JPS6083678A - ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6083678A JPS6083678A JP58191715A JP19171583A JPS6083678A JP S6083678 A JPS6083678 A JP S6083678A JP 58191715 A JP58191715 A JP 58191715A JP 19171583 A JP19171583 A JP 19171583A JP S6083678 A JPS6083678 A JP S6083678A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron head
- ball
- spraying
- golf club
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゴルフクラブのアイアンヘッド及びその製造
方法に係るものである。
方法に係るものである。
従来より、ゴルフクラブのアイアンへ゛ラド（以下アイ
アンヘッドと省略する）においては、軟鉄やステンレス
が多く用いられてきたが、前者の場合は、硬質クロムメ
ッキを施すことが一般的であり、後者の場合は、パフ研
摩仕上げにより製品に仕上げることが一般的であった。
アンヘッドと省略する）においては、軟鉄やステンレス
が多く用いられてきたが、前者の場合は、硬質クロムメ
ッキを施すことが一般的であり、後者の場合は、パフ研
摩仕上げにより製品に仕上げることが一般的であった。
しかし、これら従来の方法では、アイアンヘッド自体の
表面特性（表面硬度１反発係数、耐摩耗性、摩擦係数そ
の他）を変えることは、はとんど不可能であった。
表面特性（表面硬度１反発係数、耐摩耗性、摩擦係数そ
の他）を変えることは、はとんど不可能であった。
又表面硬度の高いツーピースポールを打球した際に、フ
ィーリングが合わないなどの欠点があった。そのため、
実公昭３６年−３１１４５号で溶融金属をフェース面に
吹き着ける噴射金属（メタリコン）製のアイアンヘッド
も公知であるが、かかる噴射金属（メタリコン）では、
一般に金属粒子の溶着か弱く、ボールを繰り返し打球し
ている内に、砂や土等により容易に摩滅して、地金が出
たり、溶着金属が欠は落ちたりして、耐久性に問題があ
った。又表面の凹凸カ著しいためボールへのスピンがよ
くかかり、キャリーが良い反面ランが低下する傾向があ
った。
ィーリングが合わないなどの欠点があった。そのため、
実公昭３６年−３１１４５号で溶融金属をフェース面に
吹き着ける噴射金属（メタリコン）製のアイアンヘッド
も公知であるが、かかる噴射金属（メタリコン）では、
一般に金属粒子の溶着か弱く、ボールを繰り返し打球し
ている内に、砂や土等により容易に摩滅して、地金が出
たり、溶着金属が欠は落ちたりして、耐久性に問題があ
った。又表面の凹凸カ著しいためボールへのスピンがよ
くかかり、キャリーが良い反面ランが低下する傾向があ
った。
そのため第４図に示す特公昭５３−３４１５８７号のよ
うに、「アイアンヘッド旦の軟鉄又はステンレス基体上
に多孔質金属層７、多孔質セラミック層８及び高弾力性
樹脂層９の積層構造に被覆してなるゴルフクラブの樹脂
被覆アイアンヘッド。」も公知となっている。しかし、
これら従来のものは、第３図より第４図に示すように、
工程的に３層構造であるため、被覆層自体の膜厚が厚く
なりすぎる嫌があり、そのため第４図に示すように、ア
イアンヘッドの母材表面と溶射被膜層との境界部に大き
な段差りを生じ、この境界部でボールを打った際に、ボ
ールの飛び出し方向が、不安定になるなどの欠点があっ
た。又従来のアイアンヘッドの場合は、金属やセラミッ
クスを溶射した状態で合成樹脂を被覆しているので、−
見表面が平らに見えるが、金属やセラミック層の表面は
、凹凸が著しく、そのためボールを繰り返し打球するこ
とにより、凸の部分が欠は落ちて、外観的にも見苦しく
なったり、又ボールの表面が傷付き易い欠点があった。
うに、「アイアンヘッド旦の軟鉄又はステンレス基体上
に多孔質金属層７、多孔質セラミック層８及び高弾力性
樹脂層９の積層構造に被覆してなるゴルフクラブの樹脂
被覆アイアンヘッド。」も公知となっている。しかし、
これら従来のものは、第３図より第４図に示すように、
工程的に３層構造であるため、被覆層自体の膜厚が厚く
なりすぎる嫌があり、そのため第４図に示すように、ア
イアンヘッドの母材表面と溶射被膜層との境界部に大き
な段差りを生じ、この境界部でボールを打った際に、ボ
ールの飛び出し方向が、不安定になるなどの欠点があっ
た。又従来のアイアンヘッドの場合は、金属やセラミッ
クスを溶射した状態で合成樹脂を被覆しているので、−
見表面が平らに見えるが、金属やセラミック層の表面は
、凹凸が著しく、そのためボールを繰り返し打球するこ
とにより、凸の部分が欠は落ちて、外観的にも見苦しく
なったり、又ボールの表面が傷付き易い欠点があった。
その他従来のプラズマ溶射ヘッドにおいては、多孔質の
金属やセラミック層の封孔剤として合成樹脂を用いて防
錆効果を出したり、又着色した合成樹脂で被覆すること
により、美観を呈するように試みられているが、ツーピ
ースボールのように表面硬度の高いボールを打球した場
合には、合成樹脂で被覆されているために合成樹脂自体
の反発係数や表面硬度が低いため、金属やセラミック層
の反発係数や表面硬度が高くても相殺されて、ボールの
飛距離が出ないほか、打球音も鈍くなるなどの欠点があ
った。
金属やセラミック層の封孔剤として合成樹脂を用いて防
錆効果を出したり、又着色した合成樹脂で被覆すること
により、美観を呈するように試みられているが、ツーピ
ースボールのように表面硬度の高いボールを打球した場
合には、合成樹脂で被覆されているために合成樹脂自体
の反発係数や表面硬度が低いため、金属やセラミック層
の反発係数や表面硬度が高くても相殺されて、ボールの
飛距離が出ないほか、打球音も鈍くなるなどの欠点があ
った。
本発明は、これら従来の欠点に鑑みアイアンヘッドの打
球反発係数が向上し、ボールの飛距離と飛び出し方向を
安定させ、耐久性のあるアイアンヘッドを供給すること
を目的になされたものである。
球反発係数が向上し、ボールの飛距離と飛び出し方向を
安定させ、耐久性のあるアイアンヘッドを供給すること
を目的になされたものである。
本発明を図面に基づいて説明すると、第５図から第７図
に示すように、防錆母材且よりなるアイアンヘッド１の
少なくとも打球面３を含む表面に、プラズマ溶射又はロ
ーカイト溶射又はスフェコード溶射等の手段で金属や合
金やセラミックスの溶射被膜層４を形成し、該溶射被膜
層４の表面を研摩仕上げしたことを特徴とするアイアン
ヘッド及びその製造方法である。。
に示すように、防錆母材且よりなるアイアンヘッド１の
少なくとも打球面３を含む表面に、プラズマ溶射又はロ
ーカイト溶射又はスフェコード溶射等の手段で金属や合
金やセラミックスの溶射被膜層４を形成し、該溶射被膜
層４の表面を研摩仕上げしたことを特徴とするアイアン
ヘッド及びその製造方法である。。
以上のように本発明においては、たとえば、ステンレス
やアルミブロンズや軟鉄に硬質クロームメッキを施こし
たものや、その他防錆効果のある素材よりなるアイアン
）ラドを用い、プラズマ溶射又はローカイト溶射又はス
フェコート溶射等の方法により、アルミニウム、銅、ニ
ッケル、モ、リブデン、クロム、タングステンその他の
金属や、鋼、ステンレス鋼、Ｎｉ−Ｃｒ７ Ａ ｌ−’
Ｙ金合金自溶合金、ニッケルアルミナイド、炭化クロム
、タングステンカーバイトコバルト１．炭化クロムニッ
ケルクロム、コバ・ルト基合金等の合金や、アルミナ、
アルミナ酸化チタン、ジルコニア、酸化クロム、窒化ケ
イ素、シリコンカーバイド等のセラミックス等を適宜選
択して、これらを単独又は複数組み合わして溶射：被膜
層４を形成し、次に該溶射被膜層４を研摩ヤラッピング
により平滑な平面５をｉするアイアンヘッドに仕上げる
ことにより、従来にない以下のような効果を発揮するも
のである。
やアルミブロンズや軟鉄に硬質クロームメッキを施こし
たものや、その他防錆効果のある素材よりなるアイアン
）ラドを用い、プラズマ溶射又はローカイト溶射又はス
フェコート溶射等の方法により、アルミニウム、銅、ニ
ッケル、モ、リブデン、クロム、タングステンその他の
金属や、鋼、ステンレス鋼、Ｎｉ−Ｃｒ７ Ａ ｌ−’
Ｙ金合金自溶合金、ニッケルアルミナイド、炭化クロム
、タングステンカーバイトコバルト１．炭化クロムニッ
ケルクロム、コバ・ルト基合金等の合金や、アルミナ、
アルミナ酸化チタン、ジルコニア、酸化クロム、窒化ケ
イ素、シリコンカーバイド等のセラミックス等を適宜選
択して、これらを単独又は複数組み合わして溶射：被膜
層４を形成し、次に該溶射被膜層４を研摩ヤラッピング
により平滑な平面５をｉするアイアンヘッドに仕上げる
ことにより、従来にない以下のような効果を発揮するも
のである。
即ち本発明においては、アイアンヘッドに防錆効果の大
きな素材を選択しているため、従来のように封孔剤とし
て合成樹脂を用いて、防錆処理をする必要が皆無となり
、工程的にも簡略化できる。又溶射被膜層が一層乃至二
層であり、又研摩により平滑に仕上げているため、アイ
アン５ッド母材表面と溶射被膜層との境界部の段差ｄも
ごく小さいため、打球時にこの境界部にボールが当った
としても飛び出し方向が大きくずれるという恐れもなく
なる。又本発明においては、溶射被膜層を研摩により平
滑に仕上げているため、従来のように溶射被膜が凹凸に
なるために凸部が破損して打球面の表面が凹凸になると
いうこともなく、平滑な表面状態を維持することができ
るため外観的にも良好である。又平滑な表面でかつ表面
硬度、反発係数が高いため、従来の合成樹脂を被覆した
ものと異なり、ツーピースボール等の表面硬度の高いボ
ールを打った場合には、フェース面の特性が相剰効果を
発揮して飛距離の向上やフィーリングの点で著しく良好
となる。又平滑でかつ反発係数がよいため、打球時に生
じるボールのスピンも良好となり、キャリー及びランも
増加するなどの効果も生じるものである。以上のように
本発明のアイアンヘッドにおいては、従来にない効果を
発揮できるものである。なお、本発明のアイアンヘッド
においては、たとえば、タングステンカーバイドコバル
トのような合金を使用すれば単独で溶射被膜層を形成で
きるし、ボンデング材を併用してアルミナやジルコニア
等の溶射被膜を形成することも可能である。又セラミッ
クス等の溶射にはプラズマ溶射のほかに、ローカイト溶
射やスフェコード溶射等の方法も可能で一ワー ある。
きな素材を選択しているため、従来のように封孔剤とし
て合成樹脂を用いて、防錆処理をする必要が皆無となり
、工程的にも簡略化できる。又溶射被膜層が一層乃至二
層であり、又研摩により平滑に仕上げているため、アイ
アン５ッド母材表面と溶射被膜層との境界部の段差ｄも
ごく小さいため、打球時にこの境界部にボールが当った
としても飛び出し方向が大きくずれるという恐れもなく
なる。又本発明においては、溶射被膜層を研摩により平
滑に仕上げているため、従来のように溶射被膜が凹凸に
なるために凸部が破損して打球面の表面が凹凸になると
いうこともなく、平滑な表面状態を維持することができ
るため外観的にも良好である。又平滑な表面でかつ表面
硬度、反発係数が高いため、従来の合成樹脂を被覆した
ものと異なり、ツーピースボール等の表面硬度の高いボ
ールを打った場合には、フェース面の特性が相剰効果を
発揮して飛距離の向上やフィーリングの点で著しく良好
となる。又平滑でかつ反発係数がよいため、打球時に生
じるボールのスピンも良好となり、キャリー及びランも
増加するなどの効果も生じるものである。以上のように
本発明のアイアンヘッドにおいては、従来にない効果を
発揮できるものである。なお、本発明のアイアンヘッド
においては、たとえば、タングステンカーバイドコバル
トのような合金を使用すれば単独で溶射被膜層を形成で
きるし、ボンデング材を併用してアルミナやジルコニア
等の溶射被膜を形成することも可能である。又セラミッ
クス等の溶射にはプラズマ溶射のほかに、ローカイト溶
射やスフェコード溶射等の方法も可能で一ワー ある。
第１図は、従来のアイアンヘッドを示す斜視図。第２図
は、本発明に係るアイアンヘッドを示す斜視図。第３図
は、従来より公知のアイアンヘッドの要部拡大断面説明
図。第４図は、従来より公知のアイアンヘッドの母材素
面と溶射被膜層との境界部を示す断面説明図。第５図、
第６図は本発明に係るアイアンヘッドの要部説明断面図
。第７図は、本発明に係るアイアンヘッドの母材素面と
溶射被膜層との境界部を示す説明断面図である。 ｌ・・・アイアンヘッド、２・・・防錆母材、３・・・
打球面、４・・・溶射被膜層、５・・・平滑面、６・・
・ヘッド母材、？・・・多孔質金属層、８・・・多孔質
セラミック層、９・・・合成樹脂層。
は、本発明に係るアイアンヘッドを示す斜視図。第３図
は、従来より公知のアイアンヘッドの要部拡大断面説明
図。第４図は、従来より公知のアイアンヘッドの母材素
面と溶射被膜層との境界部を示す断面説明図。第５図、
第６図は本発明に係るアイアンヘッドの要部説明断面図
。第７図は、本発明に係るアイアンヘッドの母材素面と
溶射被膜層との境界部を示す説明断面図である。 ｌ・・・アイアンヘッド、２・・・防錆母材、３・・・
打球面、４・・・溶射被膜層、５・・・平滑面、６・・
・ヘッド母材、？・・・多孔質金属層、８・・・多孔質
セラミック層、９・・・合成樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 防錆母材よりなるアイアンヘッドの少なくとも打球
面を含む表面に、金属や合金やセラミックス等よりなる
溶着層を形成し、該溶着層の表面を研摩仕上げしたこと
を特徴とするゴルフクラブのアイアンヘッド。 ２ 防錆母材よりなるアイアンヘッドの表面に、プラズ
マ溶射又はローカイト溶射又はスフェコード溶射等の方
法により、金属や合金やセラミックス等を溶射して、溶
着層を形成し、次に該溶着層の表面を研摩やラッピング
することにより平滑な平面に仕上げたことを特徴とする
ゴルフクラブのアイアンヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58191715A JPS6083678A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58191715A JPS6083678A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6083678A true JPS6083678A (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=16279270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58191715A Pending JPS6083678A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6083678A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60106472A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | 株式会社関西ゴルフ | アイアンクラブのヘツドの製造方法 |
| JPS6365469U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-30 | ||
| JPH0198664U (ja) * | 1987-12-24 | 1989-06-30 | ||
| JPH04288173A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-13 | Maruman Golf Corp | 飛球具およびその製造方法 |
| JP2018094125A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 基宏 蘇 | 一体型複合材からなる鍛造製のゴルフクラブヘッド |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP58191715A patent/JPS6083678A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60106472A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | 株式会社関西ゴルフ | アイアンクラブのヘツドの製造方法 |
| JPS6365469U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-30 | ||
| JPH0198664U (ja) * | 1987-12-24 | 1989-06-30 | ||
| JPH04288173A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-13 | Maruman Golf Corp | 飛球具およびその製造方法 |
| JP2018094125A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 基宏 蘇 | 一体型複合材からなる鍛造製のゴルフクラブヘッド |
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