品の金属装飾層の光輝性を抑制するため、このような物品に粗面化した下地層を形成し、この上に金属被膜層を物理蒸着するものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この金属被膜層が、下地層の凹凸が残る状態に形成されることにより、光を乱反射させ、光輝性が抑制され、下地層を粗面化してない部分との金属光沢の差による模様を形成する。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−237622 (第2,3頁、図1−3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような装飾目的の外観を形成する金属被膜層の厚さは、通常、0.2μm程度以下と薄く、また、下地層の硬度も低い。このため、特にゴルフクラブのように、使用中に砂や小石が接触する機会の多いものについては、傷付き易く、しかも、このような金属被膜の傷は小さなものであっても目立ち易く、初期の外観を長期間にわたって維持することは困難である。一方、肉厚の金属被膜層を下地層に直接形成する場合には、耐久性の増大は可能であるとしても、外側の金属被膜が傷付き、損傷を受けることを防止することができず、更に、コストが上昇する。
【0006】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、外側の被膜が傷付き、損傷するのを防止し、優れた外観を長期間にわたって維持することのできるゴルフクラブを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のゴルフクラブは、クラブヘッドの本体部を形成する金属材料製のヘッド本体と、このヘッド本体の表面に設けられて、前記金属材料よりも高硬質でかつ表面を微小な凹凸状態に形成された硬質層と、この硬質層を覆い、表面が凹凸状態に形成された極薄のセラミック被膜層とを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1から図3は、本発明の好ましい実施形態によるゴルフクラブ10を示す。
本実施形態のゴルフクラブ10は、例えば繊維強化樹脂あるいは金属で中空構造に形成したシャフト12の先端にクラブヘッド14を取付け、天然ゴムあるいは合成ゴム等の柔軟性材料で形成したグリップ16を基端に取付けたウッドクラブとして形成してある。
【0009】
図2に示すように、本実施形態のクラブヘッド14は、ボールを打球する高弾性かつ高強度のクラブフェースすなわちフェース18から、バック20(図3を参照)を大きく突出させたヘッド幅の大きな構造を有し、クラウン部22のヒール24側から突出するネック部26に形成したシャフト装着孔26aを介してシャフト12の先端に止着されている。なお、ネック部26のクラウン部22からの突出量は、適宜に設定することができ、シャフト装着孔26aの端部をクラウン部22と同一面に配置した場合には、ネック部26を持たないクラブヘッド14に形成することができる。
【0010】
また、フェース18を除く周部、すなわちトウ側28からバック20を介してヒール24側まで、クラウン部22とソール部30とを結ぶサイド32が延設されている。このサイド32は、フェース18に近接したトウ28側で最も幅広に形成され、バック20およびヒール24側に向けて次第に幅狭に形成されている。このようなサイド32は説明のためのものであり、その部位を明確に特定することは必ずしも必要ではなく、例えばトップ22からソール部30に滑らかに移行するものであってもよい。
【0011】
本実施形態のクラブヘッド14は、例えばステンレス鋼、純チタン、チタン合金、アルミ合金、鉄鋼等の好適な金属材料によってヘッド本体48(図4参照)を中空の外郭構造に形成したメタルウッドとして形成してある。このようなクラブヘッド14のヘッド本体、あるいは、このクラブヘッドを形成する例えばフェース18等の各部分は、複数の材料を組合せて形成することもできる。特に、フェース18については、ヘッド本体の他の部分よりも硬度の高い材質や高剛性の材質を持つ材料を用いることが好ましい。また、このフェース18は、スコアライン18aの他に、例えば石等の硬質の異物との衝突で僅かな凹み等が形成された場合であっても、このような凹みが目立たないように、微小な筋目状の溝あるいは突条を微小間隔で多数形成した粗面加工を施すのが好ましい。
【0012】
図3に最もよく示すように、ソール部30は、トウ28側とヒール24側との間の中間位置に配置されたソール中央部34を有する。このソール中央部34は、フェース・バック方向に延び、フェース18側が、滑らかな曲面で形成されたリーディングエッジ36を介してフェース18の下縁部に移行する。一方、バック20側では、このソール中央部34はトウ・ヒール方向に緩やかに扇状に広がり、サイド32に滑らかに移行する。このソール中央部34のバック20に近接する側のトウ・ヒール方向の中央部には、クラブヘッド14の重心を下げるウェイト部材35を取付けてある。このようなウェイト部材35は、1つに限らず、ゴルフクラブ10の全体の重さおよびバランスを考慮して、その個数および取付け位置を適宜に選択することが可能である。また、ソール部26と一体的に形成してもよい。
【0013】
更に、このソール部30は、ソール中央部34のトウ側縁部34aおよびヒール側縁部34bに沿って、浅い溝部38,40がフェース18側からバック20側に延設してある。そして、これらの溝部38,40のトウ28側およびヒール24側に、表面を凹凸状態に形成したソール縁部44,46を配置してある。なお、溝部38,40は、ソール縁部44,46の表面よりも深く凹設することは必ずしも必要なく、ソール中央部34からソール縁部44,46に滑らかに移行する遷移部を形成するものであってもよい。これらのソール縁部44,46は、ソール中央部34よりも僅かに低く形成してあり、したがってソール部30の全体では、ソール中央部34が最も突出する。これにより、打球時に芝から受ける抵抗を減少する。
【0014】
図4に示すように、これらのソール縁部44,46は、例えばクラブヘッド14のヘッド本体を形成する部材本体48の表面部を硬化すると共に微小な凹凸状態に形成した硬質層50を有し、この硬質層の上にセラミック被膜膜52が形成されている。
【0015】
この硬質層50は、ヘッド本体48に適宜の方法で形成することが可能であるが、ヘッド本体48の鋳造後の生地の表面を例えば40番から研磨し、180番程度まで、好ましくは320〜400番程度までの粗さのサンダーベルト、サンドペーパあるいは砥石を用いて研磨した後、WPC処理(登録商標)と称されるショット工程で形成することができる。この場合には、硬質層50は、ヘッド本体48をの硬化された表面部すなわちヘッド本体48を形成する材料の一部で形成される。
【0016】
このようなショット工程では、例えばヘッド本体48を形成する上述の材料以上に高硬度の微細な粒子(例えば径が100μm程度)を、例えば毎秒100m程度以上の高速でソール縁部44,46に吹付けることが好ましい。高硬度の微粒子がヘッド本体48の表面部に高速で衝突することにより、ヘッド本体48が表面部付近が符号aで示す深さあるいは厚さ5〜30μmにわたって、加熱により組織が変化し、熱処理された状態となる。これにより、硬質層50の形成とこの表面を微小な凹凸状態とする粗面化とを同時に行うことができる。勿論、これ以外にも、適宜の方法を用いることが可能なことは明らかであり、例えば、硬質層50を形成した後あるいはその前に、表面を微小な凹凸状態に粗面化することが可能なことは明らかである。硬質層50の硬度は、ヘッド本体48の材質にもよるが、例えば450〜700Hv程度に形成することが好ましい。硬質層50をこのように、部材本体48の一部で形成することにより、硬質層50の剥離が防止されると共に、ヘッド本体14を軽量化することができる。
【0017】
一方、図5に示すように、硬質層50は部材本体48と別部材で形成してもよい。この場合には、部材本体48を形成する材料よりも硬質の例えばNiCr等の材料を用いて部材本体48を表面処理等することにより、部材本体48に密に積層した硬質層50を形成することができる。この場合の硬質層50の厚さaは、耐久性、耐傷性を確保するために、5〜50μm程度に形成することが好ましい。
【0018】
このような硬質層50の表面の凹凸状態は、それぞれソール縁部44,46の表面の拡大図である図6に示すような点状の微細な凹凸、図7に示すような筋目状の凹凸、あるいはその他の形状の凹凸で粗面化することにより形成することができる。
【0019】
図6に示すような点状の微細な凹凸で粗面化する場合には、上述のようなショット工程を導入することにより、硬質層50と同時に、あるいは、硬質層50を形成した後あるいはその前に形成することができる。硬質層50を形成する前あるいは後に粗面化する場合、特に図5に示すように部材本体48と別部材で硬質層50を形成した後に粗面化する場合は、硬質層50の組織に影響を与えあるいは剥離を防止するために、硬質層50を形成するショット工程よりも低速で粒子を衝突させることが好ましい。いずれの場合も、微細な凹凸を形成する突部は、図4および図5に示すように、高さbが部材本体48に近接する側の最大径の半分以下で、先端を含む外面が湾曲面状を形成するものが主体となることが好ましい。これは、後述するセラミック被膜層52が、突部の頂部で局部的に磨耗するのを防止するためである。具体的には、突部の頂部が鋭角状に尖った先端を形成するのを防止するために、高さは5μm以下で、5.0〜0.5μmまたは3.0〜0.3μm程度とすることが好ましい。
【0020】
図7に示すような筋目状の凹凸を形成する場合は、粗面化してない硬質層50の表面、あるいは、上述のような点状の凹凸で粗面化した硬質層50の表面を筋目状に特定方向に研磨して研磨目を残した状態とすることにより、行うことができる。この研磨は、サンダーベルトやサンドペーパーにより行うことができ、特定方向に指向する多数の微細溝が微細な間隔で筋目状に形成される。この場合の目の粗さは、例えば50番から250番程度のものを用いることができ、必要な場合には、これ以外の粗さのものも用いることができる。
【0021】
更に、粗面化された硬質層50の上に形成されるセラミック被膜層52は、極薄の装飾被膜として形成してあり、厚さcは、硬質層50の表面の符号bで示す凹凸の深さあるいは高さよりも薄く、これにより、硬質層50の表面の微小な凹凸状態に対応した凹凸状態がセラミック被膜層52の表面に形成されることが好ましい。この硬質層50の厚さaと、凹凸深さあるいは高さbと、セラミック被膜層52の厚さcとの関係は、a>b>cの関係となるのが好ましい。
【0022】
このようなセラミック被膜層52は、硬質層50に存在するピンホール等を覆い、ヘッド本体48の腐食を防止すると共に、硬質層50の表面を更に硬質にして、砂や小石等の硬い物質に接触した場合にも、表面に傷等がつき難くする。セラミック被膜層50を形成する材料としては、TiN、Si3 N4 、AlN、ZrN、Cr2 N等の窒化物セラミック、TiC、SiC、Cr3 C2 、WC等の炭化物セラミック、TiO2 、SiO2 、Al2 O3 等の酸化物セラミックやTiCNを用いることができる。これらのセラミック材料により、ソール縁部44,46の表面硬度を向上させることができる。
【0023】
また、これらのセラミック材料は、種々の色を示す。例えばTiN、ZrNは金色、TiCNは灰色または茶色(淡い金色)、TiO2 はピンクまたは青色、Cr2 Nは銀色、TiCは銀色を示す。特にTiN、ZrNは、金色で、光輝性が高く、色彩的な豪華さを表すことができる。更に、ZrNは、密着性に優れ、耐食性に優れている。このため、用途に応じて適宜セラミック被膜52の材料を選択して色を調整することができる。また、セラミック材料は、種々の特性を有しており、耐食性および耐磨耗性を向上させるためには、それぞれ硬度が3200(3000〜5000)Hv、2100(2000〜3000)HvであるTiCおよびTiNを用いるのが好ましく、それぞれ硬度が2300HvであるAl2 O3 およびセラミックではないが2000HvであるWCを用いることもできる。
【0024】
これらのセラミック被膜層52は、イオンプレーティング、真空蒸着、スパッタリング等の物理的気相成長法(PVD法)や、化学的気相成長法(CVD法)や、溶射法や、電気めっき法等により、硬質層50上に被着させることができる。PVD法は、電気メッキ法やCVD法に比して、形成される膜が密着性に優れており、また、均一に膜形成することができるため、複雑な形状のヘッド本体48に対しても有効である。
【0025】
このようなセラミック被膜層52の厚さは、ヘッド本体48の凹凸状態にもよるが、強度および耐久性を向上するために、例えば5μm〜0.1μmの範囲で、特に3〜0.3μmの範囲に形成するのが好ましい。セラミック被膜層52の厚さが0.3μm以下の場合は色むらを生じやすく、5μmを超えるとコスト高となるからである。このような厚さのセラミック被膜層52は、硬質層50の外面の凹凸状態に沿って形成され、この硬質層50の外面と同様な凹凸状態の表面を形成する。したがって、セラミック被膜層52の表面には、図6に示すような点状の微細な凹凸が形成される。また、図7に示すような筋目状の微細溝を硬質層50の表面に形成した場合には、これと同様な特定方向に指向する多数の微細溝により、微細な間隔の筋目状の凹凸がセラミック皮膜層52の表面に形成される。このように、セラミック被膜層52の表面が微細な凹凸状態に形成されることにより、入射した光は、乱反射される。
【0026】
なお、このような硬質層50およびセラミック皮膜層52は、上述のソール縁部44,46に限らず、これに隣接する溝部38,40およびソール中央部34にも形成してもよい。本実施形態では、溝部38,40にこのような硬質層50とセラミック被膜層52とを形成し、ソール中央部34はショット工程の後、研磨、パフ仕上げ工程により平滑な鏡面状に形成してある。
【0027】
上述のゴルフクラブ10は、クラブヘッド14のソール部30が、本体部材48の表面部の硬質層50を覆うセラミック層52は、極めて硬度が高く、更に表面が微小な凹凸状態に形成されているため、極薄構造であっても、クラブヘッド14がソール部30を土、砂あるいは小石に接触した際に傷つき難く、部材本体48したがってクラブヘッド14が損傷するのを防止することができる。特に、このセラミック被膜層52は、硬質層50凹凸状態に形成された表面すなわち外面を覆って形成されているため、硬質層50の凹部で保持され、この硬質層50から剥離するのが防止される。しかも、セラミック被膜層52の表面が凹凸状態に形成されていることにより、凹部には大きな力が作用せず、したがって、セラミック皮膜層52の全体に大きな力が作用しても、このセラミック被膜層52が広範囲にわたって剥離あるいは離脱するのが防止され、長期間にわたって優れた外観を維持することができる。そして、セラミック被膜層52は、極薄構造に形成することができるため、クラブヘッド14の軽量化を図ることができる。
【0028】
また、硬質層50の表面を凹凸状態とする突部の大部分が、部材本体48に近接する側の最大径の半分以下の高さで、先端を含む外面が湾曲面状を形成することにより、突部が緩やかな湾曲面を形成する。このため、セラミック被膜層52に局部的に大きな応力を作用させる尖った部分が形成されず、セラミック被膜層52の局部的な磨耗を防止することができる。更に、筋目状に微細な間隔で特定方向に多数の微細溝を形成した場合には、このセラミック被膜層52が光を乱反射させるため、このセラミック被膜層52が砂や小石等で傷付き、損傷しても、このような傷が目立たず、セラミック被膜層52による優れた外観を長期間にわたって維持することができる。
【0029】
なお、上述のような硬質層50は、一部を図4に示すように部材本体48の一部で形成し、一部を図5に示すように部材本体48と別部材で形成してもよく、また、図7に示すような筋目状微細溝をセラミック被膜層52の全体に形成することも可能である。更に、このような硬質層50およびセラミック被膜層52は、ヘッド本体14に限らず、金属製シャフト12等の他の部分に形成することも可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上明らかなように、本発明のゴルフクラブによると、外側の被膜が傷付き、損傷するのを防止し、優れた外観を長期間にわたって維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるゴルフクラブの概略図。
【図2】図1に示すゴルフクラブのクラブヘッドを示す拡大図。
【図3】図2のクラブヘッドのソール部を示す説明図。
【図4】図3のソール部の一部の拡大断面図。
【図5】図4の変形例による断面図。
【図6】図3に示すソール部の点状の凹凸で粗面化された表面の拡大図。
【図7】図3に示すソール部の筋目状の凹凸で粗面化された表面の拡大図。
【符号の説明】
10…ゴルフクラブ、14…クラブヘッド、48…ヘッド本体、50…硬質層、52…セラミック被膜層。
Claims (5)
- クラブヘッドの本体部を形成する金属材料製のヘッド本体と、このヘッド本体の表面に設けられて、前記金属材料よりも高硬質でかつ表面を微小な凹凸状態に形成された硬質層と、この硬質層を覆い、表面が凹凸状態に形成された極薄のセラミック被膜層とを備えることを特徴とするゴルフクラブ。
- 前記セラミック被膜層の凹凸状態の表面は、多数の微細な突部を有し、これらの突部は、高さが最大径の半分以下の湾曲面状の外面を形成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
- 前記セラミック被膜層の凹凸状態の表面は、特定方向に指向する多数の微細溝を有し、これらの微細溝は、微細な間隔で筋目状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
- 前記セラミック被膜層は、硬度Hmvが2000以上で、膜厚が0.3〜5.0μmの範囲であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のゴルフクラブ。
- 前記硬質層は、ヘッド本体の一部で形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のゴルフクラブ。
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