JP2004134693A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法 Download PDF

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遠藤 充輝
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Abstract

【課題】本発明は、絶縁樹脂フィルムのラミネート後に樹脂をレベリングさせる工程と完全硬化させる工程の2段階の加熱工程を設けることで、絶縁樹脂層の研磨やプレス等の工程を必要とせず、またアンダーコート剤を使用することなしに短時間かつ容易に信頼性に優れた多層プリント配線板を製造することを課題とする。
【解決手段】本発明の多層プリント配線板の製造方法は、導体回路パターンが形成された内層回路基板に絶縁樹脂層を積層してなる多層プリント配線板の製造工程において、前記絶縁樹脂層は、支持体上に半硬化状態の絶縁樹脂材料を積層した絶縁樹脂フィルムを内層回路基板上にラミネートした後、少なくとも、前記半硬化状態の絶縁樹脂層をレベリングする第1加熱工程と、完全硬化させる第2加熱工程とを経て形成させたことを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は研磨・プレス等の工程無しで容易に表面平滑性と板厚精度に優れた多層プリント配線板を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子工業の進歩に伴い電子機器の小型化・高速化が進められており、このためプリント配線板やLSIを実装する半導体パッケージにおいてもファインパターンによる高密度化及び高い信頼性が要求されている。
【0003】
従来、多層プリント配線板を製造する場合、回路形成された内層回路基板上にガラスクロス基材にエポキシ樹脂を含浸して半硬化させたプリプレグシート、及び銅箔を重ねて加熱・加圧プレスすることにより多層化し、スルーホールにより各層間の接続を行っていた。しかしながら前述の製造方法では、高温・高圧で長時間プレスをするため生産性が低い、ガラスクロスを含むために表面の平滑性に乏しい、スルーホールの形成により回路設計の自由度が低下し高密度化が困難である等の問題点があった。
【0004】
近年、これらの問題を解決するため、加熱・加圧プレスによる一括積層を行わずに、絶縁樹脂層にガラスクロスを含まない、導体回路と絶縁樹脂層を交互に積層していくビルドアップ方式による多層プリント配線板の技術が注目されている。
【0005】
上記ビルドアップ方式では、液状の絶縁樹脂材料を内層回路基板上に塗工、あるいはドライフィルム状の絶縁樹脂材料をラミネートすることにより絶縁樹脂層を形成する。
特許文献1には液状の絶縁樹脂材料を直接内層回路基板上に塗布し、加熱硬化処理を施して多層プリント配線板を製造する方法が開示されている。しかしながら、液状の絶縁樹脂材料は膜厚の制御が難しく、ハンドリング性が悪い、作業環境が悪化する等の問題点があった。
【0006】
一方、ドライフィルム状に加工された絶縁樹脂材料(絶縁樹脂フィルム)はラミネート時の流動性に乏しいため内層回路パターンの段差の影響で絶縁樹脂層に段差が生じ、めっき後の導体層をエッチングする際に不具合を生じることがあった。特にビルドアップされる導体層がファインパターンであるほどエッチングの精度が悪くなり、あらかじめ絶縁樹脂層の表面を研磨やプレスなどして平滑にしておく必要があった。
これを解決するために、特許文献2には内層回路基板にアンダーコート剤を塗工・半硬化させて段差を平滑とした後、絶縁樹脂フィルムをラミネートする方法が開示されているが、アンダーコート剤が液状のためにハンドリング性の悪さや作業環境の悪化が問題になる他、アンダーコート剤と絶縁樹脂フィルムの界面にクラック等の入ることが懸念される。
【0007】
【先行技術文献】
【特許文献1】
特開2002−38022号公報
【特許文献2】
特開平8−64960号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、絶縁樹脂フィルムのラミネート後に樹脂をレベリングさせる工程と完全硬化させる工程の2段階の加熱工程を設けることで、研磨やプレス等の工程を必要とせず、アンダーコート剤を使用することなしに短時間かつ容易に信頼性に優れた多層プリント配線板を製造することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】(請求の範囲にあわせて直す)
請求項1に係る第1の発明は、導体回路パターンが形成された内層回路基板に絶縁樹脂層を積層してなる多層プリント配線板の製造工程において、前記絶縁樹脂層は、支持体上に半硬化状態の絶縁樹脂材料を積層し内層回路基板上にラミネートした後、前記支持体を剥離し、少なくとも、前記半硬化状態の絶縁樹脂層をレベリングする第1加熱工程と、完全硬化させる第2加熱工程とを経て形成させたことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法である。
【0010】
請求項2に係る第2の発明は、前記第一加熱工程を、完全に熱硬化させた前記絶縁樹脂材料の、熱機械測定によるガラス転移温度に比べて、マイナス40℃からマイナス80℃の範囲内で行うことを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0011】
請求項3に係る第3の発明は、前記支持体上に積層した絶縁樹脂材料の厚さdが、前記内層回路基板の有効面積をs、パターン面積をx、導体回路の厚さをhとした場合、
6h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
の範囲内にあることを特徴とする請求項1または2に記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0012】
請求項4に係る第4の発明は、請求項1に記載の、内層回路基板への絶縁樹脂材料のラミネートから第2加熱工程までの一連の工程を、2回行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0013】
請求項5に係る第5の発明は、前記内層回路基板の有効面積をs、パターン面積をx、導体回路の厚さをhとした場合、1回目にラミネートされる支持体上に積層された絶縁樹脂材料の厚さdが、
2h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
の範囲内であり、かつ、2回目にラミネートされる支持体上に積層された絶縁樹脂材料の厚さdが、
4h≧d≧h
の範囲内にあることを特徴とする請求項4に記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0014】
請求項6に係る第6の発明は、前記絶縁樹脂材料は、少なくとも(A)熱硬化性樹脂、(B)熱硬化剤、(C)フィラー、(D)熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0015】
請求項7に係る第7の発明は、前記(D)熱可塑性樹脂が、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、フェノキシ樹脂のいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0016】
請求項8に係る第8の発明は、前記(A)熱硬化性樹脂の軟化点以上の温度で第1加熱工程を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の多層プリント配線板の製造方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の多層プリント配線板の製造方法について、図2に基づいて簡単に説明する。
まず、(a)導体回路パターン5の形成された内層回路基板4に(b)絶縁樹脂フィルムをラミネートし、絶縁樹脂層1aを形成する。この段階では絶縁樹脂層1aは半硬化状態(Bステージ)であり、導体回路の影響により絶縁樹脂層表面にある程度の凹凸が形成される。(c)この基板を、完全硬化させた後の絶縁樹脂材料の熱機械分析(TMA)におけるガラス転移温度(Tg)に比べ−40℃〜−80℃の範囲内の温度において、15〜60分間加熱処理するレベリング工程を行うことにより、絶縁樹脂層が軟化し、表面が平滑になる(第1加熱工程)。(d)さらにより高温で加熱して絶縁樹脂層を完全硬化させる(第2加熱工程)ことにより平滑な絶縁樹脂層1cを形成することができる。
【0018】
ここでレベリングとは、内層回路基板等の表面が平滑でない基材に絶縁樹脂材料からなる樹脂層を積層したのち、そのままでは基材上の凹凸が樹脂層表面に反映されてしまっている場合において、樹脂材料への薬品の添加や加熱等で樹脂材料の粘度を変化させることにより前記樹脂層の表面を平滑にする操作をいう。
【0019】
また、内層回路基板上の導体回路が厚い、あるいは第1加熱工程における絶縁樹脂材料の流動性が低い等の理由により絶縁樹脂層1aの段差が大きい場合には、図3(c)に示すように1回の第1加熱工程によるレベリングでは充分に平滑にならず、(d)第2加熱工程による完全硬化後にも絶縁樹脂層1cの表面に段差が残ってしまう。このような場合には、(e)完全硬化させた1回目の絶縁樹脂層1c上にさらに絶縁樹脂フィルムをラミネートし、再度(f)第1加熱工程、(g)第2加熱工程を繰り返すことにより平滑な絶縁樹脂層1cを形成することが可能となる。
【0020】
さらに本発明で用いる内層回路基板について、その有効面積(s)とは、内層回路基板上に設けられた絶縁樹脂層の面積、すなわち絶縁樹脂フィルムを貼ることになる面積であり、パターン面積(x)とは内層回路基板上に設けられた導体回路パターンの面積を、導体回路の厚さ(h)は導体回路パターンの厚みをさす。
【0021】
本発明における絶縁樹脂材料は(A)熱硬化性樹脂を主成分として成る。例えば、エポキシ樹脂、シアネート樹脂類、ビスマレイミド類とジアミンとの付加重合物、フェノール樹脂、レゾール樹脂、イソシアネート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート及びビニル基含有ポリオレフィン化合物等があげられるが、これらに限定されない。これら熱硬化性樹脂の中でも耐熱性、絶縁性等の性能とコストとのバランスからエポキシ樹脂、特に多官能エポキシ樹脂が好ましい。
【0022】
本発明で使用されるエポキシ樹脂は公知のものを用いることができる。例えばフェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルエタン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール型エポキシ樹脂等の芳香族環を含むエポキシ類化合物の水素添加化合物、脂環式エポキシ樹脂やシクロヘキセンオキシドの各種誘導体、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂等の含ハロゲンエポキシ樹脂等があげられ、これらを単独もしくは混合して用いることができる。
【0023】
本発明にて用いられる(B)熱硬化剤は、特に限定されるものではないが、熱硬化性樹脂の選択によってそれに対応する熱硬化剤を選ぶことができる。例えば熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合には、公知のエポキシ樹脂硬化剤を用いることができる。このようなエポキシ樹脂硬化剤として、例えばフェノールノボラック等の多価フェノール類、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホン等のアミン系硬化剤、無水ピロメリット酸、無水トリメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸等の酸無水物硬化剤またはこれらの混合物等が挙げられる。中でも、低吸水性の点からフェノールノボラック等の多価フェノール類の使用が特に好ましい。
【0024】
エポキシ樹脂硬化剤の配合割合は、エポキシ樹脂との組み合わせで任意の割合で使用することができるが、通常は硬化後の樹脂のTgが高くなるようにその配合比が決定される。例えば、エポキシ樹脂硬化剤としてフェノールノボラックを用いる場合は、エポキシ当量と水酸基当量が1:1になるように配合するのが好ましい。
【0025】
本発明における絶縁樹脂材料には機械的、熱的、または電気的性質の改質を目的として公知の無機または有機の(C)フィラーを加えることができる。ファインパターンを形成するためにはこれらのフィラーの平均粒径が小さいもの程好ましく、平均粒径3μm以下のものが使用される。また、その配合比は(A)熱硬化性樹脂の選択によって異なり、絶縁樹脂材料全体に対して5〜40wt%の範囲内であることが好ましい。有機フィラーとしては、エポキシ樹脂粉末、メラミン樹脂粉末、尿素樹脂粉末、グアナミン樹脂粉末、ポリエステル樹脂粉末等を、無機フィラーとしては、シリカ、アルミナ、酸化チタン等を挙げることができる。なかでも、シリカフィラーは誘電率が低いこと、線膨張率が低いこと、表面粗化処理により絶縁性樹脂中から脱離してアンカーを形成しやすいことなどからより適している。
【0026】
本発明にて用いられる(D)熱可塑性樹脂の添加の目的は、特に完全硬化後の絶縁樹脂層の強靱性を向上させるためである。通常エポキシ樹脂は銅とのめっき密着性や耐熱性に優れるが、固くて脆い特性を有しており、冷熱衝撃試験での樹脂クラック等の不具合を生じることがある。本発明によればポリエーテルスルホン、フェノキシ樹脂、ポリイミド等の熱可塑性樹脂を加えることにより、ねばり強く信頼性に優れた絶縁樹脂層を形成することができる。このような(D)熱可塑性樹脂としては、上述した(A)熱硬化性樹脂、(B)熱硬化剤と同一の溶媒に溶解して混合できることが望ましい。また、(D)熱可塑性樹脂の配合比は(A)と(D)の総量からなる全樹脂固形分の10〜40%の範囲であることが好ましい。これは、(D)熱可塑性樹脂の含量が全樹脂固形分の10重量%以下では熱可塑性樹脂による靱性効果があまり得られない傾向があり、また40重量%以上では充分なめっき密着性が得られない傾向にあるためである。
【0027】
本発明における絶縁樹脂フィルムは、所定の溶媒に溶解させた絶縁樹脂材料をロールコーター等で支持体2に塗布した後、乾燥させて半硬化状態とすることで作製することができる。支持体2上に絶縁樹脂材料1を積層し、さらに保護フィルム3を設けた構造を図1に例示する。絶縁樹脂フィルムの支持体2としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のポリオレフィン、PET等のポリエステル、ポリカーボネート、さらには離型紙や銅箔、アルミニウム箔の如き金属箔等、可撓性のあるものが挙げられる。なかでも、価格・耐熱性・寸法安定性等の点においてポリエステル系フィルムを使用することが特に好ましい。支持体の厚みとしては10〜150μmが一般的である。なお、支持体にはマッド処理、エンボス加工の他、離型処理が施してあっても良い。さらに必要に応じて、絶縁樹脂フィルムの支持体が無い面を保護フィルム3で覆い、ロール状に巻き取って保存することもできる。保護フィルム3としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のポリオレフィン、PET等のポリエステル、さらには離型紙等が挙げられる。保護フィルムの厚みとしては10〜100μmが一般的である。また、保護フィルムにはマッド処理、エンボス加工の他、離型処理を施してあっても良い。
【0028】
本発明で述べる絶縁樹脂フィルムの支持体2上に設けられた半硬化状態の絶縁樹脂材料1の厚さとしては、絶縁樹脂層のラミネートから第2加熱工程までの一連の工程を1回だけ行う場合は、内層回路基板の有効面積をs、パターン密度をx、導体回路の厚さをh、絶縁樹脂材料1の厚さをdとすると、
6h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
の範囲内であることが好ましい。これはあまりに絶縁樹脂材料が薄いとパターンが露出して平滑にすることができず、あまりに厚いとラミネート時に埋め込み不良が発生しやすく、また最終的なプリント配線板の厚さが厚くなってしまうためである。
【0029】
また樹脂の流動性が乏しい等の理由により絶縁樹脂層の平滑化が完全に進行せず、第2加熱工程行った絶縁樹脂上にさらに絶縁樹脂フィルムをラミネートする必要がある場合には、1回目のラミネートで使用される絶縁樹脂フィルムの絶縁樹脂材料1の厚さdは、
2h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
の範囲にあることが望ましく、また2回目のラミネートで使用される絶縁樹脂フィルムの絶縁樹脂材料1の厚さdは、
4h≧d≧h
の範囲内であることが好ましい。これは、dをあまりに薄くするとレベリングによる効果が得られにくく、逆に厚くしすぎると最終的なプリント配線板の厚さが厚くなってしまうためである。また、製造コストや手間を考慮すると、d=dであるフィルムを用いることが特に好ましい。
【0030】
本発明における絶縁樹脂層を、ラミネートにより形成する方法としては、減圧下、バッチ式であってもロールでの連続式であってもよく、内層回路基板の両面へ同時に絶縁樹脂フィルムをラミネートするのが好ましい。ラミネート条件は絶縁樹脂材料の熱時溶融粘度、樹脂厚、内層回路基板のパターン面積等により異なるが、一般的に圧着温度が70−200℃、圧着圧力が1〜10kgf/cmであって、20Torr以下の減圧下において良好にラミネートすることができる。絶縁樹脂フィルムに保護フィルム3が設けられている場合にはそれを取り除いてからラミネートを行い、内層回路基板1にラミネート後は、支持体2を取り去り、半硬化状態の絶縁樹脂層1aだけが内層回路基板1上に残るようにする。
【0031】
本発明における2段階の加熱工程とは半硬化状態の絶縁樹脂層をレベリングさせる工程(第1加熱工程)と、半硬化状態の絶縁樹脂層を完全硬化させる工程(第2加熱工程)である。
第1加熱工程でのレベリング段階では、絶縁樹脂材料を完全硬化させたときのTMA測定によるガラス転移温度Tgから、−40℃から−80℃の範囲内で基板を加熱処理することが好ましい。これは、このレベリング段階で硬化反応を進行させてしまうと絶縁樹脂の物性が低下するためである。また、固形エポキシ樹脂の軟化点以上の温度で加熱処理することを考慮した結果である。半硬化状態の絶縁樹脂層1aを完全硬化させる時(第2加熱工程)の条件は、完全硬化後の絶縁樹脂材料のTgをTMAで測定した結果、最もTgが高くなる反応温度と反応時間を選択した。
【0032】
本発明ではめっき密着強度の向上を目的として、多層プリント配線板のめっき前に酸化剤による薬液処理(表面粗化)を行うとよい。本発明で述べる酸化剤による薬液処理としては、絶縁樹脂層表面を酸化剤により化学処理できるものであれば特に限定するものではないが、例えば濃硫酸、クロム酸、アルカリ性過マンガン酸塩等の薬液による処理があげられる。なかでも、作業性・安全性・液管理・公害対策・処理後の樹脂表面状態が優れていることから、アルカリ過マンガン酸塩による処理が特に好ましい。絶縁樹脂層表面を酸化剤で処理することにより、絶縁樹脂の溶解、樹脂中のフィラーの脱離が起こり、表面が粗面化されアンカー効果によりめっきの密着性が向上する。
【0033】
本発明では完全硬化した絶縁樹脂層1c上にめっきにより導体回路パターンの形成を行う。導体回路パターンの形成方法としては、粗面化された絶縁樹脂層上に無電解めっき、さらにパネルめっきを行い導体層を形成、エッチングレジストを形成してエッチングすることによりパターニングを行うサブトラクティブ法、無電解めっき後にめっきレジストを形成してパターンめっきを行い、クイックエッチングによりパターニングを行うセミアディティブ法、めっきレジストを利用して無電解めっきのみで導体層を形成するフルアディティブ法等があげられる。
【0034】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。評価方法は下記によった。
<段差測定>
内層回路基板に100μmピッチのL/Sが形成されている部位の断面観察を測定顕微鏡で行い、JIS−B0601に基づき絶縁樹脂表面の段差Rzを測定した。
<絶縁信頼性試験>
JIS−C5012規格に基づいて作成した試験片を、高度加速寿命試験装置に121℃/85%の条件下で投入して20V・168時間印加し、絶縁抵抗の経時測定を行った。抵抗値が10Ω以下を絶縁不良とし、サンプル16個全てに絶縁不良が発生しなかった場合を「良好」、一つでも絶縁不良が発生した場合を「不良」とした。
<樹脂の染み出し>
ラミネート後(プレスを行う場合にはプレス後)に絶縁樹脂が基材PETよりどの程度染み出しいるのかを測定した。
【0035】
実施例、比較例により調製された絶縁樹脂材料を、完全硬化させた後TMAで測定したTgと、その後の第1加熱工程、第2加熱工程の温度を表1に、また上記試験の結果を表2にまとめた。
【0036】
[実施例1]
(A)熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂成分としてエピコート1001(油化シェルエポキシ社製)90重量部、エピコート828EL(油化シェルエポキシ社製)10重量部、(B)エポキシ樹脂硬化剤としてフェノールノボラック(日本化薬社製)24.6重量部、(D)熱可塑性樹脂としてフェノキシ樹脂(フェノートYP−50、東都化成社製)37.4重量部をシクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒に溶解させた。この溶液に(C)シリカフィラーのAEROSIL RY200(日本アエロジル社製)40.5重量部、硬化触媒の2−エチル−4−メチルイミダゾール(東京化成工業社製)0.32重量部を加え、練り込みロールで分散させた後に攪拌及び脱泡し、絶縁樹脂材料であるワニスを調製した。このワニスを厚さ30μmのPET支持体2上に乾燥後の膜厚が50μmとなるようにロールコーターで塗布し、80℃で10分間乾燥させた。さらに、絶縁樹脂材料1上に、厚さ20μmのポリエチレン保護フィルム3を張り合わせてプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを得た(図1)。この絶縁樹脂材料を完全硬化させた後のTgをTMAにより測定したところ、Tgは165℃であった。
【0037】
このようにして得られた絶縁樹脂フィルム(d=50μm)の保護フィルム3をはがして、導体回路パターン5が形成された内層回路基板4(x/s=52%、h=20μm)(図2(a))に真空ラミネーターを用いて、温度110℃、圧力3kgf/cmで内層回路基板の両面同時にラミネートした。室温まで冷却して支持体2を剥離した後(図2(b))、第1加熱工程として120℃のオーブン中で30分間加熱処理を行い絶縁樹脂層1aをレベリングさせ(図2(c))、続いて第2加熱工程として170℃のオーブン中で30分間加熱して絶縁樹脂層1bを硬化させた(図2(d))。この後、所定のφ0.10mmビアホール部にUV−YAGレーザーで穴開けを行った後、アルカリ性過マンガン酸塩による表面粗化、サブトラクティブ法による導体回路パターンの形成を行った。以上の工程を2回繰り返すことでビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0038】
[実施例2]
(A)熱可塑性樹脂であるエポキシ樹脂成分としてエピクロンN673(大日本インキ化学社製)90重量部、エピコート828EL(油化シェルエポキシ社製)10重量部、(B)エポキシ樹脂硬化剤としてフェノール樹脂(日本化薬社製)50重量部、(D)熱可塑性樹脂としてフェノキシ樹脂(フェノートYP−50、東都化成社製)64.3重量部をメチルエチルケトンとシクロヘキサノンの混合溶媒に溶解させた。この溶液に(C)シリカフィラー(アドマファインSO−C1、アドマテックス社製)53.6重量部、硬化触媒(2−エチル−4−メチルイミダゾール、東京化成工業社製)0.214重量部を加え、練り込みロールで分散させた後に攪拌及び脱泡し、絶縁樹脂材料であるワニスを調製した。このワニスを厚さ30μmのPET支持体上2に乾燥後の膜厚が50μmとなるようにロールコーターで塗布し、80℃で10分間乾燥させた。さらに、絶縁樹脂材料1上に厚さ20μmのポリエチレン保護フィルム3を張り合わせてプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを得た(図1)。この絶縁樹脂材料を完全硬化させた後のTgをTMAにより測定したところ、Tgは173℃であった。
【0039】
こうして作成したプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを用い、導体回路パターン5をセミアディティブ法で形成したこと以外は実施例1と同様にしてビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0040】
[実施例3]
(A)熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂成分としてEPPN−502H(日本化薬社製)90重量部、エピコート828EL(油化シェルエポキシ社製)10重量部、(B)エポキシ樹脂硬化剤としてカヤハードNHN(日本化薬社製)99.4重量部、(D)熱可塑性樹脂としてポリエーテルスルホン(スミカエクセル5003P、住友化学工業社製)59.8重量部を4−ブチロラクトンとN−メチル−2−ピロリドンの混合溶媒に溶解させた。この溶液に(C)シリカフィラーのアドマファインSO−C1(アドマテックス社製)77.8重量部、硬化触媒の2−エチル−4−メチルイミダゾール(東京化成工業社製)0.78重量部を加え、練り込みロールで分散させた後に攪拌及び脱泡し、絶縁樹脂材料であるワニスを調製した。このワニスを厚さ30μmのPET支持体2上に乾燥後の膜厚が25μmとなるようにロールコーターで塗布し、80℃で10分間乾燥させた。さらに、絶縁樹脂材料1上に、厚さ20μmのポリエチレン保護フィルム3を張り合わせてプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを得た(図1)。この絶縁樹脂材料を完全硬化させた後のTgをTMAにより測定したところ、Tgは187℃であった。
【0041】
このようにして得られた絶縁樹脂フィルム(d=d=25μm)の保護フィルム3をはがして、導体回路パターン5が形成された内層回路基板4(x/s=45%、h=18μm)(図3(a))に真空ラミネーターを用いて、温度110℃、圧力3kgf/cmで内層回路基板の両面同時にラミネートした。室温まで冷却して支持体2を剥離した後(図3(b))、第1加熱工程として120℃のオーブン中で30分間加熱処理を行い絶縁樹脂層1aをレベリングさせ(図3(c))、続いて第2加熱工程として180℃のオーブン中で30分間加熱して絶縁樹脂層1bを硬化させた(図3(d))。さらに硬化した絶縁樹脂層1c上に再度絶縁樹脂フィルムを同一の条件でラミネート・レベリング・硬化させて厚さ約40μmの絶縁樹脂層を形成した(図3(e)〜(g))。この後、所定のφ0.10mmビアホール部にUV−YAGレーザーで穴開けを行った後、アルカリ性過マンガン酸塩による表面粗化、サブトラクティブ法による導体回路パターンの形成を行った。以上の工程を2回繰り返すことによりビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0042】
[実施例4]
(A)熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂成分としてエポトートYDCN−703(東都化成社製)90重量部、エポトートYD−128(東都化成社製)10重量部、(B)エポキシ樹脂硬化剤としてフェノールノボラック(日本化薬社製)53.3重量部、(D)熱可塑性樹脂としてポリエーテルイミド(ウルテム1000、GEプラスチックス社製)38.4重量部をジメチルアセトアミドに溶解させた。この溶液に(C)シリカフィラーのAEROSIL RY200(日本アエロジル社製)57.5重量部、硬化触媒の2−エチル−4−メチルイミダゾール(東京化成工業社製)0.38重量部を加え、練り込みロールで分散させた後に攪拌及び脱泡し、絶縁樹脂材料であるワニスを調製した。このワニスを厚さ30μmのPET支持体2上に乾燥後の膜厚が25μmとなるようにロールコーターで塗布し、80℃で10分間乾燥させた。さらに、絶縁樹脂材料1上に、厚さ20μmのポリエチレン保護フィルム3を張り合わせてプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを得た。この絶縁樹脂材料を完全硬化させた後のTgをTMAにより測定したところ、Tgは175℃であった。
【0043】
こうして作成したプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを用い、導体回路パターン5をセミアディティブ法で形成したこと以外は実施例1と同様にしてビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0044】
[比較例1]
実施例1で作成したプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを使用し、第1加熱工程である120℃、30分のレベリングベークをせずに第2加熱工程のみを行った他は、実施例1と同様にしてビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0045】
[比較例2]
実施例3で作成したプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを使用し、第1加熱工程を行わずに第2加熱工程を行い、その後ベルトサンダー研磨を行った他は、実施例3と同様にしてビルドアップ2層プリント配線板を製造した。
【0046】
[比較例3]
実施例3で作成したプリント配線板用絶縁樹脂フィルムを用い、第1加熱工程を行う代わりに圧力10kgf/cm、温度120℃で加熱・加圧プレスを行った他は、実施例3と同様にしてビルドアップ2層プリント配線板の製造を試みたが、プレス時の樹脂の染み出しがひどく途中で断念せざるを得なくなった。
【0047】
【表1】
Figure 2004134693
【0048】
【表2】
Figure 2004134693
【0049】
【発明の効果】
本発明の多層プリント配線板製造方法によれば、内層回路基板への絶縁樹脂のラミネート後に、半硬化状態の絶縁樹脂層をレベリングさせる段階と硬化させる段階の2段階の加熱工程を行うことで、研磨・プレス等の工程無しで容易に表面平滑性と板厚精度に優れた多層プリント配線板を製造することができる。また、絶縁樹脂材料に熱可塑性樹脂を加えることで、硬化後の絶縁樹脂層をねばり強くクラック等の発生のないものとすることができる。本発明によれば、多層プリント配線板の製造時に必要であった研磨・プレス等の工程が必要でなくなるため、クラックが原因による絶縁不良の低下、及び製造コストの削減ができ、信頼性に優れた基板を安価に提供することが可能となる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絶縁樹脂フィルムの一例の断面図である。
【図2】本発明の多層プリント配線板の製造工程の一例を表した説明図である。
【図3】本発明の多層プリント配線板の製造工程の一例を表した説明図である。
【符号の説明】
1 …絶縁樹脂材料
1a…半硬化状態の絶縁樹脂層
1b…レベリング後の絶縁樹脂層
1c…完全硬化後の絶縁樹脂層
2 …支持体
3 …保護フィルム
4 …内層回路基板
5 …導体回路パターン

Claims (8)

  1. 導体回路パターンが形成された内層回路基板に絶縁樹脂層を積層してなる多層プリント配線板の製造工程において、前記絶縁樹脂層は、支持体上に半硬化状態の絶縁樹脂材料を積層し内層回路基板上にラミネートした後、前記支持体を剥離し、少なくとも、前記半硬化状態の絶縁樹脂層をレベリングする第1加熱工程と、完全硬化させる第2加熱工程とを経て形成させたことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 前記第一加熱工程を、完全に熱硬化させた前記絶縁樹脂材料の、熱機械測定によるガラス転移温度に比べて、マイナス40℃からマイナス80℃の範囲内で行うことを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  3. 前記支持体上に積層した絶縁樹脂材料の厚さdが、前記内層回路基板の有効面積をs、パターン面積をx、導体回路の厚さをhとした場合、
    6h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
    の範囲内にあることを特徴とする請求項1または2に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  4. 請求項1に記載の、内層回路基板への絶縁樹脂材料のラミネートから第2加熱工程までの一連の工程を、2回行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  5. 前記内層回路基板の有効面積をs、パターン面積をx、導体回路の厚さをhとした場合、1回目にラミネートされる支持体上に積層された絶縁樹脂材料の厚さdが、
    2h+h(1−x/s)≧d≧h+h(1−x/s)
    の範囲内であり、かつ、2回目にラミネートされる支持体上に積層された絶縁樹脂材料の厚さdが、
    4h≧d≧h
    の範囲内にあることを特徴とする請求項4に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  6. 前記絶縁樹脂材料は、少なくとも(A)熱硬化性樹脂、(B)熱硬化剤、(C)フィラー、(D)熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  7. 前記(D)熱可塑性樹脂が、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、フェノキシ樹脂のいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  8. 前記(A)熱硬化性樹脂の軟化点以上の温度で第1加熱工程を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の多層プリント配線板の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009158525A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd キャリア材料付き絶縁樹脂層
CN101418201B (zh) * 2007-10-26 2012-05-23 比亚迪股份有限公司 一种用于柔性线路板的胶粘剂组合物
TWI405805B (zh) * 2006-10-06 2013-08-21 Sumitomo Bakelite Co 樹脂組成物,附有基材之絕緣片,預浸體,多層印刷佈線板及半導體裝置
JP2016115713A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 日本ゼオン株式会社 多層プリント配線板の製造方法

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